JPH08417U - 不凍給水栓の弁構造 - Google Patents

不凍給水栓の弁構造

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JPH08417U
JPH08417U JP7590893U JP7590893U JPH08417U JP H08417 U JPH08417 U JP H08417U JP 7590893 U JP7590893 U JP 7590893U JP 7590893 U JP7590893 U JP 7590893U JP H08417 U JPH08417 U JP H08417U
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JP7590893U
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宏 杉山
紀生 小泉
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株式会社光合金製作所
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】止水、排水のタイミングが確実で、ブローアウ
トによるリングゴムの損傷がなく、かつ、ハンドル操作
が軽くて、大口径にも適用可能な正弁タイプの不凍給水
栓を提供する。 【構成】流入口2、流出口3の中間部に上向きの主弁座
4を、その上方にシリンダ5を、さらにその上方に排水
口6をもうける弁箱内に、上記シリンダを離脱すること
なく摺動する環状パッキンを装着し、内部に上向きの排
水弁座9とその上方に受圧シリンダ10を形成するピス
トン7を収容し、上記ピストン内に、下端に上記主弁座
を閉塞する主パッキン13、その上方に上記排水弁座を
閉塞する排水パッキン15、さらにその上方に受圧シリ
ンダを離脱することなく摺動する受圧リングゴム16を
装着し、内部に上下端に開口する圧力水導入孔17を穿
つとともに、ピストン内に収容されたばねにより常に下
向きの押圧力を受ける主弁を収容する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、上向きにもうけた弁座を平パッキンが押圧して止水する、いわゆる 正弁タイプの不凍給水栓の弁構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の不凍給水栓は止水、排水のタイミングをとるためにばねを使用 しているものが多く、その代表的なものとして実公昭44−27022がある。 これはピストンと、弁座を閉塞する主弁とを分離し、ピストン内にもうけた排水 通路を閉塞する排水弁と上記主弁をばねを介して接続したもので、主弁が弁座に 当接して流入口からの水を遮断した後で、ばねを圧縮しながらピストンは更に下 降し、上記排水弁が排水通路を開放して排水を行わせるようにしたものである。
【0003】 そのため止水、排水のタイミングも確実で、その上、リングゴムがシリンダか ら離脱するものではないので、リングゴムが排水時にブローアウトを起こして損 傷する事故がない、という特徴があった。しかし、その一方、同時漏水を防止す るためには水圧の高いところでは主弁を押し上げる水圧力に抗してそれだけ強い ばねを使用しなければならず、ハンドル動作が途中から極端に重くなる、という 欠陥があった。当然のことながら主弁の弁座径を大きくすれば主弁を持ち上げる 力も増大するため、大口径の不凍給水栓に引用例のものを適用することは実質的 に不可能であり、設計上大きな制約を受けていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記点に鑑み本考案は、リングゴムをシリンダから離脱させずに排水させ、し かも主弁の弁座径の大きさに無関係にハンドルトルクを一定にできる不凍給水栓 の弁構造を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】 そのため本考案は、主弁座の上方にシリンダを、さらにその上方に排水口をも うける弁箱内に、上記シリンダを離脱することなく摺動するリングゴムを装着し 、内部に排水弁座とその上方に受圧シリンダを形成するピストンを収容し、上 記ピストン内に、下端に上記主弁座を閉塞する主パッキンと、その上方に上記排 水弁座を閉塞する排水パッキン、さらにその上方に上記受圧シリンダを離脱する ことなく摺動する受圧リングゴムを装着し、内部に上下端に開口する圧力水導入 孔を穿つとともに、ピストン内に収容されたばねにより常に下向きの押圧力を受 ける主弁を収容するようにしたものである。
【0006】
【作用】
すなわち、ピストンを下降させ、主弁座に主パッキンが当接して止水状態にな ったときには、主弁に作用する流入口側の水圧力による上昇力と圧力水導入口を 通って圧力室に入り込み、下向きに働く水圧力による下降力とを実質的に相殺さ せ、その状態からピストンをさらに下降させて排水弁座から排水パッキンを離脱 させて排水状態にするものであり、ばねは補助的な弱いもので済むので、ハンド ル操作も軽快で大口径の不凍給水栓にも充分適用できるものである。
【0007】
【実施例】
図1に本考案の実施例を示すが、1は弁箱であり、側壁に流入口2、流出口3 を、その中間部に上向きの主弁座4をもうける。主弁座4の上方に、シリンダ5 を同軸上に形成し、さらにその上方側壁に排水口6をもうける。7はピストンで あり、外周部にシリンダ5を摺動するリングゴム8を装着し、内部には上向きの 排水弁座9とそのその上方にそれより大径の受圧シリンダ10を同軸に形成し、 両者間側壁に排水横穴11を穿っている。12はピストン7内に収容される主弁 であり、下端に主弁座4を閉塞する主パッキン13をL型金具14を介してかし め装着し、その上方に排水弁座9を閉塞する排水パッキン15、受圧シリンダ1 0に密着する受圧リングゴム16を装着する。
【0008】 内部には上下端に開口する圧力水導入孔17を穿設し、密閉された圧力室18 内に収容されたばね19とともに主弁12に下向きの押圧力を与えるようにして いる。圧力室18にはピストン7の下降時のストッパーとなる段部20をもうけ 、受圧シリンダ10の下方に、ピストン7内壁と主弁12外壁に間隙をもうけ て排水通路21を形成する。なお図示しないが、弁箱1はパイプ22により延長 されて地上の操作部本体に接続され、ピストン7は弁軸23により延長されて操 作部本体に螺合するスピンドルなどを介してハンドルに接続され、排水口6には 地下水の逆流を防止する逆止弁が取付けられる。
【0009】 図は通水状態を示しており、流入口2からの水は主弁座4を通って流出口3か ら、図示しないが立上管を経て末端の蛇口へと至っている。この時にはリングゴ ム8、排水パッキン15、受圧リングゴム16の働きにより他処への流出はない 。また、排水弁座9に排水パッキン15が当接する部分よりも受圧シリンダ1 0の径の方が大きいので、圧力水導入孔17を通って圧力室18に入り込み、受 圧リングゴム16に作用する下向きの水圧力が主弁12に作用する上向きの水圧 力に勝り、例えば設置時の耐圧試験やウォーターハンマーなどで高水圧が発生し ても両者の面積差により一層密封性を高め、排水弁座9と排水パッキン15間で 漏水の生じる恐れはないが、逆に、凍結などによる異常高水圧が発生したときに はその異常水圧を排水口6側に逃がしてやれるように、ばね19の強度も考慮し て両者の面積差を適宜逆転することも可能である。
【0010】 次に排水状態にするときには、ハンドル操作により弁軸23を介して連結され るピストン7を下降させれば良いわけであるが、ばね19に押圧された主弁12 も同時に下降し、主パッキン13が主弁座4に当接して流入口2からの圧力水を 遮断する。このとき当接部の径に対して受圧シリンダ10の径が等しいか、大き いときには、ばね19の力と相俟って一次圧の大小に関わらず主弁12には上昇 力よりも下降力が勝るため、主弁12が水圧で上昇して排水パッキン15が排水 弁座9から離れ、流出口3と排水口6に同時に水が流れる、いわゆる同時漏水は 起こらない。しかし、主弁座4の径に比してパイプ22の径をあまり大きくでき ないなどの設計上の制約で逆に受圧シリンダ10の径の方を小さくせざるを得な い場合には、一次側の水圧によっては同時漏水を生ずるので、それなりにばね1 9を強くする必要がある。しかし、その場合にあっても引用例のものに比較すれ ば、ずっと弱いばねで構わない。
【0011】 上記止水状態からピストン7を更に下降させれば排水弁座9が排水パッキン1 5から離脱し、立上管内の水は排水通路21、排水横穴11を通って排水口6か ら地中に排出し始める。さらに下降してピストン7の段部20が主弁12の上端 に当接して下降を停止し、全閉状態となる。このときにもリングゴム8はシリン ダ5に、受圧リングゴム16は受圧シリンダ10に密着したままになっている。
【0012】 再び通水状態にするときは、ハンドルを先程と反対方向に回してピストン7を 上昇させればよく、主弁12に働くばね19の押圧力と下向きの水圧力の和が、 上向きの押圧力よりも大きいため、まずピストン7が上昇し、排水弁座9が排水 パッキン15に当接した後で両者がともに上昇し、図の通水状態になる。すなわ ち、いずれの状態においても同時漏水は起こらない。
【0013】 図2は本考案のピストンと主弁の他の実施例を示す縦断面図であり、主弁12 には受圧シリンダ10を摺動するリングゴム16と、排水弁座9を閉塞する排水 パッキン15を一体に成形装着し、それに伴って受圧シリンダ10と排水弁座9 を接近させ、排水横穴11を低位置にもうけるようにしている。ピストン7の下 方に凸部24をもうけ、主弁12のガイドとばね19の台座にしている。ピスト ン7に斜孔25を穿ち、排水通路21に連通させている。主弁12の下端にねじ をもうけ、弁駒26を螺着し、ナット27により固定して主弁12と一体化して いる。下降時にはピストン7の下端が弁駒26の上端に当接して下降を停止する ようにしているが、その他の作動態様は第1図のものと同様である。
【0014】
【本考案の効果】
以上のように本考案によれば、止水時、主弁に働く水圧による上昇力と下降力 をほぼバランスさせることができるのでばねは補助的な弱いもので済み、正弁タ イプの不凍給水栓でありながら止水、排水のタイミングも確実で、リングゴムは シリンダから離脱することはないのでブローアウトによる事故も防止できるとい う引用例の長所はそのまま残しつつ、主弁座の大きさに関係なくハンドルトルク を一定にできるため、大口径の不凍給水栓にも充分適用できるという優れた特徴 を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の1実施例を示す、通水状態における縦
断面図である。
【図2】本考案のピストンと主弁の他の実施例を示す縦
断面図である。
【符号の説明】
1 弁箱 2 流入口 3 流出口 4 主弁座 5 シリンダ 6 排水口 7 ピストン 8 リングゴム 9 排水弁座 10 受圧シリンダ 11 排水横穴 12 主弁 13 主パッキン 15 排水パッキン 16 受圧リングゴム 17 圧力水導入孔 19 ばね 21 排水通路 22 パイプ 23 弁軸

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側壁にもうける流入口、流出口の中間部
    に上向きの主弁座を、その上方に主弁座と同軸にシリン
    ダを、さらにその上方側壁に排水口をもうけ、上端がパ
    イプに接続される弁箱と、上記シリンダを離脱すること
    なく摺動するリングゴムを装着し、内部に上向きの排水
    弁座とその上方の受圧シリンダを同軸に形成し、受圧シ
    リンダの下方側壁に排水横穴を穿ち、上端が弁軸に連結
    されるピストンと、上記ピストン内に収容され、下端に
    上記主弁座を閉塞する主パッキンを、その上方に上記排
    水弁座を閉塞する排水パッキンを、さらにその上方に上
    記受圧シリンダを離脱することなく摺動する受圧リング
    ゴムをそれぞれ装着し、内部に上下端に開口する圧力水
    導入孔を穿設するとともに、ピストンに収容されたばね
    により常に下向きの押圧力を受ける主弁とからなる不凍
    給水栓の弁構造。
JP7590893U 1993-12-28 1993-12-28 不凍給水栓の弁構造 Expired - Lifetime JP2585172Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019112771A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 株式会社竹村製作所 バルブ、水栓及び不凍水抜栓

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2019112771A (ja) * 2017-12-21 2019-07-11 株式会社竹村製作所 バルブ、水栓及び不凍水抜栓

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