JPH08334841A - 画像焼付装置 - Google Patents

画像焼付装置

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JPH08334841A
JPH08334841A JP14205295A JP14205295A JPH08334841A JP H08334841 A JPH08334841 A JP H08334841A JP 14205295 A JP14205295 A JP 14205295A JP 14205295 A JP14205295 A JP 14205295A JP H08334841 A JPH08334841 A JP H08334841A
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JP14205295A
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English (en)
Inventor
Yoshiyuki Tsuzawa
義行 津澤
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リスフィルム等を用いることなく、写真プリ
ントに容易にパターン画像を効率よく記録する。 【構成】 主露光ステージに最大サイズの主画像が配置
されたときに主露光ステージの外側であって、印画紙1
6の搬送方向下流側にパターン画像焼付装置80を印画
紙16の幅方向両端部に一対配設し、主画像の焼付けが
完了してからパターン画像を焼付けする。また、同一の
パターン画像を連続して焼付けする場合には焼付けが終
了しているパターン画像を焼付け後に保持する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、写真焼付装置に係り、
特に、写真フィルムに記録された写真画像内に、文字、
記号、図形等からなる副画像を焼き込むことができる写
真焼付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、写真プリントの中に、任意の文
字、記号、図形等からなる副画像(パターン画像)の焼
付けを行う場合(一例として、写真プリントの中に文字
を入れた写真年賀状等)、予めリスフィルム等に任意の
文字パターンを焼付けておき、写真フィルムの主画像露
光後に副画像を露光している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、リスフィルム
への焼付けやプリンタへのセット等の事前準備に手間が
かかる。この場合には、ネガコマ毎に情報記録がある場
合には、文字、記号等の変更が容易にできないために対
応が難しい。
【0004】これを解消するために、リスフィルムを用
いずに2つの露光部を設けて主画像とパターン画像とを
焼付けすることも提案されている。この場合、写真フィ
ルム上に記録された主画像を露光する主露光部とパター
ン画像の焼付露光を行う副露光部とを一定の距離を設け
て配置させ、各々の画像を重ねて焼付けしている。
【0005】しかし、主画像のプリントサイズ及び露光
部の位置関係によっては、搬送が完了して主露光ステー
ジでの露光が行われる前に副露光ステージに到達してし
まう。このときに主画像が確定する前に副露光部によっ
てパターン画像を焼付けしなければならない。また、パ
ターン画像の情報出力及び表示は主露光部における主画
像に対して1コマ毎で行われるので、パターン画像の表
示の切替えには所定時間を要する。このため、1つのパ
ターン画像の焼付が完了して、感光材料が搬送されて所
定の焼付領域が副露光ステージの到達するまでの時間が
短いと、焼付領域が副露光ステージに到達してもパター
ン画像の表示が間に合わないという時間的なロスが生じ
ることになる。
【0006】図12(A)〜(D)には印画紙の搬送方
向上流側端部にパターン画像を焼付けする場合が示され
ている。図12(A)において、印画紙上に画像Paが
焼付けされた(図12において焼付けされた状態を実
線、焼付けされていない状態を鎖線で示す)後、図12
(B)において画像Paに対するパターン画像が焼付け
される。しかし画像Paの次の画像Pbのパターン画像
は、画像Pbの大きさに拘わらず、副露光部の露光ステ
ージ上に焼付領域が到達した場合には焼付けを行わなけ
ればならない(図12(C))。このため画像Pbが画
像Paよりも大きい場合にはパターン画像の方を先に焼
付けを行うことになる(図12(D))。しかも、この
場合、画像Paに対するパターン画像の焼付後、画像P
bのパターン画像の焼付領域までの搬送量は小さく、表
示の切替えが間に合わない。そのため、時間的なロスも
生じる。
【0007】この2つの露光部の位置関係を維持して、
パターン画像を印画紙の搬送方向下流側端部に焼付けす
ると、図12(E)に示されるように画像Pcを焼付け
した後に、画像Pcが焼付けされた印画紙を搬送してパ
ターン画像を焼付けする(図12(F))。この後の画
像Pdは確定していないために、どんなサイズであって
もパターン画像を所定の位置に焼付けできるように最大
プリントサイズの画像に対する搬送量で印画紙を搬送す
ることになる。このため、画像Pcの次の画像Pdが画
像Pcよりもプリントサイズが小さい場合には、印画紙
上に画像が焼付けされない無駄な領域が生じることにな
る(図12(G))。
【0008】従って、次の画像のプリントサイズが確定
する前に所定量の搬送量で感光材料を搬送すると、感光
材料上に無駄な領域が生じてしまい、処理能力も低下す
る。
【0009】また、パターン画像の表示の切替えには一
定の時間を要する。このため、プリントサイズによって
は、次の画像の焼付領域が対応する露光ステージ上に到
達するまでにパターン画像の切替えが完了しないことが
ある。従って、1コマ毎にパターン画像の切替えを一律
に行うと、表示の切替えに伴う時間的なロスが生じる。
【0010】本発明は上記事実を考慮し、リスフィルム
等を用いることなく、写真プリントに容易に任意の文
字、記号、図形等からなる副画像を効率よく記録するこ
とができる写真焼付装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の画像焼付
装置は、1つの感光材料に対して写真フィルム上の主画
像を焼付けする主露光ステージ及び副画像を焼付けする
副露光ステージを有する画像焼付装置であって、前記副
露光ステージが、前記主露光ステージ上に最大サイズの
主画像に対応する焼付領域が位置決めされた場合に前記
主露光ステージの領域外となると共に前記主露光ステー
ジよりも前記感光材料の搬送方向下流側となる位置に配
設されたこと、を特徴としている。
【0012】請求項2記載の画像焼付装置は、請求項1
において、前記主露光ステージと前記副露光ステージと
が、前記主露光ステージによる1の主画像の焼付けと前
記副露光ステージによる他の主画像に対する副画像の焼
付けとが同時に実行可能となる相対位置に配置されたこ
とを特徴としている。
【0013】請求項3記載の画像焼付装置は、請求項2
において、前記主露光ステージによる1の主画像が、前
記写真フィルム上に記録された主画像の内、最も数が多
いサイズの画像であることを特徴としている。
【0014】請求項4記載の画像焼付装置は、請求項1
乃至3のいずれか1項において、前記感光材料の幅方向
両側に各々備えられたことを特徴としている。
【0015】
【作用】請求項1記載の画像焼付装置は、1つの感光材
料に対して画像を焼付けする2つの露光ステージを有
し、その内の1つであって副画像を焼付けする副露光ス
テージが、主露光ステージ上に最大サイズの主画像に対
応する焼付領域が位置決めされた場合に主露光ステージ
の領域外であって感光材料の搬送下流側に配設されてい
る。このため、焼付けの対象となっている写真フィルム
上の画像は、全て主画像の焼付けが終了した後に副画像
の焼付けができるようになっている。
【0016】ここで主露光部に主画像が主露光ステージ
上に位置決めされたときに副画像の情報が出力されて副
画像表示手段上に副画像が表示され、主画像の焼付けが
完了するまでの時間を有効に使用することができる。ま
た、連続した2つの主画像の対して同一の副画像を焼付
けする場合には表示を切り替えず、副画像が異なる場合
にのみ表示の切り替えを行うようになっており、処理時
間の短縮を図るようになっている。
【0017】これにより、最大プリントサイズの主画像
を含む全ての主画像の焼付けが終了する前に副画像を焼
付けすることがなく、従って、焼付けが完了する前に副
画像を焼付けすることに起因した感光材料上に無駄な領
域を生じることなく、副画像を焼付けすることができ
る。
【0018】請求項2記載の画像焼付装置には、主露光
ステージと副露光ステージとが、各々に対応する画像の
焼付けが同時に実行可能となる相対位置に配設されてい
る。これにより、副露光ステージ上の副画像の焼付け
を、主画像の焼付けと同時に行うことができるため、画
像の焼付けのために停止する感光材料の搬送の回数を減
らして処理時間を短縮することができる。
【0019】請求項3記載の画像焼付装置には、主露光
ステージと副露光ステージとが、最も多いサイズの主画
像の焼付けと副画像の焼付けとを同時に実行可能な相対
位置で配置されている。これにより、同時に焼付けを行
うことができる回数を一層増加して、処理時間の短縮を
一層図ることができる。
【0020】請求項4記載の画像焼付装置には、副露光
ステージが感光材料の幅方向の両端部に各々設けられて
いる。このため、焼付けする写真フィルム上の画像が天
地(上下)反対に記録されている場合であっても、これ
らの画像の対応する副露光ステージを切り換えることに
よって同様に副画像を焼付けすることができる。これら
複数の副露光ステージに対応する複数の副画像表示手段
例えば液晶パネルは、副画像データが入力されたときに
副画像を同時に表示するようになっている。ここで主画
像が焼付けする際に天地を確認し、指定された一方の副
露光ステージにより所定の位置に副画像を焼付けできる
ようになっている。そのため連続した主画像に対する副
画像が同一パターンである場合にはこれを表示を切り換
えることなく、次の主画像に対して副画像を焼付けする
ことができる。これにより、天地反対に記録されている
画像であっても副画像を効率よく焼付けすることができ
る。
【0021】
【実施例】図1には実施例に係るプリンタ10の内部構
成が示されている。プリンタ10の主画像焼付手段を構
成する光源12から照射される光線の焼付光路Lには、
その最上方にプリントマスク14が配置され、ロール状
の感光材料としての印画紙16の一部を挟持して、焼付
位置へ固定している。なお、このプリントマスク14
は、後述する制御部68に制御されて開口部の大きさが
印画紙16の長手方向に沿って可変するようになってい
る。
【0022】ロール状印画紙16は、その両方が回転軸
18、20に層状に巻き取られており、プリントマスク
14の下流側には、パターン画像焼付装置80を介して
一対の搬送ローラ22が設置されている。搬送ローラ2
2は印画紙16を挟持し、モータ24の駆動力で図1の
矢印A方向へ回転される。これにより、一方の層状巻取
部(図1の左側層状巻取部)の外周から印画紙が引き出
され、他方の回転軸20へ巻取られるようになる。
【0023】巻き出し用回転軸18とプリントマスク1
4との間の印画紙16は、テンションローラ26に巻掛
けられている。また、搬送ローラ22の下流側にも、テ
ンションローラ28が配設され、印画紙16が巻掛けら
れている。これらのテンションローラ26、28はその
軸直角方向へ移動可能とされており、印画紙搬送時のテ
ンションを一定に保持するようにしている。
【0024】なお、印画紙16は、感光面が下側となっ
ている。プリントマスク14の下方の焼付光路L上に
は、ネガキャリア30が配設され、長尺状の写真フィル
ム31の一部を挟持して、所定位置へ固定している。写
真フィルム31は、その両方が、回転軸32、34に層
状に巻き取られており、ネガキャリア30の下流側に
は、一対の搬送ローラ36が設置され、写真フィルム3
1を挟持している。搬送ローラ36は、モータ38の駆
動力で図1の矢印B方向へ回転され、一方の層状巻取部
(図1の左側巻取部)の外周から写真フィルム31を引
き出して、他方の回転軸34へ巻取る構成である。
【0025】巻き出し用回転軸32とネガキャリア30
との間の写真フィルム31は、テンションローラ40に
巻掛けられている。また、搬送ローラ36の下流側に
も、テンションローラ42が配設され、写真フィルム3
1が巻掛けられている。これらのテンションローラ4
0、42はその軸直角方向へ移動可能とされており、写
真フィルム31の搬送時のテンションを一定に保持する
ようにしている。
【0026】また、テンションローラ40とネガキャリ
ア30との間には磁気ヘッド44が配設されている。こ
のため、写真フィルム31は、この磁気ヘッド44を通
過してネガキャリア30へ至ることになる。
【0027】この磁気ヘッド44は、写真フィルム31
に磁気記録層が設けられている場合、この磁気記録層に
記録されたデータを読み取るために用いられる。このよ
うな磁気記録層を設けたフィルムとしては、特公表4−
502518に開示されたフィルム等がある。この磁気
ヘッド44は、制御部68に接続されており、読み取っ
たデータは制御部68に送られるようになっている。制
御部68には、CPU、ROM、RAM等を備えてい
る。
【0028】この磁気記録層には、例えば、撮影情報を
記録可能なカメラを用いる場合に、天地データ、プリン
トサイズ(Lサイズ、パノラマサイズ、迫力ワイドサイ
ズ等のアスペクト比等)データ、文字(日付、時間、タ
イトル等)データ等が記録される。
【0029】また、制御部68には、LSIカードリー
ダー47が接続されており、LSIカード49のデータ
を読み込むことができる。このLSIカード49には、
プリントの前工程であるフィルム検定工程で、プリント
対象コマの露出補正データ、パターン画像データ、天地
データ等が書き込まれている。
【0030】ネガキャリア30とプリントマスク14と
の間には、焼付用レンズ46とブラックシャッタ48と
が配置されている。ブラックシャッタ48は、ドライバ
50からの駆動信号に応じて光路L上に挿入又は離脱可
能とされている。
【0031】また、レンズ46は、ドライバ52からの
駆動信号に応じて光路Lに沿って移動可能となってお
り、これにより引伸倍率を変更することができる。
【0032】ネガキャリア30と光源12との間には、
C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の各色
のカットフィルタ54、56、58が配設されている。
これらのカットフィルタ54、56、58はそれぞれド
ライバ60、62、64からの信号に応じて、光路L上
へ挿入又は離脱されるようになっている。
【0033】ネガキャリア30の斜め上方には、受光器
66が配設されている。受光器66はネガキャリア30
に位置決めされている写真フィルム31に撮影された画
像の濃度情報を検出し、その検出値を制御部68へ供給
するようになっている。制御部68では、この濃度情報
に基づいて露光補正量が演算され、この演算結果に基づ
いて基準となる露光量を補正し、補正された露光量に応
じて前記ブラックシャッタ48及びカットフィルタ5
4、56、58を制御している。
【0034】次に、パターン画像焼付装置80を詳細に
説明する。図2に示すように、パターン画像焼付装置8
0は印画紙16の搬送経路下側に設けられている。また
図5(A)に示される如く、パターン画像焼付装置80
は、印画紙16の搬送中心線を基準として幅方向両端部
に均等配置された対をなしている。これらの一対のパタ
ーン画像焼付装置80の内、印画紙16へ焼き付けられ
る画像の天地に基づいて何れか一方が選択されるように
なっている。
【0035】パターン画像焼付装置80には、印画紙1
6の搬送経路に近接して液晶パネル(いわゆるLCD)
100が設けられており、図2に示すように、印画紙1
6の幅方向端部付近に対向している。この液晶パネル9
0は、文字、記号、図形等のパターン画像が表示できる
ように縦横に複数の画素が配列されたドットマトリクス
形状とされており、印画紙16の搬送方向に沿った辺が
長辺とされる長方形とされている。
【0036】液晶パネル90は、図示しないドライバ、
メモリ、キャラクタジェネレータを介して制御部68
(図1参照)に接続されている。キャラクタジェネレー
タには、ドットパターンの文字、記号、図形等が記憶さ
れており、入力した文字データによってこれらを選択
し、メモリへ送る。キャラクタジェネレータには、写真
フィルム31の磁気記録層から読み取ったデータの中の
所定の文字データ、LSIカートリーダ47で読み取っ
たLSIカード49のデータ、或いは制御部68に接続
された図示しないキーボードで入力されたデータ等が入
力されるようになっている。
【0037】液晶パネル90の図2の下方には、レンズ
92を挟んで、光源としてのLEDチップ94が配設さ
れている。レンズ92はLEDチップ94から照射され
る拡散光が平行光とされた状態で液晶パネル90に至る
ようにしている。LEDチップ94は、図3に示される
ように、各々所定の数からなる3原色の各LEDが所定
のピッチ寸法で互い違い、所謂千鳥状に配列されてい
る。本実施例では、各々2個のR(レッド)色及びG
(グリーン)色のLEDと4個のB(ブルー)色のLE
Dからなる合計8個のLEDで構成され、縦横に隣接す
る各LED間のピッチ寸法は、0.8mm以下に一定に
保たれ、LED全てが点灯したときに各色の強度バラン
スが維持されて白色光が液晶パネル90に至るようにな
っている。
【0038】これによりLEDチップ94から発せられ
た光がレンズ92によって平行光線にされて液晶パネル
90を介して印画紙16に照射され、液晶パネル90に
表示されたパターン画像がにじみなく印画紙16に焼付
けされるようになっている。
【0039】制御部68には、受光器66及び磁気ヘッ
ド44を介して写真フィルム31上の情報が入力するよ
うになっている。制御部68には、後述するパターン画
像焼付装置80と光源12の光軸Lを中心とした主露光
ステージとの位置関係が予め入力されており、入力され
た各種の画像情報と露光ステージ間の位置関係に基づい
て写真フィルム31上の画像の焼付けとパターン画像焼
付装置80による副画像の焼付けとの順序を決定するよ
うになっている。
【0040】パターン画像焼付装置80は、光源12か
らの光軸Lからパターン画像焼付装置80は距離Mだけ
離れて配設されている。距離Mは、光軸Lからパターン
画像焼付装置80の副露光ステージの最も光軸Lに近い
端部までの距離を表している。距離Mは、写真フィルム
31における最大プリントサイズの画像Pmが光軸Lを
中心とする露光ステージ上に配置されたときの光軸Lか
ら露光ステージの端部までの距離R(図5(C)参照)
と略等しくなっている。
【0041】これにより、光軸Lを中心とする露光ステ
ージ上に対して如何なるサイズの画像が焼付けの対象と
なっても、この画像が焼付けを完了する前には副露光ス
テージ上に指定されたパターン画像の焼付領域は到達し
ないようになっており、パターン画像は、主露光ステー
ジにおける焼付けが完了して印画紙16が所定量で搬送
した後に焼付けされるようになっている。
【0042】パターン画像焼付装置80は、副画像焼付
制御部82を介して制御部68に接続されている。副画
像焼付制御部82は、制御部68に入力された写真フィ
ルム31の主画像の各種画像データ及び磁気ヘッド44
により入力された写真フィルム31の各画像の磁気デー
タから、副画像として焼付けされる情報を選別し、得ら
れた情報からパターン画像を生成するようになってい
る。
【0043】副画像焼付制御部82は、選別された情報
に基づいて副画像を焼付けする印画紙16上の領域を決
定すると共に、印画紙16の幅方向に一対備えられてい
るパターン画像焼付装置80から焼付けを行う1のパタ
ーン画像焼付装置80を指定して決定された領域に副画
像を焼付けできるようになっている。このとき指定され
なかった他方のパターン画像焼付装置80によるパター
ン画像の透過光は、図示されていないシャッタ板により
遮断されることによって印画紙16に到達しないように
なっている。また、このシャッタ板は、印画紙16の搬
送中においても同様にパターン画像の透過光を遮断する
ようになっている。これにより残光が生じる場合であっ
ても処理効率を落とすことなく処理を進めることができ
る。
【0044】また、副画像焼付制御部82は、焼付けを
終了した1のパターン画像と焼付けの対象となるパター
ン画像とが異なる場合に、パターン画像の表示の切り替
えを指示するようになっている。これにより、パターン
画像が同一の場合にはそのまま表示の切替えを行うこと
なく保持するため、パターン画像の異同に拘わらず1コ
マ毎の表示切替えを行う場合よりも一層時間的なロスを
減らすことができる。
【0045】従って、主画像がネガキャリア30に位置
決めされるとこの画像の各種の情報が制御部68を介し
て副画像焼付制御部82に送られ、対応するパターン画
像が生成されて印画紙16の幅方向に一対設けられてい
るパターン画像焼付装置80の液晶パネル90上に共に
表示され、決定された一方のパターン画像焼付装置80
における透過光により所定の領域にパターン画像が焼付
けされるようになっている。1のパターン画像の焼付後
には、次に焼付けを行うパターン画像と異同が確認され
て、異なっている場合のみ表示の切り替えを行い、同じ
場合にはそのまま表示を保持するようになっている。こ
の場合、パターン画像の焼付を行うパターン画像焼付装
置80が異なっている場合であっても同時に表示するた
め、次に焼付けするパターン画像が同じ場合にはそのま
ま表示を保持するようになっている。
【0046】パターン画像の焼付けと次の画像の主露光
ステージにおける焼付けの順序は、パターン画像の焼付
領域と次の画像のプリントサイズによって決定される。
即ち、パターン画像の焼付領域が搬送方向下流側に指定
された場合は、搬送方向上流側に指定された場合よりも
印画紙16の搬送量は小さくなる。従って、指定された
領域までの搬送量と、次の画像が主露光ステージ上に配
置されて焼付けされるために搬送する搬送量とを比較し
て、より小さい搬送量で各々の露光ステージに到達する
方(より早く露光ステージに到達する方)の画像を先に
焼付けするようになっている。
【0047】本実施例では距離Mが距離R以上となって
いるため、パターン画像を搬送方向下流側(即ち、搬送
方向先頭側)に指定した場合であっても主画像よりも後
にパターン画像が焼付けされるようになっている。
【0048】これを、写真フィルム31上の連続した2
つの画像Psと画像Pmとの焼付けを例にし、図5を参
照して説明する。図5において太線は処理を行っている
部分を示している。ここで画像Psは標準サイズの画像
であり、画像Pmは最大サイズの画像である。
【0049】図5(A)において画像Psが主光軸Lを
中心とする主露光ステージ上に配置されて印画紙16に
焼付けされた(図5(A))後に、印画紙16が距離k
1 だけ搬送されて、画像Psのパターン画像に対して指
定された搬送方向下流側の領域にパターン画像が焼付け
される(図5(B)参照)。パターン画像の焼付けが完
了して、印画紙16は距離k2 だけ搬送された後、画像
Psの次の画像Pm(最大サイズの画像)が主露光ステ
ージ上に配置されて焼付けされる(図5(C)参照)。
この後に、印画紙16が距離k3 だけ搬送されて、画像
Pmのパターン画像が所定の指定された領域に焼付けさ
れる(図5(D)参照)。
【0050】また、連続する2つの画像に対するパター
ン画像の焼付領域と焼付けされた画像の次の画像のプリ
ントサイズとによって、パターン画像の焼付けのための
印画紙16の搬送量と次の画像を主露光部において焼付
けするための印画紙16の搬送量とが同一となることが
ある。この場合には、主画像の焼付けとパターン画像の
焼付けとを同時に行うようになっている。
【0051】図6において画像Ps1 及び画像Pm1
共に搬送方向上流側端部にパターン画像を焼付けするよ
うに指定されている。画像Ps1 を焼付けした後に、画
像Ps1 がパターン画像を焼付けするために必要な印画
紙16の搬送量と、次の画像Pm1 を焼付けするために
必要な印画紙16の搬送量とは、共に距離kに等しい量
となっている(図6(A)参照。図中、太線で示されて
いる箇所は処理が行われている部分を示している。以下
同様)。
【0052】このため、距離kと等しい量で印画紙16
を搬送すると、図6(B)に示されるように、画像Ps
1 のパターン画像及び画像Pm1 の焼付けが同時に行わ
れるようになっている。画像Pm1 のパターン画像の焼
付けに対して必要な距離jと等しい量は、画像Pm1
後に焼付けされる画像Ps2 の焼付けに必要な印画紙1
6の搬送量である距離hと等しい量の搬送量よりも大き
いため、画像Ps2 の焼付け(図6(C)参照)後に行
われる(図6(D)参照)。
【0053】また、上述したように、連続した主画像に
対して同一のパターン画像を焼付けする場合には、1の
画像の対して焼付けを終了した後にこれを保持して次の
焼付けを行う。更に、一対のパターン画像焼付装置80
を有し、同時にパターン画像を表示し、図示しないシャ
ッタ板により指定されたパターン画像焼付装置80によ
るパターン画像の焼付けが行われる。これにより、1コ
マ毎の画像に対してパターン画像を逐次表示して焼付け
した場合よりも、時間的に処理効率を向上させることが
できる。
【0054】図7には標準サイズの画像Psと最大サイ
ズの画像Pmとに対してパターン画像を焼付けした場合
の8種類のパターンが例示されている。○は処理におい
て時間的なロスが生じない場合を表し、×は処理におい
て時間的なロスが生じた場合を表している。同一パター
ン画像を表示する場合における括弧は、同一パターン画
像の表示を保持した場合を示している(例えば(○)は
同一パターン画像の表示を保持した場合には、時間的な
ロスが認められないことを意味している)。また、天地
点灯とは、パターン画像焼付装置80を一対備え、使用
可能な状態にあって、これらを使用した場合を示してい
る。
【0055】標準サイズの画像Psの焼付後に必要とな
る量の印画紙16の搬送量に要する搬送時間は、1つの
パターン画像の表示の切り換えに要する時間よりも短
く、このため時間的なロスが生じる。従ってパターン
及びにおいて、パターン画像の表示の切り換えを行わ
ない同一のパターン画像の表示を維持する場合のみが時
間的なロスを解消することができる。
【0056】これに対して最大サイズの画像Pmの後に
焼付後に必要となる量の印画紙16の搬送量に要する搬
送時間は、1つのパターン画像の表示の切り換えに要す
る時間よりも長く、従って、いずれの場合においても時
間的なロスを解消することができる(パターン、参
照)。
【0057】上記の場合では、パターン画像焼付装置8
0が複数あってもなくても必要な一方のパターン画像焼
付装置80があれば、特に時間的なロスを生じることが
ないが、連続する画像における指定されたパターン画像
焼付装置80が異なる場合には、一対のパターン画像焼
付装置80が配設されている場合のみ時間的なロスを解
消する可能性を有することができる。
【0058】画像の対して異なる焼付領域が指定された
場合(即ち、天地が互いに異なる画像が隣り合っている
場合)であって、パターン画像の焼付領域が隣接してい
る場合(パターン参照)では、隣接する画像のサイズ
に拘わらず、必要な印画紙16の搬送量は小さく、パタ
ーン画像の表示の切り換えを行えば時間的なロスを生じ
ることになり(パターン、の「違うパターン画像」
の項参照)、従って、同一パターン画像を同時に表示し
た場合のみ時間的なロスを解消することができる(パタ
ーン、の「同一パターン画像」の項参照)。
【0059】これに対して連続した画像に対して指定さ
れたパターン画像の焼付領域が隣接しない場合(パター
ン及びを参照)では、連続した画像が標準サイズ以
上のサイズであれば、必要な印画紙16の搬送量に要す
る時間内にパターン画像の表示の切り換えをすることが
でき、時間的なロスを生じることがない。
【0060】次に、本実施例の作用を説明する。写真フ
ィルム31が搬送されると、画像コマに対応したデータ
が磁気ヘッド44により磁気記録層から読み取られ、そ
の画像コマがネガキャリア30の所定位置にセットされ
る。なお、磁気記録層が無い場合にはLSIカード49
のデータ、或いはキーボードで入力されたデータが用い
られ、制御部68に入力され、内部のメモリに記憶され
る。
【0061】画像コマがネガキャリア30の所定位置に
セットされると、プリントサイズデータに基づいて、プ
リントマスク14及びレンズ46が可変される。
【0062】また、受光器66が位置決めされている写
真フィルム31の画像の濃度情報を検出し、制御部68
が露光補正量の演算を行い、演算結果に基づいてブラッ
クシャッタ48及びカットフィルタ54、56、58が
制御されて印画紙16に写真フィルム31の画像が焼付
けられる(図1参照)。
【0063】その後、印画紙16が所定量搬送され、画
像の焼付けられた部分がパターン画像焼付装置80に対
向する。
【0064】副画像焼付制御部82では、入力されたデ
ータのうちの所定の文字データ、例えば、タイトル及び
日付に関する文字データがキャラクタジェネレータに入
力される。キャラクタジェネレータは、文字データによ
って文字を選択し、順次メモリへ送る。
【0065】タイトル及び日付の文字がメモリに蓄積さ
れると、液晶パネル90にタイトル及び日付が表示され
る。液晶パネル90の表示文字部分を透明にし、その他
を黒色として、光が透過しないようにする。
【0066】次にシャッター板が回転して、光源として
のLEDチップ94からの光が液晶パネル90に照射さ
れ、液晶パネル90に表示された文字が印画紙16に焼
き付けられる。
【0067】焼付けが終了すると、写真フィルム31が
1コマ分搬送されて次のコマが光軸Lを中心とする露光
ステージに位置決めされると共に、印画紙16が処理量
搬送されて、以後同様にして写真フィルム31の画像の
焼き付け及び液晶パネル90に表示された文字の焼き付
けが行われる。
【0068】次に図8を参照して主画像及びパターン画
像の焼付処理について説明する。ステップ100におい
てフラグF、Gがリセット(0)され、写真フィルム3
1のコマ番号を示すn及びパターン画像のコマ番号を示
すmが共に1にセットされる。これらの準備が完了する
と、ステップ102に移行して、写真フィルム31がプ
リンタ10に装填される。
【0069】写真フィルム31が装填されると、ステッ
プ104において、写真フィルム31の搬送が開始さ
れ、ステップ106においてn=1か否かが判断され
る。即ち、写真フィルム31装填直後が否かが判断さ
れ、装填直後である場合には1コマ目と2コマ目の磁気
情報を読み取る。
【0070】一方、n=1でない場合即ち、装填直後の
写真フィルム31ではない場合にはステップ110に移
行してn+1コマ目の磁気情報を読み取る。この場合の
nコマ目の磁気情報は既に読み取られている。
【0071】磁気情報の読取が終了すると、ステップ1
12において、写真フィルム31のnコマ目の主画像が
焼付け位置に位置決めされているかが判断される。nコ
マ目の主画像が位置決めされるまで判断は否定される。
【0072】焼付位置に位置決めされると、判断は肯定
されてステップ114に移行し、写真フィルム31の搬
送が停止し、ステップ116において読取りが行われた
磁気情報から、対応する画像のプリントサイズ、天地デ
ータと、この画像に対して副露光ステージにおいて焼付
けされるパターン画像のパターン、焼付領域及び焼付け
する副露光ステージの指定等の各種の必要な情報が抽出
される。
【0073】情報の抽出が完了すると、ステップ118
において、印画紙16が搬送されてnコマ目の主画像が
主露光ステージに位置決めされる。ここで印画紙16の
搬送量は、ステップ116において抽出された磁気情報
に基づいて決定されている。
【0074】印画紙16の位置決めが完了すると、ステ
ップ120において、主露光ステージにおけるnコマ目
の主画像の焼付けが行われる。
【0075】主画像の焼付けが完了すると、ステップ1
21において、nがインクリメントされ、ステップ12
2において、フラグFがセット(1)されているか否か
が判断される。フラグFは主画像の焼付けを連続して行
う場合にセットされ、この場合に判断が肯定される。こ
れについては後述する。
【0076】一方、写真フィルム31装填直後又は主画
像の焼付けが連続しない場合ではフラグFはリセットさ
れており判断が否定されて、ステップ136に移行す
る。
【0077】ステップ136では、mコマ目のパター
ン画像の焼付位置までの搬送量と、nコマ目の主画像
の焼付位置までの搬送量とが比較され、最小の搬送量の
画像即ち、焼付位置に最も近い画像が選択される。
【0078】mコマ目のパターン画像が選択された場
合には、ステップ138において、パターン画像のパタ
ーンがm−1コマ目のパターンと同一か否かが判断され
る。違うパターン画像の場合及びパターン画像が表示さ
れていない場合には判断は否定されてステップ140に
移行し、mコマ目のパターン画像が表示される。m−1
コマ目のパターン画像が表示されている場合には表示の
切り換えが行われる。
【0079】一方、mコマ目のパターン画像がm−1コ
マ目のパターンと同一の場合には判断が否定されて、そ
のまま表示を維持しステップ142に移行する。
【0080】パターン画像の表示の切り換えが完了した
場合及びステップ138の判断が否定された場合には、
ステップ142において、印画紙16が所定の搬送量で
搬送される。ここでmコマ目のパターン画像の焼付領域
が副露光ステージ上に位置決めされる。
【0081】印画紙16の搬送が完了すると、ステップ
144において、mコマ目のパターン画像の焼付けが行
われる。ここでパターン画像の焼付けは、抽出された磁
気情報からパターン画像の焼付領域(天地データに基づ
く)とこれに伴う焼付けを行うパターン画像焼付装置8
0の指定に基づいて行われる。即ち、指定されたパター
ン画像焼付装置80のシャッタ板が光路から退避して液
晶パネル90上に表示されたパターン画像を印画紙16
上に焼付けする。
【0082】パターン画像の焼付けが完了すると、ステ
ップ145において、最終画像が焼付けされたかが判断
される。最終画像の焼付けが終了していない場合には判
断は肯定されてステップ146に移行し、mをインクリ
メントして、ステップ104に戻る。焼付けされていな
い主画像がない場合には判断は否定されて一連の処理を
終了する。
【0083】一方、ステップ136において、最小の搬
送量の画像として選択された画像がnコマ目の主画像
である場合には、ステップ150に移行し、フラグFが
セット(1)されて、ステップ104に戻る。
【0084】更にステップ136において、最小の搬送
量の画像として選択された画像がmコマ目のパターン
画像とnコマ目の主画像の両方であった場合、即ち、
これらの画像の焼付領域までの搬送量が等しい場合に
は、ステップ154においてフラグFがセット(1)さ
れ、ステップ156においてフラグGがセット(1)さ
れて、ステップ104に戻る。
【0085】一方、ステップ120において主画像の焼
付けが終了した後に、ステップ122において、フラグ
Fがセットされているか否かが判断されたとき、ステッ
プ136で又は+が選択された場合即ち、主画像
を連続して焼付けした場合には、判断が肯定されてステ
ップ124に移行する。
【0086】ステップ124ではパターン画像がm−1
コマ目のパターン画像と同一のパターンか否かが判断さ
れ、異なる場合には判断が否定されてステップ126に
おいてmコマ目のパターン画像に表示の切り換えが行わ
れ、一方、同一である場合には判断が肯定されて表示を
維持して、ステップ128に移行する。
【0087】ステップ128において、フラグGがセッ
ト(1)されているか否かが判断される。フラグGは、
主画像の焼付位置までの搬送量とパターン画像の焼付位
置までの搬送量が同一である場合にセットされる。この
ため、セットされていない場合には判断は否定されてス
テップ130に移行し、印画紙16を搬送してパターン
画像の位置決めを行い、ステップ134に移行する。
【0088】一方、フラグGがセットされている場合に
は、ステップ118での主画像の焼付けの際に既に所定
量で印画紙16は搬送されているので、ステップ132
に移行してフラグGをリセットし、印画紙16を更に搬
送することなくステップ133に移行する。
【0089】ステップ133において、mコマ目のパタ
ーン画像の焼付けが行われ、パターン画像の焼付けが完
了すると、ステップ134においてmがインクリメント
されて、ステップ135においてフラグFがリセット
(0)され、ステップ136に移行し、ステップ145
において最終画像の焼付けが完了するまで処理を繰り返
す。
【0090】これにより、任意の文字を自由に表示でき
る液晶パネル90を設け、その表示内容を露光するよう
にしたので、従来のように、予めリスフィルム等に任意
の文字及びパターンを焼き付けることなく、またリスフ
ィルム等をセットすることなく、写真プリントに容易に
任意の文字を記録できる。また、液晶パネル90を設け
たことにより、文字の変更、修正、追加等を迅速に、か
つ容易にできる。
【0091】また、パターン画像の種類によって表示を
保持することによりパターン画像の表示の切り換えに伴
う時間的なロスを減少することができる。
【0092】なお、パターン画像の焼付けと主画像の焼
付けとに各々必要な搬送量が同一である場合には、本実
施例では最初に主画像の焼付けを行った後にパターン画
像の焼付けを行っているが、同時に処理を進めてもよ
い。この場合には搬送回数を減らすことに加えて処理時
間を一層短縮することができる。
【0093】パターン画像焼付装置80を印画紙16の
幅方向に複数設けることによって、同一のパターン画像
を連続して焼付けする場合には、複数設けられたパター
ン画像を同時に表示することによって、印画紙16の幅
方向に焼付領域が異なっていても時間的なロスを減少す
ることができる。
【0094】本実施例において、パターン画像焼付装置
80は1つのサイズの印画紙16に対応できるような形
状となっているが、パターン画像焼付装置80における
液晶パネル90のサイズを、印画紙16の幅方向に拡張
して、印画紙16の幅寸法が変更されても対応できるよ
うにすることもできる。これにより、各種の印画紙16
であっても同様にパターン画像を焼付けすることができ
る。また、本実施例ではパターン画像焼付装置80を印
画紙16の幅方向に各々1ヵ所となるように合計2つ設
けたが、これに限定されない。パターン画像焼付装置8
0が1つである場合には印画紙16の幅方向に移動可能
として、天地が異なる画像又はパターン画像の焼付領域
が幅方向で異なる画像群に対してもパターン画像を焼付
することができる。
【0095】本実施例では、パターン画像焼付装置80
と光軸Lの距離Mを、最大サイズの画像が光軸Lを中心
とする露光ステージの配置したときに光軸Lから画像の
端部までの距離Rと略一致させたが、主画像の露光後に
パターン画像を焼付けする際に、印画紙16の搬送を必
要とする位置関係であれば、制限されない。この場合、
距離Mが距離Rよりも大きくなればなる程、主画像に対
応するパターン画像を焼付けするまでの間に焼付けされ
る当該主画像に連続した主画像の数が増加することにな
る。
【0096】本実施例ではパターン画像の表示手段とし
て液晶パネル90を用いたが、これに限定されない。例
えばCRTであってもよい。ところで、本実施例では、
副画像露光装置(パターン画像焼付装置80)を所謂大
ラボに適用される写真焼付装置に適用した例を示した
が、これとは別にDPE店等に設置され、印画紙16へ
の焼付処理工程と印画紙16の現像処理工程とが一体と
なった、プリンタプロセッサ(所謂ミニラボ)にも適用
可能である。以下図9及び図11に従い、2種類のミニ
ラボ用プリンタプロセッサの概略構成について説明す
る。
【0097】図9に示すように、写真焼付装置200は
外部がケーシング202で覆われ、図9左方向のプリン
タ部200A側にはケーシング202から突出する作業
テーブル204を備えており、画像露光部の領域とされ
ている。作業テーブル204の上面には、写真フィルム
がセットされるフィルムキャリア206が載置されてい
る。
【0098】作業テーブル204の図9の下方には、拡
散筒208、フィルタ210、ドライバ212、光源2
14が設けられている。
【0099】作業テーブル204の図9の上方に位置す
る光学部216には焼付用レンズ218、ブラックシャ
ッタ220が配置されている。
【0100】写真フィルムを透過した光線は焼付用レン
ズ218を通過し、反射ミラー222によって(光軸が
略90度)偏向される。反射ミラー222の側方には、
可変プリントマスク224が配設されている。
【0101】ケーシング202の上面には、印画紙22
6をリール228に層状に巻き取って収容するペーパマ
ガジン230が装着されている。
【0102】ケーシング202内には、複数のローラ2
32が配置されており、印画紙226は反射ミラー22
2の側方で垂下され、写真フィルムの画像が焼付けられ
るようになっている。
【0103】画像が焼付けられた印画紙226は、プロ
セッサ部200Bへ搬送され、発色現像槽234、漂白
定着槽236、複数のリンス槽238へ浸漬されて現像
処理され、乾燥部240へ搬送される。乾燥部240で
は、印画紙226に温風をあてて乾燥処理を行う。
【0104】乾燥処理が終了した印画紙226は、乾燥
部240の上側に配設されたカッタ部242へ搬送され
る。カッタ部242は、印画紙226を画像コマ毎にカ
ットし、写真焼付装置200のケーシング202外部へ
排出する。
【0105】カットされて排出された印画紙226は、
仕上がりプリントとして1件分の写真フィルム毎にソー
タ部244へ仕分けられるようになっている。
【0106】上記構成のプリンタプロセッサ200にお
いて、プリントマスク224の下流側(図9の下側)で
あって、前述した上記大ラボでの相対位置を維持してパ
ターン画像焼付装置80(図2参照)を配設することに
より、主画像上に副画像(パターン画像)を焼付露光す
ることが可能となる。このプリンタプロセッサ200に
使用されるパターン画像焼付装置80の光源には、図1
0に示される如くLEDチップ227が適用されてい
る。このLEDチップ227は、B光に発光する2個の
LED274Bと、それぞれG光及びR光に発光する各
1個のLED274G、LED274Bで構成され(合
計4個)、そのピッチ寸法は上記大ラボで使用されたも
のと同一の0.8mm とされている。
【0107】次に、他の種類のプリンタプロセッサの概
略構成図を図11に従い説明する。図11に示される如
く、このプリンタプロセッサ300のプリンタ部302
は、その下方にペーパマガジン304が装填されてい
る。このペーパマガジン304から印画紙306が引き
出されて駆動ローラ308に巻掛けられて略水平状態で
搬送され、案内ベース310位置で焼付光軸を対応する
ようになっている。
【0108】案内ベース310の印画紙載置面は、無端
ベルト312の搬送路の一部とされ、印画紙306はこ
の無端ベルト312と案内ベース310との間に挟持さ
れた状態で搬送される。また、無端ベルト312及び案
内ベース310には、複数の孔が形成され、吸引ファン
314によって、印画紙306が無端ベルト312に吸
着されるようになっている。
【0109】案内ベース310の上方には、光源部31
6及び光学系318が配置され、光源320から照射さ
れた光がCCフィルタ322を通過した後、拡散ボック
ス324により拡散されつつ屈曲されて、直下に送ら
れ、ネガキャリア326上のネガフィルム328を透過
する構成となっている。
【0110】また、光源部316及び光学系318に
は、ネガフィルム328の濃度を測定する例えば色フィ
ルタとCCD等の光センサにより構成される濃度測定器
330が配置されており、ハーフミラー332により水
平方向に屈曲された光線がこの濃度測定器330に送ら
れるようになっている。この濃度測定器330は、図示
しないコントローラに接続されており、濃度測定器33
0によって測定されたデータ及び作業者によりキー入力
されたデータに基づいて、焼付露光字の露光補正値が設
定される。
【0111】さらに、画像の焼付露光が終了した印画紙
306は、案内ローラ332に挟持されて、その搬送方
向が水平方向から垂直方向へと変更されて垂直方向に送
り出される。この後、印画紙306は、複数対のローラ
によって構成される搬送路に沿って、現像、漂白定着、
水洗及び乾燥の各処理を行うプロセッサ部334へ搬送
される。
【0112】プロセッサ部334の上方には乾燥部33
6が設けられ、プロセッサ部334から排出された印画
紙306はこの乾燥部336で乾燥されて排出される。
【0113】上記プリンタプロセッサ300に適用され
るパターン画像焼付装置80は、案内ベース310の下
流側端部近傍に設けられており、図11に示される如
く、その光源としてLEDチップ227が適用されてい
る。すなわち、図10と同様の構成で2個のB光LED
274B、1個のG光、R光のLED274G、274
Rが取付けられている。
【0114】また、上記2種のミニラボでは、例えば、
6桁(95.01.12)のような7セグメント表示ユ
ニットが液晶パネル338として適用されている。すな
わち、ミニラボでは、数字(特に日付)の重ね焼きを行
うようになっているため、ドットマトリクスパターンの
液晶パネルのような解像度は不要であり、また、光量
(強度)も大ラボほど必要ではない。なお、ドットマト
リクスパターンの液晶パネルを適用すれば、ミニラボに
おいても、図形等のパターン画像を重ね焼きすることも
可能である。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
リスフィルム等を用いることなく、写真プリントに容易
に任意の文字、記号、図形等からなるパターン画像を効
率よく記録することができる写真焼付装置を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に適用可能な大ラボにおけるプリンタの
概略構成図である。
【図2】主画像と副画像との焼付状態を示すプリントの
焼付位置の側面図である。
【図3】本実施例のパターン画像焼付装置における光源
としてのLEDチップの配置図である。
【図4】本実施例のプリンタにおける概略制御構成図で
ある。
【図5】(A)〜(D)は、主画像とパターン画像との
焼付方法を示した図である。
【図6】(A)〜(D)は、主画像とパターン画像との
焼付方法を示した図である。
【図7】主画像とパターン画像との焼付けにおける時間
的なロスの減少状態を表す図である。
【図8】主画像とパターン画像との焼付処理を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明が適用可能なミニラボの第1の例を示す
概略図である。
【図10】ミニラボに適用される光源であるLEDチッ
プの配置図である。
【図11】本発明が適用可能なミニラボの第2の例を示
す概略図である。
【図12】(A)〜(G)は、従来における主画像と副
画像との焼付を示した図である。
【符号の説明】
10 プリンタ 16 印画紙(感光材料) 31 写真フィルム 44 磁気ヘッド 47 LSIカードリーダ 66 受光器 68 制御部 80 パターン画像焼付装置 82 副画像焼付制御部 90 液晶パネル 92 LEDチップ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1つの感光材料に対して写真フィルム上
    の主画像を焼付けする主露光ステージ及び副画像を焼付
    けする副露光ステージを有する画像焼付装置であって、 前記副露光ステージが、前記主露光ステージ上に最大サ
    イズの主画像に対応する焼付領域が位置決めされた場合
    に前記主露光ステージの領域外となると共に前記主露光
    ステージよりも前記感光材料の搬送方向下流側となる位
    置に配設されたこと、 を特徴とする画像焼付装置。
  2. 【請求項2】 前記主露光ステージと前記副露光ステー
    ジとが、前記主露光ステージによる1の主画像の焼付け
    と前記副露光ステージによる他の主画像に対する副画像
    の焼付けとが同時に実行可能となる相対位置に配置され
    たことを特徴とする請求項1記載の画像焼付装置。
  3. 【請求項3】 前記主露光ステージによる1の主画像
    が、前記写真フィルム上に記録された主画像の内、最も
    数が多いサイズの画像であること特徴とする請求項2記
    載の画像焼付装置。
  4. 【請求項4】 前記副露光ステージが、前記感光材料の
    幅方向両側に各々備えられたことを特徴とする請求項1
    乃至3のいずれか1項記載の画像焼付装置。
JP14205295A 1995-06-08 1995-06-08 画像焼付装置 Pending JPH08334841A (ja)

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