JPH0834429B2 - アナログ/ディジタル変換器を含むファジィ推論回路 - Google Patents

アナログ/ディジタル変換器を含むファジィ推論回路

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JPH0834429B2
JPH0834429B2 JP1172961A JP17296189A JPH0834429B2 JP H0834429 B2 JPH0834429 B2 JP H0834429B2 JP 1172961 A JP1172961 A JP 1172961A JP 17296189 A JP17296189 A JP 17296189A JP H0834429 B2 JPH0834429 B2 JP H0834429B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 この発明は、アナログ/デジタル変換器(以下A/D変
換器と略記)を含むファジィ推論回路に関するものであ
る。
〔従来技術〕 従来のA/D変換器としては、例えば第6図に示すよう
なものがある。
A/D変換器には多くの種類があるが、ここでは逐次比
較型を示した。この逐次比較型は、中速(数μs〜数百
μsの変換時間)で、素子数が比較的少なく、高集積化
に適している。
第6図において、(a)は電圧比較型、(b)は電流
比較型、(c)は電荷比較型を示す。
第6図の回路においては、デジタル/アナログ変換器
(以下、D/A変換器と略記)1のアナログ出力(電圧VD
あるいは電流ID)と変換すべきアナログ入力電圧3とを
コンパレータ回路2で比較し、制御回路4およびレジス
タ51によってD/A変換器1の出力を逐次変え、ちょうど
アナログ入力電圧3と等しいと思われるところでレジス
タ51のデータを取り出すと、そのデータがデジタル変換
されたデータとなる。
第7図および第8図は、上記第6図に示したようなA/
D変換器をファジィ・チップと組み合わせてファジィ・
コントローラを構成した例を示す図である。なお、この
ようなファジィ・コントローラに関しては、例えば、
「日経エレクトロニクス、No.457、pp.157−168、198
8」に記載されている。
図示のごときファジィ・コントローラにおいては、入
力信号をA/D変換器でデジタル量に変換したのち、デジ
タル処理を行なうファジィ・プロセッサ(第7図ではSR
AM主体、第8図ではEPROM主体で構成)でファジィ推論
し、その結果をD/A変換器でアナログ量に変換してい
る。
上記のように、デジタル処理をするファジィ推論器に
おいては、実用的にはアナログ量で入力してアナログ量
で出力することが多いため、入力信号を一旦A/D変換
し、デジタル処理した後に、その結果をD/A変換して出
力する構成となるので、全体の規模が大きくなると共に
実効的な推論速度(アナログ入力からアナログ出力まで
の時間)にも限界が出てくる。一方、全てをアナログ回
路で構成すれば構成は簡略化されるが、コントローラの
信頼性、耐ノイズ性、大規模化、低消費電力化を考慮す
ると、デジタル処理の方が有利である。
〔発明が解決しようとする課題〕
上記のごとく、従来のA/D変換器をファジィ・コント
ローラに使用する場合には、入力アナログ量をデジタル
量に変換した後にファジィ推論を行ない、その結果を再
びアナログ量に変換して出力するために、A/D変換器、
ファジィ・デジタル・プロセッサ、D/A変換器の構成と
なっていたので、構成が大規模化し、処理の流れが長く
なる。そのため、コンパクト化や高速化が可能になると
いうファジィ・コントローラの利点が減殺されるという
問題があった。
この発明は、上記のごとき従来技術の問題を解決する
ことを目的とするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明においては、特許
請求の範囲に記載するように構成している。
すなわち、本発明においては、複数の基準電圧を入力
してそれぞれ所定のメンバーシップ関数に対応したアナ
ログ値を出力する複数のデコーダ・ブロックを設け、そ
の出力とアナログ入力信号とを比較するように構成し、
A/D変換器自体を、アナログ入力信号に応じてファジィ
推論結果(あるいは途中結果)をデジタル量で出力する
ように構成することにより、ファジィ・コントローラ全
体の構成を簡略化することが出来るようにしたものであ
る。
なお、上記の各デコーダ・ブロックは、例えば、後記
第2図(b)に示すように、一つのデジタル量について
対応するアナログ量が複数存在する多価関数(例えば2
価関数)の特性を有し、また、第2図(c)に示すよう
に、複数のデコーダ・ブロックのうちの隣あったものの
アナログ量が重なりあった特性を有する。
〔実施例〕
第1図は、本発明の一実施例のブロック図である。
第1図の回路は、基準電圧1a1…1an…を出力する基準
電圧発生器1aと、デコーダ・ブロック1b1、1b2、…1bn
と、コンパレータ回路2と、アップ・ダウン・カウンタ
5と、出力ラッチ回路6とから構成されている。また、
1c1、1c2、…1cnはそれぞれデコーダ・ブロック1b1、1b
2、…1bnの出力を示す。なお、第1図には記載していな
いが、制御用の論理回路が若干必要である。
また、上記のデコーダ・ブロック1bnは第2図(a)
に示すような構成いなっている(詳細後述)。
次に作用を説明する。
まず、第3図に基づいてファジィ推論の概略を説明す
る。
第3図に示すように、ファジィ推論では複数のif-the
n形式のルールを考える。また、この場合は、二つのル
ール(rulel、rule2)を例として説明する。
第3図において、x1、x2は入力信号であり、具体的に
はセンサ信号等である。yは出力信号であり、具体的に
はアクチュエータ制御信号などである。また、A11〜A23
はファジィ量であり、具体的には「少し大きい」「やや
少ない」などのあいまいな表現を表わしている。そして
A11〜A23は図示のようなx1、x2、yの関数で表現され、
メンバーシップ関数と呼ばれる。メンバーシップ関数の
横軸はx1、x2、yであるが、縦軸はグレードgと呼ん
で、あいまいさの度合を表わす。グレードを規格化する
と、g=1はあいまいさのない集合であり、g=0はそ
の集合に含まれていないことを示す。ルールに応じてメ
ンバーシップ関数によって表現すると図示のようにな
る。
ここで、入力信号にx1=x1°、x2=x2°という値が入
ると、各々のメンバーシップ関数に従ってグレードgが
出る。推論の方法としては、各々のルールで前件部のグ
レードgの最小gTを求め(gT1とgT2)、後件部のメンバ
ーシップ関数をgTでカットする。カットされた各々のy
のメンバーシップ関数を合成(最大値の線)し、最後に
合成されたメンバーシップの重心を求めて出力値y°を
算出する。なお、この算出方法の詳細は、「日経エレク
トロニクス、No.457、pp.160」等に記載されている。
出力値y°を求める操作(非ファジィ化)は上記の他
にも種々の方法があり、例えば、後件部のメンバーシッ
プ関数のg=1の値y1、y2とグレードgT1、gT2とによ
り、 のように平均をとっても良い非ファジィ化ができる。第
3図はこの方法を用いた場合を例示している。なお、こ
の方法に関しては、例えば、「インターナショナル ワ
ークショップ オン ファジィ システム アプリケー
ションズ(“International Workshop on Fuzzy System
Applications,"1988,pp.252-253,)」に記載されてい
る。
本発明のA/D変換器の割合は、アナログ入力信号(x1
°やx2°)が入力された時に、メンバーシップ関数に従
ってそのグレードgTをデジタル信号で出力することにあ
る。
次に、第1図の回路の動作について説明する。
まず、基準電圧発生器1aから出力される一群の基準電
圧1a1、…1an…のうちの一つをデコーダ・ブロック1
b1、1b2、…1bnを介して、その出力1c1、1c2、…1cn
して取り出し、コンパレータ回路2の入力1cに入れ、変
換すべき入力アナログ信号3と上記の基準電圧とをコン
パレート回路2で比較する。そして取り出す基準電圧を
変え(詳細後述)、コンパレータ回路2で比較する。そ
して取り出す基準電圧を変え(詳細後述)、コンパレー
タ回路2が反転するまで上記の動作を繰り返す。なお、
この動作はクロック信号(図示せず)に同期して行なわ
れる。アップ・ダウン・カウンタ5は、上記クロック信
号をカウントする。そしてコンパレータ回路2の出力
(リセット信号2b)が立上がると、アップ・ダウン・カ
ウンタ5はその出力を出力ラッチ回路6に送出し、かつ
リセットされる。
上記の出力ラッチ回路6の出力8が、アナログ入力信
号3に対応するデジタル信号である。
この出力8がメンバーシップ関数によるグレードに対
応するためには、デコーダ・ブロック1b1、1b2、…1bn
を工夫する必要がある。第1図にはデコーダ・ブロック
1b1、1b2、…1bnの各々にメンバーシップ関数の形が模
式的に書いてある。
なお、デコーダ・ブロック間に入力の重複があるの
は、メンバーシップ関数間に重なりがあるからである。
ナンバーシップ関数のレベルはN個あり、例えば、N
=7ならば〔負に大きい、負に普通、負に小さ
い、ほぼゼロ、正に小さい、正に普通、正に大
きい〕の7種に対応する。
上記のN個のレベルは、N個のデコーダ・ブロック1b
1、1b2、…1bnに1対1に対応する。
また、セレクト信号7(d)がデコーダ・ブロックを
選択する信号(外部回路、例えばマイクロコンピュータ
等から与えられる)であり、アップ・ダウン・カウンタ
5から出力されるデコード信号5bがデコーダ・ブロック
内の選択をする信号である。なお、第1図の回路では、
デコーダ・ブロックは各々3ビットのデコード信号5b
(a、b、c)で動作する。
次に、デコーダ・ブロックは第2図(a)に示すごと
き構成を有する。
第2図(a)において、デコーダ・ブロック1bnは、
3ビットのデコード信号(a、b、c)とセレクト信号
7(dn)で制御される。もちろん、必要に応じてビット
数は大きくできる。
すなわち、上記3ビットの信号(a、b、c)のうち
2ビット(a、b)でグレードが(0、0)から(1、
1)まで指定される。また、1ビット(c)で、メンバ
ーシップ関数mが二値関数であるときに上側か下側かを
選ぶ。また、セレクト信号(dn)で、このデコーダ・ブ
ロック1bnが選ばれる。
また、丸印で示した伝送ゲート9は、信号が“High"
のときに導通状態であり、デコード信号(a、b、c)
およびセレクト信号(dn)に応じて選択されたアナログ
信号が出力1cnに出る。例えばグレード(1、0)に対
応する上側のアナログ量が出力1cnに出され、コンパレ
ータ回路2でアナログ信号3と比較される。
以下、実際の例に基づいて第2図の動作を説明する。
例えば、基準電圧発生器1aから出力される各基準電圧
は、1a1が最も低い値であり、1a2、1a3…になるに従っ
て所定間隔で順次高くなる電圧であるものとする。これ
らの各基準電圧が第2図(a)のデコーダ・ブロックの
入力端子1anのからの端子にそれぞれ入力するが、
各デコーダ・ブロック毎に予め定められたメンバーシッ
プ関数に対応するように接続される。例えば、第2図
(a)の左側に折線mで示された三角形のメンバーシッ
プ関数を実現する場合の一例としては、単純に低い方か
ら順番に、入力端子に最も低い基準電圧1a1を接続
し、に1a2、に1a3、に1a4、に1a5、に1a6
に1a7、は1a8を、それぞれ接続すればよい。すなわ
ち、折線mのような直線性の特性の場合には、等間隔の
基準電圧を順次低い方から高い方へ接続すればよい。こ
の場合、に1a1、に1a4、に1a7…のように、基準
電圧発生器1aから出力される各基準電圧を飛び飛びに接
続してもよい。要するに直線性の場合には、カウント値
とグレードとが直線的に対応するので、各入力端子に等
間隔の基準電圧を入力すればよい。なお、第2図(b)
や(c)に示すような曲線の場合には、その特性の応じ
て、特性の変化の大きい部分では基準電圧の間隔を小さ
く、変化の小さいところでは基準電圧の間隔を大きくす
るように接続する。例えば、に1a1、に1a2、に1a
4、に1a8、に1a12、に1a14、に1a15、に1a16
のように接続する。
次に、アップ・ダウン・カウンタ5は、(a,b)の2
ビットがグレードに対応し、(c)の1ビットがアップ
カウントとダウンカウントとの切り換えに用いられる。
すなわち、(c)は最初0であり、(a,b)は、順次
(0,0)→(0,1)→(1,0)→(1,1)とアップカウント
し、次に、cが1になると、(1,1)→(1,0)→(0,
1)→(0,0)とダウンカウントする。そしてc=0の場
合には、=1であるから、c側(下半分)の伝送ゲー
トがオンとなり、c=1の場合にはc側(上半分)の伝
送ゲートがオンになる。また、a=0のときは=1,b
=0のときは=1となるから、カウンタ5のカウント
値に応じて、アップカウントのときは、まず(0,0)の
場合には入力端子に接続された伝送ゲートがオンにな
って基準電圧1a1が1cnから出力される。同様にして、カ
ウント値が増加するに従って、→→→の順序で
伝送ゲートがオンになり、次にダウンカウントの時に
は、→→→の順序で伝送ゲートがオンになる。
したがって、全体としては→→→→→→
→の順序で伝送ゲートがオンになり、1a1→1a2→1a3
→1a4→1a5→1a6→1a7→1a8の順序で基準電圧が出力さ
れることになる。また、メンバーシップ関数のグレード
は上記のカウント値に対応しており、(0,0)→(0,1)
→(1,0)→(1,1)→(1,1)→(1,0)→(0,1)→
(0,0)と変化する。すなわち、グレードの値は第2図
(a)の折線mで示すように、三角形(この例では正確
には台形)の特性となる。
なお、上記の例は、メンバーシップ関数が三角形の特
性の場合を示したが、基準電圧とデコーダ・ブロック内
の伝送ゲートの設置位置との関係を適宜設定することに
より、任意の特性のメンバーシップ関数を実現すること
が出来る。
また、dnは、複数個のデコーダ・ブロックのうちから
該当するブロックを選択するための信号であり、これに
よって第1図の1b1〜1bnのデコーダ・ブロックが一つづ
つ順次選択され、その選択されたデコーダ・ブロックの
出力がコンパレータ回路2へ送られる。
コンパレータ回路2では、上記のデコーダ・ブロック
から与えられた順次変化する基準電圧と入力アナログ電
圧とを順次比較し、基準電圧と入力アナログ電圧との大
小関係が反転した場合に、その出力が反転する。
カウンタ5は、クロック信号をカウントして順次出力
し、かつ、コンパレータ回路2の出力が反転する毎にリ
セットされ、そのときの出力がラッチ回路6で保持され
て出力される。したがってラッチ回路6の出力は、リセ
ット後に基準電圧と入力アナログ電圧との大小関係が反
転するまでのカウント値、すなわちその時点におけるグ
レードの値に相当するディジタル値であり、これが入力
アナログ電圧をディジタル値に変換した値となる。した
がって上記の変換されたディジタル値は自動的にファジ
ィ量となっている。
また、上記の各デコーダ・ブロックは、例えば、第2
図(b)に示すように、一つのデジタル量について対応
するアナログ量が複数存在する多価関数の特性を有し、
また、第2図(c)に示すように、複数のデコーダ・ブ
ロックのうちの隣あったもののアナログ量が重なりあっ
た特性を有する。なお、第2図(b),(c)において
は、放物線状の2価関数の場合を例示したが、折線状の
ような他の形状の特性や3価関数以上の場合もある。
上記のようにデコーダ・ブロックを構成することによ
り、選択されたメンバーシップ関数mのグレードに対応
するアナログ量を出力することが出来、出力ラッチ回路
6の出力信号8がアナログ入力信号3(例えばx1°)に
対応するグレードになる。
いろいろな型のメンバーシップ関数を用いたい場合の
方法としては、(i)デコーダ・ブロックをすべての種
類について用意しておく、(ii)デコーダ部をEPROM等
でプログラムできるようにする、などが考えられる。
次に、第5図は、上記のごときA/D変換器を用いてフ
ァジィ・チップであるいはファジィ、プロセッサを構成
した例を示すブロック図である。
まず、第5図(a)は、各々のルールを時分割で推論
する方式である。この方式では、規模はルールの数に依
らないが、推論速度が遅くなる。
第5図(a)において、サンプル・ホールドによって
アナログ入力信号x1°、x2°を入力し、それぞれ本発明
のA/D変換器11、11′に入力する。また、制御回路13に
より、まずルール1のメンバーシップ関数が信号d1
d2、d3で選択される。後件部については、デジタル回路
14により、グレード1の座標yiだけ出力されれば十分で
ある。この場合yi=d3で良い。
次に、A/D変換器11,11′で変換されたグレードgT
(図では6ビットとしている)は最小値回路12で最小の
ものgT1が選ばれ、非ファジィ化回路15に入力されて記
憶される。なお、外部から他のデジタルのgTの入力があ
れば、この6ビットバスに入力すればよい。
次に、ルール2について制御回路13がメンバーシップ
関数を指定し、同様にA/D変換でグレードgT2が非ファジ
ィ化回路15に入力される。
上記の動作により、非ファジィ化回路15には、y1
y2、gT1,gT2がデジタルで入力されたことになり、前記
(1)式に従ってy0を計算し、D/A変換すると、推論結
果としてのアナログ出力y°が得られる。
次に、第5図(b)に示した回路は、ルール毎にA/D
変換器11-1、11-2、11-3、11-4を設けた構成である。こ
の構成によれば高速処理が可能である。
次に、第4図は、本発明の他の実施例のブロック図で
ある。
この実施例は、デコーダ・ブロック1b1、1b2、…1bn
の出力を上側と下側とで二つに分けて2出力とし、それ
ぞれにコンパレータ回路2とコンパレータ回路2′とを
接続し、その出力2a′、2aの論理和をOR回路10で求め、
それをラッチ・リセット信号に2cとするものである。
この構成においては、デコーダ・ブロックの出力を2
つに分けたため、デコーダ信号5bは(a、b)の2ビッ
トで良く、デコーダはダウン(あるいはアップ)カウン
タ5′で行なわれる。このように構成すれば、比較が並
列で行なわれ、A/D変換速度を約2倍に向上させること
が出来る。
なお、さらにコンパレータ回路を増やして並列化すれ
ば、さらに高速化が可能であるが、素子数、消費電力は
増大する。
以上のように、本発明を用いれば、A/D変換の変換時
間内に自動的にファジィ量になるので、第7図や第8図
に示したような従来例に比べて、メンバーシップ関数を
メモリから読み出す時間(メモリのアクセス時間)だけ
高速になり、アナログ入力がある場合のファジィ推論回
路を高速化することが出来る。
〔発明の効果〕 以上説明してきたように、この発明によれば、アナロ
グ入力信号に応じてメンバーシップ関数に対応したグレ
ード数をデジタル量で出力するように構成したことによ
り、メンバーシップ関数を参照する時間だけ高速化する
ことが出来、かつ、アナログ入力に対してデジタル処理
を主体とするファジィ・チップあるいはファジィ・プロ
セッッサを簡単な構成で実現することが出来る。そのた
め高速化・低消費電力化に対応可能なシステムを構築す
ることが出来る、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例のブロック図、第2図は
デコーダ・ブロックの一実施例の回路図および特性図、
第3図はファジィ推論を説明するための特性図、第4図
は本発明の第2の実施例のブロック図、第5図は本発明
を適用したファジィ・チップのブロック図、第6図は従
来のA/D変換器の一例図、第7図および第8図は従来の
ファジィ・コントローラの一例のブロック図である。 〈符号の説明〉 1…D/Aコンバータ 2…コンパレータ回路 3…アナログ入力電圧 4…制御回路 5…アップ・ダウン・カウンタ 6…出力ラッチ 7…デコーダ・ブロックのセレクト信号 8…デジタル出力信号 9…アナログ伝送ゲート 10…論理和ゲート

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】値の異なる複数のアナログ値の基準電圧を
    発生する基準電圧発生器と、 カウンタの出力とグレード値との関係が所定のメンバー
    シップ関数に対応して予め設定されており、上記カウン
    タの出力に対応したグレード値に対応して予め設定され
    た値の電圧を、上記基準電圧発生器から与えられた複数
    の基準電圧のうちから、上記カウンタの出力に対応して
    選択し、順次アナログ電圧として出力する回路であっ
    て、それぞれが予め定められたメンバーシップ関数に対
    応した特性を有する複数のデコーダ・ブロックと、 上記複数のデコーダ・ブロックを順次選択し、その選択
    した順序で各デコーダ・ブロックの出力を順次出力させ
    る回路と、 デジタル信号に変換すべきアナログ入力信号と上記デコ
    ーダ・ブロックから出力されたアナログ電圧との大小比
    較を行なうコンパレータ回路と、 クロック信号をカウントして順次出力し、上記コンパレ
    ータ回路の出力あるいは該出力の論理和出力のエッヂに
    同期してリセットされる上記カウンタと、 該カウンタの出力をラッチし、デジタル信号として出力
    するラッチ回路と、 を備えたことを特徴とするアナログ/デジタル変換器を
    含むファジィ推論回路。
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