JPH08331915A - 播種プラント - Google Patents

播種プラント

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JPH08331915A
JPH08331915A JP14018095A JP14018095A JPH08331915A JP H08331915 A JPH08331915 A JP H08331915A JP 14018095 A JP14018095 A JP 14018095A JP 14018095 A JP14018095 A JP 14018095A JP H08331915 A JPH08331915 A JP H08331915A
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JP
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seedling raising
seedling
seeding
box
soil
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JP14018095A
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Mizuki Tanaka
瑞樹 田中
Retsu Fujioka
烈 藤岡
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 育苗箱に対する育苗トレーの載置作業を自動
化することによって、野菜・花卉類用の播種工程におけ
る労力の軽減化を図る。 【構成】 水稲苗栽培用の育苗箱1を搬送する搬送ライ
ンA上に、育苗箱供給装置B、床土供給装置D、播種装
置E、および、覆土供給装置Gを、その順に配設してあ
る播種プラントにおいて、前記育苗箱供給装置Bと前記
床土供給装置Dとの間に、前記育苗箱1に対して野菜・
花卉類栽培用の育苗トレー2を載置する育苗トレー供給
装置Cを配設した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、水稲苗栽培用の育苗箱
を搬送する搬送ライン上に、育苗箱供給装置、床土供給
装置、播種装置、および、覆土供給装置を、その順に配
設してある播種プラントに関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような播種プラントにおいては、
水稲用の播種工程と野菜・花卉類用の播種工程とを行え
るように構成されたものがある。水稲用の播種工程にお
いては、搬送ラインに対する育苗箱の供給、育苗箱に対
する床土供給、播種、および、覆土供給などが自動的に
行われるようになっている。水稲苗はマット状に栽培さ
れるものであるのに対し、野菜・花卉類苗はポット状に
栽培されるものであることから、野菜・花卉類用の播種
工程を行う場合には、マット状苗を栽培するように形成
された水稲苗栽培用の育苗箱に、ポット苗を栽培するよ
うに複数の苗ポット部が縦横に整列する状態に形成され
た野菜・花卉類栽培用の育苗トレーを載置するようにな
っている。従来、野菜・花卉類用の播種工程を行う場合
における育苗箱に対する育苗トレーの載置は手作業で行
われるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】つまり、上記従来技術
によると、水稲用の播種工程においては、作業の自動化
によって労力の軽減化が図られているのであるが、野菜
・花卉類用の播種工程においては、野菜・花卉類用の播
種工程が行われている間中、手作業で育苗箱に育苗トレ
ーを載置する必要が生じることから、労力の軽減化を図
る上において改善の余地があった。
【0004】本発明の目的は、育苗箱に対する育苗トレ
ーの載置作業を自動化することによって、野菜・花卉類
用の播種工程における労力の軽減化を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本第1発明では、水稲苗栽培用の育苗箱を搬送する
搬送ライン上に、育苗箱供給装置、床土供給装置、播種
装置、および、覆土供給装置を、その順に配設してある
播種プラントにおいて、前記育苗箱供給装置と前記床土
供給装置との間に、前記育苗箱に対して野菜・花卉類栽
培用の育苗トレーを載置する育苗トレー供給装置を配設
した。
【0006】本第2発明では、上記第1発明において、
前記床土供給装置、播種装置、および、覆土供給装置を
配設したフロアの階上のフロアに前記育苗箱供給装置を
配設するとともに、前記育苗箱を前記育苗箱供給装置か
ら前記床土供給装置へ縦搬送する縦搬送装置と、前記床
土供給装置から前記播種装置を経由して前記覆土供給装
置へ横搬送する横搬送装置とから前記搬送ラインを構成
し、かつ、前記縦搬送装置により縦搬送される前記育苗
箱に対して前記育苗トレーを載置するように前記育苗ト
レー供給装置を構成した。
【0007】
【作用】本第1発明によると、野菜・花卉類用の播種工
程においては、育苗箱供給装置と床土供給装置との間に
配設された育苗トレー供給装置が育苗箱に対して育苗ト
レーを載置するようになる。つまり、野菜・花卉類用の
播種工程が行われている間中、手作業で育苗箱に育苗ト
レーを載置する必要がない。
【0008】本第2発明によると、播種プラントを二つ
のフロアに分散配設していることから、一つのフロアに
おける播種プラントの占有面積を小さくすることができ
る。また、搬送ラインの一部に縦搬送装置を採用すると
ともに、その縦搬送装置により縦搬送される育苗箱に対
して育苗トレーを載置するように育苗トレー供給装置を
構成していることから、床土供給装置、播種装置、およ
び、覆土供給装置を配設したフロアの上部空間を有効に
利用することができる。つまり、一つのフロアに播種プ
ラントの全体を配設する場合に比較して、播種プラント
の占めるフロア面積を小さくできるようになる。
【0009】
【発明の効果】従って、本第1発明によれば、育苗箱に
対する育苗トレーの載置作業を自動化することができる
ので、野菜・花卉類用の播種工程における労力の軽減化
を図れるようになった。
【0010】本第2発明によれば、育苗箱に対する育苗
トレーの載置作業を自動化することによって、野菜・花
卉類用の播種工程における労力の軽減化が図られた播種
プラントでありながらも、その播種プラントの占めるフ
ロア面積を比較的小さくできるようになった。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0012】図1には、播種プラントの全体側面が示さ
れている。図2および図3にも示すように、この播種プ
ラントは、水稲苗栽培用の育苗箱1を搬送する搬送ライ
ンA上に、搬送ラインAに対して育苗箱1を載置供給す
る育苗箱供給装置B、育苗箱1に対して複数の苗ポット
部2aが縦横に整列する状態に形成された野菜・花卉類
栽培用の育苗トレー2を載置する育苗トレー供給装置
C、育苗箱1あるいは育苗トレー2の各苗ポット部2a
に対して床土を供給する床土供給装置D、育苗トレー2
の各苗ポット部2aに供給された床土の表面に対してコ
ーティングされた野菜・花卉類の種子を一粒ずつ播種す
るように構成された播種装置Eの一例である吸着式もし
くは落とし込み式の野菜・花卉類用播種装置E1、育苗
箱1に供給された床土に対して水分を供給する噴霧式の
水稲用灌水装置F、育苗箱1に供給された床土の表面全
域に対して水稲の種子を略均一に播種するように構成さ
れた播種装置Eの一例である水稲用播種装置E2、播種
された育苗箱1あるいは育苗トレー2の各苗ポット部2
aに対して覆土を供給する覆土供給装置G、および、育
苗トレー2に供給された覆土に対して水分を供給する噴
霧式の野菜・花卉類用用灌水装置Hなどを、その順に搬
送方向上手側から配設することによって構成されてい
る。つまり、この播種プラントは、水稲用の播種工程と
野菜・花卉類用の播種工程とを行えるようになってい
る。
【0013】搬送ラインAは、育苗箱1を育苗箱供給装
置Bから育苗トレー供給装置Cを経由して床土供給装置
Dに向けて搬送する第一搬送コンベヤA1、育苗箱1を
床土供給装置Dから野菜・花卉類用播種装置E1に向け
て搬送する第二搬送コンベヤA2、育苗箱1を野菜・花
卉類用播種装置E1から水稲用灌水装置Fに向けて搬送
する第三搬送コンベヤA3、育苗箱1を水稲用灌水装置
Fから水稲用播種装置E2を経由して覆土供給装置Gに
向けて搬送する第四搬送コンベヤA4、および、育苗箱
1を覆土供給装置Gから野菜・花卉類用灌水装置Hへ搬
送する第五搬送コンベヤA5によって構成されている。
図4に示すように、第一搬送コンベヤA1、第三搬送コ
ンベヤA3、第四搬送コンベヤA4、および、第五搬送
コンベヤA5の夫々は、左右一対の支持フレーム3、左
右一対の支持フレーム3に所定間隔を隔てて掛け渡され
た複数の回転軸4、各回転軸4の左右に外嵌固着された
ゴム製の搬送ローラ5、および、各回転軸4をチェーン
式伝動機構6を介して比較的に速い速度で回転させる搬
送モータ7によって構成されている。図2、図3および
図5に示すように、第二搬送コンベヤA2は、左右一対
の支持フレーム8、左右一対の支持フレーム8に所定間
隔を隔てて掛け渡された複数の回転軸9、各回転軸9の
左右に外嵌固着されたゴム製の搬送ローラ10、各回転
軸9をチェーン式伝動機構11を介して比較的に速い速
度で回転させる水稲播種用の高速搬送モータ12、各回
転軸9をチェーン式伝動機構13を介して比較的に遅い
速度で回転させる野菜・花卉類播種用の低速搬送モータ
14、および、各回転軸9と各チェーン式伝動機構1
1,13との間に介装されたワンウェイクラッチ15に
よって構成されている。
【0014】図1〜図3に示すように、第二搬送コンベ
ヤA2における床土供給装置Dに対する搬送方向下手側
には、育苗トレー2に供給された床土を鎮圧する野菜・
花卉類播種用の第一鎮圧ローラ16と第二鎮圧ローラ1
7、育苗箱1に供給された床土を均す水稲播種用の第一
均平ブラシ18と第二均平ブラシ19、育苗トレー2の
各苗ポット部2aに供給された床土の表面に野菜・花卉
類の種子が落とし込まれる種子孔aを形成する型付けロ
ーラ20、および、育苗箱1のコーナー部で盛り上がっ
た床土を鎮圧するコーナープレス21が備えられてい
る。図2に示すように、水稲用の播種工程においては、
第一均平ブラシ18、第二均平ブラシ19、および、コ
ーナープレス21が作用状態となり、第一鎮圧ローラ1
6、第二鎮圧ローラ17、および、型付けローラ20が
非作用状態となる。図3に示すように、野菜・花卉用の
播種工程においては、第一鎮圧ローラ16、第二鎮圧ロ
ーラ17、第一均平ブラシ18、第二均平ブラシ19、
および、型付けローラ20が作用状態となり、コーナー
プレス21が非作用状態となる。図1に示すように、第
四搬送コンベヤA4における水稲用灌水装置Fに対する
搬送方向下手側には、播種プラントにおける各種装置の
作動を制御する制御装置22が内蔵された操作盤23が
配設されている。
【0015】図1および図6に示すように、育苗トレー
供給装置Cの配設箇所には、第一搬送コンベヤA1にお
ける左側の支持フレーム3に設置された発光部24a
と、第一搬送コンベヤA1における右側の支持フレーム
3に設置された受光部24bとによって構成された第一
センサ24が装備されている。第一センサ24は、野菜
・花卉類用の播種工程が行われている場合にのみ、発光
部24aから受光部24bに向けて発光し、第一搬送コ
ンベヤA1で搬送される育苗箱1により発光部24aか
らの光が遮断されることによって、育苗箱1が育苗トレ
ー供給装置Cの育苗トレー供給箇所に位置していること
を検出するようになっている。一方、制御装置22は、
育苗箱1が育苗トレー供給装置Cの育苗トレー供給箇所
に位置していることを第一センサ24が検出するごと
に、所定時間の間、第一搬送コンベヤA1の搬送モータ
7を一旦停止させ、その所定時間の経過後に、第一搬送
コンベヤA1の搬送モータ7を再起動させるといった第
一搬送コンベヤA1の間歇駆動を行い、育苗箱1を第一
搬送コンベヤA1によって間歇搬送させるとともに、育
苗トレー供給装置Cの育苗トレー供給箇所で一旦停止中
の育苗箱1に対して、育苗トレー2を育苗トレー供給装
置Cによって載置供給させるようになっている。尚、第
一センサ24による育苗箱1の位置検出が行われない水
稲用の播種工程においては、制御装置22は、第一搬送
コンベヤA1の連続駆動を行い、育苗箱1を第一搬送コ
ンベヤA1によって連続搬送させるようになっている。
【0016】図1および図7に示すように、野菜・花卉
類用播種装置E1の配設箇所には、第三搬送コンベヤA
3における左側の支持フレーム3に設置された発光部2
5aと、第三搬送コンベヤA3における右側の支持フレ
ーム3に設置された受光部25bとによって構成された
第二センサ25が装備されている。第二センサ25は、
野菜・花卉類用の播種工程が行われている場合にのみ、
発光部25aから受光部25bに向けて発光し、第三搬
送コンベヤA3で搬送される育苗箱1に載置された育苗
トレー2の苗ポット部2aにより発光部25aからの光
が遮断されることによって、育苗トレー2の苗ポット部
2aが野菜・花卉類用播種装置E1の種子供給箇所に位
置していることを検出するようになっている。一方、制
御装置22は、育苗トレー2の苗ポット部2aが野菜・
花卉類用播種装置E1の種子供給箇所に位置しているこ
とを第二センサ25が検出するごとに、所定時間の間、
第三搬送コンベヤA3の搬送モータ7を一旦停止させ、
その所定時間の経過後に、第三搬送コンベヤA3の搬送
モータ7を再起動させるといった第三搬送コンベヤA3
の間歇駆動を行い、育苗トレー2を載置した育苗箱1を
第三搬送コンベヤA3によって間歇搬送させるととも
に、野菜・花卉類用播種装置E1の種子供給箇所に苗ポ
ット部2aを位置させた状態で一旦停止中の育苗箱1に
載置した育苗トレー2の各苗ポット部2aに供給した床
土の種子孔aに対して、コーティングされた野菜・花卉
類の種子を野菜・花卉類用播種装置E1によって一粒ず
つ播種させるようになっている。尚、第二センサ25に
よる苗ポット部2aの位置検出が行われない水稲用の播
種工程においては、制御装置22は、第三搬送コンベヤ
A3の連続駆動を行い、育苗箱1を第三搬送コンベヤA
3によって連続搬送させるようになっている。
【0017】ちなみに、制御装置22は、水稲用の播種
工程においては、第三搬送コンベヤA3を連続駆動させ
ることから、第二搬送コンベヤA2による育苗箱1の搬
送速度が第三搬送コンベヤA3による連続搬送速度に同
調した比較的に速い搬送速度となるように、第二搬送コ
ンベヤA2を高速搬送モータ12によって高速駆動させ
るようになっている。また、野菜・花卉類用の播種工程
においては、第三搬送コンベヤA3を間歇駆動させるこ
とから、第二搬送コンベヤA2による育苗箱1の搬送速
度が第三搬送コンベヤA3による間歇搬送速度に同調し
た比較的に遅い搬送速度となるように、第二搬送コンベ
ヤA2を低速搬送モータ14によって低速駆動させるよ
うになっている。
【0018】図1および図8に示すように、育苗箱供給
装置Bは、多段に積み重ねられた育苗箱1を第一搬送コ
ンベヤA1の上方で保持する保持機構Baと、最下段の
育苗箱1を保持機構Baから受け取って第一搬送コンベ
ヤA1の搬送面に載置供給する供給機構Bbによって構
成されている。保持機構Baは、育苗箱1を保持可能な
状態に配設された左右一対ずつの電動シリンダ26によ
って構成されている。供給機構Bbは、育苗箱1を載置
支持する支持台27と、支持台27を昇降操作する昇降
用電動シリンダ28によって構成されている。昇降用電
動シリンダ28には、ストロークセンサ(図示せず)が
装備されており、ストロークセンサからの検出情報に基
づく制御装置22の制御作動によって、各電動シリンダ
26および昇降用電動シリンダ28の作動が制御される
ようになっている。詳述すると、制御装置22は、先
ず、昇降用電動シリンダ28の作動によって、保持機構
Baにより保持された多段に積み重ねられた育苗箱1を
若干量上昇させる程度まで支持台27を上昇させ、一
旦、保持機構Baから多段に積み重ねられた育苗箱1の
全体を支持台27に載置させる。支持台27に全育苗箱
1を載置させると、各電動シリンダ26のスプール26
aを引退させるとともに、昇降用電動シリンダ28の作
動によって支持台27を育苗箱1一つ分の高さだけ下降
させる。その下降後、各電動シリンダ26のスプール2
6aを突出させるとともに、昇降用電動シリンダ28の
作動によって、支持台27の載置面が第一搬送コンベヤ
A1の搬送面より下方に位置する状態となるまで支持台
27を下降させ、下から二段目以上の育苗箱1を保持機
構Baにより再び保持させるとともに、最下段の育苗箱
1のみを第一搬送コンベヤA1の搬送面に載置させるよ
うになっている。
【0019】図1、図9および図10に示すように、育
苗トレー供給装置Cは、多段に積み重ねられた育苗トレ
ー2を第一搬送コンベヤA1の上方で保持する保持機構
Caと、最下段の育苗トレー2を他の育苗トレー2から
分離して第一搬送コンベヤA1上の育苗箱1に落下供給
する供給機構Cbによって構成されている。保持機構C
aは、左右摺動自在に構成された左右一対の受け板29
と、左右一対の受け板29を開閉操作する左右一対の開
閉用電動シリンダ30によって構成されている。供給機
構Cbは、二つの櫛状体31,32、二つの櫛状体3
1,32を一体的に摺動操作する摺動用電動シリンダ3
3、二つの櫛状体31,32を相対的に昇降操作する昇
降用電動シリンダ34,35の夫々を左右一対ずつ備え
ることによって構成されている。左右の開閉用電動シリ
ンダ30、左右の摺動用電動シリンダ33、および、左
右の各昇降用電動シリンダ34,35の夫々は、育苗ト
レー供給装置Cの配設箇所に装備された第一センサ24
からの検出情報に基づく制御装置22の制御作動によっ
て、それらの作動が制御されるようになっている。詳述
すると、制御装置22は、第一センサ24によって育苗
箱1が育苗トレー供給装置Cの育苗トレー供給箇所に位
置していることが検出されると、先ず、左右の摺動用電
動シリンダ33の作動によって、左右の各櫛状体31,
32の先端部を最下段に位置する育苗トレー2と下から
二段目に位置する育苗トレー2との間に形成された隙間
から係入させる。その係入後、左右の開閉用電動シリン
ダ30の作動によって左右の受け板29を開き操作し
て、下から二段目以上の育苗トレー2を左右の各櫛状体
31,32に係止保持させる。その係止後、左右の各昇
降用電動シリンダ34,35の作動によって各櫛状体3
1,32が上下に離間する状態に相対的に昇降させて、
最下段の育苗トレー2を他の育苗トレー2から分離させ
るとともに、育苗トレー供給箇所に位置する育苗箱1に
落下供給させる。その落下供給後、左右の開閉用電動シ
リンダ30の作動によって左右の受け板29を閉じ操作
するとともに、左右の各昇降用電動シリンダ34,35
の作動によって各櫛状体31,32が上下に重なる状態
になるまで相対的に昇降させ、その昇降後、左右の摺動
用電動シリンダ33の作動によって、左右の各櫛状体3
1,32の先端部を育苗トレー2から離間させて左右の
各櫛状体31,32による育苗トレー2の係止保持を解
除するとともに、全育苗トレー2を左右の受け板29に
載置保持させるようになっている。
【0020】これによって、播種プラントにより野菜・
花卉類用の播種工程を行う際の育苗箱1に対する育苗ト
レー2の載置供給を自動的に行えるようになっている。
【0021】〔別実施例〕上記実施例においては、一つ
のフロアに育苗箱供給装置B、育苗トレー供給装置C、
床土供給装置D、播種装置E、および、覆土供給装置G
などを配設して播種プラントを構成するようにしたが、
図11に示すように、床土供給装置D、播種装置E、お
よび、覆土供給装置Gなどを配設(床土供給装置Dより
搬送方向下手側は図1と同じ配設状態であることから、
図11においては床土供給装置Dより搬送方向下手側の
図示を省略する)したフロアZ1の階上のフロアZ2に
育苗箱供給装置Bを配設するとともに、育苗箱1を育苗
箱供給装置Bから床土供給装置Dへ縦搬送する縦搬送装
置Aaと、床土供給装置Dから播種装置Eなどを経由し
て覆土供給装置Gへ横搬送する横搬送装置Abとから搬
送ラインAを構成し、かつ、縦搬送装置Aaにより縦搬
送される育苗箱1に対して育苗トレー2を載置するよう
に育苗トレー供給装置Cを構成して、播種プラントを二
つのフロアZ1,Z2に分散配設するようにしてもよ
い。この場合、搬送ラインA、育苗箱供給装置B、およ
び、育苗トレー供給装置Cの構成が上記実施例で例示し
たものと異なることから、以下、それらの構成について
説明する。
【0022】図11〜図14に示すように、搬送ライン
Aの縦搬送装置Aaは、育苗箱供給装置Bから横搬送装
置Abに渡る状態に巻回されるとともに巻回方向に所定
等間隔(育苗箱1の高さ寸法より大きい間隔)を隔てて
複数の係止片36aが突設された左右一対ずつの回動チ
ェーン36と、左右一対ずつの各回動チェーン36を同
期して係止片36aの間隔ピッチで間歇駆動させる左右
の電動モータ37とからなる第一搬送コンベヤA1によ
って構成されている。搬送ラインAの横搬送装置Ab
は、縦搬送装置Aaから受け取った育苗箱1を床土供給
装置Dから野菜・花卉類用播種装置E1に向けて搬送す
る第二搬送コンベヤA2、育苗箱1を野菜・花卉類用播
種装置E1から水稲用灌水装置Fに向けて搬送する第三
搬送コンベヤA3、育苗箱1を水稲用灌水装置Fから水
稲用播種装置E2を経由して覆土供給装置Gに向けて搬
送する第四搬送コンベヤA4、および、育苗箱1を覆土
供給装置Gから野菜・花卉類用灌水装置Hに向けて搬送
する第五搬送コンベヤA5によって構成されている
(尚、第二搬送コンベヤA2、第三搬送コンベヤA3、
第四搬送コンベヤA4、および、第五搬送コンベヤA5
の夫々は、前述した実施例のものと同じ構成であること
から、第二搬送コンベヤA2より搬送方向下手側の図示
は省略する)。
【0023】図11〜図14に示すように、育苗箱供給
装置Bは、多段に積み重ねられた育苗箱1を縦搬送装置
Aaの上方で保持する保持機構Bcと、最下段の育苗箱
1を保持機構Bcから受け取って縦搬送装置Aaの最上
段に位置する係止片36aに載置供給する供給機構Bd
によって構成されている。保持機構Bcは、育苗箱1を
保持可能な状態に配設された左右一対ずつの保持用電動
シリンダ38によって構成されている。供給機構Bd
は、育苗箱1を支持可能な状態に配設された左右一対ず
つの支持用電動シリンダ39と、各支持用電動シリンダ
39を昇降操作する左右の昇降用電動シリンダ40によ
って構成されている。各保持用電動シリンダ38、各支
持用電動シリンダ39、および、各昇降用電動シリンダ
40の夫々は、縦搬送装置Aaの最上段に位置する係止
片36aに育苗箱1が載置されているか否かを検出する
第三センサ41からの検出情報に基づく制御装置22の
制御作動によって、それらの作動が制御されるようにな
っている。詳述すると、制御装置22は、第三センサ4
1により縦搬送装置Aaの最上段に位置する係止片36
aに育苗箱1が載置されていないことが検出されると、
各支持用電動シリンダ39のスプール39aを突出させ
るとともに、各昇降用電動シリンダ40の作動によっ
て、各支持用電動シリンダ39が保持機構Baにより保
持された多段に積み重ねられた育苗箱1を若干量上昇さ
せる程度まで上昇させ、一旦、保持機構Baから多段に
積み重ねられた育苗箱1の全体を各支持用電動シリンダ
39のスプール39aに支持させる。その支持後、各保
持用電動シリンダ38のスプール38aを引退させると
ともに、各昇降用電動シリンダ40の作動によって各支
持用電動シリンダ39を育苗箱1一つ分の高さだけ下降
させる。その下降後、各保持用電動シリンダ38のスプ
ール38aを突出させるとともに、各昇降用電動シリン
ダ40の作動によって各支持用電動シリンダ39を縦搬
送装置Aaの最上段に位置する係止片36aのやや下方
まで下降させ、下から二段目以上の育苗箱1を保持機構
Baにより再び保持させるとともに、最下段の育苗箱1
のみを縦搬送装置Aaの最上段に位置する係止片36a
に載置させる。その載置後、各支持用電動シリンダ39
のスプール39aを引退させるようになっている。尚、
縦搬送装置Aaは、第三センサ41により縦搬送装置A
aの最上段に位置する係止片36aに育苗箱1が載置さ
れたことが検出されるごとに、制御装置22の制御作動
によって係止片36aの一間隔ピッチ分だけ駆動させる
間歇駆動が行われるようになっている。また、第三セン
サ41は、発光部41aと受光部41bによって構成さ
れており、発光部41aからの光が育苗箱1によって遮
断されることによって縦搬送装置Aaの最上段に位置す
る係止片36aに育苗箱1が載置されたことを検出する
ようになっている。
【0024】図11、図15および図16に示すよう
に、育苗トレー供給装置Cは、多段に積み重ねられた育
苗トレー2を縦搬送装置Aaの隣接箇所で載置保持する
保持機構Ccと、最上段の育苗トレー2を他の育苗トレ
ー2から分離して縦搬送装置Aaにより間歇的に縦搬送
される育苗箱1に載置供給する供給機構Cdによって構
成されている。保持機構Ccは、育苗トレー2を載置す
る載置台42、摺動および昇降自在に構成された左右一
対の係止板43、左右一対の係止板43を摺動操作する
左右一対の第一摺動用電動シリンダ44、および、左右
一対の係止板43を昇降操作する左右一対の第一昇降用
電動シリンダ45によって構成されている。供給機構C
dは、載置台42上の最上段に位置する育苗トレー2に
対して吸引接着可能な複数の吸引部46aを備えた吸引
体46、吸引体46を昇降操作する第二昇降用電動シリ
ンダ47、吸引体46を摺動操作する第二摺動用電動シ
リンダ48、および、第二昇降用電動シリンダ47をス
ライドレール56に沿ってスライド移動させるスライド
機構57によって構成されている。各第一摺動用電動シ
リンダ44、各第一昇降用電動シリンダ45、第二昇降
用電動シリンダ47、第二摺動用電動シリンダ48、お
よび、スライド機構57の夫々は、制御装置22の制御
作動によって、それらの作動が制御されるようになって
いる。詳述すると、制御装置22は、吸引体46に最上
段の育苗トレー2を吸引接着させるとともに、第二昇降
用電動シリンダ47の作動によって吸引体46を育苗ト
レー供給高さhまで上昇させ、最上段の育苗トレー2
を、係止板43との係止によって上昇移動が阻止された
上から二段目以下の育苗トレー2から分離させる。その
分離後、育苗トレー2を間歇的に縦搬送する縦搬送装置
Aaの一旦停止中に、スライド機構57および第二摺動
用電動シリンダ48の作動によって吸引体46に吸着さ
れた育苗トレー2を縦搬送装置Aaにより縦搬送される
育苗箱1の直上まで摺動させ、その摺動後、育苗トレー
2に対する吸引接着を解除して育苗箱1に育苗トレー2
を落下載置させる。その載置後、スライド機構57およ
び第二摺動用電動シリンダ48の作動によって吸引体4
6を載置台42の上方まで摺動させ、その摺動後、第二
昇降用電動シリンダ47の作動によって吸引体46が最
上段の育苗トレー2と吸引接着可能となる位置まで下降
させる。その下降後、各第一摺動用電動シリンダ44の
作動によって各係止板43を育苗トレー2から離間させ
るとともに、その離間後、第一昇降用電動シリンダ45
の作動によって、各係止板43を最上段の育苗トレー2
の上方から最上段の育苗トレー2と上から二段目の育苗
トレー2との間まで下降させる。その下降後、各第一摺
動用電動シリンダ44の作動によって、各係止板43を
最上段の育苗トレー2と上から二段目の育苗トレー2と
の間に形成された隙間に係入させるようになっている。
【0025】以下、本発明における他の別実施例を列記
する。 播種プラントとしては、水稲栽培用の育苗箱1を使
用するものであれば、野菜・花卉類用の播種工程のみを
行うように構成されたものであってもよい。 図17に示すように、上記別実施例における育苗ト
レー供給装置Cの保持機構Ccを、育苗トレー2を載置
する載置台49、載置台49を昇降操作する昇降用電動
シリンダ50、摺動自在で昇降不能に構成された左右一
対の係止板51、および、左右一対の係止板51を摺動
操作する左右一対の摺動用電動シリンダ52によって構
成し、発光部53aと受光部53bによって構成された
第四センサ53が設置された育苗トレー分離位置に、そ
の時点での最上段の育苗トレー2が常に位置するように
載置台49を昇降用電動シリンダ50の作動によって上
昇させるようにしてもよい。 図18に示すように、上記別実施例における育苗ト
レー供給装置Cの供給機構Cdを、最上段に位置する育
苗トレー2の隣接する苗ポット部2aに係入する一対の
係入爪53aと、一対の係入爪53aを隣接する苗ポッ
ト部2aの境界壁部2bを挾持する状態に操作可能なエ
アーシリンダ53bとからなる複数の挾持部53Aを備
えた挾持体53、挾持体53を昇降操作する昇降用電動
シリンダ54、および、挾持体53を摺動操作する摺動
用電動シリンダ55、などによって構成するようにして
もよい。 第一センサ24、第二センサ25、第三センサ4
1、および、第四センサ53、としては、超音波セン
サ、リミットスイッチ、あるいは、近接スイッチ、など
によって構成されたものであってもよい。 各種電動シリンダ26,28,30,33,34,
35,38,39,40,44,45,47,48,5
0,52,54,55に代えて、油圧シリンダやエアー
シリンダを採用するようにしてもよく、また、電動モー
タとラック・アンド・ピニオンによって構成した機構な
どを採用するようにしてもよい。 先述した実施例の育苗トレー供給装置Cとして、後
述した別実施例の育苗トレー供給装置Cを採用するよう
にしてもよい。
【0026】尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を
便利にするために符号を記すが、該記入により本発明は
添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】播種プラントの全体側面図
【図2】水稲用の播種工程時における床土供給部の側面
図
【図3】野菜・花卉用の播種工程時における床土供給部
の側面図
【図4】図1におけるイ−イ断面図
【図5】図1におけるロ−ロ断面図
【図6】第一センサの構成を示す第一搬送コンベヤの縦
断背面図
【図7】第二センサの構成を示す第三搬送コンベヤの縦
断背面図
【図8】育苗箱供給装置の構成を示す第一搬送コンベヤ
の縦断背面図
【図9】育苗トレー供給装置の構成を示す平面図
【図10】育苗トレー供給装置の構成を示す第一搬送コ
ンベヤの縦断背面図
【図11】別実施例における播種プラントの要部側面図
【図12】別実施例における育苗箱供給装置の構成を示
す側面図
【図13】別実施例における縦搬送装置と育苗箱供給装
置の構成を示す縦断背面図
【図14】別実施例における育苗箱供給装置の構成を示
す平面図
【図15】別実施例における育苗トレー供給装置の構成
を示す側面図
【図16】別実施例における育苗トレー供給装置の構成
を示す平面図
【図17】他の別実施例における育苗トレー供給装置の
構成を示す側面図
【図18】他の別実施例における育苗トレー供給装置の
構成を示す側面図
【符号の説明】
1 育苗箱 2 育苗トレー A 搬送ライン Aa 縦搬送装置 Ab 横搬送装置 B 育苗箱供給装置 C 育苗トレー供給装置 D 床土供給装置 E 播種装置 G 覆土供給装置 Z1 フロア Z2 フロア

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水稲苗栽培用の育苗箱(1)を搬送する
    搬送ライン(A)上に、育苗箱供給装置(B)、床土供
    給装置(D)、播種装置(E)、および、覆土供給装置
    (G)を、その順に配設してある播種プラントであっ
    て、 前記育苗箱供給装置(B)と前記床土供給装置(D)と
    の間に、前記育苗箱(1)に対して野菜・花卉類栽培用
    の育苗トレー(2)を載置する育苗トレー供給装置
    (C)を配設してある播種プラント。
  2. 【請求項2】 前記床土供給装置(D)、播種装置
    (E)、および、覆土供給装置(G)を配設したフロア
    (Z1)の階上のフロア(Z2)に前記育苗箱供給装置
    (B)を配設するとともに、前記育苗箱(1)を前記育
    苗箱供給装置(B)から前記床土供給装置(D)へ縦搬
    送する縦搬送装置(Aa)と、前記床土供給装置(D)
    から前記播種装置(E)を経由して前記覆土供給装置
    (G)へ横搬送する横搬送装置(Ab)とから前記搬送
    ライン(A)を構成し、かつ、前記縦搬送装置(Aa)
    により縦搬送される前記育苗箱(1)に対して前記育苗
    トレー(2)を載置するように前記育苗トレー供給装置
    (C)を構成してある請求項1記載の播種プラント。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002338046A (ja) * 2001-05-15 2002-11-27 Iseki & Co Ltd トレイ分離装置
JP2017086067A (ja) * 2015-11-05 2017-05-25 みのる産業株式会社 苗箱補給装置
CN110337862A (zh) * 2019-07-01 2019-10-18 华南农业大学 一种高效自动化水稻穴盘育秧精密播种生产线

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