JPH0832407B2 - 木製パネル用枠組の製造装置 - Google Patents

木製パネル用枠組の製造装置

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JPH0832407B2
JPH0832407B2 JP1339948A JP33994889A JPH0832407B2 JP H0832407 B2 JPH0832407 B2 JP H0832407B2 JP 1339948 A JP1339948 A JP 1339948A JP 33994889 A JP33994889 A JP 33994889A JP H0832407 B2 JPH0832407 B2 JP H0832407B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、木製パネル用枠組の製造装置に係わり、特
に、框材によって四角枠状に枠体を組み、この枠体の内
部に縦横少なくとも十字状に組まれた補強用芯材を配設
する際に使用する木製パネル用枠組の製造装置に関する
ものである。
[従来の技術] 従来、木質系のプレハブ住宅等にあっては、壁や床あ
るいは屋根等を、合板等によってパネル化したいわゆる
木製パネルによって施工する手段が実施されている。
このようなプレハブ住宅の施工に適用される木製パネ
ルは、たとえば第6図に示すような構造である。すなわ
ち、縦框および横框を構成する框材(芯材)1a、1bによ
って四角枠状に組んだ枠体1の内側に縦、横に延在する
補強用芯材2a、2bを配設して枠組3とし、前記補強用芯
在2a、2bと縦、横の框材1a、1bとに囲まれた内部にグラ
スウール等の断熱材4を充填するとともに、前記枠体1
の表裏面に、それぞれ合板からなる面材5、5を貼設し
たものである。
ところで、従来のこの種の木製パネル用枠組3の製造
方法にあっては、枠組3を枠組加工する際に、前工程と
して枠組3を構成する縦横の框材1a、1bおよび補強用芯
材2a、2bに相欠き溝加工を施し、これら框材1a、1bおよ
び補強用芯材2a、2bの相欠き溝を組み合わせ枠組3を構
成するといった手段が用いられている。
前記木製パネル用枠組3を含む木製パネルの製造工程
は、従来、第7図に示すような製造装置を使うことによ
って、実施されている。
すなわち、水平な作業用テーブル6aを有する作業台6
に相欠き溝加工を施した框材1a、1bをのせて二人の作業
員A、Bにより、これら框材1a、1bを枠状に組んだ後、
この枠状に組んだ枠体1を、同様に水平な作業用テーブ
ル7aを有する次の作業台7に移し替えて、この作業台7
上において、十字に組んでなる補強用芯材2a、2bを取り
付け木製パネル用枠組3とする。なお、各框材1a、1b並
びに補強用芯材2a、2b等は、自動釘打ち機等により、作
業員A、Bの手で釘止めされることは言うまでもない。
次いで、補強用芯材2a、2bを取り付けた枠組3を、接
着材塗布用の粘着ローラ8aを有する接着剤塗布装置8に
送り、前記粘着ローラ8aを通すことによって、枠組3の
一面に接着剤塗布装置8のホッパ8bより流し込まれた接
着剤を塗布する。そして、作業台9の作業用テーブル9a
上において、枠組3の一面に面材5を張り、接着剤塗布
装置8の粘着ローラ8aを通すことによって、枠組3のも
う一方の面に接着剤を塗布する。
次ぎに、この接着剤の塗布と同時に枠組3の内部に所
定の大きさ、形状に切断した断熱材4を充填し、作業台
10の作業用テーブル10aにおいて、枠組3の上面より面
材5を貼り、第6図に示すような木製パネルを製造す
る。
なお、前記枠体1や合板等は予め仕上げ代を見込んで
大きめの外形寸法とされており、第7図に示すような製
造装置による製造工程の後、後工程として、通常サイザ
ー加工が施され、所定の寸法となるように配慮されてい
る。
[発明が解決しようとする課題] ところで、前記従来の木製パネル用枠組3の製造方法
にあっては、上面が平面状の作業テーブル6a、7aの上
で、相欠き溝加工を施した縦横の框材1a、1b及び補強用
芯材2a、2bをそれぞれの相欠き溝を合わせることにより
枠組3を組み立てていた。このため、従来の枠組作業
は、作業員の経験と勘に頼る部分が多くなり、作業員の
熟練が必要であった。
また、相欠き溝加工を施した框材1a、1b及び芯材2a、
2bを使用するため、前工程として相欠き溝加工の工程が
あり、木製パネル用枠組の製造の作業性が悪いといった
難点があった。
本発明は、前記事情に鑑みて為されたものであり、そ
の目的とするするところは、熟練した作業員でなくても
規格に正確な形状の木製パネル用枠組を製造することが
でき、框材及び芯材に相欠き溝加工を施すことなく、突
き合わせ接着による木製パネル用枠組の組み立てがで
き、しかも、形態や寸法の異なる複数種類の枠組を容易
に製造可能な木製パネル用枠組の製造装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本発明の木製パネル用枠組の製造装置は、前記目的を
達成するために、框材によって四角形状に枠体を組み、
この枠体の内部に縦横少なくとも十字状に組まれた補強
用芯材を配設してなる木製パネル用枠組を複数種類製造
可能な木製パネル用枠組の製造装置であって、前記枠組
を組み立てる作業用テーブルの隣接する側部に、前記框
材の位置を決める第1及び第2の定規を互いに直角に交
わるように設け、前記作業用テーブルの上面に、框材及
び補強用芯材を作業用テーブルの上面に位置決め固定す
る出没自在な枠組ガイドピンと、框材及び補強用芯材の
組み立て順序及び固定位置を指示する指示ランプと、框
材及び補強用芯材が作業用テーブルに固定されたことを
検知するセンサーとを前記框材の枠組の位置及び補強用
芯材の配設位置に対応して配置し、これら指示ランプ及
びセンサーの作動の有無及び順序を、製造する枠組にお
ける框材及び補強用芯材の種類及び組立順序に対応させ
る制御手段を備えてなるものである。
[作用] 本発明では、框材、補強用芯材を作業用テーブルの上
面に設置していくと、その都度センサーが框材、補強用
芯材を検知し、次に置く框材、補強用芯材の位置を示す
指示ランプが点灯する。なお、センサーおよび指示ラン
プの作動は制御手段により制御するが、センサーおよび
指示ランプの作動の有無やその順序は、製造すべき枠組
の形態と組立順序に対応して予め決定しておく。
従って、順次点灯する指示ランプに従って框材及び補
強用芯材を第1及び第2の定規と枠組ガイドピンの間ま
たは枠組ガイドピン同士の間に固定していくとともに突
き合わせ接着していくことにより所定の規格に適った形
状の木製パネル用枠組を組み立てることができる。
[実施例] 以下、本発明にかかる木製パネル用枠組の製造装置の
一実施例について図面を参照しながら説明する。
第1図に示すように、この実施例の木製パネル用枠組
の製造装置は横框材20a及び縦框材20bによって矩形に組
まれた枠体の内部に縦横十字に補強用芯材21a、21bを組
んでなる枠組22を製造するもので、具体的には、作業用
テーブル23の上面23aに、縦框材20a及び横框材20bの位
置を決める第1の定規24a及び第二の定規24bが作業用テ
ーブル23の隣接する側部23b、23cに沿って互いに直角に
交わるように設けられるとともに、框材20a、20bと補強
用芯材21a、21bとを作業用テーブル23の上面23aに位置
決め固定する出没自在な枠組ガイドピン30、30…と、框
材20a、20b及び補強用芯材21a、21bの固定位置及び固定
順序を指示する指示ランプ25と、框材20a、20bと補強用
芯材21a、21bが作業用テーブル23に固定されたことを検
知するセンサー26とが框材20a、20bの枠組の位置及び補
強用芯材21a、21bの配設位置に対応して配置されてなる
ものである。
この実施例では、第1及び第2の定規24a、24bに沿い
定規24a、24bとの間で框材20a、20bを挾み付けるように
複数本の枠組ガイドピン30、30…が設けられるととも
に、作業用テーブル15の中心を挾んで左右に縦横の補強
用芯材21a、21bを挾み付けるように4本づつ8本の枠組
ガイドピン30が設けられ、さらに作業用テーブル23にお
ける前記定規24a、24bと反対側の位置に框材20a、20b及
び補強用芯材21a、21bを挾み付ける複数本の枠組ガイド
ピン30、30…が設けられた構成となっている。
第2図は、この枠組ガイドピン30の具体的構成を示す
もので、作業用テーブル23には、枠組ガイドピン30を出
没させる孔31が設けられ、この孔31には、枠組ガイドピ
ン30を上下に案内する案内装置32が取り付けられてい
る。
この案内装置32は、枠組ガイドピン30を上下に摺動自
在に案内するシリンダー部32aと、このシリンダー部32a
の下端に一体に取り付けられ、かつ、プッシュプルワイ
ヤー33の先端を支持する支持筒部32bとを主体として構
成されている。
前記シリンダー部32aの内部には、枠組ガイドピン30
を下方へ付勢するコイルスプリング32cが収納されてお
り、また、枠組ガイドピン30の下端にはナット30aを介
してコイルスプリング32cの一端を受ける受け材30bが取
り付けられている。
また、前記支持筒部32bの内部には、プッシュプルワ
イヤー33を摺動自在に支持する支持管32dが固定され、
また、シリンダー部32aと支持筒部32bとの間には枠組ガ
イドピン30の下方への移動を規制するストッパー部32e
が設けられている。
なお、プッシュプルワイヤー33の先端は、枠組ガイド
ピン30の下端のねじ孔30cに螺合されている。
また、前記プッシュプルワイヤー33の他端は、支持管
32dを介して棒体35に固定され、この棒体35を押圧する
押圧装置40によって押圧されるようになっている。
この押圧装置40は、ピストン41を有する油圧装置42と
ピストン41に接続された支持板部44とこの支持板部44に
支持されかつプッシュプルワイヤー33の移動を制御する
カード45とを主体として構成されている。
そして、前記支持板部44の天板における前記棒体35に
臨む位置には、棒体35の大きさに対応した挿入孔44aが
形成され、また、支持板部44は、その案内筒44bをガイ
ド棒44cに挿入することにより前後の移動が安定するよ
うに配慮されている。
そして、カード45は、枠組ガイドピン30の出没を制御
するもので、支持板部44上に差し込まれて棒体35を直接
押圧することができるようになっている。なお、このカ
ード45には、棒体35に臨む位置に孔のあいたものが用意
され、この孔の配置の違う複数種類のカード45によって
作業用テーブル23上の複数本の枠組ガイドピン30の出没
を制御するようになっている。
また、前記棒体35は、押圧装置の本体部40aに設けら
れた案内筒46に沿って摺動自在とされ、案内装置32のコ
イルスプリング32cにより第2図右方に付勢されるよう
になっている。
なお、第2図中の押圧装置40には、1本のプッシュプ
ルワイヤ33と一つの案内筒46しか図示していないが前記
押圧装置40の本体部40aには他のプッシュプルワイヤー3
3が接続された棒体35を有する複数の案内筒46が設けら
れ、複数の枠組ガイドピン30を押し上げることができる
ようになっていることは言うまでもない。
第1図に示すように、指示ランプ25、25…は、框材20
a、20b及び補強用芯材21a、21bがそれぞれ固定される位
置のほぼ中央部に設置されている。符号A、B、C、
D、E、F、G、H、Iは、框材20a、20b及び補強用芯
材21a、21bの固定位置及び固定順序を示すものである。
第3図及び第4図(第3図のア−ア線視断面図)は、第
1の定規24aに沿って固定される框材20aの位置を示す指
示ランプ25及び框材20aが固定されたことを検知するセ
ンサー26の具体的構成を示すもので、指示ランプ25は、
電球部25aと、ジャケット部25bと、指示ランプ25を作業
用テーブルに固定する支持金具25cとを主体として構成
されている。
作業用テーブル23には、指示ランプ25を嵌め込む孔27
が設けられ、この孔27の内部には、指示ランプ25の電球
部25aを保護するとともに支持する保護用ゴムリング27a
が設けられ、この保護用ゴムリング27aに指示ランプ25
の電球部25aが嵌め込まれて支持されるとともに、ジャ
ケット部25bが支持金具25cにより作業用テーブル23の裏
面に固定されている。
なお、指示ランプ25の電線25dは、以下に説明するセ
ンサー26のリミットスイッチ部26bに制御装置(制御手
段図示略)を介して配線されている。
前記框材20aの固定される位置に配置された指示ラン
プ25以外の指示ランプ25、25…も前記指示ランプ25と同
様の構成となっている。
第1図に示すようにセンサー26は、框材20a、20b及び
補強用芯材21a、21bの固定される位置に配置された指示
ランプ25の隣に配置されている。
第3図及び第5図(第3図イ−イ線視断面図)に示す
ように、センサー26は、框材20a、20b及び補強用芯材21
a、21bが固定されたことを、非接触で検知する静電容量
型近接センサー部26aと、指示ランプ25の点灯を制御す
るリミットスイッチ部26bと、センサー26を作業用テー
ブル23の裏面に固定する支持金具26cを主体として構成
されたものである。
作業用テーブル23のセンサー26の設置位置には、孔28
が設けられ、この孔28の中心に静電容量型近接センサー
部26aがくるようにセンサー26が支持金具26cにより作業
用テーブル23に固定されている。
このセンサー26の電線26cは、前記制御装置を介して
指示ランプ25の点灯及び消灯をリイットスイッチ部26b
が制御できるように、指示ランプ25につながれている。
前記制御装置は指示ランプ25およびセンサー26の作動
を制御するものであるが、製造すべき枠組の形態と組立
順序に対応して、指示ランプ25及びセンサー26の作動の
有無やその順序を予め決定しておく。
なお、孔28は、静電容量近接センサー部26aの周りに
すき間28aができるようにセンサー部26aの外径より大き
めになっており、ごみやほこりがセンサー部26a上にた
まって、センサー26が感度低下や誤作動を起こさないよ
うに、ごみやほこりをエアーブローなどにより前記すき
間28aから落とされるようになっている。
以下、前記構成の木製パネル用枠組の製造装置の使用
方法を説明する。
まず、全部の枠組ガイドピン30を押しあげるカード45
を押圧装置40の支持板部44の天板に差し込み、押圧装置
40を作動させ、油圧装置42によりピストン41を押し出
す。この操作によりピストン41に接続された支持板部44
が第2図左方に移動し、この支持板部44に支持されたカ
ード45により棒体35が押圧される。そして、この棒体35
の摺動によりプッシュプルワイヤ33がコイルスプリング
32cの付勢力に抗して押圧され、案内装置32のシリンダ
ー部32aから枠組ガイドピン30が押し上げられる。
次に、指示ランプ25に異常がないことを示すために、
全指示ランプ25、25…を点灯させる。この際には、作業
員の注意を促すために、指示ランプ25を1秒間点灯させ
続いて0.5秒間消灯させ、この間隔で点灯と消灯を数回
繰り返し、点滅させる。
そして、第1図に示す符号Aの位置の指示ランプ25だ
けを点灯させる。この際も、作業員の注意を引くように
前記のように指示ランプ25を点滅させる。以下、指示ラ
ンプ25を点灯する際には、作業員の注意を引くように前
記の間隔で点滅させる。符号Aの位置に、前記指示ラン
プ25の点灯に従って框材20aを第1の定規24aに沿って、
この第1の定規24aと枠組ガイドピン30の間に挾み込み
固定する。框材20aが符号Aの位置に置かれたことをこ
の位置のセンサー26が検知し、符号Aの位置の指示ラン
プ25が消灯し、符号Bの位置の指示ランプ25が点灯す
る。この符号Bの位置に、前記指示ランプ25の点灯に従
って框材20bを第2の定規24bに沿って、この第2の定規
24bと枠組ガイドピン30との間に挾み込み固定するとと
もに、先に固定した框材20aの端部と前記框材20bの端部
とを突き合わせ接着する。框材20bが符号Bの位置に置
かれたことを、この位置のセンサー26が検知し、符号B
の位置の指示ランプ25が消灯し、符号Cの位置の指示ラ
ンプ25が点灯する。この符号Cの位置に、前記指示ラン
プ25の点灯に従って框材20bを枠組ガイドピン30同士の
間に挾み込み固定するとともに、先に固定した框材20a
の端部と前記框材20bの端部とを突き合わせ接着する。
以下同様に順次点灯する指示ランプ25に従って框材20a
及び補強用芯材21a、21bをアルファベット順にD、、
E、F、G、H、Iの位置の枠組ガイドピン30同士の間
に挾み込むとともに框材20a、20b及び補強用芯材21a、2
1bの端部を突き合わせ接着し、枠組22を組み立てる。
そして、各框材20a、20b及び補強用芯材21a、21bを、ス
クリュー釘等を打ち込むことによって互いに強固に連結
すると第1図に示すような枠組22が完成する。
なお、枠組22が組み上がったあとは、押圧装置40の支
持板部44を第2図右方に移動すれば,コイルスプリング
32cの作用により枠組ガイドピン30が作業用テーブル23
の案内装置32の中に収納されるので、枠組22をスライド
させて次工程に送ることができる。
次工程では、前記従来の技術で説明したように、枠組
22の両面に合板が張られ、木製パネルとして製品化され
るのである。
上記のように、この実施例の製造装置によれば、第1
及び第2の定規24a、24bと枠組ガイドピン30、30…を利
用することにより枠組22を組んでいくことができるの
で、枠組22を規格化された形状どおり組む事ができ、枠
組作業を標準化し、品質を保証することができる。
また、第1の定規24a及び第2の定規24bと枠組ガイド
ピン30、30…により框材20a、20b及び補強用芯材21a、2
1bを作業用テーブルに固定できるので、框材20a、20b及
び芯材21a、21bに相欠き溝加工を施さずに突き合わせ接
着により枠組22を組み立てることができる。
また、指示ランプ25の支持する順序と位置に従って、
第1及び第2の定規24a、24bと枠組ガイドピン30の間ま
たは枠組ガイドピン30同士の間に、框材20a、20b及び補
強用芯材21a、21bを置いていくことにより、枠組22を組
み立てるころができるので、熟練した作業員でなくと
も、組み立て順序及び位置を迷うことや、間違うことが
なく、枠組22の組み立て作業を行うことができる。
従って、組み立て順序及び位置を迷うことや間違うこ
とによる作業時間のロスがなくなり、枠組22を組み立て
る作業時間が作業員によって大きくばらつくこともな
く、ほぼ一定の作業時間で枠組22を組み立てることがで
きる。よって枠組の作業性を向上することができる。
また、上記実施例のように、相欠き溝加工の工程を削
除することができるので、工程数を減らすことにより、
大幅に木製パネルの製造作業を短縮し、コストを削減す
る事ができる。
相欠き溝加工を施した場合には、相欠き溝部分におい
て、当然框材20a、20b及び芯材21a、21bの強度が低下す
るが、この実施例では、相欠き溝加工を施さずに突き合
わせ接着により、枠組22を組み立てることができるので
框剤20a、20b及び芯材21a、21bの強度を低下させずにす
む。
なお、この実施例の木製パネル用枠組の製造装置で
は、作業用テーブル23に多数の枠組ガイドピン30を配置
することにより、複数の種類の木製パネル用の枠組を製
造できるものである。すなわち、製造しようとする枠組
で使用しない枠組ガイドピン30にプッシュプルワイヤ33
を介して接続された棒体35が臨むカード45の部分に、棒
体35に対応した孔があけられたものを使用する。上記カ
ード45を支持板部44に差し込むことにより、支持板部44
が第2図左方に移動しても上記カード45の孔と支持板部
44の挿入孔44aに上記棒体35が挿入されるだけであり、
棒体43が押圧されないため、上記枠組ガイドピン33は、
コイルスプリング32cにより下方に付勢されたまま作業
用テーブル23上面23aに突出しない。従って、製造しよ
うとする枠組で使用する枠組ガイドピン30だけが作業用
テーブル23上面23aに突出する。そして、指示ランプ25
の点灯順序を前記制御装置において、センサー26との組
み合わせを変えることにより、前もって製造する枠組の
組み立て順序に合わせておく。従って、複数の種類の枠
組を組み立てることができる。
なお、この実施例では、框材20a、20b及び補強用芯材
21a、21bに相欠き溝加工を施さずに、突き合わせ接着に
より枠組を組み立てているが、相欠き溝加工を施した框
材20a、20b及び補強用芯材21a、21bを組み立てる際に
も、この実施例の木製パネル用枠組の製造装置を利用す
ることができる。
[発明の効果] 以上詳細に説明したように、本発明の木製パネル用枠
組の製造装置においては、作業用テーブル上に第1及び
第2の定規を設け、出没自在の枠組ガイドピンと、框材
及び補強用芯材の組み立て順序及び位置を支持する指示
ランプと、框材及び補強用芯材が固定されたことを検知
するセンサーを配置したことにより、熟練した作業員で
なくとも組み立て順序及び組み立て位置を迷うことや間
違うことなく、木製パネル用枠組をその規格どおりの形
状に容易に組み立てることができる。
従って、組み立て順序及び組み立て位置を迷うことや
間違うことによる作業時間のロスがなくなり、安定した
作業時間で枠組を組み立てることができる。
また、規格どうり正確に木製パネル用枠組を安定した
作業時間で製造できるので、枠組作業を標準化し、品質
を保証することができる。
また、上記第1及び第2の定規と枠組ガイドピンによ
り、框材及び芯材が作業用テーブルの上に固定されるの
で、相欠き溝加工を施さずに突き合わせ接着により枠組
を組み立てることができる。従って、相欠き溝加工の工
程を削除して工程数を減らすことにより、木製パネルの
製造のコストと製造時間の削減をすることができる。
また、この発明の製造装置においては、製造すべき枠
組の形態と組立順序に対応して制御装置により指示ラン
プおよびセンサーの作動の有無やその順序を制御するこ
とにより、形態や組立順序の異なる複数の種類の枠組を
製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本発明の一実施例を示す図面であ
って、第1図は木製パネル用枠組の製造装置の平面図、
第2図は枠組ガイドピンと枠組ガイドピンの案内装置及
び押圧装置を示す断面図、第3図は指示ランプ及びセン
サーを配置した木製パネル用枠組の製造装置の要部平面
図、第4図は指示ランプの断面図、第5図はセンサーの
断面図、第6図及び第7図は従来の技術を示す図面であ
って、第6図は木製パネルの一部を切欠した斜視図、第
7図は従来の木製パネルの製造装置の一構造例を示す概
略斜視図である。 1……枠体、1a、1b、20a、20b……框材、2a、2b、21
a、21b……補強用芯材、3、22……木製パネル用枠組、
6a、7a、9a、10a、23……作業用テーブル、24a、……第
1の定規、24b……第2の定規、25……指示ランプ、26
……センサー、30……枠組ガイドピン、32……案内装
置、32a……シリンダー部、32b……支持筒部、35……棒
体、40……押し上げ装置、41……ピストン、44……支持
板部、45……カード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】框材によって四角形状に枠体を組み、この
    枠体の内部に縦横少なくとも十字状に組まれた補強用芯
    材を配設してなる木製パネル用枠組を複数種類製造可能
    な木製パネル用枠組の製造装置であって、前記枠組を組
    み立てる作業用テーブルの隣接する側部に、前記框材の
    位置を決める第1及び第2の定規を互いに直角に交わる
    ように設け、前記作業用テーブルの上面に、框材及び補
    強用芯材を作業用テーブルの上面に位置決め固定する出
    没自在な枠組ガイドピンと、框材及び補強用芯材の組み
    立て順序及び固定位置を指示する指示ランプと、框材及
    び補強用芯材が作業用テーブルに固定されたことを検知
    するセンサーとを前記框材の枠組の位置及び補強用芯材
    の配設位置に対応して配置し、これら指示ランプ及びセ
    ンサーの作動の有無及び順序を、製造する枠組における
    框材及び補強用芯材の種類及び組立順序に対応させる制
    御手段を備えたことを特徴とする木製パネル用枠組の製
    造装置。
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