JPH08330169A - チップ型コイルおよびその製造方法 - Google Patents
チップ型コイルおよびその製造方法Info
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- JPH08330169A JPH08330169A JP7137602A JP13760295A JPH08330169A JP H08330169 A JPH08330169 A JP H08330169A JP 7137602 A JP7137602 A JP 7137602A JP 13760295 A JP13760295 A JP 13760295A JP H08330169 A JPH08330169 A JP H08330169A
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Landscapes
- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 チップ型コイルを安価に提供する。
【構成】 電気絶縁性の基板2と、基板2の両端部に形
成される1対の端子電極9,10と、基板2上に形成さ
れかつ端子電極9,10に各端部4,5がそれぞれ電気
的に接続されるコイル導体3と、コイル導体3を覆うよ
うに基板2上に形成される電気絶縁層8とを備える、チ
ップ型コイル1において、コイル導体3が、銀、銅また
は金の湿式めっきによるめっき膜をパターニングするこ
とにより形成される。
成される1対の端子電極9,10と、基板2上に形成さ
れかつ端子電極9,10に各端部4,5がそれぞれ電気
的に接続されるコイル導体3と、コイル導体3を覆うよ
うに基板2上に形成される電気絶縁層8とを備える、チ
ップ型コイル1において、コイル導体3が、銀、銅また
は金の湿式めっきによるめっき膜をパターニングするこ
とにより形成される。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、チップ型コイルおよ
びその製造方法に関するもので、特に、コイル導体の構
成およびその形成方法の改良に関するものである。
びその製造方法に関するもので、特に、コイル導体の構
成およびその形成方法の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1には、この発明にとって興味あるチ
ップ型コイル1が一部破断されて斜視図で示されてい
る。このようなチップ型コイル1は、たとえば、数百M
Hz以上の高周波帯域で使用されるものであって、イン
ダクタンス値が数百nH以下とされている。
ップ型コイル1が一部破断されて斜視図で示されてい
る。このようなチップ型コイル1は、たとえば、数百M
Hz以上の高周波帯域で使用されるものであって、イン
ダクタンス値が数百nH以下とされている。
【0003】図1を参照して、チップ型コイル1は、電
気絶縁性の基板2を備える。基板2上には、スパイラル
状に延びるコイル導体3が形成される。コイル導体3の
一方端部4は、基板2の端縁にまで延びる。コイル導体
3の他方端部5には、ジャンプ導体6が接続され、この
ジャンプ導体6は、コイル導体3の一部を覆う電気絶縁
パッチ7上に形成されながら基板2のもう一方の端縁に
まで延びる。
気絶縁性の基板2を備える。基板2上には、スパイラル
状に延びるコイル導体3が形成される。コイル導体3の
一方端部4は、基板2の端縁にまで延びる。コイル導体
3の他方端部5には、ジャンプ導体6が接続され、この
ジャンプ導体6は、コイル導体3の一部を覆う電気絶縁
パッチ7上に形成されながら基板2のもう一方の端縁に
まで延びる。
【0004】また、基板2上には、コイル導体3および
ジャンプ導体6を覆うように電気絶縁層8が形成され
る。そして、基板2の両端部には、1対の端子電極9お
よび10が形成される。コイル導体3の一方端部4は、
一方の端子電極9に電気的に接続され、同じく他方端部
5は、ジャンプ導体6を介して、他方の端子電極10に
電気的に接続される。
ジャンプ導体6を覆うように電気絶縁層8が形成され
る。そして、基板2の両端部には、1対の端子電極9お
よび10が形成される。コイル導体3の一方端部4は、
一方の端子電極9に電気的に接続され、同じく他方端部
5は、ジャンプ導体6を介して、他方の端子電極10に
電気的に接続される。
【0005】従来、基板2としては、ガラスまたはアル
ミナの基板を用い、コイル導体3およびジャンプ導体6
は、スパッタリングまたは真空蒸着のような乾式めっき
により導体膜を形成し、これをフォトリソグラフィ技術
によりパターニングすることによって形成されていた。
また、絶縁層8および絶縁パッチ7は、ポリイミド等の
樹脂系材料を用いて形成され、端子電極9および10
は、スパッタリングまたは真空蒸着のような乾式めっき
によって形成されていた。
ミナの基板を用い、コイル導体3およびジャンプ導体6
は、スパッタリングまたは真空蒸着のような乾式めっき
により導体膜を形成し、これをフォトリソグラフィ技術
によりパターニングすることによって形成されていた。
また、絶縁層8および絶縁パッチ7は、ポリイミド等の
樹脂系材料を用いて形成され、端子電極9および10
は、スパッタリングまたは真空蒸着のような乾式めっき
によって形成されていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た構造のチップ型コイル1を得ようとする場合、コイル
導体3の形成のため、スパッタリングのような乾式めっ
きやフォトリソグラフィ等を実施すべく、高価な、かつ
それにもかかわらず生産能率の比較的低い設備を必要と
し、さらに、絶縁層8等の形成のため、スパッタリング
等の熱に耐えかつガス発生の少ない高価なポリイミド樹
脂等を必要とするため、生産性の向上を所望のようには
達成し得ず、チップ型コイル1のコストダウンを阻害す
る要因となっている。
た構造のチップ型コイル1を得ようとする場合、コイル
導体3の形成のため、スパッタリングのような乾式めっ
きやフォトリソグラフィ等を実施すべく、高価な、かつ
それにもかかわらず生産能率の比較的低い設備を必要と
し、さらに、絶縁層8等の形成のため、スパッタリング
等の熱に耐えかつガス発生の少ない高価なポリイミド樹
脂等を必要とするため、生産性の向上を所望のようには
達成し得ず、チップ型コイル1のコストダウンを阻害す
る要因となっている。
【0007】そこで、この発明の目的は、上述したよう
な、特にコイル導体が乾式めっきにより形成される場合
に遭遇した種々の問題を解決し得る、チップ型コイルお
よびその製造方法を提供しようとすることである。
な、特にコイル導体が乾式めっきにより形成される場合
に遭遇した種々の問題を解決し得る、チップ型コイルお
よびその製造方法を提供しようとすることである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、電気絶縁性
の基板と、前記基板の両端部に形成される1対の端子電
極と、前記基板上に形成されかつ前記端子電極に各端部
がそれぞれ電気的に接続されるコイル導体と、前記コイ
ル導体を覆うように前記基板上に形成される電気絶縁層
とを備える、チップ型コイルに向けられるものであっ
て、上述した技術的課題を解決するため、前記コイル導
体が、湿式めっきにより形成されためっき膜を備えるこ
とを特徴としている。
の基板と、前記基板の両端部に形成される1対の端子電
極と、前記基板上に形成されかつ前記端子電極に各端部
がそれぞれ電気的に接続されるコイル導体と、前記コイ
ル導体を覆うように前記基板上に形成される電気絶縁層
とを備える、チップ型コイルに向けられるものであっ
て、上述した技術的課題を解決するため、前記コイル導
体が、湿式めっきにより形成されためっき膜を備えるこ
とを特徴としている。
【0009】好ましくは、前記めっき膜は、銀、銅また
は金のような良導電性の金属を含む。また、前記基板
は、セラミックからなることが好ましい。また、このと
き、前記電気絶縁層も、セラミックからなることが好ま
しい。さらに、前記端子電極は、金属ペーストを焼き付
けて形成された焼付け金属層および前記焼付け金属層の
表面に形成される湿式めっきによるバリア金属膜を備え
ていてもよい。バリア金属膜は、電気めっきまたは無電
解めっきのいずれによって形成されてもよい。また、バ
リア金属膜は、たとえば、下地をニッケル、表面を錫で
形成したり、下地をニッケル、表面を半田で形成した
り、さらには、下地を銅、表面を錫で形成したりするこ
とができる。
は金のような良導電性の金属を含む。また、前記基板
は、セラミックからなることが好ましい。また、このと
き、前記電気絶縁層も、セラミックからなることが好ま
しい。さらに、前記端子電極は、金属ペーストを焼き付
けて形成された焼付け金属層および前記焼付け金属層の
表面に形成される湿式めっきによるバリア金属膜を備え
ていてもよい。バリア金属膜は、電気めっきまたは無電
解めっきのいずれによって形成されてもよい。また、バ
リア金属膜は、たとえば、下地をニッケル、表面を錫で
形成したり、下地をニッケル、表面を半田で形成した
り、さらには、下地を銅、表面を錫で形成したりするこ
とができる。
【0010】この発明は、また、上述したチップ型コイ
ルの製造方法にも向けられる。この発明に係るチップ型
コイルの製造方法は、前記基板を用意する工程と、前記
基板上に湿式めっきによるめっき膜を形成する工程と、
前記めっき膜をパターニングして前記コイル導体とする
工程と、前記コイル導体を覆うように前記基板上に前記
電気絶縁層を形成する工程と、前記基板の両端部に前記
1対の端子電極を形成する工程とを備えることを特徴と
している。
ルの製造方法にも向けられる。この発明に係るチップ型
コイルの製造方法は、前記基板を用意する工程と、前記
基板上に湿式めっきによるめっき膜を形成する工程と、
前記めっき膜をパターニングして前記コイル導体とする
工程と、前記コイル導体を覆うように前記基板上に前記
電気絶縁層を形成する工程と、前記基板の両端部に前記
1対の端子電極を形成する工程とを備えることを特徴と
している。
【0011】この発明において、好ましくは、前記電気
絶縁層を形成する工程は、前記コイル導体を覆うように
前記基板上にセラミックペーストを付与する工程と、前
記セラミックペーストを焼き付ける工程とを備える。ま
た、好ましくは、前記基板を用意する工程は、複数のチ
ップ型コイルのための複数の前記基板を分割により取り
出すためのマザー基板を用意する工程と前記マザー基板
を分割する工程とを備え、前記マザー基板を分割する工
程は、前記コイル導体を形成する工程、および前記電気
絶縁層を形成する工程の後に実施される。
絶縁層を形成する工程は、前記コイル導体を覆うように
前記基板上にセラミックペーストを付与する工程と、前
記セラミックペーストを焼き付ける工程とを備える。ま
た、好ましくは、前記基板を用意する工程は、複数のチ
ップ型コイルのための複数の前記基板を分割により取り
出すためのマザー基板を用意する工程と前記マザー基板
を分割する工程とを備え、前記マザー基板を分割する工
程は、前記コイル導体を形成する工程、および前記電気
絶縁層を形成する工程の後に実施される。
【0012】
【作用】この発明において、コイル導体が、湿式めっき
によるめっき膜によって与えられる。その結果、コイル
導体の形成に、スパッタリングような乾式めっきを用い
る必要性がない。
によるめっき膜によって与えられる。その結果、コイル
導体の形成に、スパッタリングような乾式めっきを用い
る必要性がない。
【0013】
【発明の効果】したがって、この発明によれば、コイル
導体の形成に関して、高価な生産性の比較的低い設備を
必要とする製造方法の採用を回避できるので、安価にコ
イル導体を形成することができ、応じてチップ型コイル
のコストダウンを図ることができる。
導体の形成に関して、高価な生産性の比較的低い設備を
必要とする製造方法の採用を回避できるので、安価にコ
イル導体を形成することができ、応じてチップ型コイル
のコストダウンを図ることができる。
【0014】この発明において、コイル導体を与えるめ
っき膜が、銀、銅または金から構成されると、コイル導
体において良好な導電性を確保することができる。この
発明において、基板および電気絶縁層がともにセラミッ
クから構成されていると、端子電極の形成に際して、乾
式めっきではなく、比較的高温で焼付け可能な銀ペース
トのような金属ペーストの焼付けによる形成方法を採用
することができる。従来、端子電極が乾式めっきによっ
て形成されていたのは、電気絶縁層等の材料として、ポ
リイミド等の樹脂を使用していたため、端子電極を、従
来からある高温焼付け(700〜1000℃)タイプの
銀ペーストのような金属ペーストの焼付けにより形成し
ようとした場合、絶縁層等の材料となる樹脂が焼付けの
際の温度に耐えられないからである。
っき膜が、銀、銅または金から構成されると、コイル導
体において良好な導電性を確保することができる。この
発明において、基板および電気絶縁層がともにセラミッ
クから構成されていると、端子電極の形成に際して、乾
式めっきではなく、比較的高温で焼付け可能な銀ペース
トのような金属ペーストの焼付けによる形成方法を採用
することができる。従来、端子電極が乾式めっきによっ
て形成されていたのは、電気絶縁層等の材料として、ポ
リイミド等の樹脂を使用していたため、端子電極を、従
来からある高温焼付け(700〜1000℃)タイプの
銀ペーストのような金属ペーストの焼付けにより形成し
ようとした場合、絶縁層等の材料となる樹脂が焼付けの
際の温度に耐えられないからである。
【0015】また、上述のように、端子電極が焼付け金
属層を備えるとき、その表面上にバリア金属層をさらに
備えていると、このバリア金属層によって、端子電極に
良好な半田付け性や半田耐熱性を与えることを容易にで
きる。また、この発明に係るチップ型コイルの製造方法
において、複数の基板を分割によって取り出すためのマ
ザー基板を用意するとき、複数のチップ型コイルのため
のコイル導体および電気絶縁層を形成してから、マザー
基板を分割するようにすれば、多数のチップ型コイルを
能率的に製造することができる。
属層を備えるとき、その表面上にバリア金属層をさらに
備えていると、このバリア金属層によって、端子電極に
良好な半田付け性や半田耐熱性を与えることを容易にで
きる。また、この発明に係るチップ型コイルの製造方法
において、複数の基板を分割によって取り出すためのマ
ザー基板を用意するとき、複数のチップ型コイルのため
のコイル導体および電気絶縁層を形成してから、マザー
基板を分割するようにすれば、多数のチップ型コイルを
能率的に製造することができる。
【0016】
【実施例】図1に示したチップ型コイル1は、この発明
の一実施例によるチップ型コイルにも相当する。前述し
たように、チップ型コイル1は、電気絶縁性の基板2を
備える。基板2上には、スパイラル状に延びるコイル導
体3が形成される。コイル導体3の一方端部4は、基板
2の端縁にまで延びる。コイル導体3の他方端部5に
は、ジャンプ導体6が接続され、このジャンプ導体6
は、コイル導体3の一部を覆う電気絶縁パッチ7上に形
成されながら基板2のもう一方の端縁にまで延びる。
の一実施例によるチップ型コイルにも相当する。前述し
たように、チップ型コイル1は、電気絶縁性の基板2を
備える。基板2上には、スパイラル状に延びるコイル導
体3が形成される。コイル導体3の一方端部4は、基板
2の端縁にまで延びる。コイル導体3の他方端部5に
は、ジャンプ導体6が接続され、このジャンプ導体6
は、コイル導体3の一部を覆う電気絶縁パッチ7上に形
成されながら基板2のもう一方の端縁にまで延びる。
【0017】また、基板2上には、コイル導体3および
ジャンプ導体6を覆うように電気絶縁層8が形成され
る。そして、基板2の両端部には、1対の端子電極9お
よび10が形成される。コイル導体3の一方端部4は、
一方の端子電極9に電気的に接続され、同じく他方端部
5は、ジャンプ導体6を介して、他方の端子電極10に
電気的に接続される。
ジャンプ導体6を覆うように電気絶縁層8が形成され
る。そして、基板2の両端部には、1対の端子電極9お
よび10が形成される。コイル導体3の一方端部4は、
一方の端子電極9に電気的に接続され、同じく他方端部
5は、ジャンプ導体6を介して、他方の端子電極10に
電気的に接続される。
【0018】このチップ型コイル1は、たとえば、次の
ように製造される。図2には、チップ型コイル1の製造
方法に含まれるいくつかの代表的な工程が平面図で示さ
れている。まず、図2(1)に示すように、基板2が用
意される。この基板2は、たとえば、低誘電率(εが1
0以下)のセラミックから構成される。
ように製造される。図2には、チップ型コイル1の製造
方法に含まれるいくつかの代表的な工程が平面図で示さ
れている。まず、図2(1)に示すように、基板2が用
意される。この基板2は、たとえば、低誘電率(εが1
0以下)のセラミックから構成される。
【0019】次に、同じく図2(1)に示すように、基
板2上に、たとえば、銀、金あるいは銅のような良導電
性の金属からなるめっき膜11が形成される。めっき膜
11の形成には、電気めっきまたは無電解めっきのよう
な湿式めっきが適用される。次に、図2(2)に示すよ
うに、めっき膜11がパターニングされ、スパイラル状
のコイル導体3とされる。パターニング方法としては、
たとえば、スクリーン印刷により、めっき膜11上にコ
イル導体3と同じパターンでレジストを付与し、乾燥さ
せ、湿式エッチングにより余分なめっき膜11を除去し
た後、レジストを剥離することにより、所望のパターン
のコイル導体3を得る方法を適用することができる。こ
れに代えて、フォトレジストを用い、これをスピンコー
ター等によりめっき膜11上に塗布し、コイル導体3の
パターンに基づき露光し、現像した後、エッチングする
ことによりパターニングする、といったフォトリソグラ
フィ技術が適用されてもよい。後者の場合には、コイル
導体3の細線化(たとえばライン・アンド・スペースが
20〜30μm )を容易に図ることができる。
板2上に、たとえば、銀、金あるいは銅のような良導電
性の金属からなるめっき膜11が形成される。めっき膜
11の形成には、電気めっきまたは無電解めっきのよう
な湿式めっきが適用される。次に、図2(2)に示すよ
うに、めっき膜11がパターニングされ、スパイラル状
のコイル導体3とされる。パターニング方法としては、
たとえば、スクリーン印刷により、めっき膜11上にコ
イル導体3と同じパターンでレジストを付与し、乾燥さ
せ、湿式エッチングにより余分なめっき膜11を除去し
た後、レジストを剥離することにより、所望のパターン
のコイル導体3を得る方法を適用することができる。こ
れに代えて、フォトレジストを用い、これをスピンコー
ター等によりめっき膜11上に塗布し、コイル導体3の
パターンに基づき露光し、現像した後、エッチングする
ことによりパターニングする、といったフォトリソグラ
フィ技術が適用されてもよい。後者の場合には、コイル
導体3の細線化(たとえばライン・アンド・スペースが
20〜30μm )を容易に図ることができる。
【0020】なお、転写技術を用いて、所望のパターン
を有するコイル導体3を基板2上に形成するようにして
もよい。次に、図2(3)に示すように、コイル導体3
の一部を覆うように、電気絶縁パッチ7が形成される。
絶縁パッチ7は、たとえば、セラミックペーストをスク
リーン印刷により所望のパターンで付与し、焼き付ける
ことにより形成される。
を有するコイル導体3を基板2上に形成するようにして
もよい。次に、図2(3)に示すように、コイル導体3
の一部を覆うように、電気絶縁パッチ7が形成される。
絶縁パッチ7は、たとえば、セラミックペーストをスク
リーン印刷により所望のパターンで付与し、焼き付ける
ことにより形成される。
【0021】次に、図2(4)に示すように、絶縁パッ
チ7上に、ジャンプ導体6が形成される。ジャンプ導体
6の形成には、前述したコイル導体3の形成と基本的に
同じ材料および方法を適用することができる。すなわ
ち、湿式めっきによりめっき膜を形成し、これをパター
ニングすることによって、ジャンプ導体6が形成され
る。
チ7上に、ジャンプ導体6が形成される。ジャンプ導体
6の形成には、前述したコイル導体3の形成と基本的に
同じ材料および方法を適用することができる。すなわ
ち、湿式めっきによりめっき膜を形成し、これをパター
ニングすることによって、ジャンプ導体6が形成され
る。
【0022】なお、ジャンプ導体6の形成に際して、前
述したコイル導体3の形成が繰り返され、それによっ
て、コイル導体3の厚みがその実質的部分で増すように
されてもよい。次に、図2(5)に示すように、コイル
導体3およびジャンプ導体6を覆うように、電気絶縁層
8が基板2上に形成される。絶縁層8は、たとえば、セ
ラミックペーストを基板2上に付与し、焼き付けること
によって形成される。
述したコイル導体3の形成が繰り返され、それによっ
て、コイル導体3の厚みがその実質的部分で増すように
されてもよい。次に、図2(5)に示すように、コイル
導体3およびジャンプ導体6を覆うように、電気絶縁層
8が基板2上に形成される。絶縁層8は、たとえば、セ
ラミックペーストを基板2上に付与し、焼き付けること
によって形成される。
【0023】次に、図2(6)に示すように、基板2の
両端部に端子電極9および10が形成され、所望のチッ
プ型コイル1が得られる。これら端子電極9および10
の形成方法を、図3に示した一方の端子電極9に関して
説明する。図3を参照して、端子電極9は、金属ペース
トを焼き付けて形成された焼付け金属層12とその表面
に形成されるバリア金属膜13とを備える。
両端部に端子電極9および10が形成され、所望のチッ
プ型コイル1が得られる。これら端子電極9および10
の形成方法を、図3に示した一方の端子電極9に関して
説明する。図3を参照して、端子電極9は、金属ペース
トを焼き付けて形成された焼付け金属層12とその表面
に形成されるバリア金属膜13とを備える。
【0024】焼付け金属層12は、銀または銅のような
良導電性の金属粉末を含む金属ペーストを基板2の端部
に付与し、焼き付けて形成されたものである。バリア金
属膜13は、電気めっきまたは無電解めっきのような湿
式めっきにより形成されるものであって、必要に応じ
て、端子電極9に良好な半田付け性および/または半田
耐熱性を与えるために形成される。図3では示していな
いが、バリア金属膜13は、たとえば2層をもって形成
され、下地がニッケル、表面が錫とされたり、下地がニ
ッケル、表面が半田とされたり、さらには、下地が銅、
表面が錫とされたりすることができる。
良導電性の金属粉末を含む金属ペーストを基板2の端部
に付与し、焼き付けて形成されたものである。バリア金
属膜13は、電気めっきまたは無電解めっきのような湿
式めっきにより形成されるものであって、必要に応じ
て、端子電極9に良好な半田付け性および/または半田
耐熱性を与えるために形成される。図3では示していな
いが、バリア金属膜13は、たとえば2層をもって形成
され、下地がニッケル、表面が錫とされたり、下地がニ
ッケル、表面が半田とされたり、さらには、下地が銅、
表面が錫とされたりすることができる。
【0025】この実施例のように、基板2、電気絶縁層
8および電気絶縁パッチ7がともにセラミックから構成
されていると、端子電極9および10の形成に際して、
乾式めっきではなく、比較的高温で焼付け可能な銀ペー
ストのような金属ペーストの焼付けによる焼付け金属層
12の形成を問題なく行なうことができる。再び図2を
参照して、その(1)ないし(5)において、基板2が
これら複数のものを分割によって取り出されるマザー基
板によって与えられることを、破線によって示してい
る。通常、チップ型コイルの工場規模での生産にあたっ
ては、多数のチップ型コイルを能率的に製造するため、
好ましくは、図2(1)ないし(5)に示す各工程は、
マザー基板の状態を維持しながら、複数の基板2に対し
て並行して進められ、(5)の工程を終えた段階で、個
々のチップ型コイル1のためのチップを得るべく、マザ
ー構造物がたとえばチョコレートブレークまたはダイシ
ングにより分割される。
8および電気絶縁パッチ7がともにセラミックから構成
されていると、端子電極9および10の形成に際して、
乾式めっきではなく、比較的高温で焼付け可能な銀ペー
ストのような金属ペーストの焼付けによる焼付け金属層
12の形成を問題なく行なうことができる。再び図2を
参照して、その(1)ないし(5)において、基板2が
これら複数のものを分割によって取り出されるマザー基
板によって与えられることを、破線によって示してい
る。通常、チップ型コイルの工場規模での生産にあたっ
ては、多数のチップ型コイルを能率的に製造するため、
好ましくは、図2(1)ないし(5)に示す各工程は、
マザー基板の状態を維持しながら、複数の基板2に対し
て並行して進められ、(5)の工程を終えた段階で、個
々のチップ型コイル1のためのチップを得るべく、マザ
ー構造物がたとえばチョコレートブレークまたはダイシ
ングにより分割される。
【0026】以上、この発明を、好ましい実施例に関連
して説明したが、この発明の範囲内において、その他種
々の変形例が可能である。たとえば、図示の実施例で
は、チップ型コイル1は、コイル導体3の一方の端部5
がジャンプ導体6を介して、関連の端子電極10に電気
的に接続されたものであったが、このようなジャンプ導
体を備えず、基板上に単に平面的にコイル導体が形成さ
れているにすぎないチップ型コイルに対しても、この発
明を適用することができる。
して説明したが、この発明の範囲内において、その他種
々の変形例が可能である。たとえば、図示の実施例で
は、チップ型コイル1は、コイル導体3の一方の端部5
がジャンプ導体6を介して、関連の端子電極10に電気
的に接続されたものであったが、このようなジャンプ導
体を備えず、基板上に単に平面的にコイル導体が形成さ
れているにすぎないチップ型コイルに対しても、この発
明を適用することができる。
【0027】また、電気絶縁層8および電気絶縁パッチ
7において、上述した実施例では、セラミックが用いら
れたが、これに限らず、たとえばポリイミドのような樹
脂が用いられてもよい。また、基板2は、前述したよう
に、低誘電率のセラミックに限らず、アルミナ、その他
のセラミック、もしくはガラスから構成され、あるい
は、ガラス・エポキシ基板、ポリイミド基板等のよう
に、樹脂を含む基板で構成されてもよい。
7において、上述した実施例では、セラミックが用いら
れたが、これに限らず、たとえばポリイミドのような樹
脂が用いられてもよい。また、基板2は、前述したよう
に、低誘電率のセラミックに限らず、アルミナ、その他
のセラミック、もしくはガラスから構成され、あるい
は、ガラス・エポキシ基板、ポリイミド基板等のよう
に、樹脂を含む基板で構成されてもよい。
【図1】この発明の一実施例によるチップ型コイル1を
一部破断して示す斜視図である。
一部破断して示す斜視図である。
【図2】図1に示したチップ型コイル1の製造方法に含
まれる代表的な工程を順次示す平面図である。
まれる代表的な工程を順次示す平面図である。
【図3】図1に示したチップ型コイル1の、端子電極9
が形成された端部を拡大して示す断面図である。
が形成された端部を拡大して示す断面図である。
【符号の説明】 1 チップ型コイル 2 基板 3 コイル導体 4,5 コイル導体の端部 6 ジャンプ導体 7 電気絶縁パッチ 8 電気絶縁層 9,10 端子電極 11 めっき膜 12 焼付け金属層 13 バリア金属膜
Claims (8)
- 【請求項1】 電気絶縁性の基板と、前記基板の両端部
に形成される1対の端子電極と、前記基板上に形成され
かつ前記端子電極に各端部がそれぞれ電気的に接続され
るコイル導体と、前記コイル導体を覆うように前記基板
上に形成される電気絶縁層とを備える、チップ型コイル
において、 前記コイル導体は、湿式めっきにより形成されためっき
膜を備えることを特徴とする、チップ型コイル。 - 【請求項2】 前記めっき膜は、銀、銅または金を含
む、請求項1に記載のチップ型コイル。 - 【請求項3】 前記基板は、セラミックからなる、請求
項1または2に記載のチップ型コイル。 - 【請求項4】 前記電気絶縁層は、セラミックからな
る、請求項3に記載のチップ型コイル。 - 【請求項5】 前記端子電極は、金属ペーストを焼き付
けて形成された焼付け金属層および前記焼付け金属層の
表面に形成される湿式めっきによるバリア金属膜を備え
る、請求項1ないし4のいずれかに記載のチップ型コイ
ル。 - 【請求項6】 電気絶縁性の基板と、前記基板の両端部
に形成される1対の端子電極と、前記基板上に形成され
かつ前記端子電極に各端部がそれぞれ電気的に接続され
るコイル導体と、前記コイル導体を覆うように前記基板
上に形成される電気絶縁層とを備える、チップ型コイル
の製造方法であって、 前記基板を用意する工程と、 前記基板上に湿式めっきによるめっき膜を形成する工程
と、 前記めっき膜をパターニングして前記コイル導体とする
工程と、 前記コイル導体を覆うように前記基板上に前記電気絶縁
層を形成する工程と、 前記基板の両端部に前記1対の端子電極を形成する工程
とを備えることを特徴とする、チップ型コイルの製造方
法。 - 【請求項7】 前記電気絶縁層を形成する工程は、前記
コイル導体を覆うように前記基板上にセラミックペース
トを付与する工程と、前記セラミックペーストを焼き付
ける工程とを備える、請求項6に記載のチップ型コイル
の製造方法。 - 【請求項8】 前記基板を用意する工程は、複数のチッ
プ型コイルのための複数の前記基板を分割により取り出
すためのマザー基板を用意する工程と前記マザー基板を
分割する工程とを備え、 前記マザー基板を分割する工程は、前記コイル導体を形
成する工程、および前記電気絶縁層を形成する工程の後
に実施される、請求項6または7に記載のチップ型コイ
ルの製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7137602A JPH08330169A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | チップ型コイルおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7137602A JPH08330169A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | チップ型コイルおよびその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08330169A true JPH08330169A (ja) | 1996-12-13 |
Family
ID=15202537
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7137602A Pending JPH08330169A (ja) | 1995-06-05 | 1995-06-05 | チップ型コイルおよびその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08330169A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6329715B1 (en) | 1996-09-20 | 2001-12-11 | Tdk Corporation | Passive electronic parts, IC parts, and wafer |
Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0547585A (ja) * | 1991-08-09 | 1993-02-26 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品 |
| JPH05198445A (ja) * | 1992-01-23 | 1993-08-06 | Nippon Steel Corp | 薄形電源 |
| JPH06204022A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-07-22 | Tdk Corp | フェライトペースト組成物および配線基板 |
| JPH06236802A (ja) * | 1993-02-12 | 1994-08-23 | Rohm Co Ltd | チップ型抵抗器の製造方法 |
| JPH0745434A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-14 | Koa Corp | 高周波コイルおよびその製造方法 |
-
1995
- 1995-06-05 JP JP7137602A patent/JPH08330169A/ja active Pending
Patent Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0547585A (ja) * | 1991-08-09 | 1993-02-26 | Murata Mfg Co Ltd | 電子部品 |
| JPH05198445A (ja) * | 1992-01-23 | 1993-08-06 | Nippon Steel Corp | 薄形電源 |
| JPH06204022A (ja) * | 1992-12-25 | 1994-07-22 | Tdk Corp | フェライトペースト組成物および配線基板 |
| JPH06236802A (ja) * | 1993-02-12 | 1994-08-23 | Rohm Co Ltd | チップ型抵抗器の製造方法 |
| JPH0745434A (ja) * | 1993-07-30 | 1995-02-14 | Koa Corp | 高周波コイルおよびその製造方法 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6329715B1 (en) | 1996-09-20 | 2001-12-11 | Tdk Corporation | Passive electronic parts, IC parts, and wafer |
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