JPH08323840A - ポリスチレン系樹脂発泡シート - Google Patents
ポリスチレン系樹脂発泡シートInfo
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Landscapes
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- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
と共に、熱成形後に変形を生じることがなく、良好な成
形物を得るのに好適なポリスチレン系発泡シートを提供
すること 【構成】 表層の押し出し方向における14KHzの縦
波の伝播速度が1.0〜1.5Km/秒であると共に、
押し出し方向と直行する方向における、前記縦波の伝播
速度との比(押し出し方向伝播速度/直行方向伝播速
度)が0.8〜1.2であることを特徴とするポリスチ
レン系樹脂発泡シート
Description
シートに関し、特に、容器等に熱成形する際の成形加工
性に優れたポリスチレン系樹脂発泡シートに関する。
タント調理食品用容器を初め、色々な分野で使用されて
おり、その中でも断熱性、優れた成形性及び経済的な利
点等を有するポリスチレン系樹脂発泡シートが大量に使
用されている。このようなポリスチレン系樹脂発泡シー
トは、従来、成形工程が簡単であると共に樹脂発泡シー
トの品質が安定している等の特徴を有する押し出し発泡
成形法によって製造されており、特に、発泡剤と共に溶
融混練された樹脂組成物を、環状ダイオリフィスから大
気中に吐出させることによりチューブ状発泡樹脂組成物
を形成させ、その後、内面に冷却ドラムを接触させて冷
却し、次いでチューブの一端を切り開くことが一般に行
われている。
スチレン系樹脂発泡シートは、シート押し出し方向に伸
ばされながら引き取られるため、必然的に押し出し方向
に発泡シートが配向する傾向が強くなる。従って、この
方法で製造されたポリスチレン系樹脂発泡シートを成形
機内で加熱軟化させ、成形型により所望の形状まで伸ば
して、トレーや丼等の様々な容器に成形させる場合に、
成形機予熱ゾーン内でシートの弛みが発生する場合が多
い。この弛みが大きくなると成形機内でのシートの走行
に不良が生じたり、熱成形する形状によっては、成形物
の表面に亀裂が発生し、外観を著しく損ねるという欠点
があった。
は、容器等に加工する際の熱成形性が良好であると共
に、熱成形後に変形を生じることがなく、良好な成形物
を得るのに好適なポリスチレン系発泡シートを提供する
ことにある。
押し出し方向における、14KHzの縦波の伝播速度が
1.0〜1.5Km/秒であると共に、押し出し方向と
直行する方向における、前記縦波の伝播速度との比(押
し出し方向伝播速度/直行方向伝播速度)が0.8〜
1.2であることを特徴とするポリスチレン系樹脂発泡
シートによって達成された。
泡シート表層の物理的配向性を、14KHzの縦波の超
音波パルスによる伝播速度を用いて評価する。この評価
では本発明のポリスチレン系樹脂発泡シートにおける、
表層の押し出し方向の上記超音波パルスの伝播速度は
1.0〜1.5Km/秒であることが必要である。伝播
速度が1.0Km/秒未満であると、配向度合いが弱い
ため、成形機の予熱ゾーンにおいて樹脂発泡シートを加
熱軟化させた時に、張力不足による弛みが発生する。一
方、伝播速度が1.5Km/秒を超えると熱成形時に亀
裂が発生し易くなる。
発泡シート表層の、(押し出し方向伝播速度)/(直行
方向伝播速度)比は0.8〜1.2であることが必要で
あるが、これはその範囲を逸脱すると樹脂発泡シートの
押し出し方向とその直行方向との配向性のバランスが悪
いために、熱成形した後の成形品に変形が生じるからで
ある。尚、14KHzの縦波の超音波パスルを用いた測
定機は通常使用されているものでよく、その具体例とし
ては野村商事(株)製のSST−110型などが挙げら
れる。
ートの坪量は50〜400g/m2であることが好まし
い。50g/m2 未満であると成形物の強度が弱くなり
すぎ、一方、400g/m2 を超えると熱成形時の加工
適性が悪くなる。また、該樹脂発泡シートの密度は0.
08〜0.25g/cm3 であることが好ましい。0.
25g/cm3 を超えると成形物の強度が低下し、0.
08g/cm3 未満であると成形物の表面が粗くなり外
観を損ねる。
れたポリスチレン系樹脂発泡シートの配向度合いは、製
造時に押し出し機の環状ダイオリフィスから大気中に吐
出されるチューブ状発泡樹脂組成物の吐出速度と、シー
ト引き取り速度との比によってほぼ決定される。従っ
て、環状のダイオリフィスから大気中に吐出されるチュ
ーブ状発泡樹脂組成物の吐出速度が速くなればシートの
押し出し方向の配向度合いは弱くなり、逆に吐出速度が
遅いとシートの押し出し方向の配向は強くなると考えら
れる。尚、製造時におけるチューブ状発泡樹脂組成物の
吐出速度は、ダイリップの開度、樹脂温度、発泡剤等の
添加剤の添加量等によりコントロールすることができ
る。
は、そのシート押し出し方向の配向性が適正な範囲にあ
り、且つ、それに直行する方向に対する表層の配向性の
バランスが良いので、熱成形時の予熱ゾーンでのシート
の弛みがない上、丼など絞りの深いものに成形した時で
も亀裂が発生することがなく、また、熱成形後に変形を
生じない良好な成形物を得るのに好適である。
が、本発明はこれによって限定されるものではない。
尚、下記「%」及び「部」は特に記載がない限り「重量
%」及び「重量部」とする。
−6871:熱変形温度86℃)100部をタルク0.
5部と混合した後、200℃に加熱した直径40mmの
押し出し機に投入し、溶融混練させた。次いで、押し出
し機の途中に設けた注入口から発泡剤としてブタンを5
部圧入して混合した後、オイル循環式の冷却機が備わっ
ている押し出し機に通して樹脂温度を調整し、押し出し
機の先端に取り付けられた口径150mm(直径)、リ
ップ開度0.45mmの環状ダイオリフィスから吐出さ
せてチューブ状発泡樹脂組成物とした。
度で引き取ると共に、20℃の空気を吹き付けて該発泡
樹脂の表面を冷却しながらブローアップさせ、直径40
0mmの冷却ドラムに接触させて冷却固化させた後切り
開き、厚み2mm、坪量200g/m2 のポリスチレン
発泡シートを作製した。
ドラムより接触冷却された面)表層における14KHz
の超音波パルスの縦波による伝播速度は、シート押し出
し方向で1.31Km/秒、その直行方向で1.23K
m/秒であり、伝播速度の比は、押し出し方向伝播速度
/直行方向伝播速度=1.07であった。この樹脂発泡
シートを、連続圧空成形機を使用し、樹脂発泡シートの
内面が丼の内側となるようにして、口径145mm(直
径)で深さ70mmの丼に加工したところ、成形機予熱
ゾーンでのシートの弛みがないばかりでなく、丼の内面
に亀裂が発生することも、成形後の丼の変形もなかっ
た。
140mm(直径)、リップ開度を0.60mmに変更
した他は実施例1と全く同様にして、ポリスチレン発泡
シートを作製した。得られた発泡シートの内面表層にお
ける14KHzの超音波パルスの縦波による伝播速度
は、シート押し出し方向で1.55Km/秒、その直行
方向で1.36Km/秒であり、伝播速度の比は、押し
出し方向伝播速度/直行方向伝播速度=1.14であっ
た。この発泡シートを用いて、実施例1と全く同様にし
て丼を成形したところ、丼の内面に亀裂の発生が見られ
外観上著しく劣るものであった。
70mm(直径)、リップ開度を0.45mmに変更し
た他は実施例1と全く同様にしてポリスチレン発泡シー
トを作製した。得られた発泡シートの内面表層における
14KHzの超音波の縦波の伝播速度は、シート押し出
し方向で1.33Km/秒、その直行方向で1.05K
m/秒であり、伝播速度の比は、押し出し方向伝播速度
/直行方向伝播速度=1.27であった。この発泡シー
トを用いて、実施例1と全く同様にして丼を成形したと
ころ、成形した丼に変形が生じ、品質が劣るものであっ
た。以上の結果は、本発明のポリスチレン系樹脂発泡シ
ートが優れた成形性を有することを実証するものであ
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 表層の押し出し方向における14KHz
の縦波の伝播速度が1.0〜1.5Km/秒であると共
に、押し出し方向と直行する方向における、前記縦波の
伝播速度との比(押し出し方向伝播速度/直行方向伝播
速度)が0.8〜1.2であることを特徴とするポリス
チレン系樹脂発泡シート。 - 【請求項2】 坪量が50〜400g/m2 、密度が
0.08〜0.25g/cm3 である、請求項1に記載
されたポリスチレン系樹脂発泡シート。 - 【請求項3】 ポリスチレン系樹脂が発泡剤と共に押し
出し機内で溶融混練された後、環状のダイオリフィスか
ら押し出されてなる、請求項1又は2に記載されたポリ
スチレン系樹脂発泡シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7156998A JPH08323840A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ポリスチレン系樹脂発泡シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7156998A JPH08323840A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ポリスチレン系樹脂発泡シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08323840A true JPH08323840A (ja) | 1996-12-10 |
Family
ID=15639958
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7156998A Pending JPH08323840A (ja) | 1995-05-30 | 1995-05-30 | ポリスチレン系樹脂発泡シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08323840A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002535344A (ja) * | 1999-02-01 | 2002-10-22 | ザ ダウ ケミカル カンパニー | 殺虫剤含有発泡体シート |
-
1995
- 1995-05-30 JP JP7156998A patent/JPH08323840A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JP2002535344A (ja) * | 1999-02-01 | 2002-10-22 | ザ ダウ ケミカル カンパニー | 殺虫剤含有発泡体シート |
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