JPH08320115A - 点火スイッチ - Google Patents
点火スイッチInfo
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- JPH08320115A JPH08320115A JP15224395A JP15224395A JPH08320115A JP H08320115 A JPH08320115 A JP H08320115A JP 15224395 A JP15224395 A JP 15224395A JP 15224395 A JP15224395 A JP 15224395A JP H08320115 A JPH08320115 A JP H08320115A
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Abstract
作装置を兼ねる点火スイッチにおいて、耐久性を高め
る。操作感触を良くする。 【構成】 ケース10の側に係合子32を取り付け、操
作杆20の側にハート形のカム溝を形成したプッシュ・
プッシュ機構により、操作杆20の押し込み位置から初
期位置への復帰動作を中間位置で係止し、且つ中間位置
からの再前進により係止状態を解除する。再前進時に操
作杆20がストロークエンドまで移動するように、カム
溝を延長する。操作杆20に主回路用のスライダー70
と点火装置用のスライダー80を取り付ける。操作杆2
0の側に第2の係合子92を設け、係合子92が挿入さ
れる第2のカム溝をスライダー80の側に形成する。第
2の係合子92およびカム溝により、操作杆20の再前
進時にスライダー80を中間位置に残し、点火装置がオ
ン状態になるのを阻止する。
Description
等のガス器具に押圧式のガスバルブと組み合わせて使用
される点火スイッチに関し、特にガスバルブの押圧操作
装置を兼ねるプッシュ・プッシュ式の点火スイッチに関
する。
用されるガスバルブとして押圧式のものがある。この押
圧式のガスバルブは、通常、プッシュ・プッシュ式の押
圧操作装置にて操作される。プッシュ・プッシュ式の押
圧操作装置の従来構成を図2を参照して説明する。
押圧操作装置は、ガスバルブ1の後面にネジ止めされる
ケース10と、ケース10内に設けられた操作杆20と
を具備する。操作杆20はガスバルブ1内の弁杆2の真
後ろに位置し、スプリング40により後方に付勢されて
いる。
0を初期位置から前方へ押し込むと、弁杆2が前方へ移
動して主弁3および電磁安全弁4が開位置へ移動して、
導入口5を導出口6に連通させる。押し込まれた操作杆
20は最終的にストロークエンドに至る。このとき、押
圧操作装置に組み込まれた主回路のスイッチが動作し
て、電磁安全弁4が開位置に固定される。またストロー
クエンドの近傍で点火装置用のスイッチが動作して、点
火が行われる。
間位置まで戻り、この位置に係止される。これにより、
点火は停止されるが、主弁3はまだ開位置にある。中間
位置から操作杆20を再度押し込むと、操作杆20の係
止状態が解除されて、操作杆20が初期位置まで後退す
る。これにより、主弁3は閉位置に戻る。また、主回路
がオフになって、電磁安全弁4が閉位置に戻る。操作杆
20のこのような2段動作は、ハート形のカム溝を用い
たプッシュ・プッシュ機構30により実現される。
0の下面に形成されたカム溝31と、ケース10の下方
に保持された係合子32とからなる。係合子32は、先
端部が鉤状に曲がってカム溝31内に弾性的に挿入され
ている。
ハート形をしている。操作杆20を初期位置からストロ
ークエンドまで押し込むと、カム溝31内の係合子32
はAからBへ移動する。操作杆20がストロークエンド
から中間位置へ後退するとき、係合子32はBからCへ
移動し、Cに固定される。操作杆20が再度前方へ押さ
れると、係合子32はCからDへ僅かに移動する。これ
により、操作杆20は係止状態が解除され、この状態で
押し込み力を除去することにより、係合子32はDから
Aへ戻り、操作杆20は初期位置に戻る。
び点火装置用のスイッチとしては、従来マイクロスイッ
チが使用されていた。しかし、マイクロスイッチの取り
付け誤差、マイクロスイッチの個体差、マイクロスイッ
チのアクチュエータを介在することによる動作のばらつ
きなどにより、点火のタイミングが一定しないという問
題があった。そこで本出願人は、点火装置用のブラシや
更に主回路用のブラシを操作杆に直接取り付け、ブラシ
が接触する基板をケースに取り付けた押圧操作装置を兼
ねる点火スイッチを先に開発し、特願平6−11921
5号により特許出願した。
人が開発した点火スイッチを含め、従来の押圧操作装置
には次のような問題があった。
杆はストロークエンドに至る。一方、中間位置に係止さ
れている操作杆を再度押し込んだときは、操作杆はスト
ロークエンドに至らず、カム溝内の係合子が溝壁に当た
ることにより、僅かしか前進しない。操作杆の再前進ス
トロークを制限するのは、再前進の際に点火装置がオン
状態になるのを阻止するためである。操作杆の再前進ス
トロークを制限するため、カム溝はストロークエンドか
ら中間係止位置までの後退距離に比べ、中間係止位置か
ら再前進限までの距離が極端に制限された非対称な異形
ハート形になっている(図12)。
のストロークが短いことに起因して、次のような問題が
生じる。操作杆を押し込んだとき、カム溝内に挿入され
ている係合子の先端部が溝壁に当たるため、強い力で2
回目の押し込みを行った場合には、係合子の変形や浮き
上がりが生じるおそれがある。操作杆を押し込んだとき
に突っ掛かりがあり、操作感触、特に確実感に欠ける。
係合子が僅かのストロークで中間係止位置から係止解除
位置まで回転移動しなければならないため、係合子の動
作不良が生じ易く、これによる操作感触の劣化も問題に
なる。
のであり、強い力で2回目の押し込みを行っても、係合
子の変形や浮き上がりが生じず、且つ、その押し込み操
作の操作感触が良好な点火スイッチを提供することを目
的とする。
火スイッチは、ガス器具の押圧式ガスバルブに設けられ
て、そのガスバルブの押圧操作装置を兼ねる点火スイッ
チであって、押圧式ガスバルブに固定されるケースと、
ケース内を押圧方向に往復移動し得る操作杆と、ケース
および操作杆の一方にハート形のカム溝を有し、カム溝
に弾性的に挿入される係合子を他方に有し、操作杆のス
トロークエンドから初期位置への復帰動作を中間位置で
係止すると共に、中間位置からの再前進により中間位置
での係止を解除するプッシュ・プッシュ機構と、操作杆
の移動方向に相対移動するように操作杆に保持され、表
面に点火装置用のブラシを有するフローティング式のス
ライダーと、スライダーに対向してケースに固定され、
表面にブラシが接触する接点パターンが形成された基板
とを具備し、操作杆の再前進時に操作杆がそのストロー
クエンドに至るようにプッシュ・プッシュ機構における
カム溝の再前進経路を延長すると共に、操作杆およびス
ライダーの一方に第2のカム溝を設け、第2のカム溝に
弾性的に挿入される第2の係合子を他方に設け、操作杆
の再前進時に第2のカム溝内の第2の係合子を導き入れ
てスライダーを操作杆と逆方向へ相対移動させる逃げ部
を第2のカム溝に形成し、操作杆の中間位置からの再前
進を除く動作時にスライダーを操作杆に追従移動させ操
作杆の再前進時にスライダーを中間位置に残すことを特
徴とする。
ス器具の押圧式ガスバルブに設けられて、そのガスバル
ブの押圧操作装置を兼ねる点火スイッチであって、押圧
式ガスバルブに固定されるケースと、ケース内を押圧方
向に往復移動し得る操作杆と、ケースの側にハート形の
カム溝を有し、カム溝に弾性的に挿入される係合子を操
作杆の側に有し、操作杆のストロークエンドから初期位
置への復帰動作を中間位置で係止すると共に、中間位置
からの再前進により中間位置での係止を解除するプッシ
ュ・プッシュ機構と、操作杆と同方向に相対移動するよ
うにケースに保持され、表面に点火装置用のブラシを有
するフローティング式のスライダーと、スライダーに対
向してケースに固定され、表面にブラシが接触する接点
パターンが形成された基板とを具備し、操作杆の再前進
時に操作杆がそのストロークエンドに至るように前記カ
ム溝の再前進経路を延長すると共に、スライダーに形成
したスリットを通して係合子をカム溝に挿入し、操作杆
の再前進時にスリット内の係合子を導き入れてスライダ
ーを操作杆と逆方向へ相対移動させる逃げ部をスリット
に形成し、操作杆の中間位置からの再前進を除く動作時
にスライダーを操作杆に追従移動させ操作杆の再前進時
にスライダーを中間位置に残すことを特徴とする。
に追従して移動する第2のスライダーを、前記フローテ
ィング式のスライダーに並べて設け、第2のスライダー
の表面に安全装置用のブラシを取り付けると共に、該ブ
ラシが接触する接点パターンを前記基板の表面に形成す
ることが望ましい。
は、操作杆を初期位置から押し込むと、操作杆はストロ
ークエンドに至る。押し込み力を除去すると、操作杆は
中間位置に係止される。操作杆に保持されたフローティ
ング式のスライダーは、第2のカム溝内に第2の係合子
が挿入されているため、基本的に操作杆にて操作され、
操作杆が初期位置からストロークエンドに至るときも、
ストロークエンドから中間位置に後退するときも、操作
杆に追従する。操作杆を中間位置から押し込むと、操作
杆は係止状態が解除され、初期位置まで後退する。この
2回目の押し込みのとき、操作杆はストロークエンドに
至るが、第2のカム溝に逃げ部を設けたことにより、ス
ライダーは中間位置に残される。そのため、2回目の押
し込みのときに操作杆はストロークエンドに至るにもか
かわらず、点火装置はオン状態にならない。
ては、操作杆を初期位置から押し込むと、操作杆はスト
ロークエンドに至る。押し込み力を除去すると、操作杆
は中間位置に係止される。ケースに保持されたフローテ
ィング式のスライダーは、そのスライダーを操作杆に取
り付けた係合子が貫通しているため、基本的に操作杆に
て操作され、操作杆が初期位置からストロークエンドに
至るときも、ストロークエンドから中間位置に後退する
ときも、操作杆に追従する。操作杆を中間位置から押し
込むと、操作杆は係止状態が解除され、初期位置まで後
退する。この2回目の押し込みのとき、操作杆はストロ
ークエンドに至るが、係合子が貫通するスリットに逃げ
部を設けたことにより、スライダーは中間位置に残され
る。そのため、2回目の押し込みのときに操作杆はスト
ロークエンドに至るにもかかわらず、点火装置はオン状
態にならない。
する。
の1例についてその全体構造を示す分解斜視図、図2は
同点火スイッチをガスバルブと組み合わせた状態を示す
概略縦断面側面図、図3は同点火スイッチの縦断正面
図、図4は同点火スイッチの一部破断底面図、図5はカ
ム溝の形状を示す拡大図、図6および図7は同点火スイ
ッチの動作を示す模式底面図である。
に、押圧式ガスバルブの後端面にねじ止めされるケース
10と、ケース10内に後方から挿入して収容された操
作杆20と、操作杆20に2段階の押し込み動作を行わ
しめるためのプッシュ・プッシュ機構30と、ケース1
0に保持された基板60と、操作杆20に保持された2
つのスライダー70,80と、スライダー80を操作す
るための第2のカム機構90とを具備する。
押圧方向に自由に往復移動することができ、且つスプリ
ング40により押圧方向後方へ付勢されている。押圧式
ガスバルブ1の構造は前述した通りである。
有する。本体21の前面には、スプリング40が挿入さ
れる丸穴22が設けられている。丸穴22の中心部に
は、ガスバルブ1の弁杆2を操作するための棒体23が
設けられている。
ッシュ機構30を形成するための突起24が設けられて
いる。本体21の一方の側面には、ガイド板25が突設
されており、他方の側面には、スライダー70,80を
保持するためのスライダー保持板26が突設されてい
る。
バルブの後端面に当接する取付け板11と、操作杆20
の本体21を収容するために取付け板11の後方に設け
た第1収容部12と、突起24を収容するために第1収
容部12の前方へ突出した第2収容部13と、ガイド板
25を収容するために第1収容部12の一方の側へ突出
した第3収容部14と、基板60を支持するために第1
収容部12の他方の側へ突出した基板支持部15とを有
する。
1収容部12の他方の側面に設けたスリット16を通っ
て基板支持部15の上に張り出しており、操作杆20の
往復移動に伴い基板支持部15の上を前後進する。
られている。ガスバルブ1の弁杆2はこの丸穴17を通
って第1収容部12内に挿入され、第1収容部12内の
本体21に形成された棒体23に当接する。
0の突起24の下面に形成されたカム溝31と、突起2
4が挿入されるケース10の第2収容部13の下側にス
プリング33により弾性保持された係合子32とからな
る。
棒である。係合子32の回動支点である前方の端部は第
2収容部13の先端部下面に差し込まれている。係合子
26の動作点である後方の端部は、ケース10の第2収
容部13の下面に形成された円弧状のスリット18を通
ってカム溝31内に弾性的に挿入されている。
右対称なハート形である。スプリング40による付勢力
に抗して操作杆20を初期位置からストロークエンドま
で押し込むと、操作杆20の側に形成されたカム溝31
が前進し、その結果、カム溝31内の係合子32はAか
らBへ移動する。押し込み力を除去すると、係合子32
はBからCへ移動し、Cに固定される。かくして、スト
ロークエンドから復帰する操作杆20が中間位置に係止
される。
方へ押圧すると、係合子32はCからDへ移動して係止
状態が解除される。ここで、BからCまでの距離は、C
からDまでの距離とほぼ同じに設定されている。これに
より、操作杆20は2回目の押し込みのときもストロー
クエンドに至ることができる。2回目の押し込み力を除
去すると、係合子32はDからAへ戻り、操作杆20は
初期位置に戻る。
ークエンドから中間係止位置までの後退距離と、中間係
止位置から再前進限までの距離とがほぼ同じ大きさの対
称ハート形にカム溝31を形成して、操作杆20の2回
目の押し込みのときもストロークエンドに至らしめるこ
とができるようにしたのが本点火スイッチの第1の特徴
である。
持枠50を介して基板60が載置固定されている。ま
た、操作杆20のスライダー保持板26の上には、2つ
のスライダー70,80が横に並んで保持されている。
支持枠50はスライダー70,80のガイドを兼ねてお
り、スライダー70,80は支持枠50に形成された2
つのガイド溝51,52内にそれぞれ収容されている。
スライダーである。このスライダー70は、ガイド溝5
1の溝底に設けたスリット53を通ってガイド溝51に
突出した突起29により、スライダー保持板26に固定
されている。従って、外側のスライダー70は操作杆2
0の動きに追従する。このスライダー70の上面には、
主回路用のブラシ71が取り付けられている。
ーテング式のスライダーである。このスライダー80
は、上面に点火装置用のブラシ81を有し、スライダー
保持板26とは第2のカム機構90により相対移動可能
に連結されている。
下面に形成された第2のカム溝91と、スライダー保持
板26に保持された第2の係合子92とからなる。係合
子92は両端部が上方に折曲した金属棒であり、スライ
ダー保持板26の内部に保持された板バネ93により上
方に付勢されている。係合子92の回動支点である前方
の端部はスライダー保持板26に差し込まれている。係
合子92の動作点である後方の端部は、スライダー保持
板26の上面に形成された角形の開口27を通ってカム
溝91内に弾性的に挿入されている。
形である。スプリング40による付勢力に抗して操作杆
20を初期位置からストロークエンドまで押し込むと、
操作杆20のスライダー保持板26に取り付けられた係
合子92が前進し、その結果、カム溝91内の係合子9
2はaからbへ移動する。ここでaからbまでの距離
は、操作杆20のストロークに比べて十分に小さい。従
って、操作杆20の1回目の押し込みにスライダー80
は追従し、前進する。押し込み力を除去すると、係合子
92はbからcへ僅かに移動する。そのため、操作杆2
0がストロークエンドから復帰するときも、スライダー
80は操作杆20の動きに追従して後退する。
方へ押圧すると、操作杆20のスライダー保持板26に
保持された係合子92はcからdへ移動する。ここでc
からdまでの距離は、操作杆20の再前進時のストロー
ク、すなわちCからDまでの距離とほぼ同じに設定され
ている。これにより、スライダー80は中間位置に残
り、操作杆20のみがストロークエンドに至る。カム溝
91内のcからdへ至る部分が逃げ部である。2回目の
押し込み力を除去すると、まず係合子32がdからaへ
戻る。その後、操作杆20が中間位置から初期位置に戻
る間、スライダー80は係合子92に押され、操作杆2
0の後退に追従して初期位置に戻る。
中間位置に係止された操作杆20を再度前方へ押圧する
ときに点火装置用のスライダー80を中間位置に残して
おくのが、本点火スイッチの第2の特徴である。
た主回路用のブラシ71および点火装置用のブラシ81
は、基板60の下面に形成した主回路用の接点パターン
および点火装置用の接点パターンにそれぞれ接触してい
る。基板60は前述した通りケース10の基板保持部1
2上に支持枠50により固定されている。
よび図7を参照して説明する。本点火スイッチは、上記
した2つの構成上の特徴を有することにより、下記のよ
うな効果を奏する。
状態のとき、操作杆20のスライダー保持板26に直接
保持された外側のスライダー70、すなわち主回路用の
スライダーは初期位置にある。第2のカム機構90を介
してスライダー保持板26に保持された内側のスライダ
ー80、すなわち点火装置用のスライダーは、カム溝9
1内の係合子92がaにあることから、やはり初期位置
に存在する。
による付勢力に抗して操作杆20を初期位置から前方へ
押し込むと、プッシュ・プッシュ機構30においてカム
溝31内の係合子32がAからBへ移動するので、操作
杆20はストロークエンドに至る。このとき、スライダ
ー保持板26に直接保持された主回路用のスライダー7
0は、操作杆20に追従して前進する。第2のカム機構
90を介してスライダー保持板26に保持された点火装
置用のスライダー80は、そのカム機構90においてカ
ム溝91内の係合子92がaからbへ移動するだけであ
るので、係合子92に押されてスライダー70とほぼ同
じ距離だけ操作杆20に追従して前進する。従って、主
回路も点火装置もオン状態となる。主回路がオン状態と
なることによりガスバルブ1の電磁安全弁4が作動す
る。
去すると、図7(A)に示すように、プッシュ・プッシ
ュ機構30においてカム溝31内の係合子32がBから
Cへ移動することにより、操作杆20が中間位置に係止
される。このとき、スライダー保持板26に直接保持さ
れた主回路用のスライダー70は中間位置に戻る。ま
た、カム機構90においてカム溝91内の係合子92が
bからcへ移動するので、カム機構90を介してスライ
ダー保持板26に保持された点火装置用のスライダー8
0も中間位置まで戻る。これにより、点火装置はオフ状
態になる。
度前方へ押圧すると、図7(B)に示すように、プッシ
ュ・プッシュ機構30においてカム溝31内の係合子3
2がCからDへ移動することにより、操作杆20はスト
ロークエンドまで前進する。また、スライダー保持板2
6に直接保持された主回路用のスライダー70も、操作
杆20に追従して前進する。しかし、カム機構90を介
してスライダー保持板26に保持された点火装置用のス
ライダー80は、カム機構90においてカム溝91内の
係合子92がcからdへ大きく移動するので、中間位置
に残る。従って、操作杆20がストロークエンドまで前
進するにもかかわらず、点火装置はオン状態にならな
い。
ロークエンドまで移動するので、強い力で操作杆20を
押圧しても、プッシュ・プッシュ機構30における係合
子32には大きな力が加わらない。従って、係合子32
が保護される。また、操作杆20の押し込み量が大きく
なるので、操作時の突っ掛かりがなく確実感が増す。更
に、大きいストロークで係合子32を回動させるので、
その動作も確実なものになる。
ュ・プッシュ機構30においてカム溝31内の係合子3
2がDからAに戻ることにより、操作杆20は初期位置
に戻る。また、スライダー保持板26に直接保持された
主回路用のスライダー70も、操作杆20に追従して初
期位置に戻る。カム機構90においては、操作杆20が
ストロークエンドから中間位置へ戻るときに、係合子9
2がdからaに戻り、その後、係合子92により点火装
置用のスライダー80が押されるので、そのスライダー
80は中間位置から初期位置へ戻る。かくして、主回路
および安全装置がオフ状態になる。
機構30のカム溝31が操作杆20の側に設けられ、係
合子32がケース10の側に設けられているが、カム溝
31を操作杆20の側に設け、係合子32をケース10
の側に設けることも可能である。
そのカム溝91を操作杆20の側に設け、係合子92を
スライダー80の側に設けることも可能である。
の1例についてその構造を示す縦断正面図、図9は同点
火スイッチの一部破断底面図、図10および図11は同
点火スイッチの動作を示す模式底面図である。
と比較して、プッシュ・プッシュ機構30におけるカム
溝31と係合子32の位置関係、および点火装置用のス
ライダー80の構造が大きく異なっており、他の構造は
実質的に同一であるので、大きく異なる部分についての
み詳述する。
は、操作杆20の本体21を収容するケース10の第1
収容部12の下面に形成されている。カム溝31の形状
は、上述した点火スイッチと同様に対称なハート形とさ
れている。但し、押圧方向においてカム溝31の前後が
逆になっている。
側に図示されないスプリングにより弾性保持されてい
る。従って、係合子32は操作杆20と共に移動する
が、カム溝31は移動しない。上記係合子32は両端部
が上方に屈曲した金属棒であり、前方の端部が動作点、
後方の端部が回動支点である。係合子32の回動支点で
ある後方の端部は、本体21の後端部下面に差し込まれ
ている。動作点である前方の端部は、後述するスライダ
ー80のスリット85を通ってカム溝31に弾性的に挿
入されている。
0の側に保持されている。すなわち、スライダー80
は、操作杆20の本体21を収容するケース10の第1
収容部12に下方から嵌合する断面コ字形の嵌合部82
と、嵌合部82から側方に延出した腕部83と、腕部8
3の先端に一体形成されたブラシ保持部84とからな
る。嵌合部82の両側壁内面には、一対の突起82a,
82aが設けられている。突起82a,82aは、第2
収容部13の両側面に設けた溝12a,12aに嵌合し
ている。これにより、スライダー80は、操作杆20の
押圧方向に往復移動し得る。
スリット85が設けられている。スリット85は、操作
杆20の押圧方向に直交した横長の直線X−Yの、Y側
の半分を、逃げ部として押圧方向前方へ直角三角形状に
延長した鉤形である。そして、操作杆20の側に設けた
係合子32の端部が、このスリット85を通って、ケー
ス10の側に設けたカム溝31に弾性的に挿入されてい
る。
作杆20の側に直接保持された主回路用のスライダー7
0の外側に並び、上面に点火装置用のブラシ81を有す
る。ブラシ保持部84の上面に設けた点火装置用のブラ
シ81と、スライダー70の上面に設けた主回路用のブ
ラシ71とは、ケース10の側に固定された基板60の
下面に共に接触している。
はケース10の側に設けられ、係合子32は操作杆20
の側に設けられているが、カム溝31が対称なハート形
になっているので、中間位置に係止されている操作杆2
0を再度前方へ押し込んだときに、その操作杆20がス
トロークエンドまで移動するのは、前述した点火スイッ
チの場合と同じである。
の状態のとき、操作杆20に取り付けられた係合子32
のスリット85内の位置は、X端とY端の中間にある。
初期位置からストロークエンドまで押し込むと、係合子
32のスリット85内の位置は、X端とY端の中間から
X端まで移動する。そのため、操作杆20の1回目の押
しこみにおいては、操作杆20に追従して点火装置用の
スライダー80が前進する。従って、点火装置はオン状
態になる。操作杆20の側に直接保持されている主回路
用のスライダー70も操作杆20に追従して前進するこ
とにより、主回路もオン状態になる。
除去すると、図11(A)に示すように、操作杆20は
中間位置まで戻る。係合子32のスリット85内の位置
は、X端からX端とY端の中間まで戻る。従って、スラ
イダー80も操作杆20に追従して中間位置まで後退
し、点火装置はオフ状態になる。
(B)に示すように、中間位置に係止されている操作杆
20をストロークエンドまで押し込んだときは、係合子
32のスリット85内の位置は、X端とY端の中間から
Y端まで移動する。ここで、スリット85のY側の半分
は押圧方向前方へ直角三角形状に延長されている。その
ため、操作杆20が押し込まれると、係合子32のみが
前進し、スライダー80は元の位置に残る。従って、操
作杆20がストロークエンドまで前進するにもかかわら
ず、点火装置はオン状態にならない。
20は初期位置に戻り。安全装置はオフ状態になる。こ
のとき、係合子32のスリット85内の位置は、Y端か
らX端とY端の中間に戻る。スライダー80は、操作杆
20の後退途中から係合子32に押されて、中間位置か
ら初期位置へ戻る。
2回目の押し込み操作で操作杆20がストロークエンド
まで移動するので、強い力で操作杆20を押圧しても、
プッシュ・プッシュ機構30における係合子32には大
きな力が加わらない。従って、係合子32が保護され
る。また、操作杆20の押し込み量が大きくなるので、
操作時に突っ掛かりがなく確実感が増す。更に、大きい
ストロークで係合子32を回動させるので、その動作も
確実なものになる。そして、操作杆20がストロークエ
ンドまで前進するにもかかわらず、点火装置はオン状態
にならない。
スイッチは、操作杆を2回目に押し込み操作したとき、
操作杆がストロークエンドに至り、プッシュ・プッシュ
機構におけるカム溝内の係合子が溝壁に当たらないの
で、強い力でその押し込みを行っても係合子に変形や浮
き上がりが生じるおそれがない。また、操作杆を2回目
に押し込むときのストロークが長いので、操作杆を滑ら
かに動かすことができ、その操作感触が良好である。そ
して、操作杆を2回目に押し込むとき、スライダーを中
間位置に残すので、操作杆をストロークエンドに至らし
めるにもかかわらず、点火装置をオン状態にしない。
ーを、フローティング式のスライダーに並べて設け、第
2のスライダーの表面に主回路用のブラシを取り付ける
と共に、該ブラシが接触する接点パターンを基板の表面
に形成した場合は、点火装置と主回路とで基板が共用さ
れるので、装置構成が簡単である。
いてその全体構造を示す分解斜視図である。
態を示す概略縦断面側面図である。
る。
る。
いてその構造を示す縦断正面図である。
る。
る。
溝の形状を示す拡大図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 ガス器具の押圧式ガスバルブに設けられ
て、そのガスバルブの押圧操作装置を兼ねる点火スイッ
チであって、押圧式ガスバルブに固定されるケースと、
ケース内を押圧方向に往復移動し得る操作杆と、ケース
および操作杆の一方にハート形のカム溝を有し、カム溝
に弾性的に挿入される係合子を他方に有し、操作杆のス
トロークエンドから初期位置への復帰動作を中間位置で
係止すると共に、中間位置からの再前進により中間位置
での係止を解除するプッシュ・プッシュ機構と、操作杆
の移動方向に相対移動するように操作杆に保持され、表
面に点火装置用のブラシを有するフローティング式のス
ライダーと、スライダーに対向してケースに固定され、
表面にブラシが接触する接点パターンが形成された基板
とを具備し、操作杆の再前進時に操作杆がそのストロー
クエンドに至るようにプッシュ・プッシュ機構における
カム溝の再前進経路を延長すると共に、操作杆およびス
ライダーの一方に第2のカム溝を設け、第2のカム溝に
弾性的に挿入される第2の係合子を他方に設け、操作杆
の再前進時に第2のカム溝内の第2の係合子を導き入れ
てスライダーを操作杆と逆方向へ相対移動させる逃げ部
を第2のカム溝に形成し、操作杆の中間位置からの再前
進を除く動作時にスライダーを操作杆に追従移動させ操
作杆の再前進時にスライダーを中間位置に残すことを特
徴とする点火スイッチ。 - 【請求項2】 操作杆に追従して移動する第2のスライ
ダーを、前記フローティング式のスライダーに並べて設
け、第2のスライダーの表面に主回路用のブラシを取り
付けると共に、該ブラシが接触する接点パターンを前記
基板の表面に形成したことを特徴とする請求項1に記載
の点火スイッチ。 - 【請求項3】 操作杆から側方へスライダー保持板を突
出させ、スライダー保持板上に第2のスライダーを固定
すると共に、第2のスライダーの側方に位置してフロー
ティング式のスライダーを載せ、フローティング式のス
ライダーおよびスライダー保持板の一方に第2のカム溝
を設け、他方に第2の係合子を取り付け、両スライダー
上に基板を対向配置したことを特徴とする請求項2に記
載の点火スイッチ。 - 【請求項4】 ガス器具の押圧式ガスバルブに設けられ
て、そのガスバルブの押圧操作装置を兼ねる点火スイッ
チであって、押圧式ガスバルブに固定されるケースと、
ケース内を押圧方向に往復移動し得る操作杆と、ケース
の側にハート形のカム溝を有し、カム溝に弾性的に挿入
される係合子を操作杆の側に有し、操作杆のストローク
エンドから初期位置への復帰動作を中間位置で係止する
と共に、中間位置からの再前進により中間位置での係止
を解除するプッシュ・プッシュ機構と、操作杆と同方向
に相対移動するようにケースに保持され、表面に点火装
置用のブラシを有するフローティング式のスライダー
と、スライダーに対向してケースに固定され、表面にブ
ラシが接触する接点パターンが形成された基板とを具備
し、操作杆の再前進時に操作杆がそのストロークエンド
に至るように前記カム溝の再前進経路を延長すると共
に、スライダーに形成したスリットを通して係合子をカ
ム溝に挿入し、操作杆の再前進時にスリット内の係合子
を導き入れてスライダーを操作杆と逆方向へ相対移動さ
せる逃げ部をスリットに形成し、操作杆の中間位置から
の再前進を除く動作時にスライダーを操作杆に追従移動
させ操作杆の再前進時にスライダーを中間位置に残すこ
とを特徴とする点火スイッチ。 - 【請求項5】 操作杆に追従して移動する第2のスライ
ダーを、前記フローティング式のスライダーに並べて設
け、第2のスライダーの表面に主回路用のブラシを取り
付けると共に、該ブラシが接触する接点パターンを前記
基板の表面に形成したことを特徴とする請求項4に記載
の点火スイッチ。 - 【請求項6】 操作杆から側方へ突出したスライダー保
持板上に第2のスライダーを固定し、スライダー保持板
と同方向に突出し基部が操作杆にその押圧方向へ移動自
在に連結されたフローティング式のスライダーの先端部
をブラシ保持部となし、ブラシ保持部を第2のスライダ
ーの側方に位置させると共に、ブラシ保持部および第2
のスライダー上に基板を配置したことを特徴とする請求
項5に記載の点火スイッチ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07152243A JP3140943B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 点火スイッチ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP07152243A JP3140943B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 点火スイッチ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08320115A true JPH08320115A (ja) | 1996-12-03 |
| JP3140943B2 JP3140943B2 (ja) | 2001-03-05 |
Family
ID=15536228
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP07152243A Expired - Fee Related JP3140943B2 (ja) | 1995-05-26 | 1995-05-26 | 点火スイッチ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3140943B2 (ja) |
-
1995
- 1995-05-26 JP JP07152243A patent/JP3140943B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3140943B2 (ja) | 2001-03-05 |
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