JPH083719Y2 - 流体継手 - Google Patents

流体継手

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JPH083719Y2
JPH083719Y2 JP1989120367U JP12036789U JPH083719Y2 JP H083719 Y2 JPH083719 Y2 JP H083719Y2 JP 1989120367 U JP1989120367 U JP 1989120367U JP 12036789 U JP12036789 U JP 12036789U JP H083719 Y2 JPH083719 Y2 JP H083719Y2
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JP
Japan
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outflow hole
fluid
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opening
valve plate
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JP1989120367U
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JPH0359531U (ja
Inventor
保 東藤
Original Assignee
株式会社ユニシアジェックス
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は流体媒体を用い、相対回転する入力、出力部
材間にトルクを伝達する形式の、例えば、内燃機関用フ
アンカップリングのような流体継手に関する。
《従来の技術》 従来のこの種の流体継手として、特開昭58−149426号
公報に開示されたものがある。この流体継手は、感温部
材付近の雰囲気温度が変化した時、この感温部材の作動
によって、軸体を介して前記バルブプレートを捻り(回
動し)流出孔の開口度を変化させて、流体供給量を制御
していた。
《考案が解決しようとする課題》 しかしながら、このような従来例にあっては、バルブ
プレートの捻り角度によって流体供給量を制御するとい
う構造となっていたために、バルブプレートの捻りは感
温部材の温度変化によって敏感になるが、流体継手が作
動すべき点になるまでは、雰囲気温度が上昇し続けなけ
ればならず、継手作動(カップリング作動)の応答性か
ら見るとタイムラグを持った作動をする。例えば、周方
向に回動することによって、開口面積が漸増、漸減する
から、流出孔が十分に開く(あるいは閉じる)までに時
間が長くかかるという問題点があった。
本考案は、上記の問題点に着目して成されたものであ
って、その目的とするところは流出孔の開度が大きくな
ることによって、即、流体供給ができ、応答性の良い作
動状態となり継手性能(カップリング性能)向上が可能
な流体継手を提供することにある。
《課題を解決するための手段》 上記の目的を達成するために、本考案は、入力部材に
回転可能に支持された出力部材内に隔壁を設けてこの隔
壁により出力部材内を貯蔵室と作業室とに区画し、前記
作業室内に、前記入力部材に固着された駆動部材を収容
する一方、前記隔壁に前記貯蔵室と作業室とを連通させ
る流出孔を形成すると共に、雰囲気温度に応答する感温
部材によって回動する開閉部材を設け、更に該開閉部材
の回動により前記出力部材の回転軸の軸芯方向に揺動さ
せて前記流出孔を開閉する弁板を、前記流出孔に対峙さ
せて設けた構成にしてある。
《作用》 感温部材付近の雰囲気温度が上昇すると、この感温部
材が大きく作動し、開閉部材が、弁板に作用して前記流
出孔を開口させる。この場合、感温部材付近の雰囲気温
度が高いほど前記開閉部材の回動量が大きくなり、それ
だけ流出孔の開度が大きくなる。これによって、貯蔵室
内の流体が作業室内に流入して入力部材と出力部材との
間の回転速度差を減じる。
一方、雰囲気温度が低下すると、感温部材の動きによ
り開閉部材が小さく作動し、前記弁板が閉じる方向に移
動し、流出孔の開度が小さくなる。このため、流体の量
が少なくなって、入力部材と出力部材との間の回転速度
差が大きくなる。
《実施例》 以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。第
1図に本考案に係わる流体継手の一実施例を示す縦断面
図であり、第2図は第1図II−II線に沿う断面図であ
り、第3図は第2図III−III線に沿う断面図である。第
1図中1は入力部材であり、この入力部材1はフランジ
部2と軸部3とを有し、フランジ部2は図外のエンジン
側に固定される。軸部3には軸受け4を介してボデイ部
材5が取り付けてあり、また、軸部3には駆動部材たる
ホイール6が固定してある。このホイール6の前記ボデ
イ部材5とは反対側の面部には、その外周側に位置させ
て、複数の環状溝7が、ホイール6の中心、すなわち前
記軸部3の中心を中心にした同心円上に形成してある。
また、ホイール6の面部には環状溝7の部分に、ホイー
ル6の半径方向に向かって形成された連通溝9が設けて
あり、また、ホイール6の外周部にはワイパ10が形成し
てあり、前記連通溝9は通孔11を介してワイパ10に通じ
ており、これらで通路12を形成している。
前記ボデイ部材5の周部には、環状の嵌合面部8が形
成してあり、ボデイ部材5には、カバー部材14が、その
周端部を前記嵌合面部8にシール部材15を介して嵌合し
て取り付けてある。そして、このボデイ部材5とカバー
部材14とで出力部材16を構成している。このカバー部材
14の中央部には軸支承部17が形成してあり、また、カバ
ー部材14には、軸支承部17を中心とした円形の凹陥部18
が形成してあり、カバー部材14の、凹陥部18の外側の前
記ホイール6に対向する面部には、複数の環状の突条19
が、前記軸支承部17を中心にした同心円上に形成してあ
り、これら突条19は前記環状溝7に挿入してあって、こ
れらでラビリンス20を形成している。前記カバー部材14
の内側には前記凹陥部18を覆うようにして円板状の隔壁
21が設けてあり、この隔壁21により出力部材16内は凹陥
部18内の貯蔵室22と作業室37に区画されている。また、
前記ラビリンス20の外周側にはポンプ部23が形成してあ
り、前記カバー部材14には貯蔵室22をポンプ室23に連通
する連通孔24が形成してあり、ポンプ部23は前記通路12
に通じている。
前記隔壁21には、これの中心より離れた位置に流出孔
25が形成してある。この流出孔25は、隔壁21の中心を中
心とする円弧状の長孔部25aとこの長孔部25aに連なる正
方形状の孔部25bとよりなる。また、隔壁21の裏部には
前記流出孔25を開閉する弁板26がリベット261により片
持ち支持で取り付けてある。そして、この弁板26の前記
貯蔵室22に表出する部分には、案内部材27が固着してあ
る。この案内部材27には円周方向に沿って傾斜した傾斜
部28が形成してある。
前記カバー部材14の外面には支持部29が設けてあり、
また、前記軸支承部17には軸体たるアンクルシャフト30
がシールリング31を介して回動可能に設けてあり、この
アンクルシャフト30の外端部には感温部材たるうずまき
状のバイメタル32の内側の端部が取り付けてあり、バイ
メタル32の外端部は前記支持部29に取り付けてある。ア
ンクルシャフト30の内端部にはアーム33の基端部が固定
してあり、アーム33の先端部にはころ34がピン35により
取り付けてあって、これらで開閉部材39を構成してい
る。そして、このころ34は前記案内部材27の傾斜部28と
同一円周上にある。
次に、作動を説明する。
入力部材1と一体に回転するホイール6から出力部材
16としてのボデイ部材5およびカバー部材14に伝達され
るトルクは、作業室37内の流体量の函数として表わされ
る。したがって、前記ラビリンス20内に流体が僅かしか
存在しない場合、入力部材1と出力部材16と間の回転速
度の差は最も多く、流体量が増加するに伴って、前記差
は減少することになる。
前記弁板26は、バイメタル32付近の雰囲気温度の変化
に応じ、流出孔25と協働して作業室37に流入する流体量
を制御して、入力部材1と出力部材16との間に伝達され
るトルクと回転速度差を制御する作用をなす。すなわ
ち、バイメタル32付近の雰囲気温度が上昇するとバイメ
タル32は伸長し、アンクルシャフト30を介してアーム33
を第2図において時計回り方向に回動させる。
このために、ころ34が案内部材27の傾斜部28に乗り上
げて、この案内部材27を介して弁板26を第3図に仮想線
にて示すよう撓ませ出力部材16の回転軸の軸芯方向に揺
動させて前記流出孔25を開口させる。この場合、バイメ
タル32付近の雰囲気温度が高いほど前記アーム33の回動
量が大きくなり、ころ34の案内部材27の傾斜部28への乗
り上げ量が大きくなって、それだけ流出孔25の開度が大
きくなる。
これによって、貯蔵室22内の流体が作業室37内に流入
して前記ラビリンス20に流体を充足させ入力部材1と出
力部材16との間の前記回転速度差を減じる。
このとき、前記流出孔25から作業室37に入った流体は
遠心力により作業室37の外周部に向かい、通路12を介し
てポンプ部23に流入し、ここで圧力を高められ、すなわ
ちポンプ作用を受けて連通孔24を介して貯蔵室22に戻
る。
一方、雰囲気温度が低下すると、バイメタル32の動き
によりアーム33が第2図において反時計回りの方向に回
動してころ34が案内部材27の傾斜部28上を下り、この案
内部材27への押圧力が低下し、前記弁板26が弾性力で閉
じる方向に移動し、流出孔25の開度を小さくする。
このため、前記ラビリンス20を流れる流体の量が少な
くなって、入力部材1と出力部材16との間の回転速度差
が大きくなる。
また、前記弁板26によって流出孔25が閉ざされた場合
には、貯蔵室22から作業室37への流体の供給を絶つ。し
たがって、作業室37の流体はポンプ作用により貯蔵室22
に蓄えられたままとなる。
尚、本実施例における開閉部材39を周方向に複数個配
置し、これに対応して流出孔25を設けるようにすれば、
流体の作業室37への流入を多段階に制御することができ
る。また、案内部材27の傾斜部28の傾斜角度を任意に設
定すれば、流体継手としての作業特性を変更することが
できる。さらに、案内部材27を弁板26に一体的に形成し
たり、案内部材27をアーム33側に取付け、ころ34を弁板
26側に取付けることも可能である。
《考案の効果》 以上説明したように、本考案は、感温部材付近の雰囲
気温度が変化した時、この感温部材の作動によって、開
閉部材を回動させて弁板を作動し前記流出孔の開口度を
変化させて、流体供給量を制御するものであるから、流
出孔の開度が大きくなることによって、即ち、流体供給
ができ、応答性の良い作動状態となり継手性能(カップ
リング性能)を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係わる流体継手の一実施例の縦断面
図、第2図は第1図II−II線に沿う断面図、第3図は第
2図III−III線に沿う断面図である。 1…入力部材、16…出力部材、22…貯蔵室、25…流出
孔、26…弁板、32…バイメタル、39…開閉部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力部材に回転可能に支持された出力部材
    内に隔壁を設けてこの隔壁により出力部材内を貯蔵室と
    作業室とに区画し、前記作業室内に、前記入力部材に固
    着された駆動部材を収容する一方、前記隔壁に前記貯蔵
    室と作業室とを連通させる流出孔を形成すると共に、雰
    囲気温度に応答する感温部材によって回動する開閉部材
    を設け、更に該開閉部材の回動によって前記出力部材の
    回転軸の軸芯方向に揺動させて前記流出孔を開閉する弁
    板を、前記流出孔に対峙させて設けたことを特徴とする
    流体継手。
JP1989120367U 1989-10-14 1989-10-14 流体継手 Expired - Lifetime JPH083719Y2 (ja)

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JPH0359531U JPH0359531U (ja) 1991-06-12
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0660658B2 (ja) * 1987-02-27 1994-08-10 株式会社ユニシアジェックス 内燃機関のフアンカツプリング装置

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JPH0359531U (ja) 1991-06-12

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