JPH0843796A - 液晶表示素子の駆動方法及び駆動装置 - Google Patents
液晶表示素子の駆動方法及び駆動装置Info
- Publication number
- JPH0843796A JPH0843796A JP6178267A JP17826794A JPH0843796A JP H0843796 A JPH0843796 A JP H0843796A JP 6178267 A JP6178267 A JP 6178267A JP 17826794 A JP17826794 A JP 17826794A JP H0843796 A JPH0843796 A JP H0843796A
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- Japan
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- polarity
- voltage
- liquid crystal
- signal
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ちらつきの少ない均一な表示を実現すること
ができる液晶表示素子の駆動方法及び駆動装置を提供す
る。 【構成】 走査データ及び信号データを発生する制御回
路13と、フレーム周期ごとに反転する極性信号を発生す
る極性信号発生回路14と、走査データを極性信号の選択
期間の極性に応じた正又は負の極性で走査電極に走査電
圧及び保持電圧として印加する走査電極駆動回路15と、
信号データを極性信号に応じた正又は負の極性で信号電
極に選択電圧、非選択電圧として印加する信号電極駆動
回路16とにより駆動装置を構成する。極性信号に従って
1ライン選択期間に走査データに応じた1パルスの走査
電圧を走査電極に印加し、引き続いて走査電圧と同じ極
性を有する保持電圧を次の選択期間まで印加する。極性
信号に従って信号電極に印加する信号データに応じた選
択電圧又は非選択電圧の極性を反転させる。
ができる液晶表示素子の駆動方法及び駆動装置を提供す
る。 【構成】 走査データ及び信号データを発生する制御回
路13と、フレーム周期ごとに反転する極性信号を発生す
る極性信号発生回路14と、走査データを極性信号の選択
期間の極性に応じた正又は負の極性で走査電極に走査電
圧及び保持電圧として印加する走査電極駆動回路15と、
信号データを極性信号に応じた正又は負の極性で信号電
極に選択電圧、非選択電圧として印加する信号電極駆動
回路16とにより駆動装置を構成する。極性信号に従って
1ライン選択期間に走査データに応じた1パルスの走査
電圧を走査電極に印加し、引き続いて走査電圧と同じ極
性を有する保持電圧を次の選択期間まで印加する。極性
信号に従って信号電極に印加する信号データに応じた選
択電圧又は非選択電圧の極性を反転させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶表示素子の駆動方
法及び駆動装置に関する。さらに詳細には、電界によっ
て強誘電性液晶へ相転移を起こす反強誘電性液晶の三安
定状態間スイッチングを利用した液晶表示素子の駆動方
法及び駆動装置に関する。
法及び駆動装置に関する。さらに詳細には、電界によっ
て強誘電性液晶へ相転移を起こす反強誘電性液晶の三安
定状態間スイッチングを利用した液晶表示素子の駆動方
法及び駆動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】反強誘電性液晶の三安定状態間スイッチ
ングは、従来の表面安定化強誘電性液晶(以下「SSF
LC」という)に見られるいくつかの本質的な問題点を
解消する方法の一つとして期待され、活発に研究が進め
られている[A.D.L.Chandani et.a
l.:Jpn. J. Appl. Phys., 2
7, L729(1988)、A.D.L.Chand
ani et.al.:Jpn. J. Appl.
Phys., 28, L1265(1988)、又は
N. Yamamoto et.al.:日本学術振興
会情報科学用有機材料第142委員会第58回合同研究
会資料,P7−12,(1993)等参照]。
ングは、従来の表面安定化強誘電性液晶(以下「SSF
LC」という)に見られるいくつかの本質的な問題点を
解消する方法の一つとして期待され、活発に研究が進め
られている[A.D.L.Chandani et.a
l.:Jpn. J. Appl. Phys., 2
7, L729(1988)、A.D.L.Chand
ani et.al.:Jpn. J. Appl.
Phys., 28, L1265(1988)、又は
N. Yamamoto et.al.:日本学術振興
会情報科学用有機材料第142委員会第58回合同研究
会資料,P7−12,(1993)等参照]。
【0003】三安定状態間スイッチングの特徴として
は、以下のような点を挙げることができる。 (1)電圧印加による反強誘電性−強誘電性相転移に
は、直流電圧に対する急峻な閾値特性がある(図8参
照)。
は、以下のような点を挙げることができる。 (1)電圧印加による反強誘電性−強誘電性相転移に
は、直流電圧に対する急峻な閾値特性がある(図8参
照)。
【0004】(2)反強誘電性−強誘電性相転移は、幅
の広い光学的ヒステリシスを伴うために、反強誘電相又
は強誘電相を選択した後にバイアス電圧を印加しておけ
ば、選択された状態を保持することができる(図8参
照)。
の広い光学的ヒステリシスを伴うために、反強誘電相又
は強誘電相を選択した後にバイアス電圧を印加しておけ
ば、選択された状態を保持することができる(図8参
照)。
【0005】(3)電場誘起強誘電性相における2つの
配向状態を光学的に等価にすることができる。 (4)液晶層内の電荷の偏りを防ぐことができるため、
SSFLCに見られるような電気光学特性の経時変化を
無くすことができる。
配向状態を光学的に等価にすることができる。 (4)液晶層内の電荷の偏りを防ぐことができるため、
SSFLCに見られるような電気光学特性の経時変化を
無くすことができる。
【0006】そして、これらの特性を用いれば、単純マ
トリックスにおいてデューティー比の制限なく時分割駆
動を行うことができる。現在までに知られている駆動方
法の例としては、図4、図5に示すような駆動電圧を印
加するという方法がある[M.Yamawaki e
t.al.:Digest of Japan Dis
play ′89,p26(1989)等]。図4にお
いて、Vt 、Vd はそれぞれ走差電極と信号電極に印加
される電圧波形であり、VLCは液晶層に印加される合成
波形である。この駆動方法においては、正極性の電圧が
印加されるフレームF(+)と、それに続く負極性の電
圧が印加されるフレームF(−)とが対になっている。
また、図5において、(a)は各走差電極に印加される
電圧波形、(b)は各信号電極に印加される電圧波形で
あり、(c)は液晶層に印加される合成波形である。ま
た、(d)は駆動波形に対する光透過率の変化を示す。
トリックスにおいてデューティー比の制限なく時分割駆
動を行うことができる。現在までに知られている駆動方
法の例としては、図4、図5に示すような駆動電圧を印
加するという方法がある[M.Yamawaki e
t.al.:Digest of Japan Dis
play ′89,p26(1989)等]。図4にお
いて、Vt 、Vd はそれぞれ走差電極と信号電極に印加
される電圧波形であり、VLCは液晶層に印加される合成
波形である。この駆動方法においては、正極性の電圧が
印加されるフレームF(+)と、それに続く負極性の電
圧が印加されるフレームF(−)とが対になっている。
また、図5において、(a)は各走差電極に印加される
電圧波形、(b)は各信号電極に印加される電圧波形で
あり、(c)は液晶層に印加される合成波形である。ま
た、(d)は駆動波形に対する光透過率の変化を示す。
【0007】以下、この駆動方法による表示原理を、図
6、図7を用いて説明する。図6は液晶表示素子の概念
図、図7は液晶表示素子の断面図である。反強誘電相に
おける光軸OAはスメクティック相と直交している。図
7に示すように、透明電極4、5と液晶配向膜9、10
を設けた2枚のガラス基板1、2間に液晶層6を挟持し
てなるセルを、互いに偏光軸の直交する偏光板11、1
2間に光軸OAがいずれかの偏光軸に平行となるように
設置すれば、液晶表示素子は暗状態(OFF状態)にな
る。そして、この状態に図4のフレームF’(+)又は
F’(−)における電圧波形を液晶層に印加しても、こ
の電圧が|VW2|<|V(A−F)t|(図8参照)で
あれば光透過率の変化はわずかであるため、OFF状態
を保持することができる。一方、図4のフレームF
(+)又はF(−)における電圧波形を液晶層に印加し
た場合、この電圧が|VW1|>|V(A−F)s|(図
8参照)であれば液晶が応答し、光軸OF(+)及び自
発分極Ps(+)を有する強誘電相(+)と、光軸OF
(−)及び自発分極Ps(−)を有する強誘電相(−)
へ転移する。この場合、光軸OAが偏光軸と角度θ
(+)又はθ(−)をなすため、液晶表示素子は明状態
(ON状態)になる。また、角度θ(+)とθ(−)が
等しいため、両者を光学的に等価なものとして扱うこと
ができる。
6、図7を用いて説明する。図6は液晶表示素子の概念
図、図7は液晶表示素子の断面図である。反強誘電相に
おける光軸OAはスメクティック相と直交している。図
7に示すように、透明電極4、5と液晶配向膜9、10
を設けた2枚のガラス基板1、2間に液晶層6を挟持し
てなるセルを、互いに偏光軸の直交する偏光板11、1
2間に光軸OAがいずれかの偏光軸に平行となるように
設置すれば、液晶表示素子は暗状態(OFF状態)にな
る。そして、この状態に図4のフレームF’(+)又は
F’(−)における電圧波形を液晶層に印加しても、こ
の電圧が|VW2|<|V(A−F)t|(図8参照)で
あれば光透過率の変化はわずかであるため、OFF状態
を保持することができる。一方、図4のフレームF
(+)又はF(−)における電圧波形を液晶層に印加し
た場合、この電圧が|VW1|>|V(A−F)s|(図
8参照)であれば液晶が応答し、光軸OF(+)及び自
発分極Ps(+)を有する強誘電相(+)と、光軸OF
(−)及び自発分極Ps(−)を有する強誘電相(−)
へ転移する。この場合、光軸OAが偏光軸と角度θ
(+)又はθ(−)をなすため、液晶表示素子は明状態
(ON状態)になる。また、角度θ(+)とθ(−)が
等しいため、両者を光学的に等価なものとして扱うこと
ができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の駆動方法には、以下のような問題点がある。す
なわち、フレームの終りに保持電圧Vb の極性を反転さ
せているため(図4、図5(a))、フレーム内で選択
される走査電極の順番によってON状態の輝度に差が生
じる(図5(d))。その結果、表示画面で輝度傾斜が
生じ、均一な表示を得ることができない。また、1ライ
ン選択期間がパルス幅の2倍であったり、消去期間を設
けているため(図4、図5)、1画面の書き込みに長時
間を要し、ちらつきの多い表示になってしまう。
た従来の駆動方法には、以下のような問題点がある。す
なわち、フレームの終りに保持電圧Vb の極性を反転さ
せているため(図4、図5(a))、フレーム内で選択
される走査電極の順番によってON状態の輝度に差が生
じる(図5(d))。その結果、表示画面で輝度傾斜が
生じ、均一な表示を得ることができない。また、1ライ
ン選択期間がパルス幅の2倍であったり、消去期間を設
けているため(図4、図5)、1画面の書き込みに長時
間を要し、ちらつきの多い表示になってしまう。
【0009】本発明は、従来技術における前記課題を解
決するため、反強誘電性液晶の三安定状態スイッチング
の特徴を十分に生かし、ちらつきの少ない均一な表示を
実現することができる液晶表示素子の駆動方法及び駆動
装置を提供することを目的とする。
決するため、反強誘電性液晶の三安定状態スイッチング
の特徴を十分に生かし、ちらつきの少ない均一な表示を
実現することができる液晶表示素子の駆動方法及び駆動
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明に係る液晶表示素子の駆動方法は、走査電極
を有する基板と信号電極を有する基板の電極面を対向さ
せた基板間に、電圧の極性によって2つの配向状態を示
す強誘電性液晶へ相転移する1つの配向状態を示す反強
誘電性液晶を挟持してなる液晶表示素子に対し、選択期
間には液晶分子の配列を選択する配向が強誘電性液晶で
あれば絶対値が閾値以上の電圧パルスを、選択する配向
が反強誘電性液晶であれば絶対値が閾値以下の電圧パル
スを前記液晶層に印加し、非選択期間には選択期間に選
択された配向状態を保持するように同極性の電圧パルス
群を印加する液晶表示素子の駆動方法であって、フレー
ム周期ごとに反転する極性信号に従って1ライン選択期
間に走査データに応じた1パルスの走査電圧を前記走査
電極に印加し、引き続いて走査電圧と同じ極性を有する
保持電圧を次の選択期間まで印加することを特徴とす
る。
め、本発明に係る液晶表示素子の駆動方法は、走査電極
を有する基板と信号電極を有する基板の電極面を対向さ
せた基板間に、電圧の極性によって2つの配向状態を示
す強誘電性液晶へ相転移する1つの配向状態を示す反強
誘電性液晶を挟持してなる液晶表示素子に対し、選択期
間には液晶分子の配列を選択する配向が強誘電性液晶で
あれば絶対値が閾値以上の電圧パルスを、選択する配向
が反強誘電性液晶であれば絶対値が閾値以下の電圧パル
スを前記液晶層に印加し、非選択期間には選択期間に選
択された配向状態を保持するように同極性の電圧パルス
群を印加する液晶表示素子の駆動方法であって、フレー
ム周期ごとに反転する極性信号に従って1ライン選択期
間に走査データに応じた1パルスの走査電圧を前記走査
電極に印加し、引き続いて走査電圧と同じ極性を有する
保持電圧を次の選択期間まで印加することを特徴とす
る。
【0011】また、前記本発明の駆動方法の構成におい
ては、極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極
性を有する選択電圧、非選択電圧を信号電極に印加する
のが好ましい。
ては、極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極
性を有する選択電圧、非選択電圧を信号電極に印加する
のが好ましい。
【0012】また、本発明に係る液晶表示素子の駆動装
置の構成は、走査電極を有する基板と信号電極を有する
基板の電極面を対向させた基板間に、電圧の極性によっ
て2つの配向状態を示す強誘電性液晶へ相転移する1つ
の配向状態を示す反強誘電性液晶を挟持してなる液晶表
示素子の駆動装置であって、前記液晶表示素子に所望の
表示をさせるための走査データ及び信号データを発生す
る制御回路と、フレーム周期ごとに反転する極性信号を
発生する極性信号発生回路と、前記走査データを前記極
性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極性で前記
走査電極に走査電圧及び保持電圧として印加する走査電
極駆動回路とを備えたことを特徴とする。
置の構成は、走査電極を有する基板と信号電極を有する
基板の電極面を対向させた基板間に、電圧の極性によっ
て2つの配向状態を示す強誘電性液晶へ相転移する1つ
の配向状態を示す反強誘電性液晶を挟持してなる液晶表
示素子の駆動装置であって、前記液晶表示素子に所望の
表示をさせるための走査データ及び信号データを発生す
る制御回路と、フレーム周期ごとに反転する極性信号を
発生する極性信号発生回路と、前記走査データを前記極
性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極性で前記
走査電極に走査電圧及び保持電圧として印加する走査電
極駆動回路とを備えたことを特徴とする。
【0013】また、前記本発明の駆動装置の構成におい
ては、信号データを極性信号に応じた正又は負の極性で
信号電極に選択電圧、非選択電圧として印加する信号電
極駆動回路を設けるのが好ましい。
ては、信号データを極性信号に応じた正又は負の極性で
信号電極に選択電圧、非選択電圧として印加する信号電
極駆動回路を設けるのが好ましい。
【0014】
【作用】前記本発明の駆動方法の構成によれば、フレー
ム周期ごとに反転する極性信号に従って1ライン選択期
間に走査データに応じた1パルスの走査電圧を前記走査
電極に印加し、引き続いて走査電圧と同じ極性を有する
保持電圧を次の選択期間まで印加するようにしたので、
フレーム周期ごとに極性が反転する走査電圧を走査電極
に印加することができる。このため、選択期間から次の
選択期間までの間をどの走査電極でも同じように利用す
ることができるので、ON状態の輝度に差が生じること
はない。その結果、表示画面で輝度傾斜が生じることは
ないので、均一な表示を実現することができる。
ム周期ごとに反転する極性信号に従って1ライン選択期
間に走査データに応じた1パルスの走査電圧を前記走査
電極に印加し、引き続いて走査電圧と同じ極性を有する
保持電圧を次の選択期間まで印加するようにしたので、
フレーム周期ごとに極性が反転する走査電圧を走査電極
に印加することができる。このため、選択期間から次の
選択期間までの間をどの走査電極でも同じように利用す
ることができるので、ON状態の輝度に差が生じること
はない。その結果、表示画面で輝度傾斜が生じることは
ないので、均一な表示を実現することができる。
【0015】また、前記本発明の駆動方法の構成におい
て、極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極性
を有する選択電圧、非選択電圧を信号電極に印加すると
いう好ましい構成によれば、選択期間に画素にかかる電
圧の極性を反転させることができるので、反強誘電相か
ら強誘電相へ反転させるのに必要なパルス幅と走査線数
との積に相当する時間で1画面の書き込みを行うことが
できる。従って、従来の駆動方法に比べ短時間で書き込
みを行うことができるので、ちらつきの少ない美しい表
示を実現することができる。
て、極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極性
を有する選択電圧、非選択電圧を信号電極に印加すると
いう好ましい構成によれば、選択期間に画素にかかる電
圧の極性を反転させることができるので、反強誘電相か
ら強誘電相へ反転させるのに必要なパルス幅と走査線数
との積に相当する時間で1画面の書き込みを行うことが
できる。従って、従来の駆動方法に比べ短時間で書き込
みを行うことができるので、ちらつきの少ない美しい表
示を実現することができる。
【0016】また、前記本発明の駆動装置の構成によれ
ば、液晶表示素子に所望の表示をさせるための走査デー
タ及び信号データを発生する制御回路と、フレーム周期
ごとに反転する極性信号を発生する極性信号発生回路
と、前記走査データを前記極性信号の選択期間の極性に
応じた正又は負の極性で前記走査電極に走査電圧及び保
持電圧として印加する走査電極駆動回路とを備えている
ので、極性信号発生回路によりフレーム周期ごとに反転
する極性信号を発生させ、走査電極駆動回路により前記
極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極性を有
する走査電圧を走査電極に印加することができる。すな
わち、フレーム周期ごとに走査電圧の極性を反転させる
ことができ、走査電圧に続いて選択期間から次の選択期
間まで走査電圧と同じ極性の保持電圧を印加することが
できる。このため、選択期間から次の選択期間までの間
をどの走査電極でも同じように利用することができるの
で、ON状態の輝度に差が生じることはない。従って、
本駆動装置を用いて液晶表示素子を駆動すれば、表示画
面で輝度傾斜が生じることがないので、均一な表示を実
現することができる。
ば、液晶表示素子に所望の表示をさせるための走査デー
タ及び信号データを発生する制御回路と、フレーム周期
ごとに反転する極性信号を発生する極性信号発生回路
と、前記走査データを前記極性信号の選択期間の極性に
応じた正又は負の極性で前記走査電極に走査電圧及び保
持電圧として印加する走査電極駆動回路とを備えている
ので、極性信号発生回路によりフレーム周期ごとに反転
する極性信号を発生させ、走査電極駆動回路により前記
極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極性を有
する走査電圧を走査電極に印加することができる。すな
わち、フレーム周期ごとに走査電圧の極性を反転させる
ことができ、走査電圧に続いて選択期間から次の選択期
間まで走査電圧と同じ極性の保持電圧を印加することが
できる。このため、選択期間から次の選択期間までの間
をどの走査電極でも同じように利用することができるの
で、ON状態の輝度に差が生じることはない。従って、
本駆動装置を用いて液晶表示素子を駆動すれば、表示画
面で輝度傾斜が生じることがないので、均一な表示を実
現することができる。
【0017】また、前記本発明の駆動装置の構成におい
ては、信号データを極性信号に応じた正又は負の極性で
信号電極に選択電圧、非選択電圧として印加する信号電
極駆動回路を設けるという好ましい構成によれば、信号
電極駆動回路により極性信号の選択期間の極性に応じた
正又は負の極性を有する選択電圧、非選択電圧を信号電
極に印加することができるので、選択期間に画素にかか
る電圧の極性を反転させることができる。このため、反
強誘電相から強誘電相へ反転させるのに必要なパルス幅
と走査線数との積に相当する時間で1画面の書き込みを
行うことができるので、1画面の書き込みを短時間で行
うことができる。従って、本駆動装置を用いて液晶表示
素子を駆動すれば、ちらつきの少ない美しい表示を実現
することができる。
ては、信号データを極性信号に応じた正又は負の極性で
信号電極に選択電圧、非選択電圧として印加する信号電
極駆動回路を設けるという好ましい構成によれば、信号
電極駆動回路により極性信号の選択期間の極性に応じた
正又は負の極性を有する選択電圧、非選択電圧を信号電
極に印加することができるので、選択期間に画素にかか
る電圧の極性を反転させることができる。このため、反
強誘電相から強誘電相へ反転させるのに必要なパルス幅
と走査線数との積に相当する時間で1画面の書き込みを
行うことができるので、1画面の書き込みを短時間で行
うことができる。従って、本駆動装置を用いて液晶表示
素子を駆動すれば、ちらつきの少ない美しい表示を実現
することができる。
【0018】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明をさらに具体的
に説明する。試料としては、図7に示すような構造の液
晶表示素子を用いた。この試料を作製するに当たって
は、まず、透明電極4、5の上に絶縁膜7、8を形成
し、絶縁膜7、8の上にポリイミド膜を形成してラビン
グ処理を行い、一軸性配向処理を施して配向膜9、10
とした。次いで、向かい合う基板によってラビング方向
が平行又は反平行となるようにパネルを形成し、ギャッ
プを1.7μmとした。次いで、そのパネルに液晶材料
4−(1−methylheptyloxycarbo
nyl)phenyl4′−octyloxybiph
enyl−4−carboxylate(MHPOB
C)を加熱封入し、環境温度を反強誘電性カイラルスメ
クティックC相(SmCA * 相)の温度範囲に保持する
ことにより、液晶層6を形成した。尚、図7中、1、2
はガラス基板、3はスペーサー材、11、12は偏光板
である。また、透明電極4、5のうち、一方を走査電極
として用い、他方を信号電極として用いる。
に説明する。試料としては、図7に示すような構造の液
晶表示素子を用いた。この試料を作製するに当たって
は、まず、透明電極4、5の上に絶縁膜7、8を形成
し、絶縁膜7、8の上にポリイミド膜を形成してラビン
グ処理を行い、一軸性配向処理を施して配向膜9、10
とした。次いで、向かい合う基板によってラビング方向
が平行又は反平行となるようにパネルを形成し、ギャッ
プを1.7μmとした。次いで、そのパネルに液晶材料
4−(1−methylheptyloxycarbo
nyl)phenyl4′−octyloxybiph
enyl−4−carboxylate(MHPOB
C)を加熱封入し、環境温度を反強誘電性カイラルスメ
クティックC相(SmCA * 相)の温度範囲に保持する
ことにより、液晶層6を形成した。尚、図7中、1、2
はガラス基板、3はスペーサー材、11、12は偏光板
である。また、透明電極4、5のうち、一方を走査電極
として用い、他方を信号電極として用いる。
【0019】(実施例1)図1に、本発明に係る液晶表
示素子の駆動方法の一実施例に用いた駆動波形を示す。
図1中、(a)は走査電極波形、(b)は信号電極波形
であり、(c)はこれらの合成波形である。また、
(d)は駆動波形に対する光透過率の変化を示す。走査
電極波形(a)は、フレーム周期ごとに反転する極性信
号に従って1ライン選択期間に走査データに応じた1パ
ルスの走査電圧Vr を印加し、その後、走査電圧Vr と
同じ極性を有する保持電圧Vb を印加して、次の選択期
間まで保持するようにしたものである。走査電極波形
(a)をこのような構成とすることにより、選択波形の
極性を選択時ごとに反転させることができる。一方、信
号電極波形(b)は、表示パターンの信号データに応じ
た選択電圧・非選択電圧Vsを前記極性信号に従って極
性を反転させて印加するようにしたものである。図2
に、極性信号と走査電圧、選択電圧、非選択電圧との関
係を示す。走査電極波形(a)と信号電極波形(b)を
以上のような構成としたので、選択期間に画素にかかる
電圧の極性を反転させることができる。液晶表示素子の
温度を90℃に保持し、パルス幅を80μsec、走査
電圧をVr =18V、保持電圧をVb =5V、選択電圧
・非選択電圧をVs =2.7V、デューティー比を1/
480として、上記条件下で駆動したところ、コントラ
スト比は1:20であった。
示素子の駆動方法の一実施例に用いた駆動波形を示す。
図1中、(a)は走査電極波形、(b)は信号電極波形
であり、(c)はこれらの合成波形である。また、
(d)は駆動波形に対する光透過率の変化を示す。走査
電極波形(a)は、フレーム周期ごとに反転する極性信
号に従って1ライン選択期間に走査データに応じた1パ
ルスの走査電圧Vr を印加し、その後、走査電圧Vr と
同じ極性を有する保持電圧Vb を印加して、次の選択期
間まで保持するようにしたものである。走査電極波形
(a)をこのような構成とすることにより、選択波形の
極性を選択時ごとに反転させることができる。一方、信
号電極波形(b)は、表示パターンの信号データに応じ
た選択電圧・非選択電圧Vsを前記極性信号に従って極
性を反転させて印加するようにしたものである。図2
に、極性信号と走査電圧、選択電圧、非選択電圧との関
係を示す。走査電極波形(a)と信号電極波形(b)を
以上のような構成としたので、選択期間に画素にかかる
電圧の極性を反転させることができる。液晶表示素子の
温度を90℃に保持し、パルス幅を80μsec、走査
電圧をVr =18V、保持電圧をVb =5V、選択電圧
・非選択電圧をVs =2.7V、デューティー比を1/
480として、上記条件下で駆動したところ、コントラ
スト比は1:20であった。
【0020】次に、本発明の駆動方法と従来の駆動方法
を用いた場合の表示を比較する。従来の駆動方法を用い
た場合には、フレームの終りに保持電圧Vb の極性を反
転させているために(図4、図5)、フレーム内で選択
された走査電極の順番によってON状態の輝度に差が生
じる(図5(d))。一方、本発明では、フレーム周期
ごとに走査電圧の極性を反転させているので、選択期間
から次の選択期間までの間をどの走査電極でも同じよう
に利用することができる(図1(a))。その結果、O
N状態の輝度に差が生じることはなく(図1(d))、
表示画面で輝度傾斜が生じることはないので、均一な表
示を実現することができる。
を用いた場合の表示を比較する。従来の駆動方法を用い
た場合には、フレームの終りに保持電圧Vb の極性を反
転させているために(図4、図5)、フレーム内で選択
された走査電極の順番によってON状態の輝度に差が生
じる(図5(d))。一方、本発明では、フレーム周期
ごとに走査電圧の極性を反転させているので、選択期間
から次の選択期間までの間をどの走査電極でも同じよう
に利用することができる(図1(a))。その結果、O
N状態の輝度に差が生じることはなく(図1(d))、
表示画面で輝度傾斜が生じることはないので、均一な表
示を実現することができる。
【0021】次に、本発明の駆動方法と従来の駆動方法
を用いた場合の表示速度を比較する。従来の駆動方法を
用いた場合には、1ライン選択期間がパルス幅の2倍で
あったり、消去期間を設けているために(図4)、1画
面の書き込み時間は76.8msec以上(2×80μ
sec×480+α)となる。一方、本発明では、選択
期間に画素にかかる電圧の極性を反転させているため
に、反強誘電相から強誘電相へ反転させるのに必要なパ
ルス幅と走査線数との積に相当する時間で1画面の書き
込みを行うことができる。なぜなら、最も遅い反転であ
る強誘電相から反強誘電相への緩和に要する時間は42
0μsecであり、消去期間を設けなくてもフレーム時
間(80μsec×480=38.4msec)内で必
ず緩和させることができるからである。従って、1画面
の書き込みに要する時間は38.4msecとなり、従
来の半分の時間で書き込みを行うことができる。その結
果、ちらつきの少ない美しい表示を実現することができ
る。
を用いた場合の表示速度を比較する。従来の駆動方法を
用いた場合には、1ライン選択期間がパルス幅の2倍で
あったり、消去期間を設けているために(図4)、1画
面の書き込み時間は76.8msec以上(2×80μ
sec×480+α)となる。一方、本発明では、選択
期間に画素にかかる電圧の極性を反転させているため
に、反強誘電相から強誘電相へ反転させるのに必要なパ
ルス幅と走査線数との積に相当する時間で1画面の書き
込みを行うことができる。なぜなら、最も遅い反転であ
る強誘電相から反強誘電相への緩和に要する時間は42
0μsecであり、消去期間を設けなくてもフレーム時
間(80μsec×480=38.4msec)内で必
ず緩和させることができるからである。従って、1画面
の書き込みに要する時間は38.4msecとなり、従
来の半分の時間で書き込みを行うことができる。その結
果、ちらつきの少ない美しい表示を実現することができ
る。
【0022】(実施例2)図3に、本発明に係る液晶表
示素子の駆動装置の一実施例の構成図を示す。図3に示
すように、本駆動装置は、液晶表示素子(反強誘電性液
晶パネル)17に所望の表示をさせるための走査データ
及び信号データを発生する制御回路13と、フレーム周
期ごとに反転する極性信号を発生する極性信号発生回路
14と、前記走査データを前記極性信号の選択期間の極
性に応じた正又は負の極性で前記走査電極に走査電圧及
び保持電圧として印加する走査電極駆動回路15と、前
記信号データを前記極性信号に応じた正又は負の極性で
前記信号電極に選択電圧、非選択電圧として印加する信
号電極駆動回路16とを備えている。本駆動装置を以上
のように構成したので、極性信号発生回路14によりフ
レーム周期ごとに反転する極性信号を発生させ、走査電
極駆動回路15により前記極性信号の選択期間の極性に
応じた正又は負の極性を有する走査電圧を走査電極に印
加することができる。すなわち、フレーム周期ごとに走
査電圧の極性を反転させることができ、走査電圧に続い
て選択期間から次の選択期間まで走査電圧と同じ極性の
保持電圧を印加することができる。このため、選択期間
から次の選択期間までの間をどの走査電極でも同じよう
に利用することができるので(図1(a))、ON状態
の輝度に差が生じることはない(図1(d))。従っ
て、本駆動装置を用いて液晶表示素子を駆動すれば、表
示画面で輝度傾斜が生じることがないので、均一な表示
を実現することができる。また、信号電極駆動回路16
により極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極
性を有する選択電圧、非選択電圧を信号電極に印加する
ことができるので、選択期間に画素にかかる電圧の極性
を反転させることができる。このため、上記実施例1と
同様の理由により、1画面の書き込みを短時間で行うこ
とができる。従って、本駆動装置を用いて液晶表示素子
を駆動すれば、ちらつきの少ない美しい表示を実現する
ことができる。
示素子の駆動装置の一実施例の構成図を示す。図3に示
すように、本駆動装置は、液晶表示素子(反強誘電性液
晶パネル)17に所望の表示をさせるための走査データ
及び信号データを発生する制御回路13と、フレーム周
期ごとに反転する極性信号を発生する極性信号発生回路
14と、前記走査データを前記極性信号の選択期間の極
性に応じた正又は負の極性で前記走査電極に走査電圧及
び保持電圧として印加する走査電極駆動回路15と、前
記信号データを前記極性信号に応じた正又は負の極性で
前記信号電極に選択電圧、非選択電圧として印加する信
号電極駆動回路16とを備えている。本駆動装置を以上
のように構成したので、極性信号発生回路14によりフ
レーム周期ごとに反転する極性信号を発生させ、走査電
極駆動回路15により前記極性信号の選択期間の極性に
応じた正又は負の極性を有する走査電圧を走査電極に印
加することができる。すなわち、フレーム周期ごとに走
査電圧の極性を反転させることができ、走査電圧に続い
て選択期間から次の選択期間まで走査電圧と同じ極性の
保持電圧を印加することができる。このため、選択期間
から次の選択期間までの間をどの走査電極でも同じよう
に利用することができるので(図1(a))、ON状態
の輝度に差が生じることはない(図1(d))。従っ
て、本駆動装置を用いて液晶表示素子を駆動すれば、表
示画面で輝度傾斜が生じることがないので、均一な表示
を実現することができる。また、信号電極駆動回路16
により極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極
性を有する選択電圧、非選択電圧を信号電極に印加する
ことができるので、選択期間に画素にかかる電圧の極性
を反転させることができる。このため、上記実施例1と
同様の理由により、1画面の書き込みを短時間で行うこ
とができる。従って、本駆動装置を用いて液晶表示素子
を駆動すれば、ちらつきの少ない美しい表示を実現する
ことができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る液晶
表示素子の駆動方法によれば、フレーム周期ごとに反転
する極性信号に従って1ライン選択期間に走査データに
応じた1パルスの走査電圧を前記走査電極に印加し、引
き続いて走査電圧と同じ極性を有する保持電圧を次の選
択期間まで印加するようにしたので、フレーム周期ごと
に極性が反転する走査電圧を走査電極に印加することが
できる。このため、選択期間から次の選択期間までの間
をどの走査電極でも同じように利用することができるの
で、ON状態の輝度に差が生じることはない。その結
果、表示画面で輝度傾斜が生じることはないので、均一
な表示を実現することができる。
表示素子の駆動方法によれば、フレーム周期ごとに反転
する極性信号に従って1ライン選択期間に走査データに
応じた1パルスの走査電圧を前記走査電極に印加し、引
き続いて走査電圧と同じ極性を有する保持電圧を次の選
択期間まで印加するようにしたので、フレーム周期ごと
に極性が反転する走査電圧を走査電極に印加することが
できる。このため、選択期間から次の選択期間までの間
をどの走査電極でも同じように利用することができるの
で、ON状態の輝度に差が生じることはない。その結
果、表示画面で輝度傾斜が生じることはないので、均一
な表示を実現することができる。
【0024】また、前記本発明の駆動方法の構成におい
て、極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極性
を有する選択電圧、非選択電圧を信号電極に印加すると
いう好ましい構成によれば、選択期間に画素にかかる電
圧の極性を反転させることができるので、反強誘電相か
ら強誘電相へ反転させるのに必要なパルス幅と走査線数
との積に相当する時間で1画面の書き込みを行うことが
できる。従って、従来の駆動方法に比べ短時間で書き込
みを行うことができるので、ちらつきの少ない美しい表
示を実現することができる。
て、極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極性
を有する選択電圧、非選択電圧を信号電極に印加すると
いう好ましい構成によれば、選択期間に画素にかかる電
圧の極性を反転させることができるので、反強誘電相か
ら強誘電相へ反転させるのに必要なパルス幅と走査線数
との積に相当する時間で1画面の書き込みを行うことが
できる。従って、従来の駆動方法に比べ短時間で書き込
みを行うことができるので、ちらつきの少ない美しい表
示を実現することができる。
【0025】また、本発明に係る液晶表示素子の駆動装
置によれば、液晶表示素子に所望の表示をさせるための
走査データ及び信号データを発生する制御回路と、フレ
ーム周期ごとに反転する極性信号を発生する極性信号発
生回路と、前記走査データを前記極性信号の選択期間の
極性に応じた正又は負の極性で前記走査電極に走査電圧
及び保持電圧として印加する走査電極駆動回路とを備え
ているので、極性信号発生回路によりフレーム周期ごと
に反転する極性信号を発生させ、走査電極駆動回路によ
り前記極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極
性を有する走査電圧を走査電極に印加することができ
る。すなわち、フレーム周期ごとに走査電圧の極性を反
転させることができ、走査電圧に続いて選択期間から次
の選択期間まで走査電圧と同じ極性の保持電圧を印加す
ることができる。このため、選択期間から次の選択期間
までの間をどの走査電極でも同じように利用することが
できるので、ON状態の輝度に差が生じることはない。
従って、本駆動装置を用いて液晶表示素子を駆動すれ
ば、表示画面で輝度傾斜が生じることがないので、均一
な表示を実現することができる。
置によれば、液晶表示素子に所望の表示をさせるための
走査データ及び信号データを発生する制御回路と、フレ
ーム周期ごとに反転する極性信号を発生する極性信号発
生回路と、前記走査データを前記極性信号の選択期間の
極性に応じた正又は負の極性で前記走査電極に走査電圧
及び保持電圧として印加する走査電極駆動回路とを備え
ているので、極性信号発生回路によりフレーム周期ごと
に反転する極性信号を発生させ、走査電極駆動回路によ
り前記極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極
性を有する走査電圧を走査電極に印加することができ
る。すなわち、フレーム周期ごとに走査電圧の極性を反
転させることができ、走査電圧に続いて選択期間から次
の選択期間まで走査電圧と同じ極性の保持電圧を印加す
ることができる。このため、選択期間から次の選択期間
までの間をどの走査電極でも同じように利用することが
できるので、ON状態の輝度に差が生じることはない。
従って、本駆動装置を用いて液晶表示素子を駆動すれ
ば、表示画面で輝度傾斜が生じることがないので、均一
な表示を実現することができる。
【0026】また、前記本発明の駆動装置の構成におい
ては、信号データを極性信号に応じた正又は負の極性で
信号電極に選択電圧、非選択電圧として印加する信号電
極駆動回路を設けるという好ましい構成によれば、信号
電極駆動回路により極性信号の選択期間の極性に応じた
正又は負の極性を有する選択電圧、非選択電圧を信号電
極に印加することができるので、選択期間に画素にかか
る電圧の極性を反転させることができる。このため、反
強誘電相から強誘電相へ反転させるのに必要なパルス幅
と走査線数との積に相当する時間で1画面の書き込みを
行うことができるので、1画面の書き込みを短時間で行
うことができる。従って、本駆動装置を用いて液晶表示
素子を駆動すれば、ちらつきの少ない美しい表示を実現
することができる。
ては、信号データを極性信号に応じた正又は負の極性で
信号電極に選択電圧、非選択電圧として印加する信号電
極駆動回路を設けるという好ましい構成によれば、信号
電極駆動回路により極性信号の選択期間の極性に応じた
正又は負の極性を有する選択電圧、非選択電圧を信号電
極に印加することができるので、選択期間に画素にかか
る電圧の極性を反転させることができる。このため、反
強誘電相から強誘電相へ反転させるのに必要なパルス幅
と走査線数との積に相当する時間で1画面の書き込みを
行うことができるので、1画面の書き込みを短時間で行
うことができる。従って、本駆動装置を用いて液晶表示
素子を駆動すれば、ちらつきの少ない美しい表示を実現
することができる。
【図1】本発明に係る液晶表示素子の駆動方法の一実施
例に用いた駆動波形図である。
例に用いた駆動波形図である。
【図2】極性信号と走査電圧、選択電圧、非選択電圧と
の関係を示す図である。
の関係を示す図である。
【図3】本発明に係る液晶表示素子の駆動装置の一実施
例を示す構成図である。
例を示す構成図である。
【図4】従来技術における駆動波形図である。
【図5】従来の駆動方法において、液晶層に印加される
駆動波形に対する光透過率の変化の様子を示す図であ
る。
駆動波形に対する光透過率の変化の様子を示す図であ
る。
【図6】液晶表示素子の概念図である。
【図7】液晶表示素子の断面図である。
【図8】液晶表示素子の電気光学特性図である。
【符号の説明】 a1 、a2 、a3 、an 、Vt 査電極波形 b1 、b2 、b3 、bn 、Vd 信号電極波形 c11、c13、c22、cnn、VLC 合成波形 d11、d13、d22、dnn、 透過率 Vr 走査電圧 Vs 選択電圧・非選択電圧 Vb 保持電圧 OA 反強誘電相における光軸 OF(+) 強誘電相(+)における(分子配向方向)
光軸 OF(−) 強誘電相(−)における(分子配向方向)
光軸 1、2 ガラス基板 3 スペーサ材 4、5 透明電極(ITO) 6 液晶相 7、8 絶縁層(TiO3 ) 9、10 ポリイミド配向膜 11、12 偏光版
光軸 OF(−) 強誘電相(−)における(分子配向方向)
光軸 1、2 ガラス基板 3 スペーサ材 4、5 透明電極(ITO) 6 液晶相 7、8 絶縁層(TiO3 ) 9、10 ポリイミド配向膜 11、12 偏光版
Claims (4)
- 【請求項1】 走査電極を有する基板と信号電極を有す
る基板の電極面を対向させた基板間に、電圧の極性によ
って2つの配向状態を示す強誘電性液晶へ相転移する1
つの配向状態を示す反強誘電性液晶を挟持してなる液晶
表示素子に対し、選択期間には液晶分子の配列を選択す
る配向が強誘電性液晶であれば絶対値が閾値以上の電圧
パルスを、選択する配向が反強誘電性液晶であれば絶対
値が閾値以下の電圧パルスを前記液晶層に印加し、一
方、非選択期間には選択期間に選択された配向状態を保
持するように同極性の電圧パルス群を印加する液晶表示
素子の駆動方法であって、フレーム周期ごとに反転する
極性信号に従って1ライン選択期間に走査データに応じ
た1パルスの走査電圧を前記走査電極に印加し、引き続
いて走査電圧と同じ極性を有する保持電圧を次の選択期
間まで印加することを特徴とする液晶表示素子の駆動方
法。 - 【請求項2】 極性信号の選択期間の極性に応じた正又
は負の極性を有する選択電圧、非選択電圧を信号電極に
印加する請求項1に記載の液晶表示素子の駆動方法。 - 【請求項3】 走査電極を有する基板と信号電極を有す
る基板の電極面を対向させた基板間に、電圧の極性によ
って2つの配向状態を示す強誘電性液晶へ相転移する1
つの配向状態を示す反強誘電性液晶を挟持してなる液晶
表示素子の駆動装置であって、前記液晶表示素子に所望
の表示をさせるための走査データ及び信号データを発生
する制御回路と、フレーム周期ごとに反転する極性信号
を発生する極性信号発生回路と、前記走査データを前記
極性信号の選択期間の極性に応じた正又は負の極性で前
記走査電極に走査電圧及び保持電圧として印加する走査
電極駆動回路とを備えたことを特徴とする液晶表示素子
の駆動装置。 - 【請求項4】 信号データを極性信号に応じた正又は負
の極性で信号電極に選択電圧、非選択電圧として印加す
る信号電極駆動回路を設けた請求項3に記載の液晶表示
素子の駆動装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6178267A JPH0843796A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 液晶表示素子の駆動方法及び駆動装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6178267A JPH0843796A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 液晶表示素子の駆動方法及び駆動装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0843796A true JPH0843796A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16045502
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6178267A Pending JPH0843796A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 液晶表示素子の駆動方法及び駆動装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0843796A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103706324A (zh) * | 2014-01-24 | 2014-04-09 | 上海方纶新材料科技有限公司 | 改性氧化铝脱水剂的制备方法 |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6178267A patent/JPH0843796A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN103706324A (zh) * | 2014-01-24 | 2014-04-09 | 上海方纶新材料科技有限公司 | 改性氧化铝脱水剂的制备方法 |
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