JPH08314959A - 情報検索装置 - Google Patents

情報検索装置

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JPH08314959A
JPH08314959A JP7119601A JP11960195A JPH08314959A JP H08314959 A JPH08314959 A JP H08314959A JP 7119601 A JP7119601 A JP 7119601A JP 11960195 A JP11960195 A JP 11960195A JP H08314959 A JPH08314959 A JP H08314959A
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JP
Japan
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data
degree
satisfaction
search condition
search
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Application number
JP7119601A
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English (en)
Inventor
Shunichi Ota
俊一 太田
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 あいまいな検索条件により求めた検索結果の
満足度の差が小さい場合でも検索者の意思決定を効果的
に支援できる情報検索装置を提供する。 【構成】 問い合わせ条件入力手段21から設定された
あいまいな検索条件に対して満足度の高いデータを所定
数抽出する。注目条件指定手段27はあいまいな検索条
件の変更を行い、注目満足度算出手段28は先に抽出し
た所定数のデータについてだけ変更後の検索条件による
満足度を求める。検索結果出力手段は、変更前と変更後
の検索条件による満足度の双方を最初に抽出された所定
数のデータについて表示する。検索条件を変更しても、
最初に抽出したデータに無い新たなデータが出現しない
ので、検索条件を種々変更して検索意図に最も合致する
データを容易に選択することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、あいまいな問い合わせ
条件によって情報の検索を行う情報検索装置に係わり、
特に検索された複数の情報の中から最適なものを容易に
選択できる情報検索装置に関する。
【0002】
【従来の技術】情報検索装置では、目的とする情報を捜
し出すために、幾つかの検索条件が入力される。たとえ
ば、住宅情報のデータベースを検索するとき、従来は
「駅から10分以内」とか、「家賃が5万円以下」のよ
うな具体的かつ数量的な値が検索条件として設定され
る。この場合、駅から11分の物件は、駅から10分と
大きな差が無いにも係わらず検索結果から排除されてし
まう。また、駅から10分の物件も、駅から1分の物件
も検索結果としては同等に扱われてしまう。このため、
検索条件の設定が難しいとともに、検索結果の中から最
適な情報を選ぶために検索者にかかる負担が大きいとい
う問題があった。
【0003】そこで、具体的な検索条件に代えて、あい
まいな条件を設定することのできる情報検索装置が注目
されている。このような情報検索装置では、「駅から1
0分以内」の代わりに「駅から近い」という検索条件
を、また「家賃が5万円以下」の代わりに「家賃が安
い」などのあいまいな条件を設定することができる。
【0004】図15は、従来から用いられているあいま
いな検索条件で情報の検索を行う情報検索装置の構成を
表わしたものである。あいまいな検索条件を具体的な検
索条件と区別するために、以後、あいまいな検索条件を
問い合わせ条件と呼ぶことにする。問い合わせ条件は、
問い合わせ条件入力手段101から設定される。問い合
わせ条件は複数同時に指定でき、それらの間に“アン
ド”や“オア”の条件を設定することができる。検索の
対象となるデータは、データベース102に記憶されて
いる。一致度算出手段103は、データベースに格納さ
れている各データがそれぞれの問い合わせ条件に一致す
る度合いえお表わす一致度を算出する部分である。たと
えば、3つの問い合わせ条件を設定した場合には、各デ
ータについて3つの一致度が個別に算出される。
【0005】満足度算出手段104は、各一致度を基
に、それぞれのデータが問い合わせ条件全体を満足する
度合いを求める部分である。検索結果抽出手段105
は、満足度算出手段104の求めた満足度を基にしてデ
ータベースの中から検索結果として出力すべきデータを
抽出する部分である。検索結果抽出手段105は、たと
えば、検索結果として出力すべきデータの総数や、出力
すべきデータとして最低限要求される満足度の大きさを
基にしてデータの抽出を行うようになっている。検索結
果出力手段106は、検索結果抽出手段105によって
抽出された検索結果を、その満足度の大きい順に表示す
る部分である。
【0006】データベースが住宅情報にデータであると
すると、各物件のデータには、駅からの所要時間が具体
的な数値として登録されている。一致度算出手段103
は、この具体的な数値を、問い合わせ条件に対する一致
度に変換する機能を備えている。メンバーシップ関数と
呼ばれる関数によって所要時間を0〜1の数値に写像す
ることで一致度への変換が行われる。
【0007】図4は、「駅から近い」についてのメンバ
ーシップ関数の一例を表わしたものである。駅からの所
要時間が短いほど、「駅から近い」の問い合わせ条件を
満足するので、一致度は“1”に近づく。逆に駅からの
所要時間が長くなれば、一致度は“0”に近づく。この
例では、20分以上の場合には、一致度は全て“0”に
なっている。このように、メンバーシップ関数は、駅か
らの所要時間のように具体的な数値データを、「駅から
近い」などの抽象的な問い合わせに対する一致度に変換
する関数である。
【0008】満足度算出手段104は、一致度算出手段
103によって求めた個々の問い合わせ条件に対する一
致度を基にして、設定された問い合わせ条件全体に対す
る満足度を求める。たとえば、「駅から近い」、「家賃
が安い」という条件に対するある物件の一致度が、それ
ぞれ、“0.84”と“0.72”の場合、これらを足
して2で割った値を満足度として求めるようになってい
る。検索結果抽出手段105は、満足度が“0.5”以
上かつ上位から5件のデータを出力するように出力条件
が設定されていると、算出された満足度を基にこの出力
条件に合致するデータを抽出する。そして、満足度の大
きい順に検索されたデータが表示されるようになってい
る。
【0009】特開平3−260769号公報には、各問
い合わせ条件に対する一致度にそれぞれ重み付けを施し
た後、これらを基に問い合わせ条件全体に対する満足度
を求める情報検索装置が開示されている。各問い合わせ
条件に重み付けをすることで、検索者の意図により一層
近接い検索条件を設定することができる。
【0010】また特開平3−80369号公報には、問
い合わせ条件に対する検索結果を満足度の大小順に分類
し、検索結果としてその概略を表示してから、個別の詳
細な結果を表示する情報検索装置が開示されている。こ
の装置では、検索結果の満足度の分布状況などを、図式
的に表わすようになっている。このような概略の表示に
より、情報の段階的な絞り込みや、初期段階における検
索者の意思決定を支援するようになっている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来から使用されてい
るあいまいな検索条件を基にして検索を行う情報検索装
置では、検索結果をその満足度の大きい順に表示するよ
うになっているので、満足度の高い情報を容易に把握す
ることができる。また、特開平3−260769号公報
に開示された情報検索装置では、問い合わせ条件に重み
付けを行うことができるので、検索者の意図により合致
したデータを抽出することができる。しかしながら、上
位から数個のデータの満足度が同じか、あるいはその差
が極めて少ない場合には、どのデータを最終的に選択す
べきかの意思決定が難しい。
【0012】特開平3−80369号公報に開示された
情報検索装置では、問い合わせ結果の概略が表示される
ので、初期の絞り込み段階での意思決定を支援すること
ができる。しかしながら、最終的にデータを1つに絞り
込む段階において検索結果の満足度の差が少ないとき
は、どのデータを最終的に選択すべきかの意思決定を行
うことが難しい。このような場合、従来の情報検索装置
では検索条件を変更してデータベース全体に対して再度
の検索を行うので、前回の検索で抽出されていないデー
タが新たに検索結果として出現することがある。また、
検索条件を変更して行った複数の検索の結果を総合的に
判断しなければならない。このため、最終的な意思決定
をすることが難しくなったり、検索に要する時間が長く
かかってしまうという問題がある。
【0013】そこで本発明の目的は、検索結果の満足度
の差が小さい場合でも検索者の意思決定を効果的に支援
することのできる情報検索装置を提供することにある。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明で
は、検索の対象となる複数のデータを記憶するデータ記
憶手段と、任意数のあいまいな検索条件を指定するため
の検索条件指定手段と、この検索条件指定手段によって
指定された検索条件を満足する度合いを表わす満足度を
データ記憶手段に記憶されたそれぞれのデータについて
求める満足度算出手段と、この満足度算出手段によって
算出された満足度を基にデータ記憶手段に記憶されてい
るデータの中から所定数のデータを選択するデータ選択
手段と、検索条件指定手段によって指定された検索条件
を変更するための検索条件変更手段と、データ選択手段
によって選択されたデータについてこの検索条件変更手
段により変更された後の検索条件の満足度を求める変更
満足度算出手段とを情報検索装置に具備させている。
【0015】すなわち請求項1記載の発明では、最初の
検索条件により求めた満足度を基に選択した所定数のデ
ータに対してだけ変更後の検索条件での満足度を求めた
ので、検索条件を変更しても新たなデータが検索結果に
現れない。
【0016】請求項2記載の発明では、検索の対象とな
る複数のデータを記憶するデータ記憶手段と、任意数の
あいまいな検索条件を指定するための検索条件指定手段
と、この検索条件指定手段によって指定された検索条件
を満足する度合いを表わす満足度をデータ記憶手段に記
憶されたそれぞれのデータについて求める満足度算出手
段と、この満足度算出手段によって算出された満足度を
基にデータ記憶手段に記憶されているデータの中から所
定数のデータを選択するデータ選択手段と、検索条件指
定手段によって指定された検索条件を変更するための検
索条件変更手段と、データ選択手段によって選択された
データについてこの検索条件変更手段により変更された
後の検索条件の満足度を求める変更満足度算出手段と、
データ選択手段によって選択された所定数のデータにつ
いて満足度算出手段の算出した満足度とこの変更満足度
算出手段の算出した満足度とを併せて表示する表示手段
とを情報検索装置に具備させている。
【0017】すなわち請求項2記載の発明では、最初の
検索条件により求めた満足度を基に選択した所定数のデ
ータに対してだけ変更後の検索条件での満足度を求めた
ので、検索条件を変更しても新たなデータが検索結果に
現れない。また、初回の検索条件による満足度と変更後
の検索条件による満足度とが併せて表示されるので、満
足度の変化を容易に認識することができる。
【0018】請求項3記載の発明では、検索の対象とな
る複数のデータを記憶するデータ記憶手段と、任意数の
あいまいな検索条件を指定するための検索条件指定手段
と、この検索条件指定手段によって指定された検索条件
を満足する度合いを表わす満足度をデータ記憶手段に記
憶されたそれぞれのデータについて求める満足度算出手
段と、この満足度算出手段によって算出された満足度を
基にデータ記憶手段に記憶されているデータの中から所
定数のデータを選択するデータ選択手段と、検索条件指
定手段によって指定された検索条件を変更するための検
索条件変更手段と、データ選択手段によって選択された
データについてこの検索条件変更手段により変更された
後の検索条件の満足度を求める変更満足度算出手段と、
満足度の大きさの順位ごとに互いに異なる表示型式でデ
ータ選択手段の選択した所定数のデータについて満足度
算出手段の算出した満足度とこの変更満足度算出手段の
算出した満足度とを併せて表示する表示手段とを情報検
索装置に具備させている。
【0019】すなわち請求項3記載の発明では、満足度
の順位に応じてこれを表示する表現型式を異ならせてい
る。たとえば、満足度に大きいものほど、高い濃度で満
足度を表示したり、満足度の順に色を代えて表示する。
これにより、検索条件の変更の前後における各データの
満足度の順位の変化を容易に把握することができる。
【0020】請求項4記載の発明では、検索の対象とな
る複数のデータを記憶するデータ記憶手段と、複数のあ
いまいな検索条件を組み合わせた複合検索条件を指定す
るための検索条件指定手段と、この検索条件指定手段に
よって指定された個々のあいまいな検索条件に一致する
度合いを表わす一致度をデータ記憶手段に記憶されたそ
れぞれのデータについて求める一致度算出手段と、この
一致度算出手段によって求めたあいまいな検索条件につ
いての一致度を基にして複合検索条件を満足する度合い
を表わす満足度をデータ記憶手段に記憶されたそれぞれ
のデータについて求める満足度算出手段と、この満足度
算出手段によって算出された満足度を基にデータ記憶手
段に記憶されているデータの中から所定数のデータを選
択するデータ選択手段と、一致度算出手段により求めた
一致度の中でこのデータ選択手段によって選択されたデ
ータについての一致度を記憶する一致度記憶手段と、検
索条件指定手段で指定した複数のあいまいな検索条件の
中で他よりも注目すべき任意数のあいまいな検索条件を
選択しこれらを組み合わせた注目複合検索条件を指定す
るための注目検索条件指定手段と、一致度記憶手段に記
憶されている一致度を基にしてこの注目検索条件指定手
段により指定された注目複合検索条件での満足度をデー
タ選択手段により選択されたデータについて求める注目
満足度算出手段とを情報検索装置に具備させている。
【0021】すなわち請求項4記載の発明では、複合検
索条件により抽出されたデータについての一致度を記憶
しておく。あいまいな検索条件の中で他よりも注目すべ
きものを選択して注目複合検索条件を指定し、記憶して
おいた一致度を基にして最初に抽出されたデータについ
て注目複合条件での満足度を求めている。あいまいな検
索条件の数を減らしても最初に抽出されたデータについ
てだけ変更後の条件での満足度を求めたので、最初の検
索で得られたデータの中でから検索者の意図に沿うもの
を容易に見い出すことができる。
【0022】請求項5記載の発明では、検索の対象とな
る複数のデータを記憶するデータ記憶手段と、複数のあ
いまいな検索条件に重み付けしてこれらを組み合わせた
複合検索条件を指定するための検索条件指定手段と、こ
の検索条件指定手段によって指定された個々のあいまい
な検索条件に一致する度合いを表わす一致度をデータ記
憶手段に記憶されたそれぞれのデータについて求める一
致度算出手段と、この一致度算出手段によって求めたあ
いまいな検索条件についての一致度にそれぞれ重み付け
を施して複合検索条件を満足する度合いを表わす満足度
をデータ記憶手段に記憶されたそれぞれのデータについ
て求める第1の満足度算出手段と、この第1の満足度算
出手段によって算出された満足度を基にデータ記憶手段
に記憶されているデータの中から所定数のデータを選択
するデータ選択手段と、一致度算出手段により求めた一
致度の中でこのデータ選択手段によって選択されたデー
タについての一致度を記憶する一致度記憶手段と、検索
条件指定手段により指定された重み付けを変更する重み
付け変更手段と、一致度記憶手段に記憶されている一致
度にこの重み付け変更手段により変更された後の重み付
けを施して複合検索条件での満足度をデータ選択手段に
より選択されたデータについて求める第2の満足度算出
手段とを情報検索装置に具備させている。
【0023】すなわち請求項5記載の発明では、複合検
索条件により抽出されたデータについて重み付けを施す
前の一致度を記憶している。そして記憶しておいた一致
度に変更後の重み付けを施した複合検索条件での満足度
を最初に抽出されたデータについて求めている。
【0024】
【実施例】以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
【0025】図1は、本発明の一実施例における情報検
索装置の構成の概要を表わしたものである。この情報検
索装置は各種処理を行う際に中枢的な働きをするCPU
11を備えている。CPU11には、データバスなどの
各種バス12を通じて各種回路装置が接続されている。
このうち、ROM(リード・オンリ・メモリ)13は、
プログラムのほか各種固定的データを格納する読み出し
専用メモリである。RAM(ランダム・アクセス・メモ
リ)14は、プログラムを実行する上で一時的に記憶す
る必要のあるデータを格納するメモリである。磁気ディ
スク装置15は、検索の対象となるデータや各種のデー
タを蓄積する記憶装置である。キーボード16およびマ
ウス17は、問い合わせ条件など検索者からの各種指示
を入力するための入力装置である。表示装置18は、検
索結果や各種情報を表示するための装置であり、ここで
はCRTディスプレイを用いている。
【0026】図2は、本発明の一実施例における情報検
索装置の機能的構成の概要を表わしたものである。問い
合わせ条件入力手段21は、問い合わせ条件を入力する
ための回路部分である。データベース22は、検索の対
象となるデータを格納する部分である。一致度算出手段
23は、入力された問い合わせ条件に各データが一致す
る度合いを、問い合わせ条件ごとに求める機能を備えて
いる。満足度算出手段24は、一致度算出手段23によ
って問い合わせ条件ごとに求めた一致度を基にして、各
データが入力された問い合わせ条件全体を総合的に満足
する度合いを表わした満足度を求める部分である。
【0027】検索結果抽出手段25は、満足度を基にし
て検索結果として抽出すべきデータを選択する部分であ
る。選択の条件としては、抽出すべきデータの個数や、
抽出すべきデータに要求される最低限度の満足度などが
設定される。検索結果出力手段26は、検索結果抽出手
段25によって抽出されたデータ名およびその満足度を
表示する役割を果たしている。
【0028】注目条件指定手段27は、問い合わせ条件
入力手段21から入力された検索条件を変更する部分で
ある。問い合わせ条件入力手段から入力された検索条件
の中で、他よりも注目すべき1または2以上の検索条件
を指定する機能と、各検索条件の重み付けを変更する機
能を備えている。注目満足度算出手段28は、初回の検
索によって抽出されたデータについて、注目条件指定手
段27によって変更された後の検索条件の満足度を求め
る部分である。注目満足度算出手段28は、一致度算出
手段23によって求めた各問い合わせ条件別の一致度を
基にして、変更後の検索条件に基づいた満足度を求める
ようになっている。注目満足度算出手段28によって求
めた満足度は、最初の検索条件について求めた満足度と
併せて表示される。
【0029】図3は、問い合わせ条件を入力する際にデ
ィスプレイに表示される画面の一例を表わしたものであ
る。画面の左上部の領域には、この画面が問い合わせ条
件の入力画面であることを表わしたタイトル31が表示
されている。データベース名入力欄32には、検索の対
象にするデータベースの名称が入力される。ここでは、
データベース名として住宅情報データベースが設定され
ている。結果抽出条件入力欄33には、検索結果として
出力するデータの数を指定するための結果抽出数入力欄
34と、出力するデータの満足度の下限値を指定するた
めの結果抽出満足度入力欄35とが設けられている。そ
れぞれ、結果抽出数選択ボタン36、結果抽出満足度選
択ボタン37の領域内をマウスで指し示した後、マウス
のボタンをクリックすることで出力数や満足度の下限値
を結果出力条件として採用するか否かを選択することが
できる。
【0030】選択ボタン36、37の中に“×”が表示
されているときはこの項目が結果出力条件として採用さ
れていることを表わしている。選択ボタン36、37の
中が空欄のときは、この項目が結果出力条件として採用
されてないことを表わしている。また、結果出力条件の
数値は、キーボードから直接その値を入力できるほか、
増減ボタン38、39をマウスでクリックすることによ
って設定することができる。
【0031】問い合わせ条件入力欄41は、検索に用い
る問い合わせ条件を入力する欄である。ここでは、問い
合わせ条件として、「新しくて、安くて、駅から近い」
が設定されている。この条件は、「新しい」、「安
い」、「駅から近い」の個々の条件を論理積で結合した
論理式として入力される。図中の記号“∧”は、論理積
を表わす論理記号である。入力できる論理条件として
は、論理積の他に、論理和と否定があり、それぞれ
“∨”および“¬”の論理記号で画面上表示される。問
い合わせ条件中の区切り記号“:”の後に付された数字
は、それぞれの問い合わせ条件の重み付けを表わしてい
る。重み付けは、各問い合わせ条件間で相対的に定めら
れ、正整数で指定するようになっている。この例では、
各条件の重み付けはそれぞれ“1”に設定されている。
【0032】設定された問い合わせ条件によってデータ
ベースへの検索を開始するには、画面右上の開始ボタン
42をマウスでクリックするようになっている。取消ボ
タン43をマウスで指定すれば検索の実行を取り消すこ
とができる。
【0033】図2に示した一致度算出手段23は、指定
されたデータベースの各データについて設定された個々
の問い合わせ条件との一致度を算出する。あいまいな検
索条件は、データの特徴量を0から1までの数値に写像
するメンバーシップ関数で表わされる。
【0034】図4は、メンバーシップ関数の一例を表わ
したものである。これは、「駅から近い」についてのメ
ンバシップ関数であり、駅からの所要時間が“0”に近
いほど“1”に近い数値を返し、所要時間が長くなるほ
ど“0”に近い数値を返すようになっている。例えば、
駅から徒歩10分の物件の「駅から近い」に対する一致
度は“0.5”になる。同様に問い合わせ条件「新し
い」については築年数をパラメータとしたメンバーシッ
プ関数が、問い合わせ条件「安い」については家賃をパ
ラメータとしたメンバーシップ関数が定義されている。
これらの関数は予めROM13に格納されている。住宅
情報データベースには各物件のデータとして所要時間、
築年数あるいは家賃などが具体的な数値として登録され
ている。メンバシップ関数は、これら具体的な数値をあ
いまいな問い合わせ条件に対する一致度に変換する。ど
の問い合わせ条件に対しても変換後の数値の取り得る範
囲を0から1に写像することで、異なる問い合わせ条件
に対する一致度を同一の尺度で比較することができる。
【0035】図5は、問い合わせ条件ごとに求めた一致
度の一例を表わしたものである。検索されるデータのそ
れぞれについて「新しい」、「安い」、「駅から近い」
の個々の問い合わせ条件ごとに一致度が算出されてい
る。たとえば、物件Aは、「新しい」についての一致度
が“0.9”で、「安い」の一致度が“0.6”で、
「駅から近い」の一致度が“0.3”になっている。こ
れから物件Aは、新しく、家賃もそこそこだが、駅から
比較的遠いことが分かる。
【0036】満足度算出手段24は、個々の問い合わせ
条件に対する一致度から、問い合わせ条件全体について
の総合的な満足度を各データについて算出する。図3に
示した画面におけるように各問い合わせ条件が論理積で
結合されている場合の満足度は以下の式で求められる。 満足度 =(重み付けの和)÷Σ(各条件に与えられた重み÷条件の一致度)(1) 図5に示した物件Aの場合は、個々の問い合わせ条件に
対する一致度が、「新しい」が“0.9”で、「安い」
が“0.6”で、「駅から近い」が“0.3”であり、
設定されている重み付けがすべて“1”であるので、そ
の満足度は次式のようになる。 (1+1+1)÷{(1÷0.9)+(1÷0.6)+(1÷0.3)} =3÷(1.111+1.667+3.333) =3÷6.111 =0.491 (2) このようにして物件Aについての問い合わせ条件全体に
対する満足度は0.491と求まる。
【0037】図6は、図5に示した各データの一致度を
基にして算出される満足度を表わしたものである。
(1)式は各一致度の調和平均をとるものであり、問い
合わせ条件の中に1つぐらい一致度の低いものがあって
も、それが満足度の大きさを支配しないようになってい
る。単純な論理積の場合には、その最小値に論理演算の
結果が支配される。たとえば、物件Aでは、最小の一致
度は“0.3”であるので単純な論理積では満足度は
“0.3”になるが、調和平均をとることによって、そ
の影響が穏やかに現れ、満足度は“0.491”になっ
ている。
【0038】図2に示した検索結果抽出手段25は、算
出された満足度を基にして設定された結果出力条件に従
って出力すべきデータを抽出する。検索結果抽出手段2
5は、検索の対象となる各データをその満足度の大きい
順に順位付けを行う。そして設定された結果出力条件に
合致するものを、順位が上位のデータから順に選ぶよう
になっている。
【0039】図7は、満足度の大きい順に図6のデータ
を並べ換えた様子を表わしたものである。たとえば、図
3に示した画面で設定された結果出力条件に従ってデー
タを抽出するものとする。このとき出力するデータの総
数が“5”で、満足度の下限値が“0.5”であるの
で、物件C、物件F、物件H、物件J、物件Bが選ばれ
る。仮に満足度の下限値が“0.8”であるとすると、
物件Bは抽出されず、物件C、物件F、物件H、物件J
の4件だけが選ばれることになる。
【0040】図8は、検索結果出力画面における表示内
容の一例を表わしたものである。画面の左上部の領域に
は、この画面のタイトル51が表示されている。その右
側には検索の対象となったデータベース名52が表示さ
れている。結果抽出条件表示欄53には、設定されてい
る結果抽出条件が表示される。ここでは、最大表示数
“5”と満足度の下限値“0.5”を条件として、表示
されるデータを選択したことが示されている。問い合わ
せ条件表示欄54は、表示されている検索結果を求める
ときに用いた問い合わせ条件を表示している。画面下部
の左寄りに表示された検索結果表示欄55には、検索の
結果抽出されたデータ名とその満足度が、満足度の大き
い順に表示されている。図では、「新しくて、安くて、
駅から近い」という互いに重み付けの等しい問い合わせ
条件で住宅情報データベースを検索し、その満足度が
“0.5”以上の物件が5件表示されている。
【0041】画面の右上部に配置された注目条件指定画
面呼出ボタン56は、問い合わせ条件を変更するため注
目条件指定画面を呼び出すためのボタンである。最初に
設定した問い合わせ条件による検索結果で、検索者が意
思決定をできないときに、問い合わせ条件を変更する際
に用いられる。図8に示した検索結果では、物件Cと物
件Fの満足度が共に“0.964”で等しくなってい
る。このため、検索者は最終的にどちらの物件にすべき
かの意思決定ができない。このような場合注目条件指定
画面呼出ボタン56を指定して、問い合わせ条件の変更
を行うことになる。検索結果によって意思決定ができる
場合には、終了ボタン57を選択することで、検索を終
えることができる。
【0042】図9は、注目条件指定画面の一例を表わし
たものである。画面上部の領域には、この画面のタイト
ル61が表示されている。画面右上部に配置された開始
ボタン62は、変更後の検索条件による検索の開始をマ
ウスで指定するための領域である。取消ボタン63は、
開始した検索の中断をマウスで指定するための領域であ
る。条件表示欄64には、図3の問い合わせ条件入力画
面で指定した問い合わせ条件が表示される。各問い合わ
せ条件に対応してその右側には、それぞれ選択ボタン6
1 〜653 が配置されている。選択ボタン651 〜6
3 は、対応する問い合わせ条件を次の検索で用いるか
否かをマウスによって選択するための領域である。選択
ボタン651 〜653 をマウスでクリックすることによ
って、選択するか否かを交互に切り換えることができ
る。選択ボタン651 〜653 の中に“×”が表示され
ている状態は、この問い合わせ条件が検索条件として選
択されていることを表わす。“×”が表示されていない
状態は、検索条件として選ばれていないことを示してい
る。
【0043】条件表示欄64に表示されている各問い合
わせ条件のそれぞれに対応して、選択ボタン651 〜6
3 の右側には、重み付け指定欄661 〜663 が設け
られている。重み付けは、キーボードから直接変更する
ことができるほか、重み増減ボタン67をマウスでクリ
ックすることによって変更することができる。
【0044】図10は、問い合わせ条件を変更した後に
おける注目条件指定画面の一例を表わしたものである。
ここでは、「安い」と「駅から近い」の問い合わせ条件
の重み付け71、72の値を“2”に変更している。こ
れにより、3つの問い合わせ条件の中で、これら2つの
条件を重視した検索結果を得ることができる。このよう
に変更された後の問い合わせ条件を、注目条件と呼ぶこ
とにする。図2に示した注目満足度算出手段28は、最
初に設定した問い合わせ条件によって抽出されたデータ
について、注目条件での満足度を算出する。最初に設定
された問い合わせ条件について一致度算出手段23が求
めた一致度のうち、検索結果として抽出されたデータに
対応するものは、図1に示したRAM14の所定の領域
に格納されている。注目満足度算出手段28は、格納さ
れている一致度を基にして注目条件についての満足度を
求める。注目条件について求めた満足度を注目満足度と
呼ぶことにする。
【0045】図10に示したように重み付けを変更した
後、注目満足度算出手段28は(1)式に従って注目満
足度を算出する。ただし、その重み付けは変更後の値が
代入される。たとえば、最初の検索で最も満足度の高い
物件Cの場合には、各問い合わせ条件の一致度は、図5
に示したように「新しい」が“1.0”で、「安い」が
“0.9”で、「駅から近い」が“1.0”である。物
件Cについて注目満足度は次式で求まる。 (1+2+2)÷{(1÷1.0)+(2÷0.9)+(2÷1.0)} =5÷(1+2.222+2.0) =5÷(5.222) =0.957 (3)
【0046】図11は、初回の検索で選ばれたデータに
ついての注目満足度を表わしたものである。満足度が共
に“0.964”であった物件Cと物件Fの注目満足度
はそれぞれ“0.957”と“0.978”になってい
る。最初の検索では物件Cと物件Fのいずれを選択すべ
きかの判断がつかなかったが、重み付けを変更して検索
した結果、物件Fが最適であることが分かる。
【0047】検索結果抽出手段25は、最初の検索結果
で満足度の等しいデータが存在する場合には、それらの
データを注目満足度の大小順に順序変更する。図7に示
した順序に比べて図11では、物件Cと物件Fの順序が
入れ替わっている。このほか、注目満足度の大小順にデ
ータの順位をソートするように設定することもできるよ
うになっている。
【0048】図12は、注目条件による注目満足度を最
初の問い合わせ条件による満足度と併せて表示した検索
結果出力画面の一例を表わしたものである。図8と同一
の表示内容については同一の符号を付しあり、それらの
説明を適宜省略する。問い合わせ条件表示欄54に下側
には、注目条件を表示するための注目条件表示欄81が
設けられている。注目条件表示欄81には、注目条件と
して指定された順に番号が割り振られている。検索結果
表示欄82には、データ名を表示するデータ名表示欄8
3と、満足度を表示する満足度表示欄84と、注目満足
度を表示する注目満足度表示欄85が設けられている。
注目満足度表示欄85には、対応する注目条件表示欄と
同一の番号が割り振られている。このように、元の問い
合わせ条件で検索した場合の満足度と、注目満足度とを
並べて表示することにより、検索条件を変更したときの
満足度の変化を容易に把握することができる。
【0049】注目条件で検索した結果でも、まだ意思決
定できないときは、再度、注目ボタン56を指定して、
異なる注目条件を設定することができる。2度めに指定
した注目条件には番号“2”が割り振られ、注目条件1
の下に並べて表示される。また、2度目に指定した注目
条件についての注目満足度には番号“2”が割り振ら
れ、注目満足度1の右側に並べて表示される。以後注目
条件を指定して検索を行うたびに、番号の増加したこれ
らの欄が追加表示される。
【0050】図13は、このような情報検索装置がデー
タの検索を行う際の処理の流れを表わしたものである。
検索の開始が指定されると、CPU11は検索結果を保
持するためにRAM14に用意してある検索結果格納領
域の記憶内容をクリアして初期化する(ステップS10
1)。次に図3に示した問い合わせ条件入力画面をディ
スプレイ18に表示して、検索の対象となるデータベー
ス名、問い合わせ条件、および結果抽出条件の指定を受
け付ける(ステップS102)。開始ボタン53がクリ
ックされると設定された問い合わせ条件による検索を開
始する。この際、CPU11は、結果抽出条件で指定さ
れた出力データ数に対応して、後の処理で求める一致度
と満足度を記憶するための領域をステップS101で初
期化した領域内に確保する。
【0051】CPU11は、指定されたデータベースの
データの全てについて満足度を求める処理を行ったかど
うかを調べる(ステップS103)。処理していないデ
ータが存在するときは(ステップS103;Y)、デー
タベースから未だ処理していないデータの1つを読み出
す(ステップS104)。CPU11は読み出したデー
タについて、設定されている個々の問い合わせ条件に対
する一致度を求める(ステップS105)。一致度は、
各問い合わせ条件に対応するメンバーシップ関数を用い
て求められる。
【0052】次に、個々の問い合わせ条件についての一
致度を基にして、問い合わせ条件全体についての総合的
な満足度を算出する(ステップS106)。算出した満
足度と検索結果格納領域に格納されている満足度とを比
較して、算出した満足度の順位付けを行う(ステップS
107)。検索結果格納領域には、たとえば、検索結果
の出力データ数として“5”が指定されている場合に
は、満足度の大きい順に上位から5個のデータ名と一致
度とその満足度が格納されている。すなわちこの処理で
行う順位付けとは、満足度が上位5位以内に入っている
か否かを調べ、5位以内に入っている場合には、上位か
ら何番目になるかを調べることに相当する。
【0053】CPU11は、算出した満足度が結果出力
条件に合致しているかどうかを調べる(ステップS10
8)。たとえば、結果出力条件の出力データ数が“5”
で満足度の下限値が“0.5”の場合には、満足度が上
位から5位以内に入っており、その値が0.5以上であ
れば結果出力条件に合致していることになる。結果出力
条件に合致したときは(ステップS109)、合致した
データのデータ名、一致度および満足度を検索結果格納
領域に記憶する。CPU11は、新たなデータが結果出
力条件に合致したことにより、それまで結果出力条件に
合致していたデータのうち合致しなくなったものが出現
したかどうかを調べる(ステップS110)。
【0054】たとえば、出力データ数が5件に設定れて
いるときに、検索結果格納領域に登録されているデータ
が4件以下であれば新たに合致するデータが現れても、
それまでの4件が合致しなくなることは無い。しかし、
すでに5件が登録されている状態で新たに合致するもの
が現われた場合には、それまで満足度の順位が5位であ
ったデータは6位に下がる。このため結果出力条件を満
足しなくなる。このようなデータが存在する場合には
(ステップS110;Y)、CPU11は合致しなくな
ったデータを検索結果格納領域から削除する(ステップ
S111)。新たなデータが合致しても、結果出力条件
に合致しなくなるものが発生しない場合には(ステップ
S110;N)、データの削除は行わない。
【0055】このようにして1つのデータについて満足
度の算出と結果出力条件との合致を判断した後、ステッ
プS103に戻る。全てのデータについて満足度を求め
る処理が終了しているときは(ステップS103;
N)、検索結果格納領域に記憶してある結果出力条件に
合致するデータとその満足度を検索結果として表示する
(ステップS112)。たとえば、図8に示したように
検索結果の表示が行われる。CPU11は、検索結果を
表示した後、注目ボタン56あるいは終了ボタン57の
いずれかがクリックされるのを待機する(ステップS1
13、ステップS114)。
【0056】注目ボタンがクリックされたときは(ステ
ップS113;Y)、図9に示した注目条件指定画面を
ディスプレイに表示し、注目条件の指定を受け付ける
(ステップS115)。その後、注目条件指定画面にお
ける開始ボタン62がクリックされると、CPU11は
検索結果格納領域に格納されているデータの一致度を基
に、注目満足度を算出し(ステップS116)、注目満
足度と先に求めた満足度をと併せて表示する(ステップ
S117)。ここでは、図12に示したように満足度と
注目満足度が並べて表示される。終了ボタンがクリック
されたときは(ステップS114;Y)検索処理を終了
する。
【0057】変形例
【0058】これまで説明した実施例では、満足度の横
に注目満足度を並べて表示するだけであったが、変形例
では、注目満足度の順位に応じて表示色を異ならせるよ
うにしている。
【0059】図14は、変形例における情報検索装置の
構成を機能的に表わしたものである。図2に示した実施
例と同一の部分については同一の符号を付してあり、そ
の説明を適宜省略する。変形例では注目満足度算出手段
28と検索結果出力手段26の間に、表示色決定手段9
1が設けられている。表示色決定手段91は、注目満足
度に応じて、検索結果表示手段26に表示する検索結果
のデータの表示色を決定する。ここでは、注目満足度が
大きくなるほど赤色に近づけ、注目満足度が低くなるほ
ど青色に近づけて表示するようになっている。図12を
例にとると、物件Fが最も赤く、物件Hが青色に表示さ
れる。2以上の注目条件による検索結果を表示する場合
には注目満足度1、注目満足度2…のように順次横に並
べて表示れることになる。注目満足度の順位は検索ごと
にそれぞれ異なるので、注目条件ごとに各データの注目
満足度が上位から何番目であるかを調べることになる。
このとき満足度の大小順に表示色が異なっていれば、注
目満足度の順位を容易に把握することができる。
【0060】以上説明した実施例および変形例では、一
致度からその調和平均を求めることによって満足度を求
めたが、一致度から満足度の求め方はこれに限られな
い。たとえば幾何平均により求めてもよい。また、注目
条件として元の問い合わせ条件を限定する場合と、その
重み付けを変更する場合について説明したがこれ以外の
変更であってもよい。たとえば、新たな問い合わせ条件
を追加してもよい。この場合でも、初回の検索により得
られたデータについてだけ、変更後の注目条件による満
足度を求めることになる。また、満足度と注目満足度を
並べて表示したが、これらが容易に対比できれば、表示
型式は横に並べるものに限られない。たとえば、グラク
化して表示してもよい。さらに、満足度と注目満足度を
同時に表示するだけでなく、これら加えて満足度と複数
回分の注目満足度とを総合的に判断した結果、たとえば
平均値を表示してもよい。
【0061】また変形例では、色を変化させるようにし
たが、表示する濃淡を代えてもよい。このほか、満足度
を表示する文字の大きさや、字体、さらに文字の太さな
どを異ならせてもよいことは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】このように請求項1記載の発明によれ
ば、検索条件を変更しても、初回の検索結果に無い新た
なデータが出現しないので、検索意図に最も合致したデ
ータを容易に選択することができる。
【0063】また請求項2記載の発明によれば、初回の
検索条件による満足度と変更した条件による満足度とが
併せて表示されるので、満足度の変化を容易に認識する
ことができる。
【0064】さらに請求項3記載の発明によれば、満足
度の順位に応じてこれを表示する表現型式を異ならせた
ので、検索条件の変更による各データの満足度の順位の
変化を容易に認識することができる。
【0065】また請求項4記載の発明によれば、最初に
指定した検索条件の中で他よりも注目すべき検索条件を
指定し、最初の検索条件で抽出されたデータについてだ
け再度の検索を行ったので、最初の検索で得られたデー
タの中でより検索者の意図に沿うものを容易に見い出す
ことができる。また、複合検索条件により抽出されたデ
ータについての一致度を記憶しておいたので、注目複合
検索条件での満足度を容易かつ短時間で求めることがで
きる。また、最初に抽出されたデータについてだけ一致
度を記憶すればよいので、少ない記憶領域で済む。
【0066】さらに請求項5記載の発明によれば、最初
に検索されたデータに対して、検索条件の重み付けを変
更して満足度を求めることができので、検索意図に最も
合致したデータを容易に見い出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例における情報検索装置の構
成の概要を表わしたブロック図である。
【図2】 本発明の一実施例における情報検索装置の機
能的構成の概要を表わしたブロック図である。
【図3】 問い合わせ条件を入力する際にディスプレイ
に表示される画面の一例を表わした説明図である。
【図4】 メンバーシップ関数の一例を表わした特性図
である。
【図5】 問い合わせ条件ごとに求めた一致度の一例を
表わした説明図である。
【図6】 図5に示した各データの一致度を基にして求
めた満足度を表わした説明図である。
【図7】 満足度の大きい順に図6のデータを並べ換え
た様子を表わした説明図である。
【図8】 検索結果出力画面の一例を表わした説明図で
ある。
【図9】 注目条件指定画面の一例を表わした説明図で
ある。
【図10】 問い合わせ条件を変更した後における注目
条件指定画面の一例を表わした説明図である。
【図11】 最初の検索で選ばれたデータについての注
目満足度を表わした説明図である。
【図12】 注目条件による検索結果を最初の問い合わ
せ条件による検索結果と併せて表示した検索結果出力画
面の一例を表わした説明図である。
【図13】 本発明の一実施例における情報検索装置が
データの検索を行う際の処理の流れを表わした流れ図で
ある。
【図14】 変形例における情報検索装置の構成を機能
的に表わしたブロック図である。
【図15】 従来から用いられているあいまいな検索条
件で情報の検索を行う情報検索装置の構成を表わしたブ
ロック図である。
【符号の説明】
11…CPU、12…バス、13…ROM、14…RA
M、15…磁気ディスク装置、16…キーボード、17
…マウス、18…表示装置、21…問い合わせ条件入力
手段、22…データベース、23…一致度算出手段、2
4…満足度算出手段、25…検索結果抽出手段、26…
検索結果出力手段、27…注目条件指定手段、28…注
目満足度算出手段

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検索の対象となる複数のデータを記憶す
    るデータ記憶手段と、 任意数のあいまいな検索条件を指定するための検索条件
    指定手段と、 この検索条件指定手段によって指定された検索条件を満
    足する度合いを表わす満足度を前記データ記憶手段に記
    憶されたそれぞれのデータについて求める満足度算出手
    段と、 この満足度算出手段によって算出された満足度を基に前
    記データ記憶手段に記憶されているデータの中から所定
    数のデータを選択するデータ選択手段と、 前記検索条件指定手段によって指定された検索条件を変
    更するための検索条件変更手段と、 前記データ選択手段によって選択されたデータについて
    この検索条件変更手段により変更された後の検索条件の
    満足度を求める変更満足度算出手段とを具備することを
    特徴とする情報検索装置。
  2. 【請求項2】 検索の対象となる複数のデータを記憶す
    るデータ記憶手段と、 任意数のあいまいな検索条件を指定するための検索条件
    指定手段と、 この検索条件指定手段によって指定された検索条件を満
    足する度合いを表わす満足度を前記データ記憶手段に記
    憶されたそれぞれのデータについて求める満足度算出手
    段と、 この満足度算出手段によって算出された満足度を基に前
    記データ記憶手段に記憶されているデータの中から所定
    数のデータを選択するデータ選択手段と、 前記検索条件指定手段によって指定された検索条件を変
    更するための検索条件変更手段と、 前記データ選択手段によって選択されたデータについて
    この検索条件変更手段により変更された後の検索条件の
    満足度を求める変更満足度算出手段と、 前記データ選択手段によって選択された所定数のデータ
    について前記満足度算出手段の算出した満足度とこの変
    更満足度算出手段の算出した満足度とを併せて表示する
    表示手段とを具備することを特徴とする情報検索装置。
  3. 【請求項3】 検索の対象となる複数のデータを記憶す
    るデータ記憶手段と、 任意数のあいまいな検索条件を指定するための検索条件
    指定手段と、 この検索条件指定手段によって指定された検索条件を満
    足する度合いを表わす満足度を前記データ記憶手段に記
    憶されたそれぞれのデータについて求める満足度算出手
    段と、 この満足度算出手段によって算出された満足度を基に前
    記データ記憶手段に記憶されているデータの中から所定
    数のデータを選択するデータ選択手段と、 前記検索条件指定手段によって指定された検索条件を変
    更するための検索条件変更手段と、 前記データ選択手段によって選択されたデータについて
    この検索条件変更手段により変更された後の検索条件の
    満足度を求める変更満足度算出手段と、 満足度の大きさの順位ごとに互いに異なる表示型式で前
    記データ選択手段の選択した所定数のデータについて前
    記満足度算出手段の算出した満足度とこの変更満足度算
    出手段の算出した満足度とを併せて表示する表示手段と
    を具備することを特徴とする情報検索装置。
  4. 【請求項4】 検索の対象となる複数のデータを記憶す
    るデータ記憶手段と、 複数のあいまいな検索条件を組み合わせた複合検索条件
    を指定するための検索条件指定手段と、 この検索条件指定手段によって指定された個々のあいま
    いな検索条件に一致する度合いを表わす一致度を前記デ
    ータ記憶手段に記憶されたそれぞれのデータについて求
    める一致度算出手段と、 この一致度算出手段によって求めたあいまいな検索条件
    についての一致度を基にして前記複合検索条件を満足す
    る度合いを表わす満足度を前記データ記憶手段に記憶さ
    れたそれぞれのデータについて求める満足度算出手段
    と、 この満足度算出手段によって算出された満足度を基に前
    記データ記憶手段に記憶されているデータの中から所定
    数のデータを選択するデータ選択手段と、 前記一致度算出手段により求めた一致度の中でこのデー
    タ選択手段によって選択されたデータについての一致度
    を記憶する一致度記憶手段と、 前記検索条件指定手段で指定した複数のあいまいな検索
    条件の中で他よりも注目すべき任意数のあいまいな検索
    条件を選択しこれらを組み合わせた注目複合検索条件を
    指定するための注目検索条件指定手段と、 前記一致度記憶手段に記憶されている一致度を基にして
    この注目検索条件指定手段により指定された注目複合検
    索条件での満足度を前記データ選択手段により選択され
    たデータについて求める注目満足度算出手段とを具備す
    ることを特徴とする情報検索装置。
  5. 【請求項5】 検索の対象となる複数のデータを記憶す
    るデータ記憶手段と、 複数のあいまいな検索条件に重み付けしてこれらを組み
    合わせた複合検索条件を指定するための検索条件指定手
    段と、 この検索条件指定手段によって指定された個々のあいま
    いな検索条件に一致する度合いを表わす一致度を前記デ
    ータ記憶手段に記憶されたそれぞれのデータについて求
    める一致度算出手段と、 この一致度算出手段によって求めたあいまいな検索条件
    についての一致度にそれぞれ重み付けを施して前記複合
    検索条件を満足する度合いを表わす満足度を前記データ
    記憶手段に記憶されたそれぞれのデータについて求める
    第1の満足度算出手段と、 この第1の満足度算出手段によって算出された満足度を
    基に前記データ記憶手段に記憶されているデータの中か
    ら所定数のデータを選択するデータ選択手段と、 前記一致度算出手段により求めた一致度の中でこのデー
    タ選択手段によって選択されたデータについての一致度
    を記憶する一致度記憶手段と、 前記検索条件指定手段により指定された重み付けを変更
    する重み付け変更手段と、 前記一致度記憶手段に記憶されている一致度にこの重み
    付け変更手段により変更された後の重み付けを施して前
    記複合検索条件での満足度を前記データ選択手段により
    選択されたデータについて求める第2の満足度算出手段
    とを具備することを特徴とする情報検索装置。
JP7119601A 1995-05-18 1995-05-18 情報検索装置 Pending JPH08314959A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002001442A1 (en) * 2000-06-27 2002-01-03 Kbmj Inc. Information supply system
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