JPH0831938B2 - 画像処理装置 - Google Patents
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- JPH0831938B2 JPH0831938B2 JP62059711A JP5971187A JPH0831938B2 JP H0831938 B2 JPH0831938 B2 JP H0831938B2 JP 62059711 A JP62059711 A JP 62059711A JP 5971187 A JP5971187 A JP 5971187A JP H0831938 B2 JPH0831938 B2 JP H0831938B2
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Description
この発明は、イメージリーダやデジタル製版機〔サー
マルヘッドを用いて感熱性孔版原紙(以下マスターと称
する)に穿孔を施す製版機〕などの画像処理装置に関す
るものである。
マルヘッドを用いて感熱性孔版原紙(以下マスターと称
する)に穿孔を施す製版機〕などの画像処理装置に関す
るものである。
光学式の文字画像情報読取装置においては、読み取り
情報の補正の手段として基準反射板と読み取り情報との
比較を行なっている。
情報の補正の手段として基準反射板と読み取り情報との
比較を行なっている。
従来、この基準反射板の汚れは、読み取った文字や画
像情報の乱れや不鮮明、および基準反射板の目視等によ
り判断せざるを得ない。 例えば、基準反射板の汚れを判定するのに色見本と比
較する等して、ある程度の定量化を行なっているが、あ
くまで判定は人間によるためどうしても主観的、個人的
になるのをさけられず、判定する人間によりばらつきを
生じ、読み取り情報の品質に影響を与えていた。 また、装置によっては基準反射板が装置内部に組込ま
れており、容易に目視することができず、基準反射板チ
ェックのために多くの工数を要するものもあった。 また他の手段として、基準反射板の読み取り時、白側
のピークの位置を測定することにより基準反射板の汚れ
を検出する手法もあるが、この方法では、基準反射板の
汚れと光源の光量低下とを区別することが不可能であっ
た。このため、異常を検出しても使用者に対して適切な
アドバイスの表示等が行なえなかった。 この基準反射板は光学読み取り情報の正確さを計る上
でかなり重要な位置をしめており、その汚れを定量的に
正確に検出できないということは、読み取り情報の正確
さ、高品位化を目指す上で非常に大きな障害となってい
た。
像情報の乱れや不鮮明、および基準反射板の目視等によ
り判断せざるを得ない。 例えば、基準反射板の汚れを判定するのに色見本と比
較する等して、ある程度の定量化を行なっているが、あ
くまで判定は人間によるためどうしても主観的、個人的
になるのをさけられず、判定する人間によりばらつきを
生じ、読み取り情報の品質に影響を与えていた。 また、装置によっては基準反射板が装置内部に組込ま
れており、容易に目視することができず、基準反射板チ
ェックのために多くの工数を要するものもあった。 また他の手段として、基準反射板の読み取り時、白側
のピークの位置を測定することにより基準反射板の汚れ
を検出する手法もあるが、この方法では、基準反射板の
汚れと光源の光量低下とを区別することが不可能であっ
た。このため、異常を検出しても使用者に対して適切な
アドバイスの表示等が行なえなかった。 この基準反射板は光学読み取り情報の正確さを計る上
でかなり重要な位置をしめており、その汚れを定量的に
正確に検出できないということは、読み取り情報の正確
さ、高品位化を目指す上で非常に大きな障害となってい
た。
この発明は、画像読み取り情報をシェーディング補正
するための基準反射部材の汚れを、定量的かつ正確に検
出できる画像処理装置を提供することを目的としてい
る。
するための基準反射部材の汚れを、定量的かつ正確に検
出できる画像処理装置を提供することを目的としてい
る。
すなわち、この発明の画像処理装置は、光源の光を記
録媒体および基準反射部材に照射し、その反射情報をイ
メージセンサを通して読み取り、前記基準反射部材の読
み取り濃度情報により前記記録媒体の画像読み取り濃度
情報をシェーディング補正する画像形成装置において、
前記基準反射部材の読み取り濃度情報から汚れを検出す
る基準濃度情報を設定する手段と、該基準濃度情報と前
記基準反射部材の読み取り濃度情報とを比較し、前記基
準濃度情報に達しなかった読み取り濃度情報のトータル
が所定以上に達すると前記基準反射部材が汚れていると
判定する手段と、前記基準反射部材の読み取り濃度情報
から前記光源の劣化を検出する劣化判定レベルを設定す
る手段と、前記劣化判定レベルと前記読み取り濃度情報
とを比較し、該読み取り濃度情報のピーク値が前記劣化
判定レベルに達しなかったとき、前記光源が劣化してい
ると判定する手段とを備え、上記それぞれの判定手段に
よる判定を原稿の読み取りを行なう際の直前にその都度
行ない、前記基準反射部材の汚れか、前記光源の劣化を
識別することを特徴とするものである。 したがって、基準反射板の汚れを所定のスライスレベ
ルで検出し、基準情報と比較して明確に検出することが
できるとともに、光源の劣化も白レベルのピークを劣化
判定レベルと比較することにより検出し、基準反射板の
汚れと簡単に識別することができる。
録媒体および基準反射部材に照射し、その反射情報をイ
メージセンサを通して読み取り、前記基準反射部材の読
み取り濃度情報により前記記録媒体の画像読み取り濃度
情報をシェーディング補正する画像形成装置において、
前記基準反射部材の読み取り濃度情報から汚れを検出す
る基準濃度情報を設定する手段と、該基準濃度情報と前
記基準反射部材の読み取り濃度情報とを比較し、前記基
準濃度情報に達しなかった読み取り濃度情報のトータル
が所定以上に達すると前記基準反射部材が汚れていると
判定する手段と、前記基準反射部材の読み取り濃度情報
から前記光源の劣化を検出する劣化判定レベルを設定す
る手段と、前記劣化判定レベルと前記読み取り濃度情報
とを比較し、該読み取り濃度情報のピーク値が前記劣化
判定レベルに達しなかったとき、前記光源が劣化してい
ると判定する手段とを備え、上記それぞれの判定手段に
よる判定を原稿の読み取りを行なう際の直前にその都度
行ない、前記基準反射部材の汚れか、前記光源の劣化を
識別することを特徴とするものである。 したがって、基準反射板の汚れを所定のスライスレベ
ルで検出し、基準情報と比較して明確に検出することが
できるとともに、光源の劣化も白レベルのピークを劣化
判定レベルと比較することにより検出し、基準反射板の
汚れと簡単に識別することができる。
次に、この発明の一実施例について図面を参照して説
明する。 〈構成〉 まず構成について説明する。 第1図のように画像形成装置例えばデジタル製版機
〔サーマルヘッドを用いて感熱性孔版原紙(以下マスタ
ーと称する)に穿孔を施す製版機〕1は、操作部8を有
する本体2と、この本体2に供給する原稿をセットする
給紙台20と、マスターを収容する本体2に着脱自在の給
紙カセット3とを備え、給紙台20にセットされた原稿の
画像を読み取り、給紙カセット3に収容された記録媒体
(マスター、OHP用紙、感熱紙、普通紙など)に画像を
形成するようになっている。 上記においてマスターとは、熱可塑性合成樹脂フィル
ムと多孔性支持体とを貼り合わせてなる感熱性孔版原紙
をいう。 前記熱可塑性合成樹脂フィルムとしては、例えばポリ
エステル、ポリプロピレン、塩化ビニリデン−塩化ビニ
ル共重合体等のフィルムが挙げられる。 多孔性支持体としては、例えばマニラ麻、こうぞ、み
つまた等の天然繊維、ポリエステル、ポリビニルアルコ
ール、ポリアクリロニトリル等の合成繊維、レーヨン等
の半合成繊維を主原料とする多孔性薄葉紙、ナイロン、
テトロン、絹等の紗などが用いられる。 給紙台20には、第1図および第2図のようにセットさ
れた原稿の側縁を規制する給紙ガイド21,22が幅方向に
移動自在に設けられている。 そして給紙台20にセットされた原紙を給紙し、画像を
読み取る経路には、エンプティセンサ65と、原稿を送り
出すキックローラ23と、このキックローラ23により送り
出された原稿を搬送する給紙ローラ24とが設けられてい
る。この給紙ローラ24により搬送される原稿に追従する
原稿は、分離ローラ25によって退けられる。給紙台20に
セットされた原稿は、原稿ストッパ26により先端を規制
され、原稿先端検出センサ27(例えばレバー式センサ)
と、原稿後端検出センサ28(例えばレバー式センサ)と
によってその通過を確認しながら、給送ローラ29と従動
ローラ30とで給送される。そして搬送経路には、上下に
基準反射板(白基準)32と、ガラス押え板35に収容され
た原稿ガラス33が設けられ、ガラス押え板35に適度な圧
力で圧接された排紙ローラ31で原稿を排紙する。原稿
は、原稿ガラス33上を搬送されつつ原稿ガラス33の下部
に設けた光源、例えば蛍光灯34によって照明され、この
蛍光灯34により照明された原稿での反射光はミラー4で
反射して方向転換される。このミラー4を通して供給さ
れる光はイメージセンサ、例えばCCD(Charge Coupled
Device)9を有する画像読取部5に入力されて電気信号
に変換される。画像読取部5は、A/D変換器などを有す
る画像処理部10と、CPU(中央処理装置)11とに電気的
に接続されている。 前記給紙ローラ24と、キックローラ23は、ベルト駆動
で速度比が1:1である。また分離ローラ25は適度な圧力
で、給紙ローラ24に圧接されており、給紙ローラ24の約
7割の速度比で、逆回転する。ただし、図示していない
バネクラッチにより、一定負荷以上の場合は順方向につ
られて回り、ある負荷以上だと逆転方向に回り、2枚目
以降の原稿は送らないような機構(逆転分離)になって
いる。 なお給紙ローラ24には、ワンウェイ・クラッチが入っ
ていて、分離ローラ25が圧接されていても、原稿を強制
的に搬送するようになっている。また、これらを駆動す
る原稿用モータ(パルスモータ)の出力軸からは、駆動
系が2系統に分かれており(ワンウェイ・クラッチを2
個使用)、正転で給紙・分離を、逆転で読取・排出を行
なう。 給送ローラ29と排紙ローラ31は、ベルト駆動で速度比
が1:1である。従動ローラ30は、適度な圧力で給送ロー
ラ29に圧接されており、給紙力を与えている。 また前記したイメージセンサとしては、MOS(Metal O
xide Semiconductor)型イメージセンサや、CID(Charg
e Injection Device)、あるいはCID(Charge Priming
Device)などの他のイメージセンサでも良い。 一方、記録媒体を給紙し、画像を形成する経路には、
記録媒体の取り込み口であるとともに給紙カセット3を
装着する装着口6が形成され、給紙カセット3がセット
される。給紙カセット3は、第6図および第7図のよう
に装着口6にセットされる給紙カセット3の種類を検出
する手段、例えば磁気センサ62,63によって判別され
る。また給紙カセット3には、その内部に押し上げロー
ラ64と、給紙カセット3内に記録媒体があるか否かを検
出する例えばレバー式のエンプティセンサ46が付設され
ている。給紙カセット3内にセットされた記録媒体は、
キックローラ42によって送り出され、給紙ローラ43と分
離ローラ44によって記録媒体の搬送経路に向けて分離、
給送される。この搬送経路は、後端検出センサ45と、プ
ラテン52と、このプラテン52に対して接離されるサーマ
ルヘッド47と、このサーマルヘッド47を支持したヘッド
ホルダ51と、先端検出センサ55(例えば透過式センサ)
と、このセンサ55とならんで設けられ、マスターの表裏
を検出する表裏検出センサ56と、レジストレバー57と、
排紙ローラ58,59とを備えている。前記キックローラ42
にはワンウェイ・クラッチが介在されている。また、給
紙ローラ43とキックローラ42はベルト駆動で速度比が1:
1である。分離ローラ44は、給紙ローラ43と逆転速度比
が0.7:1である。また分離ローラ44は、原稿の搬送系と
同様にバネクラッチにより逆転分離する。 前記サーマルヘッド47は、第3図および第4図のよう
に、ヘッドブラケット82およびヘッド押え板85を介して
ヘッドホルダ51に支持されている。 ヘッドホルダ51は回動軸81に取付けられている。この
回動軸81にはヘッドカム78が取付けられ、このヘッドカ
ム78の回動によりヘッド47とプラテン52とが接離するよ
うになっている。 前記ヘッドカム78およびヘッドホルダ51の駆動機構
は、ブラケット76に取付けられている。すなわち、駆動
源のパルスモータ71と、このパルスモータ71の回動軸に
取付けられたギア83と、このギア83に噛み合うギア72
と、このギア72と同軸上に設けられたギア84と、このギ
ア84に噛み合うギア73と、このギア73と同軸上に設けら
れたギア87と、このギア87と噛み合うカムギア75と、ヘ
ッドカム78に設けられたカムピン88とカムギア75に設け
られたギアピン89との間に張設されたヘッド押えバネ90
と、カムギア75の回動状態を検出するレバー式センサ91
(ホームポジションセンサ)とを備えている。 カムギア75は、円弧状のギア部75Aと円弧状の凹部75B
を備えている。 給紙カセット3は、第2図のようにキックローラ42に
収容した記録媒体を押し上げローラ64の付勢力により圧
接する押し上げ板41と、第6図および第7図のように磁
気センサ62,63に対応する位置にマグネット収容部60,61
とを備え、マグネット収容部60,61にマグネットを収容
しているか否か(次表参照)によって、第8図のように
給紙カセット3の種類を区別できるようになっている。 なお、各給紙カセット3には用紙サイズに対応できる
ように、取付け位置を変更できる仕切板が設けられてい
る。また記録媒体の各摩擦係数も考慮して設計されてい
る。 さらに、装着口6に普通紙の給紙カセット3を取り付
けた場合には、熱転写リボン7をヘッド47とプラテン52
との間に介在させて使用する。この場合、リボンの送り
機構が必要である。 また記録媒体の種類によって、例えば次のように印字
処理条件を異ならせてある。 (1)印字開始位置の設定(頭出し) 印刷原版となるマスターにおいては、印刷機に装着す
る補強用耳部を空送りし、感熱紙等では少しの余白を残
して印字を開始する。 (2)表裏検出 専用マスターには、表裏検出用穴があり、表裏の検出
をする。感熱紙等は、この表裏検出機能を殺しておく。 (3)印字条件の決定 印字圧の制御…マスターでは強く、感熱紙では弱い。
印字(製版)するのにエネルギーが多くいるためであ
る。 印字パルス幅およびパルス数の制御…サーマルヘッド
通電時間および通電パルスの与え方、すなわち1パルス
で印字(製版)するのか、あるいは多パルスで行うかに
よって制御する。 正像・逆像の切替…装着口6にセットした前記給紙カ
セット3の種類を判別して、正像で印字(製版)するの
か、逆像で印字(製版)するかを切替える。すなわち、
印刷原版のマスターは逆像に(印刷すれば正像)、感熱
紙は正像に印字する。 外部データ(読取データ)に対し、各用紙に適切なγ
補正をかける。 (4)印字終了位置の設定および排出 用紙末端を検出して、印字(製版)の終了位置を設定
し、適宜排出する。 〈動作〉 このような構成において、この装置は次のように動作
する。 まず、給紙台20に原稿を下向きに置き、給紙ガイド2
1,22を原稿幅に合わせ、原稿ストッパ26に原稿端を合わ
せて、セットする。この際エンプティセンサ65がオン
し、原稿が給紙台20にセットされたことが検出される。
一方、第9図のようにステップS1で給紙カセット3を装
着口6に装着すると、マグネット収容部60,61にマグネ
ットが組込まれているか否かにより、磁気センサ62,63
がON,OFFし、記録媒体の種類の判定を行なう。そしてス
テップS2で記録媒体別にフラグ(処理手順の開始位置)
のセットを行なう。 また、記録媒体の有無検出がエンプティセンサ46によ
り行なわれる。 給紙カセット3の装着により押し上げローラ64が押し
上げ板41を押し上げ、記録媒体がキックローラ42に圧接
される。 さらに印字状態以外は、第3図のようにセンサ91はON
で動作終了している。外部の力によりセンサ91がOFFし
た時は電源ONでこの状態に戻る。センサ91が第3図の状
態においてはギアピン89がヘッドカム78を押し上げてお
り、プラテン52とサーマルヘッド47とは離間している。 このような状態において操作部8のスタートスイッチ
を押すと、図示していないソレノイドがONし、キックロ
ーラ23が下がる(自重)のとほぼ同時に、原稿ストッパ
26も下がり、図示していない原稿用モータ(パルスモー
タ)が回転し始める。 原稿先端が、原稿先端検出センサ27をONさせるとそれ
から一定量原稿を送る。 その時、原稿先端は給送ローラ29と従動ローラ30との
転接部分に当たり、レジストループを作り、スキューの
補正を行なう。 その後、原稿用モータが逆転し、給送ローラ29および
排紙ローラ31が原稿を送り始める。給紙ローラ29と従動
ローラ30に原稿が噛み合うよう一定量搬送した時点で、
ソレノイドはOFFし、キックローラ23は上に上がり、ま
た原稿ストッパー26も上がる。 原稿用モータが逆転し、原稿後端検出センサ28がONし
てから一定量を送り、(原稿先端から一定位置…約5mm
を出してから)読み取りを開始する。 光源は、蛍光灯34を使用し、原稿ガラス33を通して、
照明読み取りを行なう。 なお、読み取りに際し、基準反射板32を読み、シェー
ディング補正をかける。すなわち、蛍光灯34の光の長さ
方向のバラツキをスタートスイッチがONのとき、基準反
射板32の下地色を読んで電気的に補正する。 ただし、背景と画像とを区別するために補正する時
は、原稿の先端(約3mm)位置で原稿中央約60mmのデー
タ(原稿の下地色)を読み取りスライスレベルを変化さ
せる。 原稿後端検出センサ28がOFF(原稿がなくなる)して
から一定量読み取りを行ない、その後加速して一定時間
搬送することにより排出する。 一方、ステップS3で印字処理がスタートすると記録媒
体用モータの駆動によりキックローラが回転して、カセ
ット3の記録媒体が送り出される。そして、給紙ローラ
43と分離ローラ44により1枚に分離され、プラテン52と
サーマルヘッド47との間に供給される。その後先端検出
センサ55が先端を検出すると、所定量送った後停止す
る。このため記録媒体の先端はレジストレバー57に当た
りスキュー取りが行なわれる。 記録媒体用モータが停止すると、パルスモータ71が回
転するとともにレジストレバー57が退避する。パルスモ
ータ71の回転によりギア83,72,84,73,87を介してカムギ
ア75が右回りに所定量回転する。これにともないギアピ
ン89が第5図のようにA点からB点へ移動する。このた
め、バネ90の張力によりカムピン88が吸引され、ヘッド
カム78が軸81を中心に右回りに回動し、サーマルヘッド
47がプラテン52に接触する。パルスモータ71がさらに回
転すると、サーマルヘッド47の圧接力が上昇する。 その後、約15mm送った付近で、記録媒体がマスターで
あれば(ステップS4)、ステップS5で表裏検出を行な
う。そして、ステップS6で表裏逆であると判定される
と、ステップS7でエラーとなり、ステップS8で排出モー
ドに切り換わり製版せずに排出する。 またステップS9で記録媒体の種類に応じた頭出し(印
字製版開始位置の制御)を行なう。そしてステップS10
で記録媒体に応じた印字、製版方式を選択し、ステップ
S11で印字、製版動作がスタートする。 その際、ステップS12でマスターか否かが問われ、マ
スターであればステップS13で画像を逆像で送り出し、
マスター以外であればステップS14で画像を正像で送り
出す。 そしてステップS15でサーマルヘッド47が通電し、印
字、製版されていく。記録媒体の後端がセンサ45に検出
されると、一定量印字、製版後、記録媒体用モータを加
速するとともに、パルスモータ71を逆転してバネ90の張
力を弱め(ヘッド47とプラテン52との圧接力を弱め)な
がら排出する。 ステップS16ですべての印字、製版が終了したか否か
判断され、終了していなければステップS12に戻り、終
了すればステップS17で停止する。 ところで原稿が原稿ガラス33を通過する際、次のよう
な処理が行なわれる。 第10図のでは、基準反射板32の読込みを行なう。こ
こで読込まれた画像データは、第12図のように例えば32
bit間隔の点を結んだ包絡線として電気的に記録され、
後に読込まれた画像情報を判断するときに再生され、シ
ェーディング補正等に用いられる。第12図の白波形のご
とく、スライスレベルを変化させてシェーディング補正
を行なう。 では白黒の判定基準とするスライスレベル、つまり
汚れの判定基準を決めるのであるが、疑似中間調の手段
としてディザマトリクスによる方法を用いる。 この疑似中間調の処理においては、対象と背景とを二
値化して分離する場合と異なり、スライスレベルの上下
による濃度変更ができない。そこで16階調のレベルを変
えないで、16階調に区切る区間を上下させることによ
り、濃い原稿や薄い原稿に対応した階調を得ることがで
きる。この方法によると、暗い原稿では暗いところで16
階調がでるし、明るい原稿では明るいところで16階調を
出すことが可能である。すなわち、原稿を読み取り、多
値データとして量子化する場合、その量子化のスライス
レベルは通常、基準となる白(反射率100%と考えられ
る白)と基準となる黒(反射率0%と考えられる黒)と
の間を分割して設定する。 しかし、写真のような原稿では白から黒まで幅広く濃
度が分布しているものは少なく、ある一定の範囲に濃度
が集まっているものが多い。このような原稿を上記のよ
うな方法で多値化すると、用意された多値化のスライス
レベルの一部分しか使用されず、コントラストのはっき
りしない画像になってしまう。特に、階調が少ない場合
(16階調程度)には大きく影響する。これを解決するた
めに、量子化の幅を基準白から黒までという幅の広い設
定ではなく、原稿の濃度の偏りを考慮した狭い幅での量
子化を行なう。これは、原稿の濃度を忠実に再現するよ
りも、画像の鮮明さを優先した量子化を行なうというこ
とである。 実例を挙げると、通常基準白レベルは基準白板を読み
取ったセンサ出力より、基準黒レベルはセンサの暗出力
で設定される。黒側に偏った原稿の場合、基準白レベル
を黒側に何%かシフトすることにより、この原稿を再現
する階調数が増し、鮮明な画像が得られる。逆の、原稿
の濃度が白側に偏った場合は、基準黒レベルを白側にシ
フトすればよい。 このディザマトリックスを用いて原稿の地色に応じて
自動的にスレイスレベルを設定する。このスライスレベ
ル決定の方法を第11図のフローチャートに示す。 では画像処理部10にディザマトリックスのパターン
を設定する。パターンとしては第13図に示すようなBaye
r型をはじめ多数あり、任意に変更することが可能であ
る。 では画像処理部10にディザマトリックスによる処理
を行なうための設定を行なう。 ではこのディザマトリックスの最上位ラインをスラ
イスレベルとして1ライン分の画像データを読み込む。 では、にて読み込んだデータを1ビットずつ取込
み、で1ビットずつ白黒の判定をし、黒のビットを計
数して加算していく。 の動作は1ライン終了するまでループする。で1
ライン終了を判断すると、で4ラインカウントするま
で上記の動作をループする。*ただし、2ライン目はデ
ィザパターンの2ライン目のスライスレベル、3ライン
目はディザパターンの3ライン目のスライスレベル、4
ライン目はディザパターンの4ライン目のスライスレベ
ルを用いて処理を行なう。 では以上のようにして計数された黒のビット数を読
み取り、幅中のディザマトリックス数で割る。このとき
結果は四捨五入する。 ではを求められた原稿地色のスライスレベル換算
値を適当に処理(加算あるいは減算)し、スライスレベ
ルを決定する。これは地色がグレーの縞模様にならない
ためである。 このスライスレベル決定法は、従来の方法に比べて以
下の点で優れている。 イ)原稿の背景が濃い色のときに背景を拾わないような
スライスレべルを設定する必要があるが、ほとんどの原
稿は先端部は背景のみであるので、スライスレベルを設
定するデータは先端部を読めば十分である。したがっ
て、スライスレベルは最初に設定するのみで、原稿の背
景を逐次追って行くような処理がはぶける。このスライ
スレベルは、背景が最も白いものとして設定する。また
背景のばらつきを考慮して平均値を使用する。このよう
に、原稿の地色に対応したスライスレベルを簡単かつ自
動的に決定できる。 ロ)スライスレベルの適正値を定量的に決定できる。 ハ)人間の主観による差がないため、操作する人による
バラツキがない。 第10図に戻り、 ではに決定されたスライスレベル、もしくは外部
から入力されたスライスレベルによって1ライン分のデ
ータを読み込む。 ではで読んだデータを1バイト取り込み、で黒
のビットを計数する。そしてで1ライン終了を検出す
るまで,の動作を繰り返す。では1ライン中の黒
の数と、A(あらかじめ設定してある汚れの判定基準
値)を比較し、基準反射板の汚れを判定する。 上記において、汚れ判定基準値Aより1ライン中の黒
の数が少なければ正常()であり、多ければ基準反射
板32が汚れている()ことになる。 汚れていると判定されると、操作部8のディスプレイ
に汚れの旨を表示したり、アラームを発したりする。 通常基準反射板32が汚れている場合白レベルの低下は
部分的に起きるが、光源が劣化すると全体的に白レベル
が落ちる。そこで、このような白レベルの変化に着目す
れば、白レベルのピーク値を見ることによって、基準反
射板32かまたは光源のいずれの汚れかを識別することが
できる。 この実施例の白汚れ検出方法では部分的なレベル低下
を検出するので、基準反射板32が全体的に汚れて検出で
きなくなる前に、基準反射板32の部分的な汚れを蛍光灯
34の光量低下と区別して検出することができることか
ら、基準反射板32の白汚れとは判定しない場合、すなわ
ち全体的な白レベルの変化があった場合には光源の劣化
であると判定することができる。 このようにして、基準反射板32の汚れか、蛍光灯34の
劣化かを判別し、基準反射板32の拭き取りか蛍光灯34の
交換かを表示して警報する。
明する。 〈構成〉 まず構成について説明する。 第1図のように画像形成装置例えばデジタル製版機
〔サーマルヘッドを用いて感熱性孔版原紙(以下マスタ
ーと称する)に穿孔を施す製版機〕1は、操作部8を有
する本体2と、この本体2に供給する原稿をセットする
給紙台20と、マスターを収容する本体2に着脱自在の給
紙カセット3とを備え、給紙台20にセットされた原稿の
画像を読み取り、給紙カセット3に収容された記録媒体
(マスター、OHP用紙、感熱紙、普通紙など)に画像を
形成するようになっている。 上記においてマスターとは、熱可塑性合成樹脂フィル
ムと多孔性支持体とを貼り合わせてなる感熱性孔版原紙
をいう。 前記熱可塑性合成樹脂フィルムとしては、例えばポリ
エステル、ポリプロピレン、塩化ビニリデン−塩化ビニ
ル共重合体等のフィルムが挙げられる。 多孔性支持体としては、例えばマニラ麻、こうぞ、み
つまた等の天然繊維、ポリエステル、ポリビニルアルコ
ール、ポリアクリロニトリル等の合成繊維、レーヨン等
の半合成繊維を主原料とする多孔性薄葉紙、ナイロン、
テトロン、絹等の紗などが用いられる。 給紙台20には、第1図および第2図のようにセットさ
れた原稿の側縁を規制する給紙ガイド21,22が幅方向に
移動自在に設けられている。 そして給紙台20にセットされた原紙を給紙し、画像を
読み取る経路には、エンプティセンサ65と、原稿を送り
出すキックローラ23と、このキックローラ23により送り
出された原稿を搬送する給紙ローラ24とが設けられてい
る。この給紙ローラ24により搬送される原稿に追従する
原稿は、分離ローラ25によって退けられる。給紙台20に
セットされた原稿は、原稿ストッパ26により先端を規制
され、原稿先端検出センサ27(例えばレバー式センサ)
と、原稿後端検出センサ28(例えばレバー式センサ)と
によってその通過を確認しながら、給送ローラ29と従動
ローラ30とで給送される。そして搬送経路には、上下に
基準反射板(白基準)32と、ガラス押え板35に収容され
た原稿ガラス33が設けられ、ガラス押え板35に適度な圧
力で圧接された排紙ローラ31で原稿を排紙する。原稿
は、原稿ガラス33上を搬送されつつ原稿ガラス33の下部
に設けた光源、例えば蛍光灯34によって照明され、この
蛍光灯34により照明された原稿での反射光はミラー4で
反射して方向転換される。このミラー4を通して供給さ
れる光はイメージセンサ、例えばCCD(Charge Coupled
Device)9を有する画像読取部5に入力されて電気信号
に変換される。画像読取部5は、A/D変換器などを有す
る画像処理部10と、CPU(中央処理装置)11とに電気的
に接続されている。 前記給紙ローラ24と、キックローラ23は、ベルト駆動
で速度比が1:1である。また分離ローラ25は適度な圧力
で、給紙ローラ24に圧接されており、給紙ローラ24の約
7割の速度比で、逆回転する。ただし、図示していない
バネクラッチにより、一定負荷以上の場合は順方向につ
られて回り、ある負荷以上だと逆転方向に回り、2枚目
以降の原稿は送らないような機構(逆転分離)になって
いる。 なお給紙ローラ24には、ワンウェイ・クラッチが入っ
ていて、分離ローラ25が圧接されていても、原稿を強制
的に搬送するようになっている。また、これらを駆動す
る原稿用モータ(パルスモータ)の出力軸からは、駆動
系が2系統に分かれており(ワンウェイ・クラッチを2
個使用)、正転で給紙・分離を、逆転で読取・排出を行
なう。 給送ローラ29と排紙ローラ31は、ベルト駆動で速度比
が1:1である。従動ローラ30は、適度な圧力で給送ロー
ラ29に圧接されており、給紙力を与えている。 また前記したイメージセンサとしては、MOS(Metal O
xide Semiconductor)型イメージセンサや、CID(Charg
e Injection Device)、あるいはCID(Charge Priming
Device)などの他のイメージセンサでも良い。 一方、記録媒体を給紙し、画像を形成する経路には、
記録媒体の取り込み口であるとともに給紙カセット3を
装着する装着口6が形成され、給紙カセット3がセット
される。給紙カセット3は、第6図および第7図のよう
に装着口6にセットされる給紙カセット3の種類を検出
する手段、例えば磁気センサ62,63によって判別され
る。また給紙カセット3には、その内部に押し上げロー
ラ64と、給紙カセット3内に記録媒体があるか否かを検
出する例えばレバー式のエンプティセンサ46が付設され
ている。給紙カセット3内にセットされた記録媒体は、
キックローラ42によって送り出され、給紙ローラ43と分
離ローラ44によって記録媒体の搬送経路に向けて分離、
給送される。この搬送経路は、後端検出センサ45と、プ
ラテン52と、このプラテン52に対して接離されるサーマ
ルヘッド47と、このサーマルヘッド47を支持したヘッド
ホルダ51と、先端検出センサ55(例えば透過式センサ)
と、このセンサ55とならんで設けられ、マスターの表裏
を検出する表裏検出センサ56と、レジストレバー57と、
排紙ローラ58,59とを備えている。前記キックローラ42
にはワンウェイ・クラッチが介在されている。また、給
紙ローラ43とキックローラ42はベルト駆動で速度比が1:
1である。分離ローラ44は、給紙ローラ43と逆転速度比
が0.7:1である。また分離ローラ44は、原稿の搬送系と
同様にバネクラッチにより逆転分離する。 前記サーマルヘッド47は、第3図および第4図のよう
に、ヘッドブラケット82およびヘッド押え板85を介して
ヘッドホルダ51に支持されている。 ヘッドホルダ51は回動軸81に取付けられている。この
回動軸81にはヘッドカム78が取付けられ、このヘッドカ
ム78の回動によりヘッド47とプラテン52とが接離するよ
うになっている。 前記ヘッドカム78およびヘッドホルダ51の駆動機構
は、ブラケット76に取付けられている。すなわち、駆動
源のパルスモータ71と、このパルスモータ71の回動軸に
取付けられたギア83と、このギア83に噛み合うギア72
と、このギア72と同軸上に設けられたギア84と、このギ
ア84に噛み合うギア73と、このギア73と同軸上に設けら
れたギア87と、このギア87と噛み合うカムギア75と、ヘ
ッドカム78に設けられたカムピン88とカムギア75に設け
られたギアピン89との間に張設されたヘッド押えバネ90
と、カムギア75の回動状態を検出するレバー式センサ91
(ホームポジションセンサ)とを備えている。 カムギア75は、円弧状のギア部75Aと円弧状の凹部75B
を備えている。 給紙カセット3は、第2図のようにキックローラ42に
収容した記録媒体を押し上げローラ64の付勢力により圧
接する押し上げ板41と、第6図および第7図のように磁
気センサ62,63に対応する位置にマグネット収容部60,61
とを備え、マグネット収容部60,61にマグネットを収容
しているか否か(次表参照)によって、第8図のように
給紙カセット3の種類を区別できるようになっている。 なお、各給紙カセット3には用紙サイズに対応できる
ように、取付け位置を変更できる仕切板が設けられてい
る。また記録媒体の各摩擦係数も考慮して設計されてい
る。 さらに、装着口6に普通紙の給紙カセット3を取り付
けた場合には、熱転写リボン7をヘッド47とプラテン52
との間に介在させて使用する。この場合、リボンの送り
機構が必要である。 また記録媒体の種類によって、例えば次のように印字
処理条件を異ならせてある。 (1)印字開始位置の設定(頭出し) 印刷原版となるマスターにおいては、印刷機に装着す
る補強用耳部を空送りし、感熱紙等では少しの余白を残
して印字を開始する。 (2)表裏検出 専用マスターには、表裏検出用穴があり、表裏の検出
をする。感熱紙等は、この表裏検出機能を殺しておく。 (3)印字条件の決定 印字圧の制御…マスターでは強く、感熱紙では弱い。
印字(製版)するのにエネルギーが多くいるためであ
る。 印字パルス幅およびパルス数の制御…サーマルヘッド
通電時間および通電パルスの与え方、すなわち1パルス
で印字(製版)するのか、あるいは多パルスで行うかに
よって制御する。 正像・逆像の切替…装着口6にセットした前記給紙カ
セット3の種類を判別して、正像で印字(製版)するの
か、逆像で印字(製版)するかを切替える。すなわち、
印刷原版のマスターは逆像に(印刷すれば正像)、感熱
紙は正像に印字する。 外部データ(読取データ)に対し、各用紙に適切なγ
補正をかける。 (4)印字終了位置の設定および排出 用紙末端を検出して、印字(製版)の終了位置を設定
し、適宜排出する。 〈動作〉 このような構成において、この装置は次のように動作
する。 まず、給紙台20に原稿を下向きに置き、給紙ガイド2
1,22を原稿幅に合わせ、原稿ストッパ26に原稿端を合わ
せて、セットする。この際エンプティセンサ65がオン
し、原稿が給紙台20にセットされたことが検出される。
一方、第9図のようにステップS1で給紙カセット3を装
着口6に装着すると、マグネット収容部60,61にマグネ
ットが組込まれているか否かにより、磁気センサ62,63
がON,OFFし、記録媒体の種類の判定を行なう。そしてス
テップS2で記録媒体別にフラグ(処理手順の開始位置)
のセットを行なう。 また、記録媒体の有無検出がエンプティセンサ46によ
り行なわれる。 給紙カセット3の装着により押し上げローラ64が押し
上げ板41を押し上げ、記録媒体がキックローラ42に圧接
される。 さらに印字状態以外は、第3図のようにセンサ91はON
で動作終了している。外部の力によりセンサ91がOFFし
た時は電源ONでこの状態に戻る。センサ91が第3図の状
態においてはギアピン89がヘッドカム78を押し上げてお
り、プラテン52とサーマルヘッド47とは離間している。 このような状態において操作部8のスタートスイッチ
を押すと、図示していないソレノイドがONし、キックロ
ーラ23が下がる(自重)のとほぼ同時に、原稿ストッパ
26も下がり、図示していない原稿用モータ(パルスモー
タ)が回転し始める。 原稿先端が、原稿先端検出センサ27をONさせるとそれ
から一定量原稿を送る。 その時、原稿先端は給送ローラ29と従動ローラ30との
転接部分に当たり、レジストループを作り、スキューの
補正を行なう。 その後、原稿用モータが逆転し、給送ローラ29および
排紙ローラ31が原稿を送り始める。給紙ローラ29と従動
ローラ30に原稿が噛み合うよう一定量搬送した時点で、
ソレノイドはOFFし、キックローラ23は上に上がり、ま
た原稿ストッパー26も上がる。 原稿用モータが逆転し、原稿後端検出センサ28がONし
てから一定量を送り、(原稿先端から一定位置…約5mm
を出してから)読み取りを開始する。 光源は、蛍光灯34を使用し、原稿ガラス33を通して、
照明読み取りを行なう。 なお、読み取りに際し、基準反射板32を読み、シェー
ディング補正をかける。すなわち、蛍光灯34の光の長さ
方向のバラツキをスタートスイッチがONのとき、基準反
射板32の下地色を読んで電気的に補正する。 ただし、背景と画像とを区別するために補正する時
は、原稿の先端(約3mm)位置で原稿中央約60mmのデー
タ(原稿の下地色)を読み取りスライスレベルを変化さ
せる。 原稿後端検出センサ28がOFF(原稿がなくなる)して
から一定量読み取りを行ない、その後加速して一定時間
搬送することにより排出する。 一方、ステップS3で印字処理がスタートすると記録媒
体用モータの駆動によりキックローラが回転して、カセ
ット3の記録媒体が送り出される。そして、給紙ローラ
43と分離ローラ44により1枚に分離され、プラテン52と
サーマルヘッド47との間に供給される。その後先端検出
センサ55が先端を検出すると、所定量送った後停止す
る。このため記録媒体の先端はレジストレバー57に当た
りスキュー取りが行なわれる。 記録媒体用モータが停止すると、パルスモータ71が回
転するとともにレジストレバー57が退避する。パルスモ
ータ71の回転によりギア83,72,84,73,87を介してカムギ
ア75が右回りに所定量回転する。これにともないギアピ
ン89が第5図のようにA点からB点へ移動する。このた
め、バネ90の張力によりカムピン88が吸引され、ヘッド
カム78が軸81を中心に右回りに回動し、サーマルヘッド
47がプラテン52に接触する。パルスモータ71がさらに回
転すると、サーマルヘッド47の圧接力が上昇する。 その後、約15mm送った付近で、記録媒体がマスターで
あれば(ステップS4)、ステップS5で表裏検出を行な
う。そして、ステップS6で表裏逆であると判定される
と、ステップS7でエラーとなり、ステップS8で排出モー
ドに切り換わり製版せずに排出する。 またステップS9で記録媒体の種類に応じた頭出し(印
字製版開始位置の制御)を行なう。そしてステップS10
で記録媒体に応じた印字、製版方式を選択し、ステップ
S11で印字、製版動作がスタートする。 その際、ステップS12でマスターか否かが問われ、マ
スターであればステップS13で画像を逆像で送り出し、
マスター以外であればステップS14で画像を正像で送り
出す。 そしてステップS15でサーマルヘッド47が通電し、印
字、製版されていく。記録媒体の後端がセンサ45に検出
されると、一定量印字、製版後、記録媒体用モータを加
速するとともに、パルスモータ71を逆転してバネ90の張
力を弱め(ヘッド47とプラテン52との圧接力を弱め)な
がら排出する。 ステップS16ですべての印字、製版が終了したか否か
判断され、終了していなければステップS12に戻り、終
了すればステップS17で停止する。 ところで原稿が原稿ガラス33を通過する際、次のよう
な処理が行なわれる。 第10図のでは、基準反射板32の読込みを行なう。こ
こで読込まれた画像データは、第12図のように例えば32
bit間隔の点を結んだ包絡線として電気的に記録され、
後に読込まれた画像情報を判断するときに再生され、シ
ェーディング補正等に用いられる。第12図の白波形のご
とく、スライスレベルを変化させてシェーディング補正
を行なう。 では白黒の判定基準とするスライスレベル、つまり
汚れの判定基準を決めるのであるが、疑似中間調の手段
としてディザマトリクスによる方法を用いる。 この疑似中間調の処理においては、対象と背景とを二
値化して分離する場合と異なり、スライスレベルの上下
による濃度変更ができない。そこで16階調のレベルを変
えないで、16階調に区切る区間を上下させることによ
り、濃い原稿や薄い原稿に対応した階調を得ることがで
きる。この方法によると、暗い原稿では暗いところで16
階調がでるし、明るい原稿では明るいところで16階調を
出すことが可能である。すなわち、原稿を読み取り、多
値データとして量子化する場合、その量子化のスライス
レベルは通常、基準となる白(反射率100%と考えられ
る白)と基準となる黒(反射率0%と考えられる黒)と
の間を分割して設定する。 しかし、写真のような原稿では白から黒まで幅広く濃
度が分布しているものは少なく、ある一定の範囲に濃度
が集まっているものが多い。このような原稿を上記のよ
うな方法で多値化すると、用意された多値化のスライス
レベルの一部分しか使用されず、コントラストのはっき
りしない画像になってしまう。特に、階調が少ない場合
(16階調程度)には大きく影響する。これを解決するた
めに、量子化の幅を基準白から黒までという幅の広い設
定ではなく、原稿の濃度の偏りを考慮した狭い幅での量
子化を行なう。これは、原稿の濃度を忠実に再現するよ
りも、画像の鮮明さを優先した量子化を行なうというこ
とである。 実例を挙げると、通常基準白レベルは基準白板を読み
取ったセンサ出力より、基準黒レベルはセンサの暗出力
で設定される。黒側に偏った原稿の場合、基準白レベル
を黒側に何%かシフトすることにより、この原稿を再現
する階調数が増し、鮮明な画像が得られる。逆の、原稿
の濃度が白側に偏った場合は、基準黒レベルを白側にシ
フトすればよい。 このディザマトリックスを用いて原稿の地色に応じて
自動的にスレイスレベルを設定する。このスライスレベ
ル決定の方法を第11図のフローチャートに示す。 では画像処理部10にディザマトリックスのパターン
を設定する。パターンとしては第13図に示すようなBaye
r型をはじめ多数あり、任意に変更することが可能であ
る。 では画像処理部10にディザマトリックスによる処理
を行なうための設定を行なう。 ではこのディザマトリックスの最上位ラインをスラ
イスレベルとして1ライン分の画像データを読み込む。 では、にて読み込んだデータを1ビットずつ取込
み、で1ビットずつ白黒の判定をし、黒のビットを計
数して加算していく。 の動作は1ライン終了するまでループする。で1
ライン終了を判断すると、で4ラインカウントするま
で上記の動作をループする。*ただし、2ライン目はデ
ィザパターンの2ライン目のスライスレベル、3ライン
目はディザパターンの3ライン目のスライスレベル、4
ライン目はディザパターンの4ライン目のスライスレベ
ルを用いて処理を行なう。 では以上のようにして計数された黒のビット数を読
み取り、幅中のディザマトリックス数で割る。このとき
結果は四捨五入する。 ではを求められた原稿地色のスライスレベル換算
値を適当に処理(加算あるいは減算)し、スライスレベ
ルを決定する。これは地色がグレーの縞模様にならない
ためである。 このスライスレベル決定法は、従来の方法に比べて以
下の点で優れている。 イ)原稿の背景が濃い色のときに背景を拾わないような
スライスレべルを設定する必要があるが、ほとんどの原
稿は先端部は背景のみであるので、スライスレベルを設
定するデータは先端部を読めば十分である。したがっ
て、スライスレベルは最初に設定するのみで、原稿の背
景を逐次追って行くような処理がはぶける。このスライ
スレベルは、背景が最も白いものとして設定する。また
背景のばらつきを考慮して平均値を使用する。このよう
に、原稿の地色に対応したスライスレベルを簡単かつ自
動的に決定できる。 ロ)スライスレベルの適正値を定量的に決定できる。 ハ)人間の主観による差がないため、操作する人による
バラツキがない。 第10図に戻り、 ではに決定されたスライスレベル、もしくは外部
から入力されたスライスレベルによって1ライン分のデ
ータを読み込む。 ではで読んだデータを1バイト取り込み、で黒
のビットを計数する。そしてで1ライン終了を検出す
るまで,の動作を繰り返す。では1ライン中の黒
の数と、A(あらかじめ設定してある汚れの判定基準
値)を比較し、基準反射板の汚れを判定する。 上記において、汚れ判定基準値Aより1ライン中の黒
の数が少なければ正常()であり、多ければ基準反射
板32が汚れている()ことになる。 汚れていると判定されると、操作部8のディスプレイ
に汚れの旨を表示したり、アラームを発したりする。 通常基準反射板32が汚れている場合白レベルの低下は
部分的に起きるが、光源が劣化すると全体的に白レベル
が落ちる。そこで、このような白レベルの変化に着目す
れば、白レベルのピーク値を見ることによって、基準反
射板32かまたは光源のいずれの汚れかを識別することが
できる。 この実施例の白汚れ検出方法では部分的なレベル低下
を検出するので、基準反射板32が全体的に汚れて検出で
きなくなる前に、基準反射板32の部分的な汚れを蛍光灯
34の光量低下と区別して検出することができることか
ら、基準反射板32の白汚れとは判定しない場合、すなわ
ち全体的な白レベルの変化があった場合には光源の劣化
であると判定することができる。 このようにして、基準反射板32の汚れか、蛍光灯34の
劣化かを判別し、基準反射板32の拭き取りか蛍光灯34の
交換かを表示して警報する。
以上説明した実施例によれば、次のような効果が得ら
れる。 基準反射板32の読み取りデータから32ビット間隔の点
を結んだ包絡線を再生し、その何%かを汚れ検出レベル
として基準反射板32の読み取りデータと比較し、所定数
以上のデータを検出すると、基準反射板32が汚れている
と判定するようにしたので、基準反射板32の汚れを定量
的かつ正確に判断でき、しかも光源の劣化とを明瞭に識
別が可能なので読み取り濃度情報の品質の安定が図られ
る。
れる。 基準反射板32の読み取りデータから32ビット間隔の点
を結んだ包絡線を再生し、その何%かを汚れ検出レベル
として基準反射板32の読み取りデータと比較し、所定数
以上のデータを検出すると、基準反射板32が汚れている
と判定するようにしたので、基準反射板32の汚れを定量
的かつ正確に判断でき、しかも光源の劣化とを明瞭に識
別が可能なので読み取り濃度情報の品質の安定が図られ
る。
この発明は以上のように構成したので、原稿を読み取
る際のその都度に、基準反射部材の汚れを定量的かつ正
確に検出することができ、しかも光源の劣化とを明瞭に
識別可能な画像処理装置を提供することができる。
る際のその都度に、基準反射部材の汚れを定量的かつ正
確に検出することができ、しかも光源の劣化とを明瞭に
識別可能な画像処理装置を提供することができる。
第1図はこの発明に係る画像処理装置の外観を示す側面
図、第2図はその内部構造の概略を示す断面図、第3図
および第4図は接離装置部分の要部拡大図、第5図はヘ
ッドカムの動作を示す要部拡大図、第6図は給紙カセッ
トの装着部分を示す概略側面図、第7図は装着状態を示
す概略断面図、第8図は複数の給紙カセットを示す斜視
図、第9図は画像処理装置の動作を示すフローチャー
ト、第10図は基準反射板の汚れを検出する過程を示すフ
ローチャート、第11図はスライスレベル決定の手順を示
すフローチャート、第12図はスライスレベルの位置を示
すグラフ、第13図はディザマトリクスのパターンを示す
図である。 1……デジタル製版機 3……給紙カセット 32……基準反射板
図、第2図はその内部構造の概略を示す断面図、第3図
および第4図は接離装置部分の要部拡大図、第5図はヘ
ッドカムの動作を示す要部拡大図、第6図は給紙カセッ
トの装着部分を示す概略側面図、第7図は装着状態を示
す概略断面図、第8図は複数の給紙カセットを示す斜視
図、第9図は画像処理装置の動作を示すフローチャー
ト、第10図は基準反射板の汚れを検出する過程を示すフ
ローチャート、第11図はスライスレベル決定の手順を示
すフローチャート、第12図はスライスレベルの位置を示
すグラフ、第13図はディザマトリクスのパターンを示す
図である。 1……デジタル製版機 3……給紙カセット 32……基準反射板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 土屋 光生 山梨県甲府市山宮町3167番地 日本精密工 業株式会社内 (72)発明者 高塚 正行 山梨県甲府市山宮町3167番地 日本精密工 業株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−201559(JP,A)
Claims (1)
- 【請求項1】光源の光を記録媒体および基準反射部材に
照射し、その反射情報をイメージセンサを通して読み取
り、前記基準反射部材の読み取り濃度情報により前記記
録媒体の画像読み取り濃度情報をシェーディング補正す
る画像形成装置において、前記基準反射部材の読み取り
濃度情報から汚れを検出する基準濃度情報を設定する手
段と、該基準濃度情報と前記基準反射部材の読み取り濃
度情報とを比較し、前記基準濃度情報に達しなかった読
み取り濃度情報のトータルが所定以上に達すると前記基
準反射部材が汚れていると判定する手段と、前記基準反
射部材の読み取り濃度情報から前記光源の劣化を検出す
る劣化判定レベルを設定する手段と、前記劣化判定レベ
ルと前記読み取り濃度情報とを比較し、該読み取り濃度
情報のピーク値が前記劣化判定レベルに達しなかったと
き、前記光源が劣化していると判定する手段とを備え、
上記それぞれの判定手段による判定を原稿の読み取りを
行なう際の直前にその都度行ない、前記基準反射部材の
汚れか、前記光源の劣化を識別することを特徴とする画
像処理装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62059711A JPH0831938B2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP62059711A JPH0831938B2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 画像処理装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS63226169A JPS63226169A (ja) | 1988-09-20 |
| JPH0831938B2 true JPH0831938B2 (ja) | 1996-03-27 |
Family
ID=13121062
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP62059711A Expired - Lifetime JPH0831938B2 (ja) | 1987-03-14 | 1987-03-14 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0831938B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0323772A (ja) * | 1989-06-20 | 1991-01-31 | Mita Ind Co Ltd | 原稿読取装置 |
| JP4940025B2 (ja) * | 2007-06-14 | 2012-05-30 | 理想科学工業株式会社 | 画像読取装置および画像読取装置におけるシェーディング補正方法 |
| JP5648551B2 (ja) * | 2011-03-18 | 2015-01-07 | 株式会社リコー | エッジ検出装置及びそれを備えた画像形成装置 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61201559A (ja) * | 1985-03-05 | 1986-09-06 | Fuji Xerox Co Ltd | 画像読取装置 |
-
1987
- 1987-03-14 JP JP62059711A patent/JPH0831938B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS63226169A (ja) | 1988-09-20 |
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