JPH08312679A - 電磁クラッチ - Google Patents

電磁クラッチ

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JPH08312679A
JPH08312679A JP7121807A JP12180795A JPH08312679A JP H08312679 A JPH08312679 A JP H08312679A JP 7121807 A JP7121807 A JP 7121807A JP 12180795 A JP12180795 A JP 12180795A JP H08312679 A JPH08312679 A JP H08312679A
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movable core
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clutch
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return spring
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Masatoshi Owa
昌俊 大輪
Haruo Sugai
春夫 菅井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 静音化を図る。 【構成】 入力側のクラッチプレート10と、出力側の
出力軸18と、出力軸18に設けたスプライン部19に
軸方向摺動自在に係合している可動コア14と、可動コ
ア14をクラッチプレート10に吸着させる磁力を発生
させるコイル13と、クラッチプレート10から可動コ
ア14を離す復帰ばね15とからなる電磁クラッチであ
る。復帰ばね15と可動コア14との間に弾性を有する
シート3を介在させる。弾性を有して可動コアに接して
いるシート3によるダンピング効果で音の低減を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電磁クラッチに関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】椅子の背もたれやベッド内に組み込まれ
る自走式のマッサージ機では、マッサージ用の出力のほ
かに、走行用の出力が必要である。また、強弱調整、マ
ッサージ位置の幅方向調整、マッサージ種別の変更等を
可能とする多機能化にあたり、これらも電動で行うこと
ができるようにしたものが提供されている。
【0003】この場合、複数機能を同時に作動させる必
要があまり無いことやコストの低減といった点から、単
一のモータと上記の各機能部との間にクラッチを介在さ
せてクラッチを通じて各機能部にモータ出力を伝達する
ようにしている。一例を図7に示す。椅子の背もたれ内
に上下走行自在となるように配される図示のマッサージ
機構は、モータ6の出力軸の両端にプーリ60,60を
設けて、ベルト61,61によってプーリ62,62に
動力を伝達するとともに、プーリ62,62からさらに
ベルト63,63によってプーリ64,64に、さらに
プーリ64からベルト65を介してプーリ66に動力を
伝えるとともに、プーリ62,62,64,64,66
に夫々電磁クラッチ1を接続して、各電磁クラッチ1の
入切により、マッサージ、上下走行、幅調整、強弱調
整、マッサージ種別の変更の各機能部への動力伝達を制
御している。
【0004】そして、ここにおける電磁クラッチ1とし
ては、図8に示すように、プーリと一体に形成されたク
ラッチプレート10と、ヨーク11,12、コイル1
3、可動コア14、復帰ばね15で構成されるととも
に、出力軸18に設けたスプライン部19に可動コア1
4が軸方向に摺動自在に係合装着されたものが用いられ
ている。この電磁クラッチ1では、コイル13への通電
でヨーク11、クラッチプレート10、可動コア14、
ヨーク12を通る磁界が形成された時、図9に示すよう
に、可動コア14がクラッチプレート10に吸着されて
モータからの回転がベルトを介して伝えられることで回
転しているプーリ(クラッチプレート10)の回転が可
動コア14を通じて出力軸18に伝達され、コイル13
への通電が遮断されたならば、復帰ばね15によって可
動コア14がクラッチプレート10から離れ、出力軸1
8に対してクラッチプレート10のみが回転する図8に
示す状態に戻る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ここにおいて、上記タ
イプの電磁クラッチ1では、コイル13を励磁させるこ
とでクラッチプレート10に可動コア14を吸着させた
時に衝突音が発生するほか、出力軸18とクラッチプレ
ート10(プーリ)とこの間に介在させた軸受17の3
者の間に隙間がある場合、プーリにかけられたベルトの
テンションによって、図10に示すように、クラッチプ
レート10に傾きが生ずることがある。この時、クラッ
チプレート10に吸着された可動コア14は、出力軸1
8のスプライン部19との間のクリアランスにより、ク
ラッチプレート10と同じ傾きを持つとともに、その回
転につれてスプライン部19との接触位置が軸方向にお
いて変動することになる。このような噛み合い状態の変
化は、異音を発生させる。
【0006】本発明はこのような点に鑑み為されたもの
であり、その目的とするところは静音化を図ったクラッ
チを提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】しかして本発明は、入力
側のクラッチプレートと、出力側の出力軸と、出力軸に
設けられたスプライン部に軸方向摺動自在に係合してい
る可動コアと、可動コアをクラッチプレートに吸着させ
る磁力を発生させるコイルと、クラッチプレートから可
動コアを離す復帰ばねとからなる電磁クラッチであっ
て、復帰ばねと可動コアとの間に弾性を有するシートを
介在させていることに特徴を有している。ここにおける
シートは可動コアにおけるクラッチプレートへの吸着面
よりもクラッチプレート側に突出する突出部を備えたも
のであってもよい。
【0008】また本発明は可動コアにおけるスプライン
部との係合部とスプライン部とのうちの一方が樹脂で形
成されていることに他の特徴を有しており、更に本発明
は可動コアとクラッチプレートとの相互吸着面のうちの
少なくとも一方が軸に対して斜交する傾斜面となってい
ることに別の特徴を有している。
【0009】
【作用】本発明の第1の特徴とするところによれば、弾
性を有して可動コアに接しているシートによるダンピン
グ効果で音の低減を図ることができる。この時、可動コ
アにおけるクラッチプレートへの吸着面よりもクラッチ
プレート側に突出する突出部をシートに設けておけば、
可動コアとクラッチプレートとの衝突音の低減について
高い効果を得ることができる。
【0010】また、可動コアにおけるスプライン部との
係合部とスプライン部とのうちの一方を樹脂で形成した
ことを特徴とするものでは、金属と樹脂との噛み合いと
なるために、異音の発生そのものを抑制することができ
る。更に可動コアとクラッチプレートとの相互吸着面の
うちの少なくとも一方が軸に対して斜交する傾斜面とな
っていることに特徴を有するものでは、可動コアと出力
軸のスプライン部との間のクリアランスに基づくがたつ
きを無くすことができるために、やはり異音の発生その
ものを抑制することができる。
【0011】
【実施例】以下本発明を図示の実施例に基づいて詳述す
る。なお、電磁クラッチ1の構造自体は上記従来例のも
のと同じであることから、異なる部分についてのみ説明
する。図1に示す実施例では、可動コア14における皿
ばねで形成された復帰ばね15が接する面に弾性を有す
るシート3を配して、このシート3を復帰ばね15と可
動コア14との間に介在させている。このシート3は、
可動コア14とスプライン部19との噛み合い音や可動
コア14とクラッチプレート10との衝突音を和らげる
ダンピング効果により、静音化を図ることができる。
【0012】上記の弾性を有するシート3として、図2
及び図3に示すように複数個の突出部30が突設された
ものを用いるとともに、この突出部30の頂部が可動コ
ア14におけるクラッチプレート10への吸着面よりも
クラッチプレート10側に突出しているものを用いた時
には、可動コア14とクラッチプレート10との衝突音
の低減について、さらに高い効果を有するものとなる。
【0013】図4及び図5に示すように、金属からなる
可動コア14のスプラインが形成された内周面に樹脂材
33を被覆して、金属であるスプライン部19が樹脂部
33に噛み合うようにしてもよい。可動コア14とスプ
ライン部19との噛み合い部での異音の発生そのものを
抑制することができる。スプライン部19側を樹脂成形
品としてもよい。
【0014】図6に他の実施例を示す。ここではクラッ
チプレート10と可動コア14との相互吸着面のうちの
少なくとも一方を軸に対して斜交する傾斜面とし、クラ
ッチプレート10に可動コア14が吸着された時に可動
コア14が少し傾いてしまうようにしている。この場合
の可動コア14の傾きは、図10で示した場合の傾きと
異なって出力軸18に対して一定の状態を保つものであ
り、可動コア14とスプライン部19との接触点が回転
によって軸方向に変動したりすることがなく、このため
に異音が発生することはない。
【0015】なお、入力側と出力側については、電磁ク
ラッチ1においては相対的なものであるから、出力軸1
8を入力側、クラッチプレート10が出力側のものであ
ってもよい。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明においては、弾性を
有して可動コアに接しているシートによるダンピング効
果によって、発生した音を低減することができるため
に、静音化を図ることができる。そして上記シートとし
て、可動コアにおけるクラッチプレートへの吸着面より
もクラッチプレート側に突出する突出部をシートに設け
ておけば、クラッチプレートに可動コアが吸着する時、
シートの突出部が先にクラッチプレートに接触するため
に、可動コアとクラッチプレートとの衝突音を抑制する
ことができる。
【0017】また、可動コアにおけるスプライン部との
係合部とスプライン部とのうちの一方を樹脂で形成した
ことを特徴とするものでは、噛み合い部が金属同士では
なく、金属と樹脂との噛み合いとなるために、異音の発
生そのものを抑制することができ、静音化を図ることが
できる。更に可動コアとクラッチプレートとの相互吸着
面のうちの少なくとも一方が軸に対して斜交する傾斜面
となっていることに特徴を有するものでは、つまりは可
動コアがクラッチプレートに吸着された時、可動コアが
傾くようにした場合、可動コアと出力軸のスプライン部
との間のクリアランスに基づくがたつきを無くすことが
でき、異音の発生そのものを抑制することができるため
に、静音化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明一実施例の接続時の断面図である。
【図2】同上のシートの他例を示すもので、(a)は平面
図、(b)は破断側面図である。
【図3】同上のシートを用いた場合の非接続時の断面図
である。
【図4】他の実施例における可動コアを示すもので、
(a)は平面図、(b)は断面図である。
【図5】同上の可動コアの樹脂部の平面図である。
【図6】別の実施例の接続時の断面図である。
【図7】電磁クラッチを備えたマッサージ機の一例の背
面図である。
【図8】同上の電磁クラッチの非接続時の断面図であ
る。
【図9】同上の電磁クラッチの接続時の断面図である。
【図10】同上の異音発生時を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 電磁クラッチ 3 シート 10 クラッチプレート 13 コイル 14 可動コア 15 復帰ばね 18 出力軸 19 スプライン部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力側のクラッチプレートと、出力側の
    出力軸と、出力軸に設けられたスプライン部に軸方向摺
    動自在に係合している可動コアと、可動コアをクラッチ
    プレートに吸着させる磁力を発生させるコイルと、クラ
    ッチプレートから可動コアを離す復帰ばねとからなる電
    磁クラッチであって、復帰ばねと可動コアとの間に弾性
    を有するシートを介在させていることを特徴とする電磁
    クラッチ。
  2. 【請求項2】 シートは可動コアにおけるクラッチプレ
    ートへの吸着面よりもクラッチプレート側に突出する突
    出部を備えたものであることを特徴とする請求項1記載
    の電磁クラッチ。
  3. 【請求項3】 入力側のクラッチプレートと、出力側の
    出力軸と、出力軸に設けられたスプライン部に軸方向摺
    動自在に係合している可動コアと、可動コアをクラッチ
    プレートに吸着させる磁力を発生させるコイルと、クラ
    ッチプレートから可動コアを離す復帰ばねとからなる電
    磁クラッチであって、可動コアにおけるスプライン部と
    の係合部とスプライン部とのうちの一方が樹脂で形成さ
    れていることを特徴とする電磁クラッチ。
  4. 【請求項4】 入力側のクラッチプレートと、出力側の
    出力軸と、出力軸に設けられたスプライン部に軸方向摺
    動自在に係合している可動コアと、可動コアをクラッチ
    プレートに吸着させる磁力を発生させるコイルと、クラ
    ッチプレートから可動コアを離す復帰ばねとからなる電
    磁クラッチであって、可動コアとクラッチプレートとの
    相互吸着面のうちの少なくとも一方が軸に対して斜交す
    る傾斜面となっていることを特徴とする電磁クラッチ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS523953A (en) * 1975-06-24 1977-01-12 Koyo Seiko Co Ltd Device for connecting a drive shaft and a drive transmitting member
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