JPH0847185A - モータの鉄心 - Google Patents
モータの鉄心Info
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- JPH0847185A JPH0847185A JP6182283A JP18228394A JPH0847185A JP H0847185 A JPH0847185 A JP H0847185A JP 6182283 A JP6182283 A JP 6182283A JP 18228394 A JP18228394 A JP 18228394A JP H0847185 A JPH0847185 A JP H0847185A
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- core
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明はモータの鉄心に関するものであり、
鉄損,コギングトルク,誘起電圧の歪みやトルクリップ
ルを小さくし、効率を高めるモータの鉄心を実現するこ
とを目的とするものである。 【構成】 モータの鉄心は分割面14により積層鉄心個
片12に分割されており、積層鉄心個片12は一方向性
電磁鋼板または二方向性電磁鋼板で構成されている。積
層鉄心個片12には絶縁部13を介して巻線15が巻か
れ、積層鉄心個片12ごとに磁化容易方向16を決めて
積層されている。積層鉄心個片12内を通る磁束は常に
方向性電磁鋼板の磁化容易方向16に流れ、また回転時
の極歯や空隙内に流れる磁束の方向の変化が小さくな
り、鉄損,励磁電流,コギングトルク,誘起電圧の歪み
やトルクリップルが低減でき、モータの高効率化が可能
である。
鉄損,コギングトルク,誘起電圧の歪みやトルクリップ
ルを小さくし、効率を高めるモータの鉄心を実現するこ
とを目的とするものである。 【構成】 モータの鉄心は分割面14により積層鉄心個
片12に分割されており、積層鉄心個片12は一方向性
電磁鋼板または二方向性電磁鋼板で構成されている。積
層鉄心個片12には絶縁部13を介して巻線15が巻か
れ、積層鉄心個片12ごとに磁化容易方向16を決めて
積層されている。積層鉄心個片12内を通る磁束は常に
方向性電磁鋼板の磁化容易方向16に流れ、また回転時
の極歯や空隙内に流れる磁束の方向の変化が小さくな
り、鉄損,励磁電流,コギングトルク,誘起電圧の歪み
やトルクリップルが低減でき、モータの高効率化が可能
である。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主に各種電磁モータの
鉄心に関するものである。
鉄心に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、モータの小型化,高性能化のため
に高出力,低損失,高効率化の必要性が高まっている。
特にロボットなどに使用されるサーボモータにおいて
は、ロボットの高速化,省スペース化,高出力化に対応
するために、残留磁束密度の高い希土類磁石を使用し、
巻線の高密度化を可能にするために分割した鉄心の構成
が主流となっている。そのため、モータの鉄心内は高磁
束密度となり、モータの鉄心は高透磁率で低鉄損である
必要が迫られている。このような背景のもと、より効率
的に磁束を流す鉄心の構成が望まれている。
に高出力,低損失,高効率化の必要性が高まっている。
特にロボットなどに使用されるサーボモータにおいて
は、ロボットの高速化,省スペース化,高出力化に対応
するために、残留磁束密度の高い希土類磁石を使用し、
巻線の高密度化を可能にするために分割した鉄心の構成
が主流となっている。そのため、モータの鉄心内は高磁
束密度となり、モータの鉄心は高透磁率で低鉄損である
必要が迫られている。このような背景のもと、より効率
的に磁束を流す鉄心の構成が望まれている。
【0003】従来、モータの鉄心内では磁束の流れる方
向が回転とともに刻々と変わるために、モータの鉄心に
主に無方向性電磁鋼板が使われている。無方向性電磁鋼
板によるモータの鉄心では、飽和磁化に限界があり高磁
束密度の鉄心設計には限界がある。無方向性電磁鋼板を
用いると、空隙部より鉄心歯部へと流れ込む磁束の方向
は磁石の磁極の位置が変わるたびに変化し、そのために
ギャップ内の磁束の流れも同様に変化しやすいためにト
ルクリップルが発生したり、効率が低下するという問題
が生じていた。
向が回転とともに刻々と変わるために、モータの鉄心に
主に無方向性電磁鋼板が使われている。無方向性電磁鋼
板によるモータの鉄心では、飽和磁化に限界があり高磁
束密度の鉄心設計には限界がある。無方向性電磁鋼板を
用いると、空隙部より鉄心歯部へと流れ込む磁束の方向
は磁石の磁極の位置が変わるたびに変化し、そのために
ギャップ内の磁束の流れも同様に変化しやすいためにト
ルクリップルが発生したり、効率が低下するという問題
が生じていた。
【0004】さらに、上記鉄心を永久磁石モータに使用
する場合、永久磁石の磁気エネルギーとスロット開口部
の存在と相成って、コギングトルクが発生したり誘起電
圧の歪み率が上昇し、永久磁石の性能に見合ったモータ
の高性能化が実現できない欠点があった。
する場合、永久磁石の磁気エネルギーとスロット開口部
の存在と相成って、コギングトルクが発生したり誘起電
圧の歪み率が上昇し、永久磁石の性能に見合ったモータ
の高性能化が実現できない欠点があった。
【0005】モータのコギングトルクが大きいと回転が
不円滑になったり振動騒音が発生する問題が起こるの
で、コギングトルク低減のための工夫がなされている。
コギングトルクの低減の工夫として、回転子の永久磁石
の端部を削ったり、固定子に補助溝を設けることが主流
になっているが、モータの空隙部が不均一になり誘起電
圧の低下や誘起電圧の歪みの増大によりモータの効率が
低下する欠点が生じていた。
不円滑になったり振動騒音が発生する問題が起こるの
で、コギングトルク低減のための工夫がなされている。
コギングトルクの低減の工夫として、回転子の永久磁石
の端部を削ったり、固定子に補助溝を設けることが主流
になっているが、モータの空隙部が不均一になり誘起電
圧の低下や誘起電圧の歪みの増大によりモータの効率が
低下する欠点が生じていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は既に述べた従
来のモータの鉄心についての課題を解決するためになさ
れたもので、効率良く磁束を流すことで励磁電流や鉄損
を低減したり磁気飽和をおさえ、さらに永久磁石モータ
の場合コギングトルクや誘起電圧の歪みを小さくしつつ
誘起電圧を大きくすることで、効率を高めるモータの鉄
心を提供することを目的とする。
来のモータの鉄心についての課題を解決するためになさ
れたもので、効率良く磁束を流すことで励磁電流や鉄損
を低減したり磁気飽和をおさえ、さらに永久磁石モータ
の場合コギングトルクや誘起電圧の歪みを小さくしつつ
誘起電圧を大きくすることで、効率を高めるモータの鉄
心を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、モータの鉄心において一方向性または二方
向性電磁鋼板を使用できるように鉄心を分割し、分割し
た積層鉄心個片ごとに方向性電磁鋼板の磁化容易方向を
決めて積層し、この積層鉄心個片を固着することにより
一体構造とする構成を特徴とする。
に本発明は、モータの鉄心において一方向性または二方
向性電磁鋼板を使用できるように鉄心を分割し、分割し
た積層鉄心個片ごとに方向性電磁鋼板の磁化容易方向を
決めて積層し、この積層鉄心個片を固着することにより
一体構造とする構成を特徴とする。
【0008】無方向性電磁鋼板とは日本工業規格JIS
C 2552−1986で規格されているものである。
方向性電磁鋼板は一方向性電磁鋼板および二方向性電磁
鋼板であり、一方向性電磁鋼板は日本工業規格JIS
C 2553−1986で規格されているもので、高透
磁率・低鉄損特性がある磁化容易方向を一つ持つ鋼板で
ある。また、二方向性電磁鋼板は圧延方向と延方向と直
角な方向に磁化容易方向を持つ鋼板である。なお、方向
性電磁鋼板に関して板厚やシリコン,ケイ素などの含有
量は本発明が適用である限り制約は受けない。
C 2552−1986で規格されているものである。
方向性電磁鋼板は一方向性電磁鋼板および二方向性電磁
鋼板であり、一方向性電磁鋼板は日本工業規格JIS
C 2553−1986で規格されているもので、高透
磁率・低鉄損特性がある磁化容易方向を一つ持つ鋼板で
ある。また、二方向性電磁鋼板は圧延方向と延方向と直
角な方向に磁化容易方向を持つ鋼板である。なお、方向
性電磁鋼板に関して板厚やシリコン,ケイ素などの含有
量は本発明が適用である限り制約は受けない。
【0009】
【作用】この構成により、以下の作用を奏することとな
る。 1)鉄心を分割することにより、積層鉄心個片ごとに方
向性電磁鋼板の磁化容易方向を決めることができ、磁束
が流れる方向に合わせて方向性電磁鋼板の磁化容易方向
を使うことで、鉄心内の鉄損を低減することや励磁電流
をおさえることができる。 2)積層鉄心個片に方向性電磁鋼板を使用することによ
り、電磁鋼板の磁化容易方向を任意に設定することでモ
ータの空隙内の磁束の流れを容易に決定でき、トルクリ
ップルやコギングトルクや誘起電圧の歪みを低減しつつ
誘起電圧を増大させることができ、モータの効率を高め
ることができる。
る。 1)鉄心を分割することにより、積層鉄心個片ごとに方
向性電磁鋼板の磁化容易方向を決めることができ、磁束
が流れる方向に合わせて方向性電磁鋼板の磁化容易方向
を使うことで、鉄心内の鉄損を低減することや励磁電流
をおさえることができる。 2)積層鉄心個片に方向性電磁鋼板を使用することによ
り、電磁鋼板の磁化容易方向を任意に設定することでモ
ータの空隙内の磁束の流れを容易に決定でき、トルクリ
ップルやコギングトルクや誘起電圧の歪みを低減しつつ
誘起電圧を増大させることができ、モータの効率を高め
ることができる。
【0010】
(実施例1)以下本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
照しながら説明する。
【0011】図1は本発明を適用した永久磁石モータの
ステータの断面図である。図1において、モータの鉄心
は分割面14により磁極数と同数の積層鉄心個片12に
分割されており、積層鉄心個片12は一方向性電磁鋼板
で構成されている。積層鉄心個片12には絶縁部13を
介して巻線部15が巻かれている。一方向性電磁鋼板
は、磁化容易方向16が図1に示すように巻線部15に
対して直角になるように使用されている。また、積層鉄
心個片12は一方向性電磁鋼板の磁化容易方向16がす
べて同じ図中の矢印の方向になるように積層されてい
る。
ステータの断面図である。図1において、モータの鉄心
は分割面14により磁極数と同数の積層鉄心個片12に
分割されており、積層鉄心個片12は一方向性電磁鋼板
で構成されている。積層鉄心個片12には絶縁部13を
介して巻線部15が巻かれている。一方向性電磁鋼板
は、磁化容易方向16が図1に示すように巻線部15に
対して直角になるように使用されている。また、積層鉄
心個片12は一方向性電磁鋼板の磁化容易方向16がす
べて同じ図中の矢印の方向になるように積層されてい
る。
【0012】上記構成のモータの鉄心において、積層鉄
心個片12内を通る磁束は常に高い透磁率を持つ一方向
性電磁鋼板の磁化容易方向16に流れ、磁束密度を増や
すことができ、誘起電圧が大きくなる効果がある。
心個片12内を通る磁束は常に高い透磁率を持つ一方向
性電磁鋼板の磁化容易方向16に流れ、磁束密度を増や
すことができ、誘起電圧が大きくなる効果がある。
【0013】また、積層鉄心個片12の極歯端部付近で
は磁束が積層鉄心個片12の極歯部へと曲げられ、空隙
部から極歯に流れ込む磁束を磁化容易方向16の一定の
方向に集中することができる。磁化容易方向16は、永
久磁石の磁極の位置が変わっても、空隙部内の磁束は一
方向性電磁鋼板の磁化容易方向16の方へ流す働きがあ
るのでスロット開口部の影響を受けにくくなり、コギン
グトルクや誘起電圧の歪みやトルクリップルを低減でき
る効果がある。
は磁束が積層鉄心個片12の極歯部へと曲げられ、空隙
部から極歯に流れ込む磁束を磁化容易方向16の一定の
方向に集中することができる。磁化容易方向16は、永
久磁石の磁極の位置が変わっても、空隙部内の磁束は一
方向性電磁鋼板の磁化容易方向16の方へ流す働きがあ
るのでスロット開口部の影響を受けにくくなり、コギン
グトルクや誘起電圧の歪みやトルクリップルを低減でき
る効果がある。
【0014】(実施例2)以下本発明の第2の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0015】図2は積層鉄心個片21内において磁化容
易方向23を設定する方向を示す断面図である。図2に
おいて、θは磁化容易方向23が空隙部の法線方向22
に対する斜めになっている角度を示しており、このθを
傾き角と称する。傾き角はモータの空隙部に対する角度
であり、巻線に対しては任意である。図2の積層鉄心個
片を所定数だけ組み合わせたモータの鉄心をステータに
用いた永久磁石モータに関して、傾き角に対するコギン
グトルク,誘起電圧の実効値,誘起電圧の歪み率の変化
について、磁界解析により計算した結果を図3に示す。
図3中の点線は無方向性電磁鋼板で積層鉄心個片21を
作成した場合の同様の解析値である。
易方向23を設定する方向を示す断面図である。図2に
おいて、θは磁化容易方向23が空隙部の法線方向22
に対する斜めになっている角度を示しており、このθを
傾き角と称する。傾き角はモータの空隙部に対する角度
であり、巻線に対しては任意である。図2の積層鉄心個
片を所定数だけ組み合わせたモータの鉄心をステータに
用いた永久磁石モータに関して、傾き角に対するコギン
グトルク,誘起電圧の実効値,誘起電圧の歪み率の変化
について、磁界解析により計算した結果を図3に示す。
図3中の点線は無方向性電磁鋼板で積層鉄心個片21を
作成した場合の同様の解析値である。
【0016】図3から明らかなように、傾き角30度付
近で最もコギングトルクが小さく、誘起電圧の実効値は
最も大きく、その歪み率は最小になっていることがわか
る。そして、傾き角が65度を越えると、無方向性電磁
鋼板を積層した場合よりもコギングトルクは大きく、ま
た誘起電圧実効値は小さくなっている。誘起電圧歪み率
は、傾き角を0度から90度変化させても無方向性電磁
鋼板の場合よりも小さくなっている。以上の結果より、
傾き角は0度から60度の範囲に設定することが望まし
いと考えられる。より好ましくは0度から5度以内、2
0度から45度以内の範囲である。
近で最もコギングトルクが小さく、誘起電圧の実効値は
最も大きく、その歪み率は最小になっていることがわか
る。そして、傾き角が65度を越えると、無方向性電磁
鋼板を積層した場合よりもコギングトルクは大きく、ま
た誘起電圧実効値は小さくなっている。誘起電圧歪み率
は、傾き角を0度から90度変化させても無方向性電磁
鋼板の場合よりも小さくなっている。以上の結果より、
傾き角は0度から60度の範囲に設定することが望まし
いと考えられる。より好ましくは0度から5度以内、2
0度から45度以内の範囲である。
【0017】以上のように本発明の第2の実施例のモー
タの鉄心においては、傾き角を0度以上60度以下の範
囲に変化させることで、コギングトルクを最大45%程
度、誘起電圧歪み率を最大70%低減しつつ、誘起電圧
を最大5%程度増加させる効果が得られる。
タの鉄心においては、傾き角を0度以上60度以下の範
囲に変化させることで、コギングトルクを最大45%程
度、誘起電圧歪み率を最大70%低減しつつ、誘起電圧
を最大5%程度増加させる効果が得られる。
【0018】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0019】図4は積層鉄心個片41の断面図であり、
一方向性電磁鋼板材による鉄心個片42を所定枚数積層
して構成されている。各鉄心個片42の磁化容易方向4
3は奇数枚目と偶数枚目とで互いに直交するように積層
する。ただし、傾き角は0度以上60度以下の範囲にし
ている。
一方向性電磁鋼板材による鉄心個片42を所定枚数積層
して構成されている。各鉄心個片42の磁化容易方向4
3は奇数枚目と偶数枚目とで互いに直交するように積層
する。ただし、傾き角は0度以上60度以下の範囲にし
ている。
【0020】上記構成において、磁束は透磁率が高い方
へ流れる性質があるので空隙部から積層鉄心個片41に
入る磁束は右側では奇数枚目の電磁鋼板へ、反対に左側
では偶数枚目の電磁鋼板へと流れやすくなる。
へ流れる性質があるので空隙部から積層鉄心個片41に
入る磁束は右側では奇数枚目の電磁鋼板へ、反対に左側
では偶数枚目の電磁鋼板へと流れやすくなる。
【0021】このような本発明の実施例によれば、サー
ボモータのように左右どちらにも回転する場合におい
て、第2の実施例の効果が得られる。
ボモータのように左右どちらにも回転する場合におい
て、第2の実施例の効果が得られる。
【0022】なお、本発明はモータの構造がインナーロ
ータタイプやアウターロータタイプにかかわらず適用で
きる。
ータタイプやアウターロータタイプにかかわらず適用で
きる。
【0023】(実施例4)以下本発明の第4の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。
ついて、図面を参照しながら説明する。
【0024】図5はアウターロータタイプのモータのス
テータを適用した例である。51は積層鉄心個片、52
は分割面である。本実施例においても、第1の実施例,
第2の実施例,第3の実施例と同様な効果が得られる。
テータを適用した例である。51は積層鉄心個片、52
は分割面である。本実施例においても、第1の実施例,
第2の実施例,第3の実施例と同様な効果が得られる。
【0025】また、本発明のモータの鉄心は鉄心を分割
できる限り適用が可能である。すなわち、ステータやロ
ータにも適用ができる。また、分割面を適当に決めてや
ることでスッテピングモータ,トロイダルモータや誘導
機などすべての電磁モータに対しても本発明を適用可能
なことはいうまでもない。
できる限り適用が可能である。すなわち、ステータやロ
ータにも適用ができる。また、分割面を適当に決めてや
ることでスッテピングモータ,トロイダルモータや誘導
機などすべての電磁モータに対しても本発明を適用可能
なことはいうまでもない。
【0026】さらに、積層鉄心個片に一方向性電磁鋼板
を用いた例を示したが、積層鉄心個片を二方向性電磁鋼
板を積層して構成しても実施例1や実施例2と同様な効
果が得られるのはいうまでもない。
を用いた例を示したが、積層鉄心個片を二方向性電磁鋼
板を積層して構成しても実施例1や実施例2と同様な効
果が得られるのはいうまでもない。
【0027】この場合、二方向性電磁鋼板は互いに直交
する2つの磁化容易方向があるので、極歯単位ごとの分
割で一方向性電磁鋼板の実施例と同様な効果が得られ、
一方向性電磁鋼板の時と比べて分割面の数を半減でき、
製造工数を削減できる効果がある。
する2つの磁化容易方向があるので、極歯単位ごとの分
割で一方向性電磁鋼板の実施例と同様な効果が得られ、
一方向性電磁鋼板の時と比べて分割面の数を半減でき、
製造工数を削減できる効果がある。
【0028】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、モータの
鉄心を分割し一方向性または二方向性の方向性電磁鋼板
を用いて積層することにより、コギングトルクや誘起電
圧歪みを小さくしながら誘起電圧を大きくし、さらにト
ルクリップルや回転むらが小さい小型でかつ高出力のモ
ータを得ることができる。また、鉄心内の磁束が流れる
方向に合わせて方向性電磁鋼板の磁化容易方向を決める
ことで励磁電流をおさえ、鉄心内の鉄損を低減でき高効
率化が図れる。
鉄心を分割し一方向性または二方向性の方向性電磁鋼板
を用いて積層することにより、コギングトルクや誘起電
圧歪みを小さくしながら誘起電圧を大きくし、さらにト
ルクリップルや回転むらが小さい小型でかつ高出力のモ
ータを得ることができる。また、鉄心内の磁束が流れる
方向に合わせて方向性電磁鋼板の磁化容易方向を決める
ことで励磁電流をおさえ、鉄心内の鉄損を低減でき高効
率化が図れる。
【0029】また、方向性電磁鋼板の磁化容易方向を鉄
心内の磁束の流れる方向にそろえることは、無方向性電
磁鋼板の場合よりも磁束の流れる方向が固定しやすくな
り、量産しても常に一定の磁気回路を形成するものを製
造しやすく、製品の特性のばらつきがおさえられる効果
がある。
心内の磁束の流れる方向にそろえることは、無方向性電
磁鋼板の場合よりも磁束の流れる方向が固定しやすくな
り、量産しても常に一定の磁気回路を形成するものを製
造しやすく、製品の特性のばらつきがおさえられる効果
がある。
【0030】また、積層鉄心の分割細分化によりプレス
設備が小型化され、生産効率を著しく向上させる効果も
ある。
設備が小型化され、生産効率を著しく向上させる効果も
ある。
【図1】本発明の第1の実施例におけるモータの鉄心の
断面図
断面図
【図2】本発明の第2の実施例におけるモータの鉄心を
構成する積層鉄心個片を示す図
構成する積層鉄心個片を示す図
【図3】本発明の第2の実施例におけるモータの各種特
性図
性図
【図4】本発明の第3の実施例におけるモータの鉄心を
構成する積層鉄心個片の斜視図
構成する積層鉄心個片の斜視図
【図5】本発明の第4の実施例におけるモータの鉄心の
断面図
断面図
12,21,41,51 積層鉄心個片 42 鉄心個片 13 絶縁部 14,52 分割面 15 巻線部 16,23,43 磁化容易方向 22,44 空隙部に対する法線方向
Claims (10)
- 【請求項1】 周方向に分割された積層鉄心を備え、前
記積層鉄心の分割面を溶着か、溶接か、接着して固着
し、 または、前記積層鉄心の外周部に連続した環状構造体に
より前記積層鉄心を内径方向に押圧して固着したモータ
の鉄心において、 前記積層鉄心を一方向性電磁鋼板で構成したことを特徴
とするモータの鉄心。 - 【請求項2】 周方向に分割された積層鉄心を備え、前
記積層鉄心の分割面を溶着か、溶接か、接着して固着
し、 または、前記積層鉄心の外周部に連続した環状構造体に
より前記積層鉄心を内径方向に押圧して固着したモータ
の鉄心において、 前記積層鉄心を一方向性電磁鋼板で積層し、この一方向
性電磁鋼板の磁化容易方向を積層鉄心中に流れる磁束の
方向と一致させるようにしたことを特徴とするモータの
鉄心。 - 【請求項3】 周方向に分割された積層鉄心を備え、前
記積層鉄心の分割面を溶着か、溶接か、接着して固着
し、 または、前記積層鉄心の外周部に連続した環状構造体に
より前記積層鉄心を内径方向に押圧して固着したモータ
の鉄心において、 前記積層鉄心を一方向性電磁鋼板で構成し、この一方向
性電磁鋼板の磁化容易方向を歯部鉄心の巻線方向に対し
て90度になるように積層したことを特徴とするモータ
の鉄心。 - 【請求項4】 周方向に分割された積層鉄心を備え、前
記積層鉄心の分割面を溶着か、溶接か、接着して固着
し、 または、前記積層鉄心の外周部に連続した環状構造体に
より前記積層鉄心を内径方向に押圧して固着したモータ
の鉄心において、 前記積層鉄心を一方向性電磁鋼板で構成し、この一方向
性電磁鋼板の磁化容易方向がモータの空隙部の法線方向
に対して0度以上、60度以下になるように積層したこ
と特徴とするモータの鉄心。 - 【請求項5】 周方向に分割された積層鉄心を備え、前
記積層鉄心の分割面を溶着か、溶接か、接着して固着
し、 または、前記積層鉄心の外周部に連続した環状構造体に
より前記積層鉄心を内径方向に押圧して固着したモータ
の鉄心において、 前記積層鉄心を一方向性電磁鋼板で構成し、この一方向
性電磁鋼板の磁化容易方向を偶数枚目と奇数枚目とで9
0度ずらしながら積層した構成を特徴とするモータの鉄
心。 - 【請求項6】 周方向に分割された積層鉄心を備え、前
記積層鉄心の分割面を溶着か、溶接か、接着して固着
し、 または、前記積層鉄心の外周部に連続した環状構造体に
より前記積層鉄心を内径方向に押圧して固着したモータ
の鉄心において、 前記積層鉄心を二方向性電磁鋼板で構成したことを特徴
とするモータの鉄心。 - 【請求項7】 周方向に分割された積層鉄心を備え、前
記積層鉄心の分割面を溶着か、溶接か、接着して固着
し、 または、前記積層鉄心の外周部に連続した環状構造体に
より前記積層鉄心を内径方向に押圧して固着したモータ
の鉄心において、 前記積層鉄心を二方向性電磁鋼板で積層し、この二方向
性電磁鋼板の磁化容易方向の一つを積層鉄心中に流れる
磁束の方向と一致させるようにしたことを特徴とするモ
ータの鉄心。 - 【請求項8】 周方向に分割された積層鉄心を備え、前
記積層鉄心の分割面を溶着か、溶接か、接着して固着
し、 または、前記積層鉄心の外周部に連続した環状構造体に
より前記積層鉄心を内径方向に押圧して固着したモータ
の鉄心において、 前記積層鉄心を二方向性電磁鋼板で構成し、この二方向
性電磁鋼板の磁化容易方向の一つを歯部鉄心の巻線方向
に対して90度になるように積層した構成を特徴とする
モータの鉄心。 - 【請求項9】 周方向に分割された積層鉄心を備え、前
記積層鉄心の分割面を溶着か、溶接か、接着して固着
し、 または、前記積層鉄心の外周部に連続した環状構造体に
より前記積層鉄心を内径方向に押圧して固着したモータ
の鉄心において、 前記積層鉄心を二方向性電磁鋼板で構成し、この二方向
性電磁鋼板の磁化容易方向の一つがモータの空隙部の法
線方向に対して0度以上、60度以下になるように積層
した構成を特徴とするモータの鉄心。 - 【請求項10】 周方向に分割された積層鉄心を備え、
前記積層鉄心の分割面を溶着か、溶接か、接着して固着
し、 または、前記積層鉄心の外周部に連続した環状構造体に
より前記積層鉄心を内径方向に押圧して固着したモータ
の鉄心において、 前記積層鉄心を無方向性電磁鋼板で構成し、前記無方向
性電磁鋼板の圧延方向を所要方向としたことを特徴とす
るモータの鉄心。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6182283A JPH0847185A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | モータの鉄心 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6182283A JPH0847185A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | モータの鉄心 |
Related Child Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2001380039A Division JP2002199629A (ja) | 2001-12-13 | 2001-12-13 | モータ |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0847185A true JPH0847185A (ja) | 1996-02-16 |
Family
ID=16115571
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6182283A Pending JPH0847185A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | モータの鉄心 |
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