JPH08325434A - レゾール樹脂成形材料の製法及び成形品の製法 - Google Patents

レゾール樹脂成形材料の製法及び成形品の製法

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JPH08325434A
JPH08325434A JP13301695A JP13301695A JPH08325434A JP H08325434 A JPH08325434 A JP H08325434A JP 13301695 A JP13301695 A JP 13301695A JP 13301695 A JP13301695 A JP 13301695A JP H08325434 A JPH08325434 A JP H08325434A
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JP
Japan
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molding material
resin molding
resole resin
producing
molded article
Prior art date
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JP13301695A
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Yoshihisa Ueda
芳久 上田
Atsushi Kondo
敦司 近藤
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 金型充填性に優れたレゾール樹脂成形材料の
製法及び充填性に優れた成形品の製法を提供する。 【構成】 フェノールとホルムアルデヒドとをアルカリ
の存在下で縮合反応後、脱水して得られたレゾール樹脂
をフィラー、離型剤及び硬化助剤とともに混合分散した
後、造粒するレゾール樹脂成形材料の製法において、前
記レゾール樹脂が数平均分子量が600〜800で、温
度が80〜100℃の液状のレゾール樹脂である。前記
レゾール樹脂成形材料の製法で得られたレゾール樹脂成
形材料を射出成形して成形品を製造する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、レゾール樹脂成形材料
の製法及び成形品の製法に関する。
【0002】
【従来の技術】レゾール樹脂成形材料は、フェノールと
ホルムアルデヒドとをアルカリの存在下で反応させて得
られた縮合物を脱水、冷却して固化物とし、この固化物
を粉砕して粉末状のレゾール樹脂を得、さらにこのレゾ
ール樹脂、フィラー、離型剤、硬化助剤及び溶剤等を混
合、分散し、ヘンシェルミキサ等の造粒機で粒状化して
製造する製法が採用されている。この製法により得られ
たレゾール樹脂成形材料を用いて射出成形して成形品を
製造する場合、溶融粘度が高く、流動性が悪い傾向にあ
り、高圧の射出成形が可能な射出成形機を用いなけれな
らず、シリンダー安定性が悪く、金型充填性に劣るとい
う問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は前記の事実に
鑑みてなされたもので、その目的とするところは、金型
充填性に優れたレゾール樹脂成形材料の製法及び充填性
に優れた成形品の製法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
レゾール樹脂成形材料の製法は、フェノールとホルムア
ルデヒドとをアルカリの存在下で縮合反応後、脱水して
得られたレゾール樹脂をフィラー、離型剤及び硬化助剤
とともに混合分散した後、造粒するレゾール樹脂成形材
料の製法において、前記レゾール樹脂が数平均分子量が
600〜800で、温度が80〜100℃の液状のレゾ
ール樹脂であることを特徴とする。
【0005】本発明の請求項2に係る成形品の製法は、
請求項1記載のレゾール樹脂成形材料の製法で得られた
レゾール樹脂成形材料を射出成形して成形品を製造する
ことを特徴とする。
【0006】以下、本発明を詳細に説明する。本発明の
レゾール樹脂成形材料の製法においては、フェノールと
ホルムアルデヒドとをアルカリの存在下で縮合反応させ
ることにより、レゾール型の縮合物が得られる。フェノ
ールとホルムアルデヒドとの配合割合は、例えば、ホル
ムアルデヒドのモル数Fとフェノールのモル数Pとのモ
ル比F/Pが1.2〜2.5の範囲が好ましい。すなわ
ち、モル比F/Pが1.2未満では目的物のレゾール樹
脂成形材料を高温で成形しても硬化反応し難く、2.5
を越えるとゲル化し易くなる。
【0007】フェノールとホルムアルデヒドとを反応さ
せる際に用いるアルカリとしては、常用のアルカリ化合
物を適用することができ、例えば、水酸化ナトリウム若
しくは水酸化バリウム等の金属水酸化物又はアンモニア
若しくはヘキサメチレンテトラミン等の有機のアミン系
化合物等を用いることができる。
【0008】ホルムアルデヒドとフェノールとの反応温
度は比較的広範囲でも、反応が進行するが、80〜13
0℃が望ましい。
【0009】このような条件のもとで反応させると、レ
ゾール型の縮合物を得ることができるが、反応後は脱水
して液状のレゾール樹脂にする。この液状のレゾール樹
脂のGPC分析での数平均分子量は、600〜800に
制限される。すなわち、レゾール樹脂の数平均分子量が
600未満では、フェノールモノマーが残存するため
に、目的物であるレゾール樹脂成形材料を成形すると金
型クモリが発生し易く、800を越えると、レゾール樹
脂成形材料を成形して成形品を製造する際に、流動性、
シリンダー安定性、金型充填性が悪くなるからである。
なお、この液状のレゾール樹脂は、低温になるにしたが
い粘度が高くなる性質を示すので、80〜100℃に保
持しておく必要がある。すなわち、80〜100℃に保
持した液状のレゾール樹脂は、次の工程であるフィラ
ー、離型剤、及び硬化助剤との混合分散工程に連続的に
供給することができる。この混合分散工程では、例え
ば、月島機械株式会社製の混合機(商品名;ユニバーサ
ルミキサー)等が用いられ、レゾール樹脂をフィラー、
必要に応じて、離型剤及び硬化助剤とともに混合分散し
た後、造粒してレゾール樹脂成形材料が得られる。
【0010】前記液状のレゾール樹脂が混合分散される
フィラーとしては、例えば、木粉、パルプ、綿粉、シリ
カ、炭酸カルシウム等を、離型剤としては、例えば、ス
テアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウムを、硬化助剤
としては、例えば、アルカリ化合物の水酸化カルシウ
ム、水酸化マグネシウムのような種々の金属水酸化物を
用いることができる。
【0011】前記レゾール樹脂成形材料を射出成形機を
用いて、例えば、金型温度180℃程度で射出成形をし
て、コイルボビン等の成形品が得られる。
【0012】
【作用】本発明の請求項1に係るレゾール樹脂成形材料
の製法は、フェノールとホルムアルデヒドとをアルカリ
の存在下で縮合反応後、脱水して得られたレゾール樹脂
をフィラー、離型剤及び硬化助剤とともに混合分散した
後、造粒するレゾール樹脂成形材料の製法において、前
記レゾール樹脂が数平均分子量が600〜800で、温
度が80〜100℃の液状のレゾール樹脂であるので、
液状のレゾール樹脂の粘度が適当であるため、フィラ
ー、離型剤及び硬化助剤との混合分散が容易で、レゾー
ル樹脂成形材料を射出成形して成形品を製造する場合
に、流動性、シリンダー安定性が良好である。
【0013】本発明の請求項2に係る成形品の製法は、
請求項1記載のレゾール樹脂成形材料の製法で得られた
レゾール樹脂成形材料を射出成形して成形品を製造する
ので、金型充填性に優れ、得られる成形品の充填性が良
い。
【0014】
【実施例】以下、本発明を実施例によって具体的に説明
する。
【0015】(実施例1)フェノール80kg、47重
量%のホルマリン90kg、酢酸亜鉛520gを反応釜
に投入し、100〜120℃で6時間反応させ、次にこ
の生成物を減圧脱水釜を用いて、40Toorの減圧下
で110℃に2時間加熱して脱水し、液状のレゾール樹
脂を得た。ホルムアルデヒドFとフェノールPのモル比
F/Pは1.84であった。また、この液状の縮合物の
GPC分析での数平均分子量を求めた結果、650であ
った。なお、この液状の縮合物の90℃の粘度は、40
000cpsであった。この液状のレゾール樹脂を90
℃に保温した減圧脱水釜内に放置し、そのうちの10k
gを70℃に温度調整した月島機械株式会社製の混合機
(商品名;ユニバーサルミキサー)内に撹拌羽根(アジ
テータ)を5m/sで低速回転させながら投入し、その
後15m/sの高速回転を8分間行い、微粉がほとんど
ないレゾール樹脂成形材料を得た。なお、下記の配合で
フィラー、硬化助剤、離型剤は予め前記混合機内で混合
したものに液状のレゾール樹脂を投入した。
【0016】木粉(フィラー)12kg、炭酸カルシウ
ム(フィラー)7.5kg、綿粉(フィラー)3kg、
水酸化カルシウム(硬化助剤)600g,ステアリン酸
亜鉛(離型剤)500g。
【0017】得られたレゾール樹脂成形材料のモノフロ
ーは30秒で、ディスクフローは85mmであった。
【0018】得られたレゾール樹脂成形材料をコイルボ
ビン用の金型を設置した射出成形機を用いて、金型温度
180℃で射出成形し、成形品として、コイルボビン
(松下電工株式会社製;品番SB48W20S1)を得
た。
【0019】射出成形をする際の流動性、シリンダー安
定性が良好で、金型充填性に優れていた。
【0020】(比較例1)実施例1において、液状のレ
ゾール樹脂を冷却して粉砕したレゾール樹脂の粉砕品を
月島機械株式会社製の混合機(商品名;ユニバーサルミ
キサー)内に投入した以外は、実施例1と同様にして、
レゾール樹脂成形材料及び成形品として、コイルボビン
(松下電工株式会社製;品番SB48W20S1)を得
た。
【0021】得られたレゾール樹脂成形材料のモノフロ
ーは、80秒で、ディスクフローは、100mmであっ
た。射出成形をする際の流動性、シリンダー安定性が悪
く、金型充填性に劣っていた。
【0022】以上により、実施例は比較例に比べて、シ
リンダー安定性が良好で、金型充填性に優れていること
が確認できた。
【0023】
【発明の効果】本発明の請求項1に係るレゾール樹脂成
形材料の製法によると、液状のレゾール樹脂の粘度が適
当であるため、フィラー、離型剤及び硬化助剤との混合
分散が容易で、レゾール樹脂成形材料を射出成形して成
形品を製造する場合に、流動性、シリンダー安定性が良
好で、金型充填性に優れる。
【0024】本発明の請求項2に係る成形品の製法によ
ると、請求項1記載のレゾール樹脂成形材料の製法で得
られたレゾール樹脂成形材料を射出成形して成形品を製
造するので、金型充填性に優れ、充填性の良い成形品が
得られる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フェノールとホルムアルデヒドとをアル
    カリの存在下で縮合反応後、脱水して得られたレゾール
    樹脂をフィラー、離型剤及び硬化助剤とともに混合分散
    した後、造粒するレゾール樹脂成形材料の製法におい
    て、前記レゾール樹脂が数平均分子量が600〜800
    で、温度が80〜100℃の液状のレゾール樹脂である
    ことを特徴とするレゾール樹脂成形材料の製法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のレゾール樹脂成形材料の
    製法で得られたレゾール樹脂成形材料を射出成形して成
    形品を製造することを特徴とする成形品の製法。
JP13301695A 1995-05-31 1995-05-31 レゾール樹脂成形材料の製法及び成形品の製法 Withdrawn JPH08325434A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9309031B2 (en) 2009-09-07 2016-04-12 The Procter & Gamble Company Bottle cap made from a material comprising polypropylene, particulate calcium carbonate and additives

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9309031B2 (en) 2009-09-07 2016-04-12 The Procter & Gamble Company Bottle cap made from a material comprising polypropylene, particulate calcium carbonate and additives

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Effective date: 20020806