JPH0846085A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
半導体装置及びその製造方法Info
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- JPH0846085A JPH0846085A JP6181630A JP18163094A JPH0846085A JP H0846085 A JPH0846085 A JP H0846085A JP 6181630 A JP6181630 A JP 6181630A JP 18163094 A JP18163094 A JP 18163094A JP H0846085 A JPH0846085 A JP H0846085A
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- printed circuit
- semiconductor device
- circuit board
- sealing resin
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- H10W70/60—Insulating or insulated package substrates; Interposers; Redistribution layers
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- H10W74/10—Encapsulations, e.g. protective coatings characterised by their shape or disposition
- H10W74/111—Encapsulations, e.g. protective coatings characterised by their shape or disposition the semiconductor body being completely enclosed
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- H10W90/751—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires
- H10W90/754—Package configurations characterised by the relative positions of pads or connectors relative to package parts of bond wires between a chip and a stacked insulating package substrate, interposer or RDL
Landscapes
- Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明はBGA(Ball Grid Array) タイプのパ
ッケージ構造を有する半導体装置及びその製造方法に関
し、基板と封止樹脂との間に発生する応力を低減すると
共に半導体素子と外部接続端子との間に配設させる配線
長を短くすることを目的とする。 【構成】半導体素子12と、半導体素子12が配設されると
共に実装面11b に半導体素子12と電気的に接続される半
田ボール14が配設された多層プリント基板11と、半導体
素子12を封止するよう多層プリント基板11に配設される
封止樹脂15とを具備し、内部に半導体素子12を収納する
収納部17を多層プリント基板11に形成し、この収納部内
17に半導体素子12が固定されるよう支持部材13を多層プ
リント基板11に設け、かつ支持部材13を含む半導体素子
12全体を覆うよう封止樹脂15を配設する。
ッケージ構造を有する半導体装置及びその製造方法に関
し、基板と封止樹脂との間に発生する応力を低減すると
共に半導体素子と外部接続端子との間に配設させる配線
長を短くすることを目的とする。 【構成】半導体素子12と、半導体素子12が配設されると
共に実装面11b に半導体素子12と電気的に接続される半
田ボール14が配設された多層プリント基板11と、半導体
素子12を封止するよう多層プリント基板11に配設される
封止樹脂15とを具備し、内部に半導体素子12を収納する
収納部17を多層プリント基板11に形成し、この収納部内
17に半導体素子12が固定されるよう支持部材13を多層プ
リント基板11に設け、かつ支持部材13を含む半導体素子
12全体を覆うよう封止樹脂15を配設する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置及びその製造
方法に係り、特にBGA(Ball Grid Array)タイプのパ
ッケージ構造を有する半導体装置及びその製造方法に関
する。
方法に係り、特にBGA(Ball Grid Array)タイプのパ
ッケージ構造を有する半導体装置及びその製造方法に関
する。
【0002】近年、高集積化,高速化及びハイパワー化
に対応でき、しかも低コストなパッケージ構造を有した
半導体装置が求められている。
に対応でき、しかも低コストなパッケージ構造を有した
半導体装置が求められている。
【0003】これらの要求に対処すべくBGAタイプの
パッケージ構造が開発され、携帯電話を始めとして各種
の電子機器に使用され、注目されるようになってきてい
る。
パッケージ構造が開発され、携帯電話を始めとして各種
の電子機器に使用され、注目されるようになってきてい
る。
【0004】
【従来の技術】図23は従来におけるプラスチックBG
A(以下、PBGAという)タイプのパッケージ構造を
有する半導体装置1を示している。
A(以下、PBGAという)タイプのパッケージ構造を
有する半導体装置1を示している。
【0005】同図において、2は多層構造とされたプリ
ント基板であり、その上面である搭載面2aには半導体
素子3がダイボンディング等により固定されている。ま
た、プリント基板2の搭載面2aと反対側に位置する実
装面2bには、複数の半田ボール4が配設されている。
この半田ボール4は外部接続端子として機能する。
ント基板であり、その上面である搭載面2aには半導体
素子3がダイボンディング等により固定されている。ま
た、プリント基板2の搭載面2aと反対側に位置する実
装面2bには、複数の半田ボール4が配設されている。
この半田ボール4は外部接続端子として機能する。
【0006】また、プリント基板2の搭載面2a及び実
装面2bには配線パターン6が形成されている。この配
線パターン6の内、搭載面2aに形成された配線パター
ン6と半導体素子3との間にはワイヤ5が配設され、こ
のワイヤ5により配線パターン6と半導体素子3は電気
的に接続される。
装面2bには配線パターン6が形成されている。この配
線パターン6の内、搭載面2aに形成された配線パター
ン6と半導体素子3との間にはワイヤ5が配設され、こ
のワイヤ5により配線パターン6と半導体素子3は電気
的に接続される。
【0007】更に、配線パターン6はプリント基板2の
搭載面2aの外周端部まで引き出され、さらに側面を介
して実装面2b側に引き出された構成とされている。ま
た、配線パターン6はプリント基板2の外周端部に設け
たスルーホール6aを介して搭載面2aから実装面2b
に引き出す構成とされたものもある(図には双方の構成
を示している)。そして、実装面2b側に引き出された
配線パターン6は、既定されている半田ボール4と電気
的に接続する構成となっている。
搭載面2aの外周端部まで引き出され、さらに側面を介
して実装面2b側に引き出された構成とされている。ま
た、配線パターン6はプリント基板2の外周端部に設け
たスルーホール6aを介して搭載面2aから実装面2b
に引き出す構成とされたものもある(図には双方の構成
を示している)。そして、実装面2b側に引き出された
配線パターン6は、既定されている半田ボール4と電気
的に接続する構成となっている。
【0008】一方、プリント基板2の搭載面2aの上部
には、半導体素子3を封止する封止樹脂7が形成されて
いる。この封止樹脂7は、半導体素子3を保護するため
に形成されるものであり、封止樹脂7が形成されること
により半導体素子3は封止樹脂7内に埋設された構成と
なる。
には、半導体素子3を封止する封止樹脂7が形成されて
いる。この封止樹脂7は、半導体素子3を保護するため
に形成されるものであり、封止樹脂7が形成されること
により半導体素子3は封止樹脂7内に埋設された構成と
なる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】半導体装置1を上記の
ようにPBGA構造とすることにより、半導体素子3を
高密度化しこれに伴いリード数が多くなったとしても、
QFP(Quad Flat Package) のようにリードの強度が低
下することはなく、確実な実装処理を行うことができ
る。
ようにPBGA構造とすることにより、半導体素子3を
高密度化しこれに伴いリード数が多くなったとしても、
QFP(Quad Flat Package) のようにリードの強度が低
下することはなく、確実な実装処理を行うことができ
る。
【0010】しかるに、従来のPBGA構造の半導体装
置1では、半導体素子3がプリント基板2の搭載面2a
の上部に配設され、これに伴い封止樹脂7もプリント基
板2の搭載面2aの上部に形成される構成とされてい
た。即ち、封止樹脂7はプリント基板2及び半導体素子
3の上部のみに配設される構成とされていた。
置1では、半導体素子3がプリント基板2の搭載面2a
の上部に配設され、これに伴い封止樹脂7もプリント基
板2の搭載面2aの上部に形成される構成とされてい
た。即ち、封止樹脂7はプリント基板2及び半導体素子
3の上部のみに配設される構成とされていた。
【0011】ここで、プリント基板2と封止樹脂7の特
性について考察する。
性について考察する。
【0012】プリント基板2はガラス−エポキシ製であ
り、ガラス転位温度(TyP値)は210(℃),熱膨
張係数は50×10-6(1/℃),熱伝導率は5×10
-4(cal/cm・s・c)である。これに対して封止
樹脂7はエポキシ系樹脂であり、ガラス転位温度(Ty
P値)は150(℃),熱膨張係数は15×10-6(1
/℃),熱伝導率は20×10-4(cal/cm・s・
c)である。
り、ガラス転位温度(TyP値)は210(℃),熱膨
張係数は50×10-6(1/℃),熱伝導率は5×10
-4(cal/cm・s・c)である。これに対して封止
樹脂7はエポキシ系樹脂であり、ガラス転位温度(Ty
P値)は150(℃),熱膨張係数は15×10-6(1
/℃),熱伝導率は20×10-4(cal/cm・s・
c)である。
【0013】上記のように、プリント基板2と封止樹脂
7とはその特性が異なっており、よって半導体装置1を
実装する際に半田リフロー処理において半導体装置1を
加熱すると、プリント基板2の熱膨張係数は封止樹脂7
の熱膨張係数よりも大きいため、半導体装置1にはプリ
ント基板2が下に凸となるような反り(即ち、図23に
矢印X1で示すような反り)が発生してしまう。また、
温度が低下すると、逆に半導体装置1にはプリント基板
2が上に凸となるような反り(即ち、図23に矢印X2
で示すような反り)が発生してしまう。
7とはその特性が異なっており、よって半導体装置1を
実装する際に半田リフロー処理において半導体装置1を
加熱すると、プリント基板2の熱膨張係数は封止樹脂7
の熱膨張係数よりも大きいため、半導体装置1にはプリ
ント基板2が下に凸となるような反り(即ち、図23に
矢印X1で示すような反り)が発生してしまう。また、
温度が低下すると、逆に半導体装置1にはプリント基板
2が上に凸となるような反り(即ち、図23に矢印X2
で示すような反り)が発生してしまう。
【0014】このように、従来の半導体装置1では、プ
リント基板2と封止樹脂7との特性差に起因して半田リ
フロー処理等の加熱時及び温度低下時にプリント基板2
に反りが発生してしまう。このようにプリント基板2に
反りが発生すると、例えばプリント基板2が下に凸とな
るような反り(矢印X1で示すような反り)が発生した
場合、プリント基板2の外周近傍に形成されている半田
ボール4には、これを引き延ばす方向に力が働き、逆に
プリント基板2の中央近傍に形成されている半田ボール
4には、これを押し潰す方向に力が働く。このように、
半田ボール4には、形成位置により異なる力が印加され
るため、確実な半田付けを行うことができなくなるおそ
れがあるという問題点がある。
リント基板2と封止樹脂7との特性差に起因して半田リ
フロー処理等の加熱時及び温度低下時にプリント基板2
に反りが発生してしまう。このようにプリント基板2に
反りが発生すると、例えばプリント基板2が下に凸とな
るような反り(矢印X1で示すような反り)が発生した
場合、プリント基板2の外周近傍に形成されている半田
ボール4には、これを引き延ばす方向に力が働き、逆に
プリント基板2の中央近傍に形成されている半田ボール
4には、これを押し潰す方向に力が働く。このように、
半田ボール4には、形成位置により異なる力が印加され
るため、確実な半田付けを行うことができなくなるおそ
れがあるという問題点がある。
【0015】また、上記のように反りが発生すると、こ
れに起因してプリント基板2と封止樹脂7との界面部分
に応力が発生してしまう。この応力はプリント基板2と
封止樹脂7とを離間させる方向に作用するため、プリン
ト基板2と封止樹脂7との接合部分にクラックが発生し
たり、更に応力の値が大きい場合には封止樹脂7がプリ
ント基板2から離脱してしまうおそれがあるという問題
点があった。
れに起因してプリント基板2と封止樹脂7との界面部分
に応力が発生してしまう。この応力はプリント基板2と
封止樹脂7とを離間させる方向に作用するため、プリン
ト基板2と封止樹脂7との接合部分にクラックが発生し
たり、更に応力の値が大きい場合には封止樹脂7がプリ
ント基板2から離脱してしまうおそれがあるという問題
点があった。
【0016】一方、従来の半導体装置1は、半導体素子
3と半田ボール4とを電気的に接続する配線パターン6
を、プリント基板2の搭載面2aの外周端部まで先ず引
き出し、更にプリント基板2の側面を介して、或いはス
ルーホール6aを介して実装面2b側に引き出す構成と
していた。このため、配線パターン6の配線長は長くな
り、配線パターン6のインダクタンス(L)は大きくな
ってしまう。このため、隣接する配線パターン6間で干
渉が生じ、特に近年のように高速化のために高周波を用
いる半導体素子3においてはこの干渉の影響が更に大と
なり、半導体装置1の性能が低下してしまうという問題
点があった。
3と半田ボール4とを電気的に接続する配線パターン6
を、プリント基板2の搭載面2aの外周端部まで先ず引
き出し、更にプリント基板2の側面を介して、或いはス
ルーホール6aを介して実装面2b側に引き出す構成と
していた。このため、配線パターン6の配線長は長くな
り、配線パターン6のインダクタンス(L)は大きくな
ってしまう。このため、隣接する配線パターン6間で干
渉が生じ、特に近年のように高速化のために高周波を用
いる半導体素子3においてはこの干渉の影響が更に大と
なり、半導体装置1の性能が低下してしまうという問題
点があった。
【0017】本発明は上記の点に鑑みてなされたもので
あり、基板と封止樹脂との間に発生する応力を低減する
ことができる半導体装置及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
あり、基板と封止樹脂との間に発生する応力を低減する
ことができる半導体装置及びその製造方法を提供するこ
とを目的とする。
【0018】また、本発明の他の目的は、半導体素子と
外部接続端子との間に配設させる配線長を短くすること
により半導体装置の電気的特性を向上させることにあ
る。
外部接続端子との間に配設させる配線長を短くすること
により半導体装置の電気的特性を向上させることにあ
る。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記の課題は、下記の手
段を講じることにより解決することができる。
段を講じることにより解決することができる。
【0020】請求項1記載の発明では、半導体素子と、
この半導体素子が配設されると共に、実装面に半導体素
子と電気的に接続される外部接続端子が配設されてなる
基板と、上記半導体素子を封止するよう基板に配設され
る封止樹脂とを具備する半導体装置において、上記基板
に、内部に上記半導体素子を収納する収納部を形成し、
この収納部内に半導体素子が固定されるよう、半導体装
置を上記収納部内で支持する支持部材を基板に設け、か
つ、この支持部材を含む半導体素子全体を覆うよう封止
樹脂を配設した構成としたことを特徴とするものであ
る。
この半導体素子が配設されると共に、実装面に半導体素
子と電気的に接続される外部接続端子が配設されてなる
基板と、上記半導体素子を封止するよう基板に配設され
る封止樹脂とを具備する半導体装置において、上記基板
に、内部に上記半導体素子を収納する収納部を形成し、
この収納部内に半導体素子が固定されるよう、半導体装
置を上記収納部内で支持する支持部材を基板に設け、か
つ、この支持部材を含む半導体素子全体を覆うよう封止
樹脂を配設した構成としたことを特徴とするものであ
る。
【0021】また、請求項2記載の発明では、上記収納
部を基板に形成された貫通孔により構成したことを特徴
とするものである。
部を基板に形成された貫通孔により構成したことを特徴
とするものである。
【0022】また、請求項3記載の発明では、上記外部
接続端子を半田ボールにより構成したことを特徴とする
ものである。
接続端子を半田ボールにより構成したことを特徴とする
ものである。
【0023】また、請求項4記載の発明では、上記基板
を多層プリント基板により構成したことを特徴とするも
のである。
を多層プリント基板により構成したことを特徴とするも
のである。
【0024】また、請求項5記載の発明では、上記半導
体素子と外部接続端子との電気的接続を、上記多層プリ
ント基板内に配設される内部配線を用いて行うことを特
徴とするものである。
体素子と外部接続端子との電気的接続を、上記多層プリ
ント基板内に配設される内部配線を用いて行うことを特
徴とするものである。
【0025】また、請求項6記載の発明では、上記支持
部材を、サポートバー部が上記基板に固定されることに
より収納部内に固定されるダイパッドとしたことを特徴
とするものである。
部材を、サポートバー部が上記基板に固定されることに
より収納部内に固定されるダイパッドとしたことを特徴
とするものである。
【0026】また、請求項7記載の発明では、上記支持
部材に、上記封止樹脂の装填時に封止樹脂を支持部材の
背面側に進行するための樹脂挿通孔を形成したことを特
徴とするものである。
部材に、上記封止樹脂の装填時に封止樹脂を支持部材の
背面側に進行するための樹脂挿通孔を形成したことを特
徴とするものである。
【0027】また、請求項8記載の発明では、上記支持
部材の下部に、一面が支持部材と熱的に接続されると共
に、他面が封止樹脂より外部に露出する放熱部材を設け
たことを特徴とするものである。
部材の下部に、一面が支持部材と熱的に接続されると共
に、他面が封止樹脂より外部に露出する放熱部材を設け
たことを特徴とするものである。
【0028】また、請求項9記載の発明では、上記支持
部材を導電性金属により形成すると共に、多層プリント
基板に支持部材と接続される導電層を内設したことを特
徴とするものである。
部材を導電性金属により形成すると共に、多層プリント
基板に支持部材と接続される導電層を内設したことを特
徴とするものである。
【0029】また、請求項10記載の発明では、上記貫
通孔の内壁部に、上記半導体素子と外部電極を接続する
内壁配線を形成したことを特徴とするものである。
通孔の内壁部に、上記半導体素子と外部電極を接続する
内壁配線を形成したことを特徴とするものである。
【0030】また、請求項11記載の発明では、上記内
壁配線を、上記貫通孔の内壁部に形成された溝部と、こ
の溝部の内部に配設された導電部材とにより構成したこ
とを特徴とするものである。
壁配線を、上記貫通孔の内壁部に形成された溝部と、こ
の溝部の内部に配設された導電部材とにより構成したこ
とを特徴とするものである。
【0031】また、請求項12記載の発明では、上記基
板に環状凹部を形成し、この環状凹部内に半導体素子と
ワイヤにより接続される電極部を形成したこと特徴とす
るものである。
板に環状凹部を形成し、この環状凹部内に半導体素子と
ワイヤにより接続される電極部を形成したこと特徴とす
るものである。
【0032】また、請求項13記載の発明では、上記封
止樹脂を、上記基板の上面及び下面より突出するよう形
成したことを特徴とするものである。
止樹脂を、上記基板の上面及び下面より突出するよう形
成したことを特徴とするものである。
【0033】また、請求項14記載の発明方法では、支
持部材に支持される半導体素子及び外部接続端子が配設
されると共に、半導体素子から外部接続端子に至る電極
及び配線が形成される多層プリント基板を形成する多層
プリント基板形成工程と、上記支持部材に半導体素子を
搭載すると共に、この半導体素子と多層プリント基板に
形成されている電極部とを電気的に接続する半導体素子
搭載工程と、上記半導体素子を封止する封止樹脂を成形
する樹脂充填工程と、上記多層プリント基板に外部電極
を配設する外部電極形成工程とを有し、上記多層プリン
ト基板形成工程において、先ず、半導体素子の配設位置
に孔部が形成されると共に、所定位置に配線が形成され
たプリント基板単体層を製造し、次に、複数のプリント
基板単体層を所定位置に支持部材を介装した状態で積層
し、次に、積層された各プリント基板単体層を接合する
ことを特徴とするものである。
持部材に支持される半導体素子及び外部接続端子が配設
されると共に、半導体素子から外部接続端子に至る電極
及び配線が形成される多層プリント基板を形成する多層
プリント基板形成工程と、上記支持部材に半導体素子を
搭載すると共に、この半導体素子と多層プリント基板に
形成されている電極部とを電気的に接続する半導体素子
搭載工程と、上記半導体素子を封止する封止樹脂を成形
する樹脂充填工程と、上記多層プリント基板に外部電極
を配設する外部電極形成工程とを有し、上記多層プリン
ト基板形成工程において、先ず、半導体素子の配設位置
に孔部が形成されると共に、所定位置に配線が形成され
たプリント基板単体層を製造し、次に、複数のプリント
基板単体層を所定位置に支持部材を介装した状態で積層
し、次に、積層された各プリント基板単体層を接合する
ことを特徴とするものである。
【0034】更に、請求項15記載の発明方法では、上
記多層プリント基板形成工程において、複数のプリント
基板単体層を所定位置に該支持部材を介装した状態で積
層し、積層された各プリント基板単体層を接合した後、
このプリント基板単体層が積層されることにより形成さ
れる貫通孔の内壁に複数の溝部を形成し、次に、この溝
部に導電性部材を配設することを特徴とするものであ
る。
記多層プリント基板形成工程において、複数のプリント
基板単体層を所定位置に該支持部材を介装した状態で積
層し、積層された各プリント基板単体層を接合した後、
このプリント基板単体層が積層されることにより形成さ
れる貫通孔の内壁に複数の溝部を形成し、次に、この溝
部に導電性部材を配設することを特徴とするものであ
る。
【0035】
【作用】上記の各手段は下記のように作用する。
【0036】請求項1記載の発明によれば、基板に収納
部及び支持部材を設けることにより、基板の内部に半導
体素子を収納し、かつ封止樹脂を支持部材を含む半導体
素子全体を覆うよう配設することにより、封止樹脂は基
板の表面ばかりでなく基板に形成された収納部内にも配
設された構成となる。
部及び支持部材を設けることにより、基板の内部に半導
体素子を収納し、かつ封止樹脂を支持部材を含む半導体
素子全体を覆うよう配設することにより、封止樹脂は基
板の表面ばかりでなく基板に形成された収納部内にも配
設された構成となる。
【0037】従って、半導体装置に熱を印加した場合、
基板と封止樹脂との間で熱膨張率の差があっても、この
熱膨張率差に起因して作用する応力は、封止樹脂が収納
部の内壁を押圧する力,或いは封止樹脂が収納部の内壁
から離間しようとする力,或いは収納部の内壁が封止樹
脂を押圧する力,或いは収納部の内壁が封止樹脂から離
間しようとする力として作用する(何れの力が作用する
かは、基板と封止樹脂の熱膨張率,及び加熱されるか或
いは冷却されるかに応じて決定される)。
基板と封止樹脂との間で熱膨張率の差があっても、この
熱膨張率差に起因して作用する応力は、封止樹脂が収納
部の内壁を押圧する力,或いは封止樹脂が収納部の内壁
から離間しようとする力,或いは収納部の内壁が封止樹
脂を押圧する力,或いは収納部の内壁が封止樹脂から離
間しようとする力として作用する(何れの力が作用する
かは、基板と封止樹脂の熱膨張率,及び加熱されるか或
いは冷却されるかに応じて決定される)。
【0038】上記のように、熱膨張率差に起因して収納
部(換言すれば基板)と封止樹脂との間で作用する力
は、基板に配設された収納部を押し広げる方向に作用す
るか、或いは収納部を縮める方向に作用するため、この
力により基板が反るようなことはない。従って、半導体
装置の実装時に外部接続端子の高さを一定に保つことが
可能となり、外部接続端子に引延し方向或いは押し潰す
方向に力が作用するようなことはなく、外部接続端子を
実装基板に確実に接続させることができる。
部(換言すれば基板)と封止樹脂との間で作用する力
は、基板に配設された収納部を押し広げる方向に作用す
るか、或いは収納部を縮める方向に作用するため、この
力により基板が反るようなことはない。従って、半導体
装置の実装時に外部接続端子の高さを一定に保つことが
可能となり、外部接続端子に引延し方向或いは押し潰す
方向に力が作用するようなことはなく、外部接続端子を
実装基板に確実に接続させることができる。
【0039】また、上記のように基板に反りが生じない
ことにより、基板或いは封止樹脂にクラックが発生した
り、また基板から封止樹脂が離脱することを防止するこ
とができる。
ことにより、基板或いは封止樹脂にクラックが発生した
り、また基板から封止樹脂が離脱することを防止するこ
とができる。
【0040】また、請求項2記載の発明によれば、収納
部を基板に形成された貫通孔により構成したことによ
り、収納部の形成を容易に行うことができる。また、封
止樹脂を基板の上面から実装面(背面)にかけて全体に
わたり配設することができるため、封止樹脂の配設バラ
ンスが良好となり、更に基板に発生する反りを防止する
ことができる。
部を基板に形成された貫通孔により構成したことによ
り、収納部の形成を容易に行うことができる。また、封
止樹脂を基板の上面から実装面(背面)にかけて全体に
わたり配設することができるため、封止樹脂の配設バラ
ンスが良好となり、更に基板に発生する反りを防止する
ことができる。
【0041】また、請求項3記載の発明によれば、外部
接続端子を半田ボールにより構成したことにより、半導
体装置を実装基板に実装する際の実装性の向上を図るこ
とができると共に、半田ボールは比較的低コストである
ため製品コストの低減を図ることができる。
接続端子を半田ボールにより構成したことにより、半導
体装置を実装基板に実装する際の実装性の向上を図るこ
とができると共に、半田ボールは比較的低コストである
ため製品コストの低減を図ることができる。
【0042】また、請求項4及び5記載の発明によれ
ば、基板を多層プリント基板により構成したことによ
り、基板内に形成される内層配線を用いて配線の引き回
しを行うことができるため、配線設計を容易に行うこと
ができる。また、半導体素子と外部接続端子との電気的
接続を短い距離で行うことができるため、インダクタン
スの低減を図ることができ、配線間の相互干渉に起因し
た動作不良等の発生を防止することができる。
ば、基板を多層プリント基板により構成したことによ
り、基板内に形成される内層配線を用いて配線の引き回
しを行うことができるため、配線設計を容易に行うこと
ができる。また、半導体素子と外部接続端子との電気的
接続を短い距離で行うことができるため、インダクタン
スの低減を図ることができ、配線間の相互干渉に起因し
た動作不良等の発生を防止することができる。
【0043】また、請求項6記載の発明によれば、支持
部材をサポートバー部が基板に固定されることにより収
納部内に固定されるダイパッドにより構成したことによ
り、支持部材を容易に基板に配設することができる。
部材をサポートバー部が基板に固定されることにより収
納部内に固定されるダイパッドにより構成したことによ
り、支持部材を容易に基板に配設することができる。
【0044】また、請求項7記載の発明によれば、支持
部材に封止樹脂の装填時に封止樹脂を支持部材の背面側
に進行するための樹脂挿通孔を形成したことにより、例
えばポッティングにより封止樹脂を収納部の上部より装
填する場合においても、封止樹脂を支持部材の背面側に
確実に装填することができる。
部材に封止樹脂の装填時に封止樹脂を支持部材の背面側
に進行するための樹脂挿通孔を形成したことにより、例
えばポッティングにより封止樹脂を収納部の上部より装
填する場合においても、封止樹脂を支持部材の背面側に
確実に装填することができる。
【0045】また、請求項8記載の発明によれば、一面
が支持部材と熱的に接続されると共に他面が封止樹脂よ
り外部に露出する放熱部材を支持部材の下部に設けたこ
とにより、半導体素子で発生した熱を支持部材及び放熱
部材を介して半導体装置の外部に放熱することができる
ため、半導体素子の冷却効率を向上させることができ
る。
が支持部材と熱的に接続されると共に他面が封止樹脂よ
り外部に露出する放熱部材を支持部材の下部に設けたこ
とにより、半導体素子で発生した熱を支持部材及び放熱
部材を介して半導体装置の外部に放熱することができる
ため、半導体素子の冷却効率を向上させることができ
る。
【0046】また、請求項9記載の発明によれば、支持
部材を導電性金属により形成すると共に多層プリント基
板に支持部材と接続される導電層を内設したことによ
り、支持部材を配線としても機能させることができ、配
線の自由度を向上させることができる。
部材を導電性金属により形成すると共に多層プリント基
板に支持部材と接続される導電層を内設したことによ
り、支持部材を配線としても機能させることができ、配
線の自由度を向上させることができる。
【0047】また、請求項10記載の発明によれば、半
導体素子と外部電極を接続する内壁配線を貫通孔の内壁
部に形成することにより、従来のように半導体素子と外
部電極を接続するのに配線パターンを基板の外周まで引
き回して接続していた構成に比べ、内壁配線はその配線
長を短くすることができるため、インダクタンスの低減
を図ることができ、半導体装置の高速化に寄与すること
ができる。
導体素子と外部電極を接続する内壁配線を貫通孔の内壁
部に形成することにより、従来のように半導体素子と外
部電極を接続するのに配線パターンを基板の外周まで引
き回して接続していた構成に比べ、内壁配線はその配線
長を短くすることができるため、インダクタンスの低減
を図ることができ、半導体装置の高速化に寄与すること
ができる。
【0048】また、請求項11記載の発明によれば、内
壁配線を貫通孔の内壁部に形成された溝部と、この溝部
の内部に配設された導電部材とにより構成したことによ
り、容易に内壁配線を形成することができる。また、導
電部材は溝部内に配設されるため、封止樹脂の充填に際
し内壁配線が邪魔になるようなことはない。
壁配線を貫通孔の内壁部に形成された溝部と、この溝部
の内部に配設された導電部材とにより構成したことによ
り、容易に内壁配線を形成することができる。また、導
電部材は溝部内に配設されるため、封止樹脂の充填に際
し内壁配線が邪魔になるようなことはない。
【0049】また、請求項12記載の発明によれば、基
板に環状凹部を形成し、この環状凹部内に半導体素子と
ワイヤにより接続される電極部を形成したことにより、
半導体素子を基板に形成された収納部内に固定する構成
としても、電極部は半導体素子に近い位置に形成される
ため、半導体素子と電極部のワイヤ接続を確実に行うこ
とができる。
板に環状凹部を形成し、この環状凹部内に半導体素子と
ワイヤにより接続される電極部を形成したことにより、
半導体素子を基板に形成された収納部内に固定する構成
としても、電極部は半導体素子に近い位置に形成される
ため、半導体素子と電極部のワイヤ接続を確実に行うこ
とができる。
【0050】また、請求項13記載の発明によれば、封
止樹脂を基板の上面及び下面より突出するよう形成した
ことにより、封止樹脂は基板の両面を挟持した構成とな
り、基板に発生する反りを規制する機能を奏する。
止樹脂を基板の上面及び下面より突出するよう形成した
ことにより、封止樹脂は基板の両面を挟持した構成とな
り、基板に発生する反りを規制する機能を奏する。
【0051】また、請求項14記載の発明方法では、多
層プリント基板を形成する多層プリント基板形成工程に
おいて、半導体素子の配設位置に孔部が形成されたプリ
ント基板単体層を製造し、このプリント基板単体層を所
定位置に支持部材を介装した状態で複数積層した上で各
プリント基板単体層を接合することにより、半導体素子
が収納される貫通孔、及び貫通孔に配設される支持部材
の配設を容易に行うことができる。
層プリント基板を形成する多層プリント基板形成工程に
おいて、半導体素子の配設位置に孔部が形成されたプリ
ント基板単体層を製造し、このプリント基板単体層を所
定位置に支持部材を介装した状態で複数積層した上で各
プリント基板単体層を接合することにより、半導体素子
が収納される貫通孔、及び貫通孔に配設される支持部材
の配設を容易に行うことができる。
【0052】更に、請求項15記載の発明方法によれ
ば、複数のプリント基板単体層を所定位置に該支持部材
を介装した状態で積層し、積層された各プリント基板単
体層を接合した後、プリント基板単体層が積層されるこ
とにより形成される貫通孔の内壁に複数の溝部を形成
し、この溝部に導電性部材を配設することにより、請求
項10記載の内壁配線を容易に形成することができる。
ば、複数のプリント基板単体層を所定位置に該支持部材
を介装した状態で積層し、積層された各プリント基板単
体層を接合した後、プリント基板単体層が積層されるこ
とにより形成される貫通孔の内壁に複数の溝部を形成
し、この溝部に導電性部材を配設することにより、請求
項10記載の内壁配線を容易に形成することができる。
【0053】
【実施例】次に本発明の実施例について図面と共に説明
する。
する。
【0054】図1乃至図4は本発明の一実施例である半
導体装置10を示している。図1は半導体装置10の断
面図であり、図2は半導体装置10の平面図である。ま
た、図3は後述する封止樹脂及び半導体チップを取り除
いた状態の半導体装置10の断面図であり、図4は図3
に示す半導体装置10の平面図である。
導体装置10を示している。図1は半導体装置10の断
面図であり、図2は半導体装置10の平面図である。ま
た、図3は後述する封止樹脂及び半導体チップを取り除
いた状態の半導体装置10の断面図であり、図4は図3
に示す半導体装置10の平面図である。
【0055】各図に示すように、半導体装置10は大略
すると多層プリント基板11,半導体素子12,支持部
材13,半田ボール14,及び封止樹脂15(梨地で示
す)等により構成されている。
すると多層プリント基板11,半導体素子12,支持部
材13,半田ボール14,及び封止樹脂15(梨地で示
す)等により構成されている。
【0056】多層プリント基板11は、ガラス−エポキ
シ製のプリント基板単体層を複数枚積層した構成とされ
ている(図1では、各プリント基板単体層が一体化され
た状態を示している)。この多層プリント基板11の材
質は、従来用いられているものと変わるところはなく、
従ってその特性は、例えばガラス転位温度(TyP
値):210(℃),熱膨張係数:50×10-6(1/
℃),熱伝導率:5×10 -4(cal/cm・s・c)
である。
シ製のプリント基板単体層を複数枚積層した構成とされ
ている(図1では、各プリント基板単体層が一体化され
た状態を示している)。この多層プリント基板11の材
質は、従来用いられているものと変わるところはなく、
従ってその特性は、例えばガラス転位温度(TyP
値):210(℃),熱膨張係数:50×10-6(1/
℃),熱伝導率:5×10 -4(cal/cm・s・c)
である。
【0057】上記多層プリント基板11を構成する各プ
リント基板単体層は、夫々その表面に所定の配線がプリ
ント形成されており、よってこの多層プリント基板11
を積層して一体化するとにより、各プリント基板単体層
に形成された配線は多層プリント基板11の内部に埋設
された配線となる(この配線を内部配線20という)。
また、複数枚積層されたプリント基板単体層間における
電気的接続は、スルーホール16を用いて行われてい
る。このスルーホール16は、各プリント基板単体層に
形成された孔の内壁に例えば銅メッキを施した構成とさ
れている。
リント基板単体層は、夫々その表面に所定の配線がプリ
ント形成されており、よってこの多層プリント基板11
を積層して一体化するとにより、各プリント基板単体層
に形成された配線は多層プリント基板11の内部に埋設
された配線となる(この配線を内部配線20という)。
また、複数枚積層されたプリント基板単体層間における
電気的接続は、スルーホール16を用いて行われてい
る。このスルーホール16は、各プリント基板単体層に
形成された孔の内壁に例えば銅メッキを施した構成とさ
れている。
【0058】また、この多層プリント基板11の中央部
には、半導体素子12を内部に収納する収納部17が形
成されている。この収納部17は、多層プリント基板1
1の中央部にその上面11aから下面11b(以下、搭
載面という)に向け貫通して形成された貫通孔により構
成されている。また、この収納部17の上部には環状凹
部18が形成されており、この環状凹部18内には電極
部19が配設されている。
には、半導体素子12を内部に収納する収納部17が形
成されている。この収納部17は、多層プリント基板1
1の中央部にその上面11aから下面11b(以下、搭
載面という)に向け貫通して形成された貫通孔により構
成されている。また、この収納部17の上部には環状凹
部18が形成されており、この環状凹部18内には電極
部19が配設されている。
【0059】支持部材13は、例えば導電性金属である
銅(Cu),銅合金或いはリード材料である42アロイ
等により形成されており、ダイパッド部21とサポート
バー部22とにより構成されている。このダイパッド部
21は半導体素子12が搭載される部位であり、またサ
ポートバー部22は多層プリント基板11の内部に延出
し埋設されることによりダイパッド部21を支持する部
位である。この支持部材13は、上記した収納部17内
にダイパッド部21が位置するよう多層プリント基板1
1に配設されている。半導体素子12はこの支持部材1
3のダイパッド部21に、ダイ付け材23を用いて固定
される。
銅(Cu),銅合金或いはリード材料である42アロイ
等により形成されており、ダイパッド部21とサポート
バー部22とにより構成されている。このダイパッド部
21は半導体素子12が搭載される部位であり、またサ
ポートバー部22は多層プリント基板11の内部に延出
し埋設されることによりダイパッド部21を支持する部
位である。この支持部材13は、上記した収納部17内
にダイパッド部21が位置するよう多層プリント基板1
1に配設されている。半導体素子12はこの支持部材1
3のダイパッド部21に、ダイ付け材23を用いて固定
される。
【0060】半導体素子12は、支持部材13に固定さ
れた状態で多層プリント基板11の収納部17内で支持
された構成となる。また、収納部17内に収納された状
態において、半導体素子12はその上面12aが多層プ
リント基板11の上面11aと略面一か、或いは多層プ
リント基板11の上面11aより低い位置にあるよう構
成されている。
れた状態で多層プリント基板11の収納部17内で支持
された構成となる。また、収納部17内に収納された状
態において、半導体素子12はその上面12aが多層プ
リント基板11の上面11aと略面一か、或いは多層プ
リント基板11の上面11aより低い位置にあるよう構
成されている。
【0061】また、半田ボール14は外部接続端子とし
て機能するものであり、半導体装置10が実装される実
装基板(図示せず)に接続されるものである。この半田
ボール14は、多層プリント基板11の実装面11bに
形成されている外部接続用パッド25に設けられてい
る。この外部接続用パッド25は、半田との接合性、及
び前記したスルーホール16を構成する銅との接合性が
共に良好な材料により形成されている。
て機能するものであり、半導体装置10が実装される実
装基板(図示せず)に接続されるものである。この半田
ボール14は、多層プリント基板11の実装面11bに
形成されている外部接続用パッド25に設けられてい
る。この外部接続用パッド25は、半田との接合性、及
び前記したスルーホール16を構成する銅との接合性が
共に良好な材料により形成されている。
【0062】また、上記した半導体素子12の上面12
aには多数の電極パッド24が形成されている。この電
極パッド24は上記した環状凹部18に形成された電極
部19とワイヤ26により接続されている。このよう
に、環状凹部18に電極部19を形成し、この電極部1
9と電極パッド24とをワイヤ26により接続する構成
とすることにより、上記のように半導体素子12を多層
プリント基板11に形成された収納部17内に収納し固
定する構成としても、電極部19と電極パッド24とを
近接させることができ、半導体素子12と電極部19と
のワイヤ接続を確実に行うことができる。
aには多数の電極パッド24が形成されている。この電
極パッド24は上記した環状凹部18に形成された電極
部19とワイヤ26により接続されている。このよう
に、環状凹部18に電極部19を形成し、この電極部1
9と電極パッド24とをワイヤ26により接続する構成
とすることにより、上記のように半導体素子12を多層
プリント基板11に形成された収納部17内に収納し固
定する構成としても、電極部19と電極パッド24とを
近接させることができ、半導体素子12と電極部19と
のワイヤ接続を確実に行うことができる。
【0063】また、上記のように半導体素子12と接続
された電極部19は、多層プリント基板11内に形成さ
れたスルーホール16及び内部配線20により多層プリ
ント基板11の実装面11bに引き出され外部接続用パ
ッド25と電気的に接続されている。よって、半導体素
子12と半田ボール14は、ワイヤ26,電極部19,
スルーホール16,内部配線20,外部接続用パッド2
5を介して電気的に接続された構成とされている。
された電極部19は、多層プリント基板11内に形成さ
れたスルーホール16及び内部配線20により多層プリ
ント基板11の実装面11bに引き出され外部接続用パ
ッド25と電気的に接続されている。よって、半導体素
子12と半田ボール14は、ワイヤ26,電極部19,
スルーホール16,内部配線20,外部接続用パッド2
5を介して電気的に接続された構成とされている。
【0064】上記のように、半導体素子12と半田ボー
ル14とを電気的に接続するに際し、基板として多層プ
リント基板11を用い、この多層プリント基板11内に
形成されたスルーホール16及び内部配線20を用いて
配線の引き回しを行うことにより、配線設計を容易に行
うことができると共に半導体素子12から半田ボール1
4に至る配線長を短い距離で行うことができる。このた
め、半導体素子12から半田ボール14に至る配線のイ
ンダクタンスの低減を図ることができ、配線間の相互干
渉に起因した動作不良等の発生を防止することができ
る。
ル14とを電気的に接続するに際し、基板として多層プ
リント基板11を用い、この多層プリント基板11内に
形成されたスルーホール16及び内部配線20を用いて
配線の引き回しを行うことにより、配線設計を容易に行
うことができると共に半導体素子12から半田ボール1
4に至る配線長を短い距離で行うことができる。このた
め、半導体素子12から半田ボール14に至る配線のイ
ンダクタンスの低減を図ることができ、配線間の相互干
渉に起因した動作不良等の発生を防止することができ
る。
【0065】また、本実施例においては、支持部材13
を導電性材料により構成し、この支持部材13を配線と
しても用いている。具体的には、半導体素子12の背面
に例えばグランド電極を引き出し、このグランド電極を
導電性材料よりなるダイ付け材23により支持部材13
と電気的に接続する。これにより、支持部材13をグラ
ンド配線として用いることができる。また、支持部材1
3と半田ボール14との電気的接続はスルーホール16
を用いて行う。このように、支持部材13を配線として
も用いることにより、配線の引き回しをより容易に行う
ことができ、また支持部材13は多層プリント基板11
内に形成される内部配線20に比べてインダクタンスを
低くすることができるため、電気的特性の向上を図るこ
ともできる。
を導電性材料により構成し、この支持部材13を配線と
しても用いている。具体的には、半導体素子12の背面
に例えばグランド電極を引き出し、このグランド電極を
導電性材料よりなるダイ付け材23により支持部材13
と電気的に接続する。これにより、支持部材13をグラ
ンド配線として用いることができる。また、支持部材1
3と半田ボール14との電気的接続はスルーホール16
を用いて行う。このように、支持部材13を配線として
も用いることにより、配線の引き回しをより容易に行う
ことができ、また支持部材13は多層プリント基板11
内に形成される内部配線20に比べてインダクタンスを
低くすることができるため、電気的特性の向上を図るこ
ともできる。
【0066】一方、封止樹脂15は収納部17内に配設
されており、支持部材13を含めて半導体素子12全体
を覆う構成とされている。この封止樹脂15の材質は、
従来において用いられているものと変わるところはな
く、例えばエポキシ系の樹脂が用いられいる。その特性
としては、例えばガラス転位温度(TyP値):150
(℃),熱膨張係数:15×10-6(1/℃),熱伝導
率:20×10-4(cal/cm・s・c)である。従
って、本実施例に係る半導体装置10においても、多層
プリント基板11と封止樹脂15との間において、熱膨
張率の差は存在している。
されており、支持部材13を含めて半導体素子12全体
を覆う構成とされている。この封止樹脂15の材質は、
従来において用いられているものと変わるところはな
く、例えばエポキシ系の樹脂が用いられいる。その特性
としては、例えばガラス転位温度(TyP値):150
(℃),熱膨張係数:15×10-6(1/℃),熱伝導
率:20×10-4(cal/cm・s・c)である。従
って、本実施例に係る半導体装置10においても、多層
プリント基板11と封止樹脂15との間において、熱膨
張率の差は存在している。
【0067】ここで、本実施例に係る半導体装置10に
おいて、多層プリント基板11と封止樹脂15との熱膨
張率の差に起因して発生する応力について考察する。
おいて、多層プリント基板11と封止樹脂15との熱膨
張率の差に起因して発生する応力について考察する。
【0068】上記したように、本実施例に係る半導体装
置10は、多層プリント基板11に収納部17及び支持
部材13を設けることにより、多層プリント基板11の
内部に半導体素子12を収納し、かつ封止樹脂15を支
持部材13を含む半導体素子12全体を覆うよう配設す
ることにより、封止樹脂15は多層プリント基板11の
表面ばかりでなく多層プリント基板11に形成された貫
通孔である収納部17内にも配設された構成となる。
置10は、多層プリント基板11に収納部17及び支持
部材13を設けることにより、多層プリント基板11の
内部に半導体素子12を収納し、かつ封止樹脂15を支
持部材13を含む半導体素子12全体を覆うよう配設す
ることにより、封止樹脂15は多層プリント基板11の
表面ばかりでなく多層プリント基板11に形成された貫
通孔である収納部17内にも配設された構成となる。
【0069】従って、半田ボール14を実装基板に半田
付けするために半導体装置10に熱を印加した場合、上
記のように多層プリント基板11と封止樹脂15との間
で熱膨張率の差があっても、この熱膨張率差に起因して
作用する応力は、封止樹脂15が収納部17の内壁を押
圧する力,或いは封止樹脂15が収納部17の内壁から
離間しようとする力,或いは収納部17の内壁が封止樹
脂15を押圧する力,或いは収納部17の内壁が封止樹
脂15から離間しようとする力として作用する(何れの
力が作用するかは、多層プリント基板11と封止樹脂1
5の熱膨張率,及び加熱されるか或いは冷却されるかに
応じて決定される)。
付けするために半導体装置10に熱を印加した場合、上
記のように多層プリント基板11と封止樹脂15との間
で熱膨張率の差があっても、この熱膨張率差に起因して
作用する応力は、封止樹脂15が収納部17の内壁を押
圧する力,或いは封止樹脂15が収納部17の内壁から
離間しようとする力,或いは収納部17の内壁が封止樹
脂15を押圧する力,或いは収納部17の内壁が封止樹
脂15から離間しようとする力として作用する(何れの
力が作用するかは、多層プリント基板11と封止樹脂1
5の熱膨張率,及び加熱されるか或いは冷却されるかに
応じて決定される)。
【0070】上記の収納部17と封止樹脂15との間に
生じる力は、まとめると図1に矢印Aで示す力となる。
従って、熱膨張率差に起因して収納部17(換言すれば
多層プリント基板11)と封止樹脂15との間で作用す
る力(A)は、多層プリント基板11に配設された収納
部17を押し広げる方向に作用するか、或いは収納部1
7を縮める方向に作用する。即ち、本実施例に係る半導
体装置10の構成では、多層プリント基板11と封止樹
脂15の熱膨張率差に起因して発生する力は、多層プリ
ント基板11の面方向(矢印Aで示す方向)に働き、反
りの発生原因となる多層プリント基板11の面方向に対
して垂直方向(図1に矢印Bで示す方向)には作用しな
いか、作用してもその力は僅かなものとなる。従って、
多層プリント基板11と封止樹脂15との間に熱膨張率
差が存在しても、多層プリント基板11に反りが発生す
るのを防止することができる。
生じる力は、まとめると図1に矢印Aで示す力となる。
従って、熱膨張率差に起因して収納部17(換言すれば
多層プリント基板11)と封止樹脂15との間で作用す
る力(A)は、多層プリント基板11に配設された収納
部17を押し広げる方向に作用するか、或いは収納部1
7を縮める方向に作用する。即ち、本実施例に係る半導
体装置10の構成では、多層プリント基板11と封止樹
脂15の熱膨張率差に起因して発生する力は、多層プリ
ント基板11の面方向(矢印Aで示す方向)に働き、反
りの発生原因となる多層プリント基板11の面方向に対
して垂直方向(図1に矢印Bで示す方向)には作用しな
いか、作用してもその力は僅かなものとなる。従って、
多層プリント基板11と封止樹脂15との間に熱膨張率
差が存在しても、多層プリント基板11に反りが発生す
るのを防止することができる。
【0071】これにより、半導体装置10の実装時に加
熱処理が行われても、多層プリント基板11に反りは発
生しないため、半田ボール14に引延し方向或いは押し
潰す方向に力が作用するようなことはなく、半田ボール
14の高さを一定に保つことが可能となり、半田ボール
14を実装基板に確実に接続させることができる。ま
た、上記のように多層プリント基板11に反りが生じな
いことにより、多層プリント基板11或いは封止樹脂1
5にクラックが発生したり、また多層プリント基板11
から封止樹脂15が離脱することを防止することができ
る。更に、封止樹脂15にクラックが発生しないことに
より、耐湿性を向上することができ、水蒸気膨張発生に
よる半導体素子12の破壊事故等の発生を防止すること
もできる。
熱処理が行われても、多層プリント基板11に反りは発
生しないため、半田ボール14に引延し方向或いは押し
潰す方向に力が作用するようなことはなく、半田ボール
14の高さを一定に保つことが可能となり、半田ボール
14を実装基板に確実に接続させることができる。ま
た、上記のように多層プリント基板11に反りが生じな
いことにより、多層プリント基板11或いは封止樹脂1
5にクラックが発生したり、また多層プリント基板11
から封止樹脂15が離脱することを防止することができ
る。更に、封止樹脂15にクラックが発生しないことに
より、耐湿性を向上することができ、水蒸気膨張発生に
よる半導体素子12の破壊事故等の発生を防止すること
もできる。
【0072】上記の説明から明らかなように、多層プリ
ント基板11に反りが発生しないようにするためには、
封止樹脂15を支持部材13を含めて半導体素子12全
体を覆うよう、換言すれば収納部17全体にわたり封止
樹脂15を充填するとが重要となる。一般に、半田ボー
ル14を多層プリント基板11の実装面11bに配設す
るBGAパッケージ構造の半導体装置では、封止樹脂を
ポッティング処理により充填することが行われている。
従って、収納部17全体にわたり封止樹脂15を充填す
るためには、支持部材13の背面側にも封止樹脂15が
充填されるよう構成する必要がある。
ント基板11に反りが発生しないようにするためには、
封止樹脂15を支持部材13を含めて半導体素子12全
体を覆うよう、換言すれば収納部17全体にわたり封止
樹脂15を充填するとが重要となる。一般に、半田ボー
ル14を多層プリント基板11の実装面11bに配設す
るBGAパッケージ構造の半導体装置では、封止樹脂を
ポッティング処理により充填することが行われている。
従って、収納部17全体にわたり封止樹脂15を充填す
るためには、支持部材13の背面側にも封止樹脂15が
充填されるよう構成する必要がある。
【0073】このため、半導体装置10においては、図
4に示されるように、支持部材13のダイパッド部21
の大きさを収納部17の平面的に見た面積よりも小さく
することにより、ダイパッド部21と収納部17の内壁
との間に樹脂挿通孔27を形成し、この樹脂挿通孔27
を介してポッティング処理される封止樹脂15を支持部
材13の背面側にも充填する構成としていた。
4に示されるように、支持部材13のダイパッド部21
の大きさを収納部17の平面的に見た面積よりも小さく
することにより、ダイパッド部21と収納部17の内壁
との間に樹脂挿通孔27を形成し、この樹脂挿通孔27
を介してポッティング処理される封止樹脂15を支持部
材13の背面側にも充填する構成としていた。
【0074】しかるに、上記のように形成された樹脂挿
通孔27ではその面積が小さいため、封止樹脂15が支
持部材13の背面側に円滑に充填されないおそれがあ
る。このため、ダイパッド部21の形状を適宜変更する
ことにより樹脂挿通孔27の面積を大きくし、封止樹脂
15が支持部材13の背面側に円滑に充填されるように
構成することが考えられる。図5は、ダイパッド部21
の形状を適宜変更することにより樹脂挿通孔27の面積
を大きくした各構成が示されている。
通孔27ではその面積が小さいため、封止樹脂15が支
持部材13の背面側に円滑に充填されないおそれがあ
る。このため、ダイパッド部21の形状を適宜変更する
ことにより樹脂挿通孔27の面積を大きくし、封止樹脂
15が支持部材13の背面側に円滑に充填されるように
構成することが考えられる。図5は、ダイパッド部21
の形状を適宜変更することにより樹脂挿通孔27の面積
を大きくした各構成が示されている。
【0075】図5(A)に示すのは、サポートバー部2
1を長く延長させ中央部でクロスさせることによりダイ
パッド部21を構成し、これにより樹脂挿通孔27の面
積を大きくしたものである。図5(B)に示すのは、サ
ポートバー部21を半導体素子12を支持できる程度ま
で延出させることにより、樹脂挿通孔27の面積を大き
くしたものである。図5(C)に示すのは、平行に延出
する2本のバーによりダイパッド部21を構成すること
により、樹脂挿通孔27の面積を大きくしたものであ
る。図5(D)に示すのは、ダイパッド部21に大きな
孔部21aを形成し、この孔部21aも樹脂挿通孔27
として用いた構成のものである。更に、図5(E)に示
すのは、ダイパッド部21に小さな孔部21aを複数形
成し、この孔部21aも樹脂挿通孔27として用いた構
成のものである。尚、上記した各実施例の他、樹脂挿通
孔27の面積を大きくする構成は種々考えられる。
1を長く延長させ中央部でクロスさせることによりダイ
パッド部21を構成し、これにより樹脂挿通孔27の面
積を大きくしたものである。図5(B)に示すのは、サ
ポートバー部21を半導体素子12を支持できる程度ま
で延出させることにより、樹脂挿通孔27の面積を大き
くしたものである。図5(C)に示すのは、平行に延出
する2本のバーによりダイパッド部21を構成すること
により、樹脂挿通孔27の面積を大きくしたものであ
る。図5(D)に示すのは、ダイパッド部21に大きな
孔部21aを形成し、この孔部21aも樹脂挿通孔27
として用いた構成のものである。更に、図5(E)に示
すのは、ダイパッド部21に小さな孔部21aを複数形
成し、この孔部21aも樹脂挿通孔27として用いた構
成のものである。尚、上記した各実施例の他、樹脂挿通
孔27の面積を大きくする構成は種々考えられる。
【0076】続いて、本発明の第2実施例である半導体
装置30について説明する。
装置30について説明する。
【0077】図6は本発明の第2実施例である半導体装
置30を示す断面図である。尚、同図において、図1乃
至図4を用いて説明した第1実施例に係る半導体装置1
0と同一構成については同一符号を付してその説明を省
略する。
置30を示す断面図である。尚、同図において、図1乃
至図4を用いて説明した第1実施例に係る半導体装置1
0と同一構成については同一符号を付してその説明を省
略する。
【0078】図6に示す半導体装置30は、支持部材1
3の下部に放熱部材31を設けたことを特徴とするもの
である。放熱部材31は、熱伝導性の高い銅或いはアル
ミニウム等により形成されたブロック状の部材である。
この放熱部材31の上面は支持部材13の背面に接触す
ることにより放熱部材31と支持部材13とは熱的に接
続されている。また、放熱部材31の下面は封止樹脂1
5から外部に露出された構成とされており、よって外気
と接触した構成となっている。
3の下部に放熱部材31を設けたことを特徴とするもの
である。放熱部材31は、熱伝導性の高い銅或いはアル
ミニウム等により形成されたブロック状の部材である。
この放熱部材31の上面は支持部材13の背面に接触す
ることにより放熱部材31と支持部材13とは熱的に接
続されている。また、放熱部材31の下面は封止樹脂1
5から外部に露出された構成とされており、よって外気
と接触した構成となっている。
【0079】上記構成とされた半導体装置30では、半
導体素子12で発生した熱は、支持部材13を介して放
熱部材31に熱伝導し、放熱部材31は上記のように熱
伝導性の高い材料により形成されてるため、熱は封止樹
脂15から露出した部位に熱伝導してゆき、この露出部
位から半導体装置30の外部に放熱される。よって、放
熱部材31を設けることにより半導体素子30の冷却効
率を向上させることができる。
導体素子12で発生した熱は、支持部材13を介して放
熱部材31に熱伝導し、放熱部材31は上記のように熱
伝導性の高い材料により形成されてるため、熱は封止樹
脂15から露出した部位に熱伝導してゆき、この露出部
位から半導体装置30の外部に放熱される。よって、放
熱部材31を設けることにより半導体素子30の冷却効
率を向上させることができる。
【0080】上記のように半導体装置30に放熱部材3
1を設けた構成としても、収納部17の内壁と放熱部材
31との離間部分には封止樹脂15が充填された構成と
されている。従って、半導体装置30に熱が印加された
場合、多層プリント基板11と封止樹脂15との熱膨張
率差に起因して発生する力の作用する方向は、本実施例
の構成においても多層プリント基板11の面方向とな
り、多層プリント基板11に反りが発生するようなこと
はない。
1を設けた構成としても、収納部17の内壁と放熱部材
31との離間部分には封止樹脂15が充填された構成と
されている。従って、半導体装置30に熱が印加された
場合、多層プリント基板11と封止樹脂15との熱膨張
率差に起因して発生する力の作用する方向は、本実施例
の構成においても多層プリント基板11の面方向とな
り、多層プリント基板11に反りが発生するようなこと
はない。
【0081】続いて、本発明の第3実施例である半導体
装置40について説明する。
装置40について説明する。
【0082】図7乃至図9は本発明の第3実施例である
半導体装置40を示している。図7は半導体装置40の
断面図であり、図8は半導体装置40の平面図であり、
また図9は図7におけるD−D線に沿う断面図である。
尚、本実施例においても図1乃至図4を用いて説明した
第1実施例に係る半導体装置10と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。
半導体装置40を示している。図7は半導体装置40の
断面図であり、図8は半導体装置40の平面図であり、
また図9は図7におけるD−D線に沿う断面図である。
尚、本実施例においても図1乃至図4を用いて説明した
第1実施例に係る半導体装置10と同一構成については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0083】前記した第1実施例に係る半導体装置10
では、半導体素子12と半田ボール14とを電気的に接
続するために、多層プリント基板11の内部に形成され
ているスルーホール16及び内部電極20を用いた構成
とされていた。この第1実施例で示した配線構成を取る
ことにより、配線のレイアウトを容易に行うことがで
き、また配線長を従来構成の半導体装置1(図23参
照)に比べて短くすることができるため半導体装置10
の電気特性を向上できることは前述した通りである。
しかるに、第1実施例で示した半導体装置10の配線構
造では、スルーホール16及び内部電極20を多層プリ
ント基板11の内部に形成せねばならず、多層プリント
基板11の製造が面倒となり、またスループットも低下
するおそれがある。
では、半導体素子12と半田ボール14とを電気的に接
続するために、多層プリント基板11の内部に形成され
ているスルーホール16及び内部電極20を用いた構成
とされていた。この第1実施例で示した配線構成を取る
ことにより、配線のレイアウトを容易に行うことがで
き、また配線長を従来構成の半導体装置1(図23参
照)に比べて短くすることができるため半導体装置10
の電気特性を向上できることは前述した通りである。
しかるに、第1実施例で示した半導体装置10の配線構
造では、スルーホール16及び内部電極20を多層プリ
ント基板11の内部に形成せねばならず、多層プリント
基板11の製造が面倒となり、またスループットも低下
するおそれがある。
【0084】そこで、本実施例に係る半導体装置40で
は、半導体素子12と半田ボール14とを電気的に接続
する配線として、貫通孔である収納部17の内壁部に内
壁配線41を形成したことを特徴とするものである。こ
の内壁配線41は、図10に拡大して示すように、収納
部17の内壁部に形成された溝部42と、この溝部42
の内部に配設された導電部材43(例えば銅薄膜)とに
より構成されている。また、導電部材43の上端部は環
状凹部18内に形成されている電極部19に接続されて
おり、導電部材43の下端部は外部接続用パッド25に
接続された配線44に接続されている。上記のように、
半導体素子12と半田ボール14とを接続する配線とし
て、収納部17に形成された内壁配線41を用いた構成
とすることにより、従来構成の半導体装置1(図23参
照)のように半導体素子3と半田ボール4を接続するの
に配線パターン6をプリント基板2の外周まで引き回し
て接続する必要となくなる。即ち、本実施例に係る半導
体装置40の配線構造では、多層プリント基板11の中
央部に形成された貫通孔を利用して内壁配線41を配設
することにより、内壁配線41の配線長を短くすること
ができ、よって半導体素子12から半田ボール14に至
るまでの配線のインダクタンスを低減することができ
る。このように、配線のインダクタンスを低減できるこ
とにより、半導体装置40の処理速度を向上させること
ができる。
は、半導体素子12と半田ボール14とを電気的に接続
する配線として、貫通孔である収納部17の内壁部に内
壁配線41を形成したことを特徴とするものである。こ
の内壁配線41は、図10に拡大して示すように、収納
部17の内壁部に形成された溝部42と、この溝部42
の内部に配設された導電部材43(例えば銅薄膜)とに
より構成されている。また、導電部材43の上端部は環
状凹部18内に形成されている電極部19に接続されて
おり、導電部材43の下端部は外部接続用パッド25に
接続された配線44に接続されている。上記のように、
半導体素子12と半田ボール14とを接続する配線とし
て、収納部17に形成された内壁配線41を用いた構成
とすることにより、従来構成の半導体装置1(図23参
照)のように半導体素子3と半田ボール4を接続するの
に配線パターン6をプリント基板2の外周まで引き回し
て接続する必要となくなる。即ち、本実施例に係る半導
体装置40の配線構造では、多層プリント基板11の中
央部に形成された貫通孔を利用して内壁配線41を配設
することにより、内壁配線41の配線長を短くすること
ができ、よって半導体素子12から半田ボール14に至
るまでの配線のインダクタンスを低減することができ
る。このように、配線のインダクタンスを低減できるこ
とにより、半導体装置40の処理速度を向上させること
ができる。
【0085】また、内壁配線41を収納部17の内壁部
に形成された溝部42と、この溝部42の内部に配設さ
れる導電部材43とにより構成したことにより、容易に
内壁配線41を形成することができる。具体的には、導
電部材43の形成はメッキ法等の比較的簡単な処理によ
り形成することができる。従って、内壁配線41の形成
は効率よくかつ高いスループットで形成するとができ
る。
に形成された溝部42と、この溝部42の内部に配設さ
れる導電部材43とにより構成したことにより、容易に
内壁配線41を形成することができる。具体的には、導
電部材43の形成はメッキ法等の比較的簡単な処理によ
り形成することができる。従って、内壁配線41の形成
は効率よくかつ高いスループットで形成するとができ
る。
【0086】更に、導電部材43は溝部42の内部に配
設されるため、導電部材43が収納部17の内壁から突
出するようなことはなく、封止樹脂15の充填に際し内
壁配線41が邪魔になるようなことはない。
設されるため、導電部材43が収納部17の内壁から突
出するようなことはなく、封止樹脂15の充填に際し内
壁配線41が邪魔になるようなことはない。
【0087】一方、本実施例においても支持部材13は
導電性部材により形成されており、図9に示すように多
層プリント基板11の内部にサポートバー部22が延出
し固定された構成となっている。また、この支持部材1
3と半田ボール14との電気的接続は、多層プリント基
板11に形成されたスルーホール16を用いて直接サポ
ートバー部22と半田ボール14とを電気的に接続する
構造が取られていた。しかるに、上記構成では細く長く
延出したサポートバー部22を配線として用いているた
め、インダクタンスの低減という面では十分ではない。
導電性部材により形成されており、図9に示すように多
層プリント基板11の内部にサポートバー部22が延出
し固定された構成となっている。また、この支持部材1
3と半田ボール14との電気的接続は、多層プリント基
板11に形成されたスルーホール16を用いて直接サポ
ートバー部22と半田ボール14とを電気的に接続する
構造が取られていた。しかるに、上記構成では細く長く
延出したサポートバー部22を配線として用いているた
め、インダクタンスの低減という面では十分ではない。
【0088】そこで、図11に示されるように、多層プ
リント基板11の内部に広い面積を有する内部配線層4
4を形成し、この内部配線層44に支持部材13を接続
される構成としてもよい。このように、配設面積が広い
内部配線層44はインダクタンスが低く、内部配線層4
4を収納部17に近接した位置まで延在するよう構成す
ることにより、支持部材13を構成するサポートバー部
22の長さを短くすることができ、これによってもイン
ダクタンスの低減を図ることができる。
リント基板11の内部に広い面積を有する内部配線層4
4を形成し、この内部配線層44に支持部材13を接続
される構成としてもよい。このように、配設面積が広い
内部配線層44はインダクタンスが低く、内部配線層4
4を収納部17に近接した位置まで延在するよう構成す
ることにより、支持部材13を構成するサポートバー部
22の長さを短くすることができ、これによってもイン
ダクタンスの低減を図ることができる。
【0089】尚、内部配線層44と半田ボール14との
電気的接続はスルーホールを用いて行うが、内部配線層
44は上記のようにその配設面積が広いため、スルーホ
ールの形成位置を自由度を持って設定することができ
る。また、上記した支持部材13と内部配線層44とを
一体的に形成することも可能であり、一体的に形成する
ことにより製造工数の低減を図ることができる。
電気的接続はスルーホールを用いて行うが、内部配線層
44は上記のようにその配設面積が広いため、スルーホ
ールの形成位置を自由度を持って設定することができ
る。また、上記した支持部材13と内部配線層44とを
一体的に形成することも可能であり、一体的に形成する
ことにより製造工数の低減を図ることができる。
【0090】図12は、本発明の第4実施例である半導
体装置50を示している。
体装置50を示している。
【0091】尚、同図に示す半導体装置50において、
図7乃至図10を用い説明した第3実施例に係る半導体
装置40と同一構成部分については同一符号を付してそ
の説明を省略する。
図7乃至図10を用い説明した第3実施例に係る半導体
装置40と同一構成部分については同一符号を付してそ
の説明を省略する。
【0092】図1及び図7に示す半導体装置10,40
では、封止樹脂15が多層プリント基板11の上面11
aのみに突出する構成とされていた。前記したように、
封止樹脂11をポッティングにより形成する場合、どう
してもある程度の樹脂は多層プリント基板11の上面1
1aに突出してしまう。
では、封止樹脂15が多層プリント基板11の上面11
aのみに突出する構成とされていた。前記したように、
封止樹脂11をポッティングにより形成する場合、どう
してもある程度の樹脂は多層プリント基板11の上面1
1aに突出してしまう。
【0093】しかるに、封止樹脂11の多層プリント基
板11の上面11aに突出した部分は、従来構成の半導
体装置1に配設された封止樹脂7と同様に、加熱処理を
行った場合に多層プリント基板11を反らせる原因とな
る。
板11の上面11aに突出した部分は、従来構成の半導
体装置1に配設された封止樹脂7と同様に、加熱処理を
行った場合に多層プリント基板11を反らせる原因とな
る。
【0094】そこで本実施例に係る半導体装置40で
は、封止樹脂15を多層プリント基板11の上面11a
ばかりでなく(上面に突出した封止樹脂15を参照符号
15aで示す)、多層プリント基板11の実装面11b
(下面)にも突出するよう構成したことを特徴とするも
のである。このように、多層プリント基板11の実装面
11bにも封止樹脂15を突出形成することにより(実
装面から突出した部分を参照符号15bで示す)、封止
樹脂15は多層プリント基板11の上面11a及び実装
面11bを各突出部15a,15bにより両側から挟持
した構成となる。
は、封止樹脂15を多層プリント基板11の上面11a
ばかりでなく(上面に突出した封止樹脂15を参照符号
15aで示す)、多層プリント基板11の実装面11b
(下面)にも突出するよう構成したことを特徴とするも
のである。このように、多層プリント基板11の実装面
11bにも封止樹脂15を突出形成することにより(実
装面から突出した部分を参照符号15bで示す)、封止
樹脂15は多層プリント基板11の上面11a及び実装
面11bを各突出部15a,15bにより両側から挟持
した構成となる。
【0095】このように、封止樹脂15が多層プリント
基板11の実装面11bにも突出するよう構成したこと
により、封止樹脂15は多層プリント基板11に略対象
な形状で配設されることとなり、上下のバランスが均一
化した構成となる。
基板11の実装面11bにも突出するよう構成したこと
により、封止樹脂15は多層プリント基板11に略対象
な形状で配設されることとなり、上下のバランスが均一
化した構成となる。
【0096】よって、半導体装置50に加熱処理が実施
された場合、封止樹脂15と多層プリント基板11との
熱膨張率差に起因して発生する応力は、突出部15aと
突出部15bとが略対象に配設されているため、突出部
15aに起因して発生する応力と、突出部15bに起因
して発生する応力とは、その方向が逆でかつ略等しい大
きさの力となる。従って、多層プリント基板11の上面
11aに作用する応力と実装面11bに作用する応力は
相互に相殺され、全体として均衡するため多層プリント
基板11に発生する反りを防止することができる。
された場合、封止樹脂15と多層プリント基板11との
熱膨張率差に起因して発生する応力は、突出部15aと
突出部15bとが略対象に配設されているため、突出部
15aに起因して発生する応力と、突出部15bに起因
して発生する応力とは、その方向が逆でかつ略等しい大
きさの力となる。従って、多層プリント基板11の上面
11aに作用する応力と実装面11bに作用する応力は
相互に相殺され、全体として均衡するため多層プリント
基板11に発生する反りを防止することができる。
【0097】図13は、本発明の第5実施例である半導
体装置60を示している。
体装置60を示している。
【0098】尚、同図に示す半導体装置60において
も、図7乃至図10を用い説明した第3実施例に係る半
導体装置40と同一構成部分については同一符号を付し
てその説明を省略する。
も、図7乃至図10を用い説明した第3実施例に係る半
導体装置40と同一構成部分については同一符号を付し
てその説明を省略する。
【0099】図7を用いて説明した第3実施例に係る半
導体装置40では、半導体素子12と半田ボール14と
を電気的に接続する配線として、収納部17の内壁部に
内壁配線41を形成した。
導体装置40では、半導体素子12と半田ボール14と
を電気的に接続する配線として、収納部17の内壁部に
内壁配線41を形成した。
【0100】本実施例に係る半導体装置60では、この
内壁配線41に代えて、半導体素子12と半田ボール1
4とを電気的に接続する配線としてスルーホール61を
用いたことを特徴とするものである。このスルーホール
61の形成位置は、ワイヤ26が電極部19にワイヤボ
ンディングされる位置よりも収納部17に近い位置に選
定されている。
内壁配線41に代えて、半導体素子12と半田ボール1
4とを電気的に接続する配線としてスルーホール61を
用いたことを特徴とするものである。このスルーホール
61の形成位置は、ワイヤ26が電極部19にワイヤボ
ンディングされる位置よりも収納部17に近い位置に選
定されている。
【0101】このように、ワイヤ26のワイヤボンディ
ング位置よりも収納部17に近い位置に、半導体素子1
2と半田ボール14とを電気的に接続するスルーホール
61を形成することにより、内壁配線41を形成した半
導体装置40と同様に半導体素子12から半田ボール1
4に至るまでの配線長を短くすることができ、よって配
線のインダクタンスを低減でき、半導体装置60の電気
的特性を向上することができる(特に高速化を図ること
ができる)。
ング位置よりも収納部17に近い位置に、半導体素子1
2と半田ボール14とを電気的に接続するスルーホール
61を形成することにより、内壁配線41を形成した半
導体装置40と同様に半導体素子12から半田ボール1
4に至るまでの配線長を短くすることができ、よって配
線のインダクタンスを低減でき、半導体装置60の電気
的特性を向上することができる(特に高速化を図ること
ができる)。
【0102】図14は、本発明の第6実施例である半導
体装置70を示している。
体装置70を示している。
【0103】尚、同図に示す半導体装置60において、
図7乃至図10及び図12を用いて説明した第3実施例
に係る半導体装置40及び第4実施例に係る半導体装置
50と同一構成部分については同一符号を付してその説
明を省略する。
図7乃至図10及び図12を用いて説明した第3実施例
に係る半導体装置40及び第4実施例に係る半導体装置
50と同一構成部分については同一符号を付してその説
明を省略する。
【0104】本実施例に係る半導体装置70は、図13
を用いて説明した第5実施例に係る半導体装置60に、
図12を用いて説明した第4実施例に係る半導体装置5
0の構成を適用したものである。具体的には、第5実施
例に係る半導体装置60において、封止樹脂15を多層
プリント基板11の上面11aばかりでなく、多層プリ
ント基板11の実装面11bにも突出するよう構成した
ことを特徴とするものである。よって、本実施例に係る
半導体装置70によれば、多層プリント基板11に発生
する反りを防止することができる。
を用いて説明した第5実施例に係る半導体装置60に、
図12を用いて説明した第4実施例に係る半導体装置5
0の構成を適用したものである。具体的には、第5実施
例に係る半導体装置60において、封止樹脂15を多層
プリント基板11の上面11aばかりでなく、多層プリ
ント基板11の実装面11bにも突出するよう構成した
ことを特徴とするものである。よって、本実施例に係る
半導体装置70によれば、多層プリント基板11に発生
する反りを防止することができる。
【0105】続いて、本発明に係る半導体装置の製造方
法について説明する。尚、ここでは前記した第3実施例
に係る半導体装置40の製造方法を例に挙げて説明する
ものとする。また、以下説明する半導体装置40の製造
方法において、図7乃至図10を用いて説明した半導体
装置40と同一構成部分については同一符号を付して説
明するものとする。
法について説明する。尚、ここでは前記した第3実施例
に係る半導体装置40の製造方法を例に挙げて説明する
ものとする。また、以下説明する半導体装置40の製造
方法において、図7乃至図10を用いて説明した半導体
装置40と同一構成部分については同一符号を付して説
明するものとする。
【0106】半導体装置40を製造するには、先ず多層
プリント基板11を製造する。図15乃至図16は多層
プリント基板11を製造する多層プリント基板形成工程
を示している。
プリント基板11を製造する。図15乃至図16は多層
プリント基板11を製造する多層プリント基板形成工程
を示している。
【0107】本実施例に係る多層プリント基板11は3
層(上部,中部,下部)のプリント基板単体層81〜8
3を積層した構造とされている。多層プリント基板11
を製造するには、先ず各プリント基板単体層81〜83
を製造する。図15は、上部プリント基板単体層81を
形成する方法を示している。
層(上部,中部,下部)のプリント基板単体層81〜8
3を積層した構造とされている。多層プリント基板11
を製造するには、先ず各プリント基板単体層81〜83
を製造する。図15は、上部プリント基板単体層81を
形成する方法を示している。
【0108】上部プリント基板単体層81を形成するに
は、ガラス−エポキシ製の平板状基材84を用意し、図
15(A)に示すように、先ず平板状基材84の上面に
凹部85を形成する。続いて、この凹部18内に導電性
部材(例えば銅)よりなる導電膜85を形成する。この
導電膜85の形成においては、例えばメッキ法或いは印
刷法等を適用することができる。
は、ガラス−エポキシ製の平板状基材84を用意し、図
15(A)に示すように、先ず平板状基材84の上面に
凹部85を形成する。続いて、この凹部18内に導電性
部材(例えば銅)よりなる導電膜85を形成する。この
導電膜85の形成においては、例えばメッキ法或いは印
刷法等を適用することができる。
【0109】上記のように凹部18内に導電膜85が形
成されると、図15(B)に示されるように電極部19
の形成位置にレジスト87を配設し、続いてエッチング
処理を行うことにより、図15(C)に示されるように
レジスト87が配設されている部位以外の導電膜85を
除去し、更にレジスト87を除去することにより図15
(D)に示されるように凹部18内に電極部19が形成
される。
成されると、図15(B)に示されるように電極部19
の形成位置にレジスト87を配設し、続いてエッチング
処理を行うことにより、図15(C)に示されるように
レジスト87が配設されている部位以外の導電膜85を
除去し、更にレジスト87を除去することにより図15
(D)に示されるように凹部18内に電極部19が形成
される。
【0110】上記のように電極部19が形成されると、
続いて収納部17の形成位置に貫通孔88を形成するこ
とにより、図15(E)に示される上部プリント基板単
体層81が形成される。平板状基材84の上面に形成さ
れた凹部85は、貫通孔88が形成されることにより環
状凹部18となる。
続いて収納部17の形成位置に貫通孔88を形成するこ
とにより、図15(E)に示される上部プリント基板単
体層81が形成される。平板状基材84の上面に形成さ
れた凹部85は、貫通孔88が形成されることにより環
状凹部18となる。
【0111】また、中部プリント基板単体層81を形成
するには、図16(A)に示すように銅等の導電性金属
板90を用意し、この導電性金属板90に対して例えば
プレス加工を行うことによりダイパッド部21,サポー
トバー部22を有する支持部材13を形成する。尚、図
5を用いて説明したように、樹脂挿通孔27を大きくす
るための構成は、このプレス加工時に同時に形成する。
するには、図16(A)に示すように銅等の導電性金属
板90を用意し、この導電性金属板90に対して例えば
プレス加工を行うことによりダイパッド部21,サポー
トバー部22を有する支持部材13を形成する。尚、図
5を用いて説明したように、樹脂挿通孔27を大きくす
るための構成は、このプレス加工時に同時に形成する。
【0112】続いて、収納部17の形成位置に予め貫通
孔91,92が形成されたガラス−エポキシ製の平板状
基材93,94を用意し、この一対の平板状基材93,
94間に支持部材13を介装した状態で加熱圧着処理を
行うことにより中部プリント基板単体層81を形成す
る。
孔91,92が形成されたガラス−エポキシ製の平板状
基材93,94を用意し、この一対の平板状基材93,
94間に支持部材13を介装した状態で加熱圧着処理を
行うことにより中部プリント基板単体層81を形成す
る。
【0113】尚、下部プリント基板単体層83の製造方
法は、前記した上部プリント基板単体層81の製造方法
と略同一であり、異なる点は下部プリント基板単体層8
3(予め貫通孔98が形成されている)の形成において
は凹部85を形成しない点と、導電膜を平板状基材95
(図17参照)の背面側に形成することにより外部接続
用パッド25を形成する点である。よって、下部プリン
ト基板単体層83の具体的製造方法の説明は省略する。
法は、前記した上部プリント基板単体層81の製造方法
と略同一であり、異なる点は下部プリント基板単体層8
3(予め貫通孔98が形成されている)の形成において
は凹部85を形成しない点と、導電膜を平板状基材95
(図17参照)の背面側に形成することにより外部接続
用パッド25を形成する点である。よって、下部プリン
ト基板単体層83の具体的製造方法の説明は省略する。
【0114】上記のようにプリント基板単体層81〜8
3が夫々形成されると、続いて図17に示されるように
各プリント基板単体層81〜83を積層し、治具96,
97を用いて各プリント基板単体層81〜83を圧着す
ると共に、加熱処理を行うことによりプリント基板単体
層81〜83を接合する。以上の処理を実施することに
より、図18に示す多層プリント基板本体100が形成
される。
3が夫々形成されると、続いて図17に示されるように
各プリント基板単体層81〜83を積層し、治具96,
97を用いて各プリント基板単体層81〜83を圧着す
ると共に、加熱処理を行うことによりプリント基板単体
層81〜83を接合する。以上の処理を実施することに
より、図18に示す多層プリント基板本体100が形成
される。
【0115】多層プリント基板本体100は、各プリン
ト基板単体層81〜83が加熱接合されることにより、
各平板状基材84,93〜95が一体化した構造となっ
ており、また一体化した状態で各平板状基材84,93
〜95に形成されている貫通孔88,91,92,98
は連通されて収納部17が形成される。
ト基板単体層81〜83が加熱接合されることにより、
各平板状基材84,93〜95が一体化した構造となっ
ており、また一体化した状態で各平板状基材84,93
〜95に形成されている貫通孔88,91,92,98
は連通されて収納部17が形成される。
【0116】上記のように多層プリント基板本体100
が形成されると、続いて内壁配線41の形成が行われ
る。図19は内壁配線41の形成方法を示している。内
壁配線41を形成するには、先ず図19(A)に示すよ
うに、収納部17の内壁に複数の溝部42を形成する。
この溝部42は例えば機械加工等により形成され、また
その形成位置は環状凹部18に複数形成されている電極
部19の配設位置に対応するよう選定されている。
が形成されると、続いて内壁配線41の形成が行われ
る。図19は内壁配線41の形成方法を示している。内
壁配線41を形成するには、先ず図19(A)に示すよ
うに、収納部17の内壁に複数の溝部42を形成する。
この溝部42は例えば機械加工等により形成され、また
その形成位置は環状凹部18に複数形成されている電極
部19の配設位置に対応するよう選定されている。
【0117】上記のように収納部17の内壁に溝部42
が形成されると、この溝部42内に導電部材43を形成
する。この導電部材43は、例えば銅(Cu)により形
成され、例えばスパッタリング法,メッキ法等を用いて
形成する。この導電部材43は、その上端が電極部19
に接続され、下端が所定の外部接続用パッド25と接続
される(図19では、導電部材43が収納部17に一番
近い外部接続用パッド25と接続された状態を示してい
る)。以上の説明してきた多層プリント基板形成工程を
実施することにより、図19(B)に示す多層プリント
基板11が形成される。このように、内壁配線41の形
成は溝部42を形成し、この溝部42に導電部材43を
形成するだけの作業であるため容易に形成することがで
きる。
が形成されると、この溝部42内に導電部材43を形成
する。この導電部材43は、例えば銅(Cu)により形
成され、例えばスパッタリング法,メッキ法等を用いて
形成する。この導電部材43は、その上端が電極部19
に接続され、下端が所定の外部接続用パッド25と接続
される(図19では、導電部材43が収納部17に一番
近い外部接続用パッド25と接続された状態を示してい
る)。以上の説明してきた多層プリント基板形成工程を
実施することにより、図19(B)に示す多層プリント
基板11が形成される。このように、内壁配線41の形
成は溝部42を形成し、この溝部42に導電部材43を
形成するだけの作業であるため容易に形成することがで
きる。
【0118】多層プリント基板形成工程が終了すると、
多層プリント基板11に半導体素子12を搭載する半導
体素子搭載工程が実施される。図20は半導体素子搭載
工程を示す図である。
多層プリント基板11に半導体素子12を搭載する半導
体素子搭載工程が実施される。図20は半導体素子搭載
工程を示す図である。
【0119】半導体素子12を多層プリント基板11に
搭載するには、先ず収納部17内に配設されている支持
部材13の上面に、例えば導電性樹脂(接着剤)よりな
るダイ付け材23を配設する。続いて、このダイ付け材
23の上部に半導体素子12を配設するとにより、半導
体素子12を支持部材13に接着し固定する。この固定
状態において、半導体素子12の背面に形成されている
電極パッド(例えばグランドパッド)は導電性金属によ
り形成された支持部材13と電気的に接続される。
搭載するには、先ず収納部17内に配設されている支持
部材13の上面に、例えば導電性樹脂(接着剤)よりな
るダイ付け材23を配設する。続いて、このダイ付け材
23の上部に半導体素子12を配設するとにより、半導
体素子12を支持部材13に接着し固定する。この固定
状態において、半導体素子12の背面に形成されている
電極パッド(例えばグランドパッド)は導電性金属によ
り形成された支持部材13と電気的に接続される。
【0120】上記のように半導体素子12が支持部材1
3に搭載されると、続いてワイヤボンディング処理が実
施され、半導体素子12の上面に形成されている電極パ
ッド24と、多層プリント基板11に形成されている電
極部19との間にワイヤ26が配設される。この際、電
極部19は多層プリント基板11に形成された環状凹部
18内に形成されているため、電極パッド24と電極部
19とは近接しており、ワイヤ26のボンディング処理
を容易に行うことができる。
3に搭載されると、続いてワイヤボンディング処理が実
施され、半導体素子12の上面に形成されている電極パ
ッド24と、多層プリント基板11に形成されている電
極部19との間にワイヤ26が配設される。この際、電
極部19は多層プリント基板11に形成された環状凹部
18内に形成されているため、電極パッド24と電極部
19とは近接しており、ワイヤ26のボンディング処理
を容易に行うことができる。
【0121】上記した半導体素子搭載工程が終了する
と、続いて半導体素子12を封止する封止樹脂15を多
層プリント基板11に形成する樹脂充填工程が実施され
る。図21は樹脂充填工程後の状態を示す図である。
と、続いて半導体素子12を封止する封止樹脂15を多
層プリント基板11に形成する樹脂充填工程が実施され
る。図21は樹脂充填工程後の状態を示す図である。
【0122】封止樹脂15としてはエポキシ系の樹脂を
用いており、本実施例においては、ポッティング法を用
いて封止樹脂15を多層プリント基板11に形成する方
法が採用されている。具体的には、封止樹脂15となる
樹脂は収納部17の上部より滴下される。
用いており、本実施例においては、ポッティング法を用
いて封止樹脂15を多層プリント基板11に形成する方
法が採用されている。具体的には、封止樹脂15となる
樹脂は収納部17の上部より滴下される。
【0123】前記したように支持部材13は、収納部1
7の内壁とダイパッド部21との間に樹脂挿通孔27
(図4参照)が形成されるよう構成されているため、ポ
ッティングされた樹脂はこの樹脂挿通孔27を通り支持
部材13の背面側にも充填されていく。従って、封止樹
脂15は支持部材13を含む半導体素子12の全体を覆
うよう配設される。
7の内壁とダイパッド部21との間に樹脂挿通孔27
(図4参照)が形成されるよう構成されているため、ポ
ッティングされた樹脂はこの樹脂挿通孔27を通り支持
部材13の背面側にも充填されていく。従って、封止樹
脂15は支持部材13を含む半導体素子12の全体を覆
うよう配設される。
【0124】このように、支持部材13を含む半導体素
子12の全体を覆うよう配設することにより、多層プリ
ント基板11と封止樹脂15との間に熱膨張率差が存在
しても、多層プリント基板11に反りが発生しないこと
は前記した通りである。
子12の全体を覆うよう配設することにより、多層プリ
ント基板11と封止樹脂15との間に熱膨張率差が存在
しても、多層プリント基板11に反りが発生しないこと
は前記した通りである。
【0125】上記の樹脂充填工程が終了すると、続いて
多層プリント基板11に半田ボール14を配設する外部
電極形成工程が実施される。本実施例においては、予め
均一の径を有する半田ボール体を用意し、この半田ボー
ル体を多層プリント基板11の実装面11bに形成され
ている外部接続用パッド25に加熱しつつ接続する。
尚、本実施例においては、外部接続端子を半田ボール1
4により構成した例を示したが、半田ボール14に代え
てピン状部材を外部接続端子として用いることも可能で
ある。このピン状部材を外部接続端子として用いる場合
には、外部電極形成工程においてピン状部材を外部接続
用パッド25に半田付けにより接合する。
多層プリント基板11に半田ボール14を配設する外部
電極形成工程が実施される。本実施例においては、予め
均一の径を有する半田ボール体を用意し、この半田ボー
ル体を多層プリント基板11の実装面11bに形成され
ている外部接続用パッド25に加熱しつつ接続する。
尚、本実施例においては、外部接続端子を半田ボール1
4により構成した例を示したが、半田ボール14に代え
てピン状部材を外部接続端子として用いることも可能で
ある。このピン状部材を外部接続端子として用いる場合
には、外部電極形成工程においてピン状部材を外部接続
用パッド25に半田付けにより接合する。
【0126】以上の各工程を実施することにより、図2
2に示される半導体装置40が形成される。上記の半導
体装置40の製造方法において、多層プリント基板11
を形成する多層プリント基板形成工程では、半導体素子
12の配設位置(即ち、収納部17の形成位置)に貫通
孔88,91,92,98が形成されたプリント基板単
体層81〜83を製造し、このプリント基板単体層81
〜83を所定位置に支持部材13を介装した状態で複数
積層し、その上で各プリント基板単体層81〜83を接
合することにより、半導体素子12が収納される収納部
17の形成及び支持部材13の配設を容易に行うことが
できる。
2に示される半導体装置40が形成される。上記の半導
体装置40の製造方法において、多層プリント基板11
を形成する多層プリント基板形成工程では、半導体素子
12の配設位置(即ち、収納部17の形成位置)に貫通
孔88,91,92,98が形成されたプリント基板単
体層81〜83を製造し、このプリント基板単体層81
〜83を所定位置に支持部材13を介装した状態で複数
積層し、その上で各プリント基板単体層81〜83を接
合することにより、半導体素子12が収納される収納部
17の形成及び支持部材13の配設を容易に行うことが
できる。
【0127】
【発明の効果】上述の如く本発明によれば、下記の種々
の効果を実現することができる。
の効果を実現することができる。
【0128】請求項1記載の発明によれば、基板に収納
部及び支持部材を設けることにより、基板の内部に半導
体素子を収納し、かつ封止樹脂を支持部材を含む半導体
素子全体を覆うよう配設することにより、封止樹脂は基
板の表面ばかりでなく基板に形成された収納部内にも配
設された構成となる。
部及び支持部材を設けることにより、基板の内部に半導
体素子を収納し、かつ封止樹脂を支持部材を含む半導体
素子全体を覆うよう配設することにより、封止樹脂は基
板の表面ばかりでなく基板に形成された収納部内にも配
設された構成となる。
【0129】従って、半導体装置に熱を印加した場合、
基板と封止樹脂との間で熱膨張率の差があっても、この
熱膨張率差に起因して作用する応力は、封止樹脂が収納
部の内壁を押圧する力,或いは封止樹脂が収納部の内壁
から離間しようとする力,或いは収納部の内壁が封止樹
脂を押圧する力,或いは収納部の内壁が封止樹脂から離
間しようとする力として作用する(何れの力が作用する
かは、基板と封止樹脂の熱膨張率,及び加熱されるか或
いは冷却されるかに応じて決定される)。
基板と封止樹脂との間で熱膨張率の差があっても、この
熱膨張率差に起因して作用する応力は、封止樹脂が収納
部の内壁を押圧する力,或いは封止樹脂が収納部の内壁
から離間しようとする力,或いは収納部の内壁が封止樹
脂を押圧する力,或いは収納部の内壁が封止樹脂から離
間しようとする力として作用する(何れの力が作用する
かは、基板と封止樹脂の熱膨張率,及び加熱されるか或
いは冷却されるかに応じて決定される)。
【0130】上記のように、熱膨張率差に起因して収納
部(換言すれば基板)と封止樹脂との間で作用する力
は、基板に配設された収納部を押し広げる方向に作用す
るか、或いは収納部を縮める方向に作用するため、この
力により基板が反るようなことはない。従って、半導体
装置の実装時に外部接続端子の高さを一定に保つことが
可能となり、外部接続端子に引延し方向或いは押し潰す
方向に力が作用するようなことはなく、外部接続端子を
実装基板に確実に接続させることができる。
部(換言すれば基板)と封止樹脂との間で作用する力
は、基板に配設された収納部を押し広げる方向に作用す
るか、或いは収納部を縮める方向に作用するため、この
力により基板が反るようなことはない。従って、半導体
装置の実装時に外部接続端子の高さを一定に保つことが
可能となり、外部接続端子に引延し方向或いは押し潰す
方向に力が作用するようなことはなく、外部接続端子を
実装基板に確実に接続させることができる。
【0131】また、上記のように基板に反りが生じない
ことにより、基板或いは封止樹脂にクラックが発生した
り、また基板から封止樹脂が離脱することを防止するこ
とができる。
ことにより、基板或いは封止樹脂にクラックが発生した
り、また基板から封止樹脂が離脱することを防止するこ
とができる。
【0132】また、請求項2記載の発明によれば、収納
部を基板に形成された貫通孔により構成したことによ
り、収納部の形成を容易に行うことができる。また、封
止樹脂を基板の上面から実装面(背面)にかけて全体に
わたり配設することができるため、封止樹脂の配設バラ
ンスが良好となり、更に基板に発生する反りを防止する
ことができる。
部を基板に形成された貫通孔により構成したことによ
り、収納部の形成を容易に行うことができる。また、封
止樹脂を基板の上面から実装面(背面)にかけて全体に
わたり配設することができるため、封止樹脂の配設バラ
ンスが良好となり、更に基板に発生する反りを防止する
ことができる。
【0133】また、請求項3記載の発明によれば、外部
接続端子を半田ボールにより構成したことにより、半導
体装置を実装基板に実装する際の実装性の向上を図るこ
とができると共に、半田ボールは比較的低コストである
ため製品コストの低減を図ることができる。
接続端子を半田ボールにより構成したことにより、半導
体装置を実装基板に実装する際の実装性の向上を図るこ
とができると共に、半田ボールは比較的低コストである
ため製品コストの低減を図ることができる。
【0134】また、請求項4及び5記載の発明によれ
ば、基板を多層プリント基板により構成したことによ
り、基板内に形成される内層配線を用いて配線の引き回
しを行うことができるため、配線設計を容易に行うこと
ができる。また、半導体素子と外部接続端子との電気的
接続を短い距離で行うことができるため、インダクタン
スの低減を図ることができ、配線間の相互干渉に起因し
た動作不良等の発生を防止することができる。
ば、基板を多層プリント基板により構成したことによ
り、基板内に形成される内層配線を用いて配線の引き回
しを行うことができるため、配線設計を容易に行うこと
ができる。また、半導体素子と外部接続端子との電気的
接続を短い距離で行うことができるため、インダクタン
スの低減を図ることができ、配線間の相互干渉に起因し
た動作不良等の発生を防止することができる。
【0135】また、請求項6記載の発明によれば、支持
部材をサポートバー部が基板に固定されることにより収
納部内に固定されるダイパッドにより構成したことによ
り、支持部材を容易に基板に配設することができる。
部材をサポートバー部が基板に固定されることにより収
納部内に固定されるダイパッドにより構成したことによ
り、支持部材を容易に基板に配設することができる。
【0136】また、請求項7記載の発明によれば、支持
部材に封止樹脂の装填時に封止樹脂を支持部材の背面側
に進行するための樹脂挿通孔を形成したことにより、例
えばポッティングにより封止樹脂を収納部の上部より装
填する場合においても、封止樹脂を支持部材の背面側に
確実に装填することができる。
部材に封止樹脂の装填時に封止樹脂を支持部材の背面側
に進行するための樹脂挿通孔を形成したことにより、例
えばポッティングにより封止樹脂を収納部の上部より装
填する場合においても、封止樹脂を支持部材の背面側に
確実に装填することができる。
【0137】また、請求項8記載の発明によれば、一面
が支持部材と熱的に接続されると共に他面が封止樹脂よ
り外部に露出する放熱部材を支持部材の下部に設けたこ
とにより、半導体素子で発生した熱を支持部材及び放熱
部材を介して半導体装置の外部に放熱することができる
ため、半導体素子の冷却効率を向上させることができ
る。
が支持部材と熱的に接続されると共に他面が封止樹脂よ
り外部に露出する放熱部材を支持部材の下部に設けたこ
とにより、半導体素子で発生した熱を支持部材及び放熱
部材を介して半導体装置の外部に放熱することができる
ため、半導体素子の冷却効率を向上させることができ
る。
【0138】また、請求項9記載の発明によれば、支持
部材を導電性金属により形成すると共に多層プリント基
板に支持部材と接続される導電層を内設したことによ
り、支持部材を配線としても機能させることができ、配
線の自由度を向上させることができる。
部材を導電性金属により形成すると共に多層プリント基
板に支持部材と接続される導電層を内設したことによ
り、支持部材を配線としても機能させることができ、配
線の自由度を向上させることができる。
【0139】また、請求項10記載の発明によれば、半
導体素子と外部電極を接続する内壁配線を貫通孔の内壁
部に形成することにより、従来のように半導体素子と外
部電極を接続するのに配線パターンを基板の外周まで引
き回して接続していた構成に比べ、内壁配線はその配線
長を短くすることができるため、インダクタンスの低減
を図ることができ、半導体装置の高速化に寄与すること
ができる。
導体素子と外部電極を接続する内壁配線を貫通孔の内壁
部に形成することにより、従来のように半導体素子と外
部電極を接続するのに配線パターンを基板の外周まで引
き回して接続していた構成に比べ、内壁配線はその配線
長を短くすることができるため、インダクタンスの低減
を図ることができ、半導体装置の高速化に寄与すること
ができる。
【0140】また、請求項11記載の発明によれば、内
壁配線を貫通孔の内壁部に形成された溝部と、この溝部
の内部に配設された導電部材とにより構成したことによ
り、容易に内壁配線を形成することができる。また、導
電部材は溝部内に配設されるため、封止樹脂の充填に際
し内壁配線が邪魔になるようなことはない。
壁配線を貫通孔の内壁部に形成された溝部と、この溝部
の内部に配設された導電部材とにより構成したことによ
り、容易に内壁配線を形成することができる。また、導
電部材は溝部内に配設されるため、封止樹脂の充填に際
し内壁配線が邪魔になるようなことはない。
【0141】また、請求項12記載の発明によれば、基
板に環状凹部を形成し、この環状凹部内に半導体素子と
ワイヤにより接続される電極部を形成したことにより、
半導体素子を基板に形成された収納部内に固定する構成
としても、電極部は半導体素子に近い位置に形成される
ため、半導体素子と電極部のワイヤ接続を確実に行うこ
とができる。
板に環状凹部を形成し、この環状凹部内に半導体素子と
ワイヤにより接続される電極部を形成したことにより、
半導体素子を基板に形成された収納部内に固定する構成
としても、電極部は半導体素子に近い位置に形成される
ため、半導体素子と電極部のワイヤ接続を確実に行うこ
とができる。
【0142】また、請求項13記載の発明によれば、封
止樹脂を基板の上面及び下面より突出するよう形成した
ことにより、封止樹脂は基板の両面を挟持した構成とな
り、基板に発生する反りを規制する機能を奏する。
止樹脂を基板の上面及び下面より突出するよう形成した
ことにより、封止樹脂は基板の両面を挟持した構成とな
り、基板に発生する反りを規制する機能を奏する。
【0143】また、請求項14記載の発明方法では、多
層プリント基板を形成する多層プリント基板形成工程に
おいて、半導体素子の配設位置に孔部が形成されたプリ
ント基板単体層を製造し、このプリント基板単体層を所
定位置に支持部材を介装した状態で複数積層した上で各
プリント基板単体層を接合することにより、半導体装置
が収納される貫通孔、及び貫通孔に配設される支持部材
の配設を容易に行うことができる。
層プリント基板を形成する多層プリント基板形成工程に
おいて、半導体素子の配設位置に孔部が形成されたプリ
ント基板単体層を製造し、このプリント基板単体層を所
定位置に支持部材を介装した状態で複数積層した上で各
プリント基板単体層を接合することにより、半導体装置
が収納される貫通孔、及び貫通孔に配設される支持部材
の配設を容易に行うことができる。
【0144】更に、請求項15記載の発明方法によれ
ば、複数のプリント基板単体層を所定位置に該支持部材
を介装した状態で積層し、積層された各プリント基板単
体層を接合した後、プリント基板単体層が積層されるこ
とにより形成される貫通孔の内壁に複数の溝部を形成
し、この溝部に導電性部材を配設することにより、請求
項10記載の内壁配線を容易に形成することができる。
ば、複数のプリント基板単体層を所定位置に該支持部材
を介装した状態で積層し、積層された各プリント基板単
体層を接合した後、プリント基板単体層が積層されるこ
とにより形成される貫通孔の内壁に複数の溝部を形成
し、この溝部に導電性部材を配設することにより、請求
項10記載の内壁配線を容易に形成することができる。
【図1】本発明の第1実施例である半導体装置の断面図
である。
である。
【図2】本発明の第1実施例である半導体装置の平面図
である。
である。
【図3】第1実施例である半導体装置において、封止樹
脂及び半導体チップを取り除いた状態の断面図である。
脂及び半導体チップを取り除いた状態の断面図である。
【図4】図3に示す半導体装置の平面図である。
【図5】ダイパッド部の形状を適宜変更することにより
樹脂挿通孔の面積を大きくした構成の支持部材を示す図
である。
樹脂挿通孔の面積を大きくした構成の支持部材を示す図
である。
【図6】本発明の第2実施例である半導体装置を示す断
面図である。
面図である。
【図7】本発明の第3実施例である半導体装置の断面図
である。
である。
【図8】本発明の第3実施例である半導体装置の平面図
である。
である。
【図9】図7におけるD−D線に沿う断面図である。
【図10】内壁配線を拡大して示す図である。
【図11】支持部材の変形例を示す図である。
【図12】本発明の第4実施例である半導体装置の断面
図である。
図である。
【図13】本発明の第5実施例である半導体装置の断面
図である。
図である。
【図14】本発明の第6実施例である半導体装置の断面
図である。
図である。
【図15】本発明の一実施例である半導体装置の製造方
法の内、多層プリント基板形成工程を説明するための図
である。
法の内、多層プリント基板形成工程を説明するための図
である。
【図16】本発明の一実施例である半導体装置の製造方
法の内、多層プリント基板形成工程を説明するための図
である。
法の内、多層プリント基板形成工程を説明するための図
である。
【図17】本発明の一実施例である半導体装置の製造方
法の内、多層プリント基板形成工程を説明するための図
である。
法の内、多層プリント基板形成工程を説明するための図
である。
【図18】本発明の一実施例である半導体装置の製造方
法の内、多層プリント基板形成工程を説明するための図
である。
法の内、多層プリント基板形成工程を説明するための図
である。
【図19】本発明の一実施例である半導体装置の製造方
法の内、多層プリント基板形成工程を説明するための図
である。
法の内、多層プリント基板形成工程を説明するための図
である。
【図20】本発明の一実施例である半導体装置の製造方
法の内、半導体素子搭載工程を説明するための図であ
る。
法の内、半導体素子搭載工程を説明するための図であ
る。
【図21】本発明の一実施例である半導体装置の製造方
法の内、樹脂充填工程を説明するための図である。
法の内、樹脂充填工程を説明するための図である。
【図22】本発明の一実施例である半導体装置の製造方
法の内、外部電極形成工程を説明するための図である。
法の内、外部電極形成工程を説明するための図である。
【図23】従来の半導体装置の一例を説明するための図
である。
である。
10,30,40,50,60,70 半導体装置 11 多層プリント基板 11a 上面 11b 実装面(下面) 12 半導体素子 13 支持部材 14 半田ボール 15 封止樹脂 16,61 スルーホール 17 収納部 18 環状凹部 19 電極部 20 内部配線 21 ダイパッド部 22 サポートバー部 24 電極パッド 26 ワイヤ 27 樹脂挿通孔 31 放熱部材 41 内壁配線 42 溝部 43 導電部材 44 内部配線層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 23/12 N J (72)発明者 青木 強 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 山口 一郎 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (72)発明者 大竹 幸喜 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内
Claims (15)
- 【請求項1】 半導体素子と、 該半導体素子が配設されると共に、実装面に該半導体素
子と電気的に接続される外部接続端子が配設されてなる
基板と、 該半導体素子を封止するよう該基板に配設される封止樹
脂とを具備する半導体装置において、 該基板に、内部に該半導体素子を収納する収納部を形成
し、 該収納部内に該半導体素子が固定されるよう、該半導体
装置を該収納部内で支持する支持部材を該基板に設け、 かつ、該支持部材を含む該半導体素子全体を覆うよう該
封止樹脂を配設した構成としたことを特徴とする半導体
装置。 - 【請求項2】 該収納部を、該基板に形成された貫通孔
により構成したことを特徴とする請求項1記載の半導体
装置。 - 【請求項3】 該外部接続端子を、半田ボールにより構
成したことを特徴とする請求項1または2記載の半導体
装置。 - 【請求項4】 該基板を、多層プリント基板により構成
したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載
の半導体装置。 - 【請求項5】 該半導体素子と該外部接続端子との電気
的接続を、該多層プリント基板内に配設される内部配線
を用いて行うことを特徴とする請求項4記載の半導体装
置。 - 【請求項6】 該支持部材は、サポートバー部が該基板
に固定されることにより該収納部内に固定されるダイパ
ッドであることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか
に記載の半導体装置。 - 【請求項7】 該支持部材に、該封止樹脂の装填時に該
封止樹脂を該支持部材の背面側に進行するための樹脂挿
通孔を形成したことを特徴とする請求項1乃至6のいず
れかに記載の半導体装置。 - 【請求項8】 該支持部材の下部に、一面が該支持部材
と熱的に接続されると共に、他面が該封止樹脂より外部
に露出する放熱部材を設けたことを特徴とする請求項1
乃至7のいずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項9】 該支持部材を導電性金属により形成する
と共に、該多層プリント基板に該支持部材と接続される
導電層を内設してなることを特徴とする請求項1乃至8
のいずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項10】 該貫通孔の内壁部に、該半導体素子と
該外部電極を接続する内壁配線を形成したことを特徴と
する請求項2乃至9のいずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項11】 該内壁配線は、該貫通孔の内壁部に形
成された溝部と、該溝部の内部に配設された導電部材と
により構成されることを特徴とする請求項10記載の半
導体装置。 - 【請求項12】 該基板に環状凹部を形成し、該環状凹
部内に該半導体素子とワイヤにより接続される電極部を
形成してなること特徴とする請求項1乃至11のいずれ
かに記載の半導体装置。 - 【請求項13】 該封止樹脂を、該基板の上面及び下面
より突出するよう形成してなることを特徴とする請求項
1乃至12のいずれかに記載の半導体装置。 - 【請求項14】 支持部材に支持される半導体素子及び
外部接続端子が配設されると共に、該半導体素子から該
外部接続端子に至る電極及び配線が形成される多層プリ
ント基板を形成する多層プリント基板形成工程と、 該支持部材に該半導体素子を搭載すると共に、該半導体
素子と該多層プリント基板に形成されている電極部とを
電気的に接続する半導体素子搭載工程と、 該半導体素子を封止する封止樹脂を成形する樹脂充填工
程と、 該多層プリント基板に該外部電極を配設する外部電極形
成工程とを有し、 該多層プリント基板形成工程において、 先ず、該半導体素子の配設位置に孔部が形成されると共
に、所定位置に配線が形成されたプリント基板単体層を
製造し、 次に、複数の該プリント基板単体層を所定位置に該支持
部材を介装した状態で積層し、 次に、積層された各プリント基板単体層を接合すること
を特徴とする半導体装置の製造方法。 - 【請求項15】 該多層プリント基板形成工程におい
て、 複数の該プリント基板単体層を所定位置に該支持部材を
介装した状態で積層し、積層された各プリント基板単体
層を接合した後、 該プリント基板単体層が積層されることにより形成され
る貫通孔の内壁に複数の溝部を形成し、 次に該溝部に導電性部材を配設することを特徴とする請
求項14記載の半導体装置の製造方法。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6181630A JPH0846085A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 半導体装置及びその製造方法 |
| US08/819,806 US5920117A (en) | 1994-08-02 | 1997-03-18 | Semiconductor device and method of forming the device |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6181630A JPH0846085A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 半導体装置及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0846085A true JPH0846085A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16104135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6181630A Withdrawn JPH0846085A (ja) | 1994-08-02 | 1994-08-02 | 半導体装置及びその製造方法 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5920117A (ja) |
| JP (1) | JPH0846085A (ja) |
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| JP2002100871A (ja) * | 1999-09-02 | 2002-04-05 | Ibiden Co Ltd | プリント配線板及びプリント配線板の製造方法 |
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| JP2002100874A (ja) * | 1999-09-02 | 2002-04-05 | Ibiden Co Ltd | プリント配線板及びプリント配線板の製造方法 |
| JP2002271031A (ja) * | 2001-03-13 | 2002-09-20 | Ibiden Co Ltd | プリント配線板及びプリント配線板の製造方法 |
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| WO2020203824A1 (ja) * | 2019-03-29 | 2020-10-08 | 京セラ株式会社 | 電子素子実装用基板、および、電子装置 |
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