JPH0736593Y2 - 電気ポットの蓋装置 - Google Patents

電気ポットの蓋装置

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JPH0736593Y2
JPH0736593Y2 JP7091090U JP7091090U JPH0736593Y2 JP H0736593 Y2 JPH0736593 Y2 JP H0736593Y2 JP 7091090 U JP7091090 U JP 7091090U JP 7091090 U JP7091090 U JP 7091090U JP H0736593 Y2 JPH0736593 Y2 JP H0736593Y2
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locking
container
mouth
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猛志 水流
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電気ポットに用いられる蓋装置に関し、詳しく
は容器の口部の一部に蓋をヒンジ連結して開閉可能に枢
支した電気ポットの蓋装置に関するものである。
(従来の技術) この種の蓋装置は、蓋の開閉や閉じ状態へのロックおよ
びその解除が容易であるため、特に閉じ状態へのロック
を必要とする加圧注出式の電気ポットに広く採用されて
いる。
ところで近時では電気ポットが大容量化している。この
ため内容液を器体の大きな口部から一挙に排液したいよ
うな場合や、内容器内を洗浄したいときなど、蓋が全開
されていても全体が重く、また蓋が大きくかつふらつく
ので、作業しにくい。
そこでこれを解消したものが例えば実開平2−15031号
公報等で知られている。このものは、蓋の後部にヒンジ
ピンを固着し、このヒンジピンを容器の口部の軸受部に
回動可能に保持して蓋を開閉可能に装着している。そし
て軸受部の前記ヒンジピンを回動可能に保持する孔は、
蓋がある所定の中開き状態に開かれたときにヒンジピン
を出し入れできる開放部を有し、この開放部を通じてヒ
ンジピンを前記孔に出し入れして蓋の着脱を行うように
なっている。
(考案が解決しようとする課題) しかしこのような構造では、蓋を取り外すのに蓋をどこ
まで開ければよいかが分かりにくいし、所定の中開き状
態を保って蓋の着脱作業をしなければならないので、着
脱作業にはまだ不便である。また一方では、内容器内に
水等を注ぎ込むのに、蓋を全開状態にしておいて手を離
すのに、蓋が脱落しないかと云った不安を使用者に与え
たり、蓋の着脱構造を知らずにか、あるいは忘れて容器
を逆さにして内容液を排出するようなことが行われる
と、蓋のふらつきによって前記所定の中開き状態に勝手
になってしまい、蓋が不測に脱落することもあり得る。
そこで本考案は、蓋の着脱構造を改良して前記のような
問題を解消することができる電気ポットの蓋装置を提供
することを課題とするものである。
(課題を解決するための手段) 上記のような課題を達成するため本願第1の考案は、容
器の口部に軸受部に蓋をヒンジ連結して開閉可能に枢支
した電気ポットの蓋装置において、前記軸受部を容器の
口部の蓋取付け部に着脱可能とし、軸受部を蓋取付け部
への装着状態に係止する係止部材と、この係止部材によ
る係止を解除する係止解除部材とを設け、容器の口部外
側に両端を枢支されたハンドルを軸受部背部のハンドル
受けによって伏倒姿勢に受け止めるようにするととも
に、前記係止解除部材は前記伏倒姿勢のハンドルの外面
よりも内側に位置するように設けたことを特徴とするも
のである。
本願第2の考案は、第1の考案においてさらに、蓋取付
け部には、軸受部を蓋取付け部から押し外すよう、少な
くとも軸受部の係止部材による係止を解除する時点以降
に働く押外し手段を設けたことを特徴とするものであ
る。
(作用) 本願第1の考案の上記構成によれば、蓋は軸受部にヒン
ジ連結されていて、軸受部に対して回動でき、軸受部が
容器の口部の蓋取付け部に装着されていると、前記回動
によって容器の口部に対して開閉することができる。軸
受部は係止部材によって、容器の口部の蓋取付け部への
装着状態に係止されるので、前記蓋の開閉によってガタ
ツキを生じたり、脱落したりすることはないし、蓋を全
開状態にしたままで給水をしたり、あるいは蓋を装着し
たまま容器を逆さにして内容液を排液しようとして蓋が
振れるような場合でもガタツキや脱落は生じない。また
係止解除部材を働かせると、係止部材による軸受部の装
着状態への係止を解除して、軸受部を取外し可能にする
ので、蓋はその軸受部を伴って容器の口部から分離する
ことができる。さらに容器のハンドルは軸受部の背部に
設けられたハンドル受けにて伏倒姿勢に受けられてお
り、かつこの伏倒姿勢のハンドルの外面の内側に前記係
止解除部材が設けられているので、電気ポットが転倒す
るようなことがあっても、係止解除部材はハンドルの内
側に位置して外力を受けるようなことがなく、外力によ
って蓋が不測に外れるようなことが回避される。
本願第2の考案の上記構成によれば、第1の考案におい
てさらに、少なくとも軸受部の係止手段による係止が解
除されるとき以降に、押外し手段が軸受部を容器の口部
の蓋取付け部から押し外すように働くので、軸受部は前
記係止解除時点で蓋取付け部から自動的に押し外すこと
ができる。
(実施例) 第1図〜第3図に示す本考案の第1の実施例について説
明する。
本実施例は第1図に示すように、外装ケース1内にヒー
タ2も持つ内容器3を貯湯容器として収容した沸騰型の
電気ポットに本考案を適用した場合を示している。
内容器3と外装ケース1とは、上端部で肩部材4の外側
の接合周壁4aと内側の接合周壁4cとによって、また下端
部で連結金具(図示せず)および底部材5によってそれ
ぞれ連結され電気ポットの横断面がほぼ四角形な器体6
を形成している(第3図)。
肩部材4の前部には、その外周が肩部材4の外周面に接
する凸曲面にて形成された膨出部7が、肩部材4の外装
ケース1との接合周壁4aとともに下向きに開口するよう
に一体的に、かつ器体6の前部平坦面前方へ突出するよ
うに形成されている。この膨出部7は、平面より見て基
部が器体6の同一の幅を持ち、先端に向けて狭くなる形
状とされ、内容液を外部に吐出する吐出口8と転倒止水
弁9とを持った注出口部51が内蔵されている。接合周壁
4aの開口4bと、膨出部7の開口7aとは同一水平面上に開
口している。肩部材4の後部には、軸受10の軸10aによ
って開閉自在にかつ着脱可能に蓋11が枢着されている。
蓋11の下面には内容器3の口部3aに密接してこれを密閉
する内蓋12が取付けられている。
蓋11内には、蓋11の上面押圧板13によって押圧操作され
るベローズポンプ14と、その中央部に配された弁15とが
設けられている。弁15はベローズポンプ下板16を貫通す
る弁棒部15aの下端に弁パッキン15bを装着して構成さ
れ、弁棒部15aの周囲に弁パッキン15bにて開閉される弁
通路15cが形成されている。
ベローズポンプ14の押圧操作により加圧された空気は、
弁通路15cから通路部材17とベローズポンプ下板16との
間の通路空間201、およびこの通路空間201の下に弁口20
2を介して通じている弁室203を通って、弁室203の底部
にある内蓋12の開口12aより内容器3内へ送り込まれ、
内容液を加圧するようになっている。通路部材17は、内
蓋12とベローズポンプ下板16との間の空間に配設されて
いる。又、通路部材17はベローズポンプ下板16に一体形
成されたスペーサ27に対し、内蓋12をビス止めすること
によってベローズポンプ下板16と内蓋12間に保持される
とともに、この通路部材17とベローズポンプ下板16及び
内蓋12の間に各々介装されたシールパッキン18a、18bに
て空気通路が密封されている。
ベローズポンプ14の押圧操作時は、弁15の弁棒部15aの
下動によって弁パッキン15bにて閉じられていた弁通路1
5cが開口されるとともにこの弁パッキン15bにて通路部
材17に設けられている蒸気抜き通路20が前記通路空間20
1と通じる弁口19が閉じられ、加圧空気を外部に漏れる
ことなく確実に内容器3内へ送り込んでいる。ベローズ
ポンプ14が押圧操作されないときは、ヒータ2による保
温や沸騰の際に発生する蒸気が蒸気抜き通路20を通って
蓋外部に逃がされる。つまり内容液非注出時には、前記
蒸気は内蓋12の開口12aから通路部材17の弁口19と蒸気
抜き通路20、及び蓋11内のベローズポンプ14の後部の通
路11bを通って蓋11の外面の開口11aより外部へ放出さ
れ、内容器3内が異常昇圧しないように成されている。
前記加圧される内容液を内容器3の外部上方へ案内する
導出路22が、基端を内容器3の底部に接続して設けられ
ている。この導出路22は、内容器3と底部で通じかつ上
端が外部に開放されていることにより、内容器3内の内
容液が常時流入して同一レベルを保っており、その途中
は透明管23により形成した液量表示部としてある。
透明管23の先に前記注出部51が接続され、注出内容液は
導出路22からその上端に接続されたエルボ21内を通り、
逆U字管24を介してその下向き吐出口8から吐出され、
吐出液は下方から受けるように配設された注液ガイド25
を経て外部に注出される。この注液ガイド25は、膨出部
7の開口7aを閉じる底蓋52に一体成形されている(第1
図)。底蓋52は膨出部7と肩部材4および器体6の外装
ケース1との間に嵌め付けられた水平板である。
しかし底蓋52は膨出部7から少し下方に突出している注
出口部51の部分を覆うように下方に少し膨らんだカバー
部52aを有している。底蓋52は器体6の肩部材4および
外装ケース1のほぼ平坦な前面との相関形状端部52bを
後端に有してその肩部材4および外装ケース1に隙間な
く当接され、この端部52に形成した左右一対の係合爪52
cが外装ケース1の上端縁1aに係合しているのと、先端5
2dが膨出部7の先端部の係合爪7bに係合しているのと
で、安定に取付けられている。
前記弁室203に逆止弁26が収容されて、転倒時に弁室203
上の弁口202を閉じることにより、蒸気抜き通路20を通
して外部に内容液が流出するのを防止している。
上面押圧板13を不測に押圧した場合にも内容液が注出す
るのを防止できるように、上面押圧板13に係止してその
下動を防止する安全つまみ28が蓋11の上面後部に係止位
置と係止解除位置との間で切換え可能に設けられてい
る。又、蓋11は枢支部に設けたバネ29にて常時開く方向
に付勢されるとともに、蓋11の前部に蓋11を閉じた状態
で係止する閉止部材30が設けられ、その上面に係止解除
ボタン31が設けられている。さらに、蓋11が不測に開く
のを防止するために、係止解除ボタン31を不動作状態に
する安全つまみ32が設けられている。
膨出部7は、第1図に示されているように、その上面が
肩部材4の他の部分の上端縁4aよりも寸法Hだけ高くな
るように上方に突出させて形成され、その上面にヒータ
2による加熱制御を指示する操作部33が設けられてい
る。この操作部33は、膨出部7の上面に形成した凹陥部
61に電装基板62を収容し、それに上面からの押圧操作が
可能なようにカバーシート63を施している。そして操作
部33は膨出部7が幅広いために広く形成されている。
電装基板62は第1図、第2図に示されているように、先
端中央の切欠き部62aを凹陥部61内の先端中央の突出部6
1aに嵌め合わせて位置決めされ、1本のビス66によって
突出部61aにビス止めされている。突出部61aの裏側は注
出口部51に対する逃げ部65となっており、注出口部51を
仮に位置決めする機能も有している 以上のように操作
部33が膨出部7の上面に上向きに設けられているので、
前面に設けられている場合に比べて操作が容易であり、
又操作部33の表示も見易く、さらに操作時に器体6が動
いたり、倒れたりする恐れがないため、使い勝手がよ
い。又、このように操作部33を膨出部7の上面に設けて
いても、この膨出部7は器体6の口部上端縁である肩部
材4の上端縁4aよりもHだけ上方に突出させて形成され
ているので、蓋11を開いて内容器3内に内容液を注液し
たち、残液を取出したりする際に、液が膨出部7の上面
に流れる恐れはなく、従って操作部33に液が侵入して害
をもたらすというようなことはない。
操作部33の裏面には、第1図に示すように、内側の接合
周壁4cにも沿って下方に延びる左右一対の保持壁54が形
成されている。これら保持壁54間に前記注出口部52を挟
み込み、注出口部51の両側に形成した突起55を保持壁54
の係止孔56に係合させることにより注出口部51を安定に
保持している。導出路22はこの注出口部51の保持部と基
部における内容器3への接続部との2点支持によって安
定される。
34は肩部材4の前後方向中央部に枢支されたハンドルで
あり、35は底部材5の後部に設けられたヒータ2に対し
て電力を供給するマグネットコンセントである。ハンド
ル34は肩部材4の後部に形成したハンドル受け71によっ
て受けられ、水平な伏倒姿勢に安定するようにしてあ
る。
次に蓋11の着脱構造について説明する。第1図、第3図
に示すように、軸受10は肩部材4に着脱自在とされ、軸
受10の着脱によって器体3に対し簡単に着脱できるよう
になっている。これにより器体3内の洗浄が楽に行える
し、蓋6の丸洗いが可能となる。
軸受10は第1図、第3図に示すように、肩部材4の後部
に設けられた軸受ハウジング72に上方より抜き差しでき
る取付部73を有している。軸受ハウジング72には取付部
73を受け入れて保持するホルダー74を有し、このホルダ
ー74の下に左右一対の係止部材76が離接可能に保持され
ている。各係止部材76はばね77によって互いに離隔する
ように付勢され、それぞれの外向き係止フック78がホル
ダー74内の端部位置に常時あるようにされる(第3
図)。
一方軸受10の取付部73には前記係止フック78と係合する
係合孔79が形成されている。これによって軸受10の取付
部73を軸受ハウジング72のホルダー74内に上方から差し
入れると、取付部73は最初係止フック78をばね77に抗し
内側に押し退けながら進入し、限度いっぱいまで進入し
たとき係合孔79が係止フック78と対向する。このとき係
止フック78はばね77の付勢によって係合孔79に嵌め込ん
で係合し、取付部73を抜け止めするので、軸受10は軸受
ハウジング72に固定され蓋11を取付け状態にすることが
できる。
各係止部材76は軸受ハウジング72の下方に臨出する操作
部80を有し、この操作部80どうしを指によってばね77に
抗し近接させるように操作すると、各係止フック78が内
側に移動して取付部73の係合孔79から外れ、軸受10の係
止を解く。この状態で軸受10は軸受ハウジング72から抜
き取ることができ、蓋11を取外せる。
各操作部80は前記ハンドル受け71に受けられるハンドル
34の外面よりも内側に位置するように設けられているの
で、電気ポットが若し転倒しても操作部80はハンドル34
の内側に位置しているので、外力を受けることはない。
このため、操作部80が外力を受けて係止部材76による蓋
11に係止を解除してそれが不測に外れるようなことを回
避することができる。
なお、閉止部材30は本体30aが蓋11に設けられている案
内溝83によって蓋11の前方へ突出しまた後退できるよう
に保持され、ばね84によって突出位置側に付勢されてい
る。閉止部材30はその先端に下向きの斜面30bが形成さ
れている。これによって閉止部材30は、蓋11が閉じられ
る際膨出部7の内側に設けられている係止部85の上部の
斜面85aを下向き斜面30bが滑りながら一時後退して係止
部85を乗り越え、蓋11が閉じ終わる時点で係止部85から
その下側に外れて係止部35に係合する。このとき閉止部
材30は蓋11が閉じ位置から上方に開かれるのを阻止する
ロック状態となる。
係止解除ボタン31は蓋11の上面に開口するガイド穴92に
上下動可能に嵌め合わされ、ばね43によって安全つまみ
32の係止片32aとの間で上方に付勢されている。閉止部
材30の係止解除ボタン31の押動部31aと対向する上部に
は、斜面31cが形成されている。そして蓋11はばね29に
よって開き方向に付勢されているが、閉じ状態では前記
のように閉止部材30により係止されるので、不用意に開
くことはない。
蓋11を開くには係止解除ボタン31を下動させる。係止解
除ボタン31が下動されると、その押動部31aが閉止部材3
0の斜面30bを下向きに押動する。これによって閉止部材
30はばね84に抗して後退させられ、係止部85との係合が
外れる。このときの係止解除ボタン31の必要押し下げ力
は比較的小さくてよく、この押し下げ力よりも蓋11を開
放方向には付勢するばね29のばね力が充分に大きく、係
止解除ボタン31の押し下げ後の瞬間的な指離れととも
に、蓋11はばね29の付勢によって自動的に開放される。
第4図、第5図に示す本考案の第2の実施例は、軸受ハ
ウジング72内に上下動自在に嵌め合わせた押出し部材91
を設けている。この押出部材91を軸受ハウジング72内の
ばね92によって上方に付勢し、軸受10が軸受ハウジング
72内に上方より挿入するときこの押出し部材91を押し込
む状態となる(第4図)。これによって押出し部材91は
軸受ハウジング72に挿入された軸受10を上方へ押し出そ
うとするが、軸受10は前記のように係止フック78によっ
て装着位置に係止されるので、軸受10が不用意に押出さ
れることはない。
そして前記係止が解除されると、軸受10はフリーとな
り、前記押出し部材91によって上動させられる(第5
図)。これによって軸受10は係止解除とともに係止フッ
ク78との係合位置から自動的に外され、係止を解除した
後、蓋11をゆっくり取り外すことができる。
要するにロック解除部材41を限度いっぱいまで押し下げ
た後ロック解除部材41から手を放すだけのワンタッチ操
作で蓋6を開けることができる。
第6図〜第8図は本考案の第3の実施例を示している。
第1の実施例の場合と同様な機構において、各係止部材
76の係合フック78の背部に操作斜面101を形成すると共
に、軸受部材の取付部内に各操作者面101と対向する受
動片102を形成している。
これによって係止部材76を指で近接させて軸受10の係止
を解除する際、係止を解除した後さらに押し寄せ操作す
ると、各係止部材76の斜面101が軸受部材51の受動片102
を第7図のように押動し、係止を解除されている軸受10
を軸受ハウジング72から上方に押し外すことになる。し
たがって蓋11の係止解除とそれによる取外しをワンタッ
チで達成することができる。
第9図〜第12図は本考案の第3の実施例を示している。
図に示すように軸受ハウジング72のホルダー74内の後壁
には係止部111が、また軸受10内には係止部111と係合す
る係合フック112がそれぞれ設けられている。係合フッ
ク112はヒンジピン11aに回動自在に保持されると共にば
ね113によって付勢され、軸受10の取付部73が軸受ハウ
ジング72のホルダー74に差し込まれた位置で係止部111
に係合する位置を保つようになっている。
一方ヒンジピン11aにはこのヒンジピン11aを介し蓋11と
一体回転する操作レバー114が設けられている。この操
作レバー114は蓋11の軸受10に対し閉じ位置姿勢にある
とき、係合フック112から第9図のように離れている。
これによって係合フック112はばね113の付勢によって係
止部111に係合し、軸受10を軸受ハウジング72に固定し
ている。
この状態で蓋11が開かれると、第10図のように操作レバ
ー114は軸受10内で下向きに回動され、係合フック112を
ばね113に抗し時計方向に回動させる。これによって係
合フック112は係止部111から外れ、軸受10の係止を解く
ので、蓋11を取外すことができる。
逆に蓋11が軸受10に対し開き姿勢にあるとき、軸受10の
取付部73は軸受ハウジング72のホルダー74内に第10図の
如く自由に差し込むことができる。そしてこの状態で蓋
11を閉じ状態に倒すと、それに連動して補助レバー114
は第9図のように係合フック112から離れるので、係合
フック112はばね113の付勢によって係止部111に係合
し、軸受10を軸受ハウジング72に係止することができ
る。
したがって、本例では蓋11の開閉に伴って軸受10を軸受
ハウジング72との係止を自動的に解き、また自動的に係
止状態に戻すことができる。
第13図〜第16図は本考案の第5の実施例を示している。
本例では軸受10の取付部73は、その両側に係合凹部121
を有している。これに対し軸受ハウジング72のホルダー
74内に設けられる左右一対の係止部材76はホルダー74の
側壁との間に働かせたばね122によって内側に付勢さ
れ、この付勢によってホルダー74内に差込まれた取付部
73の係合凹部121に外側から係合し軸受10を軸受ハウジ
ング72に固定する。
取付部73内には上下動自在な操作部材123が設けられ、
これがばね124により上方に付勢されて蓋11の開閉に連
動するカム125の直ぐ下に位置するようにされている
(第13図〜第15図)。これによって蓋11が第13図の閉じ
状態から開かれると、それにカム125が連動し第15図の
ように操作部材123を下動させる。このため操作部材123
は各係止部材76の斜面126を下方に押動し、各係止部76
をばね122に抗し外方へ押動する。この動きで各係止部7
6は取付部73の係合凹部121から外れ軸受10の係止を解
き、蓋11を取外し可能とする。
逆に第15図の状態において蓋11を閉じ状態にすると、カ
ム125は操作部材123の下動を解く。このため操作部123
がばね124により上動復帰され、これに伴い各係止部材5
6がばね122の付勢によって係合凹部121との係合位置に
復帰する。
なおカム125には軸受10に取付けた板ばね131を当接して
蓋11が開き位置から閉じられるときの動きを制動し、自
重による回動力でゆっくりと静かに閉じられるようにし
ている。
(考案の効果) 本願第1の考案によれば、蓋は軸受部にヒンジ連結され
ていて、軸受部に対し回動でき、軸受部が容器の口部の
蓋取付け部に装着されていると前記回動によって容器の
口部に対して開閉することができ、軸受部は係止部材に
よって、容器の口部の蓋取付け部への装着状態に係止さ
れ、前記蓋の開閉によってガタツキを生じたり、脱落し
たりすることはないし、蓋を全開状態にしたままで給水
をしたり、あるいは蓋を装着したまま容器を逆さにして
内容液を排液しようとして蓋が振れるような場合でもガ
タツキや脱落は生じないので、蓋の着脱構造による使用
や取扱上の従来のような問題を解消することができる。
また係止解除部材を働かせると、係止部材による軸受部
の装着状態への係止を解除して、軸受部を取外し可能に
し、蓋はその軸受部を伴って容器の口部から分離できる
ようになるので、明確かつ簡単な操作によって蓋を確実
に分離することができるので、分離作業が容易となる。
さらに容器のハンドルは軸受部の背部に設けられたハン
ドル受けにて伏倒姿勢に受けられており、かつこの伏倒
姿勢のハンドルの外面の内側に前記係止解除部材が設け
られており、電気ポットが転倒するようなことがあって
も、係止解除部材はハンドルの内側に位置して外力を受
けるようなことがなく、外力によって蓋が不測に外れる
ようなことが回避されるので、使用の安全を図ることが
できる。
本願第2の考案によれば、第1の考案においてさらに、
少なくとも軸受部の係止手段による係止が解除されると
き以降に、押外し手段が軸受部を容器の口部の蓋取付け
部から押し外すように働き、軸受部は前記係止解除時点
で蓋取付け部から自動的に押し外されるので、蓋を外す
作業をさらに容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の第1の実施例を示す縦断面図、第2図
は平面図、第3図は蓋着脱機構部の拡大斜視図、第4
図、第5図は本願考案の第2の実施例の蓋着脱機構の動
作状態を示す拡大縦断背面図、第6図、第7図は本考案
の第3の実施例の蓋着脱機構部の動作状態を示す蓋着脱
機構部の拡大縦断背面図、第8図は斜視図、第9図、第
10図は本考案の第4の実施例の蓋着脱機構部の動作状態
を示す拡大縦断側面図、第11図は斜視図、第12図は蓋着
脱機構部の要部をさらに拡大して示す拡大斜視図、第13
図〜第15図は本考案の第5の実施例における蓋着脱機構
の動作状態を示す拡大縦断面図および拡大縦断背面図、
第16図は蓋着脱機構の斜視図である。 6……器体 4……肩部材 10……軸受 11……蓋 11a……ヒンジピン 34……ハンドル 71……ハンドル受 76……係止部材 80……操作部 91……押出し部材 92……ばね 101……斜面 112……係合フック 114……操作レバー 123……操作部 124……ばね 125……カム

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】容器の口部の軸受部に蓋をヒンジ連結して
    開閉可能に枢支した電気ポットの蓋装置において、 前記軸受部を容器の口部の蓋取付け部に着脱可能とし、
    軸受部を蓋取付け部への装着状態に係止する係止部材
    と、この係止部材による係止を解除する係止解除部材と
    を設け、容器の口部外側に両端を枢支されたハンドルを
    軸受部背部のハンドル受けによって伏倒姿勢に受け止め
    るようにするとともに、前記係止解除部材は前記伏倒姿
    勢のハンドルの外面よりも内側に位置するように設けた
    ことを特徴とする電気ポットの蓋装置。
  2. 【請求項2】蓋取付け部には、軸受部を蓋取付け部から
    押し外すよう、少なくとも軸受部の係止部材による係止
    を解除する時点以降に働く押出手段を設けた請求項1記
    載の電気ポットの蓋装置。
JP7091090U 1990-07-02 1990-07-02 電気ポットの蓋装置 Expired - Lifetime JPH0736593Y2 (ja)

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