JPH0843809A - 液晶素子の製造方法 - Google Patents

液晶素子の製造方法

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JPH0843809A
JPH0843809A JP6201406A JP20140694A JPH0843809A JP H0843809 A JPH0843809 A JP H0843809A JP 6201406 A JP6201406 A JP 6201406A JP 20140694 A JP20140694 A JP 20140694A JP H0843809 A JPH0843809 A JP H0843809A
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JP
Japan
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organic polymer
polymer film
liquid crystal
pattern
mask
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Application number
JP6201406A
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English (en)
Inventor
Akira Unno
章 海野
Kazuya Ishiwatari
和也 石渡
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 電極を断線させることのない有機高分子膜パ
ターンを形成することのできる、液晶素子の製造方法を
提供する。 【構成】 基板11b上の有機高分子膜13の上にギャ
ップ21を介してマスク22を配置し、有機高分子膜1
3の周辺の不要部分をマスキングして露光を行う。続い
て、現像液により、有機高分子膜13の表面を浸積およ
び静止させて現像を行う。その後、有機高分子膜13の
上から現像液のシャワーミスト23を当てることで、そ
の有機高分子膜13の未露光部分を溶解除去する。これ
によって、端部13p’が斜面形状を成す有機高分子膜
パターン13pを形成する。このようにパターン端部1
3p’を斜面形状とすることにより、そのパターン端部
13p’をまたぐように電極をパターニングした場合に
も、電極は、そのパターン端部13p’の斜面に添った
状態に形成されるため、断線することがなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、表示パネル等に用いる
液晶素子の製造方法に係り、特に有機高分子膜パターン
の形成方法に特徴を有する液晶素子の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図2は、一般的な液晶素子の構成を示す
断面図である。
【0003】図において、11aおよび11bは一対の
透明基板、12は透明基板11b上に形成された遮光層
あるいはカラーフィルタ、13は遮光層あるいはカラー
フィルタ12上から透明基板11b上にかけて形成され
た有機高分子膜、14aおよび14bはそれぞれ透明基
板11aおよび有機高分子膜13上に形成された透明電
極、15aおよび15bはそれぞれ透明電極14aおよ
び14b等の上に形成された絶縁膜、16aおよび16
bはそれぞれ絶縁膜15aおよび15b上に形成された
有機高分子配向膜、17は有機高分子配向膜16aおよ
び16b間に配置された液晶、18は有機高分子配向膜
16aおよび16b間を支持するスペーサ、19は液晶
17をシールするためのシール材である。
【0004】一般に、このような液晶素子は、次のよう
な一連の工程で製造される。
【0005】即ち、先ず一対の透明基板14a、14b
のそれぞれの上に遮光層あるいはカラーフィルタ12を
形成し、その上に有機高分子膜13、さらには各々透明
電極14a、14bを必要に応じてパターニングし、そ
してその上に絶縁膜15a、15b、および配向膜16
a、16bを順次形成する。そして、得られた各基板1
4a、14bの配向膜16a、16b上に、各々配向処
理を施してからスペーサ18を介してそれらを対向させ
て配置し、その間に液晶17を充填する。これで液晶素
子が完成する。
【0006】従来の製造方法では、有機高分子膜のパタ
ーンを形成する方法として、有機高分子を含む溶液ある
いはその前駆体をフレキソ印刷により必要な領域内に塗
布した後、加熱処理して形成する。あるいは、感光性を
もつ有機高分子を含む溶液またはその前駆体をスピンナ
ー等により全面塗布した後、不要部をマスキングして必
要な領域内のみ紫外線を照射し、ウェット現像処理して
不要部を除去し、そして加熱処理して形成する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ような従来の製造方法における有機高分子膜パターンの
形成方法では、パターンの端部がほぼ垂直に形成される
ため、その垂直なパターン端部をまたぐように電極をパ
ターニングした場合に、電極が断線し易いという問題が
あった。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、電極を断線させることのない有機高
分子膜パターンを形成することのできる、液晶素子の製
造方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る製造方法では、基板上の所定の領域に
感光性の有機高分子膜を形成した後、その感光性有機高
分子膜に対し、所定のギャップを介してマスクを配置し
て露光を行い、続いて、現像液により、上記露光した感
光性有機高分子膜の表面を浸積および静止させて現像を
行い、その後、現像液のシャワーミストにより、上記感
光性有機高分子膜の露光部分または未露光部分を溶解除
去して、端部が斜面形状を成す有機高分子膜パターンを
得るようにする。
【0010】
【作用】上記製造方法によれば、有機高分子膜パターン
の端部が斜面形状を成すため、そのパターン端部をまた
ぐように電極をパターニングした場合にも、電極は、そ
のパターン端部の斜面に添った状態に形成され、よって
断線することがなくなる。
【0011】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0012】図1は、本発明に係る液晶素子の製造方法
のうちの、有機高分子膜パターンの形成方法を説明する
断面図で、(a)はパターン形成前の状態、(b)はパ
ターン形成後の状態をそれぞれ示している。なお、液晶
素子の構成については、従来技術の項で説明した図2を
参照することとする。
【0013】図2に示したような一般的な液晶素子を製
造するため、ガラス基板11b上にカラーフィルタ12
を形成し、その上に保護膜として、感光性でしかも光硬
化性の有機高分子材料(商品名:PA1000C、製造
元:宇部興産(株)、粘度200cp)をスピンナーに
より1200rpmで10秒間全面塗布し、80℃で1
0分間ホットプレート加熱して仮乾燥させ、膜厚約1.
5μmの感光性の有機高分子膜13を形成した。
【0014】その後、図1(a)に示すように、基板1
1b上の有機高分子膜13の上にギャップ21を介して
マスク22を配置し、有機高分子膜13の周辺の不要部
分をマスキングして露光を行った。
【0015】続いて、現像液により、有機高分子膜13
の表面を浸積および静止させて現像を行った。
【0016】その後、図1(b)に示すように、有機高
分子膜13の上から現像液のシャワーミスト23を当て
ることで、その有機高分子膜13の未露光部分を溶解除
去した。これによって、端部13p’が斜面形状を成す
有機高分子膜パターン13pが得られた。
【0017】即ち、上記露光時には、有機高分子膜13
とマスク22との間にギャップ21があるため、光が、
マスク22の端部からその下へ回り込み、本来は未露光
となる、そのマスク22の端部下方に対応する部分の有
機高分子膜13がわずかに露光される。従って、現像の
結果、有機高分子膜パターン13pの端部13p’に斜
面形状が形成されることになる。そして、ギャップ21
の大きさgが大きいほど、マスク端部下方へ回り込む光
の量が多くなり、斜面の傾斜はゆるやかになる。
【0018】このように、有機高分子膜パターン13p
の端部13p’を斜面形状に形成することにより、その
パターン端部13p’をまたぐように電極をパターニン
グした場合にも、電極は、そのパターン端部13p’の
斜面に添った状態に形成されるため、断線することがな
くなる。 〈実験例〉感光性の有機高分子膜13を露光する際の、
膜13とマスク22間のギャップ21の大きさgを段階
的に変えて、有機高分子膜パターン13pの端部13
p’の斜面形状の変化を調べてみた。ただし、露光時間
は2分、シャワーミスト23のシャワー圧力は2.5k
g/cm2 の一定値とした。また、露光装置には、タマ
ラック製のコンタクト方式のものを用い、ギャップ21
の設定には、SUS製の枠を使用した。そして、形成さ
れたパターン端部13p’の斜面形状の縦/横比を、断
面形状プロファイルから求めた。
【0019】その結果、ギャップ21の大きさgが10
μmでは、パターン端部13p’の斜面形状の縦/横比
は1/1.5、30μmでは1/3、60μmでは1/
9、100μmでは1/15、200μmでは1/20
であった。
【0020】そして、このように斜面形状の縦/横比を
変えたパターン端部13p’をまたぐように電極をパタ
ーニングしたところ、縦/横比が1/3〜1/15の場
合に、電極の断線のない所望の基板を高い歩留まりで形
成することができた。
【0021】即ち、電極の断線を防止するためには、パ
ターン端部13p’の斜面形状は、縦/横比が1/3〜
1/15のゆるやかなものが好ましく、そのような縦/
横比の斜面形状を得るには、ギャップ21の大きさを、
30μm以上、150μm以下に設定すべきであること
がわかった。
【0022】次に、ギャップ21の大きさgを60μ
m、シャワーミスト23のシャワー圧力を2.5kg/
cm2 の一定値として、露光時間を段階的に変えた場合
の、有機高分子膜パターン13pの端部13p’の斜面
形状の変化を調べてみた。
【0023】その結果、露光時間が30秒では、パター
ン端部13p’の斜面形状の縦/横比は1/1.5、1
分では1/5、2分では1/9、4分では1/15、1
0分では1/20であった。この実験結果から、縦/横
比が1/3〜1/15の最適な斜面形状を得るには、露
光時間を、45秒以上、7分以内に設定すべきであるこ
とがわかった。
【0024】なお、有機高分子材料として、上記宇部興
産製PA1000C以外に、それと同様の光硬化型のポ
リイミド、アクリル等の材料を用いて同様の実験を行っ
たところ、いずれの材料の場合も、上記実験例と同様の
結果が得られた。
【0025】また、上述のようにして有機高分子膜パタ
ーン13pを形成した液晶素子の液晶17としては、強
誘電性液晶を用いた。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る液晶素
子の製造方法によれば、電極を断線させることのない有
機高分子膜パターンを形成することができ、よって信頼
性の高い液晶素子を高い歩留まりで製造することが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液晶素子の製造方法のうちの、有
機高分子膜パターンの形成方法を説明する断面図で、
(a)はパターン形成前の状態、(b)はパターン形成
後の状態をそれぞれ示す。
【図2】一般的な液晶素子の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
11a、11b 透明基板 13 有機高分子膜 13p 有機高分子膜パターン 13p’ 端部 14a、14b 透明電極 17 液晶 21 ギャップ 22 マスク 23 シャワーミスト

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対の基板のうち、少なくとも一方の基
    板上に選択的に有機高分子膜を形成し、少なくともその
    有機高分子膜と基板表面とにまたがるように電極を形成
    した後、これら一対の基板間に液晶を配置して液晶素子
    を製造する方法において、 基板上の所定の領域に感光性の有機高分子膜を形成した
    後、 その感光性有機高分子膜に対し、所定のギャップを介し
    てマスクを配置して露光を行い、 続いて、現像液により、前記露光した感光性有機高分子
    膜の表面を浸積および静止させて現像を行い、 その後、現像液のシャワーミストにより、前記感光性有
    機高分子膜の露光部分または未露光部分を溶解除去し
    て、端部が斜面形状を成す有機高分子膜パターンを得る
    ことを特徴とする液晶素子の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記感光性有機高分子膜が光硬化性材料
    から成り、現像液によって未露光部分が溶解除去される
    ことを特徴とする請求項1記載の液晶素子の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記液晶として、強誘電性液晶を用いる
    ことを特徴とする請求項1または2記載の液晶素子の製
    造方法。
JP6201406A 1994-08-02 1994-08-02 液晶素子の製造方法 Pending JPH0843809A (ja)

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08164536A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Japan Aviation Electron Ind Ltd 射出成形装置並びにその射出ユニット及び型締ユニット
JP2002144367A (ja) * 2000-11-13 2002-05-21 Kobe Steel Ltd 射出成形機

Patent Citations (2)

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JPH08164536A (ja) * 1994-12-14 1996-06-25 Japan Aviation Electron Ind Ltd 射出成形装置並びにその射出ユニット及び型締ユニット
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