JPH0845064A - 磁気記録媒体 - Google Patents
磁気記録媒体Info
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- JPH0845064A JPH0845064A JP6178473A JP17847394A JPH0845064A JP H0845064 A JPH0845064 A JP H0845064A JP 6178473 A JP6178473 A JP 6178473A JP 17847394 A JP17847394 A JP 17847394A JP H0845064 A JPH0845064 A JP H0845064A
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- magnetic
- magnetic layer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 全厚が8μm以下であるような薄膜媒体にお
いても、優れた走行安定性を得ることを可能とする。 【構成】 非磁性支持体上に磁性粉末と結合剤とを主体
とする磁性層が形成されてなる磁気記録媒体において、
上記磁性層中に潤滑剤としてポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテルが添加される。
いても、優れた走行安定性を得ることを可能とする。 【構成】 非磁性支持体上に磁性粉末と結合剤とを主体
とする磁性層が形成されてなる磁気記録媒体において、
上記磁性層中に潤滑剤としてポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテルが添加される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所謂塗布型の磁気記録
媒体に関し、特に潤滑剤の改良に関する。
媒体に関し、特に潤滑剤の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気記録媒体においては、高容量
化が進められている。この高容量化を図る手法として
は、トラックピッチの狭化、記録波長の短波長化といっ
た記録方式の改良によるものと、媒体の全長を長くする
という手法がある。
化が進められている。この高容量化を図る手法として
は、トラックピッチの狭化、記録波長の短波長化といっ
た記録方式の改良によるものと、媒体の全長を長くする
という手法がある。
【0003】このうち、後者の手法では、媒体一巻あた
りのテープ全長を長くするために、非磁性支持体を薄膜
する方法が取られるが、この方法では媒体の機械強度が
低下するために、ドライブでの繰り返し記録再生を行う
場合、磁気ヘッドや上下が規制されたガイドピンとの摺
動により磁性層が損傷してしまう。即ち、走行耐久性が
劣化するという問題が生じる。
りのテープ全長を長くするために、非磁性支持体を薄膜
する方法が取られるが、この方法では媒体の機械強度が
低下するために、ドライブでの繰り返し記録再生を行う
場合、磁気ヘッドや上下が規制されたガイドピンとの摺
動により磁性層が損傷してしまう。即ち、走行耐久性が
劣化するという問題が生じる。
【0004】そこで、このような問題を解決する手法と
して、機械強度に優位な非磁性支持体を用いたり、幅方
向や走行方向に延伸した非磁性支持体を用いたりしてい
る。
して、機械強度に優位な非磁性支持体を用いたり、幅方
向や走行方向に延伸した非磁性支持体を用いたりしてい
る。
【0005】また、所謂塗布型の磁気記録媒体では、磁
性層中に磁性粉末や結合剤等とともに潤滑剤が含有され
ており、磁気ヘッドやガイドピンとの摺動で作用する剪
断力を小さくし、摩擦の低下を図ることにより、磁性層
の損傷を起きにくくしている。
性層中に磁性粉末や結合剤等とともに潤滑剤が含有され
ており、磁気ヘッドやガイドピンとの摺動で作用する剪
断力を小さくし、摩擦の低下を図ることにより、磁性層
の損傷を起きにくくしている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、磁気テ
ープの全厚が8μm以下となるような薄膜の媒体では、
十分な機械的強度を確保することができず、従来より用
いられている高級脂肪酸や高級脂肪酸エステルのような
潤滑剤を添加しただけでは、上述のようなドライブでの
繰り返し記録再生時に発生する媒体の摩擦上昇を抑制す
ることが困難となり、磁性層の損傷を抑えきれなくな
る。
ープの全厚が8μm以下となるような薄膜の媒体では、
十分な機械的強度を確保することができず、従来より用
いられている高級脂肪酸や高級脂肪酸エステルのような
潤滑剤を添加しただけでは、上述のようなドライブでの
繰り返し記録再生時に発生する媒体の摩擦上昇を抑制す
ることが困難となり、磁性層の損傷を抑えきれなくな
る。
【0007】従って、このように磁気テープの全厚が8
μm以下の薄膜媒体においても、ドライブ走行時の摩擦
上昇を抑え、安定した走行耐久性に寄与する新規な潤滑
剤の開発が望まれている。
μm以下の薄膜媒体においても、ドライブ走行時の摩擦
上昇を抑え、安定した走行耐久性に寄与する新規な潤滑
剤の開発が望まれている。
【0008】そこで、本発明はこのような実情に鑑みて
提案されたものであって、優れた走行安定性を確保する
ことが可能な磁気記録媒体を提供することを目的とす
る。
提案されたものであって、優れた走行安定性を確保する
ことが可能な磁気記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、上述の目
的を達成せんものと鋭意研究の結果、磁性層の潤滑剤と
してポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルを使
用することにより、ドライブ走行時の摩擦低下を図るこ
とができ、良好な走行安定性が得られることを見出し、
本発明を完成するに至ったものである。
的を達成せんものと鋭意研究の結果、磁性層の潤滑剤と
してポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルを使
用することにより、ドライブ走行時の摩擦低下を図るこ
とができ、良好な走行安定性が得られることを見出し、
本発明を完成するに至ったものである。
【0010】即ち、本発明の磁気記録媒体は、非磁性支
持体上に磁性粉末と結合剤とを主体とする磁性層が形成
されてなる磁気記録媒体において、上記磁性層中に潤滑
剤としてポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
が添加されてなることを特徴とするものである。
持体上に磁性粉末と結合剤とを主体とする磁性層が形成
されてなる磁気記録媒体において、上記磁性層中に潤滑
剤としてポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
が添加されてなることを特徴とするものである。
【0011】本発明の磁気記録媒体は、基本的に非磁性
支持体上に主として磁性粉末と結合剤から構成されてな
る磁性層が単数または複数層積層形成されてなるもので
ある。
支持体上に主として磁性粉末と結合剤から構成されてな
る磁性層が単数または複数層積層形成されてなるもので
ある。
【0012】上記磁性層と上記非磁性支持体の間には、
いわゆる下塗り層としての中間層が設けられた構成とさ
れても良い。
いわゆる下塗り層としての中間層が設けられた構成とさ
れても良い。
【0013】また、上記非磁性支持体の磁性層形成面と
反対側の面上に、磁気記録媒体の走行性の向上や帯電防
止および転写防止などを目的として、バックコート層が
設けられても良い。
反対側の面上に、磁気記録媒体の走行性の向上や帯電防
止および転写防止などを目的として、バックコート層が
設けられても良い。
【0014】本発明においては、上記磁性層中の潤滑剤
として下記化1で表されるような構造を有するエーテル
系潤滑剤が使用される。これにより、ドライブでの繰り
返し記録再生を行った場合でも、磁性層の摩擦上昇が抑
えられ、磁気記録媒体の走行耐久性の向上を図ることが
できる。
として下記化1で表されるような構造を有するエーテル
系潤滑剤が使用される。これにより、ドライブでの繰り
返し記録再生を行った場合でも、磁性層の摩擦上昇が抑
えられ、磁気記録媒体の走行耐久性の向上を図ることが
できる。
【0015】
【化1】
【0016】但し、化1中、Rの部分は、炭素数が6以
上の炭化水素を表し、その構造は長鎖飽和炭化水素、若
しくは二重結合を含む不飽和炭化水素である。また、n
は任意の整数を表す。
上の炭化水素を表し、その構造は長鎖飽和炭化水素、若
しくは二重結合を含む不飽和炭化水素である。また、n
は任意の整数を表す。
【0017】このポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテルの分子量は、1,000〜10,000程度で
あることが好ましい。該ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテルの分子量が1,000よりも小さいと、
可塑剤的な存在となる虞れがあり、逆に10,000よ
りも大きいと、磁性塗料の粘度が高くなる傾向にあり、
分散性が劣化する。
エーテルの分子量は、1,000〜10,000程度で
あることが好ましい。該ポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテルの分子量が1,000よりも小さいと、
可塑剤的な存在となる虞れがあり、逆に10,000よ
りも大きいと、磁性塗料の粘度が高くなる傾向にあり、
分散性が劣化する。
【0018】このようなポリオキシエチレンアルキルフ
ェニルエーテルを潤滑剤として用いることにより、例え
ば全厚が8μm以下であるような薄膜の磁気記録媒体に
おいても極めて優れた走行耐久性を確保することができ
る。
ェニルエーテルを潤滑剤として用いることにより、例え
ば全厚が8μm以下であるような薄膜の磁気記録媒体に
おいても極めて優れた走行耐久性を確保することができ
る。
【0019】本発明の磁気記録媒体において、上記磁性
層は、例えば磁性粉末を結合剤中に分散させ、適当な有
機溶剤と共に混練して調製された磁性塗料を上記非磁性
支持体上に塗布することにより形成することができる。
層は、例えば磁性粉末を結合剤中に分散させ、適当な有
機溶剤と共に混練して調製された磁性塗料を上記非磁性
支持体上に塗布することにより形成することができる。
【0020】上記磁性粉末としては、通常この種の磁気
記録媒体の磁性粉末として従来より公知の材料がいずれ
も使用可能である。かかる磁性粉末としては、例えばF
e、Co,Niなどの金属材料、Fe−Co、Fe−N
i、Fe−Al、Fe−Ni−Al、Fe−Al−P、
Fe−Ni−Si−Al、Fe−Ni−Si−Al−M
n、Fe−Mn−Zn、Fe−Ni−Zn、Co−N
i、Co−P、Fe−Co−Ni、Fe−Co−Ni−
Cr、Fe−Co−Ni−P、Fe−CoーB、Feー
Co−Cr−B、Mn−Bi、Mn−Al,Fe−Co
−V等の合金材料、或いは窒化鉄、炭化鉄等が挙げられ
る。
記録媒体の磁性粉末として従来より公知の材料がいずれ
も使用可能である。かかる磁性粉末としては、例えばF
e、Co,Niなどの金属材料、Fe−Co、Fe−N
i、Fe−Al、Fe−Ni−Al、Fe−Al−P、
Fe−Ni−Si−Al、Fe−Ni−Si−Al−M
n、Fe−Mn−Zn、Fe−Ni−Zn、Co−N
i、Co−P、Fe−Co−Ni、Fe−Co−Ni−
Cr、Fe−Co−Ni−P、Fe−CoーB、Feー
Co−Cr−B、Mn−Bi、Mn−Al,Fe−Co
−V等の合金材料、或いは窒化鉄、炭化鉄等が挙げられ
る。
【0021】また、還元時の焼結防止または形状維持等
の目的で添加されるAl,Si、P,Bなどの軽金属元
素が適当量含有したとしても、本発明の効果を妨げるも
のではない。
の目的で添加されるAl,Si、P,Bなどの軽金属元
素が適当量含有したとしても、本発明の効果を妨げるも
のではない。
【0022】更に、γ−Fe2 O3 ,Fe3 O4 ,γ−
Fe2 O3 とFe3 O4 とのベルトライド化合物やCo
含有γ−Fe2 O3 、Co含有Fe3 O4 、Coを含有
するγ−Fe2 O3 とFe3 O4 とのベルトライド化合
物等の強磁性酸化鉄粒子、CrO2 に1種又はそれ以上
の金属元素、たとえばTe,Sb,Fe,Biなどを含
有させた強磁性二酸化クロム粒子、六角板状の六方晶フ
ェライト微粒子等もいずれも使用可能である。
Fe2 O3 とFe3 O4 とのベルトライド化合物やCo
含有γ−Fe2 O3 、Co含有Fe3 O4 、Coを含有
するγ−Fe2 O3 とFe3 O4 とのベルトライド化合
物等の強磁性酸化鉄粒子、CrO2 に1種又はそれ以上
の金属元素、たとえばTe,Sb,Fe,Biなどを含
有させた強磁性二酸化クロム粒子、六角板状の六方晶フ
ェライト微粒子等もいずれも使用可能である。
【0023】これら磁性粉末は、それぞれ一種を用いる
ことができるが、二種以上を併用することができる。
ことができるが、二種以上を併用することができる。
【0024】また、上記磁性層に含有される結合剤とし
ては、従来公知の結合剤がいずれも使用可能である。
ては、従来公知の結合剤がいずれも使用可能である。
【0025】この従来公知の結合剤としては、熱可塑性
樹脂、熱硬化性樹脂がいずれも使用可能である。
樹脂、熱硬化性樹脂がいずれも使用可能である。
【0026】熱可塑性樹脂としては、塩化ビニルー酢酸
ビニル共重合体、塩化ビニルー塩化ビニリデン共重合
体、塩化ビニルーアクリロニトリル共重合体、アクリル
酸エステルーアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エ
ステルー塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステ
ルー塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステルー
塩化ビニル共重合体、メタクリル酸エステルーエチレン
共重合体、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデンーアルリロ
ニトリル共重合体、アクリロニトリルーブタジエン共重
合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロ
ース誘導体(セルロースアセテートブチレート、セルロ
ースダイアセテート、セルローストリアセテート、セル
ロースプロピオネート、ニトロセルロース)、スチレン
ブタジエン共重合体、ポリエステル樹脂、アミノ樹脂、
合成ゴム等の熱可塑性樹脂等がある。
ビニル共重合体、塩化ビニルー塩化ビニリデン共重合
体、塩化ビニルーアクリロニトリル共重合体、アクリル
酸エステルーアクリロニトリル共重合体、アクリル酸エ
ステルー塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステ
ルー塩化ビニリデン共重合体、メタクリル酸エステルー
塩化ビニル共重合体、メタクリル酸エステルーエチレン
共重合体、ポリ弗化ビニル、塩化ビニリデンーアルリロ
ニトリル共重合体、アクリロニトリルーブタジエン共重
合体、ポリアミド樹脂、ポリビニルブチラール、セルロ
ース誘導体(セルロースアセテートブチレート、セルロ
ースダイアセテート、セルローストリアセテート、セル
ロースプロピオネート、ニトロセルロース)、スチレン
ブタジエン共重合体、ポリエステル樹脂、アミノ樹脂、
合成ゴム等の熱可塑性樹脂等がある。
【0027】熱硬化性樹脂としては、フェノール樹脂、
エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、メラミン
樹脂、アルキッド樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミン樹
脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂等がある。
エポキシ樹脂、ポリウレタン樹脂、尿素樹脂、メラミン
樹脂、アルキッド樹脂、シリコーン樹脂、ポリアミン樹
脂、尿素ホルムアルデヒド樹脂等がある。
【0028】なお、上記磁性層を構成する磁性材料とし
ては、上述した磁性粉末、結合剤及び潤滑剤の他、添加
剤として分散剤、研磨剤、帯電防止剤等が加えられても
良い。これら分散剤、研磨剤、帯電防止剤としては、通
常この種の磁気記録媒体において用いられている材料で
あれば良く、特に限定されない。
ては、上述した磁性粉末、結合剤及び潤滑剤の他、添加
剤として分散剤、研磨剤、帯電防止剤等が加えられても
良い。これら分散剤、研磨剤、帯電防止剤としては、通
常この種の磁気記録媒体において用いられている材料で
あれば良く、特に限定されない。
【0029】これら磁性層形成材料は、塗料化され上記
非磁性支持体上に塗布乾燥されて磁性層となされるが、
塗料化の際に用いられる有機溶剤としては、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロ
ヘキサノン等のケトン系溶媒、メタノール、エタノー
ル、プロパノール等のアルコール系溶媒、酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸プロピル、乳酸エチル、
エチレングリコールアセテート等のエステル系溶媒、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、2ーエトキシエ
タノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素系溶媒、メチレンクロライド、エチレンクロライ
ド、四塩化炭素、クロロホルム、クロロベンゼン等のハ
ロゲン化炭化水素系溶媒等が挙げられる。これら有機溶
媒の種類は、結合剤の種類に応じて適宜選択されれば良
い。
非磁性支持体上に塗布乾燥されて磁性層となされるが、
塗料化の際に用いられる有機溶剤としては、アセトン、
メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロ
ヘキサノン等のケトン系溶媒、メタノール、エタノー
ル、プロパノール等のアルコール系溶媒、酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸プロピル、乳酸エチル、
エチレングリコールアセテート等のエステル系溶媒、ジ
エチレングリコールジメチルエーテル、2ーエトキシエ
タノール、テトラヒドロフラン、ジオキサン等のエーテ
ル系溶媒、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭
化水素系溶媒、メチレンクロライド、エチレンクロライ
ド、四塩化炭素、クロロホルム、クロロベンゼン等のハ
ロゲン化炭化水素系溶媒等が挙げられる。これら有機溶
媒の種類は、結合剤の種類に応じて適宜選択されれば良
い。
【0030】上記磁性層用の磁性塗料作製のための分散
・混練には、ロールミル、ボールミル、サンドミル、ア
ジター、ニーダー、エクストルーダー、ホモジナイザ
ー、超音波分散機などが用いられる。
・混練には、ロールミル、ボールミル、サンドミル、ア
ジター、ニーダー、エクストルーダー、ホモジナイザ
ー、超音波分散機などが用いられる。
【0031】また、このように形成された塗料を上記非
磁性支持体上に塗布するには、グラビアコーター、ナイ
フコーター、ワイヤーバーコーター、ドクターブレード
コーター、リバースロールコーター、ディッピングコー
ター、エアナイフコーター、ダイコーターなどが用いら
れる。
磁性支持体上に塗布するには、グラビアコーター、ナイ
フコーター、ワイヤーバーコーター、ドクターブレード
コーター、リバースロールコーター、ディッピングコー
ター、エアナイフコーター、ダイコーターなどが用いら
れる。
【0032】上記非磁性支持体としては、従来公知の材
料がいずれも使用可能であり、例えばポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン-2,6- ナフタレートなどのポ
リエステル類、ポリプロピレンなどのポリオレフィン
類、セルローストリアセテート、セルロースジアセテー
トなどのセルロース類、ビニル系樹脂、ポリイミド類、
ポリカーボネート類に代表されるような高分子材料や、
アルミニウム合金、チタン合金等からなる金属板、ガラ
ス、セラミクスなどにより形成される支持体等が挙げら
れる。その形態も何等限定されるものではなく、テープ
状、シート状、ドラム状等いかなる形態であっても良
い。更に、この非磁性支持体においては、その表面性を
コントロールするために、微細な凹凸が形成されるよう
な表面処理を施しても良い。
料がいずれも使用可能であり、例えばポリエチレンテレ
フタレート、ポリエチレン-2,6- ナフタレートなどのポ
リエステル類、ポリプロピレンなどのポリオレフィン
類、セルローストリアセテート、セルロースジアセテー
トなどのセルロース類、ビニル系樹脂、ポリイミド類、
ポリカーボネート類に代表されるような高分子材料や、
アルミニウム合金、チタン合金等からなる金属板、ガラ
ス、セラミクスなどにより形成される支持体等が挙げら
れる。その形態も何等限定されるものではなく、テープ
状、シート状、ドラム状等いかなる形態であっても良
い。更に、この非磁性支持体においては、その表面性を
コントロールするために、微細な凹凸が形成されるよう
な表面処理を施しても良い。
【0033】
【作用】磁性層中に添加される潤滑剤としてポリオキシ
エチレンアルキルフェニルエーテルを用いることによ
り、ドライブでの繰り返し記録再生時においても磁性層
の摩擦が低減し、良好な走行安定性が得られる。
エチレンアルキルフェニルエーテルを用いることによ
り、ドライブでの繰り返し記録再生時においても磁性層
の摩擦が低減し、良好な走行安定性が得られる。
【0034】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について説明
するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない
ことはいうまでもない。
するが、本発明はこの実施例に限定されるものではない
ことはいうまでもない。
【0035】実施例1 先ず、以下の手順により磁性塗料を調製した。
【0036】即ち、下記の塗料材料を所定の配合比でサ
ンドミルにて4時間混合し、磁性塗料を作製した。
ンドミルにて4時間混合し、磁性塗料を作製した。
【0037】 <磁性塗料配合比> 磁性酸化鉄粉(比表面積50m2 /g) 100重量部 ポリエステルポリウレタン樹脂 12重量部 塩化ビニル─酢酸ビニル共重合体(商品名:VAGH) 8重量部 アルミナ 3重量部 カーボンブラック 5重量部 ミリスチン酸 1重量部 メチルエチルケトン 170重量部 トルエン 100重量部 シクロヘキサノン 70重量部 以上のようにして調製された磁性塗料に潤滑剤として下
記化2で表されるポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル〔化2中、R部の炭素数が6(ヘキチル基)〕
を1重量部添加した後、これを厚さ4.5μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルム上に塗布厚が1.7μm
となるように塗布して磁性層を形成した。なお、上記磁
性塗料の塗料化時に硬化剤としてコロネートL−50
(商品名)を4重量部添加した。
記化2で表されるポリオキシエチレンアルキルフェニル
エーテル〔化2中、R部の炭素数が6(ヘキチル基)〕
を1重量部添加した後、これを厚さ4.5μmのポリエ
チレンテレフタレートフィルム上に塗布厚が1.7μm
となるように塗布して磁性層を形成した。なお、上記磁
性塗料の塗料化時に硬化剤としてコロネートL−50
(商品名)を4重量部添加した。
【0038】
【化2】
【0039】次いで、このポリエチレンテレフタレート
フィルムの磁性層が形成された面と反対側の面上に、非
磁性粉末(カーボン)、結合剤及び分散剤等からなるバ
ックコート層を塗布厚が1.5μmとなるように塗布形
成し、この磁気テープを所定の幅に裁断して、サンプル
テープ1を得た。
フィルムの磁性層が形成された面と反対側の面上に、非
磁性粉末(カーボン)、結合剤及び分散剤等からなるバ
ックコート層を塗布厚が1.5μmとなるように塗布形
成し、この磁気テープを所定の幅に裁断して、サンプル
テープ1を得た。
【0040】実施例2 上記実施例1において磁性層中の潤滑剤として使用した
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルを上記化
2中のR部の炭素数が8(オクチル基)であるものに変
えて、その他は実施例1と同様の方法によりテープ化を
行って、サンプルテープ2を作製した。
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルを上記化
2中のR部の炭素数が8(オクチル基)であるものに変
えて、その他は実施例1と同様の方法によりテープ化を
行って、サンプルテープ2を作製した。
【0041】比較例1 上記実施例1において磁性層中の潤滑剤として使用した
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルをブチル
ステアレートに変えて、その他は実施例1と同様の方法
によりテープ化を行って、比較テープ1を作製した。
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルをブチル
ステアレートに変えて、その他は実施例1と同様の方法
によりテープ化を行って、比較テープ1を作製した。
【0042】比較例2 上記実施例1において磁性層中の潤滑剤として使用した
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルをイソオ
クチルミリステートに変えて、その他は実施例1と同様
の方法によりテープ化を行って、比較テープ2を作製し
た。
ポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテルをイソオ
クチルミリステートに変えて、その他は実施例1と同様
の方法によりテープ化を行って、比較テープ2を作製し
た。
【0043】そこで、以上のようにして作製したサンプ
ルテープ1,2及び比較テープ1,2について、走行耐
久性の評価をそれぞれ行った。
ルテープ1,2及び比較テープ1,2について、走行耐
久性の評価をそれぞれ行った。
【0044】走行耐久性は、タンベルグ(Tandberg)社
製の1/4インチデータカートリッジドライブ,TDC
−4420(商品名)を用い、次のようにして測定し
た。
製の1/4インチデータカートリッジドライブ,TDC
−4420(商品名)を用い、次のようにして測定し
た。
【0045】即ち、全厚7.5〜8.0μmの磁気テー
プを組み込んだカートリッジを上記ドライブで走行さ
せ、テープ全長にデータを記録した後、フォワード方向
の記録が終了した時点を1パスとし、走行方向が反転し
リバース方向に記録を開始してからそれが終了した時点
を2パスとして、繰り返し走行を行い、常温常湿にて走
行前とnパス後の摩擦係数を調べた。ここで、走行耐久
性の劣るものは、ヘッドとの摺動によって磁性層の摩擦
が上昇し、磁性層の損傷が発生して、この結果ドライブ
が自動的に停止する。逆に、走行耐久性に優れるもの
は、繰り返し走行を行っても磁性層の摩擦の上昇が小さ
く、磁性層の損傷も僅かなため、走行パス数が多くな
る。なお、測定は、5,000パスで打切とした。
プを組み込んだカートリッジを上記ドライブで走行さ
せ、テープ全長にデータを記録した後、フォワード方向
の記録が終了した時点を1パスとし、走行方向が反転し
リバース方向に記録を開始してからそれが終了した時点
を2パスとして、繰り返し走行を行い、常温常湿にて走
行前とnパス後の摩擦係数を調べた。ここで、走行耐久
性の劣るものは、ヘッドとの摺動によって磁性層の摩擦
が上昇し、磁性層の損傷が発生して、この結果ドライブ
が自動的に停止する。逆に、走行耐久性に優れるもの
は、繰り返し走行を行っても磁性層の摩擦の上昇が小さ
く、磁性層の損傷も僅かなため、走行パス数が多くな
る。なお、測定は、5,000パスで打切とした。
【0046】この結果を下記表1に表す。
【0047】
【表1】
【0048】表1から明らかなように、磁性層中に潤滑
剤としてポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
を添加した実施例1,2においては、繰り返し走行後で
も磁性層の摩擦が抑えられ、磁気テープの全厚が8μm
以下であるような場合でも、良好な走行耐久性を確保す
ることができた。
剤としてポリオキシエチレンアルキルフェニルエーテル
を添加した実施例1,2においては、繰り返し走行後で
も磁性層の摩擦が抑えられ、磁気テープの全厚が8μm
以下であるような場合でも、良好な走行耐久性を確保す
ることができた。
【0049】これに対して、比較例1,2のように、従
来の潤滑剤を使用した場合では、摩擦係数が大きく増加
し、走行耐久性が不十分であった。
来の潤滑剤を使用した場合では、摩擦係数が大きく増加
し、走行耐久性が不十分であった。
【0050】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の磁気記録媒体においては、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテルを磁性層中の潤滑剤として使用して
いるので、磁性層表面の潤滑性能が向上し、ドライブで
の繰り返し記録再生によっても、磁性層の摩擦上昇が抑
えられる。従って、本発明によれば、全厚が8μm以下
であるような磁気テープにおいても、良好な走行安定
性、走行耐久性を確保することができる。
の磁気記録媒体においては、ポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテルを磁性層中の潤滑剤として使用して
いるので、磁性層表面の潤滑性能が向上し、ドライブで
の繰り返し記録再生によっても、磁性層の摩擦上昇が抑
えられる。従って、本発明によれば、全厚が8μm以下
であるような磁気テープにおいても、良好な走行安定
性、走行耐久性を確保することができる。
【0051】
Claims (1)
- 【請求項1】 非磁性支持体上に磁性粉末と結合剤とを
主体とする磁性層が形成されてなる磁気記録媒体におい
て、 上記磁性層中に潤滑剤としてポリオキシエチレンアルキ
ルフェニルエーテルが添加されてなることを特徴とする
磁気記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6178473A JPH0845064A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 磁気記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6178473A JPH0845064A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 磁気記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0845064A true JPH0845064A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16049122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6178473A Withdrawn JPH0845064A (ja) | 1994-07-29 | 1994-07-29 | 磁気記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0845064A (ja) |
-
1994
- 1994-07-29 JP JP6178473A patent/JPH0845064A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20011002 |