JPH0842134A - 繊維強化熱可塑性樹脂シー卜及び該シートを使用したコンクリート打設用型枠 - Google Patents
繊維強化熱可塑性樹脂シー卜及び該シートを使用したコンクリート打設用型枠Info
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- JPH0842134A JPH0842134A JP19485094A JP19485094A JPH0842134A JP H0842134 A JPH0842134 A JP H0842134A JP 19485094 A JP19485094 A JP 19485094A JP 19485094 A JP19485094 A JP 19485094A JP H0842134 A JPH0842134 A JP H0842134A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 従来技術の難点を解消し、型枠材に貼着して
型枠とした場合に、コンクリート硬化後のコンクリート
の剥離性に優れ、焼却処分の際も残存灰分を少なくする
ことのできる繊維強化熱可塑性樹脂シー卜及びこの繊維
強化熱可塑性樹脂シートを使用したコンクリート打設用
型枠を提供する。 【構成】 本発明の繊維強化熱可塑性樹脂シー卜の構成
は、強化用繊維層及び熱可塑性樹脂層とからなり、前記
熱可塑性樹脂層は前記強化用繊維層の少なくとも表面に
設けられ、この面において強化用繊維が露出しない面を
構成すると共に、線膨張係数が7×1O-5cm/cm/
℃以下であることを特徴とするものであり、本発明のコ
ンクリート打設用型枠の構成は、前記繊維強化熱可塑性
樹脂シートを、型枠材に貼着してなることを特徴とす
る。
型枠とした場合に、コンクリート硬化後のコンクリート
の剥離性に優れ、焼却処分の際も残存灰分を少なくする
ことのできる繊維強化熱可塑性樹脂シー卜及びこの繊維
強化熱可塑性樹脂シートを使用したコンクリート打設用
型枠を提供する。 【構成】 本発明の繊維強化熱可塑性樹脂シー卜の構成
は、強化用繊維層及び熱可塑性樹脂層とからなり、前記
熱可塑性樹脂層は前記強化用繊維層の少なくとも表面に
設けられ、この面において強化用繊維が露出しない面を
構成すると共に、線膨張係数が7×1O-5cm/cm/
℃以下であることを特徴とするものであり、本発明のコ
ンクリート打設用型枠の構成は、前記繊維強化熱可塑性
樹脂シートを、型枠材に貼着してなることを特徴とす
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、繊維強化熱可塑性樹脂
シー卜及びこの繊維強化熱可塑性樹脂シートを使用した
コンクリート打設用型枠に関するものであり、更に詳し
くは、コンクリート打設用型枠に使用した場合にコンク
リート硬化後の剥離性が良好な繊維強化熱可塑性樹脂シ
ー卜及びコンクリート打設用型枠に関するものである。
シー卜及びこの繊維強化熱可塑性樹脂シートを使用した
コンクリート打設用型枠に関するものであり、更に詳し
くは、コンクリート打設用型枠に使用した場合にコンク
リート硬化後の剥離性が良好な繊維強化熱可塑性樹脂シ
ー卜及びコンクリート打設用型枠に関するものである。
【0002】
【従来の技術】コンクリート打設用型枠は、一般に熱帯
木材を使用した合板のものが主流で、従来より、ビルや
マンション等に代表されるコンクリー卜建築物の構築の
際に、向い合った2枚の型枠の間にコンクリートを流し
込み、コンクリー卜が硬化した後、型枠を取り去るとい
うような態様で、型の役目を果たすものとして広く使用
されている。
木材を使用した合板のものが主流で、従来より、ビルや
マンション等に代表されるコンクリー卜建築物の構築の
際に、向い合った2枚の型枠の間にコンクリートを流し
込み、コンクリー卜が硬化した後、型枠を取り去るとい
うような態様で、型の役目を果たすものとして広く使用
されている。
【0003】従来より使用されてきた上記合板による型
枠は、硬化後のコンクリー卜の剥離性が悪く、型枠表面
にコンクリートが付着しやすいため、再利用の回数が2
〜3回と制限され、一般的にこの程度の使用回数で廃棄
処分されているが、原料である熱帯木材の使用は、熱帯
雨林を破壊する代表格として指摘され、熱帯木材の消費
削減が求められていて、そのため、他の材料による型
枠、即ち、鋼製、アルミ製、繊維強化プラスチック製等
の型枠も使用されているが、いずれも重量、耐久性、型
枠製造コスト等の問題で、満足できる製品ということは
できない。
枠は、硬化後のコンクリー卜の剥離性が悪く、型枠表面
にコンクリートが付着しやすいため、再利用の回数が2
〜3回と制限され、一般的にこの程度の使用回数で廃棄
処分されているが、原料である熱帯木材の使用は、熱帯
雨林を破壊する代表格として指摘され、熱帯木材の消費
削減が求められていて、そのため、他の材料による型
枠、即ち、鋼製、アルミ製、繊維強化プラスチック製等
の型枠も使用されているが、いずれも重量、耐久性、型
枠製造コスト等の問題で、満足できる製品ということは
できない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、合板表面に1.
5mm乃至は3mm厚のFRP或いはFRTPシー卜を
貼ったコンクリー卜打設用型枠も提案されているが、こ
の種の型枠に使用されるシー卜は、面積当たりの価格が
合板より高く、又、繰返し使用して寿命を全うした後の
焼却処分の際、残存灰分としての硝子繊維が多量に発生
し、産業廃棄物として処分しなければならないという問
題があった。
5mm乃至は3mm厚のFRP或いはFRTPシー卜を
貼ったコンクリー卜打設用型枠も提案されているが、こ
の種の型枠に使用されるシー卜は、面積当たりの価格が
合板より高く、又、繰返し使用して寿命を全うした後の
焼却処分の際、残存灰分としての硝子繊維が多量に発生
し、産業廃棄物として処分しなければならないという問
題があった。
【0005】本発明は、従来技術の有するこのような問
題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
型枠材に貼着して型枠とした場合に、コンクリート硬化
後のコンクリートの剥離性に優れ、焼却処分の際も残存
灰分を少なくすることのできる繊維強化熱可塑性樹脂シ
ー卜及びこの繊維強化熱可塑性樹脂シートを使用したコ
ンクリート打設用型枠を提供することである。
題点に鑑みなされたもので、その目的とするところは、
型枠材に貼着して型枠とした場合に、コンクリート硬化
後のコンクリートの剥離性に優れ、焼却処分の際も残存
灰分を少なくすることのできる繊維強化熱可塑性樹脂シ
ー卜及びこの繊維強化熱可塑性樹脂シートを使用したコ
ンクリート打設用型枠を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明が採用した繊維強化熱可塑性樹脂シー卜の構成
は、強化用繊維層及び熱可塑性樹脂層とからなり、前記
熱可塑性樹脂層は前記強化用繊維層の少なくとも表面に
設けられ、この面において強化用繊維が露出しない面を
構成すると共に、線膨張係数が7×1O-5cm/cm/
℃以下であることを特徴とするものであり、上記目的を
達成するために本発明が採用したコンクリート打設用型
枠の構成は、前記繊維強化熱可塑性樹脂シートを、型枠
材に貼着してなることを特徴とするものである。
に本発明が採用した繊維強化熱可塑性樹脂シー卜の構成
は、強化用繊維層及び熱可塑性樹脂層とからなり、前記
熱可塑性樹脂層は前記強化用繊維層の少なくとも表面に
設けられ、この面において強化用繊維が露出しない面を
構成すると共に、線膨張係数が7×1O-5cm/cm/
℃以下であることを特徴とするものであり、上記目的を
達成するために本発明が採用したコンクリート打設用型
枠の構成は、前記繊維強化熱可塑性樹脂シートを、型枠
材に貼着してなることを特徴とするものである。
【0006】以下に本発明を詳細に説明する。
【0007】本発明の繊維強化熱可塑性樹脂シート(以
下、本発明シートと略す場合もある)の強化用繊維層を
構成する強化用繊維としては、特に限定はないが、硝子
繊維、カーボン繊維やアラミド繊維等を例示することが
でき、中でも、熱可塑性樹脂と一体化して本発明シ一卜
とした場合にその線膨張係数を低くするためには、低価
格であり且つ熱可塑性樹脂、例えばポリオレフィン系樹
脂との界面接着力の強い硝子繊維を好適に使用すること
ができる。
下、本発明シートと略す場合もある)の強化用繊維層を
構成する強化用繊維としては、特に限定はないが、硝子
繊維、カーボン繊維やアラミド繊維等を例示することが
でき、中でも、熱可塑性樹脂と一体化して本発明シ一卜
とした場合にその線膨張係数を低くするためには、低価
格であり且つ熱可塑性樹脂、例えばポリオレフィン系樹
脂との界面接着力の強い硝子繊維を好適に使用すること
ができる。
【0008】本発明シートを構成する強化用繊維として
前記硝子繊維を使用する場合は、その形態に特に限定は
なく、不織布、織物等に代表される、その形態上シー卜
状に形成されているもの、或いは、シー卜状に形成し得
るものであれば、どのようなものでも使用することがで
きる。
前記硝子繊維を使用する場合は、その形態に特に限定は
なく、不織布、織物等に代表される、その形態上シー卜
状に形成されているもの、或いは、シー卜状に形成し得
るものであれば、どのようなものでも使用することがで
きる。
【0009】又、本発明シートの熱可塑性樹脂層を構成
する熱可塑性樹脂としても、特に限定はされないが、例
えば強化用繊維に対する含浸のし易さと価格の点では、
ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂
が好適である。
する熱可塑性樹脂としても、特に限定はされないが、例
えば強化用繊維に対する含浸のし易さと価格の点では、
ポリプロピレン、ポリエチレン等のポリオレフィン樹脂
が好適である。
【0010】而して、本発明シートは、前記強化用繊維
による強化用繊維層、及び、熱可塑性樹脂による熱可塑
性樹脂層とよりなり、この熱可塑性樹脂層は、強化用繊
維層の一方の面(この明細書では便宜的に表面と、他方
の面を裏面いう)に設けても、又、双方の面に設けても
よいが、本発明シートがコンクリート打設用型枠材に貼
着され、得られるコンクリート打設用型枠が使用される
場合は、前記熱可塑性樹脂層が設けられた表面がコンク
リートに接触することになるので、硬化後のコンクリー
卜の剥離性を良好にするため、この表面の強化用繊維層
から強化用繊維が露出しないようにすることが必要であ
る。
による強化用繊維層、及び、熱可塑性樹脂による熱可塑
性樹脂層とよりなり、この熱可塑性樹脂層は、強化用繊
維層の一方の面(この明細書では便宜的に表面と、他方
の面を裏面いう)に設けても、又、双方の面に設けても
よいが、本発明シートがコンクリート打設用型枠材に貼
着され、得られるコンクリート打設用型枠が使用される
場合は、前記熱可塑性樹脂層が設けられた表面がコンク
リートに接触することになるので、硬化後のコンクリー
卜の剥離性を良好にするため、この表面の強化用繊維層
から強化用繊維が露出しないようにすることが必要であ
る。
【0011】上記表面と異なり、裏面の構成については
特に制限がなく、熱可塑性樹脂層を設けても、設けなく
ともよいが、本発明シートがコンクリート打設用型枠材
に貼着される場合は、この裏面において合板等の型枠材
に貼着されることになるので、接着力を向上させる目的
で、前記表面の熱可塑性樹脂層より薄い熱可塑性樹脂層
を設けるか、或いは、強化用繊維が露出するようにする
ことが好ましい。
特に制限がなく、熱可塑性樹脂層を設けても、設けなく
ともよいが、本発明シートがコンクリート打設用型枠材
に貼着される場合は、この裏面において合板等の型枠材
に貼着されることになるので、接着力を向上させる目的
で、前記表面の熱可塑性樹脂層より薄い熱可塑性樹脂層
を設けるか、或いは、強化用繊維が露出するようにする
ことが好ましい。
【0012】上記のような構成の本発明シートを製造す
る方法にも特に限定はなく、例えば、硝子繊維不織布の
ような強化用繊維に、熱可塑性樹脂としてのオレフィン
樹脂フィルムを重ね、加熱により溶融含浸し、ロールで
挟圧することにより本発明シートを得ることができ、
又、オレフィン樹脂フィルムの代わりに、Tダイを有す
る押出し機により溶融吐出されたオレフィン樹脂を塗布
し、ロールで挟圧することによっても、本発明シートを
得ることができる。
る方法にも特に限定はなく、例えば、硝子繊維不織布の
ような強化用繊維に、熱可塑性樹脂としてのオレフィン
樹脂フィルムを重ね、加熱により溶融含浸し、ロールで
挟圧することにより本発明シートを得ることができ、
又、オレフィン樹脂フィルムの代わりに、Tダイを有す
る押出し機により溶融吐出されたオレフィン樹脂を塗布
し、ロールで挟圧することによっても、本発明シートを
得ることができる。
【0013】尚、採用する方法により程度は異なるが、
本発明シートにおいては、熱可塑性樹脂層の一部が強化
用繊維層に含浸されることになる。
本発明シートにおいては、熱可塑性樹脂層の一部が強化
用繊維層に含浸されることになる。
【0014】いずれの態様を採用する場合も、本発明シ
ートは、繰り返し使用回数の増大を図るために、その線
膨張係数が7×10-5cm/cm/℃以下、好ましくは
6×10-5cm/cm/℃以下であることが必要であ
り、コンクリー卜打設用型枠は、屋外放置の際の種々の
環境変化により、又、コンクリート硬化の際の温度変化
により伸縮を繰り返すため、型枠材料と貼り合わせるこ
とにより使用される本発明では、この線膨張係数は重要
な要件である。
ートは、繰り返し使用回数の増大を図るために、その線
膨張係数が7×10-5cm/cm/℃以下、好ましくは
6×10-5cm/cm/℃以下であることが必要であ
り、コンクリー卜打設用型枠は、屋外放置の際の種々の
環境変化により、又、コンクリート硬化の際の温度変化
により伸縮を繰り返すため、型枠材料と貼り合わせるこ
とにより使用される本発明では、この線膨張係数は重要
な要件である。
【0015】本発明では、具体的には強化用繊維層を構
成する強化用繊維の使用量により、例えば強化用繊維と
して硝子繊維を使用した場合はこの硝子繊維を重量硝子
含有率で数%以上となるように使用することにより、線
膨張係数が上記の値となるように調節している。尚、厳
密には、この線膨張係数は使用する強化用繊維の形状等
によっても変化する。
成する強化用繊維の使用量により、例えば強化用繊維と
して硝子繊維を使用した場合はこの硝子繊維を重量硝子
含有率で数%以上となるように使用することにより、線
膨張係数が上記の値となるように調節している。尚、厳
密には、この線膨張係数は使用する強化用繊維の形状等
によっても変化する。
【0016】更に、本発明の繊維強化熱可塑性樹脂シー
トの厚みとしては、1.0mm以下、好ましくは0.8
mm以下とすることが、焼却時の残存灰分を少なくし、
コストを抑制し、且つ、ロール状に巻くことができて運
搬性に優れるというの観点からは適当である。
トの厚みとしては、1.0mm以下、好ましくは0.8
mm以下とすることが、焼却時の残存灰分を少なくし、
コストを抑制し、且つ、ロール状に巻くことができて運
搬性に優れるというの観点からは適当である。
【0017】尚、本発明シートを構成する強化繊維と熱
可塑性樹脂の重量比についても、特に限定はないが、線
膨張係数が大きくならない範囲で強化繊維の重量を小と
するする方が、焼却処分の際の残存灰分が少ないという
点で好ましい。
可塑性樹脂の重量比についても、特に限定はないが、線
膨張係数が大きくならない範囲で強化繊維の重量を小と
するする方が、焼却処分の際の残存灰分が少ないという
点で好ましい。
【0018】以下、実施例により本発明を具体的に説明
するが、シート材に使用されている強化用繊維および、
熱可塑性樹脂の種類は、これら実施例に何ら限定される
ものではない。
するが、シート材に使用されている強化用繊維および、
熱可塑性樹脂の種類は、これら実施例に何ら限定される
ものではない。
【0019】
【実施例】単位面積当り重量30g/m2のガラス繊維
製不織布に、各々0.2mm、0.1mm厚のポリブロ
ピレン樹脂シー卜を両面より加熱圧着し、冷却すること
により、厚さ0.3mmの繊維強化熱可塑性樹脂シー卜
を得た。このシートの線膨張係数は6×10-5cm/c
m/℃であった。この繊維強化熱可塑性樹脂シー卜を、
12mm厚合板の片面に0.1mm厚ポリブロピレン樹
脂シー卜側を内側にして、エチレン酢ビ系ホットメルト
型接着剤を用いて加圧接着し、600mm×1800m
m×12.3mmの型枠材を得た。
製不織布に、各々0.2mm、0.1mm厚のポリブロ
ピレン樹脂シー卜を両面より加熱圧着し、冷却すること
により、厚さ0.3mmの繊維強化熱可塑性樹脂シー卜
を得た。このシートの線膨張係数は6×10-5cm/c
m/℃であった。この繊維強化熱可塑性樹脂シー卜を、
12mm厚合板の片面に0.1mm厚ポリブロピレン樹
脂シー卜側を内側にして、エチレン酢ビ系ホットメルト
型接着剤を用いて加圧接着し、600mm×1800m
m×12.3mmの型枠材を得た。
【0020】この型枠材をコンクリート流し込み型枠と
して使用したところ、硬化後のコンクリー卜の付着及び
シート材の合板からの剥離も無く、20回以上の再利用
が可能であることが確認された。又、この型枠材一枚を
焼却炉にて焼却したところ、33gの硝子繊維が残存灰
分として発生した。
して使用したところ、硬化後のコンクリー卜の付着及び
シート材の合板からの剥離も無く、20回以上の再利用
が可能であることが確認された。又、この型枠材一枚を
焼却炉にて焼却したところ、33gの硝子繊維が残存灰
分として発生した。
【0021】
【比較例1】厚さ0.3mmのポリプロピレン樹脂シー
トを、実施例と同等の方法により合板に貼り、コンクリ
ート型枠として使用したところ、屋外暴露の際の直射日
光による温度上昇、コンクリート硬化時の発熱によりポ
リプロピレンシートが所々合板より剥離し、2〜3回で
使用不能となった。
トを、実施例と同等の方法により合板に貼り、コンクリ
ート型枠として使用したところ、屋外暴露の際の直射日
光による温度上昇、コンクリート硬化時の発熱によりポ
リプロピレンシートが所々合板より剥離し、2〜3回で
使用不能となった。
【0022】
【比較例2】厚さ2.0mm、硝子含有率40重量%の
硝子繊維強化ポリプロピレンシ一卜(商品名:スタンパ
エース、日本鋼管株式会社製)を10mm厚合板に実施
例と同等の方法により貼り、コンクリート型枠として使
用したところ、コンクリー卜型枠としての性能は実施例
と同等であったが、廃棄の際の残存灰分は1030gと
多量であった。
硝子繊維強化ポリプロピレンシ一卜(商品名:スタンパ
エース、日本鋼管株式会社製)を10mm厚合板に実施
例と同等の方法により貼り、コンクリート型枠として使
用したところ、コンクリー卜型枠としての性能は実施例
と同等であったが、廃棄の際の残存灰分は1030gと
多量であった。
【0023】
【比較例3乃至5】化粧合板、鉄製、FRP製のコンク
リート型枠の性能を比較例3、4、5として表1に示
す。
リート型枠の性能を比較例3、4、5として表1に示
す。
【表1】
【発明の効果】本発明は以上の通りであって、型枠材に
貼着して型枠とした場合に、コンクリート硬化後のコン
クリートの剥離性に優れ、焼却処分の際も残存灰分を少
なくすることのできる繊維強化熱可塑性樹脂シー卜及び
この繊維強化熱可塑性樹脂シートを使用したコンクリー
ト打設用型枠を提供する優れたものである。
貼着して型枠とした場合に、コンクリート硬化後のコン
クリートの剥離性に優れ、焼却処分の際も残存灰分を少
なくすることのできる繊維強化熱可塑性樹脂シー卜及び
この繊維強化熱可塑性樹脂シートを使用したコンクリー
ト打設用型枠を提供する優れたものである。
Claims (10)
- 【請求項1】 強化用繊維層及び熱可塑性樹脂層とから
なり、前記熱可塑性樹脂層は前記強化用繊維層の少なく
とも表面に設けられ、この面において強化用繊維が露出
しない面を構成すると共に、線膨張係数が7×1O-5c
m/cm/℃以下であることを特徴とする繊維強化熱可
塑性樹脂シー卜。 - 【請求項2】 熱可塑性樹脂層は、強化用繊維層の裏面
にも設けられている請求項1に記載の繊維強化熱可塑性
樹脂シー卜。 - 【請求項3】 裏方の熱可塑性樹脂層は、表面の熱可塑
性樹脂層より薄く形成されている請求項1又は2に記載
の繊維強化熱可塑性樹脂シー卜。 - 【請求項4】 裏方の熱可塑性樹脂層から、強化用繊維
層の強化用繊維が露出している請求項1乃至3のいずれ
かに記載の繊維強化熱可塑性樹脂シー卜。 - 【請求項5】 熱可塑性樹脂層の一部が強化用繊維層に
含浸している請求項1乃至4のいずれかに記載の繊維強
化熱可塑性樹脂シート。 - 【請求項6】 熱可塑性樹脂層を構成する樹脂がポリオ
レフィンである請求項1乃至5のいずれかに記載の繊維
強化熱可塑性樹脂シート。 - 【請求項7】 強化用繊維層を構成する強化用繊維は、
硝子繊維である請求項1に記載の繊維強化熱可塑性樹脂
シー卜。 - 【請求項8】 厚みを1mm以下とした請求項1乃至7
のいずれかに記載の繊維強化熱可塑性樹脂シート。 - 【請求項9】 請求項1乃至8のいずれかに記載の繊維
強化熱可塑性樹脂シートを、型枠材に貼着してなること
を特徴とするコンクリート打設用型枠。 - 【請求項10】 繊維強化熱可塑性樹脂シートを、その
裏面において型枠材に貼着した請求項9に記載のコンク
リート打設用型枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19485094A JPH0842134A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 繊維強化熱可塑性樹脂シー卜及び該シートを使用したコンクリート打設用型枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19485094A JPH0842134A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 繊維強化熱可塑性樹脂シー卜及び該シートを使用したコンクリート打設用型枠 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0842134A true JPH0842134A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16331326
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19485094A Pending JPH0842134A (ja) | 1994-07-26 | 1994-07-26 | 繊維強化熱可塑性樹脂シー卜及び該シートを使用したコンクリート打設用型枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0842134A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008009778A1 (en) * | 2006-07-21 | 2008-01-24 | Upm-Kymmene Wood Oy | A coated wooden board, a method for its manufacture, and its use |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH028459A (ja) * | 1988-02-26 | 1990-01-11 | Idemitsu N S G Kk | コンクリート打込用型枠及びその製造方法 |
| JPH05311873A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-11-22 | Chisso Corp | コンクリ−トパネル用複合材 |
-
1994
- 1994-07-26 JP JP19485094A patent/JPH0842134A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH028459A (ja) * | 1988-02-26 | 1990-01-11 | Idemitsu N S G Kk | コンクリート打込用型枠及びその製造方法 |
| JPH05311873A (ja) * | 1992-05-14 | 1993-11-22 | Chisso Corp | コンクリ−トパネル用複合材 |
Cited By (1)
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