JPH08337205A - 梱包機 - Google Patents

梱包機

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Publication number
JPH08337205A
JPH08337205A JP7143398A JP14339895A JPH08337205A JP H08337205 A JPH08337205 A JP H08337205A JP 7143398 A JP7143398 A JP 7143398A JP 14339895 A JP14339895 A JP 14339895A JP H08337205 A JPH08337205 A JP H08337205A
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JP
Japan
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band
packing
work
processing mechanism
packed
Prior art date
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Application number
JP7143398A
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English (en)
Inventor
Akira Nagashima
彬 長島
Tadashige Kondo
忠成 近藤
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Kioritz Corp
Original Assignee
Kyoritsu Noki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 自動的、連続的に梱包作業を行う梱包機にお
いて、被梱包物の一回の梱包作業の実質上の終了と後続
の梱包作業の開始との間の時間を短縮することで、多数
の被梱包物の連続する梱包作業の全体としての高速化を
達成できる梱包機を提供する。 【構成】 バンド端処理機構K、バンド送出引締機構
S、及び、前記両機構K、Sを制御する制御装置Cとを
備えた梱包機10において、前記バンド端処理機構Kが
作動原点c,c’に復帰する前に、前記バンド送出引締
機構Sが後続の被梱包物Wの梱包作業のためにバンド送
出行程b,b’を開始するべく前記制御装置Cで制御
し、前記バンド送出引締機構Sによる後続の被梱包物W
の梱包作業のための前記バンド送出行程bを先行の梱包
作業前に検出した作動原点検出信号cに基づいて制御す
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被梱包物にテープ状の
バンドを巻き付けると共に、その重合部分を溶着接合し
て結束する作業を自動的に行う梱包機に関し、特に、多
数の被梱包物を連続して梱包する作業を迅速に行う梱包
機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、バンド送出引締機構によって
バンドを作業テーブル上に置かれた被梱包物の周りに引
き回すべく、モータ等により駆動される一対のローラ間
に挟んで送り出した後、前記バンドを被梱包物の外周面
に巻き付け、その巻き付けバンドの余剰分を前記一対の
ローラで高速低トルクで引き戻す一次引き締めを行った
後、前記バンドを低速高トルクで引き戻して強く引き締
める二次引き締めを行うと共に、その後、別のモータ等
で駆動されるカム機構から成るバンド端処理機構によっ
て該機構に備えられたヒータ等で前記バンドの先端部と
後端部との重合部分を加熱溶融し、その溶融部分をプレ
スにより圧着し、冷却して接合すると共に、前記バンド
の後端を切断するようにした梱包機はよく知られてい
る。
【0003】そして、これら従来の梱包機の前記バンド
送出引締機構及び前記バンド端処理機構を駆動するモー
タは、例えば、パルス数に応じた分だけ迅速、かつ、的
確に回転速度や移動量をコントロールできるステッピン
グモータが用いられている。前記バンド送出引締機構及
び前記バンド端処理機構を駆動する前記二つのステッピ
ングモータは、CPUを含む制御装置に接続され、該制
御装置の指令に基づいて各別、かつ、選択的に駆動され
て前記一連の行程から成る梱包作業を行うように構成さ
れている。
【0004】また、多数の被梱包物を連続的に梱包を行
う自動式梱包機においては、一個の被梱包物の梱包作業
が終了したことを確認した後に、次の被梱包機の梱包作
業を行うべく前記制御装置によって自動制御されてい
る。即ち、一回の梱包作業は、前記バンド端処理機構の
ステッピングモータを駆動して前記バンドの重合溶融部
分をプレスにより所定時間押圧して冷却して、押圧を解
除した後、梱包作業の全行程期間中、作業テーブルの上
面とほぼ同一水平面の位置に保持されているスライドテ
ーブルを移動させ、被梱包物とバンドとの間から抜くこ
とによって一応完了するが、次回の梱包作業を始めるた
めに、前記バンド端処理機構のステッピングモータを連
続的に駆動して、スライドテーブル等のバンド端処理機
構を梱包作業のスタート点の状態(スライドテーブルが
作業テーブル上面へ進出し、前クランプが上昇する直前
に保持された状態、以下作動原点という)に戻すことに
よって完全に完了する。
【0005】更に、この作動原点の位置は、検出装置で
確認され、該検出装置の原点位置確認信号を前記制御装
置に入力すると共に、前記制御装置が前記作動原点位置
の確認信号により、前記バンド送出引締機構のステッピ
ングモータを駆動するための出力信号を発し、該出力信
号に基づいて前記バンド送出引締機構のステッピングモ
ータが駆動され、後続の梱包作業の始めの行程である一
対のローラ間に挟んでバンドを送り出すバンド送出行程
が実施される。
【0006】そして、本出願人は、先に、前記バンド端
処理機構を前記作動原点に正確に復帰させるための作動
原点復帰装置を提案した(特願平5−249444
号)。該提案の作動原点復帰装置は、前記バンド端処理
機構にスライドカムと兼用した作動原点検出用カムを配
置すると共に、該作動原点検出用カムに近設されたリミ
ットスイッチが、前記ステッピングモータの回転に伴っ
て回転する前記作動原点検出用カムの梱包作業の終了時
付近の作動原点到達前の特定角度位置でオンし、作動原
点通過後の特定角度位置でオフするべく配置し、該リミ
ットスイッチがオンからオフになるまでの間、別途設け
たタイミングパルス発生手段から発生するパルスの数を
パルスカウンタでカウントし、そのカウント結果に基づ
いて前記両位置の中間点、即ち、カウントパルス数の1
/2数の位置を作動原点とみなして作動原点の検出を行
うものであり、そのみなし作動原点まで、前記バンド端
処理機構のステッピングモータを逆回転駆動して前記作
動原点検出用カムを戻すことによって、前記バンド端処
理機構の作動原点の位置決めを行うものであった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記の如き
従来の梱包機は、一つの被梱包物の梱包作業が実質上終
了した後に次の被梱包物の梱包作業が始まるまでに、前
記の如き行程、つまり、被梱包物とバンドとの間から前
記スライドテーブルを抜いた後、前記バンド端処理機構
のステッピングモータを連続的に駆動して、スライドテ
ーブルが再び作業テーブルの上面側へ進出し、前クラン
プが上昇する直前に保持された状態の作動原点付近に戻
す行程、及び、その作動原点を正確に検出して前記バン
ド端処理機構のカムを正確な作動原点位置に位置決めす
るべく作動原点復帰装置等による修正行程を必要とす
る。そして、前記バンド端処理機構のカムの正確な位置
決め確認後に、次の被梱包物の梱包作業を始めるべく、
前記制御装置からの出力信号に基づいて前記バンド送出
引締機構のステッピングモータを駆動して前記バンドの
送出を行う必要がある。
【0008】前記の如き修正行程は、いわば、実質上の
梱包行程に入らない、前回の梱包作業と次回の梱包作業
との狭間の行程であって、前記行程時間の長短によって
連続する梱包作業全体の作業時間が左右されるものであ
る。このことから、自動式の梱包機においては、前記行
程を短くすることが、連続梱包作業の高速化を達成する
ための課題であり、かつ、問題点でもあった。
【0009】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであって、その目的は、特に、自動的、連続的に
梱包作業を行う梱包機において、被梱包物の一回の梱包
作業の実質上の終了と被梱包物の次回の梱包作業の開始
との間の時間を短縮することで、多数の被梱包物の連続
する梱包作業の高速化を達成できる梱包機を提供するこ
とである。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成すべく、
本発明に係る梱包機は、バンド端処理機構、バンド送出
引締機構、及び、前記両機構を制御する制御装置とを備
え、前記制御装置で、前記バンド端処理機構が作動原点
に復帰する前に、後続の被梱包物の梱包作業のために前
記バンド送出引締機構がバンドの送出行程を開始するべ
く制御され、かつ、前記制御装置は、前記バンド送出引
締機構による後続の被梱包物の梱包作業のための前記送
出行程を先行の梱包作業前に検出した作動原点検出信号
に基づいて開始するべく制御するものであることを特徴
としている。
【0011】そして、より具体的な構成としては、前記
制御装置は、永久磁石と複数の磁気センサとを備えた作
動原点検出装置によって検出された前記作動原点検出信
号に基づいて、前記バンド端処理機構及び前記バンド送
出引締機構を制御するものであることを特徴としてい
る。
【0012】
【作 用】前述の如く構成された本発明に係る梱包機
は、梱包作業が進行して、一回の梱包作業の全行程の最
終段階になると、作業テーブルの面とほぼ同一水平面の
位置に保持されていたバンド端処理機構のスライドテー
ブルが、被梱包物とバンドとの間から抜かれ、一個の被
梱包物の梱包作業が事実上終了する。
【0013】そして、後続の梱包作業を始めるために、
前記スライドテーブルを、再び、前記作業テーブルの面
とほぼ同一水平面の位置に移動させるべく作動させると
共に、前クランプを上昇する直前の状態(作動原点位
置)に戻すべく作動させる。前記行程の過程において、
作動原点検出装置による検出が併行して行われ、前記作
動原点検出装置の永久磁石が回転してきて、複数の磁気
センサが所定値以上の磁力を重複して検出し、同時にス
イッチオンとなったときのみ、出力信号を制御装置のC
PUに入力させる。
【0014】このCPUへの出力信号は、前記バンド端
処理機構Kが作動原点位置に位置していることを示して
おり、前記CPUは、前記出力信号に基づいて、バンド
端処理機構の駆動を停止させ、行程を終了させる。前記
バンド端処理機構の駆動による以後の行程は、前記検出
した作動原点位置を基準として順次実施される。そし
て、前記バンド端処理機構が先行する梱包作業の全行程
の終了する前、すなわち、前記作動原点位置に復帰する
よりも早い時期に、前記バンド供給引締機構が駆動さ
れ、後続の梱包作業の最初の行程であるバンド送出が開
始される。そして、以後、前記バンド供給引締機構が間
欠に駆動され、一次引き締め及び二次引き締め行程が実
施される。
【0015】後続する梱包作業の前記最初の行程の開始
のための前記バンド供給引締機構への駆動指令は、先行
の梱包作業前に前記作動原点検出装置によって検出され
た前記作動原点位置(時期)を基準として算出された信
号によって実施されてもよい。前記の如く、バンド端処
理機構が前記作動原点位置に復帰するよりも早い時期
に、前記バンド供給引締機構を駆動して、梱包作業最初
の行程であるバンドの送出を開始することによって、連
続して梱包作業を実施する場合に、全梱包作業に要する
時間を短縮でき、連続梱包作業の高速化が可能となる。
【0016】
【実施例】以下、図面により本発明の一実施例について
説明する。図1は、本実施例の梱包機10の正面概略図
で、自動式の例を示している。前記梱包機10は、被梱
包機Wが載置される作業テーブル14を有する箱型の本
体ハウジング13上にバンド案内用のアーチ部15が設
けられ、前記本体ハウジング13内にはバンドコイルB
Cが装填されたバンドリール16が収納支持されてい
る。前記本体ハウジング13の底面の4隅にはキャスタ
ー19,19…が取付けられていて、前記梱包機10全
体が簡単に移動できるようになっている。
【0017】前記バンドリール16は、前記バンドコイ
ルBCが装填されたドラム17と、該ドラム17を回動
自在に支持するリール軸16aと、該リール軸16aの
一端が固定されたバンドリール取付部材18と、該バン
ドリール取付部材18と前記ドラム17との間に配され
たバンドリールブレーキ装置11とを備えている。前記
バンドリール16と前記作業テーブル14との間には、
プールフィードローラ21と押さえローラ22、バンド
ガイド23、プールチャンバー24等からなるバンド充
填・プール機構Lと、該バンド充填・プール機構Lから
供給されるバンドBの送り出し、引き締めを行うステッ
ピングモータM2 によって駆動されるバンド送出引締機
構Sと、送り出されて引き締められたバンドBの先端部
と後端部との重合部分をヒーター等で加熱し、その溶融
部分をプレス等により圧着し、冷却して接合すると共
に、前記バンドBの後端を切断するようにしたステッピ
ングモータM1 によって駆動されるバンド端処理機構K
とからなる結束機構が配されている。
【0018】図2は、前記バンド端処理機構Kの詳細図
であり、該バンド端処理機構Kのカム駆動用のステッピ
ングモータM1 からの駆動力は、減速機30で減速さ
れ、ころがり軸受31aに軸支されたカムシャフト32
に伝達されるようになっている。該カムシャフト32
は、支持フレーム33の左右両側板33a,33b間に
跨設され、前記右側板33bにころがり軸受31bによ
って軸支されている。
【0019】前記カムシャフト32には、ヒータカム3
4、前クランプカム35、プレスカム36、スライドカ
ム37、後クランプカム38、中スライドカム39が嵌
挿され、固定キー40によって固定されている。前記各
カム34〜39は、その互いに隣接するカム同志間に形
成された間隙に、該各カム34〜39と同芯状に前記カ
ムシャフト32に挿通した円形板材のスペーサ41を介
装しており、前記各カム34〜39と前記スペーサ41
とは、締付ボルト42,42によって共締め固定されて
いる。
【0020】前記支持フレーム33の左右側板33a,
33b間には、前記前クランプカム35の回転に追従し
て上下動を行う前クランプ43が配設されており、該前
クランプ43は、門形形状の断面を有するスプリング嵌
挿部43aと、該スプリング嵌挿部43aに一体成形さ
れて基端部を枢支した細長板状アーム部(図示省略)
と、前記スプリング嵌挿部43aの上部に一体に形成し
たヘッド部43bとから構成されている。また、前記ヘ
ッド部43bにはバンドBを供給するときの案内のため
のガイド孔43fが穿設されている。
【0021】前記スプリング嵌挿部43aには、前記ア
ーム部と平行に延設されたカムローラ支持軸43cが取
付けられており、該カムローラ支持軸43cの上部に
は、緩衝作用をなすスプリング部材43gが嵌挿される
と共に、その下部には前記前クランプカム35に追従し
て上下動するカムローラ43dが挟装されている。前記
前クランプ43と列状に配置されているプレス44及び
後クランプ45も、前記した前クランプ43と同様な配
置構成をしており、それぞれ前記プレスカム36、前記
後クランプカム38に追従して上下動するカムローラ4
4d,45dを備えている(構成の詳細省略)。なお、
前記プレス44の上端側部にはバンド切断用のカッタ刃
44eが一体に固着されている。
【0022】また、前記左右の側板33a,33b間の
上端部近傍には、スライドテーブル46、中スライド部
材47、ヒータ部材(図示省略)が前記カムシャフト3
2と平行に配置した下部枢支軸(図示省略)を軸芯とし
て揺動可能に配置されている。前記スライドテーブル4
6、前記中スライド部材47、及び、前記ヒータ部材の
各々は、前記スライドカム37、前記中スライドカム3
9、及び、前記ヒータカム34の各々によって、揺動さ
れるべく配置されている。
【0023】次に、前記バンド端処理機構Kの作動原点
検出装置Tについて説明する。前記バンド端処理機構K
の前記前クランプカム35の側面には非磁性材よりなる
円板体50が一体に固着されており、該円板体50の外
周側面には、前記円形の永久磁石51が一個埋め込まれ
ている。前記円板体50の外周側面と対峙する位置に、
ホールIC支持板52が配置され、該ホールIC支持板
52は、前記梱包機10の支持枠体56に固定ビス55
で固定されている。図3に示されているように、前記ホ
ールIC支持板52には、前記永久磁石51の回転軌跡
上に、該永久磁石51と対向し、適宜間隔を置いた二つ
の磁力検出用のホールIC53,54が磁気センサとし
て取付固定されている。
【0024】前記二つのホールIC53,54は、前記
バンド端処理機構Kが駆動され、前記前クランプカム3
5と一体の前記円板体50が回転することで前記永久磁
石51も回転し、該永久磁石51が前記二つのホールI
C53,54の近傍を通過する時、前記永久磁石51の
磁力を検知するものであり、前記各ホールIC53,5
4は、回転する前記永久磁石51との距離が接近して、
その検出する磁力が所定値より高くなるとスイッチオン
して信号を出力し、前記永久磁石51が更に回転してそ
の距離が離れてその検出磁力が一定値より低くなるとス
イッチオフとなると信号の出力を停止するべく機能す
る。
【0025】前記二つのホールIC53,54は、前記
の如く、永久磁石51の回転軌跡上に所定間隔を置いて
配置されるものであり、該間隔の中間位置を作動原点と
せしめるべく、前記ホールIC支持板52に作動原点位
置に対して左右に振り分けて取付固定されている。その
ため、前記二つのホールIC53,54は、回転する前
記永久磁石51の磁力を検出して信号を出力する時期を
異にするものであるが、該二つのホールIC53,54
が重複して所定値以上の磁力を検出して同時に信号を出
力する位置(時期)があるように適宜間隔をおいて配置
されている。
【0026】そして、前記二つのホールIC53,54
が同時に信号を出力する時期は、該二つのホールIC5
3,54の取付固定位置を変更することによって調整す
ることができるものであると共に、該同時に信号を出力
する時期(位置)が前記バンド端処理機構Kの作動原点
を示すものであり、該作動原点には、前記二つのホール
IC53,54が同時に信号を出力する時期を調整する
ことによってその作動原点に適宜幅(角度範囲)を持た
せることができるが、その許容範囲は、概ね前記前クラ
ンプカム35の回転角にして±1.0°の範囲内である
のがよい。
【0027】図4は、本実施例の梱包機10の制御装置
Cの制御回路部分を示したものである。前記作動原点検
出装置Tの前記二つのホールIC53,54は、アンド
ゲート57に接続され、前記バンド端処理機構Kの前ク
ランプカム35に一体に取付固定されている前記回転体
50が回転することで、該回転体50に埋め込まれた前
記永久磁石51が回転移動して前記二つのホールIC5
3,54に接近し、該二つのホールIC53,54の各
々が一定値以上の磁力を検出すると、該ホールIC5
3,54の各々がオンして前記アンドゲート57に信号
を出力する。該アンドゲート57は、前記二つのホール
IC53,54の両方から信号を入力したときのみ、C
PU(コンピュータ)に信号を出力する。前記アンドゲ
ート57から前記CPUへの出力信号は、前記バンド端
処理機構Kの各部材が作動原点に位置していることを示
す信号であり、該信号は一個の被梱包物Wの梱包作業の
終了後に一回出力されるものである。
【0028】そして、前記CPUからの一つの出力信号
は、前記バンド送出引締機構Sのソリッドステートリレ
ーSSRに入力され、該ソリッドステートリレーSSR
は前記入力信号に基づいて交流電圧を位相制御して特定
のデューティ比の交流電圧としてソレノイド式アクチュ
エータ26に供給し、前記バンド送出引締機構Sの一対
のローラ間の押圧力を変更する。前記CPUから他の出
力信号は、前記バンド端処理機構Kの前記ステッピング
モータM1 を駆動する信号であって、パルス発信器P1
を介してドライバD1 を作動することで行われ、更に、
前記CPUからの他の出力信号はバンド送出引締機構S
のステッピングモータM2 への駆動信号となり、パルス
発信器P2 を介してドライバD2 を作動することで行わ
れる。
【0029】次に、前述の如く構成された本実施例の梱
包機10の制御装置Cの指令による梱包作業の各行程を
図5に基づいて説明する。図5において、横軸は、梱包
作業の時間経過tを示し、縦軸は、バンド送出引締機構
SのステッピングモータM2 とピンチローラ・ソレノイ
ド26、バンド端処理機構KのステッピングモータM
1 、及び、作動原点検出装置Tの各々の梱包作業の時間
経過tに伴う各行程及び作動原点検出の時期を示すもの
である。
【0030】また、図5において、(a),(a')は、
作業テーブル14の面とほぼ同一水平面の位置に保持さ
れていたスライドテーブル46を被梱包物WとバンドB
との間から抜き、被梱包物Wの梱包作業を事実上終了さ
せる行程、及び、後続の梱包作業を始めるために、前記
スライドテーブル46を前記作業テーブル14の面とほ
ぼ同一水平面の位置に移動させると共に、前クランプ4
3を上昇する直前の状態(作動原点位置)に戻す行程、
(b),(b')は、バンドBの送出行程、(c),
(c')は、作動原点検出時期、(d)は、前クランプ4
3が上昇してバンドBの前端を把持する行程、(e)
は、バンドBの一次引き締め行程、(f)は、バンドB
の二次引き締め行程、(g)は、バンドBの重合部の加
熱行程、(h)は、バンドBの重合部のプレス行程、で
ある。
【0031】更に、(I1),(I2)は、それぞれ一個の
被梱包物Wの梱包作業の開始時期であって、(I1)は先
行する梱包作業の開始時期、(II1)は後続梱包作業の開
始時期である。(II1),(II2)はそれぞれ一個の被梱包
物Wの梱包作業の完全終了時期であると共に作動原点位
置であって、(II1)は先行する梱包作業の更に前の作業
の終了時期(先行の梱包作業の作動原点位置)、(II2)
は先行する梱包作業の終了時期(後続の梱包作業の作動
原点位置)である。Nは、一回の梱包作業の実質所要時
間である。
【0032】図5における一個の被梱包物Wの梱包作業
において、梱包作業が進行して、梱包作業の全行程の最
終段階になると、行程(a)、即ち、前記作業テーブル
14の面とほぼ同一水平面の位置に保持されていた前記
スライドテーブル46が前記ステッピングモータM1
回転に基づく揺動運動によって、前記被梱包物Wとバン
ドBとの間から抜かれ、一個の被梱包物Wの梱包作業が
事実上終了する。
【0033】そして、次回の梱包作業を始めるために、
前記バンド端処理機構KのステッピングモータM1 が連
続的に駆動して、前記スライドテーブル46を再び前記
作業テーブル14の面とほぼ同一水平面の位置に揺動運
動によって移動させるべく作動させると共に、前クラン
プ43を上昇する直前の状態(作動原点位置)に戻すべ
く作動させる。
【0034】前記行程(a)の過程において、前記作動
原点検出装置Tによる検出(c)が併行して行われる。
即ち、前記作動原点検出装置Tの永久磁石51が回転し
てきて前記ホールIC53,54が前記永久磁石51の
磁力を検出できる状態となり、前記二つのホールIC5
3,54が所定値以上の磁力を検出して両ホールICが
同時にスイッチオンとなると出力信号を前記アンドゲー
ト57に出力し、該アンドゲート57から信号が出力し
てCPUに入力される。
【0035】このCPUへの出力信号は、前記バンド端
処理機構Kの各部材が前記先行作業のための作動原点位
置(II1)に位置していることを示しており、前記CPU
は、前記出力信号に基づいて、前記バンド端処理機構K
の前記ステッピングモータM 1 の駆動を停止させ、前記
行程(a)を終了させる。そして、前記バンド端処理機
構Kの前記ステッピングモータM1 の駆動による以後の
行程(d),(g),(h),(a')は、前記先行する
梱包作業の開始用作動原点位置(II1)を基準として前記
CPUから前記ステッピングモータM1 に出力される信
号によって順次実施される。前記行程(a')は前記行程
(a)と同じ作動をし、その行程中において位置検出
(c')を行い、後続の梱包作業のための作動原点位置
(II2)を決定する。
【0036】一方、前記バンド端処理機構K(ステッピ
ングモータM1 )による前記行程(a),(a')が終了
しない状態、即ち、前記バンド端処理機構K(ステッピ
ングモータM1 )が前記作動原点位置(II1),(II2)に
復帰するよりも時間N1 だけ早い状態(梱包作業の開始
時期(I1),(I2))において、前記バンド供給引締機
構SのステッピングモータM2 とピンチローラのソレノ
イド26が駆動され、梱包作業最初の行程(b),
(b')であるバンドBの送出が開始される。そして、以
後、前記バンド供給引締機構SのステッピングモータM
2 とピンチローラのソレノイド26とが間欠に駆動さ
れ、一次引き締め及び二次引き締め行程(e),(f)
が実施される。
【0037】前記後続の梱包作業最初の行程(b')のた
めの前記バンド供給引締機構SのステッピングモータM
2 とピンチローラのソレノイド26への駆動指令は、前
記作動原点検出装置Tによる先行する梱包作業の位置検
出(c)に基づいて設定された前記先行梱包作業の作動
原点位置(II1)を基準として前記CPUから出力される
信号、つまり、前記作動原点位置(II1)の検出時期を基
準として算出された特定の時間経過後に出力される信号
によって実施される。
【0038】したがって、前記バンド供給引締機構Sの
前記行程(b')よりも一回前の梱包作業の行程(b)に
おける前記ステッピングモータM2 と前記ピンチローラ
のソレノイド26への駆動指令は、該行程(b)の更に
前の梱包作業によって検出された作動原点位置(時期)
を基準にして実施されることとなる。即ち、前記バンド
供給引締機構Sは、前記バンド端処理機構Kと同じ被梱
包物Wの梱包作業をしておりながら、その作動の基準と
なる作動原点位置(時期)を異しているということであ
る。
【0039】前記の如く、前記バンド端処理機構K(ス
テッピングモータM1 )が前記作動原点位置(II1),
(II2)に復帰するよりも時間N1 だけ早い時点(梱包作
業の開始時期(I1),(I2))において、前記バンド供
給引締機構SのステッピングモータM2 とピンチローラ
のソレノイド26を駆動して、一回の梱包作業の最初の
行程(b),(b')であるバンドBの送出を開始すると
いうことは、連続して梱包作業を実施する場合に、一回
の梱包作業毎に時間N1 だけ梱包作業時間を短縮でき、
連続する梱包作業全体としての高速化が可能となる。
【0040】そして、前記バンド供給引締機構Sの前記
バンド端処理機構Kの前記作動原点位置(II1),(II2)
への復帰よりも時間N1 だけ早い時期(I1),(I2)
に、行程(b),(b')の開始を可能とするためには、
前記バンド端処理機構Kの行程(a),(a')におい
て、前記中スライド47を、例えば前記中スライドカム
39の形状を変更する等して、早い時期に前記プレス4
4の上部に戻すべく配慮することが必要であると共に、
前記スライドテーブル46が前記作業テーブル14の面
とほぼ同一水平面の位置に向けて略80%程度移動した
状態の時に、前記バンド供給引締機構Sの行程(b),
(b')の開始時期(I1),(I2)を設定する等の配慮が
必要である。
【0041】前記配慮によって、前記バンド端処理機構
Kの行程(a),(a')が終了する以前に前記バンド供
給引締機構Sの行程(b),(b')が開始され、前記バ
ンドBを送出しても、何等の障害もなく、該バンドBを
前記前クランプ43のガイド孔43f、前記プレス44
上部と中スライド47の下部との間等を通過させて送出
することができる。そして、前記配慮がなされた後の前
記バンド供給引締機構Sの行程(b),(b')の開始で
あれば、前記バンド端処理機構Kの行程(a),(a')
の行程、及び、前記作動原点検出装置Tによる作動原点
の検出に時間を要しても、その要した時間は、連続する
梱包作業の全体としての所要時間には影響を与えない。
即ち、前記作動原点検出装置Tによる作動原点検出、及
び、前記前記バンド端処理機構Kの行程(a),(a')
の最終時点の作動原点位置復帰が多少遅くても、連続す
る梱包作業の所要時間には何等の影響もしない。以上、
本発明の一実施例について詳述したが、本発明は、前記
実施例に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記
載された発明の精神を逸脱しない範囲で、設計において
種々の変更ができるものである。
【0042】
【発明の効果】以上の説明から理解されるように、本発
明の梱包機のバンド端処理機構が作動原点位置に復帰す
るよりも早い時期に、バンド供給引締機構を駆動して、
梱包作業最初の行程であるバンドの送出を開始すること
によって、連続して梱包作業を実施する場合に、全体と
しての梱包作業時間を短縮でき、連続梱包作業の高速化
が可能となる。
【0043】また、前記バンド供給引締機構による梱包
作業最初の行程であるバンドの送出行程の開始指令を、
前に検出した作動原点検出信号に基づいて行うべく構成
したので、前記バンド送出行程中であっても、作動原点
の検出及びバンド端処理機構の作動原点への復帰を行う
ことができ、前記検出及び復帰が確実、かつ、正確に実
行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる梱包機の一実施例の内部構成を
示すために手前側の側壁を取り除いた正面概略図。
【図2】図1で示した梱包機のバンド端処理機構の拡大
断面図。
【図3】図1で示した梱包機の作動原点検出装置の概略
斜視図。
【図4】図1の梱包機の制御回路を示す図。
【図5】図1で示した梱包機の梱包作業の行程図。
【符号の説明】
10…梱包機 51…永久磁石 53…ホールIC(磁気センサ) 54…ホールIC(磁気センサ) C…制御装置 K…バンド端処理機構 S…バンド送出引締機構 T…作動原点検出装置 W…被梱包物 b,b’…バンド送出行程 c,c’…作動原点位置(信号)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バンド端処理機構K、バンド送出引締機
    構S、及び、前記両機構K,Sを制御する制御装置Cと
    を備えた梱包機10において、 前記制御装置Cは、前記バンド端処理機構Kが作動原点
    位置c,c’に復帰する前に、前記バンド送出引締機構
    Sを後続の被梱包物Wの梱包作業のためのバンド送出行
    程b,b’を開始するべく制御するものであることを特
    徴とする梱包機。
  2. 【請求項2】 前記制御装置Cは、前記バンド送出引締
    機構Sによる後続の被梱包物Wの梱包作業のための前記
    バンド送出行程b’を先行の梱包作業時前に検出した作
    動原点位置検出信号cに基づいて開始するべく制御する
    ものであることを特徴とする請求項1に記載の梱包機。
  3. 【請求項3】 前記制御装置Cは、永久磁石51と複数
    の磁気センサ53,54とを備えた作動原点検出装置T
    によって検出された作動原点検出信号c,c’に基づい
    て、前記バンド端処理機構K及び前記バンド送出引締機
    構Sを制御するものであることを特徴とする請求項1又
    は2に記載の梱包機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1481902A1 (en) * 2003-05-30 2004-12-01 Illinois Tool Works Inc. Single pin gripper assembly for strapping machine head

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1481902A1 (en) * 2003-05-30 2004-12-01 Illinois Tool Works Inc. Single pin gripper assembly for strapping machine head
US6935227B2 (en) 2003-05-30 2005-08-30 Illinois Tool Works, Inc. Single pin gripper assembly for strapping machine head

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