JPH08319244A - オキシスルフィド含有弗素含有有機誘導体の合成のための試薬及び方法 - Google Patents

オキシスルフィド含有弗素含有有機誘導体の合成のための試薬及び方法

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JPH08319244A
JPH08319244A JP8092959A JP9295996A JPH08319244A JP H08319244 A JPH08319244 A JP H08319244A JP 8092959 A JP8092959 A JP 8092959A JP 9295996 A JP9295996 A JP 9295996A JP H08319244 A JPH08319244 A JP H08319244A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オキシスルフィド含有弗素含有有機誘導体を
合成するための、より環境に優しく且つ所望の製品を満
足できる収率で得ることを可能にする試薬及び方法を提
供すること。 【解決手段】 硫黄の酸化物、特に二酸化硫黄との反応
によってオキシスルフィド含有弗素含有有機誘導体を合
成するのに有用な試薬であって、(a)有機又は無機カ
チオンで少なくとも部分的に塩形成された式Ew −CF
2 −COOH(ここで、Ew は電子吸引性基又は原子で
ある)のフルオルカルボン酸及び(b)非プロトン系極
性溶媒を含むこと、並びにその各種成分(それらの不純
物を含む)が有する放出可能なプロトンの含有率が前記
フルオルカルボン酸の初期モル濃度のせいぜい半分であ
ることを特徴とする、前記試薬。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、フルオルアルカ
ンスルフィン酸及びフルオルアルカンスルホン酸並びに
それらの塩の製造方法に関する。より詳細には、この発
明は、ポリハロスルフィン酸及びポリハロスルホン酸、
特にジフルオル−又はトリフルオルメタンスルフィン酸
及びジフルオル−又はトリフルオルメタンスルホン酸の
製造に関する。
【0002】ペルハロアルカンスルホン酸、特にトリフ
ルオルメタンスルホン酸は、有機合成における中間体又
は触媒として用いられている。
【0003】
【従来の技術】初期においては、特にR. D. Howels及び
J. D. McCownによって「ケミカル・レヴューズ(Chemic
al Reviews)」、1977、77、69に記載されたよ
うな電気化学的弗素化が、トリフルオルメタンスルホン
酸を製造するために知られていた唯一の方法だった。
【0004】また、ヨーロッパ特許公開第165135
号明細書に記載されたトリフルオルメタンスルフィン酸
の製造方法も知られており、この方法は、亜鉛、アルミ
ニウム、マンガン、カドミウム、マグネシウム、錫、
鉄、ニッケル及びコバルトから選択される金属を非プロ
トン系極性溶媒中で二酸化硫黄にさらし、次いで105
Paより高い圧力においてハロゲン化トリフルオルメチ
ルを添加することから成る。この方法は、トリフルオル
メタンスルフィン酸塩の形の生成物を良好な収率で得る
ことを可能にする。しかしながら、得られるスルフィン
酸塩は、大量の亜鉛塩を含有する媒体中に存在する。産
業的レベルにおいては、スルフィン酸塩とその他の亜鉛
塩との分離が解決しなければならない問題を提起する。
【0005】さらに、この技術及びフランス国特許第2
593808号明細書に記載された技術は、臭化ペルフ
ルオルアルキルを用いることを必要とし、この化合物
は、特に温室効果が高く且つ世評によればオゾンを損な
う作用を有するために、大気層に対して特に有害である
として評判が悪い。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の一つ
の目的は、硫黄の酸化物と反応させることによってオキ
シスルフィド含有弗素含有有機誘導体を製造するための
試薬であって、低価格のままで臭化トリフルオルメチル
よりも環境に対して有害ではない物質を使用することを
可能にするものを提供することにある。
【0007】ペルフルオルアルキル基源、より一般的に
はトリフルオルメチル基源としてペルフルオルカルボン
酸を用い、分解反応を実施してこの酸から二酸化炭素を
放出させながらカルボキシルフラグメントを除去するた
めの試みが、しばしば為されている。しかしながら、達
成されている成功は非常に程度の低いものであり、しか
も、複雑な触媒系を用いる。さらに、ペルフルオルカル
ボン酸の分解によって発生するペルフルオルアルキル基
又はその同等物は、反応媒体中で不安定であり、安定剤
を使用することを必要とする。
【0008】本発明は、より環境に優しく且つ所望の製
品を満足できる収率で得ることを可能にする試薬を提供
することによって現存の方法の問題点を解消するための
ものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明につながる研究の
間に、触媒を用いることなく且つ様々なペルフルオルカ
ルボン酸の分解の際に得られる様々な検討される中間体
を安定化させることができる試薬を用いることなく、フ
ルオルカルボン酸からフルオルアルキル基を発生させる
ことができるということが示された。
【0010】この態様でフルオルカルボン酸の脱カルボ
キシルを達成するためには、2つの条件が必須であるよ
うである。その一方は溶媒の選択であり、もう一方は本
発明に従う試薬を構成する混合物の不純物含有率であ
る。かくして、系の不安定な(labile)水素原子の含有
率、より正確には放出可能なプロトンの含有率の絶対的
に臨界的な役割を示すことができた。この含有率は、フ
ルオルカルボン酸の分解によって放出される弗素含有基
の含有率よりも低いべきである。不安定な水素原子又は
放出可能なプロトンとは、強塩基によってプロトンの形
で除去され得る水素原子を意味するものとする。実際的
には、約20未満のpKa を有する酸性官能基のプロト
ンが含まれる。(「約」は、20という数値が一つの有
意の数字を持つだけである、又は20という数値の2つ
の数字の内の十の桁のみが有意であるということを強調
するために用いられる。)
【0011】従って、前記の目的及び後に明らかになる
だろうその他の目的は、硫黄の酸化物、特に二酸化硫黄
と反応させることによってオキシスルフィド含有弗素含
有有機誘導体を合成するのに有用な試薬であって、
(a)有機又は無機カチオンで少なくとも部分的に塩形
成された式Ew −CF2−COOH(ここで、Ew は電
子吸引性基又は原子である)のフルオルカルボン酸及び
(b)非プロトン系極性溶媒を含むこと、並びにその各
種成分(それらの不純物を含む)が有する放出可能なプ
ロトンの含有率が前記フルオルカルボン酸の初期モル濃
度のせいぜい半分であることを特徴とする、前記試薬に
よって達成される。
【0012】
【発明の実施の形態】放出可能なプロトンの含有率が高
ければ高いほど反応を妨害する危険性がより一層少なく
なり、収率がよくなる。従って、試薬中の不安定な水素
原子の含有率が前記フルオルカルボン酸の初期含有率に
対してせいぜい10モル%、好ましくはせいぜい1モル
%であるのが好ましい。
【0013】不安定な水素原子を有する主な不純物は一
般的に水であり、水は1分子当たりに2個までのプロト
ンを放出し得る。一般的に、試薬の水含有率が試薬の合
計重量に対してせいぜい1/1000になるように注意
深く脱水された試薬及び溶媒を用いるのが好ましい。全
体としての反応条件によっては、このような水含有率で
満足できることがあるが、しかし場合によってはもっと
低いレベル、例えば1/10000程度のレベルで操作
を実施するのが有利なこともある。しかしながら、水を
全部除去することは必ずしも不可欠ではなく、10%よ
り低い水/フルオルカルボン酸のモル比が許容できるこ
ともある。
【0014】さらに、その他の元素、即ち銅のような少
なくとも2つの安定な原子価状態を有する遷移金属元素
はよくないことがあり、本発明にとって有害なことさえ
あるということが示されている。本発明に従うこの試薬
は触媒を必要としないが、このような金属元素が特に溶
媒によってもたらされる不純物として存在していてもよ
い。従って、これらの元素のモル含有率は、前記フルオ
ルカルボン酸の初期含有率に対して1000ppm未満
であるのが好ましく、100ppm未満であるのが有利
であり、10ppm未満であるのが特に好ましい。
【0015】また、ある種の基剤に有利であり且つある
タイプの反応に有利であるために、元素の周期分類の第
VIII欄からの元素をペルフルオル酢酸と共に用いること
が何度も推奨されていた。これは前記の予定される反応
にとって何ら有益ではないことが証明された。従って、
これらの化合物の価格が高いことを考慮に入れると、第
VIII欄の金属、特に白金、オスミウム、イリジウム、パ
ラジウム、ロジウム及びルテニウムより成る群の白金鉱
石の金属を含有しない試薬を用いるのが好ましい。本明
細書においては、元素の周期分類が発表されている『フ
ランス化学会誌(Bulletin de la Societe Chimique de
France)』No. 1 (1966年1月)の補遺を参照す
る。従って、白金鉱石金属の含有率、又は第VIII欄金属
の含有率さえ、100ppm未満であるのが好ましく、
10ppm未満であるのが有利であり、1ppm未満で
あるのが特に好ましい。これらの値は、出発のフルオル
カルボン酸に対して表わしたものであり、そしてモルで
表わされるものである。
【0016】より一般的な態様及びより経験的な態様に
おいて、これらの2つのカテゴリーの金属、即ち2つの
原子価状態を有する遷移元素及び第VIII欄元素は、せい
ぜい1000モルppm、好ましくはせいぜい10モル
ppmの合計濃度レベルで試薬中に存在しているべきで
ある。このような合計濃度レベルで存在する各種の金属
は極めて少量であり、この点に関して、これらは触媒の
役割を何ら果たさないことがわかるだろう。これらの存
在は反応速度を高めず、それらが過度に大量に存在する
場合には、反応速度に対して有害でさえある。
【0017】弗素含有カルボン酸塩を用いる反応性系中
に通常存在させるアルカリ金属弗化物又は第四級アンモ
ニウム弗化物を前記の試薬成分に加えて用いることは有
害であると証明されてはいなかったが、それらを使用す
ると処理するのが困難な塩水性流出物がもたらされると
いう事実のために、それらの使用は殆ど価値がないこと
が証明されていた。しかしながら、媒体中に弗化物が存
在すると出発のフルオルカルボン酸の転化及び最終生成
物の分解の両方が制限される傾向があるということに注
目することができる。全体とすれば、この影響はむしろ
正の方向に作用して、フルオルカルボン酸の所望の生成
物への転化収率がより良好になり、即ち反応の選択性が
良好になる。
【0018】弗化物の対カチオンが嵩があれば嵩がある
ほど、この影響がより有意のものになる傾向がある。検
討することができるカチオンは、ナトリウムより上のラ
ンクのアルカリ金属、特にカリウム若しくはセシウムの
カチオン、又は「オニウム」タイプのイオン、即ち第V
B欄及び第VIB欄(1966年1月にフランス化学会誌
の補遺に発表された原子の周期表に規定されたもの)の
元素と3又は4個の炭化水素鎖とによって形成されたカ
チオンである。第VB群元素から誘導されるオニウムの
中では、テトラアルキル又はテトラアリールアンモニウ
ム又はホスホニウムが好ましい試薬である。炭化水素基
は、4〜12個の炭素原子を有するのが有利であり、4
〜8個の炭素原子を有するのが好ましい。第VIB欄から
誘導されるオニウムは、酸素より大きい原子番号を有す
る元素から誘導されるものが好ましい。
【0019】前記した欠点にも拘らず、弗化物イオンの
含有率は考慮することができるパラメーターである。し
かしながら、最終的な反応媒体の処理を容易にするため
には、この含有率、特に初期含有率を制限するのが好ま
しいことがある。従って、イオン性である、即ち試薬の
極性化用媒体中でイオン化し得ると品質付けられる弗化
物の含有率は、前記フルオルカルボン酸塩の初期モル濃
度とせいぜい同等であるのが有利であり、その半分であ
るのが特に有利であり、その四分の一であるのが好まし
い。
【0020】前記のように、溶媒は本発明において重要
な役割を果たす。溶媒は非プロトン系のものであるべき
であり、極性のものであるのが有利であり、溶媒中の酸
性水素を有する不純物の含有率は非常に少ないべきであ
る。
【0021】従って、有意の双極子モーメントを有する
非プロトン系極性溶媒を用いるのが好ましい。かくし
て、その相対的誘電率εは少なくとも約5であるのが有
利である。εは5以上50以下であるのが好ましく、3
0〜40の範囲であるのが特に好ましい(位置上の0
は、特に記載がない限り本明細書においては有意の数字
ではないとみなされる)。
【0022】さらに、本発明の溶媒は、満足できる程度
にカチオンを溶媒和することができるものであるのが好
ましい。このカチオンの溶媒和は、これらの溶媒のドナ
ー数DNを用いてコード化することができる。かくし
て、これらの溶媒のドナー数DNは10〜30の範囲で
あるのが好ましい。ドナー数は、前記非プロトン系極性
溶媒と五塩化アンチモンとの組合せの1モル当たりのキ
ロカロリー数で表わしたΔH(エンタルピー変化)に相
当する。
【0023】本発明に従えば、試薬は用いる極性溶媒上
に酸性水素を持たないのが好ましい。特に、溶媒の極性
特性が電子吸引性基の存在によって得られる場合には、
電子吸引性官能基に対してα位置に水素が全く存在しな
いことが望ましい。
【0024】一般的に、溶媒の第一(first) 酸性度に相
当するpKa が少なくとも約20(「約」とは、最初の
数値、即ち最大桁の数値のみが有意であることを強調す
るものである)であるのが好ましく、少なくとも約25
であるのが有利であり、25〜35の範囲であるのが特
に好ましい。
【0025】酸性特性はまた、「有機化学における溶媒
及び溶媒効果(Solvents and solvent effects in Orga
nic Chemistry)」第2版、VCH(ドイツ)、1990
年、第23〜24頁にReichardt によって規定された溶
媒のアクセプター数ANによって表わすこともできる。
このアクセプター数ANは20未満、特に18未満であ
るのが有利である。
【0026】前記の酸又はフルオルカルボン酸の塩は、
試薬を構成する媒体中に少なくとも部分的に、好ましく
は完全に可溶であるのが好ましい。
【0027】良好な結果をもたらす溶媒は、特にアミド
タイプの溶媒である。アミドの中には、四置換尿素及び
一置換ラクタムのような特別な特徴を持つアミドも包含
される。アミドは、置換(通常のアミドについては二置
換)されているのが好ましい。例えば、N−メチルピロ
リドンのようなピロリドン誘導体、又はN,N−ジメチ
ルホルムアミド若しくはN,N−ジメチルアセトアミド
を挙げることができる。
【0028】また、1,3−ジメチル−3,4,5,6
−テトラヒドロ−2(1H)−ピリミジン(DMP
U)、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン(DM
I若しくはDMEU)又はベンゾニトリルのような溶媒
も有利である。
【0029】別の特に有利な範疇の溶媒はエーテルから
成り、このエーテルは対称であっても非対称であっても
よく、オープン(open)であってもオープンでなくても
よい。エーテルの範疇には、例えば様々なグリム又はジ
グリムのようなグリコールエーテルの様々な誘導体も含
まれるべきである。
【0030】本発明の試薬の成分(a)のフルオルカル
ボン酸において、二弗素化炭素原子上の電子吸引効果を
発揮する部分Eは、ハメット定数σp が少なくとも0.
1である官能基から選択されるのが好ましい。さらに、
σp の誘導成分σi は少なくとも0.2であり、少なく
とも0.3であるのが有利である。この点に関しては、
March による「アドヴァンスド・オルガニック・ケミス
トリー(Advanced Organic Chemistry)」第3版、John
Wiley and Son社、第242〜250頁、特に表4を参
照することができる。
【0031】より特定的には、電子吸引性部分Ew は、
ハロゲン原子、好ましくは軽質のハロゲン原子、特に塩
素及び弗素から選択することができる。対応するフルオ
ルカルボン酸は、次式(1): X−CF2 −COOH (1) {ここで、Xはハロゲン原子、有利には軽質ハロゲン原
子(塩素又は弗素)である}のハロフルオル酢酸であ
る。
【0032】Ew はまた、ニトリル基(これには妨害反
応又はα除去のような危険が伴う)、カルボニル化基、
スルホン化基及びペルフルオルアルキル化基から有利に
選択することもできる。用いることができるこのタイプ
のフルオルカルボン酸は、次式(2): R−G−CF2 −COOH (2) {ここで、R及びGは、R−Gがニトリル基を表わす
か、又はGが−C(=O)−、−S(=O)−若しくは
−(CF2n −(ここで、nは1以上である)を表わ
し且つRが有機若しくは無機残基、好ましくは随意に置
換されたアリール、アルキル若しくはアルアルキルのよ
うな有機基であるかのいずれかであり、Rはまた、樹脂
のような無基又は有機固体状担体を表わすこともでき
る}に相当する。Gがペルフルオルアルキレン基−(C
2 )−を表わす場合、nは1〜10の範囲、好ましく
は1〜5の範囲であるのが有利である。さらに、この場
合には、Rはハロゲン原子、特に弗素を表わすこともで
きる。
【0033】一般的に、フルオルカルボン酸がポリマー
である場合を除いて、フルオルカルボン酸の合計炭素原
子数は50を越えないのが有利である。
【0034】前記のフルオルカルボン酸と共に塩を形成
することができる対カチオンは、嵩があるのが有利であ
る。かくして、アルカリ金属塩が好ましく、この金属が
ナトリウム、カリウム、ルビジウム、セシウム及びフラ
ンシウムから選択されるのが有利である。この金属は、
少なくともナトリウムのランクに等しいランクの周期の
ものであるのが好ましく、少なくともカリウムのランク
に等しいランクの周期のものが有利である。また、第四
級アンモニウム塩も好ましい。
【0035】また、第四級アンモニウム又は第四級ホス
ホニウムカチオンのような本来的に嵩があるカチオン、
或いはキレート化剤又は好ましくはクリプタンド(cryp
tands)、例えばクラウンエーテル若しくはアミノ化及び
酸素化された誘導体を添加することによって嵩があるよ
うにされたカチオンを用いて、反応を強化することもで
きる。
【0036】アルカリ金属、特にカリウムのトリフルオ
ル酢酸塩、ペルフルオルプロピオン酸塩及びペルフルオ
ル酪酸塩のようなペルフルオルカルボン酸塩を有利に用
いることができる。
【0037】クラウンエーテルタイプの金属封止剤を用
いることによって出発のフルオルカルボン酸の転化が大
いに促進されるということに注目することができる。こ
のような金属封止剤は、初期フルオルカルボン酸含有率
に対して5〜100モル%、特に5〜25モル%の量で
有利に用いることができる。しかしながら、反応媒体の
その他の成分、特にある種の溶媒との特定の組合せにつ
いては、最終製品の安定性に関して好ましくない影響を
及ぼすことがあり、従ってそれらは有利であるとはみな
されないだろう。
【0038】本発明の別の目的は、本発明に従う試薬を
用いてオキシスルフィド含有弗素含有有機誘導体、特に
スルフィン酸塩又はスルホン酸塩を合成するための方法
を提供することである。
【0039】この目的は、(a)前記の試薬を硫黄の酸
化物にさらし、そして、(b)得られた混合物を100
℃〜200℃の範囲、好ましくは120〜150℃の範
囲の温度に少なくとも30分間、有利には少なくとも1
時間で、しかしせいぜい1日、有利には20時間未満の
範囲の期間加熱することによって達成される。
【0040】試薬と基剤とをさらす(接触)のは、徐々
に行なってもよく、一気に行なってもよい。特に、2種
の一方が正確な温度になるのを待ってからもう一方に導
入することができる。この導入も、徐々に行なっても一
気に行なってもよい。試薬を基剤中に注いでもよく、逆
に基剤を試薬中に注いでもよい。フルオルカルボン酸塩
及び基剤の両方を溶媒中に同時に徐々に導入してもよ
い。
【0041】前記酸化物が二酸化硫黄である場合、工程
(a)から得られる混合物は、平衡状態にある2つの相
から成ることができ、従って、前記の酸又は二酸化硫黄
の少なくとも一部が溶媒中に溶解した液相を、二酸化硫
黄を含有する気相との平衡状態で含有することができ
る。
【0042】出発のフルオルカルボン酸と硫黄酸化物
(好ましくは二酸化硫黄)との相対量に関しては、フル
オルカルボン酸1分子当たりに硫黄原子1〜10個の範
囲の比が好ましく、フルオルカルボン酸1分子当たりに
硫黄原子2個前後であるのが有利である。
【0043】他の点では全てが同等である場合には望ま
れる有機誘導体の収率は反応の進行に依存すること、及
び、試薬が実質的に転化しているのにも拘らず達成され
る最終収率が非常に低いことがあるということを観察す
ることができた。特定の科学的理論に縛り付けられるこ
とは望まないが、まるで、得られる生成物の生成速度及
び分解速度があったかのように思える。
【0044】最終製品の過度の分解を防止し、反応の良
好な選択性を保証するためには、出発のフルオルカルボ
ン酸が完全に転化することを求めないのが好ましい。反
応の進行は、酸の転化率(RC)(反応媒体中の消費し
た酸のモル量対初期の酸のモル量の比)によって調節す
ることができ、この転化率は、媒体中に残っている酸を
定量することによって容易に計算される。
【0045】40〜80%、好ましくは50〜70%の
転化率が達成されるまで反応を実施するだけにして反応
生成物を分離するのが有利であろう。この態様で、所望
の生成物/転化したフルオルカルボン酸のモル比で表わ
して80%程度の選択性を達成することができる。
【0046】最適な反応条件下にするために、反応時間
及び溶媒の種類を変え、転化を制限する傾向がある添加
剤(例えば弗化物イオン)を存在させることによって転
化率を制限することができる。さらに、反応速度は反応
成分(フルオルカルボン酸及び硫黄の酸化物)にも依存
し、この反応速度に応じてケースバイケースで適切な反
応時間を容易に採用することができるだろう。二酸化硫
黄の場合、用いる試薬に応じて2〜7時間の反応時間で
充分なことがある。
【0047】所望の転化速度が達成されたらすぐに、得
られた生成物を分離するためにそれ自体周知の態様で反
応混合物を処理することができ、出発物質は、追加量の
所望の有機誘導体を製造するために再循環することがで
きる。
【0048】硫黄の酸化物が二酸化硫黄である場合、試
薬を加熱することによって得られた生成物は、スルフィ
ン酸又は、対イオンが出発のフルオルカルボン酸塩のも
のであるスルフィン酸塩である。
【0049】反応生成物を分離するために、一つの有利
な可能性は、比較的揮発性があって容易に蒸留すること
ができる誘導体への追加の転化を実施することから成
る。
【0050】従って、例えばSO2 とトリフルオル酢酸
CF3 COOH又はその塩との間の反応の際には、得ら
れるトリフルオルメチルスルフィン酸CF3 SO2 H又
はその塩を、塩素Cl2 の存在下で酸化に対応するその
酸塩化物、即ちCF3 SO2Clに容易に転化させるこ
とができる(これは、用いる酸、特にペルフルオルアル
カンスルフィン酸Rf SO2 Hにとっての一般的な反応
である)。この反応はトリフルオル酢酸を基とする試薬
には影響を及ぼさず、蒸留によってCF3 SO2 Clを
首尾よく分離することができ、無機塩化物及びトリフル
オルメチル化試薬はそのまま反応媒体中に残り、従って
硫黄の酸化物との反応を続けるために再利用することが
できる。この反応は、本発明に従って得ることができる
様々な弗素含有スルフィン酸に共通である。この例は、
本発明に従って得られ、適切な反応によってより揮発性
が高い物質に転化させることができる全てのタイプの弗
素含有オキシスルフィド含有有機誘導体の分離に普及さ
せることができる。
【0051】スルフィン酸から対応するスルホン酸を得
るためには、反応生成物又は精製された反応生成物を、
既知の酸化、特に過酸化水素又は次亜塩素酸ナトリウム
を用いた酸化に付す。本発明に従って利用できるトリフ
ルオルメチルスルフィン酸ナトリウムの精製方法及びス
ルホン酸の酸化方法は、ヨーロッパ特許公開第0396
458号明細書に記載されている。
【0052】こうして得られるスルフィン酸塩又はスル
ホン酸塩は、酸性媒体中で対応する遊離酸に転化させる
ことができる。
【0053】反応生成物の塩又は遊離酸は、容易に単離
することができ、続いての有機合成工程において用いる
ことができる。従って、例えば、本発明に従って製造さ
れた弗素含有スルフィン酸から得られる塩化スルフィニ
ルの価値を高めることができる。
【0054】
【実施例】以下、非限定的な実施例によって本発明を例
示する。実施例において示される結果は、以下に規定さ
れる3つのパラメーターの関数として表わされる。 ・試薬Rの転化率(RC):これは、反応の間に消費さ
れたRのモル量対初期のRの量の比である; ・試薬Rからの生成物Pの実際の生産収率(AY):こ
れは、生産されたPの量対初期のRの量の比である; ・RのPへの転化収率(YC):これは、生産されたP
の量対消費されたRの量の比である。
【0055】例1トリフルオルメチルスルフィン酸の
製造 1000ミリリットルのハステロイ反応器中にN−メチ
ルピロリドン(NMP)42gを導入し、タービンによ
って撹拌し、次いでトリフルオル酢酸カリウム5.32
g(35ミリモル)を導入し、最後に二酸化硫黄気体
4.9g(76ミリモル)を液体中に吹き込むことによ
って導入した。二酸化硫黄はNMPによって完全に溶解
した。二酸化硫黄対トリフルオル酢酸のモル比は2:1
だった。この反応性混合物の水含有率は、混合物の重量
に対して0.1重量%であり、即ち、水対トリフルオル
酢酸塩のモル比は0.07だった。この混合物を、密閉
反応器中で撹拌しながら140℃の温度に6時間加熱し
た。反応の間に、室温に関連して表わした反応器の内部
圧力が、初期圧力と比較して3.5×105 Pa上昇し
た。
【0056】次いで反応媒体を水中に取り出し、イオン
クロマトグラフィーHPIC(高性能イオンクロマトグ
ラフィー)によって分離態様で分析して、トリフルオル
酢酸カリウムの転化率を測定した。トリフルオル酢酸塩
の消費された(転化した)モル量対初期モル量の比で表
わした出発のトリフルオル酢酸カリウムの転化率は、6
1.7%だった。生成した遊離の形又は塩形成された形
のトリフルオルメチルスルフィン酸塩のモル量対初期の
トリフルオル酢酸塩のモル量の比で表わした実際収率
(AY)は、29.7%だった。生成した遊離の形又は
塩形成された形のトリフルオルメチルスルフィン酸のモ
ル量対転化したトリフルオル酢酸のモル量の比で表わし
た転化した物質に関する収率(YC)は、48.1%だ
った。この生成物は、カリウム塩の形で単離された。
【0057】例2 試薬中にトリフルオル酢酸セシウム8.6g(35ミリ
モル)を用いたことを除いて、例1を正確に繰り返し
た。HPIC分析によって計算して、RCは68.4%
であり、AYは21%であり、YCは30.7%だっ
た。この生成物は、セシウム塩の形で単離された。トリ
フルオル酢酸セシウムを用いるのは、カリウム塩と比較
すると有利ではないことがわかった。
【0058】例3及び4 溶媒としてそれぞれN,N−ジメチルアセトアミド(D
MAC、ε=37.8)及びN,N−ジメチルホルムア
ミド(DMF、ε=36.7)を用いたことを除いて、
例1を正確に繰り返した。HPICによって反応の進行
を測定した。その結果を第1表に報告する。念のため、
それぞれの例について、用いた溶媒及びそのドナー数D
Nをもこの表中に示す。
【0059】比較例1 溶媒なしで(誘電率ε=14)過剰量の二酸化硫黄のみ
の存在下で操作を実施したことを除いて、例1を正確に
繰り返した。その結果を第1表に示す。
【0060】
【表1】
【0061】比較例1によって、所望の生成物への転化
のためには溶媒が必要であるということが示された。
【0062】例5 この例は、例1と同様の条件下で様々な溶媒を試験した
一連のその他の試験をまとめる。トリフルオル酢酸カリ
ウム(CF3 COOK/溶媒の重量比=0.13)を約
2モル当量の二酸化硫黄(SO2 /CF3 COOKモル
比=1.9〜2.1)にさらした。試薬の混合物を、密
閉反応器中で1000rpmにおいて撹拌しながら、毎
分10℃の速度で140℃まで昇温させて、6時間加熱
した。HPICによって反応の進行を測定した。その結
果を第2表に示す。念のため、それぞれの試験につい
て、用いた溶媒、その誘電率ε、そのドナー数DN、そ
のアクセプター数AN及び媒体中の水含有率をもこの表
中に示す。
【0063】
【表2】
【0064】一般的に、それほど酸性ではない溶媒(A
N<19)については、誘電率εと同じ方向に収率が変
化する。この点に関しては、DMF、DMAC及びDM
PUは優れた結果を与え、NMPの結果は僅かに低かっ
た。他方、DMSO及びCH3 CNについては、誘電率
が高いにも拘らず結果が良好ではなかった。これは、そ
れらの酸性特性(AN=19.3)によって引き起こさ
れる。
【0065】例6 もっと注意深く脱水した反応性化合物を用いたことを除
いて、例1を正確に繰り返した。反応性混合物の水含有
率は、混合物の重量に対して0.05重量%であり、即
ち、水対トリフルオル酢酸塩のモル比は0.04だっ
た。この試験のHPICによって測定した結果を、第3
表に示す。念のため、例1の結果もこの表に示す。
【0066】比較例2(例1及び6との比較用) 前の例とは対照的に、放出可能なプロトンの含有率が本
発明の範囲外になるようにもっと水和された試薬を用い
て、例1を繰り返した。反応性混合物の水含有率は、混
合物の重量に対して0.8重量%だった。水対トリフル
オル酢酸塩のモル比は0.6であり、従って、水によっ
て提供される放出可能なプロトンの含有率対トリフルオ
ル酢酸の含有率の比は1.2だった。この試験のHPI
Cによって測定した結果を、第3表に示す。
【0067】例7 DMACを溶媒として用いたことを除いて、例6を正確
に繰り返した。この試験の結果を、第3表に示す。ま
た、例3の結果も、第3表に示す。
【0068】
【表3】
【0069】例6及び7によって、水含有率が低いと転
化収率が著しく高められるということが示された。比較
例2によって、反応系中の放出可能なプロトンの含有率
がトリフルオル酢酸塩の含有率の半分より高いと、トリ
フルオルメチルスルフィン酸塩の生成のための反応にと
って有害であるということが確認された。
【0070】例8 この例は、例1と同様の条件下での二酸化硫黄とトリフ
ルオル酢酸塩との反応における水含有率の重要性を示す
一連の試験をまとめる。依然としてNMP中で、トリフ
ルオル酢酸カリウム(溶媒に対する重量比CF3 COO
K/NMP=0.13)を約2モル当量の二酸化硫黄
(SO2 /CF3COOKモル比=1.9〜2.1)に
さらした。この混合物を、密閉反応器中で1000rp
mにおいて撹拌しながら、毎分10℃の速度で140℃
まで昇温させて、6時間加熱した。結果を第4表にまと
める。
【0071】
【表4】
【0072】これらの試験においては、弗化物イオンの
形成が約25%のAY収率について観察された。aの条
件からbの条件に変えた際に、収率及び選択性における
顕著な改善が観察された。2〜8%の範囲内で4%前後
が最適だった。
【0073】例9 この例は、反応の初めから反応媒体に弗化物イオンを導
入した場合の一連の試験をまとめる。試験9aは、NM
P中で、例5の試験dの手順に従って、出発のトリフル
オルカルボン酸1モル当たりに弗化カリウム1モルを添
加することによって実施した。試験9b〜dは、DMF
中で、例5の試験cの手順に従って、様々な量のKFを
添加することによって実施した。試験9e、f及びg
は、同じ溶媒中で、ここでは弗化セシウムを用いて実施
した。結果を第5表に示す。
【0074】
【表5】
【0075】全ての場合において、弗化物を存在させる
ことによってCF3 COOKの転化率が制限され、選択
性及び一般的に収率の上昇が観察された。
【0076】例10 この例においては、金属封止用クラウンエーテル18−
クラウン−6の不在下及び存在下で得られた結果を比較
する。例6の手順に従って様々な溶媒中で試験を実施し
た。結果を下記の表にまとめる。
【0077】
【表6】
【0078】全ての場合において、出発物質の転化率は
よくなり、しかも、弗化物への分解について顕著な影響
はなかった。これは、NMP溶媒についてさらに低減さ
れた。試験b、c及びdにおいては、CF3 SO2 Kの
実際収率は、金属封止剤を用いた場合の方がはるかに良
好だった。
【0079】例11 この例は、試験5dの反応の速度の研究を示す。反応時
間を2時間から9時間30分の間で変化させて、トリフ
ルオル酢酸塩の転化率、トリフルオルメチルスルフィン
酸塩の実際収率及び転化収率並びに弗化物イオンの実際
収率を測定した。結果を下記の第7表にまとめる。
【0080】
【表7】
【0081】4時間前後の反応で最大収率及び最大選択
性が観察された。反応時間を長くした場合、収率が低下
し、弗化物イオンの増量が見られた。これは、媒体中で
トリフルオルメチル基が分解したことを示す。
【0082】例12ペンタフルオルエチルスルフィン
酸の製造 例1のものと同じ反応器に、NMP40g、無水C2
5 COOK7.07g(35ミリモル)及びSO2 4.
9g(76ミリモル)を導入した。この混合物を、密閉
反応器中で140℃の温度に6時間加熱した。反応開始
時と反応終了時との間の反応器内部の圧力変化は3.5
バールだった。この反応媒体を水中に取り出し、次いで
この混合物を19F−NMRによって分析した。転化率R
Cは85%であり、反応の実際収率AYは73%であ
り、転化収率YCは86.2%だった。この生成物は、
カリウム塩の形で単離された。
【0083】例13ヘプタフルオルプロピルスルフィ
ン酸の製造 例1のものと同じ反応器に、NMP40g、無水C3
7 COOK8.8g(35ミリモル)及びSO2 4.9
g(76ミリモル)を導入した。この混合物を、密閉反
応器中で140℃の温度に1時間30分加熱した。反応
開始時と反応終了時との間の反応器内部の圧力変化は
4.5バールだった。この反応媒体を水中に取り出し、
次いでこの混合物を19F−NMRによって分析した。転
化率RCは85%であり、反応の実際収率AYは70%
であり、転化収率YCは82%だった。この生成物は、
カリウム塩の形で単離された。
【0084】例14塩化トリフルオルメチルスルフィ
ニルの製造 例4の条件下でトリフルオルメチルスルフィン酸カリウ
ムを製造した。この反応混合物から55〜60℃を越え
ない温度における真空蒸留によってDMFを除去した。
蒸留残渣をアセトニトリル中に取り出し、次いでろ過し
た。ろ液を蒸留して溶媒を除去して、トリフルオルメチ
ルスルフィン酸カリウムがイオンクロマトグラフィーに
よって分析して粗製反応混合物に対して96%の精製収
率で単離された。この操作から得られた生成物をトルエ
ン中に取り出し、トリフルオルメチルスルフィン酸塩に
対して化学量論的量で塩化チオニルSOCl2 を補給し
た。塩化トリフルオルメチルスルフィニル(CF3 SO
Cl)が65%の収率で得られた。
【0085】例15塩化トリフルオルメチルスルホニ
ルの製造 例4の条件下でトリフルオルメタンスルフィン酸カリウ
ムを製造した。この反応混合物から60℃を越えない温
度における真空蒸留によってDMFを除去した。蒸留残
渣を水中に取り出した。媒体中に存在するトリフルオル
メチルスルフィン酸塩に対して化学量論的量で塩素を水
性溶液中に吹き込んだ。反応温度は0〜5℃にした。沈
降が起こった後に底部層を分離することによって、塩化
トリフルオルメチルスルホニルが単離された。この粗製
生成物を28〜31℃の沸点で蒸留した。収率は、媒体
中に存在していたトリフルオルメチルスルフィン酸塩に
対して80%だった。
【0086】例16トリフルオルメチルスルホン酸
(トリフル酸)の製造 例15に記載したものと同じ条件下で得られた水性溶液
を30容量の過酸化水素で酸化した。トリフルオルメチ
ルスルフィン酸カリウムに対して10%過剰の過酸化水
素が必要だった。反応温度は5℃にした。水を蒸留し、
乾燥させた後に、得られた塩を100%硫酸を用いて酸
性にした。こうして、トリフルオルメチル酢酸からトリ
フル酸が分離された。
フロントページの続き (72)発明者 ロラン・サンジャルム フランス国メイジウー、リュ・ラトゥシュ トレビル、16

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 硫黄の酸化物、特に二酸化硫黄との反応
    によってオキシスルフィド含有弗素含有有機誘導体を合
    成するのに有用な試薬であって、(a)有機又は無機カ
    チオンで少なくとも部分的に塩形成された式Ew −CF
    2−COOH(ここで、Ew は電子吸引性基又は原子で
    ある)のフルオルカルボン酸及び(b)非プロトン系極
    性溶媒を含むこと、並びにその各種成分(それらの不純
    物を含む)が有する放出可能なプロトンの含有率が前記
    フルオルカルボン酸の初期モル濃度のせいぜい半分であ
    ることを特徴とする、前記試薬。
  2. 【請求項2】 前記プロトン含有率が前記フルオルカル
    ボン酸のモル濃度のせいぜい10%であることを特徴と
    する、請求項1記載の試薬。
  3. 【請求項3】 水含有率が前記フルオルカルボン酸のモ
    ル濃度の10%未満であることを特徴とする、請求項1
    又は2記載の試薬。
  4. 【請求項4】 少なくとも2つの安定な原子価状態を有
    する遷移金属の含有率が前記フルオルカルボン酸に対し
    て1000モルppm未満であることを特徴とする、請
    求項1〜3のいずれかに記載の試薬。
  5. 【請求項5】 元素の周期分類の第VIII欄の元素の含有
    率が前記フルオルカルボン酸に対して100モルppm
    未満であることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか
    に記載の試薬。
  6. 【請求項6】 当量で表わしたイオン性弗化物の含有率
    が前記フルオルカルボン酸のモル濃度とせいぜい同等で
    あることを特徴とする、請求項1〜5のいずれかに記載
    の試薬。
  7. 【請求項7】 前記極性非プロトン系溶媒のドナー数が
    10〜30の範囲であることを特徴とする、請求項1〜
    6のいずれかに記載の試薬。
  8. 【請求項8】 前記溶媒のアクセプター数が20未満で
    あることを特徴とする、請求項1〜7のいずれかに記載
    の試薬。
  9. 【請求項9】 前記溶媒の第一酸性度に相当するpKa
    が少なくとも20であることを特徴とする、請求項1〜
    8のいずれかに記載の試薬。
  10. 【請求項10】 金属イオン封鎖用クラウンエーテルを
    含むことを特徴とする、請求項1〜9のいずれかに記載
    の試薬。
  11. 【請求項11】 前記電子吸引性原子又は基が少なくと
    も0.1のハメット定数σp を有する電子吸引性基から
    選択される、請求項1〜10のいずれかに記載の試薬。
  12. 【請求項12】 前記酸が次式: X−CF2 −COOH (1) (ここで、Xはハロゲン原子を表わす)の化合物及び次
    式: R−G−CF2 −COOH (2) {ここで、R及びGは、R−Gがニトリル基を表わす
    か、又はGが−C(=O)−、−S(=O)−若しくは
    −(CF2n −(ここで、nは1以上である)を表わ
    し且つRが有機若しくは無機残基であるかのいずれかで
    ある}の化合物から選択されることを特徴とする、請求
    項1〜11のいずれかに記載の試薬。
  13. 【請求項13】 前記の少なくとも部分的に塩形成され
    たフルオルカルボン酸が反応媒体中に完全に可溶なもの
    であることを特徴とする、請求項1〜12のいずれかに
    記載の試薬。
  14. 【請求項14】 前記酸がナトリウム、カリウム、ルビ
    ジウム、セシウム及びフランシウムから選択されるアル
    カリ金属カチオン又は第四級アンモニウムによって塩形
    成されたことを特徴とする、請求項1〜13のいずれか
    に記載の試薬。
  15. 【請求項15】 溶媒がN−二置換アミド(四置換尿素
    及び一置換ラクタムを含む)、環状又は非環状エーテル
    並びにベンゾニトリルから選択されることを特徴とす
    る、請求項1〜14のいずれかに記載の試薬。
  16. 【請求項16】 弗素含有オキシスルフィド含有有機化
    合物の塩の合成方法であって、(a)請求項1〜15の
    いずれかに記載の試薬を硫黄の酸化物にさらす工程及び
    (b)得られた混合物を100℃〜200℃の範囲の温
    度に30分間〜20時間の範囲の期間加熱する工程を含
    むことを特徴とする、前記方法。
  17. 【請求項17】 前記硫黄酸化物が二酸化硫黄であるこ
    とを特徴とする、請求項16記載の方法。
  18. 【請求項18】 工程(a)から得られた混合物が二酸
    化硫黄を含有する気相と平衡状態にある液体であること
    を特徴とする、請求項17記載の方法。
  19. 【請求項19】 フルオルカルボン酸の転化収率が40
    〜80%である間に反応生成物を分離することを特徴と
    する、請求項16〜18のいずれかに記載の方法。
  20. 【請求項20】 工程(b)において得られたスルフィ
    ン酸塩を酸化用試薬にさらすことによってこの工程
    (b)の生成物を酸化する工程(c)を含むことを特徴
    とする、請求項18記載の方法。
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