JPH08325352A - 硬化剤組成物 - Google Patents

硬化剤組成物

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JPH08325352A
JPH08325352A JP8103530A JP10353096A JPH08325352A JP H08325352 A JPH08325352 A JP H08325352A JP 8103530 A JP8103530 A JP 8103530A JP 10353096 A JP10353096 A JP 10353096A JP H08325352 A JPH08325352 A JP H08325352A
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JP
Japan
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curing agent
agent composition
resin
blocked polyisocyanate
blocked
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Application number
JP8103530A
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Toshihide Maruyama
俊秀 丸山
Horusuto Modoraa Herarudo
ホルスト モドラー ヘラルド
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Daicel Evonik Ltd
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Daicel Huels Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 屋根材、壁材、内装板等の建材、エアコン、
冷蔵庫、洗濯機、テレビ、パソコン、自動販売機等の電
気製品、工業用焼付塗料、さらには自動車用の上塗り塗
料等を構成する熱硬化性樹脂の硬化に利用される硬化剤
組成物を提供する。 【解決手段】 脂肪族および/または脂環族ジイソシア
ネートの多量体のイソシアネート基をジケテンから誘導
される活性水素を含有する化合物でブロックしたブロッ
ク化ポリイソシアネート(A)、および、脂肪族および
/または脂環族ジイソシアネートの多量体のイソシアネ
ート基をオキシム化合物でブロックしたブロック化ポリ
イソシアネート(B)を、重量比(A)/(B)が10
0/5〜100/50の範囲で混合してなる硬化剤組成
物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば屋根材、壁
材、内装板等の建材、エアコン、冷蔵庫、洗濯機、テレ
ビ、パソコン、自動販売機等の電気製品、工業用焼付塗
料、さらには自動車用の上塗り塗料等を構成する熱硬化
性樹脂の硬化に利用される硬化剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭51−118721号公報、同5
2−116420号公報、同60−149572号公
報、ジャーナル オブ コーティング テクノロジー
(Journalof Coating Technology),Vol.49,7
7−84(1977)、プログレス イン オーガニッ
ク コーティングス(Progress in Organic Coating
s),Vol.3,73−99(1975)等には、ジ
ケテンから誘導される活性水素を含有する化合物でブロ
ックしたブロック化ポリイソシアネート化合物が記載さ
れている。そしてこのようなブロック化ポリイソシアネ
ート化合物は、水酸基含有樹脂成分、例えば水酸基含有
アクリル系樹脂、水酸基含有ビニル系フッ素樹脂と共に
一液型熱硬化性樹脂塗料として用いられている。しか
し、前記ジケテンから誘導される活性水素を含有する化
合物でブロックしたブロック化ポリイソシアネート化合
物は前記水酸基含有樹脂成分との相溶性が乏しく、溶剤
を含む塗料組成物の段階では白濁したり、著しい場合に
は相分離を起こして塗工に支障を来すほか、塗工に支障
がない場合でも、塗膜に濁りを生じたりすることがあ
り、その改善が望まれていた。
【0003】オキシム化合物およびジケテンから誘導さ
れる活性水素を含有する化合物を併用したブロック化ポ
リイソシアネート化合物も提案されているものの、水酸
基含有樹脂成分との反応性に劣り、硬化に高温および/
または長時間を要するという問題がある。
【0004】従って本発明の目的は、水酸基含有樹脂と
共に熱硬化性樹脂塗料の成分として用いるとき、水酸基
含有樹脂との相溶性、ひいては塗工性や塗膜外観に優
れ、また水酸基含有樹脂との反応性にも優れる硬化剤組
成物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者は、熱硬化性樹
脂塗料の硬化剤について鋭意検討した結果、ジケテンか
ら誘導される活性水素を含有する化合物でブロックした
ブロック化ポリイソシアネートとオキシム化合物でブロ
ック化したブロック化ポリイソシアネートを併用するこ
とにより、各ブロック化ポリイソシアネートを単独で用
いる場合よりも水酸基含有樹脂との相溶性や反応性が著
しく改善されることを見い出し、本発明を完成するに至
った。
【0006】すなわち本発明によれば、脂肪族および/
または脂環族ジイソシアネートの多量体のイソシアネー
ト基をジケテンから誘導される活性水素を含有する化合
物でブロックしたブロック化ポリイソシアネート
(A)、および、脂肪族および/または脂環族ジイソシ
アネートの多量体のイソシアネート基をオキシム化合物
でブロックしたブロック化ポリイソシアネート(B)
を、重量比(A)/(B)が100/5〜100/50
の範囲で混合してなる硬化剤組成物が提供される。
【0007】
【発明の実施の形態】上記の構成による硬化剤組成物に
おいて、ブロック化ポリイソシアネート(A)およびブ
ロック化ポリイソシアネート(B)の原料となる脂肪族
ジイソシアネートの多量体としては、例えば1,4−テ
トラメチレンジイソシアネート、1,6−ヘキサメチレ
ンジイソシアネート、2,2,4−トリメチルヘキサメ
チレンジイソシアネート、2,4,4−トリメチルヘキ
サメチレンジイソシアネート、2,6−ジイソシアネー
トメチルカプロエート等によるものを利用することがで
きる。
【0008】またブロック化ポリイソシアネート(A)
およびブロック化ポリイソシアネート(B)の原料とな
る脂環族ジイソシアネートの多量体としては、例えば
4,4’−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネー
ト)、メチルシクロヘキサン−2,4−ジイソシアネー
ト、メチルシクロヘキサン−2,6−ジイソシアネー
ト、1,3−(イソシアナトメチル)シクロヘキサン、
3−イソシアナトメチル−3,5,5−トリメチルシク
ロヘキシルイソシアネート(別名イソホロンジイソシア
ネート)等の1種以上を使用したイソシアヌレート結
合、ウレトジオン結合、ビューレット結合、アロハネー
ト結合を有するポリイソシアネート、さらにはこれらの
ポリイソシアネートと多価アルコール、ポリエーテルポ
リオール、ポリエステルポリオール等とのアダクト体等
を利用することができる。
【0009】前記脂肪族および/または脂環族ジイソシ
アネートの多量体のイソシアネート基をブロックするジ
ケテンから誘導される活性水素を含有する化合物として
は、アセチルアセトン、アセト酢酸メチル、アセト酢酸
エチル等を挙げることができる。これらは2種以上を混
合して用いブロック化してもよい。同様に、前記脂肪族
および/または脂環族ジイソシアネートの多量体のイソ
シアネート基をブロックするオキシム化合物としては、
例えばアセトキシム、メチルエチルケトキシム、メチル
イソブチルケトキシム等を挙げることができる。これら
も2種以上を用いてブロック化してもよい。
【0010】前記ブロック化ポリイソシアネート(A)
および(B)の製造方法は公知の方法、例えば特開昭5
7−83560号公報に記載されているような方法に依
ればよく、ジケテンから誘導される活性水素を含有する
化合物またはオキシム化合物をポリイソシアヌレートの
イソシアネート基に対して過剰に使用することが好まし
い。
【0011】本発明の硬化剤組成物は、こうして得られ
る脂肪族および/または脂環族ジイソシアネートの多量
体のイソシアネート基をジケテンから誘導される活性水
素を含有する化合物でブロックしたブロック化ポリイソ
シアネート(A)、および脂肪族および/または脂環族
ジイソシアネートの多量体のイソシアネート基をオキシ
ム化合物でブロックしたブロック化ポリイソシアネート
(B)を、重量比(A)/(B)が100/5〜100
/50、好ましくは100/10〜100/30の範囲
で混合したものである。重量比(A)/(B)が100
/5〜100/50の範囲内とすることにより、水酸基
含有樹脂との相溶性、ひいては塗工性や塗膜外観に優
れ、また水酸基含有樹脂との反応性にも優れるという本
発明の効果を奏することができる。
【0012】本発明の硬化剤組成物は水酸基含有樹脂と
共に熱硬化性樹脂塗料を構成するが、水酸基含有樹脂と
しては、ポリエステルポリオール樹脂、水酸基含有アク
リル系樹脂(アクリルポリオール)、水酸基含有ビニル
系フッ素樹脂等を挙げることができ、さらに特開平1−
123814号公報、同1−129018号公報、同1
−135812号公報等に記載のビニル共重合体、特開
平4−4272号公報等に記載の塩素化ポリオレフィン
変性体等も挙げることができる。水酸基含有樹脂に対す
る本発明の硬化剤組成物の配合割合としては、水酸基含
有樹脂の−OH基に対して硬化剤組成物のブロック化ポ
リイソシアネート(A)および(B)の合計のモル比
(−NCO/−OH)が0.8〜1.2となるように混
合、使用するのがよい。
【0013】上記の水酸基含有樹脂の好ましい一例であ
る水酸基含有アクリル系樹脂としては、通常、下記一般
式(1)で示されるアクリル系化合物の重合体、または
一般式(1)で示されるアクリル系化合物を共重合成分
とする共重合体であって、一般式(1)で示されるアク
リル系化合物としては、例えば2−ヒドロキシエチルア
クリレート、2−ヒドロキシエチルメタクリレート、2
−ヒドロキシプロピルアクリレート、2−ヒドロキシプ
ロピルメタクリレート、4−ヒドロキシブチルアクリレ
ート、あるいはこれらをε−カプロラクトン等のラクト
ン類で変性した化合物等が挙げられる。一般式(1)で
示されるアクリル系化合物に対する共重合成分として
は、例えば一般式(2)で表示されるビニル系化合物、
一般式(3)で表示されるアクリル系化合物、一般式
(4)で表示されるマレイン酸、フマル酸あるいはこれ
らのエステル系化合物等がある。
【0014】
【化1】
【0015】
【化2】
【0016】
【化3】
【0017】
【化4】
【0018】一般式(2)で表示されるビニル系化合物
としては、例えばスチレン、α−メチルスチレン、p−
メチルスチレン、p−メトキシスチレン、p−t−ブチ
ルスチレン等がある また一般式(3)で表示されるアクリル系化合物として
は、好ましくはR6が水素またはメチル基であって、例
えばメチルメタクリレート、n−ブチルメタクリレー
ト、iso−ブチルメタクリレート、t−ブチルメタク
リレート、2−エチルヘキシルメタクリレート、エチル
アクリレート、n−ブチルアクリレート、2−エチルヘ
キシルアクリレート、2−エトキシエチルアクリレー
ト、グリシジルメタクリレート等がある。
【0019】さらに一般式(4)で表示されるマレイン
酸、フマル酸あるいはこれらのエステル系化合物として
は、ジエチルフマレート、ジ−n−ブチルフマレート、
ジイソブチルフマレート、ジ−2−エチルヘキシルフマ
レート等がある。
【0020】さらに上記の一般式(2)で表示されるビ
ニル系化合物、一般式(3)で表示されるアクリル系化
合物、及び一般式(4)で表示されるマレイン酸、フマ
ル酸あるいはこれらのエステル系化合物以外の共重合成
分としては、メタクリル酸、アクリル酸、またはイタコ
ン酸等のカルボキシ含有エチレン系炭化水素や、グリシ
ジルメタクリレート等のオキシラン環含有エチレン系炭
化水素等を挙げることができる。
【0021】一般式(1)で示されるアクリル系化合物
を重合成分または共重合成分とする水酸基含有アクリル
系樹脂(a)は、例えばベンゾイルパーオキサイド、ア
ゾビスイソブチロニトリル、t−ブチルパーオクトエー
ト、ジ−t−ブチルパーオキシド、t−ブチルパーベン
ゾエート等の公知のラジカル重合開始剤を利用する常法
のラジカル重合反応、すなわち60〜150℃にて、ト
ルエン、キシレン、酢酸ブチル等の有機溶媒を使用する
ラジカル重合反応によって得られる。
【0022】本発明の硬化剤組成物においては、ブロッ
ク化ポリイソシアネート(A)および(B)を混合する
際に必要に応じて適当な溶剤、例えばベンゼン、トルエ
ン、キシレン、シクロヘキサン、ミネラルスピリット、
ナフサ等の炭化水素類、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン等のケトン類、酢酸エチ
ル、酢酸n−ブチル、酢酸セロソルブ等のエステル類等
から1種または2種以上を適宜選択して使用することが
できる。さらに必要に応じて、触媒、顔料、レベリング
剤、酸化防止剤、可塑剤、表面活性剤等の各種添加剤を
使用することができる。
【0023】
【実施例】以下本発明の硬化剤組成物を実施例によって
具体的に説明するが、これらは本発明を限定するもので
はない。
【0024】各実施例および比較例で使用した原料は、
以下の通りである。 (1)ニッポラン1004:日本ポリウレタン工業
(株)ポリエステルポリオールで、水酸基価:44mg
KOH/g(対樹脂分)、酸価:<1mgKOH/g(対
樹脂分)、ガラス転移温度:−55℃、不揮発分:10
0wt%である。 (2)Oxyester Z1261:ヒュルスAG
(株)ポリエステルポリオールで、水酸基価:120m
gKOH/g(対樹脂分)、酸価:<2mgKOH/g
(対樹脂分)、ガラス転移温度:−44℃、不揮発分:1
00wt%である。 (3)Setalux C−1187:Synthep
ol GmbH製アクリルポリオールで、水酸基価:1
18mgKOH/g(対樹脂分)、酸価:<3mgKOH
/g(対樹脂分)、ガラス転移温度:−25℃、不揮発
分:60wt%である。 (4)Lumitol LR8747:BASF AG
製アクリルポリオールで、水酸基価:100mgKOH
/g(対樹脂分)、酸価:<2mgKOH/g(対樹脂
分)、ガラス転移温度:−5℃不揮発分:60wt%で
ある。 (5)オレスターQ−152:三井東圧化学(株)製ア
クリルポリオールで、水酸基価:141mgKOH/g
(対樹脂分)、酸価:<5mgKOH/g(対樹脂分)、ガ
ラス転移温度:−3℃、不揮発分:60wt%である。 (6)オレスターQ−169:三井東圧化学(株)製ア
クリルポリオールで、水酸基価:122mgKOH/g
(対樹脂分)、酸価:<5mgKOH/g(対樹脂分)、ガ
ラス転移温度:6℃、不揮発分:60wt%である。 (7)Lumitol LR8688:BASF AG
製アクリルポリオールで、水酸基価:100mgKOH
/g(対樹脂分)、酸価:<2mgKOH/g(対樹脂
分)、ガラス転移温度:11℃、不揮発分:60wt%
である。 (8)ヒタロイド3340:日立化成工業(株)製アク
リルポリオールで、水酸基価:102mgKOH/g
(対樹脂分)、酸価:18mgKOH/g(対樹脂分)、ガ
ラス転移温度:30℃、不揮発分:50wt%である。 (9)タケラックUA905:武田薬品工業(株)製ア
クリルポリオールで、水酸基価:80mgKOH/g
(対樹脂分)、酸価:<2mgKOH/g(対樹脂分)、ガ
ラス転移温度:35℃、不揮発分:50wt%である。 (10)プラクセルEPA2250:ダイセル化学工業
(株)製アクリルポリオールで、水酸基価:100mg
KOH/g(対樹脂分)、酸価:<2mgKOH/g(対
樹脂分)、ガラス転移温度:35℃、不揮発分:50w
t%である。 (11)ダイヤナールLR257:三菱レイヨン(株)
製アクリルポリオールで、水酸基価:108mgKOH
/g(対樹脂分)、酸価:<1mgKOH/g(対樹脂
分)、ガラス転移温度:37℃、不揮発分:60wt%
である。 (12)ルミフロンF598:旭硝子(株)製フッ素系
ポリオールで、水酸基価:90mgKOH/g(対樹脂
分)、酸価:9mgKOH/g(対樹脂分)、ガラス転移
温度:37℃、不揮発分:65wt%である。
【0025】(合成例1)攪拌翼、温度計、窒素吹込
管、冷却管を備えた2リットルのセパラブルフラスコに
ベスタナートT1890/100(ヒュルスAG製イソ
ホロンジイソシアネートイソシアヌレート3量体、NC
O%=17〜17.5%)733g、ソルベッソ150
100g、キシレン100gを仕込み、60℃に加熱
攪拌して、内容物を均一にした。次にアセチルアセトン
亜鉛0.2gとアセト酢酸エチル468gを仕込み、反
応温度を80℃に昇温して、8時間反応させ、ASTM
D1638に準じた滴定分析でNCO基が消失したこ
とを確認し、ブロック化イソシアネート化合物を得た。
これをソルベッソ150、キシレン各々87gずつ加え
希釈してAPHA80、ガードナー粘度X〜Y、不揮発
分70.6重量%の硬化剤(A)を得た。
【0026】(合成例2)合成例1のアセト酢酸エチル
468gに代え、アセト酢酸エチル244gおよびメチ
ルエチルケトキシム87gを仕込んだ他は、合成例1と
全く同じ方法で、APHA70、ガードナー粘度X〜
Y、不揮発分68.4重量%の硬化剤(B)を得た。
【0027】(実施例1)合成例1で得たブロック化イ
ソシアネート化合物とベスタナートB1358A(ヒュ
ルスAG製イソホロンジイソシアネート3量体のメチル
エチルケトキシム、不揮発分63重量%)とを不揮発分
で100:11(重量比)で混合し、ソルベッソ150
/キシレン=50:50(重量比)のシンナーで希釈し
て不揮発分70.3%の組成物としての硬化剤(C)を
得た。
【0028】(実施例2)混合比を100:19(重量
比)に変えた他は、実施例1と同様の方法にて不揮発分
69.7重量%の組成物としての硬化剤(D)を得た。
【0029】(実施例3)混合比を100:43(重量
比)に変えた他は、実施例1と同様の方法にて不揮発分
68.4重量%の組成物としての硬化剤(E)を得た。
【0030】(実施例4)合成例1で得たブロック化イ
ソシアネート化合物とデスモジュールBL−3175
(住友バイエルウレタン(株)製ヘキサメチレンジイソ
シアネート系メチルエチルケトキシムブロック化ポリイ
ソシアネート)とを不揮発分100:43(重量比)で
混合し、ソルベッソ150/キシレン=50:50(重
量比)のシンナーで希釈して不揮発分69.2重量%の
組成物としての硬化剤(F)を得た。
【0031】(実施例5)デスモジュールBL−317
5をタケネートDN−875(武田薬品工業(株)製テ
トラメチレンキシリデンジイソシアネート系メチルエチ
ルケトキシムブロック化ポリイソシアネート)に変えた
他は、実施例4と同様の方法にて不揮発分72.4重量
%の硬化剤組成物としての(G)を得た。
【0032】(実施例6〜10、比較例1〜2)合成例
1〜2および実施例1〜5で得た硬化剤または組成物と
しての硬化剤(A)〜(G)を表−1に示した各種の−
OH基含有樹脂と配合し、キシレン/酢酸n−ブチル/
酢酸メトキシプロピル=3:2:2(重量比)の混合溶
剤で希釈し、固形分を約55重量%に調整した。これを
ガラス板に2ml採取して薄く延ばし、混合状態を観察
した。次に室温下約30分放置したのち120℃のオー
ブンで30分乾燥し、得られた塗膜を室温に冷却し、再
び混合状態を観測した。得られた結果を表−1に示す。
【0033】
【表1】
【0034】(実施例11)ヒタロイド3340と実施
例3で得た硬化剤(E)とを−NCO/−OH=1.0
となるように配合して得た熱硬化性樹脂組成物を振子型
粘弾性測定器DDV−OPAIII(オリエンテック
(株)製)に供して、120℃、140℃での振子振動
数の変化を測定した。結果を図1に示す。
【0035】(比較例3)合成例1で得られた硬化剤
(A)を用いた他は、実施例11と同じ方法で振子振動
数の変化を測定した。結果を図1に示す。
【0036】(比較例4)合成例2で得られた硬化剤
(B)を用いた他は、実施例11と同じ方法で振子振動
数の変化を測定した。結果を図1に示す。
【0037】(図1の説明)比較例3、4に比べて実施
例11の方が120℃、140℃いずれも振動数が大き
くなるので、塗膜の硬化が速い、すなわち硬化剤(E)
の反応性が硬化剤(B)ばかりでなく、硬化剤(A)よ
りも高くなっていることが判明した。
【0038】
【発明の効果】以上詳しく説明したように、本発明によ
り提供されるジケテンから誘導される活性水素を含有す
る化合物でブロックしたブロック化ポリイソシアネート
(A)およびオキシム化合物でブロック化したブロック
化ポリイソシアネート(B)からなる硬化剤組成物を水
酸基含有樹脂を用いた熱硬化性樹脂塗料の硬化剤として
用いることにより、各ブロック化ポリイソシアネートを
単独で使用する場合に比べ、水酸基含有樹脂との相溶性
や反応性が著しく改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】熱硬化性樹脂組成物の硬化時間(横軸)と振動
数(縦軸)との関係を示す。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脂肪族および/または脂環族ジイソシア
    ネートの多量体のイソシアネート基をジケテンから誘導
    される活性水素を含有する化合物でブロックしたブロッ
    ク化ポリイソシアネート(A)、および、脂肪族および
    /または脂環族ジイソシアネートの多量体のイソシアネ
    ート基をオキシム化合物でブロックしたブロック化ポリ
    イソシアネート(B)を、重量比(A)/(B)が10
    0/5〜100/50の範囲で混合してなる硬化剤組成
    物。
  2. 【請求項2】 脂環族ジイソシアネートが3−イソシア
    ナトメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキシルイ
    ソシアネートである請求項1記載の硬化剤組成物。
  3. 【請求項3】 ジケテンから誘導される活性水素を含有
    する化合物がアセト酢酸エチルである請求項1または2
    記載の硬化剤組成物。
  4. 【請求項4】 オキシム化合物がメチルエチルケトキシ
    ムである請求項1ないし3のいずれかに記載の硬化剤組
    成物。
JP8103530A 1995-03-31 1996-03-29 硬化剤組成物 Pending JPH08325352A (ja)

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