JPH08323149A - 乾式脱硫脱硝装置 - Google Patents
乾式脱硫脱硝装置Info
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- JPH08323149A JPH08323149A JP7158379A JP15837995A JPH08323149A JP H08323149 A JPH08323149 A JP H08323149A JP 7158379 A JP7158379 A JP 7158379A JP 15837995 A JP15837995 A JP 15837995A JP H08323149 A JPH08323149 A JP H08323149A
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- Japan
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- desulfurization
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 熱風パージガス中にはSOx が含まれている
ので、そのまま大気中に放出することはできない。ま
た、従来、熱風パージガスは、処理すべき排ガスと混合
され脱硫塔で脱硫されていたが、脱硫塔の処理温度が上
昇するので、脱硫効率が低下していた。本発明はこれら
の点を解決する。 【構成】 本発明の乾式脱硫脱硝装置は、脱硫塔11
と、脱硝塔12と、脱離塔13と、脱離塔13を加熱す
る熱風ガスを生成する熱風炉14を有する。熱風炉14
で発生された熱風ガスは、熱風循環ライン18を通じて
脱離塔13へ導入され、次いで脱離塔13から排出され
る熱風ガスはその一部が熱風パージガスライン20を通
じて脱硝塔12と脱硫塔11との間の排ガスライン15
において(B地点)合流される。本発明では、脱硫効率
及び脱硝効率が共に従来よりも向上する。
ので、そのまま大気中に放出することはできない。ま
た、従来、熱風パージガスは、処理すべき排ガスと混合
され脱硫塔で脱硫されていたが、脱硫塔の処理温度が上
昇するので、脱硫効率が低下していた。本発明はこれら
の点を解決する。 【構成】 本発明の乾式脱硫脱硝装置は、脱硫塔11
と、脱硝塔12と、脱離塔13と、脱離塔13を加熱す
る熱風ガスを生成する熱風炉14を有する。熱風炉14
で発生された熱風ガスは、熱風循環ライン18を通じて
脱離塔13へ導入され、次いで脱離塔13から排出され
る熱風ガスはその一部が熱風パージガスライン20を通
じて脱硝塔12と脱硫塔11との間の排ガスライン15
において(B地点)合流される。本発明では、脱硫効率
及び脱硝効率が共に従来よりも向上する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてSOX を吸着
するための脱硫塔と、主としてNOX を分解するための
脱硝塔と、SOX 等の汚染物質を吸着している活性炭を
再生するための脱離塔を有する乾式脱硫脱硝装置に関
し、特に、脱離塔を加熱する熱風パージガス中に含まれ
るSOX を有効に処理すると同時に、装置全体の脱硫・
脱硝効率を高めた乾式脱硫脱硝装置に関する。
するための脱硫塔と、主としてNOX を分解するための
脱硝塔と、SOX 等の汚染物質を吸着している活性炭を
再生するための脱離塔を有する乾式脱硫脱硝装置に関
し、特に、脱離塔を加熱する熱風パージガス中に含まれ
るSOX を有効に処理すると同時に、装置全体の脱硫・
脱硝効率を高めた乾式脱硫脱硝装置に関する。
【0002】
【従来の技術】排ガス中のSOX 、NOX 、媒塵等を吸
着及び/分解処理するための装置として、活性炭を使用
した乾式脱硫脱硝装置は、活性炭の持つ吸着材としての
機能によりSOX を吸着除去し、触媒としての機能によ
りNOX を分解除去するものとして知られている。この
ような乾式脱硫脱硝装置のうちで、活性炭を充填した一
段目の脱硫塔において主としてSOX を吸着し、次い
で、活性炭を充填した二段目の脱硝塔において主として
NOX を分解処理した、2段処理プロセスの乾式脱硫脱
硝装置は、脱硫脱硝効率を高めるものとして既に知られ
ている(例えば、特公昭63−50052号公報、特公
平1−38529号公報参照)。
着及び/分解処理するための装置として、活性炭を使用
した乾式脱硫脱硝装置は、活性炭の持つ吸着材としての
機能によりSOX を吸着除去し、触媒としての機能によ
りNOX を分解除去するものとして知られている。この
ような乾式脱硫脱硝装置のうちで、活性炭を充填した一
段目の脱硫塔において主としてSOX を吸着し、次い
で、活性炭を充填した二段目の脱硝塔において主として
NOX を分解処理した、2段処理プロセスの乾式脱硫脱
硝装置は、脱硫脱硝効率を高めるものとして既に知られ
ている(例えば、特公昭63−50052号公報、特公
平1−38529号公報参照)。
【0003】図1は、従来の2段処理プロセスの乾式脱
硫脱硝装置の一例を示すフロー図である。図1に示す乾
式脱硫脱硝装置は、SOX を主として吸着するための脱
硫塔1、NOX を主として分解するための脱硝塔2、S
OX を吸着した活性炭を加熱してSOX を脱着すること
により再生を行う脱離塔3、脱離塔3へ送る熱風ガスを
発生する熱風炉4を基本構成要素として含んでいる。
硫脱硝装置の一例を示すフロー図である。図1に示す乾
式脱硫脱硝装置は、SOX を主として吸着するための脱
硫塔1、NOX を主として分解するための脱硝塔2、S
OX を吸着した活性炭を加熱してSOX を脱着すること
により再生を行う脱離塔3、脱離塔3へ送る熱風ガスを
発生する熱風炉4を基本構成要素として含んでいる。
【0004】このような乾式脱硫脱硝装置における、S
OX 、NOX 等を含む排ガスの処理プロセスは次のよう
に行われる。すなわち、排ガスは排ガスライン5を通じ
て一段目の脱硫塔1へ導入され、脱硫塔1内を頂部から
底部へ移動している活性炭に、排ガス中のSOX が主と
して吸着される。次いで、処理された排ガスは二段目の
脱硝塔2へ導入され、脱硝塔2内の頂部から底部へ移動
している活性炭に排ガスが接触することにより、排ガス
中のNOX がNH3 によりN2 に還元されて、脱硝塔2
から排気され、煙突9を通して大気中へ放出される。
OX 、NOX 等を含む排ガスの処理プロセスは次のよう
に行われる。すなわち、排ガスは排ガスライン5を通じ
て一段目の脱硫塔1へ導入され、脱硫塔1内を頂部から
底部へ移動している活性炭に、排ガス中のSOX が主と
して吸着される。次いで、処理された排ガスは二段目の
脱硝塔2へ導入され、脱硝塔2内の頂部から底部へ移動
している活性炭に排ガスが接触することにより、排ガス
中のNOX がNH3 によりN2 に還元されて、脱硝塔2
から排気され、煙突9を通して大気中へ放出される。
【0005】脱硫塔1及び脱硝塔2を移動している活性
炭は、次のように再生処理される。すなわち、脱硫塔1
の底部から排出されるSOX を吸着している活性炭は、
活性炭ライン7を通じて脱離塔3の頂部へ導入され、こ
の脱離塔3内を底部へ移動する間に、他方において熱風
炉4で生成された熱風ガスが熱風循環ライン8を通じて
脱離塔3内へ導入され、脱離塔3を加熱することによ
り、SOX が活性炭より脱着される。脱着されたSOX
は、別系統のキャリアガス(図示していない)により同
伴されて脱離塔3より取り出される。
炭は、次のように再生処理される。すなわち、脱硫塔1
の底部から排出されるSOX を吸着している活性炭は、
活性炭ライン7を通じて脱離塔3の頂部へ導入され、こ
の脱離塔3内を底部へ移動する間に、他方において熱風
炉4で生成された熱風ガスが熱風循環ライン8を通じて
脱離塔3内へ導入され、脱離塔3を加熱することによ
り、SOX が活性炭より脱着される。脱着されたSOX
は、別系統のキャリアガス(図示していない)により同
伴されて脱離塔3より取り出される。
【0006】この脱離塔3より排出される熱風パージガ
スは、脱硝塔2の下流の排ガスライン5に合流して(C
地点)、煙突9を通して大気中へ放出されるか、或いは
熱風パージガス中に含まれている若干のSOX を除去す
る目的のために、熱風パージガスライン10を通じて排
ガスライン5の脱硫塔1上流(A地点)に戻され、熱風
パージガスは脱硫塔1で処理される。また、脱離塔3か
ら排出される熱風ガスは、熱風循環ライン6を通じて熱
風炉4へ戻され再度450℃まで昇温され、再び熱風循
環ライン8を通じて脱離塔3へ循環される。
スは、脱硝塔2の下流の排ガスライン5に合流して(C
地点)、煙突9を通して大気中へ放出されるか、或いは
熱風パージガス中に含まれている若干のSOX を除去す
る目的のために、熱風パージガスライン10を通じて排
ガスライン5の脱硫塔1上流(A地点)に戻され、熱風
パージガスは脱硫塔1で処理される。また、脱離塔3か
ら排出される熱風ガスは、熱風循環ライン6を通じて熱
風炉4へ戻され再度450℃まで昇温され、再び熱風循
環ライン8を通じて脱離塔3へ循環される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記熱風パージガス
は、熱風炉において重油、COGガス、軽油等の燃料を
用いて発生されているので、脱離塔の通過後においても
熱風パージガスは、通常、約100ppm〜約1000
ppm程度のSOX ガスが含まれており、その温度は約
300℃前後ある。このようなガスを煙突を通して大気
中へそのまま放出することは、2次公害を起こす可能性
があるので避けなければならない。この熱風パージガス
中のSOX を大気中へ放出させない目的のためには、従
来、熱風パージガスは、前記したように、排ガスライン
の脱硫塔上流(図1のA地点)に戻されて脱硫塔で脱硫
されていた。
は、熱風炉において重油、COGガス、軽油等の燃料を
用いて発生されているので、脱離塔の通過後においても
熱風パージガスは、通常、約100ppm〜約1000
ppm程度のSOX ガスが含まれており、その温度は約
300℃前後ある。このようなガスを煙突を通して大気
中へそのまま放出することは、2次公害を起こす可能性
があるので避けなければならない。この熱風パージガス
中のSOX を大気中へ放出させない目的のためには、従
来、熱風パージガスは、前記したように、排ガスライン
の脱硫塔上流(図1のA地点)に戻されて脱硫塔で脱硫
されていた。
【0008】しかしながら、熱風パージガスを脱硫塔入
口へ導入した場合は、熱風パージガスは約300℃前後
の高温であるため脱硫塔入口の排ガス温度が高くなり、
脱硫塔における脱硫率の低下を招くという問題があっ
た。ところで一般に、活性炭での吸着による乾式脱硫で
は、温度が低い場合の方が、温度が高い場合よりも脱硫
効率が良いことが、また、活性炭での分解による乾式脱
硝は、温度が高い場合の方が、温度が低い場合よりも脱
硝効率が良いことが知られている(例えば、特公昭63
−50052号公報)。
口へ導入した場合は、熱風パージガスは約300℃前後
の高温であるため脱硫塔入口の排ガス温度が高くなり、
脱硫塔における脱硫率の低下を招くという問題があっ
た。ところで一般に、活性炭での吸着による乾式脱硫で
は、温度が低い場合の方が、温度が高い場合よりも脱硫
効率が良いことが、また、活性炭での分解による乾式脱
硝は、温度が高い場合の方が、温度が低い場合よりも脱
硝効率が良いことが知られている(例えば、特公昭63
−50052号公報)。
【0009】そこで本発明は、熱風パージガス中に含ま
れるSOX を大気中へ放出することを防止することを目
的とし、且つ、前記した問題点を解決し脱硫効率及び脱
硝効率が共に優れた乾式脱硫脱硝装置を提供することを
目的とする。
れるSOX を大気中へ放出することを防止することを目
的とし、且つ、前記した問題点を解決し脱硫効率及び脱
硝効率が共に優れた乾式脱硫脱硝装置を提供することを
目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記した問題点を解決す
るための本発明の乾式脱硫脱硝装置は、活性炭が頂部か
ら底部へ移動する間に排ガス中のSOX 成分を主として
脱硫処理する脱硫塔と、活性炭が頂部から底部へ移動す
る間に、前記脱硫塔において脱硫処理された排ガスに対
して該排ガス中のNOX 成分を主として脱硝処理する脱
硝塔と、前記脱硫塔から排出される活性炭を受入れて、
該活性炭が頂部から底部へ移動する間に再生処理する脱
離塔と、該脱離塔を加熱するための熱風パージガスを生
成するための熱風炉を有する乾式脱硫脱硝装置におい
て、前記脱離塔から排出される熱風パージガスを、脱硫
処理された排ガスであって且つ脱硝処理前の排ガスに合
流させて脱硝塔へ導入するように構成したことを特徴と
する。
るための本発明の乾式脱硫脱硝装置は、活性炭が頂部か
ら底部へ移動する間に排ガス中のSOX 成分を主として
脱硫処理する脱硫塔と、活性炭が頂部から底部へ移動す
る間に、前記脱硫塔において脱硫処理された排ガスに対
して該排ガス中のNOX 成分を主として脱硝処理する脱
硝塔と、前記脱硫塔から排出される活性炭を受入れて、
該活性炭が頂部から底部へ移動する間に再生処理する脱
離塔と、該脱離塔を加熱するための熱風パージガスを生
成するための熱風炉を有する乾式脱硫脱硝装置におい
て、前記脱離塔から排出される熱風パージガスを、脱硫
処理された排ガスであって且つ脱硝処理前の排ガスに合
流させて脱硝塔へ導入するように構成したことを特徴と
する。
【0011】
【作用】本発明の乾式脱硫脱硝装置においては、脱離塔
から排出される熱風パージガスを、脱硫処理された排ガ
スであって且つ脱硝処理前の排ガスに合流させて脱硝塔
へ導入するように構成しているので、高温の熱風パージ
ガスにより脱硝処理前の排ガスは、温度上昇する。した
がって、脱硝塔における排ガスの脱硝率が向上する。し
かも、脱硝塔においては、熱風パージガス中に含まれて
いるSOX 成分を吸着除去することができる。
から排出される熱風パージガスを、脱硫処理された排ガ
スであって且つ脱硝処理前の排ガスに合流させて脱硝塔
へ導入するように構成しているので、高温の熱風パージ
ガスにより脱硝処理前の排ガスは、温度上昇する。した
がって、脱硝塔における排ガスの脱硝率が向上する。し
かも、脱硝塔においては、熱風パージガス中に含まれて
いるSOX 成分を吸着除去することができる。
【0012】
【実施例】図2は、本発明の2段処理プロセスの乾式脱
硫脱硝装置の一例を示すフロー図である。図2に基づい
て本発明の実施例を説明する。11はSOX を主として
吸着するための脱硫塔、12はNOX を主として分解す
るための脱硝塔、13はSOX を吸着した活性炭を加熱
してSOX を脱着することにより再生を行う脱離塔、1
4は脱離塔13へ送る熱風ガスを発生する熱風炉であ
る。
硫脱硝装置の一例を示すフロー図である。図2に基づい
て本発明の実施例を説明する。11はSOX を主として
吸着するための脱硫塔、12はNOX を主として分解す
るための脱硝塔、13はSOX を吸着した活性炭を加熱
してSOX を脱着することにより再生を行う脱離塔、1
4は脱離塔13へ送る熱風ガスを発生する熱風炉であ
る。
【0013】各処理塔間の活性炭は、脱硫塔11−活性
炭輸送ライン17−脱離塔13−活性炭輸送ライン17
−脱硝塔12−活性炭輸送ライン17−脱硫塔11の順
に移動し、循環されている。脱硫塔11及び脱硝塔12
を移動している活性炭は、次のように再生処理される。
すなわち、脱硫塔11の底部から排出されるSOX を吸
着している活性炭は、活性炭輸送ライン17を通じて脱
離塔13の頂部へ導入され、その底部へ移動する間に、
他方において熱風炉14で生成された熱風循環ガスが脱
離塔13内へ導入され、脱離塔13を加熱することによ
り、SOX が活性炭より脱着される。脱着されたSOX
は、別系統のキャリアガス(図示していない)により同
伴されて脱離塔13より取り出される。
炭輸送ライン17−脱離塔13−活性炭輸送ライン17
−脱硝塔12−活性炭輸送ライン17−脱硫塔11の順
に移動し、循環されている。脱硫塔11及び脱硝塔12
を移動している活性炭は、次のように再生処理される。
すなわち、脱硫塔11の底部から排出されるSOX を吸
着している活性炭は、活性炭輸送ライン17を通じて脱
離塔13の頂部へ導入され、その底部へ移動する間に、
他方において熱風炉14で生成された熱風循環ガスが脱
離塔13内へ導入され、脱離塔13を加熱することによ
り、SOX が活性炭より脱着される。脱着されたSOX
は、別系統のキャリアガス(図示していない)により同
伴されて脱離塔13より取り出される。
【0014】熱風炉14で発生した熱風ガスは、熱風循
環ライン18を通じて脱離塔13へ導入され、次いで脱
離塔13から排出され、熱風循環ライン16を通じて、
熱風炉14に戻るが、他の一部熱風ガスは、熱風パージ
ガスライン20を通じて脱硝塔12と脱硫塔11との間
の排ガスライン15において(B地点)合流される。す
なわち、熱風パージガスは、脱硫処理された排ガスであ
って且つ脱硝処理前の排ガスに合流される。
環ライン18を通じて脱離塔13へ導入され、次いで脱
離塔13から排出され、熱風循環ライン16を通じて、
熱風炉14に戻るが、他の一部熱風ガスは、熱風パージ
ガスライン20を通じて脱硝塔12と脱硫塔11との間
の排ガスライン15において(B地点)合流される。す
なわち、熱風パージガスは、脱硫処理された排ガスであ
って且つ脱硝処理前の排ガスに合流される。
【0015】上記本発明の乾式脱硫脱硝装置における、
SOX 、NOX 等を含む排ガス、及びSOX を含んだ熱
風パージガスの脱硫脱硝プロセスは次のように行われ
る。すなわち、排ガスは排ガスライン15を通じて一段
目の脱硫塔11へ導入され、脱硫塔11内を頂部から底
部へ移動している活性炭に、排ガス中のSOX が主とし
て吸着される。次いで、処理された排ガスは、熱風パー
ジガスの一部と合流され(B地点)、二段目の脱硝塔1
2へ導入される。
SOX 、NOX 等を含む排ガス、及びSOX を含んだ熱
風パージガスの脱硫脱硝プロセスは次のように行われ
る。すなわち、排ガスは排ガスライン15を通じて一段
目の脱硫塔11へ導入され、脱硫塔11内を頂部から底
部へ移動している活性炭に、排ガス中のSOX が主とし
て吸着される。次いで、処理された排ガスは、熱風パー
ジガスの一部と合流され(B地点)、二段目の脱硝塔1
2へ導入される。
【0016】脱硝塔12内では頂部から底部へ移動して
いる活性炭に排ガス及び熱風パージガスが接触すること
により、排ガス中のNOX がNH3 によりN2 に還元さ
れることと並行して、熱風パージガス中のSOX が活性
炭に吸着される。脱硝塔12内の脱硝反応は、温度が高
い程、脱硝率が良いことが知られており、本発明では熱
風パージガスが排ガスに合流されることにより、排ガス
の温度を上昇させるので、脱硝塔12内の脱硝反応には
好都合である。
いる活性炭に排ガス及び熱風パージガスが接触すること
により、排ガス中のNOX がNH3 によりN2 に還元さ
れることと並行して、熱風パージガス中のSOX が活性
炭に吸着される。脱硝塔12内の脱硝反応は、温度が高
い程、脱硝率が良いことが知られており、本発明では熱
風パージガスが排ガスに合流されることにより、排ガス
の温度を上昇させるので、脱硝塔12内の脱硝反応には
好都合である。
【0017】このとき、脱硝塔12内では、熱風パージ
ガスに含まれていたSOX が活性炭に吸着される。次い
で、脱硝塔12において処理されたガスは、脱硝塔12
から排気され、煙突19を通じて大気中へ放出される。
ガスに含まれていたSOX が活性炭に吸着される。次い
で、脱硝塔12において処理されたガスは、脱硝塔12
から排気され、煙突19を通じて大気中へ放出される。
【0018】なお、一般に、脱硝塔内における脱硝率
は、処理すべき排ガス中のSOX が低い程、高くなると
されているが、図2に示される本実施例の乾式脱硫脱硝
装置について、例えば、排ガス量150,000m3 N
/hr、排ガス温度140℃の乾式脱硫脱硝装置におい
て発生する熱風パージガスは、重油を燃焼した熱風炉の
場合、約2000m3 N/hr(SOX 濃度1000p
pm)であることから、熱風パージガスは排ガス量の1
/75と極めて少量となり、全体の混合ガス中に含まれ
るSOX 濃度は微量となり、脱硝塔内におけるこの混合
ガス中のSOX の脱硝率に対する影響は殆ど無視できる
程度である。
は、処理すべき排ガス中のSOX が低い程、高くなると
されているが、図2に示される本実施例の乾式脱硫脱硝
装置について、例えば、排ガス量150,000m3 N
/hr、排ガス温度140℃の乾式脱硫脱硝装置におい
て発生する熱風パージガスは、重油を燃焼した熱風炉の
場合、約2000m3 N/hr(SOX 濃度1000p
pm)であることから、熱風パージガスは排ガス量の1
/75と極めて少量となり、全体の混合ガス中に含まれ
るSOX 濃度は微量となり、脱硝塔内におけるこの混合
ガス中のSOX の脱硝率に対する影響は殆ど無視できる
程度である。
【0019】この熱風パージガスを脱硝塔入口に導入し
た場合(即ち、図2の排ガスライン15のB地点に導入
した場合)、混合後のガスの温度上昇は次のように計算
される。
た場合(即ち、図2の排ガスライン15のB地点に導入
した場合)、混合後のガスの温度上昇は次のように計算
される。
【0020】 乾式脱硝装置入口の排ガスの顕熱=150,000 m3N/hr× 140℃× 0.32 kcal/m3N ・deg = 6.72×106 kcal/hr 熱風パージガス顕熱 = 2,000 m3N/hr× 300℃×0.337 kcal/m3N・deg = 2.022 ×105 kcal/hr 混合後の温度=(6.72×106 + 2.022+105 )/(150,000×0.32+2000×0.337) = 142.3 ℃ 温度上昇分は、 142.3℃− 140℃= 2.3℃となる。
【0021】図3は、図2で示される乾式脱硫脱硝装置
を使用して実験した結果に基づき、脱硝塔入口排ガス温
度と脱硝率の関係を示したグラフである。図3によれ
ば、排ガス温度140℃の時の脱硝率は78.3%であ
り、142.3℃の時の脱硝率は79.0%となり、
0.7%脱硝率の改善がみられる。
を使用して実験した結果に基づき、脱硝塔入口排ガス温
度と脱硝率の関係を示したグラフである。図3によれ
ば、排ガス温度140℃の時の脱硝率は78.3%であ
り、142.3℃の時の脱硝率は79.0%となり、
0.7%脱硝率の改善がみられる。
【0022】熱風パージガス量は、活性炭の移送量、循
環ガス量、燃料により大きく変化するので、脱硝塔入口
温度も多少変化する。従って、熱風パージガスを脱硝塔
入口に導入した場合、温度上昇による脱硝率の改善は約
1%程度向上することが言える。
環ガス量、燃料により大きく変化するので、脱硝塔入口
温度も多少変化する。従って、熱風パージガスを脱硝塔
入口に導入した場合、温度上昇による脱硝率の改善は約
1%程度向上することが言える。
【0023】
(1)本発明の乾式脱硫脱硝装置においては、熱風パー
ジガスを脱硝塔に導入し、熱風パージガス中のSOX 成
分を活性炭に吸着させているので、熱風パージガス中に
含まれるSOX を大気中へ放出することを防止すること
ができる。
ジガスを脱硝塔に導入し、熱風パージガス中のSOX 成
分を活性炭に吸着させているので、熱風パージガス中に
含まれるSOX を大気中へ放出することを防止すること
ができる。
【0024】(2)本発明の乾式脱硫脱硝装置において
は、熱風パージガスを脱硝塔入口に導入し、排ガスと混
合しているので、混合ガスの温度が上昇し、脱硝塔での
脱硝率が向上する。
は、熱風パージガスを脱硝塔入口に導入し、排ガスと混
合しているので、混合ガスの温度が上昇し、脱硝塔での
脱硝率が向上する。
【0025】(3)従来の乾式脱硫脱硝装置(図1)に
比べ、本発明の乾式脱硫脱硝装置においては、熱風パー
ジガスが脱硫塔へ導入される排ガスと混合されておら
ず、脱硫塔での熱風パージガスによる温度上昇がないの
で、脱硫効率が向上する。
比べ、本発明の乾式脱硫脱硝装置においては、熱風パー
ジガスが脱硫塔へ導入される排ガスと混合されておら
ず、脱硫塔での熱風パージガスによる温度上昇がないの
で、脱硫効率が向上する。
【図1】従来の2段処理プロセスの乾式脱硫脱硝装置の
一例を示すフロー図である。
一例を示すフロー図である。
【図2】本発明の2段処理プロセスの乾式脱硫脱硝装置
の一例を示すフロー図である。
の一例を示すフロー図である。
【図3】図2で示される乾式脱硫脱硝装置を使用して実
験した結果に基づき、脱硝塔入口排ガス温度と脱硝率の
関係を示したグラフである。
験した結果に基づき、脱硝塔入口排ガス温度と脱硝率の
関係を示したグラフである。
1,11 脱硫塔 2,12 脱硝塔 3,13 脱離塔 4,14 熱風炉 5,15 排ガスライン 6,8,16,18 熱風循環ライン 7,17 活性炭輸送ライン 9,19 煙突 10,20 熱風パージガスライン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 村山 均 東京都中央区銀座六丁目15番1号 電源開 発株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 活性炭が頂部から底部へ移動する間に排
ガス中のSOX 成分を主として脱硫処理する脱硫塔と、
活性炭が頂部から底部へ移動する間に、前記脱硫塔にお
いて脱硫処理された排ガスに対して該排ガス中のNOX
成分を主として脱硝処理する脱硝塔と、前記脱硫塔から
排出される活性炭を受入れて、該活性炭が頂部から底部
へ移動する間に再生処理する脱離塔と、該脱離塔を加熱
する熱風パージガスを生成するための熱風炉を有する乾
式脱硫脱硝装置において、 前記脱離塔から排出される熱風パージガスを、脱硫処理
された排ガスであって且つ脱硝処理前の排ガスに合流さ
せて脱硝塔へ導入するように構成したことを特徴とする
乾式脱硫脱硝装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158379A JPH08323149A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 乾式脱硫脱硝装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7158379A JPH08323149A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 乾式脱硫脱硝装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08323149A true JPH08323149A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15670427
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7158379A Pending JPH08323149A (ja) | 1995-06-01 | 1995-06-01 | 乾式脱硫脱硝装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08323149A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111097271A (zh) * | 2018-10-29 | 2020-05-05 | 中国石油化工股份有限公司 | 脱除催化裂化烟气中SOx和NOx的方法和装置 |
| CN117379922A (zh) * | 2022-07-04 | 2024-01-12 | 中冶长天国际工程有限责任公司 | 一种烟气脱硫脱氯脱硝系统 |
| CN120789793A (zh) * | 2025-08-12 | 2025-10-17 | 盐城市兰丰环境工程科技有限公司 | 一种工业硅烟气脱硫脱硝除尘协同处理设备 |
-
1995
- 1995-06-01 JP JP7158379A patent/JPH08323149A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111097271A (zh) * | 2018-10-29 | 2020-05-05 | 中国石油化工股份有限公司 | 脱除催化裂化烟气中SOx和NOx的方法和装置 |
| CN111097271B (zh) * | 2018-10-29 | 2022-07-15 | 中国石油化工股份有限公司 | 脱除催化裂化烟气中SOx和NOx的方法和装置 |
| CN117379922A (zh) * | 2022-07-04 | 2024-01-12 | 中冶长天国际工程有限责任公司 | 一种烟气脱硫脱氯脱硝系统 |
| CN120789793A (zh) * | 2025-08-12 | 2025-10-17 | 盐城市兰丰环境工程科技有限公司 | 一种工业硅烟气脱硫脱硝除尘协同处理设备 |
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