JPH084504Y2 - 屋根装置 - Google Patents
屋根装置Info
- Publication number
- JPH084504Y2 JPH084504Y2 JP1991061150U JP6115091U JPH084504Y2 JP H084504 Y2 JPH084504 Y2 JP H084504Y2 JP 1991061150 U JP1991061150 U JP 1991061150U JP 6115091 U JP6115091 U JP 6115091U JP H084504 Y2 JPH084504 Y2 JP H084504Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pair
- pedestal
- cap
- roof
- leg pieces
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- Support Of Aerials (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、2枚の屋根板の端部同
士を互いに重なり合わせて接続してなる屋根装置で、屋
根の積雪が軒先からずれ落ちることを防いだり、屋根に
アンテナや太陽熱温水器などの機器類を取り付けたりす
ることを可能とする屋根装置に関する。
士を互いに重なり合わせて接続してなる屋根装置で、屋
根の積雪が軒先からずれ落ちることを防いだり、屋根に
アンテナや太陽熱温水器などの機器類を取り付けたりす
ることを可能とする屋根装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に屋根を構成する折版屋根板などは
金属板のロール成型によって製作されるものであって、
その金属板の板厚のばらつきや成型ロール自体の長手方
向での径のばらつきなどに原因して屋根板の端部が波打
ちし、隣接する屋根板の端部間に微小な隙間が発生する
ことは避けられない。したがって、暴風雨時等におい
て、微小な隙間から雨水が風圧や毛細管現象によって屋
内まで浸入しやすく、雨漏れ防止機能を確実に達成する
ことができない。また、折版屋根板で葺いた屋根に、軒
先からの雪のずれ落ちを防ぐための雪止め金具を取り付
けたり、アンテナや太陽熱温水器などの機器類を取り付
けるための取付金具を設置する場合、従来は、屋根板に
それらの金具をボルト止めするという方法が多く採用さ
れており、そのために、屋根板に開設されるボルト挿通
孔が室内への水の通り道になって、その部分からの雨水
の浸入もあり、水密性を保つためには特別な対策が必要
になり、好ましくない。
金属板のロール成型によって製作されるものであって、
その金属板の板厚のばらつきや成型ロール自体の長手方
向での径のばらつきなどに原因して屋根板の端部が波打
ちし、隣接する屋根板の端部間に微小な隙間が発生する
ことは避けられない。したがって、暴風雨時等におい
て、微小な隙間から雨水が風圧や毛細管現象によって屋
内まで浸入しやすく、雨漏れ防止機能を確実に達成する
ことができない。また、折版屋根板で葺いた屋根に、軒
先からの雪のずれ落ちを防ぐための雪止め金具を取り付
けたり、アンテナや太陽熱温水器などの機器類を取り付
けるための取付金具を設置する場合、従来は、屋根板に
それらの金具をボルト止めするという方法が多く採用さ
れており、そのために、屋根板に開設されるボルト挿通
孔が室内への水の通り道になって、その部分からの雨水
の浸入もあり、水密性を保つためには特別な対策が必要
になり、好ましくない。
【0003】また、本出願人は、折版屋根板の接合部に
水の通り道になるようなボルト挿通孔を形成する必要の
ない屋根についての考案を先に提案した。これは所謂ボ
ルトレス方式であり、屋根板の端部に形成した立上り部
同士を突き合わせ、その突合せ部分をクリップで固定し
て動かないように接続し、その接続箇所にキャップを被
せて接続箇所からの水の浸入を防ぐようにしたものであ
る。屋根板をこのようなボルトレス方式で接続した屋根
に上記の雪止め金具やアンテナなどの取付金具を設置す
る場合に、屋根板にそれらの金具をボルト止めすると、
それらの金具を設置するために屋根板にボルト挿通孔を
形成し、かつその部分の水密性を保つための特別な対策
が必要になるため、屋根板同士の接続方式としてボルト
レス方式を採用したことの意味が薄れ、好ましくない。
水の通り道になるようなボルト挿通孔を形成する必要の
ない屋根についての考案を先に提案した。これは所謂ボ
ルトレス方式であり、屋根板の端部に形成した立上り部
同士を突き合わせ、その突合せ部分をクリップで固定し
て動かないように接続し、その接続箇所にキャップを被
せて接続箇所からの水の浸入を防ぐようにしたものであ
る。屋根板をこのようなボルトレス方式で接続した屋根
に上記の雪止め金具やアンテナなどの取付金具を設置す
る場合に、屋根板にそれらの金具をボルト止めすると、
それらの金具を設置するために屋根板にボルト挿通孔を
形成し、かつその部分の水密性を保つための特別な対策
が必要になるため、屋根板同士の接続方式としてボルト
レス方式を採用したことの意味が薄れ、好ましくない。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このように、折版屋根
板で葺いた屋根に上記の金具をボルト止めすることは雨
水対策の面から推奨されるものではない。また、屋根板
に雪止め金具や、アンテナや太陽熱温水器などの機器類
の取付金具を別々に取り付けることは、それらの金具が
目立って屋根の外観が見苦しくなることにつながるため
避けたいところである。
板で葺いた屋根に上記の金具をボルト止めすることは雨
水対策の面から推奨されるものではない。また、屋根板
に雪止め金具や、アンテナや太陽熱温水器などの機器類
の取付金具を別々に取り付けることは、それらの金具が
目立って屋根の外観が見苦しくなることにつながるため
避けたいところである。
【0005】本考案は以上の事情に鑑みてなされたもの
で、暴風雨などにおける雨水の浸入を極力防止でき、た
とえ一部の雨水が浸入したとしても、その浸入雨水を集
合排水させて屋内への浸入を確実に防止することがで
き、しかも、雪止め金具、アンテナ取付金具、太陽熱温
水器取付金具などの種々の用途治具の台座を屋根板にボ
ルトレス方式で設置することができる屋根装置を提供す
ることを目的とする。
で、暴風雨などにおける雨水の浸入を極力防止でき、た
とえ一部の雨水が浸入したとしても、その浸入雨水を集
合排水させて屋内への浸入を確実に防止することがで
き、しかも、雪止め金具、アンテナ取付金具、太陽熱温
水器取付金具などの種々の用途治具の台座を屋根板にボ
ルトレス方式で設置することができる屋根装置を提供す
ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案の屋根装
置は、隣接する屋根板の端部からそれぞれ上方へ立ち上
げられ、該立上り部の上端部から外向きに突き出た下向
き窪みの窪み部同士を突き合わせて、その突き合わせ部
分の上方からキャップを外嵌させることにより、上記屋
根板の立上り部に内向きに突き出た返り部と、該キャッ
プの天板部から下方へ延設された左右一対の脚片に形成
している凹入係合部とを係合してなり、一方、一対の脚
片部とその一対の脚片部の上端間に亘る上板部とを具備
する台座を備え、上記一対の脚片部の下端に上記キャッ
プの凹入係合部にそれぞれ係合される一対のフックが形
成されており、上記台座には上方に張り出す形態で該台
座の上板部に取り付けられる突出部材が形成されてお
り、この台座の一対の脚片部のフックを上記キャップの
凹入係合部に係合させたときに一対の脚片部におけるキ
ャップの天板部よりも上方に突き出る箇所を締結具によ
って締め付けてなることを特徴とするものである。
置は、隣接する屋根板の端部からそれぞれ上方へ立ち上
げられ、該立上り部の上端部から外向きに突き出た下向
き窪みの窪み部同士を突き合わせて、その突き合わせ部
分の上方からキャップを外嵌させることにより、上記屋
根板の立上り部に内向きに突き出た返り部と、該キャッ
プの天板部から下方へ延設された左右一対の脚片に形成
している凹入係合部とを係合してなり、一方、一対の脚
片部とその一対の脚片部の上端間に亘る上板部とを具備
する台座を備え、上記一対の脚片部の下端に上記キャッ
プの凹入係合部にそれぞれ係合される一対のフックが形
成されており、上記台座には上方に張り出す形態で該台
座の上板部に取り付けられる突出部材が形成されてお
り、この台座の一対の脚片部のフックを上記キャップの
凹入係合部に係合させたときに一対の脚片部におけるキ
ャップの天板部よりも上方に突き出る箇所を締結具によ
って締め付けてなることを特徴とするものである。
【0007】請求項2の考案の屋根装置は、請求項1の
考案の各要素に加えて、台座における軒先側の端部に軒
先側へ突出する状態に設けられてキャップの天板部に重
ねられる荷重受け板を備えたものである。
考案の各要素に加えて、台座における軒先側の端部に軒
先側へ突出する状態に設けられてキャップの天板部に重
ねられる荷重受け板を備えたものである。
【0008】請求項3の考案の屋根装置は、隣接する屋
根板の端部からそれぞれ上方へ立ち上げられ、該立上り
部の上端部から外向きに突き出た下向き窪みの窪み部同
士を突き合わせて、その突き合わせ部分の上方からキャ
ップを外嵌させることにより、上記屋根板の立上り部に
内向きに突き出た返り部と、該キャップの天板部から下
方へ延設された左右一対の脚片に形成している凹入係合
部とを係合してなり、一方、一対の脚片部とその一対の
脚片部の上端間に亘る上板部とを具備する台座を備え、
上記一対の脚片部の下端に上記キャップの凹入係合部に
それぞれ係合される一対のフックが形成されており、上
記台座には軒先側へ突出し、かつキャップの天板部に重
ねられる荷重受け板と、台座の上方および側方に張り出
す形態で該台座に取り付けられる張出部材とが形成され
ており、この台座の一対の脚片部のフックを上記キャッ
プの凹入係合部に係合させたときに一対の脚片部におけ
るキャップの天板部よりも上方に突き出る箇所を締結具
によって締め付けてなることを特徴とするものである。
根板の端部からそれぞれ上方へ立ち上げられ、該立上り
部の上端部から外向きに突き出た下向き窪みの窪み部同
士を突き合わせて、その突き合わせ部分の上方からキャ
ップを外嵌させることにより、上記屋根板の立上り部に
内向きに突き出た返り部と、該キャップの天板部から下
方へ延設された左右一対の脚片に形成している凹入係合
部とを係合してなり、一方、一対の脚片部とその一対の
脚片部の上端間に亘る上板部とを具備する台座を備え、
上記一対の脚片部の下端に上記キャップの凹入係合部に
それぞれ係合される一対のフックが形成されており、上
記台座には軒先側へ突出し、かつキャップの天板部に重
ねられる荷重受け板と、台座の上方および側方に張り出
す形態で該台座に取り付けられる張出部材とが形成され
ており、この台座の一対の脚片部のフックを上記キャッ
プの凹入係合部に係合させたときに一対の脚片部におけ
るキャップの天板部よりも上方に突き出る箇所を締結具
によって締め付けてなることを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1の考案の屋根装置によれば、隣接する
屋根板の立上り部の外表面に沿って雨水が浸入しようと
しても、各屋根板の立上り部の高さが高いことと、これ
ら隣接する屋根板の端部からそれぞれ上方へ立ち上げら
れ、該立上り部の上端部から外向きに突き出た下向き窪
みの窪み部同士を突き合わせて、その突き合わせ部分の
上方からキャップが外嵌されていること、およびキャッ
プの天板部から下方へ延設された左右一対の脚片が屋根
板の外表面に密接して閉塞部が形成されていることによ
って、雨水の浸入は極く少量に抑えられる。また、その
閉塞部を沿って一部の雨水が浸入したとしても、その雨
水は屋根板の立上り部の上端から外向きに突き出た下向
き窪みの窪み部から形成される樋部に集められて所定の
方向へ排水されることになり、屋内にまで浸入すること
が防止される。加えて、上記キャップにおける一対の脚
片部の下端部に形成した凹入係合部にそれぞれフックを
係合させて上記キャップに外嵌された台座における一対
の脚片部を、キャップの天板部よりも上方部位で締め付
けて台座をキャップに固定することにより、締結具とし
てボルト・ナットを用いたとしても、キャップに水の通
り道となるボルト挿通孔を開設する必要がなく、上記し
た雨水の浸入防止を確実なものとできる。また、台座の
上板部に取り付けられた突出部材が、雪止め板としての
機能を発揮するのみならず、その突出部材をアンテナや
太陽熱温水器などの機器類の取付金具として利用するこ
とができる。
屋根板の立上り部の外表面に沿って雨水が浸入しようと
しても、各屋根板の立上り部の高さが高いことと、これ
ら隣接する屋根板の端部からそれぞれ上方へ立ち上げら
れ、該立上り部の上端部から外向きに突き出た下向き窪
みの窪み部同士を突き合わせて、その突き合わせ部分の
上方からキャップが外嵌されていること、およびキャッ
プの天板部から下方へ延設された左右一対の脚片が屋根
板の外表面に密接して閉塞部が形成されていることによ
って、雨水の浸入は極く少量に抑えられる。また、その
閉塞部を沿って一部の雨水が浸入したとしても、その雨
水は屋根板の立上り部の上端から外向きに突き出た下向
き窪みの窪み部から形成される樋部に集められて所定の
方向へ排水されることになり、屋内にまで浸入すること
が防止される。加えて、上記キャップにおける一対の脚
片部の下端部に形成した凹入係合部にそれぞれフックを
係合させて上記キャップに外嵌された台座における一対
の脚片部を、キャップの天板部よりも上方部位で締め付
けて台座をキャップに固定することにより、締結具とし
てボルト・ナットを用いたとしても、キャップに水の通
り道となるボルト挿通孔を開設する必要がなく、上記し
た雨水の浸入防止を確実なものとできる。また、台座の
上板部に取り付けられた突出部材が、雪止め板としての
機能を発揮するのみならず、その突出部材をアンテナや
太陽熱温水器などの機器類の取付金具として利用するこ
とができる。
【0010】請求項2の考案の屋根装置によれば、上記
突出部材に雪の重みによる軒先側に向かう大きな荷重が
加わったときに、その荷重が荷重受け板に伝わり、その
荷重受け板がキャップの天板部を押し付けて該キャップ
に対する台座の浮き上がりを有効に防止する。
突出部材に雪の重みによる軒先側に向かう大きな荷重が
加わったときに、その荷重が荷重受け板に伝わり、その
荷重受け板がキャップの天板部を押し付けて該キャップ
に対する台座の浮き上がりを有効に防止する。
【0011】請求項3の考案の屋根装置によれば、上述
したような有効な屋内への雨水の浸入防止機能に加え
て、張出部材が雪止め板としての機能も発揮する。そし
て、その張出部材に雪の重みによる軒先側に向かう大き
な荷重が加わったときに、その荷重が荷重受け板に伝わ
り、その荷重受け板がキャップの天板部を押し付けてキ
ャップに対する台座の浮き上がりを有効に防止する。
したような有効な屋内への雨水の浸入防止機能に加え
て、張出部材が雪止め板としての機能も発揮する。そし
て、その張出部材に雪の重みによる軒先側に向かう大き
な荷重が加わったときに、その荷重が荷重受け板に伝わ
り、その荷重受け板がキャップの天板部を押し付けてキ
ャップに対する台座の浮き上がりを有効に防止する。
【0012】
【実施例】図1は本考案の実施例による屋根装置の使用
状態正面図、図2は同屋根装置の使用状態側面図であ
り、これらの図に示した屋根は、上述したボルトレス方
式で屋根板同士を接続した構造を有している。すなわ
ち、母屋などの下地材Wに門形の屋根受けフレームFが
固着され、その屋根受けフレームFの頂部に吊子81が
固着されている。屋根板としての金属折版屋根板7は断
熱材71を裏貼りしたカラー鋼板で製作されており、図
示していない棟部に沿う方向の両端部が対称な特殊形状
に曲成されている。具体的に説明すると、隣接して配置
された各屋根板7の端部には、それぞれ屋根板本体72
から段付部73を経て上方へ立ち上げられた下段側立上
り部74と、この下段側立上り部74の上端部から内向
きに突き出た返り部75と、この返り部75からさらに
立ち上げられた上段側立上り部76と、この上段側立上
り部76の上端部から外向きに突き出た下向き窪みの略
U字状の窪み部77と、窪み部77の端縁に内向きに曲
成された折曲げ片部78とを備えており、上記断熱材7
1は折曲げ片部78と窪み部77の立上り部とを除く部
分の全体に亘って設けられている。
状態正面図、図2は同屋根装置の使用状態側面図であ
り、これらの図に示した屋根は、上述したボルトレス方
式で屋根板同士を接続した構造を有している。すなわ
ち、母屋などの下地材Wに門形の屋根受けフレームFが
固着され、その屋根受けフレームFの頂部に吊子81が
固着されている。屋根板としての金属折版屋根板7は断
熱材71を裏貼りしたカラー鋼板で製作されており、図
示していない棟部に沿う方向の両端部が対称な特殊形状
に曲成されている。具体的に説明すると、隣接して配置
された各屋根板7の端部には、それぞれ屋根板本体72
から段付部73を経て上方へ立ち上げられた下段側立上
り部74と、この下段側立上り部74の上端部から内向
きに突き出た返り部75と、この返り部75からさらに
立ち上げられた上段側立上り部76と、この上段側立上
り部76の上端部から外向きに突き出た下向き窪みの略
U字状の窪み部77と、窪み部77の端縁に内向きに曲
成された折曲げ片部78とを備えており、上記断熱材7
1は折曲げ片部78と窪み部77の立上り部とを除く部
分の全体に亘って設けられている。
【0013】隣接する各屋根板7,7の上段側立上り部
76と窪み部77との間の凹所が吊子81の突出部82
に嵌め込まれている。このようにして吊子81の両側に
配置された相隣接する屋根板7,7は、それらの窪み部
77,77の立上り部77a,77a同士が突き合わせ
状態に対向されている。そして、その突き合わせ箇所に
金属製のクリップ83が嵌着され、このクリップ83に
よって隣接する屋根板7,7の端部同士が動かないよう
に接続されている。9は断熱材で裏張りされた門形断面
の長尺体でなる金属製キャップであり、このキャップ9
は、その天板部93とその両端から下方に延設された左
右一対の脚片91,91からなり、左右一対の脚片9
1,91の下端部にはそれぞれに内向きに凹入した係合
部92,92が形成されている。このキャップ9は上記
クリップ83上で相隣接する屋根板7,7の突き合わせ
箇所に上方から外嵌されて、上記係合部92,92が屋
根板7,7の返り部75,75またはクリップ83の係
合片部84,84に係合されている。
76と窪み部77との間の凹所が吊子81の突出部82
に嵌め込まれている。このようにして吊子81の両側に
配置された相隣接する屋根板7,7は、それらの窪み部
77,77の立上り部77a,77a同士が突き合わせ
状態に対向されている。そして、その突き合わせ箇所に
金属製のクリップ83が嵌着され、このクリップ83に
よって隣接する屋根板7,7の端部同士が動かないよう
に接続されている。9は断熱材で裏張りされた門形断面
の長尺体でなる金属製キャップであり、このキャップ9
は、その天板部93とその両端から下方に延設された左
右一対の脚片91,91からなり、左右一対の脚片9
1,91の下端部にはそれぞれに内向きに凹入した係合
部92,92が形成されている。このキャップ9は上記
クリップ83上で相隣接する屋根板7,7の突き合わせ
箇所に上方から外嵌されて、上記係合部92,92が屋
根板7,7の返り部75,75またはクリップ83の係
合片部84,84に係合されている。
【0014】上記のように、キャップ9を相隣接する屋
根板7,7の立上り部77a,77a同士の突き合わせ
箇所に上方から外嵌させることで、各屋根板77,77
の上段側立上り部76,76の上端には、上記キャップ
9の天板部93で上方が覆われる状態で上記窪み部7
7,77により樋部T,Tが形成されている。
根板7,7の立上り部77a,77a同士の突き合わせ
箇所に上方から外嵌させることで、各屋根板77,77
の上段側立上り部76,76の上端には、上記キャップ
9の天板部93で上方が覆われる状態で上記窪み部7
7,77により樋部T,Tが形成されている。
【0015】治具Aは、台座1と、ボルト21とナット
22とからなる締結具2と、突出部材3と、荷重受け板
4と、張出部材5とを備えている。
22とからなる締結具2と、突出部材3と、荷重受け板
4と、張出部材5とを備えている。
【0016】上記台座1は、下端に円弧状に曲成された
フック12,12を具備する一対の脚片部11,11
と、脚片部11,11の上端間に亘る上板部13と、上
板部13における棟側端部に曲成された立上り板部14
と、上板部13における軒先側端部に曲成された立上り
板部15とを一体に有する鞍形に形成されており、上記
脚片部11,11の上下方向の長さ(すなわち高さ)
は、上記キャップ9における係合部92,92から天板
部93に至る一対の脚片91,91の長さよりも長く形
成されている。そして、上記脚片部11,11において
は、台座1を図1のようにキャップ9に嵌合して上記フ
ック12,12をキャップ9の係合部92,92に係合
させたときに、そのキャップ9の天板部93よりも上方
に突き出る箇所の所定部位(実施例では2つの部位)に
ボルト挿通孔16,16が形成されている。
フック12,12を具備する一対の脚片部11,11
と、脚片部11,11の上端間に亘る上板部13と、上
板部13における棟側端部に曲成された立上り板部14
と、上板部13における軒先側端部に曲成された立上り
板部15とを一体に有する鞍形に形成されており、上記
脚片部11,11の上下方向の長さ(すなわち高さ)
は、上記キャップ9における係合部92,92から天板
部93に至る一対の脚片91,91の長さよりも長く形
成されている。そして、上記脚片部11,11において
は、台座1を図1のようにキャップ9に嵌合して上記フ
ック12,12をキャップ9の係合部92,92に係合
させたときに、そのキャップ9の天板部93よりも上方
に突き出る箇所の所定部位(実施例では2つの部位)に
ボルト挿通孔16,16が形成されている。
【0017】この台座1は上述のようにキャップ9に嵌
合してフック12,12をキャップ9の係合部92,9
2に係合させ、ボルト挿通孔16,16に挿通したボル
ト21とそのボルト21にねじ込んだナット22とから
なる締結具21を締め付けることによってキャップ9に
固定されている。この場合、ボルト21はキャップ9の
天板部93と台座1の上板部13との間に挿通されるた
め、キャップ9側にボルト21を通すための孔を開ける
必要はない。なお、ボルト21の頭部と台座1の一方の
脚片部11の間にワッシャ23が介在され、ナット22
と台座1の他方の脚片部11の間にはワッシャ24とば
ねワッシャ25とが介在されている。
合してフック12,12をキャップ9の係合部92,9
2に係合させ、ボルト挿通孔16,16に挿通したボル
ト21とそのボルト21にねじ込んだナット22とから
なる締結具21を締め付けることによってキャップ9に
固定されている。この場合、ボルト21はキャップ9の
天板部93と台座1の上板部13との間に挿通されるた
め、キャップ9側にボルト21を通すための孔を開ける
必要はない。なお、ボルト21の頭部と台座1の一方の
脚片部11の間にワッシャ23が介在され、ナット22
と台座1の他方の脚片部11の間にはワッシャ24とば
ねワッシャ25とが介在されている。
【0018】突出部材3は、上記台座1の上板部13の
横幅とほぼ同じ幅を有しており、取付部31と、取付部
31に段差部32を介して延出された板状部33と、板
状部33から立ち上げられた起立板部34と、起立板部
34の上端部に曲成された突出板部35と、突出板部3
5から垂下された立下り板部36とを一体に備えてお
り、上記取付部31にボルト挿通孔37が形成されてい
る。この突出部材3は、図2のように取付部31を上記
台座1の上板部13に重ねてそのボルト挿通孔37を上
板部13に形成されている長孔17に合わせ、長孔17
とボルト挿通孔37に通したボルト6にワッシャ61と
ばねワッシャ62とを介してナット63をねじ込むこと
によって台座1に取り付けられている。このように台座
1に突出部材3を取り付けた状態では、取付部材3と台
座1との間にL字状の空間38が形成される。
横幅とほぼ同じ幅を有しており、取付部31と、取付部
31に段差部32を介して延出された板状部33と、板
状部33から立ち上げられた起立板部34と、起立板部
34の上端部に曲成された突出板部35と、突出板部3
5から垂下された立下り板部36とを一体に備えてお
り、上記取付部31にボルト挿通孔37が形成されてい
る。この突出部材3は、図2のように取付部31を上記
台座1の上板部13に重ねてそのボルト挿通孔37を上
板部13に形成されている長孔17に合わせ、長孔17
とボルト挿通孔37に通したボルト6にワッシャ61と
ばねワッシャ62とを介してナット63をねじ込むこと
によって台座1に取り付けられている。このように台座
1に突出部材3を取り付けた状態では、取付部材3と台
座1との間にL字状の空間38が形成される。
【0019】荷重受け板4と張出部材5とは一体に形成
されている。張出部材5の横幅は台座1の上板部13の
横幅よりも長く形成されていて、その横幅方向の中央部
にボルト挿通孔51が形成されている。そして、張出部
材5は、その中央部を台座1の立上り板部15に重ねて
ボルト挿通孔51を立上り板部15に形成されているボ
ルト挿通孔18に合わせ、それらのボルト挿通孔51,
18に通したボルト7にナット71をねじ込んで締め付
けることにより台座1に取り付けられている。このよう
な取付状態において、張出部材5は台座1の上板部13
の上方および両側方に張り出す。また、上記荷重受け板
4は張出部材5の中央部下端から軒先側に突出されてお
り、しかもキャップ9の天板部93に重ねられている。
されている。張出部材5の横幅は台座1の上板部13の
横幅よりも長く形成されていて、その横幅方向の中央部
にボルト挿通孔51が形成されている。そして、張出部
材5は、その中央部を台座1の立上り板部15に重ねて
ボルト挿通孔51を立上り板部15に形成されているボ
ルト挿通孔18に合わせ、それらのボルト挿通孔51,
18に通したボルト7にナット71をねじ込んで締め付
けることにより台座1に取り付けられている。このよう
な取付状態において、張出部材5は台座1の上板部13
の上方および両側方に張り出す。また、上記荷重受け板
4は張出部材5の中央部下端から軒先側に突出されてお
り、しかもキャップ9の天板部93に重ねられている。
【0020】以上の構成であると、締結具2の締付力で
台座1の一対の脚片部11,11が締め付けられてキャ
ップ9を挾圧し、かつ脚片部11,11のフック12,
12がキャップ9の係合部92,92に係合して上方へ
の台座1の脱落を阻止する。このため、台座1がボルト
レス方式でキャップ9に強固に固定される。また、突出
部材3を台座1に取り付けるためのボルト6やナット6
3などは、張出部材5により軒先側で覆われて見えなく
なる。
台座1の一対の脚片部11,11が締め付けられてキャ
ップ9を挾圧し、かつ脚片部11,11のフック12,
12がキャップ9の係合部92,92に係合して上方へ
の台座1の脱落を阻止する。このため、台座1がボルト
レス方式でキャップ9に強固に固定される。また、突出
部材3を台座1に取り付けるためのボルト6やナット6
3などは、張出部材5により軒先側で覆われて見えなく
なる。
【0021】上記治具Aは雪止め金具として使用するこ
とができるのみならず、アンテナや太陽熱温水器などの
機器類の取付金具としても使用することができる。
とができるのみならず、アンテナや太陽熱温水器などの
機器類の取付金具としても使用することができる。
【0022】すなわち、雪止め金具としての機能は、屋
根に積雪した雪を張出部材5が支えることにより主に発
揮され、その機能によって雪が軒先側に滑り落ちにくく
なる。また、突出部材3も雪を支えることに役立つた
め、この突出部材3によって雪止め金具としての機能が
助けられる。そして、張出部材5や突出部材3で受け止
めた雪の荷重は荷重受け板4に伝わり、その荷重受け板
4がキャップ9の天板部93を押し付けてキャップ9に
対する台座1の棟側の浮き上がりを防ぐことに役立つ。
根に積雪した雪を張出部材5が支えることにより主に発
揮され、その機能によって雪が軒先側に滑り落ちにくく
なる。また、突出部材3も雪を支えることに役立つた
め、この突出部材3によって雪止め金具としての機能が
助けられる。そして、張出部材5や突出部材3で受け止
めた雪の荷重は荷重受け板4に伝わり、その荷重受け板
4がキャップ9の天板部93を押し付けてキャップ9に
対する台座1の棟側の浮き上がりを防ぐことに役立つ。
【0023】上述したように、突出部材3と台座1との
間にL字状の空間38が形成されているため、この空間
38を利用して図4に示すようにL型鋼を配設すると、
そのL型鋼が台座1の上方および側方に張り出す形態と
なる。したがって、図1と図2で説明した突出部材3が
横幅の狭い短尺部材で形成されているということが言え
るのに対し、このL型鋼は横幅の広い長尺部材で形成さ
れた突出部材3’であると言える。そして、このような
L型鋼でなる長尺の突出部材3’は、広い範囲で雪を支
えることに役立つために上記治具Aに雪止め金具として
の優れた機能が付与され、しかもその場合には、L型鋼
でなる突出部材3’を介して台座1に加わる荷重も大き
くなるため荷重受け板4を設けてあることが台座1の棟
側の浮き上がりを防ぐことに有効に働く。すなわち、荷
重受け板4がキャップ9の天板部93を押し付ける力は
治具Aに加わる雪の荷重が大きくなればなるほど大きく
なり、荷重受け板4とキャップ9の天板部93との摩擦
抵抗も同様に雪の荷重が大きくなればなるほど大きくな
るので、上記L型鋼でなる突出部材3’によって大きな
雪の荷重を支えるときには荷重受け板4とキャップ9の
天板部93との摩擦抵抗も雪の荷重に応じて大きくな
り、荷重受け板4による台座1の浮き上がり防止作用が
有効に働くのである。
間にL字状の空間38が形成されているため、この空間
38を利用して図4に示すようにL型鋼を配設すると、
そのL型鋼が台座1の上方および側方に張り出す形態と
なる。したがって、図1と図2で説明した突出部材3が
横幅の狭い短尺部材で形成されているということが言え
るのに対し、このL型鋼は横幅の広い長尺部材で形成さ
れた突出部材3’であると言える。そして、このような
L型鋼でなる長尺の突出部材3’は、広い範囲で雪を支
えることに役立つために上記治具Aに雪止め金具として
の優れた機能が付与され、しかもその場合には、L型鋼
でなる突出部材3’を介して台座1に加わる荷重も大き
くなるため荷重受け板4を設けてあることが台座1の棟
側の浮き上がりを防ぐことに有効に働く。すなわち、荷
重受け板4がキャップ9の天板部93を押し付ける力は
治具Aに加わる雪の荷重が大きくなればなるほど大きく
なり、荷重受け板4とキャップ9の天板部93との摩擦
抵抗も同様に雪の荷重が大きくなればなるほど大きくな
るので、上記L型鋼でなる突出部材3’によって大きな
雪の荷重を支えるときには荷重受け板4とキャップ9の
天板部93との摩擦抵抗も雪の荷重に応じて大きくな
り、荷重受け板4による台座1の浮き上がり防止作用が
有効に働くのである。
【0024】L型鋼でなる長尺の突出部材3’は、短尺
の突出部材3を台座1に取り付ける前に台座1の上板部
13の上に載架され、その後で短尺の突出部材3を長尺
の突出部材3’に被せると共に、その取付部31をボル
ト6とナット63とで締付固定する。このようにして長
尺の突出部材3’を固定する場合、ボルト6として角形
ボルトを用い、その角形部分を長孔17に合わせて回り
止めするようにすれば、ナット63をねじ込むときのボ
ルト6の供回りを防止できるので、現場作業を容易に行
なえる利点がある。
の突出部材3を台座1に取り付ける前に台座1の上板部
13の上に載架され、その後で短尺の突出部材3を長尺
の突出部材3’に被せると共に、その取付部31をボル
ト6とナット63とで締付固定する。このようにして長
尺の突出部材3’を固定する場合、ボルト6として角形
ボルトを用い、その角形部分を長孔17に合わせて回り
止めするようにすれば、ナット63をねじ込むときのボ
ルト6の供回りを防止できるので、現場作業を容易に行
なえる利点がある。
【0025】上記治具Aにおけるアンテナなどの機器類
を取り付けるための取付金具としての機能は、上述した
短尺の突出部材3や長尺の突出部材3’によって発揮さ
れる。すなわち、これらの突出部材3,3´にアンテナ
などの機器類をボルト結合したり溶接したりすることが
できる。
を取り付けるための取付金具としての機能は、上述した
短尺の突出部材3や長尺の突出部材3’によって発揮さ
れる。すなわち、これらの突出部材3,3´にアンテナ
などの機器類をボルト結合したり溶接したりすることが
できる。
【0026】以上説明した実施例は、屋根板7の立上り
部の上端に樋部Tを形成可能なキャップ9と、台座1
と、締結具2と、突出部材3,3’とを有する点で請求
項1の考案の実施例である。また、この実施例は、キャ
ップ9と、台座1と、締結具2と、突出部材3,3’
と、荷重受け板4とを有する点で請求項2の考案の実施
例でもある。さらにこの実施例は、キャップ9と、台座
1と、荷重受け板4と、張出部材5とを有する点で請求
項3の考案の実施例でもある。
部の上端に樋部Tを形成可能なキャップ9と、台座1
と、締結具2と、突出部材3,3’とを有する点で請求
項1の考案の実施例である。また、この実施例は、キャ
ップ9と、台座1と、締結具2と、突出部材3,3’
と、荷重受け板4とを有する点で請求項2の考案の実施
例でもある。さらにこの実施例は、キャップ9と、台座
1と、荷重受け板4と、張出部材5とを有する点で請求
項3の考案の実施例でもある。
【0027】ところで、請求項1の考案は、屋根板7の
突き合わせ箇所に外嵌されたキャップ9と、台座1と、
締結具2と、突出部材3または3’とを有するものであ
るから、荷重受け板4や張出部材5は必ずしも必要な
く、その場合でも、短尺の突出部材3または長尺の突出
部材3’によって雪止め金具としての機能や機器類の取
付金具としての機能を発揮する。また、図4において
は、短尺の突出部材3が長尺の突出部材3’を取り付け
るための押さえ具として機能しているだけであるため、
長尺の突出部材3’を台座1に直接に固定することがで
きるようにすれば、短尺の突出部材3は必要ない。その
例を図5に示してある。すなわち、この例では、長尺の
突出部材3’を台座1の上板部13にボルト止めしてあ
る。なお、長尺の突出部材3’を溶接で台座1の上板部
13に固定してもよい。
突き合わせ箇所に外嵌されたキャップ9と、台座1と、
締結具2と、突出部材3または3’とを有するものであ
るから、荷重受け板4や張出部材5は必ずしも必要な
く、その場合でも、短尺の突出部材3または長尺の突出
部材3’によって雪止め金具としての機能や機器類の取
付金具としての機能を発揮する。また、図4において
は、短尺の突出部材3が長尺の突出部材3’を取り付け
るための押さえ具として機能しているだけであるため、
長尺の突出部材3’を台座1に直接に固定することがで
きるようにすれば、短尺の突出部材3は必要ない。その
例を図5に示してある。すなわち、この例では、長尺の
突出部材3’を台座1の上板部13にボルト止めしてあ
る。なお、長尺の突出部材3’を溶接で台座1の上板部
13に固定してもよい。
【0028】また、請求項2の考案は、屋根板7の突き
合わせ箇所に外嵌されたキャップ9と、台座1と、締結
具2と、突出部材3または3’と、荷重受け板4とを有
するものであるから、張出部材5は必ずしも必要なく、
その場合でも、荷重受け板4によって台座1の滑止め機
能が発揮される。さらに、短尺の突出部材3または長尺
の突出部材3’のいずれかが備わっていればよい。した
がって、たとえば図6のように、荷重受け板4の取付部
41を具備させ、その取付部41を台座1の立上り板部
15にボルト止めしたものも請求項2の考案に含まれ
る。
合わせ箇所に外嵌されたキャップ9と、台座1と、締結
具2と、突出部材3または3’と、荷重受け板4とを有
するものであるから、張出部材5は必ずしも必要なく、
その場合でも、荷重受け板4によって台座1の滑止め機
能が発揮される。さらに、短尺の突出部材3または長尺
の突出部材3’のいずれかが備わっていればよい。した
がって、たとえば図6のように、荷重受け板4の取付部
41を具備させ、その取付部41を台座1の立上り板部
15にボルト止めしたものも請求項2の考案に含まれ
る。
【0029】さらに、請求項3の考案は、屋根板7の突
き合わせ箇所に外嵌されたキャップ9と、台座1と、荷
重受け板4と、張出部材5とを有するものであるから、
突出部材3,3’は必ずしも必要ない。したがって、図
4において突出部材3,3’を省略したものも請求項3
の考案に含まれる。
き合わせ箇所に外嵌されたキャップ9と、台座1と、荷
重受け板4と、張出部材5とを有するものであるから、
突出部材3,3’は必ずしも必要ない。したがって、図
4において突出部材3,3’を省略したものも請求項3
の考案に含まれる。
【0030】図3は変形例による台座1を用いた治具A
を示している。この台座1においては、一方の脚片部1
1’が他方の脚片部11と上板部13との一体物から分
割された別体として形成されていて、上板部13の端部
に重ねフランジ19が形成されている。そして、一方の
脚片部11’を重ねフランジ19に重ね合わせ、それら
を締結具2のボルト21とナット22で結合するように
してある。16’は一方の脚片部11’のボルト挿通
孔、19’は重ねフランジ19のボルト挿通孔である。
その他の点は図1などで説明したところと同様であるか
ら、対応部分に同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
を示している。この台座1においては、一方の脚片部1
1’が他方の脚片部11と上板部13との一体物から分
割された別体として形成されていて、上板部13の端部
に重ねフランジ19が形成されている。そして、一方の
脚片部11’を重ねフランジ19に重ね合わせ、それら
を締結具2のボルト21とナット22で結合するように
してある。16’は一方の脚片部11’のボルト挿通
孔、19’は重ねフランジ19のボルト挿通孔である。
その他の点は図1などで説明したところと同様であるか
ら、対応部分に同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0031】
【考案の効果】以上のように、本考案の屋根装置は、屋
根板の端部に形成された立上り部の高さが高いこと、隣
接する屋根板の端部からそれぞれ上方へ立ち上げられ、
該立上り部の上端部から外向きに突き出た下向き窪みの
窪み部同士を突き合わせて、その突き合わせ部分の上方
からキャップが外嵌されることで屋根板の立上り部の上
端に上記下向き窪みの窪み部からなる樋部が形成されて
いること、およびキャップの天板部から下方へ延設され
た左右一対の脚片が屋根板の外表面に密接して閉塞部が
形成されていることによって、暴風雨時などにおいて屋
根板の立上り部の外表面に沿って雨水が浸入しにくい上
に、たとえ閉塞部に発生する僅かな隙間を通って一部の
雨水が浸入したとしても、その雨水を屋根板の立上り部
の上端に形成された樋部に集めて所定の方向へ排水する
ことが可能で、雨水が屋内にまで浸入することを防止す
るといった優れた雨漏れ防止機能を確実に発揮させるこ
とができる。加えて、キャップに治具を取り付けるに当
り、屋根板の水密対策を施す必要が生じるような箇所に
ボルトが挿通されないため、治具の設置箇所の水密性が
確実に保たれるという効果がある。また、屋根板及びキ
ャップの上側から台座を取り付けボルトで締結するた
め、より確実に屋根板およびキャップを結合することが
できる。このため、冒頭で説明したようなボルトレス方
式で屋根板同士を接続したような屋根に適用すると特に
多大な実益がある。
根板の端部に形成された立上り部の高さが高いこと、隣
接する屋根板の端部からそれぞれ上方へ立ち上げられ、
該立上り部の上端部から外向きに突き出た下向き窪みの
窪み部同士を突き合わせて、その突き合わせ部分の上方
からキャップが外嵌されることで屋根板の立上り部の上
端に上記下向き窪みの窪み部からなる樋部が形成されて
いること、およびキャップの天板部から下方へ延設され
た左右一対の脚片が屋根板の外表面に密接して閉塞部が
形成されていることによって、暴風雨時などにおいて屋
根板の立上り部の外表面に沿って雨水が浸入しにくい上
に、たとえ閉塞部に発生する僅かな隙間を通って一部の
雨水が浸入したとしても、その雨水を屋根板の立上り部
の上端に形成された樋部に集めて所定の方向へ排水する
ことが可能で、雨水が屋内にまで浸入することを防止す
るといった優れた雨漏れ防止機能を確実に発揮させるこ
とができる。加えて、キャップに治具を取り付けるに当
り、屋根板の水密対策を施す必要が生じるような箇所に
ボルトが挿通されないため、治具の設置箇所の水密性が
確実に保たれるという効果がある。また、屋根板及びキ
ャップの上側から台座を取り付けボルトで締結するた
め、より確実に屋根板およびキャップを結合することが
できる。このため、冒頭で説明したようなボルトレス方
式で屋根板同士を接続したような屋根に適用すると特に
多大な実益がある。
【0032】そして、台座の上板部に突出部材を取り付
けるようにした請求項1の考案によれば、その突出部材
を雪止め金具として、あるいはアンテナや太陽熱温水器
などの機器類の取付金具として利用することができるた
め、屋根に雪止め金具や、機器類の取付金具を別々に設
置する必要が無くなり、それらの取付金具が目立って見
苦しくなるといったことも無くなる。
けるようにした請求項1の考案によれば、その突出部材
を雪止め金具として、あるいはアンテナや太陽熱温水器
などの機器類の取付金具として利用することができるた
め、屋根に雪止め金具や、機器類の取付金具を別々に設
置する必要が無くなり、それらの取付金具が目立って見
苦しくなるといったことも無くなる。
【0033】また、台座の端部に荷重受け板を突出させ
るようにした請求項2の考案によれば、治具を雪止め金
具として用いた場合に、雪の荷重による治具の浮き上が
りが荷重受け板とキャップの天板部との摩擦抵抗によっ
て防止され、雪のずれ落ちを確実に防止することができ
るという効果がある。
るようにした請求項2の考案によれば、治具を雪止め金
具として用いた場合に、雪の荷重による治具の浮き上が
りが荷重受け板とキャップの天板部との摩擦抵抗によっ
て防止され、雪のずれ落ちを確実に防止することができ
るという効果がある。
【0034】さらに、台座と荷重受け板と張出部材とを
設けるようにした請求項3の考案によれば、上述したよ
うな優れた雨漏れ防止機能を発揮しながら、張出部材が
雪止め金具として役立ち、しかも雪の荷重による治具の
浮き上がりが荷重受け板とキャツプの天板部との摩擦抵
抗によって防止され、雪のずれ落ちを確実に防止するこ
とができるという効果がある。
設けるようにした請求項3の考案によれば、上述したよ
うな優れた雨漏れ防止機能を発揮しながら、張出部材が
雪止め金具として役立ち、しかも雪の荷重による治具の
浮き上がりが荷重受け板とキャツプの天板部との摩擦抵
抗によって防止され、雪のずれ落ちを確実に防止するこ
とができるという効果がある。
【図1】本考案の実施例による屋根装置の使用状態正面
図である。
図である。
【図2】同屋根装置の使用状態側面図である。
【図3】台座の変形例を説明するための使用状態正面図
である。
である。
【図4】他の実施例の概略斜視図である。
【図5】さらに他の実施例の概略斜視図である。
【図6】さらに他の実施例の概略斜視図である。
【符号の説明】 A 治具 1 台座 2 締結具 3,3’ 突出部材 4 荷重受け板 5 張出部材 7 屋根板 9 キャップ 11 脚片部 12 フック 13 上板部 91 脚片 92 係合部 93 天板部T 樋部
Claims (3)
- 【請求項1】 隣接する屋根板の端部からそれぞれ上方
へ立ち上げられ、該立上り部の上端部から外向きに突き
出た下向き窪みの窪み部同士を突き合わせて、その突き
合わせ部分の上方からキャップを外嵌させることによ
り、上記屋根板の立上り部に内向きに突き出た返り部
と、該キャップの天板部から下方へ延設された左右一対
の脚片に形成している凹入係合部とを係合してなり、 一方、一対の脚片部とその一対の脚片部の上端間に亘る
上板部とを具備する台座を備え、上記一対の脚片部の下
端に上記キャップの凹入係合部にそれぞれ係合される一
対のフックが形成されており、上記台座には上方に張り
出す形態で該台座の上板部に取り付けられる突出部材が
形成されており、 この台座の一対の脚片部のフックを上記キャップの凹入
係合部に係合させたときに一対の脚片部におけるキャッ
プの天板部よりも上方に突き出る箇所を締結具によって
締め付けてなることを特徴とする屋根装置。 - 【請求項2】 台座における軒先側の端部に軒先側へ突
出する状態に設けられてキャップの天板部に重ねられる
荷重受け板を備えた請求項1の屋根装置。 - 【請求項3】 隣接する屋根板の端部からそれぞれ上方
へ立ち上げられ、該立上り部の上端部から外向きに突き
出た下向き窪みの窪み部同士を突き合わせて、その突き
合わせ部分の上方からキャップを外嵌させることによ
り、上記屋根板の立上り部に内向きに突き出た返り部
と、該キャップの天板部から下方へ延設された左右一対
の脚片に形成している凹入係合部とを係合してなり、 一方、一対の脚片部とその一対の脚片部の上端間に亘る
上板部とを具備する台座を備え、上記一対の脚片部の下
端に上記キャップの凹入係合部にそれぞれ係合される一
対のフックが形成されており、上記台座には軒先側へ突
出し、かつキャップの天板部に重ねられる荷重受け板
と、台座の上方および側方に張り出す形態で該台座に取
り付けられる張出部材とが形成されており、 この台座の一対の脚片部のフックを上記キャップの凹入
係合部に係合させたときに一対の脚片部におけるキャッ
プの天板部よりも上方に突き出る箇所を締結具によって
締め付けてなることを特徴とする屋根装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991061150U JPH084504Y2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 屋根装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1991061150U JPH084504Y2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 屋根装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0514366U JPH0514366U (ja) | 1993-02-23 |
| JPH084504Y2 true JPH084504Y2 (ja) | 1996-02-07 |
Family
ID=13162803
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1991061150U Expired - Fee Related JPH084504Y2 (ja) | 1991-08-02 | 1991-08-02 | 屋根装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084504Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0825353B2 (ja) * | 1989-12-16 | 1996-03-13 | 株式会社トンボ鉛筆 | インキを内蔵する筆記具用キャップ |
| JP2006132171A (ja) * | 2004-11-05 | 2006-05-25 | Ig Tech Res Inc | 屋根上設置物用下地構造 |
| JP6985117B2 (ja) * | 2017-11-21 | 2021-12-22 | 積水化学工業株式会社 | アンテナ取付具 |
| JP7232602B2 (ja) * | 2018-09-13 | 2023-03-03 | ソーラーフロンティア株式会社 | 太陽電池モジュール用の固定具及び太陽電池モジュールの固定構造 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS529937A (en) * | 1975-07-14 | 1977-01-25 | Giken Koei Kk | Method of constructing road on soft ground |
| JPS5421128A (en) * | 1977-07-18 | 1979-02-17 | Toshiba Corp | Light pen control system |
| JPS61165779A (ja) * | 1985-01-16 | 1986-07-26 | Ricoh Co Ltd | 現像装置 |
-
1991
- 1991-08-02 JP JP1991061150U patent/JPH084504Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0514366U (ja) | 1993-02-23 |
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