JPH0832247B2 - 電気貯湯容器 - Google Patents

電気貯湯容器

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JPH0832247B2
JPH0832247B2 JP5049095A JP4909593A JPH0832247B2 JP H0832247 B2 JPH0832247 B2 JP H0832247B2 JP 5049095 A JP5049095 A JP 5049095A JP 4909593 A JP4909593 A JP 4909593A JP H0832247 B2 JPH0832247 B2 JP H0832247B2
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container
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猛志 水流
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Tiger Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気貯湯容器に関し、内
容液を加熱して湯沸かしや保温を行うようにした家庭用
電気ポット等の電気貯湯容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電気貯湯容器でも内容器を丸洗いできる
と、洗浄に便利で清潔に保ちやすい。
【0003】これを実現するのに、ヒータを備えた器体
に対し、外まわりに接続された内容液注出路とともに内
容器を出し入れできるように収容し、前記ヒータによっ
て加熱できるようにしたものが考えられ、本出願人はこ
れを先に提案している。
【0004】このものは図8、図9に示すように、ヒー
タaを内底面に有した器体b内に、内容液注出路cが外
まわりに接続された内容器dを出し入れできるように収
容して、これを前記ヒータaにより加熱し、内容液を湯
沸かしないしは保温できるようにしている。
【0005】そして、内容液注出路cを通じて内容液を
外部に注出するために、器体の上端開口を閉じる蓋eに
内容液を加圧するベローズポンプfを備え、このベロー
ズポンプfからの加圧空気を内容器d内に給気して内容
液を加圧し、内容液注出路cを通じて外部に押し出して
注出するようにしている。
【0006】内容液注出路cに押し出されてくる内容液
を器体bの外部に注出するのに、蓋eが閉じられたとき
この蓋eの一部に備えた注出口管gが前記内容液注出路
cと突き合わせ状態で通じ合うことにより、内容液注出
路cから送りだされてくる内容液を注出口管gに受入れ
てこれを案内し、蓋eが被さっている器体bの前面突出
部hに設けた注液ガイドiに流し込み、この注液ガイド
iを通じて注液できるようにしている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記のような
内容液の注出構造では、内容器dに備える内容液注出路
cの上端と、蓋eに備える注出口管gの下端とを正確に
突き合わせるための位置決めが必要で、これを満足する
には蓋eおよび内容器dの組み立て精度、内容器dの器
体bへの嵌め付け精度、蓋eの器体bへの取付けないし
は器体bの上端開口への嵌め付けの精度等を保証できな
ければならずコストが高くつく。
【0008】さらに、内容液注出路cの上端と注出口管
gの下端とを正確に突き合わせても、液漏れが生じるの
で相互間に液漏れを防止するためのシール構造が必要で
あるので、構造の複雑化を招きコスト上昇の原因にな
る。
【0009】しかもシール部材jは、蓋eが閉じられる
都度圧迫や衝撃を受けて疲労しやすいので、比較的短期
にシール不良による液漏れが生じ、シール部材を頻繁に
取り替えなければならず手間と費用が掛かる。
【0010】本発明はこのような点に対応することがで
きる電気貯湯容器を提供することを課題とするものであ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は上記のような課
題を達成するため、外装ケースと内装ケースとで構成さ
れヒータを備えた器体と、外まわりに接続された内容液
注出路を有してこの内容液注出路とともに器体の内装ケ
ースに対し出し入れできるように収容された内容器と、
内容液注出路の外側を覆うように内容器に設けて、内容
器と共に出し入れされる保護カバーとを備え、内容液注
出路は内容器の底部から上方に向かって立上がり内容器
の満水位置よりも上方位置で下向きに屈曲する屈曲通路
をなして器体外に内容液を注出する位置に臨ませたこと
を特徴とするものである。
【0012】
【作用】本発明の上記構成によれば、内容器がこの内容
器の外まわりに接続されている内容液注出路とともに、
器体に対し出し入れできるように収容されて、器体に有
しているヒータによって加熱されるので、内容器内に入
れた内容液を器体内において加熱し、湯沸かしや保温を
行うことができるし、蓋を開くことによって内容器を内
容液注出路とともにヒータを有する器体から引き出して
独立に取り扱うことができる。
【0013】特に、内容液注出路は内容器の満水位置よ
りも上方位置で下向きに屈曲した屈曲通路をなして器体
外に内容液を注出する位置に臨むので、そのままあるい
は器体側の内容液注出路との接続のいらない簡単な受口
を介して簡易に注液することができるし、内容液注出路
の一部を蓋側に設けることによる蓋の開閉を行うための
離接可能な接続構造やそのための位置合わせ、およびこ
の部分での液漏れを防止するシール構造を不要とするこ
とができる。また屈曲通路は内容器の満水位置よりも上
方位置で下向きに屈曲して前記内容液の注出を可能にす
るので、内容液に満水位置まで内容液が入れられてもこ
れが内容液注出路の屈曲路から溢れて自然流出するよう
なことを防止することができる。
【0014】また内容液注出路は内容器の外まわりに位
置するが、これの外側を内容器に設けられて内容器とと
もに出し入れされる保護カバーが覆っており、内容器を
外装ケースと内装ケースとで構成された器体の内装ケー
スに対して出し入れしたり、内装ケースから取り出して
単独で取り扱うのにも、保護カバーが内容液注出路をこ
れと同体物として終始覆うことになるので、内容液注出
路が器体の内装ケースや器体外の他のものと衝突し合っ
たり、引っ掛かり合ったりして、直接外力を受けるよう
なことを防止することができる。
【0015】
【実施例】図1〜図7は本発明が適用された電気ポット
の場合の第1の実施例を示している。
【0016】図1に示すように、金属製で容器型の内装
ケース2を金属製で筒状の外装ケース3内に収容して二
重壁構造の器体1を構成し、金属製の内容器31を器体
1内に上端開口1aを通じ上方より嵌め入れてこれを出
し入れできるように収容するようにしている。
【0017】内装ケース2は外装ケース3の上端に上方
から嵌め合わせた合成樹脂製の肩部材4によって上端フ
ランジ2aが受けられ、ビス345によって取り付けて
いる。
【0018】外装ケース3の下端には、合成樹脂製の底
環7が当てがわれ、この底環7と内装ケース2の底部と
を図示しない連結金具によって連結し、外装ケース3、
内装ケース2および底環7の相互を一体化している。
【0019】底環7の開口には、合成樹脂製の底蓋10
が自身に設けられている複数の爪の嵌め合わせと一箇所
のビス止めにて取り付けられている。
【0020】この底蓋10の下面外周部には、自身に設
けられた複数の爪によって回転座体9が回転可能に嵌め
付けられ、器体1を定置したとき回転座体9上で器体1
を軽く回転させられるようになっている。
【0021】内装ケース2の内底面上には、ヒータ8
a、8bを裏面に当てがわれたアルミニウム製の熱盤8
が器体1のヒータとして設けられ、図1、図6に示すよ
うにビス11によって円周方向数カ所を下方から固定し
ている。ヒータ8a、8bは湯沸かしヒータと保温ヒー
タとであり、例えば環状のマイカ板に線条のヒータ8
a、8bのそれぞれを交互に巻付けてマイカ板間に挟み
付け、ケースに収容したものである。
【0022】内装ケース2の底部下には遮熱板12が当
てがわれ、これの中央に形成されたセンサガイド筒12
aを内装ケース2の底部中央および熱盤8の中央に設け
た貫通孔に嵌め合わせてある。
【0023】また遮熱板12の下面中央部には、前記セ
ンサガイド筒12aの底板13が当てがわれ、一側の突
起13aが遮熱板12および内装ケース2の底部の一部
に設けられた孔14a、14bを通じて内装ケース2の
底部上面に掛け止められて、遮熱板12を内装ケース2
に押し当て保持するとともに、反対側が前記ビス11を
共用して遮熱板12とともに内装ケース2の底部に固定
されている。
【0024】センサガイド筒12aにはセンサケース1
5を上下動可能に嵌め合わせ、これと底板13との間に
働かせたばね16によってセンサケース15をセンサガ
イド筒12aの段部12bに規制される上限位置に常時
あるように付勢しており、この上限位置ではセンサケー
ス15の上面壁15aが熱盤8の上面に所定量突出する
ようになっている。
【0025】センサケース15内には、センサホルダ1
7に支持されてセンサケース15の上面壁15aの裏面
に当接するようにした温度センサ18が設けられてい
る。センサホルダ17はまたマグネット19とこれに磁
気的に反応するリードスイッチ20とを、下方に開口し
た凹部17aを隔てて保持している。
【0026】底板13上には、前記凹部17aと対向し
嵌まり合う磁界遮蔽板21が上向きに突設されており、
センサケース15の上下動に伴って前記凹部17aが被
さったり、上方に外れたりする。
【0027】そして内容器31は、器体1内に着脱自在
に収容されるが、収容状態では前記熱盤8の上面に載
り、前記熱盤8上に突出していたセンサケース15を図
1、図6に示すように押し下げる。
【0028】センサケース15が熱盤8の上に突出して
いるとき、凹部17aは前記磁気遮蔽板21の上方に外
れている。したがってリードスイッチ20はマグネット
19との間に磁気的な邪魔物がないことによりマグネッ
ト19に反応し、オンまたはオフのいずれかの動作状態
にされる。
【0029】しかし内容器31が器体1に収容され熱盤
8の上に載ることによってセンサケース15が押し下げ
られると、凹部17aは磁界遮蔽板21に充分被さり、
マグネット19とリードスイッチ20との間に入り込
み、リードスイッチ20がマグネット19に磁気的に反
応するのを邪魔するので、リードスイッチ20は前記動
作状態からノーマル状態に戻る。
【0030】そしてこのリードスイッチ20の動作状態
とノーマル状態との間の変化によって内容器31の着脱
を自動的に判別することができる。
【0031】底環7には回路収容ボックス40が下向き
に開口して一体成形して設けられており、回路収容ボッ
クス40に収容される回路基板41が、上方からの漏水
に対して防水されている。また回路収容ボックス40に
は下方から底蓋44が被せ付けられ、器体1が溜め水に
ジャブ漬けされた場合等の下方からの浸水にも対応でき
るようにしている。
【0032】この回路基板41に装備された制御回路4
2は、マイクロコンピュータ43を利用したものであ
る。このマイクロコンピュータ43には、肩部材4の前
方に突出した嘴状突出部4aの前面に設けられた操作パ
ネル118からの出力信号、前記温度センサ18やリー
ドスイッチ20等の各種検出信号を受けて、沸騰、保温
の動作制御を行うとともに、その動作表示やタイマ設定
による表示制御等を行うようになっている。
【0033】図1に戻って器体1の上端には、肩部材4
がなす器体1の上端開口1aを施蓋する器体蓋6が設け
られている。この器体蓋6は、図3に示すように後部で
肩部材4にヒンジピン68によって開閉可能に枢着され
ている。この器体蓋6の枢着は肩部材4に一体形成され
た一部開放型の軸受69に対して行い、器体蓋6の開き
状態にてヒンジピン68を軸受69から着脱できるよう
にしている。
【0034】このヒンジピン68の着脱によって器体蓋
6を着脱でき、自身の洗浄や、器体1に内容器31を収
容したままでの内容液の給排等が容易となる。
【0035】器体蓋6の自由端には、図2に示すように
この器体蓋6の裏板81にガイドされて進退し、器体蓋
6が閉じられたときばねの付勢によって肩部材4の一部
に形成した係止部45に係合して器体蓋6を閉じ状態に
ロックするロック部材71が設けられている。
【0036】このロック部材71は、操作部79aを備
えたロック解除レバー79と、これのカム部79bやレ
バー等の適宜運動伝達機構によって連結され、ロック解
除レバー79の操作部79aが起こされて軸73を中心
に回動することにより、前記ロック部材71をばね72
に抗して後退させ、ロックを解除する。またこれと同時
にロック解除レバー79の操作部79aをさらに持ち上
げることにより、ロックの解除に引き続いて器体蓋6を
そのまま上方へ開くことができる。
【0037】内容器31の上端には図1〜図3に示すよ
うに合成樹脂製の肩部材32を設け、これの下端の段部
に内容器31のフランジ31aを受け止めて図7に示す
ようにビス345にて固定してある。
【0038】内容器31が器体1内に収容されたとき、
肩部材32は器体1の肩部材4に図1、図4に示すよう
に嵌まり合い、二重の肩構造をなすようにしてある。こ
こで内容器31の肩部材32も嘴状突出部32aを有
し、器体1の肩部材4の嘴状突出部4aに嵌まり合うよ
うになっている。
【0039】内容器31の外面前部に、内容器31の下
部に基部が接続されて立ち上がり、内容器31の満水位
置Aよりも上方位置で下向きに屈曲する屈曲路33aを
なして内容液を器体1外に注出できる位置に臨む内容液
注出路33が設けられている。33bは屈曲路33aの
下向き先端部に形成された吐出口を示している。
【0040】この内容液注出路33の屈曲通路33a
は、図1、図2に示すように器体1の上端開口1aとこ
の上端開口1aに嵌まり合ってこれを閉じる器体蓋6と
の境界部201を通じて器体1の肩部材4の前部に嘴状
に突出した嘴状突出部4a部に臨み、内容液を器体1外
に注出できるようにしており、器体蓋6の開閉に無関係
な構造としている。
【0041】嘴状突出部4a内には注液ガイド202が
設けられ、内容液注出路33の吐出口33bから吐出さ
れる内容液を一旦大気に開放した後受入れて下方に案内
し、嘴状突出部4aの底部の開口203を通じて内容液
をスプラッシュなく静かに注液できるようにしてある。
【0042】また内容液注出路33の途中部分を透明管
340によって形成し、これに流入している内容液の液
位が内容器31の前面に設けた樹脂製の保護カバー38
の液量表示窓37を通じ外部から見えるようにしてあ
る。
【0043】保護カバー38は、内容器31の前部の下
部位置に内容液注出路33と内容器31との接続部構造
を利用して取付けられた図6に示す下部金具74と、肩
部材32の嘴状突出部32aとの間に挟み込んで保持さ
れ、肩部材32の嘴状突出部32aとともに内容液注出
路33の外側を覆っている。
【0044】要するに保護カバー38は、外装ケース3
と内装ケース2とで構成される器体1の内装ケース2に
対し出し入れできる内容器31に設けられて、内容器3
1とともに出し入れされる。したがって、内容液注出路
33は内容器31の外まわりに位置するが、これの外側
を内容器31に設けられて内容器31とともに出し入れ
される保護カバー38が覆っており、内容器31を外装
ケース3と内装ケース2とで構成された器体1の内装ケ
ース2に対して出し入れしたり、内装ケース2から取り
出して単独で取り扱うのにも、保護カバー38が内容液
注出路33をこれと同体物として終始覆うことになるの
で、内容液注出路33が器体1の内装ケース2や器体1
外の他のものと衝突し合ったり、引っ掛かり合ったりし
て、直接外力を受けるようなことを防止することができ
る。
【0045】内容液注出路33の屈曲路33aの途中に
は転倒時止水弁76が設けられている。
【0046】器体蓋6と裏板81との間にはベローズポ
ンプ101が設けられ、器体蓋6の上面に露出した押圧
板102によって押圧操作されて、加圧空気を吐出口1
03から吐出し内容器31内に送り込めるようになって
いる。
【0047】加圧空気が内容器31内に送り込まれる
と、内容液を加圧しこれを押し出そうとし、内容液注出
路33を通じて器体1外に注出し注液ガイド202に流
し込めるようにする。
【0048】器体蓋6の裏板81の下面には、内容器3
1の口部を閉じる金属製の内蓋85が当てがわれ、ビス
83にて止められている。内蓋85の外周と裏板81と
の間には、内容器31の口縁に対向するシールパッキン
グ84が挟持されており、器体蓋6が閉じられると内蓋
85はこのシールパッキング84で内容器31の口縁に
接し、内容器31を閉じる。
【0049】裏板81と内蓋85との間には、図1に示
すように、内容器31内で発生する蒸気を外部に逃がす
蒸気通路87が補助板104を利用して形成されてい
る。この蒸気通路87は内蓋85に内容器31側への開
口86を持ち、器体蓋6の後部側の上面に外部への開口
52を有している。
【0050】蒸気通路87の補助板104と裏板81と
の間には、蒸気通路87の途中に位置する弁口105を
形成し、補助板104と内蓋85との間には、器体1が
転倒したときに前記弁口105を閉じる転倒時止水弁1
06が設けられている。
【0051】一方押圧板102の内側に位置するベロー
ズポンプ上板111の裏面中央には長さ方向のスリット
112aを持った保持筒112が設けられ、この保持筒
112の内周に中空の弁杆113を上下摺動可能に嵌め
合わせて前記スリット112aに上端のフック113a
を係合させ、弁杆113とベローズポンプ上板111と
の間に働かせたばね114によって弁杆113を下方に
付勢するとともに、弁杆113は前記スリット112a
とフック113aとの係合によって図1に示すように保
持筒112からの最大下動位置が規制されている。
【0052】弁杆113はまた下端部が裏板81の中央
に設けられた開口115に上下摺動可能に嵌め合わされ
ている。
【0053】ベローズポンプ101の吐出口103は、
裏板81の中央の開口115のまわりに位置し、裏板8
1の吐出口103が位置しているさらに外まわりの円周
位置にて外周部が裏板81と補助板104との間で環状
に挟持され、かつ内周部が弁杆113の下端部外周に嵌
め合わされて開口115の口縁と開口86の口縁との間
に位置する弁部116bを有した弁膜116が設けられ
ている。
【0054】弁杆113は下端部の弁部116bが嵌め
合わされている部分の直ぐ上の位置に内外に貫通した孔
113bが設けられ、前記ベローズポンプ101が押圧
板102の押圧を受けず、ベローズポンプ上板111が
図1に示すように最上動位置にあるとき、弁杆113は
下端の弁部116bを開口115の口縁に下方より圧着
するようにしている。
【0055】これにより蒸気通路87はベローズポンプ
101の側に通じることなく、器体蓋6の外部に通じ、
内容器31内で発生する蒸気を器体蓋6外に問題なく放
出することができる。
【0056】したがって内容器31内の内容液が沸騰さ
れて多量の蒸気が発生しても、これが内容器31内に籠
もって自然昇圧し、内容液が押し出されてしまうような
不都合を解消することができる。
【0057】なお弁杆113内には弁口113cを設
け、これに自重で閉じる安全弁120を設けてあり、蒸
気通路87を通じて外部に放出される蒸気は通さない
が、器体1が転倒して転倒時止水弁106が働いた上で
なお内容液が蒸気通路87を通じ外部に流出しようとし
た場合に、安全弁120が容易に押し開かれることによ
り流出しようとする内容液をベローズポンプ101内に
導入してこれを溜め、内容液が外部に長時間出にくくす
るようにしてある。これによって器体1が転倒しても慌
てずにゆっくりと器体1を起こし、内容液が外部に流出
しない内に措置できるようになる。
【0058】なおベローズポンプ101の上板111の
一部には、図3に示すように樹脂製の吸気弁211が設
けられ、ベローズポンプ101が押圧操作後に復元する
際に吸気弁211が開かれて吸気口212を通じ外気を
吸引できるようにしている。
【0059】この際吸気口212はベローズポンプ10
1の内容器31内から遠く、外部に近い位置にあって冷
たい空気を吸引しやすい。このため次にベローズポンプ
101が押圧されることによりベローズポンプ101内
の空気を内容器31内に吹き込んだときの空気の膨張を
大きく見込むことができ、内容液の加圧効率を向上する
ことができる。
【0060】器体蓋6の押圧板102が設けられている
部分のまわりに、回動位置によって押圧板102の押し
下げを阻止し、またこの阻止を解除する注出ロック部材
122が設けられ、器体蓋6の上面に突出した操作突起
122aにより操作されるようにしてある。
【0061】内容器31の肩部材32の前部側の片側位
置に、図4、図5、図7に示すように、器体1の肩部材
4との間で働くロック部材141が設けられている。ロ
ック部材141は内容器31の両側に設けられてもよ
い。
【0062】このロック部材141は、肩部材32から
張り出した左右一対のサイドカバー142間に軸143
によって回動可能に枢支し、かつ尾端部141a側に一
体形成した樹脂ばね141bが肩部材32に一体形成し
たばね受32dに当接することによって、ロック部材1
41の操作部141cの側に設けたロック片141dが
器体1の肩部材4の一部に一体形成した係止部4cに係
合する姿勢を保つようにしている。
【0063】これによって内容器31が器体1内に収容
され、熱盤8の上に載るのと同時に、ロック片141d
が係止部4cに自動的に係合し、内容器31を器体1へ
の嵌め入れ状態に自動的にロックすることができる。な
お器体1の肩部材4には前記ロック部材141およびサ
イドカバー142に対する逃がし凹部144を有してい
る。
【0064】前記ロック部材141によるロックは、操
作部141cによりロック部材141を樹脂ばね141
bに抗して反時計方向に回動させることによって解除で
きる。
【0065】なお、前記境界部201における内容液注
出路33を通すスペースは、器体1および器体蓋6の双
方の側の局部的な凹部1c、6cによって形成している
が、どちらか一方を利用するだけでも実現できる。
【0066】本実施例の上記構成では、内容器31がこ
の内容器31の外まわりに接続されている内容液注出路
33とともに、器体1に対し出し入れできるように収容
されて、器体1に有しているヒータ8a、8bによって
加熱されるので、内容器31内に入れた内容液を器体1
内において加熱し、湯沸かしや保温を行うことができる
し、器体蓋6を開くことによって内容器31を内容液注
出路33とともにヒータ8a、8bを有する器体1から
引き出して独立に取り扱うことができ、内容液注出路3
3とともに丸洗いできるし取扱いが容易になる。
【0067】特に、内容液注出路33は内容器31の満
水位置Aよりも上方位置で下向きに屈曲した屈曲路33
aをなして器体1外に内容液を注出する位置に臨むの
で、器体1側の内容液注出路33との接続のいらない簡
単な受口としての注液ガイド202を介して、あるいは
そのまま簡易に注液することができるし、内容液注出路
33の一部を器体蓋6側に設けることによる器体蓋6の
開閉を行うための離接可能な接続構造やそのための位置
合わせ、およびこの部分での液漏れを防止するシール構
造を不要とすることができる。また屈曲路33aは内容
器31の満水位置Aよりも上方位置で下向きに屈曲して
前記内容液の注出を可能にするので、内容液に満水位置
Aまで内容液が入れられてもこれが内容液注出路33の
屈曲路33aから溢れて自然流出するようなことを防止
することができる。
【0068】また内容液注出路33は内容器31の外ま
わりに位置するが、これの外側を内容器1に設けられた
保護カバー38や肩部材32の嘴状突出部32aが覆っ
ているので、内容器31を器体1から取り出して単独で
取り扱うのに、内容液注出路33が他と衝突し合った
り、引っ掛かり合ったりして、直接外力を受けるような
ことを防止することができる。
【0069】内容器31はまた器体1へ嵌め入れるとこ
の嵌め入れ状態にロックされることにより、器体蓋6の
開閉に係わりなく器体1と同体的にどのような姿勢に取
り扱っても内容器31と器体1とがガタツキを起こした
り、内容器31が器体1から抜けだして脱落するような
ことを回避することができる。
【0070】このとき器体蓋6が開いた状態では内容器
31および器体1を1つの容器として扱いながら傾ける
ような取扱いをして内容液を一挙に排出するようなこと
もできる。
【0071】内容器31の肩部材32の両側には、図7
に示すように器体1および器体蓋6の外側に位置するハ
ンドル151の両端部が、器体1と器体蓋6との間の隙
間を通じて軸153により回動可能に連結されている。
【0072】このような隙間は本実施例の場合、内容器
31の肩部材32の口縁を切り欠いた凹部4dにより形
成してあるが、これに限らず器体蓋6の側に形成した凹
部によって形成してもよいし、器体蓋6および内容器3
1の肩部材32の双方に形成した凹部間で形成するよう
にしてもよい。
【0073】このようにハンドル151と内容器31と
の連結が、器体1および器体蓋6間の合わせ目を利用し
て、器体1、器体蓋6および内容器31のそれぞれの独
立を阻害することなく達成されるので、器体蓋6を単独
で自由に開閉できるし、器体蓋6が開いておれば内容器
31は器体1に対し自由に着脱できる。
【0074】そしてハンドル151は、器体蓋6が閉じ
ていても、器体1および器体蓋6を外部から把持するこ
とができ、内容器31と器体1とのロックによる同体化
で器体蓋6の開閉に係わらず器体1の同体的な持ち運び
や各種姿勢での取扱いが可能であるし、内容器31と器
体1とのロック部材141によるロックを解除すること
により、前記内容器31と器体1との同体化を解くこと
ができ、このときハンドル151を把持することにより
内容器31を器体1から抜き出し単独の取扱い状態にす
ることができる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、内容器がこの内容器の
外まわりに接続されている内容液注出路とともに、器体
に対し出し入れできるように収容されて、器体に有して
いるヒータによって加熱されるので、内容器内に入れた
内容液を器体内において加熱し、湯沸かしや保温を行う
ことができるし、蓋を開くことによって内容器を内容液
注出路とともにヒータを有する器体から引き出して独立
に取り扱うことができる。
【0076】特に、内容液注出路は内容器の満水位置よ
りも上方位置で下向きに屈曲した屈曲通路をなして器体
外に内容液を注出する位置に臨むので、そのままあるい
は器体側の内容液注出路との接続のいらない簡単な受口
を介して簡易に注液することができるし、内容液注出路
の一部を蓋側に設けることによる蓋の開閉を行うための
離接可能な接続構造やそのための位置合わせ、およびこ
の部分での液漏れを防止するシール構造を不要とするこ
とができる。また屈曲通路は内容器の満水位置よりも上
方位置で下向きに屈曲して前記内容液の注出を可能にす
るので、内容液に満水位置まで内容液が入れられてもこ
れが内容液注出路の屈曲路から溢れて自然流出するよう
なことを防止することができる。
【0077】また内容液注出路は内容器の外まわりに位
置するが、これの外側を内容器に設けられて内容器とと
もに出し入れされる保護カバーが覆っており、内容器を
外装ケースと内装ケースとで構成された器体の内装ケー
スに対して出し入れしたり、内装ケースから取り出して
単独で取り扱うのにも、保護カバーが内容液注出路をこ
れと同体物として終始覆って、内容液注出路が器体の内
装ケースや器体外の他のものと衝突し合ったり、引っ掛
かり合ったりして、直接外力を受けるようなことを防止
するので、内容液注出路を外まわりに持った内容器を器
体から取り外して単独で取り扱えるようにすることによ
って、耐久性が低下するようなことを回避することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された電気貯湯容器の一実施例と
しての電気ポットの断面図である。
【図2】図1の電気ポットの注出口部分の断面図であ
る。
【図3】図1の電気ポットの器体蓋の後部の枢支部を示
す断面図である。
【図4】図1の電気ポットの内容器のロック部分を示す
断面図である。
【図5】図4のロック部分の外観図である。
【図6】図1の電気貯湯容器の底部の半部を示す断面図
である。
【図7】図1の電気ポットの内容器と器体との分解斜視
図である。
【図8】従来の電気ポットを示す断面図である。
【図9】図8の電気ポットの吐出口まわりの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 器体 6 器体蓋 4a 嘴状突出部 8a、8b ヒータ 31 内容器 32 肩部材 32a 嘴状突出部 33 注出路 33a 屈曲路 33b 吐出口 38 保護カバー A 満水位置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装ケースと内装ケースとで構成され
    ータを備えた器体と、外まわりに接続された内容液注出
    路を有してこの内容液注出路とともに器体の内装ケース
    に対し出し入れできるように収容された内容器と、
    液注出路の外側を覆うように内容器に設けて、内容器と
    共に出し入れされる保護カバーとを備え、内容液注出路
    は内容器の底部から上方に向かって立上がり内容器の満
    水位置よりも上方位置で下向きに屈曲する屈曲通路をな
    して器体外に内容液を注出する位置に臨ませたことを特
    徴とする電気貯湯容器。
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