JPH08328416A - 定着装置 - Google Patents

定着装置

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Publication number
JPH08328416A
JPH08328416A JP13667395A JP13667395A JPH08328416A JP H08328416 A JPH08328416 A JP H08328416A JP 13667395 A JP13667395 A JP 13667395A JP 13667395 A JP13667395 A JP 13667395A JP H08328416 A JPH08328416 A JP H08328416A
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JP
Japan
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roll
heater
heater roll
core tube
heating wire
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Withdrawn
Application number
JP13667395A
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English (en)
Inventor
Toshihiko Numazu
俊彦 沼津
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Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Casio Electronics Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd, Casio Electronics Manufacturing Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】通紙領域の熱分布が均一で部品点数が少なく組
み立てが容易で駆動用モータのトルク負担が少ない定着
装置を提供する。 【構成】定着装置のヒータロール30は、外管31、絶
縁フィルム32、螺旋状の電熱線33及び絶縁部材34
が円筒状に積層された内側に、通紙領域Eに対応する長
い導電性の芯管35aと短い導電性の芯管35bが配設
されて構成される。円筒内でセパレータ36は通紙領域
Eよりも外側に位置して両芯管を分離する。両芯管の外
側の端部に夫々電熱線33の端部33a及び33bが接
続される。ヒータロール30の一端には駆動用のギア3
8が固着される。給電支持軸42は定着部フレーム41
の軸保持孔41−1に挿通され、軸支部42−2が導電
性フランジ37の軸受用開口部37−1に嵌入し、ヒー
タロール30を両側から押接して回転自在に挟持し、給
電ばね44からの給電を導電性フランジ37、芯管35
を介して電熱線33に伝達する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリンタ、複写機等に
組込まれる定着装置に係わり、更に詳しくは発熱源を内
包して回転自在に支持される円筒状のヒータロールを備
えた定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、プリンタや複写機には、用紙
上に転写した文字や画像を加熱によって用紙に定着させ
るために、定着部が設けられている。
【0003】図4は、そのような定着部の側断面図であ
る。同図に示す定着部1は、図面に垂直方向に延設され
たアルミロール2と、このアルミロール2と平行に延設
され該アルミロール2に圧接するプレスロール3とが、
夫々断熱カバー4a、4bに覆われて、特には図示しな
いプリンタ又は複写機等の装置本体後段部に配設されて
いる。アルミロール2の内部には円筒中心にハロゲンヒ
ータ5が配設されており、このハロゲンヒータ5が外部
からの給電により発熱してアルミロール2に熱を供給す
るように構成されている。アルミロール2の周面の適宜
な位置にはサーミスタ6が当接してアルミロール2周面
の温度を検出し、この検出に基づいてアルミロール2が
所定の温度に維持されている。
【0004】図外右方にある前段部の印字部によりトナ
ー画像Fを転写された用紙Pが、図の矢印Aに示すよう
に上記アルミロール2とプレスロール3との圧接部に搬
送されてきて、図の矢印B及びCで示す後段方向に向け
てそれぞれ回転するアルミロール2とプレスロール3に
より挟持され、後方(図の左方)に搬出されながらトナ
ー画像Fを紙面に熱定着される。定着が終了してアルミ
ロール2の周面に密着する用紙Pは、分離爪7によりア
ルミロール2周面から分離され、排紙ロール対8により
装置本体外へ排出される。また、アルミロール2の周面
上に付着して残留するトナーはクリーナ9によって除去
される。
【0005】図5(a) は、上記アルミロール2及びハロ
ゲンヒータ5の配設状態を示す側面図であり、同図(b)
は、そのD−D´断面矢視図である。この断面図には、
同図(a) では図示を省略した周囲部材を詳細に示してい
る。
【0006】同図(a),(b) に示すように、アルミロール
2は、定着部のフレーム11に配設された軸受12a及
び12bに両端を挿通されて回転自在に配設され、軸方
向には抜け止めリング13a及び13bにより位置固定
されている。一方の軸受12bよりも外方に突出する上
記アルミロール2の端部には、同軸に回転する駆動ギア
14が、抜け止めリング13c及び嵌合爪14−1によ
り、アルミロール2に固定されている。アルミロール2
は、不図示の駆動系から駆動ギア14に動力を伝達され
て回転する。
【0007】このアルミロール2の管内には、円筒中心
にハロゲンヒータ5が挿通され、両端をヒータ保持金具
15a及び15bによって保持されて定着部のフレーム
11に固定されている。ハロゲンヒータ5の両端からヒ
ータハーネス(電極線)16a及び16bが引出され、
先端部を、それぞれ補助フレーム17にビス止めされて
いる。このビス止め部に電源が接続され、これによりハ
ロゲンヒータ5が発熱する。このハロゲンヒータ5は、
同図(a) に示すように、ハロゲンガスを管内に封入する
際に必然的に形成される通称「へそ」と呼ばれる突起部
5−1を周面の一定位置に有している。
【0008】また、ヒータロールには、上記のハロゲン
ヒータを使用せず、電熱線を用いる方式のものも実用化
されている。図6は、そのような電熱線を熱源に用いた
ヒータロールの断面図である。同図に示すように、この
電熱線式ヒータロールは、導電性の外管21及び内管2
2と、外管21の一端を除く全周面を覆う絶縁部材23
とが一体に形成され、外管21と内管22の間には、ニ
クロム線等からなる電熱線24が内管22の周面に所定
の間隔で卷着されている。電熱線24の一端24aは外
管21に接続され、他端24bは内管22に接続されて
いる。
【0009】上記電熱線24の一端24aが接続されて
いる外管21の端部は絶縁部材23に覆われておらず導
電性の表面が露出している。この露出周面に一方の給電
ブラシ25aが摺接するように配設される。また、電熱
線24の他端24bが接続されている内管22の端部
は、外管21の端部よりも外方に突出して周面が露出し
ている。この露出部に他方の給電ブラシ25bが摺接す
るように配設される。このヒータロールは、上述したハ
ロゲン式ヒータロールの場合と同様に、定着部のフレー
ム11に配設された軸受12a及び12bに両端を挿通
されて回転自在に配設され、抜け止めリング13a及び
13bにより軸方向を位置固定され、一方の軸受12b
よりも外方に突出する端部に固定された駆動ギア14に
より不図示の駆動系から動力を伝達されて回転する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ハロゲン式ヒータロールは、ハロゲンヒータ5がヒータ
保持金具15a及び15bを介して定着部フレーム11
に位置決めされ、一方、アルミロール2は、軸受け12
a及び12bを介して定着部フレーム11に支持される
ため、これらの部品の製作精度や組立工程における組み
立て精度のバラツキによって、ハロゲンヒータ5がアル
ミロール2の軸中心からずれ、一方に偏って固定される
ことがしばしばある。このように、ハロゲンヒータ5の
位置がアルミロール2の軸中心からずれると、アルミロ
ール2周面への熱分布が不均等になって上述した定着が
不安定になるという問題が発生する。また、そればかり
でなく、ハロゲンヒータ5には、上述したように、へそ
と称される突起部5−1があるために、この突起部5−
1が組み立ての際誤ってアルミロール2の内面に接触し
て破損する虞がある。このためヒータロールの内径を比
較的大きく形成しておかなければならなくなり、定着装
置全体の小型化が阻害されるという問題があった。ま
た、そのように破損し易い虞があるために、組み立て工
程には細心の注意と高度の技術が要求される。このため
作業能率の向上に支障をきたすという問題もあった。
【0011】これに対して電熱線式ヒータロールは、筒
内に収納するものがないから設計上の環境が許す限りに
おいて小型化することが可能であるという利点を有して
いる。また、破損し易い部品がないから取り扱いが容易
であるという利点もある。
【0012】しかしながら、電熱線式ヒータロールは、
給電ブラシ25a及び25bがヒータロールの外管21
及び内管22の周面に摺接する形態であることから、ヒ
ータロールの回転に伴なう給電ブラシ25a(又は25
b)と外管21(又は内管22)との相対的な移動距離
が極めて大きい。即ちヒータロールの1回転を平面距離
に換算した場合、この距離は摺接する管の直径のおよそ
3倍であることから解るように、摺動速度は比較的大き
い。このため摺接面において発生する雑音が大きく、こ
れが周辺装置、特に印字処理系の制御に悪影響を与える
という問題を有していた。
【0013】更にまた、上記の電熱線式ヒータロールと
前述のハロゲン式ヒータロールは両ヒータロール共に以
下に述べるような欠点を有している。即ち、ハロゲン式
ヒータロール及び電熱線式ヒータロールは、ヒータロー
ルの両端が開口しているために光や熱が開口部から漏洩
する。このような漏洩は、近傍に配設されている画像処
理系の露光装置に与える影響が大きい。このため、露光
装置に対して遮光部材の配設を行う必要があり、これに
よって組み立て部材が増加してコストの上昇を招き、ま
た、設計の自由度が制約されるという問題も有してい
た。
【0014】また、組立においてヒータロールが軸受を
介して定着部のフレームに支持されるためには、軸受を
ヒータロールに位置固定するための抜け止めリング用の
嵌合溝をヒータロールの周面に切削加工しなければなら
ない。これが、部品の製造工程を増やして作業能率の向
上を阻害するという問題も有している。
【0015】また、ヒータロールは、一方ではその外径
で軸受に支持されていて軸受との接触面積が大きく、他
方では数kgの荷重でプレスロールに圧着しているから
その分だけ軸受との間に大きな応力を生じている。この
ため定着時における回転では、上記軸受との接触面積が
大きい分だけ軸受との間に発生する摩擦トルクが大きく
なり、このため駆動用モータが必要とするトルク負担が
大きくなり、したがって大型のモータを配設しなければ
ならない。このため、消費電力が大きくなるばかりでな
く、装置全体が大型化するという問題を有していた。
【0016】特に、上述のハロゲン式ヒータロール及び
電熱線式ヒータロールは、ヒータロールの両端の開口か
らヒータの発生する光や熱が外部に放散され易いため
に、ヒータロールの中央部と両端部とでは熱量が均一で
なく、定着が不均一で不安定になるという問題が発生し
た。
【0017】本発明の課題は、上記従来の実情に鑑み、
安定した均一な熱分布を形成し、部品点数の少ない、組
み立てが容易な、駆動用モータのトルク負担が少ない新
規な定着装置を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段及び作用】以下に、本発明
に係わる定着装置の構成及び機能を述べる。本発明は、
ヒータロールと該ヒータロールに圧接する圧接部材とを
備えて上記ヒータロールと上記圧接部材との圧接部に未
定着トナー像を担持した記録紙を搬送し通過させること
により未定着トナー像を記録紙に定着させる定着装置を
前提とする。
【0019】本発明の定着装置にあっては、ヒータロー
ルは、円筒状に形成されたロール部材と、該ロール部材
内に該ロール部材と所定の間隙を有して挿通され、電気
絶縁性部材を挟んで上記ロール部材の両端において第1
及び第2の電極部を形成する円筒状の芯管部材と、該芯
管部材と上記ロール部材の所定の間隙に配設され一端を
上記第1の電極に接続され他端を上記第2の電極に接続
される発熱部材と、上記芯管部材の円筒中心に軸受用貫
通孔を有し上記第1及び上記第2の電極部に嵌合する導
電性軸受部材とを有して構成される。
【0020】導電性支持軸は、ヒータロールの上記導電
性軸受部材の軸受用貫通孔に嵌入し上記ヒータロールを
回転自在に支持して定着部フレームに固定される。電力
供給手段は、導電性支持軸へ電力を供給する。
【0021】そして、上記の電気絶縁性部材は、ヒータ
ロールと圧接部材との圧接部に搬送される記録紙の幅方
向における通紙領域外に位置するように配設される。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しながら
説明する。図1は、一実施例の、本体装置に組み付け前
のヒータロールの断面図である。同図に示すように、ヒ
ータロール30は、円筒状に形成されたロール部材とし
て最外周部を形成する外管31、その内側に配設された
絶縁フィルム32、その内側に螺旋状に配設された電熱
線33、その内側に配設された絶縁部材34、及び最も
内側に配設された芯管35aと35bまで、順次円筒状
に積層されて形成されている。ヒータロール30内に
は、絶縁性部材であるセパレータ36が、短い円筒形の
外側中央部に外周を巡ってリング状に突設された段差部
36−1を形成されて配設される。このセパレータ36
の段差部36−1は電気の絶縁に関わる安全規格で定め
られている所定の間隔に対応する幅で形成されている。
【0023】上記の芯管35aと35bは、導電性部材
からなっており、上記外管31内に所定の間隙を有して
挿通されており、上記セパレータ36の段差部36−1
を挟んだことによって所定の間隔で軸方向に分離され、
これにより互いに電気的に絶縁され、この絶縁によって
外管31の両端において2つの(第1及び第2の)電極
部を形成している。
【0024】そして、電熱線33は、上記外管31と芯
管35(35a及び35b)との間隙に配設されてお
り、半田付け等により一端33aを芯管35a(第1の
電極)に接続され、他端33bを芯管35b(第2の電
極)に接続され、これら芯管35を介して後述するよう
に電力を供給される。
【0025】上記の芯管35a及び35bの外側の端部
には、導電性軸受部材である導電性フランジ37a及び
37bが夫々嵌合している。これら導電性フランジ37
(37a及び37b)は、上記芯管35(35a及び3
5b)の円筒中心に対応する軸受用貫通孔37−1を有
している。これら導電性フランジ37は、外部からの電
力を芯管35を介して電熱線33に供給する。
【0026】また、ヒータロール30の一方の至端(図
では芯管35b側の外端部)にはギア38が固着されて
いる。ヒータロール30は、定着部に取付けられたとき
上記ギア38に介して装置本体の駆動系から駆動を伝達
されて回転する。
【0027】このヒータロール30は、上記定着部に取
付けられたとき不図示の圧接部材に圧接するように構成
されている。同図の範囲Eで示すヒータロール30の長
い方の芯管35aに対応する周面の軸方向の領域は、上
記圧接部材との圧接部に搬送される記録紙の幅方向にお
ける通紙領域を示している。尚、通紙領域とは、定着さ
れるべく搬送される最大幅の記録紙に対応した幅方向の
通紙幅(領域)を意味する。上述したセパレータ36
は、その通紙領域よりも外側に位置するように配設され
ている。このように、セパレータ36を通紙領域よりも
外側に位置するように配設することによって、ヒータロ
ール30の通紙領域における各部材の配置が均一に構成
され、したがって電熱線33の発熱による熱量も均一に
分布され、安定した定着を行うことができる。
【0028】図2は、上記ヒータロール30の組み付け
部分の構成を示す分解断面図である。同図に示すよう
に、ヒータロール30の支持機構は、定着部フレーム4
1に形成される給電支持軸保持孔41−1、図の矢印F
の方向に向けて給電支持軸保持孔41−1に挿通される
給電支持軸42、およびこの給電支持軸42の後端部に
ビス43によって固着される給電ばね44により構成さ
れる。
【0029】給電支持軸保持孔41−1に挿通される給
電支持軸42は、その胴部42−1が給電支持軸保持孔
41−1に保持されて位置固定され、軸支部42−2が
ヒータロール30の端部に嵌合している導電性フランジ
37の軸受用開口部37−1に嵌入し、給電ばね44に
より付勢されてヒータロール30を両側から適宜に押接
しながら挟持して回転自在に支持するように構成され
る。
【0030】これにより、ヒータロール30の電熱線3
3を発熱させる電力は、給電ばね44、給電支持軸4
2、導電性フランジ37(37a及び37b)、芯管3
5(35a及び35b)を介して電熱線33に伝達され
る。この電力伝達経路における給電支持軸42の軸支部
42−2と導電性フランジ37の軸受用開口部37−1
との摺接部の径は、ヒータロール30の外径よりも小さ
く、外径が小さいと回転周面の速度は幾何級数的に低減
するから、その分だけヒータロール30の回転による摺
接面間の相対的移動速度が小さくなる。これにより、導
電ブラシ等がヒータロール30の外径に摺接する場合に
比較して、導電摺接部から発生する雑音が格段に低減さ
れる。
【0031】また、このヒータロール30は、電熱線式
であるため、小型化が可能であり且つ取り扱いが容易で
あるという利点を失うことなく、更に次の利点も備えて
いる。即ち、ヒータロール30は、両端が導電性フラン
ジ37によって外気から遮封されているため赤外線や熱
が外部に放散されることがなく、ヒータロールの温度が
ヒータの発熱に略比例して上昇し、したがって電力を浪
費することなく有効に利用できる。また、同様に赤外線
や熱が端部から外部に放散されることがないのでヒータ
ロール30の熱量が中央及び端部ともに比較的均一に形
成され安定した定着を行うことができるようになる。ま
た、赤外線や熱の開口部からの漏洩がないから近傍に配
設されている印字処理系等への影響がなく、したがって
遮光部材等の配設が不要であり、その分の部材が減少し
て製品コストが低減し、また、設計の自由度も向上す
る。
【0032】また、定着部フレーム41へのヒータロー
ル30の位置固定は、給電支持軸42によって行ってい
るから、軸受をヒータロールに位置固定するための抜け
止めリングが不用であり、したがって、その嵌合溝をヒ
ータロールの周面に切削加工する必要がなく、その分だ
け部品の製造工程が低減して作業能率が向上する。
【0033】また、ヒータロール30は、導電性フラン
ジ37と給電支持軸42との係合によって支持されてい
て、これらの摺接面は上述したように比較的小さいか
ら、ヒータロール30の圧接による大きな荷重を加えら
れても発生する摩擦トルクが小さく、したがって駆動が
容易であり、小型の駆動用モータを使用できるという利
点がある。
【0034】そして、特に、前述の図1に示したよう
に、記録紙の幅方向に対応するヒータロール30の軸方
向の通紙領域の構成が均一になるように、セパレータ3
6を上記通紙領域よりも外側に位置するように配設して
いるので、電熱線33の発熱による熱量が均一に分布さ
れて安定した定着を行うことができる。また、このよう
に、芯管35a、35bを絶縁するためのセパレータ3
6をヒータロール30の端部に配設しているので、ヒー
タロール30の中央部が各部材により一体且つ均一に構
成され、したがって、ヒータロール30の強度をより良
く保つことができる。
【0035】図3は、他の実施例における本体装置に組
み付け前のヒータロールの断面図である。同図に示す構
成では、図1に示した構成と同一構成部分には図1と同
一の番号を付与して示している。図3に示すヒータロー
ル50は、円筒状に形成されたロール部材として最外周
部を形成する外管31、及びその内側に配設された絶縁
フィルム32を備えている。これら外管31と絶縁フィ
ルム32とから成る筒体内には、所定の間隙を有して挿
通された芯管52、この芯管52の両端のセパレータ5
1aと51b、上記芯管52及びセパレータ51aと5
1bを挟んだことによって所定の間隔で軸方向に電気的
に絶縁分離されて外管31の両端において2つの(第1
及び第2の)電極部を形成する導電性の芯管52a及び
52bを備えている。そして、上記外管31と絶縁フィ
ルム32とから成る筒体と、芯管52、セパレータ51
a及び51bらとの上記間隙には、電熱線33が配設さ
れ半田付け等により一端33aを芯管52a(第1の電
極)に接続され、他端33bを芯管52b(第2の電
極)に接続されている。
【0036】上記の芯管52a及び52bには外側から
導電性軸受部材である導電性フランジ53a及び53b
が夫々嵌合している。これら導電性フランジ53a及び
53bも、上記芯管52a及び52bの円筒中心に対応
する軸受用貫通孔53−1を有している。
【0037】また、ヒータロール30の一方の至端(図
では芯管53b側の外端部)にはギア54が嵌め込み等
により固着される。このヒータロール30は、ギア54
を除外すれば左右同形であって、特には図示しないが両
端にギア54の嵌合部が設けられている。したがって、
組み立ての際には、ヒータロール本体を左右の区別無く
各部材を組み込むことができ、この後いずれか任意の一
端にギア54を組み込むことができる。これにより、組
み立て工程における部品管理及び作業が極めて容易であ
る。そして、中央の芯管52が通紙領域Eに対応して、
両端のセパレータ51a及び51bは上記通紙領域Eよ
りも外側に位置しているので、この場合も先の実施例と
同様に、ヒータロール30の通紙領域における各部材の
配置が均一に構成され、したがって、ヒータロール30
の強度が良好に保たれ、且つ電熱線33の発熱による熱
量も均一に分布され、安定した定着を行うことができ
る。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
定着装置のヒータロールを外管、発熱源、及び通紙領域
に対応する長い芯管と短い芯管とで構成し、筒内のセパ
レータを通紙領域よりも外側に位置するように配置して
芯管電極を絶縁・分離するので、ヒータロールの通紙領
域における各部材の配置が均一に構成され、したがっ
て、ヒータロールの強度が良好に保たれると共に発熱源
の発熱による熱量が均一に分布されて安定した定着を行
うことが可能になる。
【0039】また、導電性フランジによってヒータロー
ルの内部を外気から遮蔽するので、発熱の放散を防止で
き、したがって、消費電力の使用効率を向上させること
ができる。また、導電性フランジによってヒータロール
の回転支持と電力供給とを兼ねるので、部品点数が減少
し、したがって、製品コストが低減すると共に部品点数
が少ない分組み立て作業の能率が向上する。また、回転
支持部の摺接面が小さくなるので、回転時の摩擦が軽減
され、これにより回転駆動トルクの小さい小型モータを
使用でき、したがって、装置全体の小型化が容易にな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の本体装置に組み付け前のヒータロー
ルの断面図である。
【図2】ヒータロールの組み付け部分の構成を示す分解
断面図である。
【図3】他の実施例における本体装置に組み付け前のヒ
ータロールの断面図である。
【図4】従来のハロゲンヒータを用いた定着部の側断面
図である。
【図5】(a) は従来のアルミロール及びハロゲンヒータ
の配設状態を示す側面図、(b)はそのD−D´断面矢視
図である。
【図6】従来の電熱線を熱源に用いたヒータロールの断
面図である。
【符号の説明】
1 定着部 2 アルミロール 3 プレスロール 4a、4b 断熱カバー 5 ハロゲンヒータ 5−1 突起部(へそ) 6 サーミスタ 7 分離爪 8 排紙ロール対 9 クリーナ F トナー画像 P 用紙 11 定着部フレーム 12a、12b 軸受 13a、13b、13c 抜け止めリング 14 駆動ギア 14−1 嵌合爪 15a、15b ヒータ保持金具 16a、16b ヒータハーネス(電極線) 17 補助フレーム 21 外管 22 内管 23 絶縁部材 24 電熱線 24a、24b 電熱線端部 25a、25b 給電ブラシ 30、50 ヒータロール 31 外管 32 絶縁フィルム 33 電熱線 34 絶縁部材 35(35a、35b)、52a、52b 芯管 36、51a、51b セパレータ 36−1 段差部 37(37a、37b)、53a、53b 導電性フラ
ンジ 37−1、53−1 軸受用開口部 38 ギア 41 定着部フレーム 41−1 支持軸保持孔 42 給電支持軸 42−1 胴部 42−2 軸支部 43 ビス 44 給電ばね

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ヒータロールと該ヒータロールに圧接す
    る圧接部材とを備えて前記ヒータロールと前記圧接部材
    との圧接部に未定着トナー像を担持した記録紙を搬送し
    通過させることにより未定着トナー像を記録紙に定着さ
    せる定着装置であって、 円筒状に形成されたロール部材と、 該ロール部材内に該ロール部材と所定の間隙を有して挿
    通され、電気絶縁性部材を挟んで前記ロール部材の両端
    において第1及び第2の電極部を形成する円筒状の芯管
    部材と、 該芯管部材と前記ロール部材の所定の間隙に配設され一
    端を前記第1の電極に接続され他端を前記第2の電極に
    接続される発熱部材と、 前記芯管部材の円筒中心に軸受用貫通孔を有し前記第1
    及び前記第2の電極部に嵌合する導電性軸受部材と、 を有するヒータロールと、 該ヒータロールの前記導電性軸受部材の前記軸受用貫通
    孔に嵌入し前記ヒータロールを回転自在に支持して定着
    部フレームに固定される導電性支持軸と、 該導電性支持軸へ電力を供給する電力供給手段と、 を備え、 前記ヒータロール内における前記電気絶縁性部材は、前
    記ヒータロールと前記圧接部材との圧接部に搬送される
    前記記録紙の幅方向における通紙領域外に位置するよう
    に配設されることを特徴とする定着装置。
JP13667395A 1995-06-02 1995-06-02 定着装置 Withdrawn JPH08328416A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6614004B2 (en) * 2000-07-14 2003-09-02 Canon Kabushiki Kaisha Heater including heat dissipation resistor on substrate and image heating apparatus equipped with the heater
US7248827B2 (en) 2002-11-11 2007-07-24 Samsung Electronics Co., Ltd. Fusing roller device for electrophotographic image forming apparatus

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