JPH083371Y2 - ガイド付ベルト搬送装置 - Google Patents

ガイド付ベルト搬送装置

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JPH083371Y2
JPH083371Y2 JP11825690U JP11825690U JPH083371Y2 JP H083371 Y2 JPH083371 Y2 JP H083371Y2 JP 11825690 U JP11825690 U JP 11825690U JP 11825690 U JP11825690 U JP 11825690U JP H083371 Y2 JPH083371 Y2 JP H083371Y2
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guide
belt
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康夫 住吉
栄市 佐藤
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Mitsuboshi Belting Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、ガイド付ベルト搬送装置、特に小プーリ径
を装着した食品加工用、物流ターミナル用の自動化機械
にガイド付搬送ベルトを使用した際にベルトが蛇行を起
こさずに走行可能なガイド付ベルト搬送装置に関する。
[従来技術] 従来、ガイド付ベルト搬送装置に使用される搬送ベル
ト21は第5図に示す如く、搬送ベルト本体22の下面に例
えばV形、正方形、長方形のガイド部25を張り付けてこ
のガイド部と嵌合するガイド溝27を有するプーリP′に
通して誘導し、ベルト21の蛇行防止を図ることは公知で
あるが、この構造はプーリ上での屈曲径が大きくなった
り、又屈曲圧縮のためガイド部が早く損傷し、この部分
の損傷によりベルトを早期に取替える必要が生じ、その
ために搬送装置全体を休止させなければならない欠点が
あった。
特に近時、小プーリ径を装着した食品加工用、物流タ
ーミナル用の自動化機械にこの種のガイド付搬送ベルト
21が使用されると、ガイド部25の形状がV形の場合小プ
ーリ径上では屈曲半径が小さくなるため、Vガイド部25
が圧縮されて側面が点線で示すように膨れプーリのV溝
に嵌合しにくくなったり、又Vガイド部25の圧縮変形に
よる上面の落ち込みによりベルト本体22とVガイド部25
間の剥離が発生しやすくなる不具合がある(第5図)。
又、ガイド形状が正方形、長方形の場合にはこの現象
はより顕著に現れる傾向にある。前述の欠点を改善すべ
く本出願人は先に実開平1−126317号にてベルト本体の
下面に設けた断面V形ガイドの底面中央部に所定形状の
縦溝を全長に設けたVガイド付搬送ベルトを出願した。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、V形ガイドの底面中央部に縦溝を設け
た前記Vガイド付搬送ベルトは、従来のV形、正方形、
長方形のガイド付搬送ベルトに比較し、ベルトの屈曲圧
縮によるガイド側面の膨れ及び脱離が大巾に改善され、
小プーリ径用蛇行防止のガイドとして有効であるが、更
に小プーリ径走行をしやすくなるためには、ガイド厚み
をより薄くするため、プーリ軸間のゆがみや、ベルト幅
方向のテンションのバラツキ等によって発生するベルト
蛇行力、即ちスラスト荷重によるガイド溝からのガイド
の脱離が発生しやすくなる不具合いがある。
この理由を第6図に従って説明すると、従来のVガイ
ド付搬送ベルト21が走行時に発生するスラスト荷重を
F、Vガイド25及びVガイド溝27の傾斜面をθ、ベルト
の剛性度E、ベルト厚D、ベルトのVガイド25とプーリ
のVガイド溝27間の摩擦係数をμとすると ED3≧Fcosθ sinθ−μ・Fsinθ の関係式が成り立つ。
この場合、ベルト剛性(ED3)がベルトが脱離しよう
とする全合力、即ちVガイド25の脱離力M(Fcosθsin
θ)からVガイド25とVガイド溝27間の摩擦抵抗(μ・
Fsinθ)を引いた値より大きい時に脱離は発生しないと
考えられる。
従って脱離しようとする全合力を小さくするためには
μを大きくするか、ベルト剛性を大きくする事が有効で
ある。単純にガイド側面のμ値を大きくするだけだとベ
ルト走行時にガイド側面とVガイド溝が接触したときの
負荷抵抗が大きくなり走行しにくくなる欠点があり、又
ベルトの剛性を大きくすると小プーリ径走行が不可能と
なる。従って、ベルトは走行方向に柔らかく、巾方向に
剛いベルトを使用し、V型ガイドの脱離力を小さくする
ためにV型ガイドのμ値を上げずに側面に突起を設ける
と同時にV型ガイド溝の側面にも該突起と嵌合する凹部
を設けることによりV型ガイドの脱離を防ぐ方法が有効
である事がわかった。
本考案はこの種の不具合を解消すべく鋭意検討した結
果提案されたもので、搬送ベルト本体の下面に設けたガ
イドとガイド溝の側面形状を一部改変することにより、
ベルトの蛇行力によるガイド溝からガイドが脱離する現
象を確実に防止すると共に、更にガイドの厚みを薄くす
ることが可能となり更に小プーリ径走行ができるガイド
付ベルト搬送装置を提供することを目的とするものであ
る。
[課題を解決するための手段] 前述の目的を達成するため本考案の特徴とするところ
はベルト本体の下面に長手方向に沿って所定形状のガイ
ドを少なくとも一個固着し、該ガイドと嵌合するガイド
溝を有するプーリからなるガイド付ベルト搬送装置にお
いて、ガイド溝からガイドが脱離しないように該ガイド
とガイド溝の両側面にそれぞれ相嵌合するプロファイル
を一個以上設けたガイド付ベルト搬送装置である。
そして、相嵌合するプロファイルの大きさは突起側の
プロファイルが凹部側のプロファイルより小さく形成さ
れている。
[実施例] 次に本考案の係るガイド付ベルト搬送装置の具体的実
施例を図面を用いて詳細に説明する。
第1図は本考案のガイド付ベルト搬送装置10の横断面
図、第2図はVガイドとプーリのVガイド溝との嵌合部
の拡大断面図で、Vガイド付搬送ベルト1がプーリ径20
mmφ以下の小プーリPに嵌合した状態を示しており、ベ
ルト本体2はポリエステル繊維、その他の伸びの少ない
繊維で織成され、且つ熱可塑性樹脂例えばポリウレタ
ン、PVC樹脂が含浸あるいはコーチングされた芯体帆布
層3と熱可塑性のポリウレタン、PVC等からなるカバー
層4を芯体帆布3の両面又は片面に被覆した積層体をも
って形成されている。又該ベルト本体2の下面中央部
に、ベルト長手方向に沿い断面V型のガイド部5を固着
し、且つ該ガイド部5の底面中央部には断面形状が例え
ば半円形、V形、角形等の縦溝6がガイド全長に渡って
設けられている。
そして、該V型ガイド部5及びV型ガイドと嵌合する
小プーリPのV型ガイド溝7の両側面には、本考案の特
徴であるプロファイル8、9が少なくとも一個設けられ
ている。
更に詳しく説明すると、V型ガイド5の両側面には断
面形状が半円、半楕円、三角形の突起プロファイル8が
設けられ、一方このV型ガイド5の突起プロファイル8
と相対応する位置にある小プーリPのV型ガイド溝7の
両側面には断面形状が半円、半楕円、三角形等で前記V
型ガイドの突起8より大きい凹部プロファイル9が設け
られている。
このV型ガイド5の突起プロファイル8とV型ガイド
溝7の凹部プロファイル9はお互いに嵌合するように形
状、寸法、間隔等が設定されており、通常Vガイド5と
Vガイド溝7間の間隔は1〜2mm、プロファイルが嵌合
した時の突起8と凹部9の間隔は0.5〜1.0mmとするのが
望ましい。
尚、該ガイド部5の材質は前記カバー層4と同じ熱可
塑性のポリウレタン、PVCで形成され、その硬度はショ
アAで40°〜85°の範囲が望ましい。
第3図はV型ガイド5及び該ガイドと嵌合するプーリ
PのVガイド溝7の両側面に設けたプロファイルの変形
実施例でこの場合V型ガイド5の両側面には凹部プロフ
ァイル9、プーリのVガイド溝7の両側面には突起プロ
ファイル8を一個設けた場合である。
以上はベルトのV型ガイドとプーリのV型ガイド溝の
例について述べたが本考案はこれに限定されるものでは
なく、ガイドの形状はV型、矩型、V型ノッチタイプで
あってもよく、一方のプーリのガイド溝もガイド形状と
嵌合するものであれば特に限定するものではない。又ベ
ルト本体の巾が約1000mm以上と広い場合には、ベルト本
体の下面両サイドにガイドを設け、各ガイドとプーリの
ガイド溝にプロファイルをつけてもよいことはいうまで
もないことである。
次に、本考案の効果を確認するために行なった実験例
について説明する。
第4図に示す如く、桟長1.5m、桟巾1.0m、V溝付プー
リ径20mmθのヘッドプーリ11、テールプーリ12、ベンド
プーリ13、平プーリ径20mmθのスナッププーリ14、小径
のベントプーリ15とVガイド付搬送ベルト1(21)とか
らなるガイド付ベルト搬送装置において、ヘッドプーリ
11の偏心約3°の走行状態にしてガイドの脱離を起こし
やすい状態を作りVガイド及びこれと嵌合するVガイド
溝の側面にVガイドの突起プロファイル及びVガイド溝
の凹部プロファイルの有無による走行対比を行なった結
果、プロファイル無しの場合約33hrs走行後にVガイド
がVガイド溝より脱離し、Vガイドのプーリによるフリ
クション摩耗が起り、Vガイドとベルト間の剥離に到っ
た。一方、プロファイル有りの場合約290hrsの走行後に
Vガイド部に若干の摩耗は認められるもののガイド溝か
らの脱離は認められなかった。
[効果] 以上の如く本考案に係るガイド付ベルト搬送装置は、
ベルト本体下面のガイドとプーリのガイド溝の両側面に
それぞれ相嵌合するプロファイルを設けることにより、
ガイドの厚みを従来より薄くし、小プーリ径走行させる
ことが可能となり、その場合に起りやすくなるスラスト
荷重に起因するガイド溝からの脱離を防止しベルトの蛇
行を確実に防止することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るガイド付ベルト搬送装置のベルト
とプーリとの嵌合状態を示す横断面図、第2図はベルト
ガイド部とプーリガイド溝の嵌合状態の拡大断面図、第
3図は本考案に係る他の実施例を示す第2図相当図、第
4図はガイド付ベルト搬送装置の全体を示す概略側面
図、第5図は従来のガイド付ベルト搬送装置の横断面
図、第6図はベルト走行時のスラスト荷重に起因するガ
イド溝からのベルト脱離を説明ための説明図である。 1……Vガイド付搬送ベルト 2……搬送ベルト本体 5……Vガイド 6……縦溝 7……プーリのVガイド溝 8……突起プロファイル 9……凹部プロファイル 10……ガイド付ベルト搬送装置

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベルト本体の下面長手方向に沿って所定形
    状のガイドを少なくとも一個固着し、該ガイドと嵌合す
    るガイド溝を有するプーリからなるガイド付ベルト搬送
    装置において、ガイド溝からガイドが脱離しないように
    該ガイドとガイド溝の両側面にそれぞれ相嵌合するプロ
    ファイルを一個以上設けたことを特徴とするガイド付ベ
    ルト搬送装置。
  2. 【請求項2】相嵌合するプロファイルの大きさは突起側
    のプロファイルが凹部側のプロファイルより小さく形成
    されている請求項1記載のガイド付ベルト搬送装置。
JP11825690U 1990-11-10 1990-11-10 ガイド付ベルト搬送装置 Expired - Fee Related JPH083371Y2 (ja)

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JPH0475819U JPH0475819U (ja) 1992-07-02
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