JPH0833734B2 - 電子楽器における極値チャンネル指定方法 - Google Patents

電子楽器における極値チャンネル指定方法

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JPH0833734B2
JPH0833734B2 JP1264456A JP26445689A JPH0833734B2 JP H0833734 B2 JPH0833734 B2 JP H0833734B2 JP 1264456 A JP1264456 A JP 1264456A JP 26445689 A JP26445689 A JP 26445689A JP H0833734 B2 JPH0833734 B2 JP H0833734B2
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    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/18Selecting circuits
    • G10H1/183Channel-assigning means for polyphonic instruments

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、複数の楽音発生チャンネルを具えた電子
楽器においてエンベロープ信号のレベルが最大または最
小のチャンネルを指定する極値チャンネル指定方法に関
し、トランケート処理などにおいて用いらるものであ
る。
〔従来の技術〕 複数の楽音発生チャンネルのいずれかに押鍵音を割当
てる処理を行う場合において、全チャンネルで割当て済
みの場合、信号の減衰が最も進んでいるチャンネルをト
ランケートチャンネルとして検出し、このトランケート
チャンネルに新たな押鍵音を割当てることが行われる。
このようなトランケート処理の従来技術としては、特開
昭52-25613号や特公平1-28397号などに示されたものが
ある。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来のトランケート装置は、いずれもトランケート処
理の対象とするチャンネルがハード的に固定されてお
り、これを必要に応じて拡張することができなかった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、トラン
ケート処理の対象とするチャンネルを必要に応じて容易
に拡張することができるようにした電子楽器における極
値チャンネル指定方法を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
この発明に係る極値チャンネル指定方法は、複数のチ
ャンネルで楽音信号を形成することが可能な楽音形成手
段と、前記楽音信号を制御するために、各チャンネルに
対応してエンベロープ信号を発生するエンベロープ発生
手段とを具える電子楽器において、前記エンベロープ信
号のレベルが最大または最小のチャンネルを極値チャン
ネルとして指定する極値チャンネル指定方法であって、
特定数のチャンネルに関するエンベロープ信号を入力
し、このレベルが最大または最小のチャンネルを検出
し、検出したチャンネルを示すデータ及び検出したチャ
ンネルに関するエンベロープ信号のレベルを示すデータ
を出力する1又は複数の検出手段と、前記各検出手段に
より検出されたチャンネルのエンベロープ信号のレベル
を比較し、このレベルが最大または最小である1つの検
出手段を特定する特定手段とを具備し、特定された1つ
の検出手段において検出したチャンネルを前記極値チャ
ンネルとして指定し、前記楽音形成手段におけるチャン
ネル数に応じて必要数分だけ前記検出手段を設けること
によりチャンネル数の拡張に対処し得るようにしたこと
を特徴とするものである。
〔作用〕
1つの検出手段は、特定数のチャンネルに関するエン
ベロープ信号を入力し、このレベルが最大または最小の
チャンネルを検出し、検出したチャンネルを示すデータ
及び検出したチャンネルに関するエンベロープ信号のレ
ベルを示すデータを出力する。このような検出手段を必
要に応じて1又は複数設ける。例えば、1つの検出手段
で処理できるチャンネルの上記特定数が4で、トランケ
ート処理の対象チャンネル数が8である場合は、検出手
段を2個設ける。また、トランケート処理の対象チャン
ネル数が16である場合は、そのような検出手段を4個設
ける。
特定手段では、各検出手段により検出されたチャンネ
ルのエンベロープ信号のレベルを比較し、このレベルが
最大または最小である1つの検出手段を特定する。こう
して特定された1つの検出手段において検出したチャン
ネルを極値チャンネル(すなわちトランケート処理の場
合はトランケートチャンネル)として指定する。
このように、この発明によれば、楽音形成手段におけ
るチャンネル数に応じて必要数分だけ検出手段を設ける
ことによりチャンネル数の拡張に対処することができる
という優れた効果を奏する。
〔実施例〕
以下、添付図面を参照してこの発明の一実施例を詳細
に説明しよう。
第1図はこの発明を実施した電子楽器のシステム構成
の一例を示すもので、トランケートチャンネル検出ユニ
ット10を1個だけ設けた例を示す。
演奏情報発生手段11は発生すべき楽音を指定する演奏
情報を発生するものであり、例えば鍵盤のような演奏者
の実時間演奏操作に応じて演奏情報(押鍵情報)を発生
するものや、自動ベースコード演奏回路やリズムパター
ン発生回路のような自動演奏情報を発生するものなどを
含んでいてよい。
発音割当て手段12は、演奏情報発生手段11から与えら
れた演奏情報を、楽音形成手段13における各チャンネル
に対して割当てるためのものである。各チャンネルに割
当てた演奏情報に対応するキーコードKC(演奏者によっ
て押鍵操作された鍵を特定する情報若しくは自動発生す
べき音を特定する情報)とキーオン信号KON(キーコー
ドKCに対応する鍵の押圧・離鍵に対応する信号若しくは
音の発音開始を指示する信号)が発音割当て手段12から
出力され、楽音形成手段13に与えられる。また、キーオ
ン信号KONはエンベロープ発生手段14に与えられる。
楽音形成手段13は複数の楽音発生チャンネルを並列的
にまたは時分割的に具備し、各チャンネルに割当てられ
た演奏情報に対応する楽音信号を、上記キーコードKC及
びキーオン信号KONに基づき発生する。エンベロープ発
生手段14は、各チャンネルで発生する楽音信号を制御す
るためのエンベロープ信号を上記キーオン信号KONに基
づきそれぞれ発生する。この例では、エンベロープ発生
手段14では楽音の音量エンベロープを制御するエンベロ
ープ信号を発生するものとする。
パラメータ供給手段15は、音色、音高、音量等の各種
楽音要素に関する各種パラメータ情報を発生し、発音割
当て手段12、楽音形成手段13、エンベロープ発生手段14
に供給する。発音割当て手段12に供給されるパラメータ
情報としては、各チャンネルに任意の音色を割当てるこ
とが可能な構成の場合には各チャンネルとそこに割当て
られた音色との関係を示すパラメータ情報や、多系列音
を発生するために同時発音可能数が変化する場合はその
同時発音可能数を指定するパラメータ情報など、であ
る。楽音形成手段13に供給されるパラメータ情報として
は、選択された音色を実現するための各種パラメータ情
報などである。エンベロープ発生手段14に供給されるパ
ラメータ情報としては、エンベロープ波形形成用の各種
パラメータ情報などである。また、パラメータ供給手段
15は、発生音のトータル音量を調整するための音量調整
手段16を含んでいる。
エンベロープ発生手段14から発生したエンベロープ信
号EGLと音量調整手段16から発生したトータル音量調整
情報VOLとを演算器17で演算し、トータル音量調整情報
を加味したエンベロープ信号EGL′を得る。このエンベ
ロープ信号EGL′は演算器18に与えられ、楽音形成手段1
3から出力される楽音信号と演算され、該楽音信号の音
量エンベロープを制御する。周知のように、楽音信号、
エンベロープ信号、音量調整情報を対数値で表現した場
合は、演算器17,18は加算器でよく、一方、これらをリ
ニア値で表現した場合は、演算器17,18は乗算器とす
る。
演算器18の出力は、D/A変換器19でアナログ信号に変
換され、サウンドシステム20に与えられる。
トランケートチャンネル検出ユニット10は、演算器17
からトータル音量調整情報を加味したエンベロープ信号
を入力し、各チャンネルの該エンベロープ信号のレベル
を逐次比較することによりその値の大小から最大減衰チ
ャンネルを検出する最大減衰チャンネル検出手段21を含
んでいる。この最大減衰チャンネル検出手段21における
検出処理可能なチャンネル数は特定数Nに固定されてい
る。第1図の例の場合、楽音形成手段13におけるチャン
ネル数も同じN(若しくはNより小でも可)であるとす
る。検出した最大減衰チャンネルを示すデータは、トラ
ンケートチャンネル指定データTCHとして発音割当て手
段12に供給される。発音割当て手段12では、トランケー
トチャンネル指定データTCHを受け、新たな割当てを行
うべき演算情報(キーコードKC)が与えられたとき、こ
のトランケートチャンネル指定データTCHによって指定
されたチャンネル若しくは空きチャンネルに対して該新
たな演奏情報(キーコードKC)を割当てる。
なお、最大減衰チャンネル検出手段21においては、特
定数Nの全チャンネルを検出対象とするのではなく、除
外条件判定部23から検出対象チャンネル指定情報EGCHを
受け、この検出対象チャンネル指定情報EGCHによって指
定されたチャンネルを対象として最大減衰チャンネル検
出処理を行うようになっている。このような検出対象チ
ャンネル指定操作は次のような目的のために行うとよ
い。
a) 全チャンネルのうち一部のチャンネルは或る楽音
(音色)の発生に固定して使用し、残りのチャンネルの
うち最大減衰チャンネル若しくは空きチャンネルを選ん
で新たな押鍵音の発音割当てを行う場合、固定音色チャ
ンネルを除外して検出対象チャンネル指定を行う。例え
ば、ドラム、パーカッション等の特定音色の音を固定チ
ャンネルで発音する場合に、その固定チャンネルを除外
して検出対象チャンネル指定を行う。
b) 発音中の最低音は一般にベース音であるとみな
し、これに対しては十分な減衰を与えた方が音楽上好ま
しいので、最低音が割当てられているチャンネルは除外
して残りのチャンネルのうち最大減衰チャンネル若しく
は空きチャンネルを選んで新たな押鍵音の発音割当てを
行うようにするために、最低音が割当てられているチャ
ンネルは除外して検出対象チャンネル指定を行う。
c) 各チャンネルに任意の音色を割当てることができ
るようにすることにより各チャンネルに複数音色が混在
する場合は、新たな割当てを行うべき演奏情報に係る音
色が割当てられたチャンネルを対象として最大減衰チャ
ンネル若しくは空きチャンネルを選んで新たな演奏情報
に係る楽音の発音割当てを行う必要があり、そのため
に、同じ音色に関するチャンネルのみを検出対象チャン
ネルとして指定する。
上記a)〜c)は一例であり、その他の目的のために
検出対象チャンネル指定を行うようにしてもよい。除外
条件判定部23は、上記a)〜c)のような各種目的に応
じて、発音割当て手段12の出力あるいはパラメータ供給
手段15の出力等に基づき、検出対象から除外するチャン
ネルを判定し、該チャンネルを除外して検出対象チャン
ネルを指定する検出対象チャンネル指定情報EGCHを出力
する。
なお、トランケートチャンネル検出ユニット10は、他
のトランケートチャンネル検出ユニットの最大減衰チャ
ンネル検出手段で検出された最大減衰チャンネルのエン
ベロープ信号を受け入れるための入力端子EXINを有して
おり、この端子EXINから入力されたエンベロープ信号の
レベルと自己の最大減衰チャンネル検出手段21で検出し
た最大減衰チャンネルのエンベロープ信号のレベルとを
比較し、減衰が最も進んでいる方の1つの検出手段を特
定する特定手段22を具備していてもよい。しかし、第1
図のシステムのように、トランケートチャンネル検出ユ
ニット10を1個しか使用しない場合は、この特定手段22
は実質的に機能しない。つまり、端子EXINには他のエン
ベロープ信号が入力されないので、自己の最大減衰チャ
ンネル検出手段21で検出したチャンネルを減衰が最も進
んでいるチャンネルとする。
第2図はこの発明を実施した電子楽器のシステム構成
の別の例を示すもので、トランケートチャンネル検出ユ
ニット10A,10Bを2個設けた拡張例を示す。
この例では、それぞれNチャンネルの楽音形成手段13
A,13Bを2系列併設しており、楽音発生チャンネル数を
拡張している。これに対応してエンベロープ発生手段14
A,14B、演算器17A,17B,18A,18Bもそれぞれ2系列併設
し、演算器18A,18Bの出力信号を加算器24で合計してD/A
変換器19に入力するようになっている。このようなチャ
ンネル数の拡張に伴い、発音割当て手段12も拡張したチ
ャンネル数分の割当て処理を行えるように構成するのは
勿論である。また、除外条件判定部23は各系列毎に検出
対象チャンネル指定情報EGCH(A),EGCH(B)をそれ
ぞれ出力する構成とする。
トランケートチャンネル検出ユニット10A,10Bの各々
は、第1図に示したトランケートチャンネル検出ユニッ
ト10と同一構成であってよく、それぞれN個のチャンネ
ルにつき最大減衰チャンネル検出を行うことができる最
大減衰チャンネル検出手段21A,21Bを含んでいる。A系
列用のトランケートチャンネル検出ユニット10Aの最大
減衰チャンネル検出手段21Aには、演算器17Aから出力さ
れるエンベロープ信号と検出対象チャンネル指定情報EG
CH(A)とが入力される。B系列用のトランケートチャ
ンネル検出ユニット10Bの最大減衰チャンネル検出手段2
1Bには、演算器17Bから出力されるエンベロープ信号と
検出対象チャンネル指定情報EGCH(B)とが入力され
る。
A系列用のトランケートチャンネル検出ユニット10A
の最大減衰チャンネル検出手段21Aで検出した最大減衰
チャンネルを示すデータTCH(A)とそのエンベロープ
信号TEG(A)とが、B系列用のトランケートチャンネ
ル検出ユニット10Bの入力端子EXINに入力される。B系
列用のトランケートチャンネル検出ユニット10Bの特定
手段22Bでは、この入力端子EXINに入力されたA系列用
の最大減衰チャンネル検出手段21Aで検出したチャンネ
ルのエンベロープ信号と、自己の最大減衰チャンネル検
出手段21Bで検出したチャンネルのエンベロープ信号と
を比較し、減衰が最も進んでいる方の1つの検出手段を
特定する。特定された1つの検出手段を示すデータA/B
と、該特定された1つの検出手段で検出された最大減衰
チャンネルを示すデータTCHとが発音割当て手段12に与
えられる。発音割当て手段12においては、両データA/B,
TCHによって特定される1つのチャンネルがトランケー
トチャンネルとして指定され、前述のように発音割当て
処理がなされる。
例えば、N=4であり、楽音形成手段13A,13Bによる
合計発音チャンネル数は4+4=8とし、A系列は第1
乃至第4チャンネルを分担し、B系列は第5乃至第8チ
ャンネルを分担するとする。ここで、A系列用の最大減
衰チャンネル検出手段21AではN=4つのチャンネルの
うち3番目のチャンネルを最大減衰チャンネルとして検
出し、B系列用の最大減衰チャンネル検出手段21Bでは
N=4つのチャンネルのうち2番目のチャンネルを最大
減衰チャンネルとして検出したとし、B系列の最大減衰
チャンネルの方が減衰が進んでいたとすると、データA/
BはB系列を示し、データTCHは2番目のチャンネルを示
す。これにより、B系列における2番目のチャンネルつ
まり第6チャンネルがトランケートチャンネルとして指
定される。
なお、A系列用のトランケートチャンネル検出ユニッ
ト10Aにおいて特定手段22Aは不要であることは容易に理
解できる。しかし、トランケートチャンネル検出ユニッ
トのハード回路の標準化(共通化)を図るために、使用
しない特定手段22Aを具備していても一向に差し支えな
い。
次に、トランケートチャンネル検出ユニット10の詳細
例につき第3図を参照して説明する。この例においても
N=4と仮定している。
まず、最大減衰チャンネル検出手段21について説明す
ると、演算器17から与えられるエンベロープ信号EGL′
は減衰量を示すデータであり、その値が大きいほど減衰
最大つまり音量小であるとする。従って、この最大減衰
チャンネル検出手段21では、4つの特定チャンネルのう
ちエンベロープ信号EGL′のデータ値が最大のものを検
出し、そのチャンネルを最大減衰チャンネルとして検出
する。
この例では演算器17から与えられる各チャンネルのエ
ンベロープ信号EGL′は第4図に示すようなチャンネル
タイミングで時分割多重化されているものとする。この
エンベロープ信号EGL′はセレクタ30の「0」入力に与
えられる。セレクタ30の「1」入力には入力端子EXINか
ら他の最大減衰チャンネル検出手段で検出した最大減衰
チャンネルのエンベロープ信号が入力される。セレクタ
30の選択制御信号TSEL1は第4図に示すような信号であ
り、通常は「0」入力のエンベロープ信号EGL′を選択
するが、最後のチャンネルタイムスロットの後半部にお
いて入力端子EXINからのエンベロープ信号を選択する。
セレクタ30の出力は比較器31のA入力に入力される。
比較器31のB入力にはラッチ32の出力が入力される。比
較器31の比較の結果大きい方のデータ(より減衰の進ん
でいる方のデータ)がラッチ32にラッチされるようにな
っている。つまり、ラッチ32の出力はセレクタ33の
「0」入力を介して該ラッチ32の入力側に戻されるよう
になっており、セレクタ33の「1」入力には演算器17か
らのエンベープ信号EGL′が入力される。そして、比較
器31の比較の結果、A<Bであれば、セレクタ33の
「0」入力が選択され、ラッチ32の記憶データが保持さ
れるが、A≧Bの場合は、比較器31のA≧B出力から
“1"が出力され、アンドゲート34を介してセレクタ33の
制御入力に「1」入力を選択する信号が与えられ、演算
器17からのエンベロープ信号EGL′を選択してラッチ32
にラッチする。
チャンネルカウンタ35は第4図に示すようなクロック
パルスφchをモジュロ4でカウントし、各チャンネル0
〜3を示すデータを各チャンネルのタイミングに対応し
て出力する。このチャンネルカウンタ35の出力をアンド
ゲート34の出力信号“1"に応じてラッチ36にラッチす
る。
セレクタ33の出力は、第4図に示すように最後のチャ
ンネル3のタイミングの終りで“1"になる信号TRSEL2に
よってクリアされる。これによりラッチ32には、最初の
チャンネル0のタイミングでオール“0"がラッチされ
る。なお、ラッチ32のラッチタイミング信号TDLは第4
図のように各チャンネルタイミングごとに発生する。最
初のチャンネル0では比較器31のA≧Bが成立し、チャ
ンネル0のエンベロープ信号EGL′のレベル値データが
ラッチ32にラッチされる。次に、ラッチ32にラッチされ
たデータとチャンネル1のエンベロープ信号EGL′のレ
ベル値データが比較され、大きい方の値がラッチ32にラ
ッチされる。こうして、4つのチャンネル0〜3のエン
ベロープ信号EGL′のレベルが次々に比較され、最終的
に最も大きい値のデータがラッチ32にラッチされる。一
方、アンドゲート34の出力“1"により新たなエンベロー
プ信号EGL′のレベル値データがラッチ32にラッチされ
る毎に、ラッチ36に該エンベロープ信号EGL′のチャン
ネルを示すデータがラッチされる。こうして、エンベロ
ープ信号の値が最も大きいチャンネル(最も減衰が進ん
でいるチャンネル)を示すデータがラッチ36に最終的に
ラッチされる。ラッチ36の出力はラッチ37に入力され、
第4図に示すように最後のチャンネル3のタイミングの
終りで“1"になる信号TL3によって該ラッチ37に取り込
まれる。
検出対象チャンネル指定情報EGCHは、4つの各チャン
ネルに1ビットずつ対応する並列4ビットのデータから
なり、これを一旦ラッチ38に取り込み、それから、並列
/直列変換器39で直列データに変換し、各チャンネルの
タイミングに対応する時分割データとする。この検出対
象チャンネル指定情報EGCHは、最大減衰チャンネルの検
出対象となるチャンネルで信号“1"であり、対象外のチ
ャンネルで信号“0"である。時分割化された検出対象チ
ャンネル指定情報EGCHをアンドゲート40に入力し、各チ
ャンネルのキーオン信号KONとのアンド論理をとる。こ
の場合、キーオン信号KONは、各チャンネルが発音中若
しくは割当て中であることを示す時分割的な信号であ
り、発音中若しくは割当て中のチャンネルを対象にして
最大減衰チャンネルの検出を行うためのものである。
アンドゲート40の出力はアンドゲート34に加わる。ア
ンドゲート34には、上述の比較器31のA≧B出力信号
と、アタックセグメント信号SEGAを反転した信号と、タ
イミング信号TIM1が更に加わる。アタックセグメント信
号SEGAは、エンベロープ発生手段14から各チャンネルに
対応して時分割的に与えられるもので、当該チャンネル
のエンベロープ信号が音の立上りのアタック部に対応し
ている場合に“1"、それ以外の部分に対応して場合に
“0"である。当該チャンネルのエンベロープ信号が音の
立上りのアタック部に対応している場合は、アタックセ
グメント信号SEGAを反転した信号は“0"であり、アンド
ゲート34を不動作とする。これにより、アタック部にお
けるエンベロープ信号レベルの小さい部分が誤って最大
減衰として検出されることを防ぐ。なお、タイミング信
号TIM1は第4図に示すように発生し、比較出力信号をセ
レクタ33の選択制御信号として与えるタイミングを設定
する。
アンドゲート34の出力はインバータ41で反転され、ア
ンドゲート42、オアゲート43を介してフリップフロップ
44に与えられる。フリップフロップ44は第4図に示すよ
うなタイミング信号FFによって制御されるもので、その
出力はアンドゲート42に戻される。オアゲート43の他の
入力には前記信号TRSEL2が加わり、最初のチャンネル0
のタイミングの始まりでフリップフロップ44の内容を
“1"にセットする。次に、チャンネル0乃至3のいずれ
かのタイミングでアンドゲート34の出力が“1"になる
と、アンドゲート42が不動作となり、フリップフロップ
44の内容が“0"にリセットされる。全チャンネルがアタ
ック中若しくは検出対象外のとき、アンドゲート34の出
力は“1"にならず、フリップフロップ44の内容は“1"に
セットされたままである。このフリップフロップ44の出
力がインバリッド信号INVALとして使用される。インバ
リッド信号INVALが“1"のとき、4つの全チャンネルが
利用不能であることを示す。前述のラッチ37には最大減
衰チャンネルのデータと共にこのインバリッド信号INVA
Lがラッチされる。なお、このラッチ37のラッチタイミ
ング(信号TL3のタイミング)でこのインバリッド信号I
NVALは有効な値を示している。
第1図のようにトランケートチャンネル検出ユニット
10を1系列しか設けない場合、ラッチ37にラッチされた
最大減衰チャンネルのデータがトランケートチャンネル
指定データTCHとして、インバリッド信号INVALと共に発
音割当て手段12に与えられる。
第2図のようにトランケートチャンネル検出ユニット
10A,10Bを2系列設けた場合、一方のトランケートチャ
ンネル検出ユニット10Aにおけるラッチ36にラッチされ
た最大減衰チャンネルのデータがインバリッド信号INVA
Lと共にゲート45を介して出力され、A系列の最大減衰
チャンネル検出データTCH(A)及びインバリッド信号I
NVAL(A)として、他方のトランケートチャンネル検出
ユニット10Bの入力端子EXINに入力される。また、ラッ
チ32にラッチされた最大減衰チャンネルのエンベロープ
信号のレベルデータがゲート45を介して出力され、A系
列の最大減衰チャンネルのエンベロープ信号レベルデー
タTEG(A)として、他方のトランケートチャンネル検
出ユニット10Bの入力端子EXINに入力される。ゲート45
は、信号TSEL1のタイミングで開かれる。
次に、第4図のトランケートチャンネル検出ユニット
10がB系列のトランケートチャンネル検出ユニット10B
であると仮定して、特定手段22について説明する。この
トランケートチャンネル検出ユニット10Bの入力端子EXI
Nに入力されたA系列の最大減衰チャンネルのエンベロ
ープ信号レベルデータTEG(A)はセレクタ30の「1」
入力に与えられ、信号TSEL1のタイミングで該セレクタ3
0で選択され、比較器31のA入力に与えられる。このB
系列の最大減衰チャンネル検出手段21Bにおいては、信
号TSEL1のタイミングでは既に自己の系列に関する最大
減衰チャンネル検出処理が終了しており、検出した最大
減衰のエンベロープ信号のレベルデータがラッチ32にラ
ッチされている。そこで、比較器31では、信号TSEL1の
タイミング(つまり最後のチャンネル3のタイムスロッ
トの後半のタイミング)で、A系列の最大減衰チャンネ
ルのエンベロープ信号TEG(A)のレベルと、自己の系
列Bの最大減衰のエンベロープ信号TEGのレベルとを比
較し、A系列の方が大きければ、A≧B出力から“1"を
生じ、アンドゲート46に与える。アンドゲート46は信号
TSEL1のタイミングで可能化され、その出力を特定手段2
2内のセレクタ47の制御入力に与える。(なお、この信
号TSEL1の“1"のタイミングでは、タイミングTIM1は
“0"であり、アンドゲート34は不動作である。) 特定手段22において、セレクタ47の「0」入力には自
己の最大減衰チャンネル検出手段21で検出した最大減衰
チャンネルのデータTCH(B)がラッチ36から入力され
る。また、自己の系列Bに関するインバリッド信号INVA
L(B)がアンドゲート48に入力される。また、入力端
子EXINに入力されたA系列の最大減衰チャンネルを示す
データTCH(A)がセレクタ47の「1」入力に与えら
れ、A系列のインバリッド信号INVAL(A)がアンドゲ
ート48の他の入力に入力される。
従って、A系列の最大減衰チャンネルのエンベロープ
信号の方がレベル大つまり減衰が進んでいるとき、アン
ドゲート46の出力は“1"であり、セレクタ47の「1」入
力に与えられるA系列の最大減衰チャンネルを示すデー
タTCH(A)が選択され、ラッチ49に入力される。反対
に、B系列の最大減衰チャンネルのエンベロープ信号の
方がレベル大つまり減衰が進んでいるとき、アンドゲー
ト46の出力は“0"であり、セレクタ47の「0」入力に与
えられるB系列の最大減衰チャンネルを示すデータTCH
(B)が選択され、ラッチ49に入力される。
また、A,B両系列が利用不能のとき、両系列のインバ
リッド信号INVAL(A),INVAL(B)が共に“1"であ
り、アンドゲート48の出力は“1"となる。少なくともど
ちらか一方が利用可能ならばアンドゲート48の出力は
“0"である。このアンドゲート48の出力は総合的なイン
バリッド信号INVALとしてラッチ49に入力される。ま
た、アンドゲート46の出力信号はA,B両系列の一方を特
定する信号A/Bとしてラッチ49に入力される。
ラッチ49のラッチ制御入力信号TL4は第4図に示すよ
うに信号TSEL1のタイミングに対応して“1"となり、ラ
ッチ49に入力される上記各データをラッチする。ラッチ
49にラッチされたAまたはB系列の最大減衰チャンネル
のデータTCH、系列特定信号A/B及びインバリッド信号IN
VALが発音割当て手段12に与えられる。
以上では、トランケートチャンネル検出ユニット10を
2系列設けた場合について説明したが、更に増設するこ
とが可能であるのはいうまでもない。その場合は系列特
定信号A/Bのビット数を適宜増すように設計変更するな
ど、マイナーな設計変更を必要に応じて行えばよい。
また、1つの最大減衰チャンネル検出手段はN=4個
の特定数チャンネルにつき最大減衰チャンネルを検出す
る例を示したが、Nの数は4に限らない。
エンベロープ信号の値は減衰量表現に限らず、通常の
データ表現でもよい。その場合は、データの最小値を検
出すればよい。
この発明はトランケート処理に限らず、他の目的にも
使用することができる。例えば、最大音量(最小減衰
量)のチャンネルを検出する場合にも適用することがで
きる。また、楽音の音量を制御するエンベロープ信号に
限らず、その他の要素を制御するエンベロープ信号の極
値(つまり最大値または最小値)検出にこの発明を適用
することができる。
〔発明の効果〕
以上の通り、この発明によれば、特定数のチャンネル
に関するエンベロープ信号レベルの極値(すなわち最大
値または最小値)を検出する検出手段を1又は複数設
け、各検出手段により検出された極値を比較し、この極
値が最大または最小である1つの検出手段を特定するよ
うにしたので、楽音形成手段におけるチャンネル数に応
じて必要数分だけ検出手段を設けることによりチャンネ
ル数の拡張に対処することができるという優れた効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明を実施した電子楽器のシステム構成の
一例を示すブロック図、 第2図はこの発明を実施した電子楽器のシステム構成の
別の例を示すブロック図、 第3図は第1図又は第2図におけるトランケートチャン
ネル検出ユニットの詳細例を示すブロック図、 第4図は第3図における各種信号のタイミングチャー
ト、である。 10……トランケートチャンネル検出ユニット、11……演
奏情報発生手段、12……発音割当て手段、13……楽音形
成手段、14……エンベロープ発生手段、15……パラメー
タ供給手段、16……音量調整手段、17,18……演算器、2
1……最大減衰チャンネル検出手段、22……特定手段、2
3……除外条件判定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−172198(JP,A) 特開 昭56−149090(JP,A) 特開 昭52−25613(JP,A) 特開 平1−169497(JP,A)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数のチャンネルで楽音信号を形成するこ
    とが可能な楽音形成手段と、前記楽音信号を制御するた
    めに、各チャンネルに対応してエンベロープ信号を発生
    するエンベロープ発生手段とを具える電子楽器におい
    て、前記エンベロープ信号のレベルが最大または最小の
    チャンネルを極値チャンネルとして指定する極値チャン
    ネル指定方法であって、 特定数のチャンネルに関するエンベロープ信号を入力
    し、このレベルが最大または最小のチャンネルを検出
    し、検出したチャンネルを示すデータ及び検出したチャ
    ンネルに関するエンベロープ信号のレベルを示すデータ
    を出力する1又は複数の検出手段と、前記各検出手段に
    より検出されたチャンネルのエンベロープ信号のレベル
    を比較し、このレベルが最大または最小である1つの検
    出手段を特定する特定手段とを具備し、 特定された1つの検出手段において検出したチャンネル
    を前記極値チャンネルとして指定し、 前記楽音形成手段におけるチャンネル数に応じて必要数
    分だけ前記検出手段を設けることによりチャンネル数の
    拡張に対処し得るようにしたことを特徴とする電子楽器
    における極値チャンネル指定方法。
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