JPH08326986A - 水撃吸収装置 - Google Patents

水撃吸収装置

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JPH08326986A
JPH08326986A JP7269514A JP26951495A JPH08326986A JP H08326986 A JPH08326986 A JP H08326986A JP 7269514 A JP7269514 A JP 7269514A JP 26951495 A JP26951495 A JP 26951495A JP H08326986 A JPH08326986 A JP H08326986A
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JP
Japan
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elastic body
water hammer
rubber diaphragm
hollow filler
casing
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Application number
JP7269514A
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English (en)
Inventor
Takuji Koyanagi
卓治 小柳
Koichi Yabumoto
幸一 薮本
Takahiro Tanigawa
▲琢▼洋 谷川
Tokimasa Kamiya
時正 神谷
Motohiko Hattori
元彦 服部
Katsumi Iwai
克巳 岩井
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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    • F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L55/00—Devices or appurtenances for use in, or in connection with, pipes or pipe systems
    • F16L55/04—Devices damping pulsations or vibrations in fluids

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Pipe Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 小型に形成することができ、耐久性に優れ、
良好な水撃吸収機能を発揮する水撃吸収装置の提供を目
的とする。 【構成】 ケーシング4内に、ゴムダイヤフラム3と、
その奥側に中空フィラー入り又は独立気泡入り弾性体6
を内装して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、水管路内で発生する
水撃を良好に吸収できる水撃吸収装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、水撃吸収装置とし
て、例えば図12に示すような構造のものがあり、水管
路51に取付けたカバー52内には合成ゴム製のゴムベ
ローズ53が内装されており、水管路51内に設けられ
た例えばシングルレバー式水栓54等が急激に閉止され
た時に発生する水撃は、矢印のように、前記ゴムベロー
ズ53内に導入され、ゴムベローズ53により水撃を吸
収するように構成されており、このような従来構造にお
いては、永年使用により前記ゴムベローズ53が伸びき
ってしまい、水撃吸収機能が衰退してしまうという問題
点を有し、また、ゴムベローズ53とカバー52間の空
間Sをかなり広く確保しないと水撃吸収能力が落ちるた
め、カバー52は相当大径のものとなってしまい、大型
化するという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、小サイズで極めて良好
な水撃吸収能力を発揮できる水撃吸収装置を提供せんこ
とを目的とし、その第1の要旨は、ケーシング内に、水
管路側へ開口するゴムダイヤフラムとともに、その奥側
に中空フィラー入り又は独立気泡入り弾性体を内装した
ことである。また、第2の要旨は、前記ゴムダイヤフラ
ムと前記中空フィラー入り又は独立気泡入り弾性体間に
受圧プレートを介装させたことである。また、第3の要
旨は、前記弾性体には、前記ゴムダイヤフラムの先端の
有底部が水撃により膨脹した時に該ゴムダイヤフラムの
有底部を包み込み横方向への広がりを防ぐ球面状凹部が
形成されていることである。また、第4の要旨は、前記
弾性体の前記ケーシングの内壁と接する周面には、前記
ケーシング内壁との間に摺動性を高める隙間を作るため
の摺接突起部が形成されていることである。また、第5
の要旨は、前記ケーシングの内壁に、前記ゴムダイヤフ
ラムと前記弾性体の摺動性を高めるための摺接部材を配
設したことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、水撃吸収装置1の断面構成図であり、こ
の水撃吸収装置1は、水管路51に取付金具2を介し取
付可能に構成されており、下端の取付金具2は、真鍮ま
たはステンレス製で形成され、下部外周には水管路51
に取付けるためのネジ2aが形成されており、上下に貫
通状に水撃を導入する水撃導入孔2bが形成されたもの
となっており、ネジ2aの上部には、工具を掛けるため
の工具掛け部2cがカット状に形成されており、さらに
その上方には、外側へ突出して鍔部2dが形成され、鍔
部2dの上方には、内側へ窪ませて嵌合溝部2fが形成
されたものとなっている。
【0005】この取付金具2の上端にはゴムダイヤフラ
ム3が嵌合状に取付けられるものであり、ゴムダイヤフ
ラム3はゴム硬度50°〜70°程度の固さを有し、図
2に断面図で示すように、下端が開口Kを形成した馬蹄
形断面に形成されている。下端の開口Kの内周側には内
側へ突出して嵌合凸部3aが形成されており、この嵌合
凸部3aは前記取付金具2の嵌合溝部2f内に嵌合され
るものである。また、嵌合凸部3aの上方には、さらに
内側に突出してオリフィス突部3cが形成されており、
このオリフィス突部3cにより狭小なオリフィス通路が
形成されている。このオリフィス突部3cの上面側はな
だらかに傾斜した水抜きテーパー面3dとなっており、
この水抜きテーパー面3dから上方は略円形状の内周面
3eとなって、水撃を吸収できる膨張空間Sを形成して
いる。また、上端の有底部3bの両端側は緩やかな曲線
のアール部3fとなっており、この有底部3bからアー
ル部3fの下部部位までは均一な厚みtに形成されてお
り、膨張空間S全体が均一な伸縮性を有するように設定
され、この有底部3bの厚みtは4.4mm程度となって
いる。なお、有底部3bの内周面3eから前記オリフィ
ス突部3cまでの膨張空間Sは半径7mm程度の円弧面に
形成されている。なお、さらに好ましくは、有底部3b
の内周面3eから前記オリフィス突部3cまでの膨張空
間Sの内周を撥水処理しておくと良い。なお、前記水抜
きテーパー面3dは膨張空間S内に残留する水を良好に
開口K側に逃がすためのものであり、特に、寒冷地にお
いて凍結防止効果を発揮するように形成されたものであ
る。
【0006】次に、図1に戻り、ゴムダイヤフラム3の
有底部3bの上端には、水平状に受圧プレート5が配設
されており、さらにその上方には中空フィラー入り弾性
体6が配設されている。このゴムダイヤフラム3および
受圧プレート5および中空フィラー入り弾性体6の外周
はステンレス製のケーシング4で包囲されており、ケー
シング4はその下端側が開放されて折り曲げた嵌入部4
bとなっており、この嵌入部4bを前記取付金具2の鍔
部2dの下方に嵌入させて、ケーシング4は取付金具2
に固定されたものとなっており、ケーシング4の上端内
側の奥底部4cに前記中空フィラー入り弾性体6が例え
ば両面テープ等により貼付け固定されたものとなってい
る。
【0007】なお、受圧プレート5と中空フィラー入り
弾性体6間は非接着状態となっており、例えば受圧プレ
ート5の表面をフッ素コーティング等して非接触状態と
することができ、受圧プレート5から中空フィラー入り
弾性体6の全体に力が均一に掛かるように構成されてい
る。なお、受圧プレート5はステンレス等の金属または
アクリル等の樹脂製で円板状に形成することができる。
【0008】前記中空フィラー入り弾性体6は、例えば
株式会社シーゲル社製のβゲル(商品名)とか、株式会
社ブリジストン製のMNCS(商品名)等を用いること
ができ、内部に中空フィラーを混入したゲル状に形成さ
れたものである。内部に混入される中空フィラーとして
耐熱,耐圧の大なる例えば日本フィライト社製のエクス
パンセル091DE(商品名)を用いることが好まし
く、この耐熱,耐圧性の中空フィラーを重量パーセント
で3〜5%(好ましくは4%)均一に内部に混入させ
て、中空フィラー入り弾性体6を製造することができ、
さらに中空フィラー入り弾性体6の外周を、非透過性の
膜でコーティングして、中空フィラー入り弾性体6の引
き裂き強度を増大させることもできる。
【0009】なお、図3に示すように、中空フィラー入
り弾性体6を構成する樹脂母材6a内に独立気泡6bを
混入させて、中空フィラー入り弾性体6を形成すること
もでき、さらに図4に示すように、樹脂母材6a内に中
空のゴムボール6cを入れて、中空フィラー入り弾性体
6を形成することもできる。
【0010】なお、このような水撃吸収装置1を製造す
る際に、まず前記取付金具2の上端にゴムダイヤフラム
3を嵌合溝部2f内に嵌合凸部3aを嵌合させて一体状
に取付けておき、一方、ケーシング4をプレス型を介し
絞り加工後、中空フィラー入り弾性体6をケーシング4
の中央部底面に両面テープ等を介し接着固定させ、その
状態で、ケーシング4の嵌入部4bをプレス型を介し取
付金具2の鍔部2dの下方に折り曲げて、ケーシング4
を取付金具2に抜け止めした状態で強固に連結一体化さ
せることができ、このようにプレス型を用いて取付金具
2にケーシング4を一体連結させた時には、ケーシング
4内に、外周を包囲されてゴムダイヤフラム3と中空フ
ィラー入り弾性体6が内装されることとなり、さらに、
この成形時に、ゴムダイヤフラム3と中空フィラー入り
弾性体6間に受圧プレート5を介装させて形成すること
ができる。
【0011】このような構造においては、水管路51側
で水撃が発生すると、取付金具2の水撃導入孔2bを通
りゴムダイヤフラム3に水撃が加わり、水撃はゴムダイ
ヤフラム3の膨張空間Sの内周面に作用して、ゴムダイ
ヤフラム3の有底部3bが上方に押圧されることとな
り、これにより受圧プレート5を介し中空フィラー入り
弾性体6全体に均一に押圧力が加わり、ゴムダイヤフラ
ム3と中空フィラー入り弾性体6により水撃を良好に吸
収することができるものであり、ゴムダイヤフラム3の
膨張と中空フィラー入り弾性体6の収縮による相乗効果
により優れた水撃吸収機能を発揮する。
【0012】なお、従来のようにゴムダイヤフラム3の
上方に広い空間を必要とせず、中空フィラー入り弾性体
6を小型のものとしておいても充分な水撃吸収機能を発
揮できるため、水撃吸収装置1全体を小サイズのものと
することができ、中空フィラー入り弾性体6がゴムダイ
ヤフラム3をバックアップするために、ゴムダイヤフラ
ム3の耐久性が従来に比べて飛躍的に向上したものとな
る。また、中空フィラー入り弾性体6を小型のものとす
れば、コストを低減させて製造することができるもので
ある。なお、中空フィラー入り弾性体6は機械的強度が
小さく、また表面が削られたりする等の欠点があるが、
本例では中空フィラー入り弾性体6はゴムダイヤフラム
3の奥側に配置されているため、中空フィラー入り弾性
体6には直接水撃が当たることがなく、ゴムダイヤフラ
ム3の奥側に配置させて欠点を解消することができる。
【0013】次に、図5は変更例を示す水撃吸収装置の
断面構成図であり、図5においては、前記中空フィラー
入り弾性体6の形状を変更させ、前記受圧プレート5を
省略したものである。即ち、中空フィラー入り弾性体6
は図6に斜視図で示すような形状に形成されており、図
6では中空フィラー入り弾性体6の上下を逆向きにして
示したもので、中空フィラー入り弾性体6の底面側には
球面状に凹んだ球面状凹部6dが形成されており、この
球面状凹部6dは前記ゴムダイヤフラム3の有底部3b
の球面形状に対応した球面状に形成されたものとなって
いる。
【0014】また、中空フィラー入り弾性体6は横断面
が略四角形状をなすように形成されており、四角形の各
隅角部はアール状に外方へ膨出する摺接突起部6e,6
e,6e,6eを形成しており、このような断面が略四
角形状の中空フィラー入り弾性体6をケーシング4内に
内装させた時には、円筒状のケーシング4の内周面に対
し中空フィラー入り弾性体6の各摺接突起部6e,6
e,6e,6eが接することとなり、従ってケーシング
4の内周面に中空フィラー入り弾性体6の全外周が接す
るものではないため、ケーシング4の内周面と中空フィ
ラー入り弾性体6の外周面間には適度な隙間が形成され
ることとなり、この隙間により中空フィラー入り弾性体
6のケーシング4に対する上下方向への摺動性が良好化
されることとなる。
【0015】即ち、膨脹空間S内に水撃が加わると、ゴ
ムダイヤフラム3の有底部3bは水撃により図7に示す
ように上方側へ膨脹するが、この時にゴムダイヤフラム
3の有底部3bは中空フィラー入り弾性体6の球面状凹
部6dに当接し、球面状凹部6d内に有底部3bが包み
込まれて有底部3bの横方向への広がりが良好に防が
れ、この状態でゴムダイヤフラム3に押されて中空フィ
ラー入り弾性体6は上方側へ圧縮されることとなり、こ
の圧縮時に良好に中空フィラー入り弾性体6はケーシン
グ4に対し上方側へ摺動することができる。従って、前
記球面状凹部6dにより有底部3bを包み込んで有底部
3bから均一に押圧力が中空フィラー入り弾性体6に伝
わることとなり、しかも中空フィラー入り弾性体6はケ
ーシング4に対し良好に摺動するため、中空フィラー入
り弾性体6が偏って部分的な変形をしてしまうことがな
く、ゴムダイヤフラム3からの応力が中空フィラー入り
弾性体6に均一に加わって、ゴムダイヤフラム3の局部
的な変形、及び中空フィラー入り弾性体6の局部的な変
形がなくなり、このため、耐久性が向上されるととも
に、より良好な水撃防止効果が得られることとなる。な
お、ゴムダイヤフラム3の形状は前記図2とほぼ同等な
ものであり、また、取付金具2も前記図1のものと同様
なものであるため、同一符号を付してその説明は省略す
る。
【0016】なお、さらに図8に部分断面斜視図で示す
ように、中空フィラー入り弾性体6の摺動性をより良好
化するために、中空フィラー入り弾性体6を円柱状に形
成させて、その外周に所定角度間隔で外方へ膨出する摺
接突起部6e,6e,6e,6eを形成させておくこと
もでき、この図8のような形状の中空フィラー入り弾性
体6であっても、ケーシング4の内壁面に対し摺接突起
部6e,6e,6e,6eが接することとなって、ケー
シング4の内壁面との間に摺動性を高めるための隙間が
良好に形成されるため、圧縮時の中空フィラー入り弾性
体6の摺動性が高まり、中空フィラー入り弾性体6の局
部的な変形がなくなって耐久性が高められるものであ
る。
【0017】さらに図9のような鼓状に中空フィラー入
り弾性体6を形成させても良く、図9のものでは、球面
状凹部6dの外周側に横帯状に摺接突起部6fを外側へ
膨出させて形成させ、この摺接突起部6fに対向して他
端側にも横帯状の摺接突起部6fを形成させておき、上
端及び下端側の摺接突起部6f,6f間は鼓状に凹んだ
凹み部6gとして形成したものであり、このような形状
の中空フィラー入り弾性体6をケーシング4内に内装さ
せれば、ケーシング4の内周面に対し接するのは横帯状
の2本の摺接突起部6f,6fであり、凹み部6gはケ
ーシング4の内壁面との間に良好な隙間を形成すること
となり、中空フィラー入り弾性体6の圧縮時における上
下方向への摺動性が良好に高められて、中空フィラー入
り弾性体6の耐久性が向上するものとなる。
【0018】なお、さらに中空フィラー入り弾性体6の
圧縮時における摺動性を高めるために、図10及び図1
1に断面図で示すように、ケーシング4の内周面と中空
フィラー入り弾性体6の外周面間に摺接部材7を介装さ
せておくことができ、図10では、ケーシング4内の側
周面及び奥底部4cの全域に当接する下方側が開放され
たキャップ状の摺接部材7をケーシング4の内側に嵌め
込んだものであり、また、図11では、円筒状に形成し
た摺接部材7を介装させたものである。なお、この摺接
部材7は、例えばポリアセタール樹脂等の極めて摺動性
の大なる素材で形成させておくことができる。なお、さ
らにこの摺接部材7はケーシング4の内周面にテフロン
テープを貼着して形成させることもできる。
【0019】このように摺接部材7を介装させておけ
ば、ゴムダイヤフラム3と中空フィラー入り弾性体6の
上下方向への摺動性が極めて良好なものとなり、圧縮時
に良好に中空フィラー入り弾性体6は上方側へ圧縮され
て局部的な変形を起こすことがなく、ゴムダイヤフラム
3及び中空フィラー入り弾性体6の耐久性を極めて向上
させることができるものとなり、水撃吸収機能をより良
好に発揮させることができるものとなる。
【0020】なお、前記各実施例の水撃吸収装置1と、
図12に示す従来構造のものに対し水撃試験を行ったと
ころ、前記各実施例のものは従来構造のものに比べて使
用初期のみでなく、耐久試験後においても良好な水撃吸
収機能を持続することが確認されている。また、コンパ
クトなサイズでありながら、水撃時の衝撃音を従来の大
型のものと同様に良好に吸収することができ、優れた効
果を発揮することが確認されている。
【0021】
【発明の効果】本発明の水撃吸収装置は、ケーシング内
に、水管路側へ開口するゴムダイヤフラムとともに、そ
の奥側に中空フィラー入り又は独立気泡入り弾性体を内
装したことにより、ゴムダイヤフラムが奥側の中空フィ
ラー入り又は独立気泡入り弾性体にバックアップされて
良好な水撃吸収機能を発揮し、従来のものより小型でコ
ンパクトに、しかも安価に形成することができ、従来よ
りも耐久性が飛躍的に向上した水撃吸収装置とし得る効
果を有する。また、前記ゴムベローズと前記中空フィラ
ー入り又は独立気泡入り弾性体間に受圧プレートを介装
させたことにより、受圧プレートを介し中空フィラー入
り又は独立気泡入り弾性体には均一に全体的に圧力が加
わるため、より優れた水撃吸収機能を発揮させることが
できる効果を有する。また、前記弾性体には、前記ゴム
ダイヤフラムの先端の有底部が水撃により膨脹した時に
該ゴムダイヤフラムの有底部を包み込み横方向への広が
りを防ぐ球面状凹部が形成されていることにより、水撃
によりゴムダイヤフラムが膨脹するとゴムダイヤフラム
の有底部が弾性体の球面状凹部に当接して、有底部が球
面状凹部で包み込まれて横方向への広がりが防がれ、ゴ
ムダイヤフラムからの押力は弾性体全体に均一に加わ
り、ゴムダイヤフラム及び弾性体の局部的な変形が防が
れて、耐久性が飛躍的に向上し、優れた水撃吸収機能を
発揮させることができる効果を有する。また、前記弾性
体の前記ケーシングの内壁と接する周面には、前記ケー
シング内壁との間に摺動性を高める隙間を作るための摺
接突起部が形成されていることにより、弾性体にゴムダ
イヤフラムから圧縮力が加わった際に弾性体はケーシン
グの内周面に沿って良好に摺動して収縮されることとな
り、弾性体の局部的な変形が防がれて、弾性体の水撃吸
収機能が高められるとともに弾性体の耐久性が向上する
効果を有する。また、前記ケーシングの内壁に、前記ゴ
ムダイヤフラムと前記弾性体の摺動性を高めるための摺
接部材を配設したことにより、ゴムダイヤフラム及び弾
性体は摺接部材を介し良好に摺動移動できるため、良好
な水撃吸収機能を発揮できるとともにゴムダイヤフラム
及び弾性体の耐久性が向上される効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】水撃吸収装置の断面構成図である。
【図2】ゴムダイヤフラムの断面構成図である。
【図3】中空フィラー入り弾性体の変更例を示す概略構
成図である。
【図4】さらに異なる中空フィラー入り弾性体の変更例
を示す構成図である。
【図5】水撃吸収装置の変更例を示す断面構成図であ
る。
【図6】図5における中空フィラー入り弾性体の斜視構
成図である。
【図7】図5の水撃吸収装置の作用を示す断面構成図で
ある。
【図8】中空フィラー入り弾性体の変更例の部分断面斜
視図である。
【図9】さらに異なる中空フィラー入り弾性体の変更例
の斜視図である。
【図10】水撃吸収装置のケーシングの内側にキャップ
状の摺接部材を介装させた断面構成図である。
【図11】円筒状の摺接部材をケーシング内に介装させ
た水撃吸収装置の断面構成図である。
【図12】従来の水撃吸収装置の断面構成図である。
【符号の説明】
1 水撃吸収装置 2 取付金具 2b 水撃導入孔 2f 嵌合溝部 3 ゴムダイヤフラム 3a 嵌合凸部 3b 有底部 3c オリフィス突部 3d 水抜きテーパー面 4 ケーシング 4b 嵌入部 5 受圧プレート 6 中空フィラー入り弾性体 6d 球面状凹部 6e 摺接突起部 7 摺接部材 S 膨張空間
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 神谷 時正 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 服部 元彦 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 岩井 克巳 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケーシング内に、水管路側へ開口するゴ
    ムダイヤフラムとともに、その奥側に中空フィラー入り
    又は独立気泡入り弾性体を内装したことを特徴とする水
    撃吸収装置。
  2. 【請求項2】 前記ゴムダイヤフラムと前記中空フィラ
    ー入り又は独立気泡入り弾性体間に受圧プレートを介装
    させた請求項1に記載の水撃吸収装置。
  3. 【請求項3】 前記弾性体には、前記ゴムダイヤフラム
    の先端の有底部が水撃により膨脹した時に該ゴムダイヤ
    フラムの有底部を包み込み横方向への広がりを防ぐ球面
    状凹部が形成されている請求項1に記載の水撃吸収装
    置。
  4. 【請求項4】 前記弾性体の前記ケーシングの内壁と接
    する周面には、前記ケーシング内壁との間に摺動性を高
    める隙間を作るための摺接突起部が形成されている請求
    項1に記載の水撃吸収装置。
  5. 【請求項5】 前記ケーシングの内壁に、前記ゴムダイ
    ヤフラムと前記弾性体の摺動性を高めるための摺接部材
    を配設した請求項1に記載の水撃吸収装置。
JP7269514A 1995-03-30 1995-09-21 水撃吸収装置 Pending JPH08326986A (ja)

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JP7269514A JPH08326986A (ja) 1995-03-30 1995-09-21 水撃吸収装置

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JP10005395 1995-03-30
JP7-100053 1995-03-30
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