JPH0842419A - インペラ式ポンプ - Google Patents
インペラ式ポンプInfo
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- JPH0842419A JPH0842419A JP17868194A JP17868194A JPH0842419A JP H0842419 A JPH0842419 A JP H0842419A JP 17868194 A JP17868194 A JP 17868194A JP 17868194 A JP17868194 A JP 17868194A JP H0842419 A JPH0842419 A JP H0842419A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ベーパの発生の多い高温低圧時においてのみ
ベーパを排出し、ベーパの排出を効率よく実施する。 【構成】 モータ部とポンプ部とを一体的に備え、ポン
プ部のポンプケース3a内に円板状インペラ4が回転可
能に設けられており、インペラ4を前記モータ部の駆動
により回転することによって燃料をポンプ流路9に導入
しかつ昇圧したのち吐出する。ポンプケース3aにはポ
ンプ流路9から外部へベーパを排出するベーパジェット
24が設けられるとともにそのベーパジェット24を開
閉するチェック弁25がバイメタル26を介して設けら
れる。チェック弁25が燃料温度の変化にともなうバイ
メタル26の変形によって低温時には閉じまた高温時に
は開く方向に付勢されかつポンプ内外の差圧力が所定値
以上のときにバイメタル26の付勢力に打ち勝って閉じ
るように設定される。
ベーパを排出し、ベーパの排出を効率よく実施する。 【構成】 モータ部とポンプ部とを一体的に備え、ポン
プ部のポンプケース3a内に円板状インペラ4が回転可
能に設けられており、インペラ4を前記モータ部の駆動
により回転することによって燃料をポンプ流路9に導入
しかつ昇圧したのち吐出する。ポンプケース3aにはポ
ンプ流路9から外部へベーパを排出するベーパジェット
24が設けられるとともにそのベーパジェット24を開
閉するチェック弁25がバイメタル26を介して設けら
れる。チェック弁25が燃料温度の変化にともなうバイ
メタル26の変形によって低温時には閉じまた高温時に
は開く方向に付勢されかつポンプ内外の差圧力が所定値
以上のときにバイメタル26の付勢力に打ち勝って閉じ
るように設定される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車用インタ
ンク式フューエルポンプとして用いられるインペラ式ポ
ンプに関する。
ンク式フューエルポンプとして用いられるインペラ式ポ
ンプに関する。
【0002】
【従来の技術】インペラ式ポンプは、周知のように、ウ
エスコ式あるいは円周流式等とも呼ばれるポンプであっ
て、モータ部とポンプ部とを一体的に備え、ポンプ部の
ポンプケース内に円板状インペラが回転可能に設けられ
ており、インペラを前記モータ部の駆動により回転する
ことによって燃料をポンプ流路に導入しかつ昇圧したの
ち吐出する。このようなインペラ式ポンプでは、例えば
燃料温度が高温の状況下で再始動する場合にポンプ内部
のポンプ流路でベーパが発生し、このベーパ発生量が多
いと吐出流量を低下させるので、図4に部分断面図で示
されるようにインペラ103を回転可能に収容したポン
プケース100にベーパジェット101が設けられ、ポ
ンプ流路102で発生したベーパをその外部すなわち燃
料タンク内へ排出するようにしている。しかし、このよ
うなベーパジェット101を単に設けるだけでは、ベー
パの発生の少ない低温時においてもベーパジェット10
1から燃料が洩れてしまい、吐出流量が低下することに
なる。
エスコ式あるいは円周流式等とも呼ばれるポンプであっ
て、モータ部とポンプ部とを一体的に備え、ポンプ部の
ポンプケース内に円板状インペラが回転可能に設けられ
ており、インペラを前記モータ部の駆動により回転する
ことによって燃料をポンプ流路に導入しかつ昇圧したの
ち吐出する。このようなインペラ式ポンプでは、例えば
燃料温度が高温の状況下で再始動する場合にポンプ内部
のポンプ流路でベーパが発生し、このベーパ発生量が多
いと吐出流量を低下させるので、図4に部分断面図で示
されるようにインペラ103を回転可能に収容したポン
プケース100にベーパジェット101が設けられ、ポ
ンプ流路102で発生したベーパをその外部すなわち燃
料タンク内へ排出するようにしている。しかし、このよ
うなベーパジェット101を単に設けるだけでは、ベー
パの発生の少ない低温時においてもベーパジェット10
1から燃料が洩れてしまい、吐出流量が低下することに
なる。
【0003】このような問題に対処した従来例として
は、例えば特開平1−294955号公報がある。この
公報のものは、図5に部分断面図で示されるようにイン
ペラ112を回転可能に収容したポンプケース110に
ベーパジェット111を開閉する弁装置113を設けて
いる。この弁装置113は、弾性を有するプレート11
4の基端をポンプケース110にネジ115により固定
し、そのプレート114の上方に傾斜している先端部を
ベーパジェット111の開口端にオーバーラップさせて
いる。前記弁装置113において、ベーパの発生の少な
い低温時にはポンプ内圧が高くその内圧によってプレー
ト114が閉じる。またベーパの発生の多い高温時には
そのベーパの発生によりポンプ内圧が低くなりプレート
114がその弾性によって開く。この弁装置113の作
動を表に示したものが次の表1である。
は、例えば特開平1−294955号公報がある。この
公報のものは、図5に部分断面図で示されるようにイン
ペラ112を回転可能に収容したポンプケース110に
ベーパジェット111を開閉する弁装置113を設けて
いる。この弁装置113は、弾性を有するプレート11
4の基端をポンプケース110にネジ115により固定
し、そのプレート114の上方に傾斜している先端部を
ベーパジェット111の開口端にオーバーラップさせて
いる。前記弁装置113において、ベーパの発生の少な
い低温時にはポンプ内圧が高くその内圧によってプレー
ト114が閉じる。またベーパの発生の多い高温時には
そのベーパの発生によりポンプ内圧が低くなりプレート
114がその弾性によって開く。この弁装置113の作
動を表に示したものが次の表1である。
【0004】
【表1】
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記弁装置113を備
えた従来例のポンプでは、ベーパが発生するときはポン
プ内圧が低圧となるという前提で、低圧時にベーパジェ
ット111を開としてベーパを排出している。すなわち
弁装置113は、ベーパジェット111を燃料温度に関
係なくポンプ内圧の高低に応じて開閉する。
えた従来例のポンプでは、ベーパが発生するときはポン
プ内圧が低圧となるという前提で、低圧時にベーパジェ
ット111を開としてベーパを排出している。すなわち
弁装置113は、ベーパジェット111を燃料温度に関
係なくポンプ内圧の高低に応じて開閉する。
【0006】ところでポンプの使用状況において、低温
低圧時(例えば冷間始動時など)には、ポンプ内圧が低
圧にもかかわらずベーパはほとんど発生しない。従って
前記従来例によると、低温低圧時にもベーパジェット1
11が開となりベーパジェット111から燃料が排出さ
れるので、圧力上昇に不利で、吐出効率が悪く、ベーパ
の排出が効率よく実施されているとは言えない。
低圧時(例えば冷間始動時など)には、ポンプ内圧が低
圧にもかかわらずベーパはほとんど発生しない。従って
前記従来例によると、低温低圧時にもベーパジェット1
11が開となりベーパジェット111から燃料が排出さ
れるので、圧力上昇に不利で、吐出効率が悪く、ベーパ
の排出が効率よく実施されているとは言えない。
【0007】そこで本発明は、前記した問題点を解決す
るためになされたものであり、その目的はベーパの発生
の多い高温低圧時においてのみベーパを排出し、ベーパ
の排出を効率よく実施することのできるインペラ式ポン
プを提供することにある。
るためになされたものであり、その目的はベーパの発生
の多い高温低圧時においてのみベーパを排出し、ベーパ
の排出を効率よく実施することのできるインペラ式ポン
プを提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、モータ部とポンプ部とを一
体的に備え、ポンプ部のポンプケース内に円板状インペ
ラが回転可能に設けられており、インペラを前記モータ
部の駆動により回転することによって燃料をポンプ流路
に導入しかつ昇圧したのち吐出するインペラ式ポンプに
おいて、前記ポンプケースにはポンプ流路から外部へベ
ーパを排出するベーパジェットが設けられるとともにそ
のベーパジェットを開閉するチェック弁がバイメタルを
介して設けられており、チェック弁が燃料温度の変化に
ともなうバイメタルの変形によって低温時には閉じまた
高温時には開く方向に付勢されかつポンプ内外の差圧力
が所定値以上のときにバイメタルの付勢力に打ち勝って
閉じるように設定されているインペラ式ポンプである。
請求項2記載の発明は、前記バイメタルが前記ポンプケ
ースのポンプ流路の外部に配置されている前記請求項1
記載のインペラ式ポンプである。
に、請求項1記載の発明は、モータ部とポンプ部とを一
体的に備え、ポンプ部のポンプケース内に円板状インペ
ラが回転可能に設けられており、インペラを前記モータ
部の駆動により回転することによって燃料をポンプ流路
に導入しかつ昇圧したのち吐出するインペラ式ポンプに
おいて、前記ポンプケースにはポンプ流路から外部へベ
ーパを排出するベーパジェットが設けられるとともにそ
のベーパジェットを開閉するチェック弁がバイメタルを
介して設けられており、チェック弁が燃料温度の変化に
ともなうバイメタルの変形によって低温時には閉じまた
高温時には開く方向に付勢されかつポンプ内外の差圧力
が所定値以上のときにバイメタルの付勢力に打ち勝って
閉じるように設定されているインペラ式ポンプである。
請求項2記載の発明は、前記バイメタルが前記ポンプケ
ースのポンプ流路の外部に配置されている前記請求項1
記載のインペラ式ポンプである。
【0009】
【作用】本発明の請求項1記載のインペラ式ポンプによ
れば、燃料温度の低温時にはバイメタルの変形によって
チェック弁がベーパジェットを閉じる。また燃料温度の
高温時にはバイメタルの変形によってチェック弁がベー
パジェットを開く方向に付勢されるものの、ポンプ内外
の差圧力が所定値以上のときにはその差圧力が前記付勢
力よりも大きくチェック弁が開かない。しかしベーパの
発生しやすい高温低圧時には、前記バイメタルの付勢力
よりも差圧力が小さくなるのでチェック弁が開きベーパ
ジェットからベーパが排出される。請求項2記載のイン
ペラ式ポンプによれば、バイメタルをポンプケースのポ
ンプ流路に設ける場合に比べて、燃料の流れの妨げやポ
ンプ流路の拡大等の影響を小さくしてチェック弁を設け
ることができる。
れば、燃料温度の低温時にはバイメタルの変形によって
チェック弁がベーパジェットを閉じる。また燃料温度の
高温時にはバイメタルの変形によってチェック弁がベー
パジェットを開く方向に付勢されるものの、ポンプ内外
の差圧力が所定値以上のときにはその差圧力が前記付勢
力よりも大きくチェック弁が開かない。しかしベーパの
発生しやすい高温低圧時には、前記バイメタルの付勢力
よりも差圧力が小さくなるのでチェック弁が開きベーパ
ジェットからベーパが排出される。請求項2記載のイン
ペラ式ポンプによれば、バイメタルをポンプケースのポ
ンプ流路に設ける場合に比べて、燃料の流れの妨げやポ
ンプ流路の拡大等の影響を小さくしてチェック弁を設け
ることができる。
【0010】
【実施例】本発明の実施例1,2について順に説明す
る。 〔実施例1〕実施例1について図1〜図3を参照して説
明する。図2に自動車等の燃料タンク内に浸漬状態で配
置されるインタンク式のインペラ式ポンプの断面図が示
されている。図2においてポンプは、円筒状をした金属
製ハウジング1に組み込まれた直流式モータ部2と、そ
の下部に組み込まれたポンプ部3とで構成されている。
る。 〔実施例1〕実施例1について図1〜図3を参照して説
明する。図2に自動車等の燃料タンク内に浸漬状態で配
置されるインタンク式のインペラ式ポンプの断面図が示
されている。図2においてポンプは、円筒状をした金属
製ハウジング1に組み込まれた直流式モータ部2と、そ
の下部に組み込まれたポンプ部3とで構成されている。
【0011】モータ部2において、前記ハウジング1の
上下端部に合成樹脂製モータカバー5及びポンプカバー
6が取り付けられ、そのハウジング1内にモータ室8が
形成されている。このモータ室8にアーマチュア10が
配置され、そのアーマチュア10のシャフト12の上下
端部が前記両カバー5,6にそれぞれ軸受13,14を
介して回転可能に支持されている。なおアーマチュア1
0のシャフト12の下端部はポンプ部3まで延びてい
る。
上下端部に合成樹脂製モータカバー5及びポンプカバー
6が取り付けられ、そのハウジング1内にモータ室8が
形成されている。このモータ室8にアーマチュア10が
配置され、そのアーマチュア10のシャフト12の上下
端部が前記両カバー5,6にそれぞれ軸受13,14を
介して回転可能に支持されている。なおアーマチュア1
0のシャフト12の下端部はポンプ部3まで延びてい
る。
【0012】前記ハウジング1の内周面には一対のマグ
ネット15が固定されている。前記モータカバー5に
は、アーマチュア10のコンミュテータに摺接するブラ
シ16がスプリング17により付勢された状態で組み込
まれている。ブラシ16はチョークコイル18を介して
外部接続端子(図示省略)と導通されている。またモー
タカバー5には、例えば自動車用エンジンの燃料噴射弁
に通じる燃料供給パイプ(図示省略)を接続するポンプ
出口20が設けられている。ポンプ出口20には、燃料
の逆流を阻止するチェックバルブ21がスプリング22
により閉止方向へ付勢された状態で組み込まれている。
ネット15が固定されている。前記モータカバー5に
は、アーマチュア10のコンミュテータに摺接するブラ
シ16がスプリング17により付勢された状態で組み込
まれている。ブラシ16はチョークコイル18を介して
外部接続端子(図示省略)と導通されている。またモー
タカバー5には、例えば自動車用エンジンの燃料噴射弁
に通じる燃料供給パイプ(図示省略)を接続するポンプ
出口20が設けられている。ポンプ出口20には、燃料
の逆流を阻止するチェックバルブ21がスプリング22
により閉止方向へ付勢された状態で組み込まれている。
【0013】またポンプ部3において、前記ハウジング
1の下端部には前記ポンプカバー6の下側にポンプボデ
ー7が取り付けられている。なおポンプカバー6とポン
プボデー7でポンプ部3のポンプケース3aが構成され
ている。ポンプカバー6とポンプボデー7との間には、
多数の羽根溝4aを外周にもつ円板状のインペラ4が配
設されている。このインペラ4は、前記アーマチュア1
0のシャフト12に嵌合によって連結されている。
1の下端部には前記ポンプカバー6の下側にポンプボデ
ー7が取り付けられている。なおポンプカバー6とポン
プボデー7でポンプ部3のポンプケース3aが構成され
ている。ポンプカバー6とポンプボデー7との間には、
多数の羽根溝4aを外周にもつ円板状のインペラ4が配
設されている。このインペラ4は、前記アーマチュア1
0のシャフト12に嵌合によって連結されている。
【0014】前記ポンプカバー6及びポンプボデー7に
は、インペラ4の羽根溝4aに対応する略C字状をなす
ポンプ流路9が形成されている。ポンプ流路9は、その
始端が前記ポンプボデー7に設けられた図示されない吸
入口と連通し、その終端が前記ポンプカバー6に設けら
れた図示されない吐出口と連通している。
は、インペラ4の羽根溝4aに対応する略C字状をなす
ポンプ流路9が形成されている。ポンプ流路9は、その
始端が前記ポンプボデー7に設けられた図示されない吸
入口と連通し、その終端が前記ポンプカバー6に設けら
れた図示されない吐出口と連通している。
【0015】前記ポンプは、自動車等のバッテリ(図示
省略)を電源としてモータ部2を駆動することによって
ポンプ部3のインペラ4が回転させられる。これによ
り、燃料タンク内の燃料がポンプボデー7の吸入口より
ポンプ流路9に汲み上げられる。この汲み上げられた燃
料は、インペラ4の回転によりポンプ流路9を通るうち
に昇圧され、ポンプカバー6の吐出口より吐出されてモ
ータ室8に入り、その後モータカバー5のポンプ出口2
0から吐出される。
省略)を電源としてモータ部2を駆動することによって
ポンプ部3のインペラ4が回転させられる。これによ
り、燃料タンク内の燃料がポンプボデー7の吸入口より
ポンプ流路9に汲み上げられる。この汲み上げられた燃
料は、インペラ4の回転によりポンプ流路9を通るうち
に昇圧され、ポンプカバー6の吐出口より吐出されてモ
ータ室8に入り、その後モータカバー5のポンプ出口2
0から吐出される。
【0016】前記ポンプのポンプボデー7には、前記ポ
ンプ流路9とその外部である燃料タンク内とを連通する
ベーパジェット24が設けられている。このベーパジェ
ット24を通じて、ポンプ流路9に発生したベーパが燃
料タンク内へ排出される。ベーパジェット24の周辺部
分が図1に拡大断面図で示されている。なお図1(a)
はベーパジェットの閉状態、また(b)はその開状態を
それぞれ示している。すなわち前記ポンプボデー7に
は、チェック弁25を先端部にもつバイメタル26の基
端部がネジ27によって固定されている。チェック弁2
5は、円錐形状をなしておりポンプ流路9内においてベ
ーパジェット24を開閉するもので、ポンプ流路9に設
けた凹所9aに配置されている。チェック弁25は、バ
イメタル26の変形によって低温時には閉じまた高温時
には開く方向に付勢されかつポンプ内外の差圧力詳しく
はチェック弁25の前後の差圧力が所定値以上のときに
前記付勢力に打ち勝って閉じるように設定されている。
ンプ流路9とその外部である燃料タンク内とを連通する
ベーパジェット24が設けられている。このベーパジェ
ット24を通じて、ポンプ流路9に発生したベーパが燃
料タンク内へ排出される。ベーパジェット24の周辺部
分が図1に拡大断面図で示されている。なお図1(a)
はベーパジェットの閉状態、また(b)はその開状態を
それぞれ示している。すなわち前記ポンプボデー7に
は、チェック弁25を先端部にもつバイメタル26の基
端部がネジ27によって固定されている。チェック弁2
5は、円錐形状をなしておりポンプ流路9内においてベ
ーパジェット24を開閉するもので、ポンプ流路9に設
けた凹所9aに配置されている。チェック弁25は、バ
イメタル26の変形によって低温時には閉じまた高温時
には開く方向に付勢されかつポンプ内外の差圧力詳しく
はチェック弁25の前後の差圧力が所定値以上のときに
前記付勢力に打ち勝って閉じるように設定されている。
【0017】前記ポンプによると、燃料温度の低温時に
はポンプ内圧に関係なくバイメタル26の変形によって
図1(a)に示されるようにチェック弁25がベーパジ
ェット24を閉じる。また燃料温度の高温時にはバイメ
タル26の前記低温時の変形方向と逆方向の変形によっ
てチェック弁25がベーパジェット24を開く方向に付
勢されるものの、ポンプ内圧が高圧の時すなわちポンプ
内外の差圧力が所定値以上のときにはその差圧力が付勢
力よりも大きくチェック弁25が開かない。しかし前記
高温時においてポンプ内圧が低圧でベーパの発生しやす
い時すなわちポンプ内外の差圧力が所定値以下のときに
は、前記バイメタル26の付勢力よりもその差圧力が小
さくなるので図1(b)に示されるようにチェック弁2
5が開きベーパがベーパジェット24から排出される。
このチェック弁25の作動を表に示したものが表2であ
る。
はポンプ内圧に関係なくバイメタル26の変形によって
図1(a)に示されるようにチェック弁25がベーパジ
ェット24を閉じる。また燃料温度の高温時にはバイメ
タル26の前記低温時の変形方向と逆方向の変形によっ
てチェック弁25がベーパジェット24を開く方向に付
勢されるものの、ポンプ内圧が高圧の時すなわちポンプ
内外の差圧力が所定値以上のときにはその差圧力が付勢
力よりも大きくチェック弁25が開かない。しかし前記
高温時においてポンプ内圧が低圧でベーパの発生しやす
い時すなわちポンプ内外の差圧力が所定値以下のときに
は、前記バイメタル26の付勢力よりもその差圧力が小
さくなるので図1(b)に示されるようにチェック弁2
5が開きベーパがベーパジェット24から排出される。
このチェック弁25の作動を表に示したものが表2であ
る。
【0018】
【表2】
【0019】したがって、ベーパの発生の多い高温低圧
時においてのみベーパジェット24を開としてベーパを
排出し、ベーパの発生の少ない高圧時および低温低圧時
おいてはベーパジェット24を閉としてポンプ効率を向
上することができる。
時においてのみベーパジェット24を開としてベーパを
排出し、ベーパの発生の少ない高圧時および低温低圧時
おいてはベーパジェット24を閉としてポンプ効率を向
上することができる。
【0020】〔実施例2〕実施例2について図3の要部
断面図を参照して説明する。本例は実施例1の一部を変
更したものであるからその変更部分について詳述し、実
施例1と同一もしくは均等構成と考えられる部分には図
面に同一符号を付して重複する説明は省略する。ポンプ
ボデー7の外面すなわち底面には、チェック弁25を先
端部にもつバイメタル26の基端部が取付部材29を介
して接着等によって固定されている。チェック弁25
は、ポンプ流路9内においてベーパジェット24を開閉
するもので、ポンプ流路9に設けた凹所9aに配置され
ている。しかして本例ではチェック弁25が球状に形成
されており、前記バイメタル26の先端部に連結材30
を介して連結されている。チェック弁25は、バイメタ
ル26の変形によって燃料温度の低温時には図に二点鎖
線で示されるように閉じまた燃料温度の高温時には開く
方向に付勢されかつポンプ内外の差圧力が所定値以下の
ときにのみ前記付勢によって図に実線で示されるように
開くように設定されている。
断面図を参照して説明する。本例は実施例1の一部を変
更したものであるからその変更部分について詳述し、実
施例1と同一もしくは均等構成と考えられる部分には図
面に同一符号を付して重複する説明は省略する。ポンプ
ボデー7の外面すなわち底面には、チェック弁25を先
端部にもつバイメタル26の基端部が取付部材29を介
して接着等によって固定されている。チェック弁25
は、ポンプ流路9内においてベーパジェット24を開閉
するもので、ポンプ流路9に設けた凹所9aに配置され
ている。しかして本例ではチェック弁25が球状に形成
されており、前記バイメタル26の先端部に連結材30
を介して連結されている。チェック弁25は、バイメタ
ル26の変形によって燃料温度の低温時には図に二点鎖
線で示されるように閉じまた燃料温度の高温時には開く
方向に付勢されかつポンプ内外の差圧力が所定値以下の
ときにのみ前記付勢によって図に実線で示されるように
開くように設定されている。
【0021】前記ポンプによっても、実施例1と同等の
作用効果が得られる。また本例によると、実施例1のよ
うにバイメタル26をポンプケース3aのポンプ流路9
に設ける場合に比べて、ポンプ流路9の凹所9aにバイ
メタル26が存在せずかつその凹所9aが小さなスペー
スで済むため、燃料の流れの妨げやポンプ流路の拡大等
の影響を小さくしてチェック弁25を設けることがで
き、これにより燃料うずの乱れが小さくその流れがスム
ーズになってポンプ効率が向上することになる。
作用効果が得られる。また本例によると、実施例1のよ
うにバイメタル26をポンプケース3aのポンプ流路9
に設ける場合に比べて、ポンプ流路9の凹所9aにバイ
メタル26が存在せずかつその凹所9aが小さなスペー
スで済むため、燃料の流れの妨げやポンプ流路の拡大等
の影響を小さくしてチェック弁25を設けることがで
き、これにより燃料うずの乱れが小さくその流れがスム
ーズになってポンプ効率が向上することになる。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、次に記載する効果を奏する。本発明の請求
項1記載のインペラ式ポンプによれば、ベーパの発生の
多い高温低圧時においてのみベーパを排出し、ベーパの
発生の少ない高圧時および低温低圧時おけるポンプ効率
を向上でき、ベーパの排出を効率よく実施することがで
きる。請求項2記載のインペラ式ポンプによれば、バイ
メタルをポンプケースのポンプ流路に設ける場合に比べ
て燃料うずの流れがスムーズになりポンプ効率が向上す
る。
ているので、次に記載する効果を奏する。本発明の請求
項1記載のインペラ式ポンプによれば、ベーパの発生の
多い高温低圧時においてのみベーパを排出し、ベーパの
発生の少ない高圧時および低温低圧時おけるポンプ効率
を向上でき、ベーパの排出を効率よく実施することがで
きる。請求項2記載のインペラ式ポンプによれば、バイ
メタルをポンプケースのポンプ流路に設ける場合に比べ
て燃料うずの流れがスムーズになりポンプ効率が向上す
る。
【図1】実施例1を示す要部説明図である。
【図2】インペラ式ポンプの断面図である。
【図3】実施例2を示す要部説明図である。
【図4】従来のベーパジェットを示す断面図である。
【図5】従来の弁装置を示す断面図である。
2 モータ部 3 ポンプ部 3a ポンプケース 4 インペラ 9 ポンプ流路 24 ベーパジェット 25 チェック弁 26 バイメタル
Claims (2)
- 【請求項1】 モータ部とポンプ部とを一体的に備え、
ポンプ部のポンプケース内に円板状インペラが回転可能
に設けられており、インペラを前記モータ部の駆動によ
り回転することによって燃料をポンプ流路に導入しかつ
昇圧したのち吐出するインペラ式ポンプにおいて、前記
ポンプケースにはポンプ流路から外部へベーパを排出す
るベーパジェットが設けられるとともにそのベーパジェ
ットを開閉するチェック弁がバイメタルを介して設けら
れており、チェック弁が燃料温度の変化にともなうバイ
メタルの変形によって低温時には閉じまた高温時には開
く方向に付勢されかつポンプ内外の差圧力が所定値以上
のときにバイメタルの付勢力に打ち勝って閉じるように
設定されているインペラ式ポンプ。 - 【請求項2】 前記バイメタルが前記ポンプケースのポ
ンプ流路の外部に配置されている前記請求項1記載のイ
ンペラ式ポンプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17868194A JPH0842419A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | インペラ式ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP17868194A JPH0842419A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | インペラ式ポンプ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0842419A true JPH0842419A (ja) | 1996-02-13 |
Family
ID=16052698
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP17868194A Pending JPH0842419A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | インペラ式ポンプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0842419A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1091116A3 (de) * | 1999-10-07 | 2001-12-19 | Kautex Textron GmbH & Co. KG. | Kraftstoffversorgungseinrichtung sowie Kraftstoffpumpe |
| JP2013163992A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Mitsubishi Motors Corp | 車両用燃料タンクのリザーバカップ装置 |
| CN104675674A (zh) * | 2015-02-06 | 2015-06-03 | 洛阳普瑞曼自动控制技术有限公司 | 一种热双金属片温度保护装置 |
| JP2017137874A (ja) * | 2017-05-22 | 2017-08-10 | 株式会社デンソー | 燃料ポンプ及びその制御方法 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP17868194A patent/JPH0842419A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1091116A3 (de) * | 1999-10-07 | 2001-12-19 | Kautex Textron GmbH & Co. KG. | Kraftstoffversorgungseinrichtung sowie Kraftstoffpumpe |
| JP2013163992A (ja) * | 2012-02-09 | 2013-08-22 | Mitsubishi Motors Corp | 車両用燃料タンクのリザーバカップ装置 |
| CN104675674A (zh) * | 2015-02-06 | 2015-06-03 | 洛阳普瑞曼自动控制技术有限公司 | 一种热双金属片温度保护装置 |
| JP2017137874A (ja) * | 2017-05-22 | 2017-08-10 | 株式会社デンソー | 燃料ポンプ及びその制御方法 |
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