JPH08333054A - 張力調整装置 - Google Patents
張力調整装置Info
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- JPH08333054A JPH08333054A JP14316495A JP14316495A JPH08333054A JP H08333054 A JPH08333054 A JP H08333054A JP 14316495 A JP14316495 A JP 14316495A JP 14316495 A JP14316495 A JP 14316495A JP H08333054 A JPH08333054 A JP H08333054A
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- Japan
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- tension
- electric wire
- motor
- dancer roller
- shaft
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 巻線時の電線の張力変動を小さくしてゆるみ
の少ないコイルを成形すること。 【構成】 ダンサローラ29を懸架したナイロン糸バネ
36の一端をてこプレート37に固定し、てこプレート
37を揺動運動させるモータ51とモータ51の変位信
号をモータドライバ105にフィードバックするため変
位信号を発生させるポテンショメータ61がある。電線
7の張力を検出するため歪ゲージ100を貼った軸26
がある。歪ゲージ100で検出した信号はブリッジボッ
クス101、歪増幅器102、直流成分カット回路10
3及び増幅器104を経てモータドライバ105に送ら
れる。モータドライバ105からモータ51に駆動電流
が送られ出力軸52が変位する。また、ダンサローラ2
9はシャトルプレート30に回動可能に搭載され、シャ
トルプレート30はガイドプレート33に挟持され、往
復運動をする。静的な電線7のたるみを取るガイドロー
ラ38を巻線時に固定するエアシリンダ43を設けた。
の少ないコイルを成形すること。 【構成】 ダンサローラ29を懸架したナイロン糸バネ
36の一端をてこプレート37に固定し、てこプレート
37を揺動運動させるモータ51とモータ51の変位信
号をモータドライバ105にフィードバックするため変
位信号を発生させるポテンショメータ61がある。電線
7の張力を検出するため歪ゲージ100を貼った軸26
がある。歪ゲージ100で検出した信号はブリッジボッ
クス101、歪増幅器102、直流成分カット回路10
3及び増幅器104を経てモータドライバ105に送ら
れる。モータドライバ105からモータ51に駆動電流
が送られ出力軸52が変位する。また、ダンサローラ2
9はシャトルプレート30に回動可能に搭載され、シャ
トルプレート30はガイドプレート33に挟持され、往
復運動をする。静的な電線7のたるみを取るガイドロー
ラ38を巻線時に固定するエアシリンダ43を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電線を巻線する時の電線
の張力変動を小さくするようにした巻線機の張力調整装
置に関するものである。
の張力変動を小さくするようにした巻線機の張力調整装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のシリーズモータ用の巻線機の張力
調整装置を図8に示す。ダンサローラ200を金属製の
コイルバネ201で懸架した構造である。張力設定装置
71で電線7を挟持して電線7に適当な張力を与える。
後述する巻線機が巻線を始めると電線7が繰り出され、
電線7の張力が増加するとコイルバネ201が伸びてダ
ンサローラ200が上方に変位し電線7を緩めて張力を
緩和し、電線7の張力が減少するとコイルバネ201が
縮んでダンサローラ200が下方に変位し電線7を引張
って電線7の張力を増し、電線7の張力変動を小さくす
るものであった。
調整装置を図8に示す。ダンサローラ200を金属製の
コイルバネ201で懸架した構造である。張力設定装置
71で電線7を挟持して電線7に適当な張力を与える。
後述する巻線機が巻線を始めると電線7が繰り出され、
電線7の張力が増加するとコイルバネ201が伸びてダ
ンサローラ200が上方に変位し電線7を緩めて張力を
緩和し、電線7の張力が減少するとコイルバネ201が
縮んでダンサローラ200が下方に変位し電線7を引張
って電線7の張力を増し、電線7の張力変動を小さくす
るものであった。
【0003】従来の張力調整装置のダンサローラ200
に使用されている金属製引張りコイルバネ201の一例
をあげると、材料はピアノ線、線径は1.2mm、コイ
ル外径は16mm、総巻数は223ターンであり、バネ
定数は約3Kg/mとなる。コイルバネ201の質量は
93gであり、コイルバネ201が伸縮動作をする際、
コイルバネ201の自重により、コイルバネ201の一
端に約31gのおもりが吊り下がったのと等価になる。
ダンサローラ200の質量はプレート202の質量も含
めて約100gであるため、コイルバネ201に懸架さ
れたダンサローラ200の固有振動数は約2.5Hzと
なる。
に使用されている金属製引張りコイルバネ201の一例
をあげると、材料はピアノ線、線径は1.2mm、コイ
ル外径は16mm、総巻数は223ターンであり、バネ
定数は約3Kg/mとなる。コイルバネ201の質量は
93gであり、コイルバネ201が伸縮動作をする際、
コイルバネ201の自重により、コイルバネ201の一
端に約31gのおもりが吊り下がったのと等価になる。
ダンサローラ200の質量はプレート202の質量も含
めて約100gであるため、コイルバネ201に懸架さ
れたダンサローラ200の固有振動数は約2.5Hzと
なる。
【0004】一般にコイルを巻き上げる巻線速度は数千
回転/分以上となるため、1回転毎に1回の張力変動が
発生すると張力変動の周波数は約20Hz以上となり、
ダンサローラ200の固有振動数を超えてしまい、ダン
サローラ200は張力変動を小さくする効果を発揮でき
ない。
回転/分以上となるため、1回転毎に1回の張力変動が
発生すると張力変動の周波数は約20Hz以上となり、
ダンサローラ200の固有振動数を超えてしまい、ダン
サローラ200は張力変動を小さくする効果を発揮でき
ない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の張力調整装置は
上記のように高速で巻線する時の張力変動を低減する効
果がない。本発明の目的は、巻線時の張力変動に同期し
てダンサローラを動的に変位運動させる張力調整機構を
提供して巻線時の張力変動を低減することである。
上記のように高速で巻線する時の張力変動を低減する効
果がない。本発明の目的は、巻線時の張力変動に同期し
てダンサローラを動的に変位運動させる張力調整機構を
提供して巻線時の張力変動を低減することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】張力が増す時張力調整装
置のダンサローラを電線をゆるめるように変位させると
共に張力が減少する時に電線を張るように変位させる
と、張力変動を少なくすることができる。第一の方法は
次のようにする。電線の張力が増すとガイドローラが電
線から力を受け、ガイドローラを保持する軸が微少な変
形を起こす。この変形は電線の張力信号として、ガイド
ローラを支持する軸に貼り付けた歪ゲージにより検出可
能であり、この信号から直流成分を除いた変動成分の信
号でダンサローラに取り付けたアクチュエータを上記の
ように駆動させると張力変動を減少させることができ
る。
置のダンサローラを電線をゆるめるように変位させると
共に張力が減少する時に電線を張るように変位させる
と、張力変動を少なくすることができる。第一の方法は
次のようにする。電線の張力が増すとガイドローラが電
線から力を受け、ガイドローラを保持する軸が微少な変
形を起こす。この変形は電線の張力信号として、ガイド
ローラを支持する軸に貼り付けた歪ゲージにより検出可
能であり、この信号から直流成分を除いた変動成分の信
号でダンサローラに取り付けたアクチュエータを上記の
ように駆動させると張力変動を減少させることができ
る。
【0007】第二の方法は次のようにする。電線の巻線
速度が増加する時に電線張力が増え、巻線速度が減少す
る時に電線張力が減ることから、ガイドローラにロータ
リエンコーダを取り付け、電線の巻線速度をガイドロー
ラの回転速度として検出し、アナログ信号に変換する。
この後、アナログ信号から直流成分を除き、変動成分の
信号を微分変換した信号によりダンサローラに取り付け
たアクチュエータを上記のように駆動させて張力変動を
減少させることができる。速度信号を微分することによ
り得た加速度信号は張力信号と同相になり、ダンサロー
ラに張力変動を減少させる運動をさせることができる。
アクチュエータとダンサローラをナイロン糸を介してつ
なぎ、ナイロン糸の弾性をバネとして利用すると、電線
張力の変動とアクチュエータの変位の位相の若干の差を
調整することができる。
速度が増加する時に電線張力が増え、巻線速度が減少す
る時に電線張力が減ることから、ガイドローラにロータ
リエンコーダを取り付け、電線の巻線速度をガイドロー
ラの回転速度として検出し、アナログ信号に変換する。
この後、アナログ信号から直流成分を除き、変動成分の
信号を微分変換した信号によりダンサローラに取り付け
たアクチュエータを上記のように駆動させて張力変動を
減少させることができる。速度信号を微分することによ
り得た加速度信号は張力信号と同相になり、ダンサロー
ラに張力変動を減少させる運動をさせることができる。
アクチュエータとダンサローラをナイロン糸を介してつ
なぎ、ナイロン糸の弾性をバネとして利用すると、電線
張力の変動とアクチュエータの変位の位相の若干の差を
調整することができる。
【0008】
【作用】上記のように構成された張力調整装置は、巻線
時の張力変動にダンサローラの変位運動を追従させるこ
とができ、電線の張力変動を少なくすることができる。
時の張力変動にダンサローラの変位運動を追従させるこ
とができ、電線の張力変動を少なくすることができる。
【0009】
【実施例】本発明の一実施例を図1〜図7により説明す
る。図1において、張力調整装置10は巻線機1の架台
2の端にベース21を介して固定される。ベース21の
上に4本のステー22でサブベース23が固定される。
サブベース23上にプレート24が垂直に固定される。
プレート24に垂直に軸25と軸26が固定される。図
3に示す如く、軸25、26に夫々ガイドローラ27、
ガイドローラ28が回転可能に軸支される。図4に示す
如く、ダンサローラ29はシャトルプレート30に組み
込まれた軸31に軸受32を介して回転可能に軸支され
る。ダンサローラ29、シャトルプレート30、軸3
1、軸受32はダンサローラ組立体48を構成する。シ
ャトルプレート30はガイド溝を持つ一対のガイドプレ
ート33により往復動のみ可能に保持される。ガイドプ
レート33は保持プレート34によりサブベース23に
固定される。シャトルプレート30の下端中央に設けら
れた穴35にナイロン糸バネ36の一端が固定され、ナ
イロン糸バネ36の他端はてこプレート37の右端に設
けられた穴に固定する。ガイドローラ38は、図1、図
3に示す如く、スライドバー39の下端に支持枠40を
介して回転可能に軸支される。図1に示す如く、スライ
ドバー39はプレート24の上端に固定した支持プレー
ト41に設けられた穴に往復動可能に保持される。スラ
イドバー39の上方の端部付近にフランジ42が固定さ
れ、フランジ42と支持プレート41の間に設けられた
バネ43によりスライドバー39が宙吊り状態にされ
る。スライドバー39と直交する穴が支持プレート41
に設けられ、この穴にゴムブッシュ44が挿入される。
ゴムブッシュ44をエアシリンダ45のシリンダ軸46
で圧縮できるように、プレート24の上端にエアシリン
ダ45が補助プレート47を介して固定される。
る。図1において、張力調整装置10は巻線機1の架台
2の端にベース21を介して固定される。ベース21の
上に4本のステー22でサブベース23が固定される。
サブベース23上にプレート24が垂直に固定される。
プレート24に垂直に軸25と軸26が固定される。図
3に示す如く、軸25、26に夫々ガイドローラ27、
ガイドローラ28が回転可能に軸支される。図4に示す
如く、ダンサローラ29はシャトルプレート30に組み
込まれた軸31に軸受32を介して回転可能に軸支され
る。ダンサローラ29、シャトルプレート30、軸3
1、軸受32はダンサローラ組立体48を構成する。シ
ャトルプレート30はガイド溝を持つ一対のガイドプレ
ート33により往復動のみ可能に保持される。ガイドプ
レート33は保持プレート34によりサブベース23に
固定される。シャトルプレート30の下端中央に設けら
れた穴35にナイロン糸バネ36の一端が固定され、ナ
イロン糸バネ36の他端はてこプレート37の右端に設
けられた穴に固定する。ガイドローラ38は、図1、図
3に示す如く、スライドバー39の下端に支持枠40を
介して回転可能に軸支される。図1に示す如く、スライ
ドバー39はプレート24の上端に固定した支持プレー
ト41に設けられた穴に往復動可能に保持される。スラ
イドバー39の上方の端部付近にフランジ42が固定さ
れ、フランジ42と支持プレート41の間に設けられた
バネ43によりスライドバー39が宙吊り状態にされ
る。スライドバー39と直交する穴が支持プレート41
に設けられ、この穴にゴムブッシュ44が挿入される。
ゴムブッシュ44をエアシリンダ45のシリンダ軸46
で圧縮できるように、プレート24の上端にエアシリン
ダ45が補助プレート47を介して固定される。
【0010】サブベース23の下方に4本のステー50
を介してボイスコイルモータ(以下単にモータという)
51が固定される。モータ51の出力軸52の上端にロ
ーラホルダ53を介してローラ54が回動可能に保持さ
れる。ローラ54はてこプレート37に設けられた貫通
窓55に上下方向が隙間なくはめ込まれ、てこの力点と
なる。出力軸52の往復動をてこの揺動運動に変換する
ために、てこの窓は左右に隙間が設けられる。てこプレ
ート37の左端はモータ51の上面に固定したてこ軸受
ブロック56に、てこ軸受57を介して回動可能に支持
され、てこの支点となる。ナイロン糸バネ36を固定す
るてこプレート37の右端付近に設けられた穴がてこの
作用点になる。
を介してボイスコイルモータ(以下単にモータという)
51が固定される。モータ51の出力軸52の上端にロ
ーラホルダ53を介してローラ54が回動可能に保持さ
れる。ローラ54はてこプレート37に設けられた貫通
窓55に上下方向が隙間なくはめ込まれ、てこの力点と
なる。出力軸52の往復動をてこの揺動運動に変換する
ために、てこの窓は左右に隙間が設けられる。てこプレ
ート37の左端はモータ51の上面に固定したてこ軸受
ブロック56に、てこ軸受57を介して回動可能に支持
され、てこの支点となる。ナイロン糸バネ36を固定す
るてこプレート37の右端付近に設けられた穴がてこの
作用点になる。
【0011】図1において、モータ51の下端に凹形の
メータ支持枠60が設けられ、メータ支持枠60にポテ
ンショメータ61が固定される。モータ51の出力軸5
2の下端にポテンショメータ61のスライド軸62の上
端が連結され、スライド軸62と出力軸52は一体化さ
れる。ベース21の右端付近に懸垂軸70が固定され、
懸垂軸70に張力設定装置65、電線7に付着した塵等
を除去する塵除去装置72、電線ボビン73から電線7
が滞りなく繰り出されるようにする電線ゲート74等が
設けられる。
メータ支持枠60が設けられ、メータ支持枠60にポテ
ンショメータ61が固定される。モータ51の出力軸5
2の下端にポテンショメータ61のスライド軸62の上
端が連結され、スライド軸62と出力軸52は一体化さ
れる。ベース21の右端付近に懸垂軸70が固定され、
懸垂軸70に張力設定装置65、電線7に付着した塵等
を除去する塵除去装置72、電線ボビン73から電線7
が滞りなく繰り出されるようにする電線ゲート74等が
設けられる。
【0012】図5において、軸26に歪ゲージ100が
貼付けられる。歪ゲージ100で検出した微少信号はブ
リッジボックス101を経て歪増幅器102に送られ
る。増幅された信号が直流成分カット回路103に送ら
れ、信号の変動成分のみが増幅器104に送信される。
適当に増幅された後、モータドライバ105に送られ
る。モータドライバ105から駆動電流がモータ51に
送られる。一方、モータ51の出力軸52の変位信号が
ポテンショメータ61からモータドライバ105にフィ
ードバックされる。
貼付けられる。歪ゲージ100で検出した微少信号はブ
リッジボックス101を経て歪増幅器102に送られ
る。増幅された信号が直流成分カット回路103に送ら
れ、信号の変動成分のみが増幅器104に送信される。
適当に増幅された後、モータドライバ105に送られ
る。モータドライバ105から駆動電流がモータ51に
送られる。一方、モータ51の出力軸52の変位信号が
ポテンショメータ61からモータドライバ105にフィ
ードバックされる。
【0013】電線7は次の経路をたどり巻線される。す
なわち、電線ボビン73に巻かれた電線7は、電線ゲー
ト74、塵除去装置72を経、張力設定装置65で適当
な挟持力を受けて所定の静的な張力が与えられ、その後
ガイドローラ38、ダンサローラ29、ガイドローラ2
8を半周し、更にガイドローラ27を1/4周し、巻線
機1に進み巻線される。
なわち、電線ボビン73に巻かれた電線7は、電線ゲー
ト74、塵除去装置72を経、張力設定装置65で適当
な挟持力を受けて所定の静的な張力が与えられ、その後
ガイドローラ38、ダンサローラ29、ガイドローラ2
8を半周し、更にガイドローラ27を1/4周し、巻線
機1に進み巻線される。
【0014】上記の構成において、巻線機1に電線7が
巻き取られる時張力調整装置10が動作し、電線7の張
力変動は以下のように低減される。電線7が張力設定装
置65で適度に挟持され電線7の先端が巻線機1に巻線
開始状態になると、電線7のたるみをバネ43でガイド
ローラ38を上昇させて取る。ガイドローラ38を固定
するため、エアシリンダ45を駆動する。するとシリン
ダ軸46は左方に移動し、ゴムブッシュ44をスライド
軸39に押し付けてスライド軸39を固定しガイドロー
ラ38の上下動を止める。巻線機1が動作し電線7が左
方に引張られると、電線7に発生した張力でガイドロー
ラ28が下方に力を受ける。軸26がたわみ、電線7に
張力変動が発生すると軸26のたわみが変化する。軸2
6上の歪ゲージ100の抵抗値が変化し、張力変動に比
例した微少信号が発生する。微少信号はブリッジボック
ス101を経て、歪増幅器102で増幅される。次に直
流成分カット回路103で張力の変動成分に対応する変
動信号だけを取り出し、増幅器104に送信される。こ
の変動信号は適当に増幅され、モータドライバ105に
送られる。するとモータドライバ105からモータ51
に駆動電流が供給される。一方、ポテンショメータ61
からモータ51の出力軸52の変位信号がモータドライ
バ105にフィードバックされる。
巻き取られる時張力調整装置10が動作し、電線7の張
力変動は以下のように低減される。電線7が張力設定装
置65で適度に挟持され電線7の先端が巻線機1に巻線
開始状態になると、電線7のたるみをバネ43でガイド
ローラ38を上昇させて取る。ガイドローラ38を固定
するため、エアシリンダ45を駆動する。するとシリン
ダ軸46は左方に移動し、ゴムブッシュ44をスライド
軸39に押し付けてスライド軸39を固定しガイドロー
ラ38の上下動を止める。巻線機1が動作し電線7が左
方に引張られると、電線7に発生した張力でガイドロー
ラ28が下方に力を受ける。軸26がたわみ、電線7に
張力変動が発生すると軸26のたわみが変化する。軸2
6上の歪ゲージ100の抵抗値が変化し、張力変動に比
例した微少信号が発生する。微少信号はブリッジボック
ス101を経て、歪増幅器102で増幅される。次に直
流成分カット回路103で張力の変動成分に対応する変
動信号だけを取り出し、増幅器104に送信される。こ
の変動信号は適当に増幅され、モータドライバ105に
送られる。するとモータドライバ105からモータ51
に駆動電流が供給される。一方、ポテンショメータ61
からモータ51の出力軸52の変位信号がモータドライ
バ105にフィードバックされる。
【0015】従って、電線7の張力が増加すると出力軸
52が上昇し、てこプレート37が揺動してナイロン糸
バネ36に懸架したダンサローラ組立体48が上昇し、
電線7の張りを弱めて張力を減少させる。電線7の張力
が減少すると、出力軸52が下降し、てこプレート37
が揺動してナイロン糸バネ36に懸架したダンサローラ
組立体48が下降し、電線7の張りを強めて張力を増加
させる。このようにして電線7の張力変動を小さくす
る。
52が上昇し、てこプレート37が揺動してナイロン糸
バネ36に懸架したダンサローラ組立体48が上昇し、
電線7の張りを弱めて張力を減少させる。電線7の張力
が減少すると、出力軸52が下降し、てこプレート37
が揺動してナイロン糸バネ36に懸架したダンサローラ
組立体48が下降し、電線7の張りを強めて張力を増加
させる。このようにして電線7の張力変動を小さくす
る。
【0016】ダンサローラ29を通過する前の電線7と
通過した後の電線7に発生する張力が異なるので、ダン
サローラ組立体48に揺動運動が発生する。この揺動運
動は電線7の張力変動を小さくするためのダンサローラ
組立体48の往復運動を阻害する。そこで、ダンサロー
ラ29をシャトルプレート30に回動可能に搭載し、シ
ャトルプレート30をガイド溝を設けた一対のガイドプ
レート33で往復動のみ可能に保持する。
通過した後の電線7に発生する張力が異なるので、ダン
サローラ組立体48に揺動運動が発生する。この揺動運
動は電線7の張力変動を小さくするためのダンサローラ
組立体48の往復運動を阻害する。そこで、ダンサロー
ラ29をシャトルプレート30に回動可能に搭載し、シ
ャトルプレート30をガイド溝を設けた一対のガイドプ
レート33で往復動のみ可能に保持する。
【0017】モータ51の出力軸52の変位量が不足す
る場合に備えて、てこを利用した変位拡大機構をモータ
51に設置する。ローラ54が力点となり、てこ軸受5
7が支点となり、ナイロン糸バネ36の固定部が作用点
となる。
る場合に備えて、てこを利用した変位拡大機構をモータ
51に設置する。ローラ54が力点となり、てこ軸受5
7が支点となり、ナイロン糸バネ36の固定部が作用点
となる。
【0018】本発明の他の実施例を説明する。張力変動
を電線7の速度変化から検出する方法である。図6にお
いて、ガイドローラ28の代わりにガイドローラ150
を使用する。プレート24にフランジ151とフランジ
152によりロータリエンコーダ153と2個の軸受1
54を介して軸155が回動自在に固定される。カバー
156を固定することにより軸155の軸方向の移動を
規制する。軸155とロータリエンコーダ153の軸が
カップリング157で連結される。
を電線7の速度変化から検出する方法である。図6にお
いて、ガイドローラ28の代わりにガイドローラ150
を使用する。プレート24にフランジ151とフランジ
152によりロータリエンコーダ153と2個の軸受1
54を介して軸155が回動自在に固定される。カバー
156を固定することにより軸155の軸方向の移動を
規制する。軸155とロータリエンコーダ153の軸が
カップリング157で連結される。
【0019】図7において、電線7が移動してガイドロ
ーラ150が回るとロータリエンコーダ153も回る。
ロータリエンコーダ153で発生したパルス信号はFV
コンバータ160で電線7の速度に対応したアナログ信
号に変換される。次に直流成分カット回路103で電線
7の速度変動に対応する変動信号だけを取り出し微分器
161で微分した後、増幅器104で適当に増幅してモ
ータドライバ105に送る。するとモータドライバ10
5からモータ51に駆動電流が供給される。一方、ポテ
ンショメータ61からモータ51の出力軸52の変位信
号がモータドライバ105にフィードバックされる。
ーラ150が回るとロータリエンコーダ153も回る。
ロータリエンコーダ153で発生したパルス信号はFV
コンバータ160で電線7の速度に対応したアナログ信
号に変換される。次に直流成分カット回路103で電線
7の速度変動に対応する変動信号だけを取り出し微分器
161で微分した後、増幅器104で適当に増幅してモ
ータドライバ105に送る。するとモータドライバ10
5からモータ51に駆動電流が供給される。一方、ポテ
ンショメータ61からモータ51の出力軸52の変位信
号がモータドライバ105にフィードバックされる。
【0020】従って、電線7の速度が増加傾向になり電
線7の張力が増すと、出力軸52が上昇し、てこプレー
ト37が揺動してナイロン糸バネ36に懸架したダンサ
ローラ組立体48が上昇し、電線7の張りを弱めて張力
を減少させる。電線7の速度が減少傾向になり電線7の
張りが減少すると、出力軸52が下降し、てこプレート
37が揺動してナイロン糸バネ36に懸架したダンサロ
ーラ組立体48を下降させ、電線7の張りを強めて張力
を増加させる。このようにして電線7の張力変動を小さ
くする。なお、電線速度は時間に対して巻線機のフライ
ヤの回転速度の2倍の周波数から成るおおむね正弦波に
近い変化を示すので、微分器161による微分手段で余
弦波を作成することに対して、微分器161を積分器に
置き換え余弦波を作成しても本発明の思想から逸脱する
ものではない。この場合、積分機能により、電線速度の
ノイズ成分が消去されて良い結果を生む効果がある。そ
して微分器161による微分結果と積分器による積分結
果では信号の極性が反転するので、微分器161を積分
器とした場合は増幅器104を反転増幅器とする必要が
ある。
線7の張力が増すと、出力軸52が上昇し、てこプレー
ト37が揺動してナイロン糸バネ36に懸架したダンサ
ローラ組立体48が上昇し、電線7の張りを弱めて張力
を減少させる。電線7の速度が減少傾向になり電線7の
張りが減少すると、出力軸52が下降し、てこプレート
37が揺動してナイロン糸バネ36に懸架したダンサロ
ーラ組立体48を下降させ、電線7の張りを強めて張力
を増加させる。このようにして電線7の張力変動を小さ
くする。なお、電線速度は時間に対して巻線機のフライ
ヤの回転速度の2倍の周波数から成るおおむね正弦波に
近い変化を示すので、微分器161による微分手段で余
弦波を作成することに対して、微分器161を積分器に
置き換え余弦波を作成しても本発明の思想から逸脱する
ものではない。この場合、積分機能により、電線速度の
ノイズ成分が消去されて良い結果を生む効果がある。そ
して微分器161による微分結果と積分器による積分結
果では信号の極性が反転するので、微分器161を積分
器とした場合は増幅器104を反転増幅器とする必要が
ある。
【0021】
【発明の効果】本発明によれば巻線時の電線張力の変動
が少ないのでのゆるみのない、伸びの変動が小さいコイ
ルを成形できる。
が少ないのでのゆるみのない、伸びの変動が小さいコイ
ルを成形できる。
【図1】本発明張力調整装置の一実施例を示す側面図。
【図2】図1の右側面図。
【図3】図1の張力調整装置の要部を示す拡大図。
【図4】図3の要部を示す拡大図。
【図5】軸の変形によりモータを制御するブロック図。
【図6】電線の通過速度を検出するロータリエンコーダ
の取り付け図。
の取り付け図。
【図7】電線の通過速度によりモータを制御するブロッ
ク図。
ク図。
【図8】従来の張力調整装置の一例を示す側面図。
26は軸、27、38はガイドローラ、29はダンサロ
ーラ、30はシャトルプレート、33はガイドプレー
ト、36はナイロン糸バネ、37はてこプレート、39
はスライドバー、45はエアシリンダ、48はダンサロ
ーラ組立体、51はモータ、61はポテンショメータ、
100は歪ゲージ、101はブリッジボックス、102
は歪増幅器、103は直流成分カット回路、104は増
幅器、105はモータドライバ、150はガイドロー
ラ、153はロータリエンコーダ、160はFVコンバ
ータ、161は微分器である。
ーラ、30はシャトルプレート、33はガイドプレー
ト、36はナイロン糸バネ、37はてこプレート、39
はスライドバー、45はエアシリンダ、48はダンサロ
ーラ組立体、51はモータ、61はポテンショメータ、
100は歪ゲージ、101はブリッジボックス、102
は歪増幅器、103は直流成分カット回路、104は増
幅器、105はモータドライバ、150はガイドロー
ラ、153はロータリエンコーダ、160はFVコンバ
ータ、161は微分器である。
Claims (2)
- 【請求項1】 複数のガイドローラによって電線の通路
を形成し、ガイドローラの少なくとも一つをダンサロー
ラとして往復運動させ、張力変動を少なくする張力調整
装置であって、 電線の張力信号によりダンサローラを懸架したバネの一
端をアクチエータで強制的に変位させ、電線の張力変動
を小さくしたことを特徴とする張力調整装置。 - 【請求項2】 複数のガイドローラによって電線の通路
を形成し、ガイドローラの少なくとも一つをダンサロー
ラとして往復運動させて、張力の変動を少なくする張力
調整装置であって、 電線の速度信号によりダンサローラを懸架したバネの一
端をアクチエータで強制的に変位させ、電線の張力変動
を小さくしたことを特徴とする張力調整装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14316495A JPH08333054A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 張力調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14316495A JPH08333054A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 張力調整装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08333054A true JPH08333054A (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=15332410
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14316495A Withdrawn JPH08333054A (ja) | 1995-06-09 | 1995-06-09 | 張力調整装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08333054A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102139556A (zh) * | 2010-11-18 | 2011-08-03 | 江苏舒尔雅家纺有限公司 | 平网印花机生产流水线无张力供布装置 |
-
1995
- 1995-06-09 JP JP14316495A patent/JPH08333054A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN102139556A (zh) * | 2010-11-18 | 2011-08-03 | 江苏舒尔雅家纺有限公司 | 平网印花机生产流水线无张力供布装置 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020903 |