JPH084630A - 燃料噴射弁 - Google Patents
燃料噴射弁Info
- Publication number
- JPH084630A JPH084630A JP14008294A JP14008294A JPH084630A JP H084630 A JPH084630 A JP H084630A JP 14008294 A JP14008294 A JP 14008294A JP 14008294 A JP14008294 A JP 14008294A JP H084630 A JPH084630 A JP H084630A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- needle valve
- hole
- valve seat
- diameter portion
- small diameter
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 239000000446 fuel Substances 0.000 title claims abstract description 57
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims description 62
- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims description 62
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims abstract description 23
- 239000000498 cooling water Substances 0.000 claims abstract description 19
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 claims description 56
- 239000012809 cooling fluid Substances 0.000 claims description 12
- 230000007704 transition Effects 0.000 claims description 11
- 230000002940 repellent Effects 0.000 claims description 3
- 239000005871 repellent Substances 0.000 claims description 3
- 230000007423 decrease Effects 0.000 abstract description 5
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 6
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 4
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 238000005336 cracking Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 ディーゼル機関用燃料噴射弁に関し、弁座部
への燃圧による応力集中を軽減させた装置を提供する。 【構成】 冷却水室6における先端部B側の内周端部か
ら透孔における小径部2bの基部A側の内周端部への移
行部に、頂角が針弁座8外周に形成したテーパ部8cの
頂角より小さく且つ針弁座8の外周に形成したテーパ部
8cが収納されるようテーパ部2cを設け、針弁座8の
テーパ部8cの最大外径部を透孔のテーパ部2cの最大
内径部に当接させる。
への燃圧による応力集中を軽減させた装置を提供する。 【構成】 冷却水室6における先端部B側の内周端部か
ら透孔における小径部2bの基部A側の内周端部への移
行部に、頂角が針弁座8外周に形成したテーパ部8cの
頂角より小さく且つ針弁座8の外周に形成したテーパ部
8cが収納されるようテーパ部2cを設け、針弁座8の
テーパ部8cの最大外径部を透孔のテーパ部2cの最大
内径部に当接させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としてディーゼル機
関に用いる燃料噴射弁に関するものである。
関に用いる燃料噴射弁に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3はディーゼル機関に用いる従来の燃
料噴射弁の縦断面図、図4は図3の針弁座嵌合部分の拡
大図である。
料噴射弁の縦断面図、図4は図3の針弁座嵌合部分の拡
大図である。
【0003】1は燃料噴射弁本体であって、該燃料噴射
弁本体1は、燃料噴射弁本体1を基部A側から先端部B
側へ貫通する透孔2を備えている。而して、透孔2の基
部A側から先端部B側近傍までの部分は、先端部B側近
傍から先端部B側までの部分よりも内径の大きい太径部
2aとなり、透孔2の基部A側近傍から先端部B側まで
の部分は、太径部2aよりも内径の小さい小径部2bと
なっており、透孔2の太径部2aから小径部2bへの移
行部には段差部3が形成されている。
弁本体1は、燃料噴射弁本体1を基部A側から先端部B
側へ貫通する透孔2を備えている。而して、透孔2の基
部A側から先端部B側近傍までの部分は、先端部B側近
傍から先端部B側までの部分よりも内径の大きい太径部
2aとなり、透孔2の基部A側近傍から先端部B側まで
の部分は、太径部2aよりも内径の小さい小径部2bと
なっており、透孔2の太径部2aから小径部2bへの移
行部には段差部3が形成されている。
【0004】又燃料噴射弁本体1は、透孔2における太
径部2aの長手方向中間よりも若干段差部3側に透孔2
の太径部2aと連通すると共に透孔2の太径部2aを包
囲するよう設けられた環状の燃料油供給室4と、基部A
側から前記透孔2に略平行して先端部B側へ延び且つ先
端部B側が前記燃料油供給室4に連通する燃料油供給流
路5と、先端部B側の面が前記段差部3の面に沿い且つ
透孔2の太径部2aと連通すると共に透孔2の太径部2
aを包囲するように設けられた環状の冷却水室6と、基
部A側から前記透孔2に略平行して下方へ延び且つ前記
冷却水室6に連通する冷却水供給流路7とを備えてい
る。
径部2aの長手方向中間よりも若干段差部3側に透孔2
の太径部2aと連通すると共に透孔2の太径部2aを包
囲するよう設けられた環状の燃料油供給室4と、基部A
側から前記透孔2に略平行して先端部B側へ延び且つ先
端部B側が前記燃料油供給室4に連通する燃料油供給流
路5と、先端部B側の面が前記段差部3の面に沿い且つ
透孔2の太径部2aと連通すると共に透孔2の太径部2
aを包囲するように設けられた環状の冷却水室6と、基
部A側から前記透孔2に略平行して下方へ延び且つ前記
冷却水室6に連通する冷却水供給流路7とを備えてい
る。
【0005】燃料噴射弁本体1の透孔2の燃料油供給室
4より先端部B側には、基部が透孔2の太径部2a内に
位置し先端が透孔2の小径部2bを貫通して燃料噴射弁
本体1の先端部外方へ突出する針弁座8が焼嵌め(又は
冷やし嵌め)されている。該針弁座8は、軸心部に上部
が開口した有底の中空部9が設けられて縦断面形状が略
U字状に形成されており、透孔2の太径部2aに嵌合す
る太径部8aと透孔2の小径部2bに嵌合する小径部8
bとを有している。
4より先端部B側には、基部が透孔2の太径部2a内に
位置し先端が透孔2の小径部2bを貫通して燃料噴射弁
本体1の先端部外方へ突出する針弁座8が焼嵌め(又は
冷やし嵌め)されている。該針弁座8は、軸心部に上部
が開口した有底の中空部9が設けられて縦断面形状が略
U字状に形成されており、透孔2の太径部2aに嵌合す
る太径部8aと透孔2の小径部2bに嵌合する小径部8
bとを有している。
【0006】又、中空部9は基部A側に先端部B側より
内径の大きい太径部9aを有し、先端部B側に太径部9
aよりも内径の小さい小径部9bを有し、太径部9aか
ら小径部9bへの移行部内周には、太径部9aから小径
部9bに向けて孔径の小さくなるテーパ部9cが形成さ
れ、該テーパ部9cの斜面は、針弁シート10になって
いる。
内径の大きい太径部9aを有し、先端部B側に太径部9
aよりも内径の小さい小径部9bを有し、太径部9aか
ら小径部9bへの移行部内周には、太径部9aから小径
部9bに向けて孔径の小さくなるテーパ部9cが形成さ
れ、該テーパ部9cの斜面は、針弁シート10になって
いる。
【0007】更に針弁座8の燃料噴射弁本体1先端から
先端部B側へ突出する部分には、中空部9へ導入された
燃料油aを燃焼室へ噴射させるよう針弁座8における小
径部9bから外側へ向けて下り傾斜で複数の燃料噴孔1
1が放射状に穿設され、前記針弁座8の太径部8aから
小径部8bへの移行部に形成された段差部12を前記透
孔2の段差部3に当接させることにより燃料噴射弁本体
1に対する針弁座8の位置決めを行ない得られ、且つ太
径部8aの外周面によって前記の冷却水室6の内面を形
成し得るようになっている。
先端部B側へ突出する部分には、中空部9へ導入された
燃料油aを燃焼室へ噴射させるよう針弁座8における小
径部9bから外側へ向けて下り傾斜で複数の燃料噴孔1
1が放射状に穿設され、前記針弁座8の太径部8aから
小径部8bへの移行部に形成された段差部12を前記透
孔2の段差部3に当接させることにより燃料噴射弁本体
1に対する針弁座8の位置決めを行ない得られ、且つ太
径部8aの外周面によって前記の冷却水室6の内面を形
成し得るようになっている。
【0008】前記燃料噴射弁本体1における透孔2の太
径部2aの燃料油供給室4より基部A側には、円筒状の
針弁ブッシュ13が焼嵌め又は冷し嵌めされ、該針弁ブ
ッシュ13には針弁14が摺動可能に挿通されている。
而して、針弁14は、針弁ブッシュ13に嵌合する太径
部14aと、前記針弁座8のテーパ状の針弁シート10
に着座し得るよう針弁シート10に向けて徐々に小径と
なるテーパ部15が先端に形成された、外径が前記太径
部14aよりも小さい小径部14bと、太径部14aと
小径部14bの間に形成され太径部14a側から小径部
14b側へ向けて径が徐々に小さくなるよう形成された
テーパ部14cを備え、太径部14aの燃料油供給室4
に面した段差部に形成された端面16及びテーパ部14
cの外周は、針弁14を上方へ向けて押圧する油圧が作
用する受圧面となっている。
径部2aの燃料油供給室4より基部A側には、円筒状の
針弁ブッシュ13が焼嵌め又は冷し嵌めされ、該針弁ブ
ッシュ13には針弁14が摺動可能に挿通されている。
而して、針弁14は、針弁ブッシュ13に嵌合する太径
部14aと、前記針弁座8のテーパ状の針弁シート10
に着座し得るよう針弁シート10に向けて徐々に小径と
なるテーパ部15が先端に形成された、外径が前記太径
部14aよりも小さい小径部14bと、太径部14aと
小径部14bの間に形成され太径部14a側から小径部
14b側へ向けて径が徐々に小さくなるよう形成された
テーパ部14cを備え、太径部14aの燃料油供給室4
に面した段差部に形成された端面16及びテーパ部14
cの外周は、針弁14を上方へ向けて押圧する油圧が作
用する受圧面となっている。
【0009】又針弁14は、針弁14の基部A側に配置
したコイルバネ17によって針弁座8方向へ付勢されて
おり、針弁座8の針弁シート10に対して先端のテーパ
部15が圧接され、前記の燃料油供給流路5から燃料油
供給室4を介して供給される燃料油aの流通を遮断し得
るように形成されている。
したコイルバネ17によって針弁座8方向へ付勢されて
おり、針弁座8の針弁シート10に対して先端のテーパ
部15が圧接され、前記の燃料油供給流路5から燃料油
供給室4を介して供給される燃料油aの流通を遮断し得
るように形成されている。
【0010】次に作動について説明する。
【0011】燃料油aを燃料油供給流路5から燃料油供
給室4を介して針弁座8の中空部9へ供給すると、燃料
油aの圧力は針弁14における太径部14aの端面16
及びテーパ部14cの外周面に作用して針弁14を基部
A側へ押圧し、押圧力がコイルバネ17の付勢力を上回
ると針弁14が燃料噴射弁本体1の基部A側へ押し上げ
られる。このため針弁14の先端に形成されたテーパ部
15と針弁座8の針弁シート10との間に隙間が生じ、
該隙間を通った燃料油aは針弁座8先端部の燃料噴孔1
1から図示してない燃焼室へ向け噴出する。
給室4を介して針弁座8の中空部9へ供給すると、燃料
油aの圧力は針弁14における太径部14aの端面16
及びテーパ部14cの外周面に作用して針弁14を基部
A側へ押圧し、押圧力がコイルバネ17の付勢力を上回
ると針弁14が燃料噴射弁本体1の基部A側へ押し上げ
られる。このため針弁14の先端に形成されたテーパ部
15と針弁座8の針弁シート10との間に隙間が生じ、
該隙間を通った燃料油aは針弁座8先端部の燃料噴孔1
1から図示してない燃焼室へ向け噴出する。
【0012】燃料油の噴射時、針弁座8は、上端面及び
針弁シート10並に小径の中空部9の底部に作用する油
圧力により下方へ押圧されるが、段差部12を介して燃
料噴射弁本体1の段差部3に支持されているため、油圧
力により針弁座8が軸線方向へ動いたりすることはな
い。
針弁シート10並に小径の中空部9の底部に作用する油
圧力により下方へ押圧されるが、段差部12を介して燃
料噴射弁本体1の段差部3に支持されているため、油圧
力により針弁座8が軸線方向へ動いたりすることはな
い。
【0013】又針弁座8の太径部8aは透孔2の太径部
2aに焼嵌め又は冷し嵌めされ、針弁座8の小径部8b
は、透孔2の小径部2bに焼嵌め又は冷し嵌めされ、針
弁ブッシュ13は透孔2の太径部2aに焼嵌め又は冷し
嵌めされているため、燃料油a、冷却水b、燃焼室で発
生した燃焼ガスのシールは確実に行われる。
2aに焼嵌め又は冷し嵌めされ、針弁座8の小径部8b
は、透孔2の小径部2bに焼嵌め又は冷し嵌めされ、針
弁ブッシュ13は透孔2の太径部2aに焼嵌め又は冷し
嵌めされているため、燃料油a、冷却水b、燃焼室で発
生した燃焼ガスのシールは確実に行われる。
【0014】燃料油aが燃料油供給流路5へ供給されな
くなると、燃料油供給流路5、燃料油供給室4、針弁座
8の中空部9内の圧力は低下するため、コイルバネ17
により針弁14は先端部B側へ付勢され、針弁14の先
端に形成されているテーパ部15は針弁座8の針弁シー
ト10に当接する。このため燃料油aの噴射が停止され
る。
くなると、燃料油供給流路5、燃料油供給室4、針弁座
8の中空部9内の圧力は低下するため、コイルバネ17
により針弁14は先端部B側へ付勢され、針弁14の先
端に形成されているテーパ部15は針弁座8の針弁シー
ト10に当接する。このため燃料油aの噴射が停止され
る。
【0015】又、燃料油aの噴射を行う際、冷却水供給
流路7から冷却水室6へ供給された冷却水bは、燃焼室
で発生した熱により加熱された針弁座8及び燃料噴射弁
本体1を冷却しつつ図示していない冷却水循環流路へ排
出される。
流路7から冷却水室6へ供給された冷却水bは、燃焼室
で発生した熱により加熱された針弁座8及び燃料噴射弁
本体1を冷却しつつ図示していない冷却水循環流路へ排
出される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】前述の燃料噴射弁で
は、燃料噴射時に針弁座8の中空部9の内面に燃料油噴
射に起因する油圧力が作用すると、針弁座8における太
径部8aの冷却水室6を画成する部分は、油圧力によっ
て径方向外方へ膨張し、針弁座8に径方向中心側へ向い
た応力が生じる。しかるに、針弁座8の太径部8aから
小径部8bへの移行部に形成される段差部12の隅部1
2aは直角に形成されて外径が急激に変化しているた
め、燃料油噴射時当該隅部12aには応力集中が起こ
り、このため針弁座8には隅部12aから径方向中心へ
向けてクラックが入る等破損が生ずる虞れがあるという
問題があった。
は、燃料噴射時に針弁座8の中空部9の内面に燃料油噴
射に起因する油圧力が作用すると、針弁座8における太
径部8aの冷却水室6を画成する部分は、油圧力によっ
て径方向外方へ膨張し、針弁座8に径方向中心側へ向い
た応力が生じる。しかるに、針弁座8の太径部8aから
小径部8bへの移行部に形成される段差部12の隅部1
2aは直角に形成されて外径が急激に変化しているた
め、燃料油噴射時当該隅部12aには応力集中が起こ
り、このため針弁座8には隅部12aから径方向中心へ
向けてクラックが入る等破損が生ずる虞れがあるという
問題があった。
【0017】本発明は、前述の実情に鑑み、針弁座8の
太径部8aから小径部8bへの移行部に生じる応力集中
を軽減させた燃料噴射弁を提供することを目的としてな
したものである。
太径部8aから小径部8bへの移行部に生じる応力集中
を軽減させた燃料噴射弁を提供することを目的としてな
したものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、基部A側が太
径に形成され先端部B側が小径に形成された透孔2を基
部Aから先端部Bへ向け貫通させた燃料噴射弁本体1
と、該燃料噴射弁本体1に形成された透孔2の太径部2
aに摺動可能に嵌合された針弁14と、小径部8bが前
記透孔2の小径部2bに嵌合、固定されると共に小径部
8bに連なる太径部8aが透孔2の太径部2aに嵌合、
固定され且つ小径部8b先端が透孔2の小径部2bから
先端部B側外方へ突出する針弁座8を備え、前記燃料噴
射弁本体1の針弁14長手方向中途部には、燃料油aを
導入し得るようにした燃料油供給室4が、前記透孔2の
太径部2aと連通すると共に前記針弁14を包囲するよ
う設けられ、前記燃料噴射弁本体1の燃料油供給室4長
手方向中途部には、冷却流体bを導入し得るようにした
冷却流体室6が、前記燃料油供給室4よりも針弁座8側
に位置し且つ前記透孔2の太径部2aと連通すると共に
針弁座8の太径部8aを包囲するよう設けられ、前記針
弁14の針弁座8側先端部には、針弁座8へ向って小径
となるテーパ部14cが形成され、針弁14の針弁座8
側とは反対側の端部には、針弁14を針弁座8側へ付勢
するための弾撥体17が設けられると共に、針弁14の
長手方向中途部には、前記燃料油供給室4へ導入された
燃料油aの圧力により針弁14が針弁座8から離脱する
方向へ力を受け得るよう燃料油供給室4へ向けて端面1
6が設けられ、針弁座8には、針弁14の先端が挿入さ
れ且つ先端部側が閉塞された中空部9と、該中空部9の
長手方向中途部内周に針弁座8先端部B側へ向けて小径
となるよう形成され且つ前記針弁14先端部のテーパ部
15が着座し得るようにしたテーパ状の針弁シート10
と、前記燃料油供給室4から前記中空部9内に供給され
た燃料油aを燃料噴射弁本体1の先端部B側へ外方へ向
けて噴射する燃料噴孔11を設けた燃料噴射弁におい
て、前記針弁座8の太径部8aから小径部8bへの移行
部外周に、基部A側から先端部B側へ向けて小径となる
テーパ部8cを設け、前記燃料噴射弁本体1に設けた冷
却流体室6の先端部B側の内周端部から透孔2小径部2
bの基部A側の内周端部への移行部に、頂角θ2が前記
針弁座8外周に形成したテーパ部8cの頂角θ1より小
さく且つ前記針弁座8の外周に形成したテーパ部8cが
収納されるよう、冷却流体室6側から透孔2の小径部2
bへ向って小径となり且つ透孔2の小径部2bへ連なる
テーパ状の透孔2cを設け、且つ針弁座8のテーパ部8
cの最大外径部の外周縁部をテーパ状の透孔2cの最大
内径部の内周縁部に当接させたものである。
径に形成され先端部B側が小径に形成された透孔2を基
部Aから先端部Bへ向け貫通させた燃料噴射弁本体1
と、該燃料噴射弁本体1に形成された透孔2の太径部2
aに摺動可能に嵌合された針弁14と、小径部8bが前
記透孔2の小径部2bに嵌合、固定されると共に小径部
8bに連なる太径部8aが透孔2の太径部2aに嵌合、
固定され且つ小径部8b先端が透孔2の小径部2bから
先端部B側外方へ突出する針弁座8を備え、前記燃料噴
射弁本体1の針弁14長手方向中途部には、燃料油aを
導入し得るようにした燃料油供給室4が、前記透孔2の
太径部2aと連通すると共に前記針弁14を包囲するよ
う設けられ、前記燃料噴射弁本体1の燃料油供給室4長
手方向中途部には、冷却流体bを導入し得るようにした
冷却流体室6が、前記燃料油供給室4よりも針弁座8側
に位置し且つ前記透孔2の太径部2aと連通すると共に
針弁座8の太径部8aを包囲するよう設けられ、前記針
弁14の針弁座8側先端部には、針弁座8へ向って小径
となるテーパ部14cが形成され、針弁14の針弁座8
側とは反対側の端部には、針弁14を針弁座8側へ付勢
するための弾撥体17が設けられると共に、針弁14の
長手方向中途部には、前記燃料油供給室4へ導入された
燃料油aの圧力により針弁14が針弁座8から離脱する
方向へ力を受け得るよう燃料油供給室4へ向けて端面1
6が設けられ、針弁座8には、針弁14の先端が挿入さ
れ且つ先端部側が閉塞された中空部9と、該中空部9の
長手方向中途部内周に針弁座8先端部B側へ向けて小径
となるよう形成され且つ前記針弁14先端部のテーパ部
15が着座し得るようにしたテーパ状の針弁シート10
と、前記燃料油供給室4から前記中空部9内に供給され
た燃料油aを燃料噴射弁本体1の先端部B側へ外方へ向
けて噴射する燃料噴孔11を設けた燃料噴射弁におい
て、前記針弁座8の太径部8aから小径部8bへの移行
部外周に、基部A側から先端部B側へ向けて小径となる
テーパ部8cを設け、前記燃料噴射弁本体1に設けた冷
却流体室6の先端部B側の内周端部から透孔2小径部2
bの基部A側の内周端部への移行部に、頂角θ2が前記
針弁座8外周に形成したテーパ部8cの頂角θ1より小
さく且つ前記針弁座8の外周に形成したテーパ部8cが
収納されるよう、冷却流体室6側から透孔2の小径部2
bへ向って小径となり且つ透孔2の小径部2bへ連なる
テーパ状の透孔2cを設け、且つ針弁座8のテーパ部8
cの最大外径部の外周縁部をテーパ状の透孔2cの最大
内径部の内周縁部に当接させたものである。
【0019】又、本発明は、針弁座8の外周に形成した
テーパ部8cとテーパ状の透孔2cの当接部を基点とし
て針弁座8外周のテーパ部8cとテーパ状の透孔2cと
の間に形成される隙間Gの角度αを0゜≦α<90゜と
し、前記テーパ状の透孔2cの外側の角度γを透孔2軸
線に対し直交する線を基準として90゜<γ<180゜
としても良い。
テーパ部8cとテーパ状の透孔2cの当接部を基点とし
て針弁座8外周のテーパ部8cとテーパ状の透孔2cと
の間に形成される隙間Gの角度αを0゜≦α<90゜と
し、前記テーパ状の透孔2cの外側の角度γを透孔2軸
線に対し直交する線を基準として90゜<γ<180゜
としても良い。
【0020】
【作用】燃料油噴射時に燃料油供給室4に燃料油aが供
給されると、針弁14の端面16には油圧力が作用し、
針弁14は弾撥体17の抗力に打勝って基部A側へ移動
する。このため、針弁14先端のテーパ部15と針弁座
8の針弁シート10との間には隙間が形成され、燃料油
供給室4へ導入された燃料油aは針弁座8の中空部9か
ら燃料噴孔11を通って燃焼室へ噴射される。又この
際、冷却流体室6に冷却流体bが供給され針弁座8及び
燃料噴射弁本体1の先端部B側が冷却される。
給されると、針弁14の端面16には油圧力が作用し、
針弁14は弾撥体17の抗力に打勝って基部A側へ移動
する。このため、針弁14先端のテーパ部15と針弁座
8の針弁シート10との間には隙間が形成され、燃料油
供給室4へ導入された燃料油aは針弁座8の中空部9か
ら燃料噴孔11を通って燃焼室へ噴射される。又この
際、冷却流体室6に冷却流体bが供給され針弁座8及び
燃料噴射弁本体1の先端部B側が冷却される。
【0021】針弁座8の太径部8aは、燃料油aの圧力
により押圧され、径方向外方へ向けて冷却流体室6側へ
膨張するが、針弁座8外周におけるテーパ部8cの最大
外径部の外周縁部とテーパ状の透孔2cの最大内径部の
内周縁部が当接し且つ針弁座8の外径の変化はゆるやか
であるため、この当接部Xには応力集中が生じず、従っ
て針弁座にクラック等の損傷が生ずることがない。
により押圧され、径方向外方へ向けて冷却流体室6側へ
膨張するが、針弁座8外周におけるテーパ部8cの最大
外径部の外周縁部とテーパ状の透孔2cの最大内径部の
内周縁部が当接し且つ針弁座8の外径の変化はゆるやか
であるため、この当接部Xには応力集中が生じず、従っ
て針弁座にクラック等の損傷が生ずることがない。
【0022】角度αを0°≦α<90°とし、角度γを
90°<γ<180°とした場合も同様に、針弁座8外
周におけるテーパ部8cの最大外径部の外周縁部と透孔
2の最大内径部の内周縁部が当接し且つ針弁座8の外径
の変化は緩やかであるため、当接部Xには応力集中が生
じず、従って針弁座8に損傷が生ずることがない。
90°<γ<180°とした場合も同様に、針弁座8外
周におけるテーパ部8cの最大外径部の外周縁部と透孔
2の最大内径部の内周縁部が当接し且つ針弁座8の外径
の変化は緩やかであるため、当接部Xには応力集中が生
じず、従って針弁座8に損傷が生ずることがない。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説
明する。
明する。
【0024】図1はディーゼル機関に用いる本発明の燃
料噴射弁の一実施例の概略を表わす縦断面図、図2は図
1の針弁座の嵌合部分の拡大図である。而して、本実施
例の燃料噴射弁の基本構成は、図3に示す従来のものと
略同一構成であるため、図中、図3及び図4に示すもの
と同じものには同じ符号を付して説明を省略する。
料噴射弁の一実施例の概略を表わす縦断面図、図2は図
1の針弁座の嵌合部分の拡大図である。而して、本実施
例の燃料噴射弁の基本構成は、図3に示す従来のものと
略同一構成であるため、図中、図3及び図4に示すもの
と同じものには同じ符号を付して説明を省略する。
【0025】本実施例では、透孔2の太径部2a側から
小径部2bへの移行部には、太径部2a側の端部が太径
部2aに連なり且つ小径部2b側の端部が小径部2bに
連なりしかも太径部2a側から小径部2b側へ向うに従
って直径が徐々に小さくなるテーパ部2cが形成されて
いる。
小径部2bへの移行部には、太径部2a側の端部が太径
部2aに連なり且つ小径部2b側の端部が小径部2bに
連なりしかも太径部2a側から小径部2b側へ向うに従
って直径が徐々に小さくなるテーパ部2cが形成されて
いる。
【0026】又、針弁座8の太径部8aから小径部8b
への移行部外周には、太径部8aと小径部8bを接続す
るよう、太径部8a側から小径部8b側へ向うに従って
直径が徐々に小さくなるテーパ部8cが形成されてい
る。
への移行部外周には、太径部8aと小径部8bを接続す
るよう、太径部8a側から小径部8b側へ向うに従って
直径が徐々に小さくなるテーパ部8cが形成されてい
る。
【0027】更に、針弁座8におけるテーパ部8cの頂
角θ1は透孔2のテーパ部2cの頂角θ2よりも小さ
く、針弁座8のテーパ部8cは、最大外径部の外周縁部
が透孔2のテーパ部2cの最大内径部の内周縁部に当接
(外当り部X)するよう、透孔2のテーパ部2cに嵌入
され、テーパ部2c内周とテーパ部8c外周の間には、
外当り部Xを基準として針弁座8の太径部8a側から小
径部8b側へ向うに従い徐々に広がる隙間Gが形成され
ている。なお、隙間Gを設けるのは、針弁座8のテーパ
部8cと透孔2のテーパ部2cを外当りとするためであ
る。
角θ1は透孔2のテーパ部2cの頂角θ2よりも小さ
く、針弁座8のテーパ部8cは、最大外径部の外周縁部
が透孔2のテーパ部2cの最大内径部の内周縁部に当接
(外当り部X)するよう、透孔2のテーパ部2cに嵌入
され、テーパ部2c内周とテーパ部8c外周の間には、
外当り部Xを基準として針弁座8の太径部8a側から小
径部8b側へ向うに従い徐々に広がる隙間Gが形成され
ている。なお、隙間Gを設けるのは、針弁座8のテーパ
部8cと透孔2のテーパ部2cを外当りとするためであ
る。
【0028】而して、前記透孔2のテーパ部2cと針弁
座8のテーパ部8cのそれぞれの傾斜角度の相対的関係
は、図2に示すように、透孔2のテーパ部2cと針弁座
8のテーパ部8cとの外当り部Xを基準として広がる隙
間Gの角度をα(=1/2(θ1−θ2))とし、透孔
2の軸線に対し直交する線を基準として透孔2のテーパ
部2c外側の角度をγ(=90°−θ2)とすると、
座8のテーパ部8cのそれぞれの傾斜角度の相対的関係
は、図2に示すように、透孔2のテーパ部2cと針弁座
8のテーパ部8cとの外当り部Xを基準として広がる隙
間Gの角度をα(=1/2(θ1−θ2))とし、透孔
2の軸線に対し直交する線を基準として透孔2のテーパ
部2c外側の角度をγ(=90°−θ2)とすると、
【数1】0°≦α<90°且つ90°<γ<180° の関係が成立するよう、α、γを決定する。
【0029】前記針弁座8を燃料噴射弁本体1の透孔2
の燃料油供給室4より基部A側に挿通して焼嵌め又は冷
し嵌めする際、針弁座8の太径部8aからテーパ部8c
へ移行する部分の外周縁部と、前記燃料噴射弁本体1に
おける透孔2の冷却水室6からテーパ部2cへ移行する
部分の内周縁部を当接させることによって燃料噴射弁本
体1に対する針弁座8の軸線方向の位置決めを行う。
の燃料油供給室4より基部A側に挿通して焼嵌め又は冷
し嵌めする際、針弁座8の太径部8aからテーパ部8c
へ移行する部分の外周縁部と、前記燃料噴射弁本体1に
おける透孔2の冷却水室6からテーパ部2cへ移行する
部分の内周縁部を当接させることによって燃料噴射弁本
体1に対する針弁座8の軸線方向の位置決めを行う。
【0030】なお、図中、18は針弁座8加工時の刃物
の逃げ代である。
の逃げ代である。
【0031】次に本実施例に示す燃料噴射弁の作動につ
いて説明する。
いて説明する。
【0032】燃料油aを燃料油供給流路5から燃料油供
給室4を介して針弁座8の中空部9へ供給すると、燃料
油aの圧力は針弁14における太径部14aの先端部B
側端面16及びテーパ部14cの外周面に作用して針弁
14を基部A側へ押圧し、押圧力がコイルバネ17の付
勢力を上回ると針弁14が燃料噴射弁本体1の基部A側
へ押し上げられる。このため燃料油aは針弁14と針弁
座8との間に形成される隙間を通り、燃料噴孔11から
燃焼室へ噴射され、同時に冷却水供給流路7から冷却水
室6へ冷却水bが供給されて針弁座8及び燃料噴射弁本
体1の先端部B側を冷却しつつ図示していない冷却水循
環流路へ排出される。
給室4を介して針弁座8の中空部9へ供給すると、燃料
油aの圧力は針弁14における太径部14aの先端部B
側端面16及びテーパ部14cの外周面に作用して針弁
14を基部A側へ押圧し、押圧力がコイルバネ17の付
勢力を上回ると針弁14が燃料噴射弁本体1の基部A側
へ押し上げられる。このため燃料油aは針弁14と針弁
座8との間に形成される隙間を通り、燃料噴孔11から
燃焼室へ噴射され、同時に冷却水供給流路7から冷却水
室6へ冷却水bが供給されて針弁座8及び燃料噴射弁本
体1の先端部B側を冷却しつつ図示していない冷却水循
環流路へ排出される。
【0033】燃料油噴射時、針弁座8は、針弁シート1
0及び小径の中空部9の底部に作用する油圧力により下
方へ押圧されるが、外当り部Xにおいて針弁座8のテー
パ部外周縁部は、透孔2のテーパ部2cの内周縁部に線
接触状態で支持されているため、油圧力により針弁座8
が軸線方向へ動くことはない。
0及び小径の中空部9の底部に作用する油圧力により下
方へ押圧されるが、外当り部Xにおいて針弁座8のテー
パ部外周縁部は、透孔2のテーパ部2cの内周縁部に線
接触状態で支持されているため、油圧力により針弁座8
が軸線方向へ動くことはない。
【0034】又、燃料噴射時には、従来の場合と同様、
針弁座8における太径部8aの冷却水室6を画成する部
分は油圧力によって径方向外方へ膨張し、針弁座8に応
力が生じる。しかるに、針弁座8の太径部8aから小径
部8bへの段差部12はテーパ部8cが設けられ外径の
変化が緩やかになるようにしたので、針弁座8の太径部
8aから小径部8bの移行部に応力集中が生じず当接部
分に生じる応力を軽減することができる。
針弁座8における太径部8aの冷却水室6を画成する部
分は油圧力によって径方向外方へ膨張し、針弁座8に応
力が生じる。しかるに、針弁座8の太径部8aから小径
部8bへの段差部12はテーパ部8cが設けられ外径の
変化が緩やかになるようにしたので、針弁座8の太径部
8aから小径部8bの移行部に応力集中が生じず当接部
分に生じる応力を軽減することができる。
【0035】なお、本発明の実施例においてはディーゼ
ル機関に適用する燃料噴射弁について説明したが、ディ
ーゼル機関に限らず適用できること、その他本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
ル機関に適用する燃料噴射弁について説明したが、ディ
ーゼル機関に限らず適用できること、その他本発明の要
旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ること
は勿論である。
【0036】
【発明の効果】本発明の燃料噴射弁によれば、針弁座8
の太径部8aから小径部8bへの移行部外周に小径部8
bへ向けて小径となるようなテーパ部8cを形成したの
で太径部8aから小径部8bへの針弁座8の外径の変化
が緩やかとなり、応力集中を緩和できるため、燃料油噴
射時において針弁座8に作用する燃料噴射圧力に起因す
る応力を軽減することができて針弁座8の破損を防止で
き、針弁座8の信頼度が向上するという優れた効果を奏
し得る。
の太径部8aから小径部8bへの移行部外周に小径部8
bへ向けて小径となるようなテーパ部8cを形成したの
で太径部8aから小径部8bへの針弁座8の外径の変化
が緩やかとなり、応力集中を緩和できるため、燃料油噴
射時において針弁座8に作用する燃料噴射圧力に起因す
る応力を軽減することができて針弁座8の破損を防止で
き、針弁座8の信頼度が向上するという優れた効果を奏
し得る。
【図1】本発明の燃料噴射弁の一実施例の概略を表わす
縦断面図である。
縦断面図である。
【図2】図1における針弁座の嵌合部分の拡大図であ
る。
る。
【図3】従来の燃料噴射弁の一例の概略を表わす縦断面
図である。
図である。
【図4】図3における針弁座の嵌合部分の拡大図であ
る。
る。
1 燃料噴射弁本体 2 透孔 2a 太径部 2b 小径部 2c テーパ部(テーパ状の透孔) 4 燃料油供給室 6 冷却水室(冷却流体室) 8 針弁座 8a 太径部 8b 小径部 8c テーパ部 9 中空部 10 針弁シート 11 燃料噴孔 14 針弁 16 端面 17 コイルバネ(弾撥体) a 燃料油 b 冷却水(冷却流体) G 隙間 A 基部 B 先端部 X 外当り部(当接部) α 隙間Gの角度 γ 透孔2cの外側の角度 θ1,θ2 頂角
Claims (2)
- 【請求項1】 基部(A)側が太径に形成され先端部
(B)側が小径に形成された透孔(2)を基部(A)か
ら先端部(B)へ向け貫通させた燃料噴射弁本体(1)
と、該燃料噴射弁本体(1)に形成された透孔(2)の
太径部(2a)に摺動可能に嵌合された針弁(14)
と、小径部(8b)が前記透孔(2)の小径部(2b)
に嵌合、固定されると共に小径部(8b)に連なる太径
部(8a)が透孔(2)の太径部(2a)に嵌合、固定
され且つ小径部(8b)先端が透孔(2)の小径部(2
b)から先端部(B)側外方へ突出する針弁座(8)を
備え、 前記燃料噴射弁本体(1)の針弁(14)長手方向中途
部には、燃料油(a)を導入し得るようにした燃料油供
給室(4)が、前記透孔(2)の太径部(2a)と連通
すると共に前記針弁(14)を包囲するよう設けられ、 前記燃料噴射弁本体(1)の針弁(14)長手方向中途
部には、冷却流体(b)を導入し得るようにした冷却流
体室(6)が、前記燃料油供給室(4)よりも針弁座
(8)側に位置し且つ前記透孔(2)の太径部(2a)
と連通すると共に針弁座(8)の太径部(8a)を包囲
するよう設けられ、前記針弁(14)の針弁座(8)側
先端部には、針弁座(8)へ向って小径となるテーパ部
(14c)が形成され、針弁(14)の針弁座(8)側
とは反対側の端部には、針弁(14)を針弁座(8)側
へ付勢するための弾撥体(17)が設けられると共に、 針弁(14)の長手方向中途部には、前記燃料油供給室
(4)へ導入された燃料油(a)の圧力により針弁(1
4)が針弁座(8)から離脱する方向へ力を受け得るよ
う燃料油供給室(4)へ向けて端面(16)が設けら
れ、 針弁座(8)には、針弁(14)の先端が挿入され且つ
先端部側が閉塞された中空部(9)と、該中空部(9)
の長手方向中途部内周に針弁座(8)先端部(B)側へ
向けて小径となるよう形成され且つ前記針弁(14)先
端部のテーパ部(15)が着座し得るようにしたテーパ
状の針弁シート(10)と、前記燃料油供給室(4)か
ら前記中空部(9)内に供給された燃料油aを燃料噴射
弁本体(1)の先端部(B)側へ外方へ向けて噴射する
燃料噴孔(11)を設けた燃料噴射弁において、 前記針弁座(8)の太径部(8a)から小径部(8b)
への移行部外周に、基部(A)側から先端部(B)側へ
向けて小径となるテーパ部(8c)を設け、 前記燃料噴射弁本体(1)に設けた冷却流体室(6)の
先端部(B)側の内周端部から透孔(2)小径部(2
b)の基部(A)側の内周端部への移行部に、頂角(θ
2)が前記針弁座(8)外周に形成したテーパ部(8
c)の頂角(θ1)より小さく且つ前記針弁座(8)の
外周に形成したテーパ部(8c)が収納されるよう、冷
却水室(6)側から透孔(2)の小径部(2b)へ向っ
て小径となり且つ透孔(2)の小径部(2b)へ連なる
テーパ状の透孔(2c)を設け、且つ針弁座(8)のテ
ーパ部(8c)の最大外径部の外周縁部をテーパ状の透
孔(2c)の最大内径部の内周縁部に当接させたことを
特徴とする燃料噴射弁。 - 【請求項2】 針弁座(8)の外周に形成したテーパ部
(8c)とテーパ状の透孔(2c)の当接部を基点とし
て針弁座(8)外周のテーパ部(8c)とテーパ状の透
孔(2c)との間に形成される隙間(G)の角度(α)
を0゜≦α<90゜とし、前記テーパ状の透孔(2c)
の外側の角度(γ)を透孔(2)軸線に対し直交する線
を基準として90゜<γ<180゜とした請求項1に記
載の燃料噴射弁。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14008294A JPH084630A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 燃料噴射弁 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14008294A JPH084630A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 燃料噴射弁 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH084630A true JPH084630A (ja) | 1996-01-09 |
Family
ID=15260547
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14008294A Pending JPH084630A (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | 燃料噴射弁 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH084630A (ja) |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61244867A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-31 | ゲブリユ−ダ− ズルツア− アクチエンゲゼルシヤフト | デイ−ゼル・エンジンの燃料噴射弁 |
| JPS6326770B2 (ja) * | 1983-02-10 | 1988-05-31 | Sumitomo Chemical Co |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP14008294A patent/JPH084630A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6326770B2 (ja) * | 1983-02-10 | 1988-05-31 | Sumitomo Chemical Co | |
| JPS61244867A (ja) * | 1985-04-17 | 1986-10-31 | ゲブリユ−ダ− ズルツア− アクチエンゲゼルシヤフト | デイ−ゼル・エンジンの燃料噴射弁 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2004502075A (ja) | 内燃機関のための燃料噴射弁 | |
| WO2001071179A2 (en) | Fuel injector assembly for mounting and aligning a fuel injector to a fuel rail | |
| JP2005508474A (ja) | 内燃機関のための燃料噴射弁 | |
| JPH04232375A (ja) | 内燃機関用の燃料噴射ノズル | |
| US5215050A (en) | Method of producing a cylinder head of an internal combustion engine | |
| JPH084630A (ja) | 燃料噴射弁 | |
| US7350507B2 (en) | Fuel injector assembly and method of mounting the same | |
| JP2004515706A (ja) | 内燃機関のための燃料噴射弁 | |
| JPH10159559A (ja) | 往復動型ピストン内燃機関における冷却部材及び同冷却部材を備えた噴射ノズル | |
| JP2019518170A (ja) | 燃料インジェクタのためのノズルボディ | |
| JP2003083203A (ja) | 内燃機関に燃料を供給するための燃料高圧システム | |
| JPS608449A (ja) | エンジンの耐熱応力構造 | |
| JP2002322969A (ja) | 燃料噴射装置 | |
| JPS59147864A (ja) | デイ−ゼルエンジンの燃料噴射弁 | |
| JP2002535537A (ja) | 内燃機関用の燃料噴射弁 | |
| JP2006132437A (ja) | 燃料噴射弁取付構造 | |
| JP2002317735A (ja) | 燃料噴射ノズル | |
| JP3033431B2 (ja) | 燃料噴射ノズル | |
| JP2943347B2 (ja) | 燃料噴射ノズル | |
| JPH04232377A (ja) | 燃料噴射ノズル | |
| JP2002070686A (ja) | 内燃機関の燃料噴射弁及びその分解工具 | |
| JP2556333Y2 (ja) | 燃料噴射ノズル | |
| KR19990028585A (ko) | 연료분사밸브 | |
| JPH0378508A (ja) | 内燃機関用中空弁及びその製造方法 | |
| JP2003139014A (ja) | 燃料噴射弁の燃料通路シール構造 |