JPH0847242A - 電圧形自励式変換器の事故検出回路 - Google Patents

電圧形自励式変換器の事故検出回路

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JPH0847242A
JPH0847242A JP6176727A JP17672794A JPH0847242A JP H0847242 A JPH0847242 A JP H0847242A JP 6176727 A JP6176727 A JP 6176727A JP 17672794 A JP17672794 A JP 17672794A JP H0847242 A JPH0847242 A JP H0847242A
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arm
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JP6176727A
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Inventor
Masashi Yajima
正士 矢島
Noriko Kawakami
紀子 川上
Haruhisa Inoguchi
晴久 井野口
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Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Holdings Inc
Original Assignee
Toshiba Corp
Tokyo Electric Power Co Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】電圧形自励式変換器において、アーム短絡、ア
ーム外部短絡、交流出力線間短絡等の事故が発生した場
合に、高速に、かつ単純な回路で検出し、アノードリア
クトルや自己消弧素子を必要以上に大きくすることなく
保護できる電圧形自励式変換器の事故検出回路を提供す
ることにある。 【構成】GTO2A,2Bのうち同一の交流母線1Aが
接続されるアームを構成するGTO2A,2Bの一方が
導通状態であることを検出する第1の検出手段(バイア
ス検出回路19A,反転回路20A)と、同一の交流母
線1Aが接続されるアームを構成するGTO2Bの他方
に並列接続されたスナバコンデンサ5Bの放電を検出す
る第2の検出手段(スナバ放電検出回路18B)と、第
1および第2の検出手段の検出信号の論理積が成立した
とき出力される出力信号を前記変換器の事故検出信号と
する論理回路13A,13Bを備えたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は例えばゲートターンオフ
サイリスタ(以下GTOと称する)のような自己消弧形
半導体素子をブリッジ接続して構成され、直流側にコン
デンサ、蓄電池、整流器等の直流電圧源を持つ電圧形自
励式変換器に関し、特に変換器の短絡事故を検出する事
故検出回路に関する。
【0002】
【従来の技術】図17は、GTOをブリッジ接続した変
換器と直流電圧源から構成される電圧形自励式変換器の
一般的な構成図を示す。図17において1A,1B,1
Cは交流電圧源、2A〜2FはGTO等の自己消弧形半
導体素子(以下自己消弧素子と略称する)、3A〜3F
はダイオード、4A〜4FはGTOがオフした時のエネ
ルギーを吸収するためのスナバ回路を構成する抵抗、5
A〜5Fはスナバ回路を構成するコンデンサ、6A〜6
Fはスナバ回路を構成するダイオードである。7A〜7
FはGTOがオンしたときの電流の立ち上がりを抑制す
るためのアノードリアクトルである。8は整流器等の直
流電圧源である。
【0003】図17に示すような電圧形自励式変換器に
おいて、短絡事故が発生した場合を考える。第1にアー
ム短絡を考える。例えば、図17においてGTO2Aが
通電中に、ノイズ等の誤信号や何らかの原因による素子
破損が発生し、GTO2Bが導通状態となった場合を考
える。アノードリアクトル7A、GTO2A、アノード
リアクトル7B、GTO2Bで直流電圧源8の短絡パス
ができ、直流電圧源8から変換器へ短絡電流が流れる。
短絡電流の立ち上がりは、アノードリアクトル7A,7
Bにより抑制される。
【0004】第2にアーム外部短絡事故を考える。例え
ば、図17においてGTO2Bが通電中に、矢印51に
相当する部分において、碍子の短絡等の外部短絡事故が
発生した場合を考える。短絡事故部、アノードリアクト
ル7B、GTO2Bで、直流電圧源8の短絡パスがで
き、直流電圧源8から変換器へ短絡電流が流れる。
【0005】第3に交流線間短絡を考える。例えば図1
7においてGTO2AとGTO2Dが通電中に、矢印5
2に相当する部分で短絡が発生した場合を考える。アノ
ードリアクトル7A、GTO2A、短絡事故部、アノー
ドリアクトル7D、GTO2Dで直流電圧源8の短絡パ
スができ、直流電圧源から変換器へ短絡電流が流れる。
【0006】GTO等の自己消弧素子は、遮断可能電流
値を越えた電流を遮断すると破損する。従って、以上説
明したような事故が発生した場合は、速やかに事故検出
を行い、事故電流が遮断可能電流値以下である期間に保
護動作(オフ)を行う必要があり、アノードアリクトル
7A〜7F、GTO2A〜2Fの定格等はその条件を満
足する値を選定していた。
【0007】図18は従来のアーム短絡の保護回路を示
す。図18において図17と同一の要素は同一の符号と
し説明を省略する。11A〜11Fは電流検出器、12
A,12Bは電流検出器11A,11Bにて検出された
アーム電流が所定値に達したことを検出するレベル検出
器、13は論理積回路、14はインタロック回路であっ
て、スナバコンデンサ5A,5Bの充放電により、電流
検出器11A,11Bが同時に電流を検出する期間をア
ーム短絡と検出しないための回路である。また、15は
検出した事故の記憶回路、16は電子レベルの信号を増
幅しGTO2A〜2Fにオフ指令を送信するパルス増幅
回路、101はインタロックに必要なオンオフパタン信
号である。
【0008】図18においては、簡単の為、GTO2
A,2Bの電流のレベル検出器12A,12B及び論理
積回路13、インタロック回路14しか図示していない
が、GTO2C,2Dおよび、GTO2E,2Fも同様
に、レベル検出器、論理積回路、インタロック回路を設
ける。
【0009】図18に示す従来の回路は、通常の運転で
はありえない同一の交流母線につながる高圧側アームと
低圧側アーム(以下、それぞれをペアアームと呼ぶ)が
同時に通電する現象を利用してアーム短絡を検出する回
路である。しかしながら、通常の運転時にも、導通中の
自己消弧素子が非導通になるときのスナバコンデンサ5
A〜5Fの充電電流、非導通の自己消弧素子が導通する
ときのスナバコンデンサ5A〜5Fの放電電流により、
ペアアームが同時に通電する期間が発生する。
【0010】図18においては、PWMパタン信号10
1を用いてインタロックを取っているが、インタロック
を取ることが必要な時間は負荷電流値により変化する
為、最も長くかかる時間でインタロックを取る必要があ
り検出が遅れてしまう。また、負荷電流の向きによって
インタロックを取るタイミングを変える必要があり、回
路が複雑になる等の不具合がある。
【0011】また、図18の回路では、アームの外部短
絡事故の場合は、短絡電流が短絡したアームの電流検出
器を通過しない為、検出できない。交流出力線間短絡事
故も、ペアアームが通電しないので検出できない。
【0012】図19は従来のアーム外部短絡、交流出力
線間短絡事故の保護回路を示す。既に説明済みの図18
と同一の要素は同一の符号とし説明を省略する。12C
〜12Eは電流検出器11A,11C,11Eにて検出
されたアーム電流が所定値に達したことを検出するレベ
ル検出器、15A,15B,15Cは記憶回路、17は
論理和回路である。レベル検出器12C〜EはGTO2
A,2C,2Eのアームの位置しか図示していないが、
GTO2B,2D,2Fにも同じ回路が付加されてお
り、その出力は論理和回路17に入力される。
【0013】図19に示す回路では、アーム外部短絡事
故や交流出力線間短絡事故が発生した場合、レベル検出
器12C〜12Eにて通常運転時の電流値を越えたこと
を検出し保護する。事故時の過電流の検出レベルは、通
常運転中に誤動作をしないように、通常運転時のピーク
電流の1.2〜1.4倍程度にすることが普通である。
図19に示す回路においては、アーム電流が過電流検出
レベルを越えてからの検出及び保護となるために、検出
までに無駄時間があり、アノードリアクトル7A〜7F
や、GTO2A〜2Fの遮断可能な電流を大きくする必
要がある。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来の技術
から明らかなように、自己消弧素子2A〜2Fをブリッ
ジ接続し、直流を交流にあるいは、交流を直流に変換す
る変換器と、直流電圧源8からなる電圧形自励式変換器
において、同一の交流母線につながる高圧側アームと低
圧側アームに同時に電流が流れたことによる検出では、
スナバコンデンサ5A〜5Fの充放電電流により上下ア
ームに同時に流れる期間のインタロックを負荷電流の向
きと大きさにより変える必要があり、回路が複雑になる
ことと、アーム外部短絡事故、交流出力線間短絡事故の
検出ができないという不具合があった。
【0015】また、各アームの過電流を検出する方式で
は、過電流レベルに至るまで検出ができないことから、
事故検出に無駄時間が生じ、アノードリアクトルや、G
TOの定格遮断電流を大きくする必要があった。
【0016】本発明の目的は、前述した不具合を解消す
るためになされたものであり、電圧形自励式変換器にお
いて、アーム短絡、アーム外部短絡、交流出力線間短絡
等の事故が発生した場合に、高速に、かつ単純な回路で
検出し、アノードリアクトルや自己消弧素子を必要以上
に大きくすることなく保護できる電圧形自励式変換器の
事故検出回路を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】前述の目的を達成するた
めに、請求項1に対応する発明は、複数の自己消弧素子
をブリッジ接続し、かつ自己消弧素子に少なくともスナ
バコンデンサを並列に接続し、前記ブリッジに直流電圧
源を接続し、直流を交流にあるいは、交流を直流に変換
する電圧形自励式変換器において、前記自己消弧素子の
うち同一の交流母線が接続されるアームを構成する自己
消弧素子が導通状態であることを検出する第1の検出手
段と、前記交流母線が接続されるアームと同一の交流母
線につながるアームの前記スナバコンデンサの放電を検
出する第2の検出手段と、前記一方のアームの第1の検
出手段および前記他方のアームの第2の検出手段の検出
信号の論理積が成立したとき出力される出力信号を前記
変換器の事故検出信号とする論理手段とを備えた電圧形
自励式変換器の事故検出回路である。
【0018】また、前述の目的を達成するために、請求
項2に対応する発明は、複数の自己消弧素子をブリッジ
接続し、かつ自己消弧素子に少なくともスナバコンデン
サを並列に接続し、前記ブリッジに直流電圧源を接続
し、直流を交流にあるいは、交流を直流に変換する電圧
形自励式変換器において、前記自己消弧素子のうち同一
の交流母線が接続されるアームを構成する自己消弧素子
が導通状態であることを検出する第1の検出手段と、前
記交流母線が接続されるアームと同一の交流母線につな
がるアームの前記スナバコンデンサの放電を検出する第
2の検出手段と、前記自己消弧素子のうち同一の交流母
線が接続される前記他方のアームの自己消弧素子にオフ
指令が与えられたとき、所定時間出力される信号が反転
した状態を検出する第3の検出手段と、前記一方のアー
ムの第1の検出手段、前記他方のアームの第2の検出手
段および前記第3の検出手段の検出信号の論理積が成立
したとき出力される出力信号を前記変換器の事故検出信
号とする論理手段とを備えた電圧形自励式変換器の事故
検出回路である。
【0019】さらに、前述の目的を達成するために、請
求項3に対応する発明は、複数の自己消弧素子をブリッ
ジ接続し、かつ自己消弧素子に少なくともスナバコンデ
ンサおよびスナバ抵抗からなる直列回路を並列に接続
し、前記ブリッジに直流電圧源を接続し、直流を交流に
あるいは、交流を直流に変換する電圧形自励式変換器に
おいて、第1の検出手段と、第2の検出手段と、論理手
段を備え、前記第1の検出手段は、前記自己消弧素子の
うち同一の交流母線が接続される一方のアームを構成す
る自己消弧素子のゲートとカソード間に所定の負バイア
ス電圧が印加されていることを検出する負バイアス検出
回路と、前記一方のアームを構成する自己消弧素子を流
れる電流が一定値以上であることを検出する第1の電流
検出回路と、前記負バイアス検出回路の検出出力を反転
回路により反転した出力および第1の電流検出回路の検
出出力の論理積をとる第1の論理積回路とからなり、前
記自己消弧素子のうち同一の交流母線が接続される一方
のアームを構成する自己消弧素子が導通状態であること
を検出するものであり、前記第2の検出手段は、前記自
己消弧素子のうち同一の交流母線が接続される他方のア
ームに接続されたスナバ抵抗の電圧が一定値以上で、か
つ前記他方のアームに接続されたスナバコンデンサの電
流の向きが放電方向であることを検出するスナバ放電検
出回路と、前記他方のアームに接続されたスナバコンデ
ンサに流れる電流が一定値以上であることを検出する第
2の電流検出回路と、この第2の電流検出回路および前
記スナバ放電検出回路の検出出力の論理積をとる第2の
論理積回路とからなり、前記同一の交流母線が接続され
る他のアームを構成する自己消弧素子に接続された前記
スナバコンデンサの放電を検出するものであり、前記論
理手段は前記第1および第2の論理積回路の出力の検出
信号の論理積が成立したとき出力される出力信号を前記
変換器の事故検出信号とすることを特徴とする電圧形自
励式変換器の事故検出回路である。
【0020】また、前述の目的を達成するために、請求
項4に対応する発明は、複数の自己消弧素子をブリッジ
接続し、かつ自己消弧素子に少なくともスナバコンデン
サおよびスナバ抵抗からなる直列回路を並列に接続し、
前記ブリッジに直流電圧源を接続し、直流を交流にある
いは、交流を直流に変換する電圧形自励式変換器におい
て、第1の検出手段と、第2の検出手段と、論理手段を
備え、前記第1の検出手段は、前記自己消弧素子のうち
同一の交流母線が接続される一方のアームを構成する自
己消弧素子のゲートとカソード間に所定の負バイアス電
圧が印加されていることを検出する負バイアス検出回路
と、前記一方のアームを構成する自己消弧素子を流れる
電流が一定値以上であることを検出する第1の電流検出
回路と、前記負バイアス検出回路の検出出力を反転回路
で反転した出力と前記第1の電流検出回路の検出出力の
論理和をとる第1の論理和回路とからなり、自己消弧素
子のうち同一の交流母線が接続される一方のアームを構
成する自己消弧素子の一方が導通状態であることを検出
するものであり、前記第2の検出手段は、前記自己消弧
素子のうち同一の交流母線が接続される他方のアームに
接続されたスナバ抵抗の電圧が一定値以上で、かつ前記
他方のアームに接続されたスナバコンデンサの電流の向
きが放電方向であることを検出するスナバ放電検出回路
と、前記他方のアームに接続されたスナバコンデンサに
流れる電流が一定値以上であることを検出する第2の電
流検出回路と、この第2の電流検出回路および前記スナ
バ放電検出回路の検出出力の論理和をとる第2の論理和
回路とからなり、前記同一の交流母線が接続される他の
アームを構成する自己消弧素子に接続された前記スナバ
コンデンサの放電を検出するものであり、前記論理手段
は前記第1および第2の検出手段の検出信号の論理積が
成立したとき出力される出力信号を前記変換器の事故検
出信号とすることを特徴とする電圧形自励式変換器の事
故検出回路である。
【0021】
【作用】請求項1の発明によれば、アームを構成する自
己消弧素子が導通状態である時に、該アームと同一の交
流母線につながる他のアームのスナバコンデンサの放電
が発生するという通常の運転ではありえない状態を検出
することにより、アーム電流が過電流にいたる前に検出
できるため、高速の保護装置が可能で、また、アーム短
絡、アーム外部短絡、交流出力線間短絡のいずれの事故
が発生しても同様の現象が生じるので検出が可能である
上に、交流電流の向きと大きさ、自己消弧素子のオン・
オフタイミングによるインタロックを取る必要がないの
で、単純な回路で構成でき、信頼性が上がるとともに、
経済的な事故検出回路を提供できる。
【0022】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明の作用に加えて、一方のアームの第1の検出手
段、他方のアームの第2の検出手段および第3の検出手
段の検出信号の論理積が成立したとき出力される出力信
号を変換器の事故検出信号とすることにより、自己消弧
素子の導通状態の検出と、スナバコンデンサの放電の検
出の遅れ時間にばらつきのある場合でも、誤検出を防止
できる事故検出回路を提供できる。
【0023】さらに、請求項3の発明によれば、請求項
1の発明の作用に加えて、一方のアームを構成する自己
消弧素子の導通状態を検出する信号と、他方のアームを
構成する自己消弧素子に接続されたスナバコンデンサの
放電を検出する信号の論理積が成立したとき、変換器の
事故検出信号とすることにより、検出器が故障したり、
いずれかの検出信号にノイズが混入しても、誤動作する
ことのない信頼性の高い事故検出回路を提供できる。
【0024】また、請求項4に対応する発明によれば、
一方のアームを構成する自己消弧素子の導通状態を検出
する信号と、他方のアームを構成する自己消弧素子に接
続されたスナバコンデンサの放電を検出する信号の論理
積が成立したとき、変換器の事故検出信号とすることに
より、検出器が故障して不動作であっても、事故発生時
は必ず動作する事故検出回路を提供できる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。 (第1実施例の構成)図1は第1実施例(請求項1に対
応する実施例)を説明するための図であるが、ここでは
図18、図19と同一の要素には同一の符号を付し、図
18、図19とは異なる点を主として説明する。スナバ
放電検出回路18A,18B、負バイアス検出回路19
A,19B、反転回路20A,20B、論理積回路13
A,13B、記憶回路15A,15B、を新たに設けた
ものである。
【0026】負バイアス検出回路19A,19Bはアー
ムを構成する自己消弧素子例えばGTO(以下GTOと
称する)2A,2Bが非導通状態(オフ状態)であるこ
とを検出する。スナバ放電検出回路18A,18Bは、
アームのスナバコンデンサ5A,5Bの放電を検出す
る。論理積回路13A,13Bは、負バイアス検出回路
19A,19Bにより検出された信号を反転回路20
A,20Bにより反転した信号と、スナバ放電検出回路
18A,18Bの検出信号(該アームと同一の交流母線
につながるスナバコンデンサの放電検出信号)とを入力
し両信号の論理積をとる。そして、記憶回路15A,1
5Bは、論理積回路13A,13Bの出力信号を記憶
し、記憶回路15A,15Bで記憶された信号を論理和
回路17を介して得られる信号を変換器の故障信号とし
て出力し、これをパルス増幅回路器16で増幅して自己
消弧素子2A,2Bのオフゲート信号として与える。
【0027】以上述べた構成は、交流電圧源1Aに接続
されるアームだけであるが、これ以外の他の交流電圧源
1B,1Cにそれぞれ接続されるアームも各々同一に構
成されることは言うまでもない。
【0028】このように、通常の電圧形自励式変換器の
運転中にはあり得ない、ペアアームの片側の自己消弧素
子が導通状態である時に、残る側のスナバコンデンサが
放電することを検出し、変換器の事故検出信号とするも
のである。
【0029】(第1実施例の作用)以下、第1実施例の
作用を説明するが、その前に通常の運転における電圧形
自励式変換器の転流動作について、図2〜図5を用いて
説明する。
【0030】図2は、既に説明済みの図17において、
GTO2Bから、ダイオード3Aに転流するときの各部
の波形を示している。電流の向きはGTO、ダイオード
はそれぞれの電流が流れる向きを正、スナバコンデンサ
は充電で正としている。
【0031】図2において時刻t1までの通電状態を図
3(a)に示す。電流はGTO2Bを流れている。スナ
バコンデンサ5Aは直流電圧と等しい値に充電されてい
る。時刻t1に、GTO2Bにオフ指令が与えられた直
後の通電状態を図3(b)に示す。オフ指令が与えられ
るとGTO2Bの通電電流は零となり、スナバコンデン
サ5Bは充電し、スナバコンデンサ5Aは放電する。時
刻t2にて、スナバコンデンサ5Bが直流電圧と等しい
値まで充電されると、ダイオード3Aに順電圧が印加さ
れ、図3(c)に示すようにダイオード3Aが導通す
る。スナバコンデンサ5Aの放電電流とダイオード3A
の電流値を合わせた値が交流電流に等しくなる。スナバ
コンデンサ5Aの放電が完了した時点で、交流電流はす
べてダイオード3Aに流れる。
【0032】次に、ダイオード3BからGTO2Aに転
流する時の動作を説明する。転流時の各部の波形を図4
に示す。図4において時刻t0でGTO2Bにオフゲー
ト信号が与えられるが、図5(a)に示すようにダイオ
ード3Bが通電しているため各部波形には変化はない。
図4の時刻t1でGTO2Aにオンゲート信号が与えら
れると、図5(b)に示すようにスナバコンデンサ5A
がGTO2Aを介して放電し、またダイオード3Bの電
流は徐々に減少する。
【0033】ダイオード3Bの電流が零になると、図5
(c)に示すようにGTO2Aを介して直流側からスナ
バコンデンサ5Bが充電される。スナバコンデンサ5B
の充電とスナバコンデンサ5Aの放電が完了した時点
で、交流電流はすべてGTO2Aを流れる。
【0034】通常運転時の転流現象においては、スナバ
コンデンサ5A,5Bの放電は、図2の時刻t1以降、
及び図4の時刻t1以降を見てもわかるように、必ず、
同一母線につながる他方のアーム(ペアのアーム)のG
TOがオフしているときに発生する。
【0035】次に、GTO2Bが通電中に、何らかの原
因でGTO2Aが誤点弧または破損し、導通状態になっ
たときの各部の波形を図6に、変換器の動作説明を図7
に示す。図6において時刻t1でGTO2Aが導通する
と、図7に示すように直流電圧源からGTO2A,2B
を経由して短絡電流が流れると同時に、スナバコンデン
サ5Aがスナバ抵抗4A、GTO2Aを介して放電す
る。
【0036】次に、GTO2Bが通電中に、アームの外
部で短絡事故が生じた場合の動作説明を図8に示す。短
絡が生じると、直流電圧源から事故点とGTO2Bを経
由して短絡電流が流れると同時に、スナバコンデンサ5
Aがスナバ抵抗4A、アノードリアクトル7A、事故点
を介して放電する。このときの各部波形は図6におい
て、GTO2Aの電流を事故点電流に置き換えれば、ア
ーム短絡時と同じ波形となる。
【0037】次に、GTO2A,GTO2Dが通電中
に、交流出力線間短絡事故が生じた場合の各部の波形を
図9に、変換器の動作説明を図10に示す。線間短絡が
生じる前は図10(a)に示すように流れている。図9
の時刻t1にて短絡が生じると、図10(b)に示すよ
うに直流電圧源から事故点とGTO2A,GTO2Dを
経由して短絡電流が流れる。スナバコンデンサ5Cは、
GTO2Aと事故点を介して放電する。スナバコンデン
サ5BはGTO2Dと事故点を介して放電する。
【0038】以上図6から図10で説明したように、各
事故に共通の現象として、事故が発生するとGTOが導
通中に、ペアのアームのスナバコンデンサの放電が発生
することがあげられる。この現象は通常運転時には生じ
ないものである。本発明はこの特徴を利用して高速に事
故を検出しようというものである。
【0039】図1においては、GTOの導通検出とし
て、GTOのゲート−カソード間(以下GK間と呼ぶ)
の負バイアス電圧検出回路19A,19Bを用いてい
る。GTOのGK間には誤点弧防止のために、オフ状態
の時は−10V程度の負バイアス電圧を印加する。GT
Oが導通状態となるとGK間の電圧は零または正の値を
取る。従って、GK間の電圧を検出することによりGT
Oの導通状態が検出できる。
【0040】また、図1においてスナバ放電検出回路1
8A,18Bは、スナバコンデンサ5A,5Bの放電
を、スナバ抵抗4A,4Bに生じる電圧で検出してい
る。スナバコンデンサ5A,5Bが放電するときには、
必ずスナバ抵抗4A,4Bを経由するので、スナバ抵抗
4A,4Bに放電方向の電流が流れたときに生じる極性
の電圧検出手段を設ければ、スナバコンデンサ5A,5
Bの放電を検出できる。
【0041】図1において、GTO2Aがオフのとき、
負バイアス電圧検出回路19Aの出力が“1”、反転回
路20Aの出力が“0”、またGTO2Aがオンのと
き、負バイアス電圧検出回路19Aの出力が“0”、反
転回路20Aの出力が“1”となるため、反転回路20
Aの出力によってGTOのオン・オフ状態を検出でき
る。
【0042】GTO2Aの導通状態信号と、ペアのアー
ムのスナバコンデンサ5Bの放電検出信号を論理積回路
13Bで論理積をとることで、GTO2Aの通電中にペ
アのアームのスナバコンデンサ5Bの放電が発生したこ
とを検出し、事故を検出する。同じように、GTO2B
の導通状態信号と、ペアのアームのスナバコンデンサ5
Aの放電検出信号を論理積回路13Aで論理積をとり事
故を検出する。
【0043】図1においてはGTO2A,2Bのアーム
しか図示していないが、GTO2C〜2Fも同様に検出
する。それぞれの事故検出信号を論理和回路17で論理
和を取り、パルス増幅回路16にてGTOにオフゲート
信号を出力し保護する。
【0044】(第1実施例の効果)以上説明した第1実
施例によれば、同一の交流母線につながる一方のGTO
2Aの導通状態検出信号(負バイアス検出回路19Aと
反転回路20Aにより)と、該同一の交流母線につなが
る他のアームのGTO2Bのスナバコンデンサ5Bの放
電検出信号(スナバ放電検出回路18Bにより)とを入
力にする論理積回路13Bを設け、また同一の交流母線
につながる他方のGTO2Bの導通状態検出信号(負バ
イアス検出回路19Bと反転回路20Bにより)と、該
同一の交流母線につながる一方のアームのGTO2Aの
スナバコンデンサ5Aの放電検出信号(スナバ放電検出
回路18Aにより)とを入力にする論理積回路13Aを
設け、理積回路13A,13Bの出力信号で事故検出す
ることにより、アーム短絡、アーム外部短絡、交流出力
線間短絡、などの事故に対しても検出が可能であり、運
転電流値や極性によりインタロックを必要とせず、ま
た、過電流にいたる前の検出が可能であることから、経
済的で高信頼で高速の事故検出回路を得ることができ
る。
【0045】(第2実施例)図11は、本発明の第2実
施例(請求項1に対応する実施例)を示す図である。図
1のスナバ放電検出回路18A,18Bを設けずに、こ
の代りにスナバ回路に流れる電流を検出する電流検出器
11A,11Bと、電流検出器11A,11Bによる検
出値のレベルを検出するレベル検出器12A,12Bを
設け、これによりスナバコンデンサ5A,5Bの放電の
検出を、スナバコンデンサ5A,5Bを流れる電流を極
性付きでレベル検出することで行い、これを論理積回路
13A,13Bの一方の入力端子に入力するように構成
したものである。これ以外の点は、図1の第1実施例と
同一である。
【0046】(第3実施例)図12は、本発明の第3実
施例(請求項1に対応する実施例)を示す図である。図
1の負バイアス検出回路19A,19Bを設けず、この
代りにGTO2A,2Bを流れる電流を検出する電流検
出器12A,12Bを設け、これによりGTO2A,2
Bの導通を検出し、この検出信号を、論理積回路13
A,13Bの一方の入力端子に入力したものである。こ
れ以外の構成は図1と同一である。
【0047】(第4実施例)図13は、本発明の第4実
施例(請求項2に対応する実施例)を示す図であり、図
1の実施例の論理積回路13Aを3入力端子のものに変
更し、この1つの入力端子に、新たにワンショット回路
21と反転回路20を設けたものである。ワンショット
回路21はGTO2Bのオフ指令102を入力すると、
所定幅(ワンショット時間)Tのパルスを出力する。ワ
ンショット回路21の出力パルスは反転回路20で反転
し、これを論理積回路13Aの1つの入力端子に入力し
た点である。同様に、図1の実施例の論理積回路13B
を3入力端子のものに変更し、この1つの入力端子に、
新たにワンショット回路21と反転回路20を設けたも
のである。これ以外の構成は図1の実施例と同一であ
る。
【0048】このように構成された図13の回路の動作
を図14を参照して説明する。この実施例では、ワンシ
ョット回路21と反転回路20を設けない場合の問題点
を除去できる。すなわち、GTO2Bにオフ指令が出力
され、GTO2Bがオフしてから、GTO2Bの負バイ
アス検出回路19BがGTO2Bのオフを検出するまで
には、回路の動作時間や、誤動作防止のためのフィルタ
回路などにより一定の遅れ時間がある。一方、スナバコ
ンデンサ放電検出回路18Aにも、同様の遅れ時間が存
在する。導通検出回路と放電検出回路の遅れ時間が異な
り、放電検出の方が短いと、図14からもわかるよう
に、時刻t1からt2の期間はアームの導通と、ペアア
ームのスナバコンデンサの放電を同時に検出し、事故を
誤検出してしまう。
【0049】そこで、図13のように、GTO2Bのオ
フ指令102をワンショット回路21に入力し、ワンシ
ョット回路21の出力を反転回路20Aにより反転し
て、事故検出の為の論理積回路13に入力する。図13
に示すように構成すれば、GTOの導通検出と、スナバ
コンデンサ放電検出の動作時間にばらつきがあっても、
誤検出することを防止できる。ただし、ワンショット時
間Tが長すぎると、故障の検出ができない期間が増える
ため、GTOの導通検出、スナバコンデンサの放電検出
の時間を確認しできるだけ短い値に設定することが望ま
しい。
【0050】(第5実施例)図15は、本発明の第5実
施例(請求項3に対応する実施例)を示す図である。図
1の実施例と異なる点は、新たに電流検出器11A,1
1B、レベル検出器12A,12B、反転回路20D、
論理積回路13D,13E,13Cを設けたものであ
る。すなわち、スナバコンデンサ5Aに流れる電流を電
流検出器11Aで検出し、この検出値をレベル検出器1
2Aに入力して所定レベルを越えたとき生ずる信号を論
理積回路13Dの一方の入力端子に入力し、また論理積
回路13Dの他方の入力端子にスナバ放電検出回路18
Aの検出信号を入力する。さらに、負バイアス検出回路
19Bの検出信号を反転回路20Dより反転して論理積
回路13Eの一方の入力端子に入力し、またGTO2B
に流れる電流を電流検出器11Bで検出し、この検出値
をレベル検出器12Bに入力して所定レベルを越えたと
き生ずる信号を論理積回路13Eの他方の入力端子に入
力する。そして、論理積回路13D,13Eの出力は論
理積回路13Cに入力し、論理積回路13Cの出力は記
憶回路15Aに入力する点以外の構成は、図1の実施例
と同一である。尚、図15にはGTO2Aの検出回路し
か図示していないが、GTO2B〜GTO2Fも同様に
構成することは言うまでもない。
【0051】このように構成すれば、検出回路の故障、
ノイズの混入等で検出器が誤動作しても、論理積回路1
3D,13Eの出力は零となるため誤検出せず、信頼性
の高い事故検出回路を提供できる。
【0052】(第6実施例)図16は、本発明の第6実
施例(請求項4に対応する実施例)を示す図である。図
1の実施例と異なる点は、新たに電流検出器11A,1
1B、レベル検出器12A,12B、反転回路20D、
論理和回路17A,17B、論理積回路13Fを設けた
ものである。
【0053】すなわち、スナバコンデンサ5Aに流れる
電流を電流検出器11Aで検出し、この検出値をレベル
検出器12Aに入力して所定レベル越えたとき生ずる信
号を論理和回路17Aの一方の入力端子に入力し、また
論理和回路17Aの他方の入力端子にスナバ放電検出回
路18Aの検出信号を入力する。負バイアス検出回路1
9Bの検出信号を反転回路20Dにより反転して論理和
回路17Bの一方の入力端子に入力し、またGTO2B
に流れる電流を電流検出器11Bで検出し、この検出値
をレベル検出器12Bに入力して所定レベルを越えたと
き生ずる信号を論理和回路17Bの他方の入力端子に入
力する。そして、論理和回路17A,17Bの出力は論
理積回路13Fに入力し、論理積回路13Fの出力は記
憶回路15Aに入力する点は図1の実施例と同一であ
る。尚、図16にはGTO2Aの検出回路しか図示して
いないが、GTO2B〜GTO2Fも同様に構成するこ
とは言うまでもない。
【0054】このように構成することにより、検出回路
が故障しても、論理和回路17A,17Bの出力は健全
な検出器で動作するため、誤不動作がなく、信頼性の高
い事故検出回路を提供できる。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、電圧形自励式変換器に
おいて、アーム短絡、アーム外部短絡、交流出力線間短
絡等の事故が発生した場合に、高速に、かつ単純な回路
で検出し、アノードリアクトルや自己消弧素子を必要以
上に大きくすることなく保護できる電圧形自励式変換器
の事故検出回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電圧形自励式変換器の事故検出回路の
第1実施例を示す図。
【図2】図1の電圧形自励式変換器の通常運転時の動作
を説明するための図。
【図3】図1の電圧形自励式変換器の通常運転時の動作
を説明するための図。
【図4】図1の電圧形自励式変換器の通常運転時の動作
を説明するための図。
【図5】図1の電圧形自励式変換器の通常運転時の動作
を説明するための図。
【図6】図1の電圧形自励式変換器の事故時の動作を説
明するための図。
【図7】図1の電圧形自励式変換器の事故時の動作を説
明するための図。
【図8】図1の電圧形自励式変換器の事故時の動作を説
明するための図。
【図9】図1の電圧形自励式変換器の事故時の動作を説
明するための図。
【図10】図1の電圧形自励式変換器の事故時の動作を
説明するための図。
【図11】本発明の電圧形自励式変換器の事故検出回路
の第2実施例を示す図。
【図12】本発明の電圧形自励式変換器の事故検出回路
の第3実施例を示す図。
【図13】本発明の電圧形自励式変換器の事故検出回路
の第4実施例を示す図。
【図14】図13の動作を説明するための図。
【図15】本発明の電圧形自励式変換器の事故検出回路
の第5実施例を示す図。
【図16】本発明の電圧形自励式変換器の事故検出回路
の第6実施例を示す図。
【図17】一般的な電圧形自励式変換器の構成を示す
図。
【図18】従来のアーム短絡検出回路を示す図。
【図19】従来のアーム外部短絡、交流出力線間短絡検
出回路を示す図。
【符号の説明】
1A〜1C…交流電圧源、2A〜2F…自己消弧素子例
えばGTO、3A〜3F…ダイオード、4A〜4F…ス
ナバ抵抗、5A〜5F…スナバコンデンサ、6A〜6F
…スナバダイオード、7A〜7F…アノードリアクト
ル、8…直流電圧源、11A〜11F…電流検出器、1
2A〜12E…レベル検出器、13,13A,13B,
13C,13D,13E,13F…論理積回路、14…
インタロック、15,15A〜15C…記憶回路、16
…パルス増幅回路、17,17A,17B…論理和回
路、18A,18B…スナバ放電検出回路、19A,1
9B…負バイアス検出回路、20,20A,20B,2
0D…反転回路、21…ワンショット回路、51,52
…事故点、101…GTOオンオフパタン信号、102
…GTOオフ指令、103…GTOオン指令。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 井野口 晴久 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の自己消弧素子をブリッジ接続し、
    かつ自己消弧素子に少なくともスナバコンデンサを並列
    に接続し、前記ブリッジに直流電圧源を接続し、直流を
    交流にあるいは、交流を直流に変換する電圧形自励式変
    換器において、 前記自己消弧素子のうち同一の交流母線が接続されるア
    ームを構成する自己消弧素子が導通状態であることを検
    出する第1の検出手段と、 前記交流母線が接続されるアームと同一の交流母線につ
    ながるアームの前記スナバコンデンサの放電を検出する
    第2の検出手段と、 前記一方のアームの第1の検出手段および前記他方のア
    ームの第2の検出手段の検出信号の論理積が成立したと
    き出力される出力信号を前記変換器の事故検出信号とす
    る論理手段と、 を備えたことを特徴とする電圧形自励式変換器の事故検
    出回路。
  2. 【請求項2】 複数の自己消弧素子をブリッジ接続し、
    かつ自己消弧素子に少なくともスナバコンデンサを並列
    に接続し、前記ブリッジに直流電圧源を接続し、直流を
    交流にあるいは、交流を直流に変換する電圧形自励式変
    換器において、 前記自己消弧素子のうち同一の交流母線が接続されるア
    ームを構成する自己消弧素子が導通状態であることを検
    出する第1の検出手段と、 前記交流母線が接続されるアームと同一の交流母線につ
    ながるアームの前記スナバコンデンサの放電を検出する
    第2の検出手段と、 前記自己消弧素子のうち同一の交流母線が接続される前
    記一方のアームの自己消弧素子にオフ指令が与えられた
    とき、所定時間出力される信号が反転した状態を検出す
    る第3の検出手段と、 前記一方のアームの第1の検出手段、前記他方のアーム
    の第2の検出手段および前記第3の検出手段の検出信号
    の論理積が成立したとき出力される出力信号を前記変換
    器の事故検出信号とする論理手段と、 を備えたことを特徴とする電圧形自励式変換器の事故検
    出回路。
  3. 【請求項3】 複数の自己消弧素子をブリッジ接続し、
    かつ自己消弧素子に少なくともスナバコンデンサおよび
    スナバ抵抗からなる直列回路を並列に接続し、前記ブリ
    ッジに直流電圧源を接続し、直流を交流にあるいは、交
    流を直流に変換する電圧形自励式変換器において、 第1の検出手段と、第2の検出手段と、論理手段を備
    え、 前記第1の検出手段は、前記自己消弧素子のうち同一の
    交流母線が接続される一方のアームを構成する自己消弧
    素子のゲートとカソード間に所定の負バイアス電圧が印
    加されていることを検出する負バイアス検出回路と、前
    記一方のアームを構成する自己消弧素子を流れる電流が
    一定値以上であることを検出する第1の電流検出回路
    と、前記負バイアス検出回路の検出出力を反転回路によ
    り反転した出力および第1の電流検出回路の検出出力の
    論理積をとる第1の論理積回路とからなり、前記自己消
    弧素子のうち同一の交流母線が接続される一方のアーム
    を構成する自己消弧素子が導通状態であることを検出す
    るものであり、 前記第2の検出手段は、前記自己消弧素子のうち同一の
    交流母線が接続される他方のアームに接続されたスナバ
    抵抗の電圧が一定値以上で、かつ前記他方のアームに接
    続されたスナバコンデンサの電流の向きが放電方向であ
    ることを検出するスナバ放電検出回路と、前記他方のア
    ームに接続されたスナバコンデンサに流れる電流が一定
    値以上であることを検出する第2の電流検出回路と、こ
    の第2の電流検出回路および前記スナバ放電検出回路の
    検出出力の論理積をとる第2の論理積回路とからなり、
    前記同一の交流母線が接続される他のアームを構成する
    自己消弧素子に接続された前記スナバコンデンサの放電
    を検出するものであり、 前記論理手段は前記第1および第2の論理積回路の出力
    の検出信号の論理積が成立したとき出力される出力信号
    を前記変換器の事故検出信号とすることを特徴とする電
    圧形自励式変換器の事故検出回路。
  4. 【請求項4】 複数の自己消弧素子をブリッジ接続し、
    かつ自己消弧素子に少なくともスナバコンデンサおよび
    スナバ抵抗からなる直列回路を並列に接続し、前記ブリ
    ッジに直流電圧源を接続し、直流を交流にあるいは、交
    流を直流に変換する電圧形自励式変換器において、 第1の検出手段と、第2の検出手段と、論理手段を備
    え、 前記第1の検出手段は、前記自己消弧素子のうち同一の
    交流母線が接続される一方のアームを構成する自己消弧
    素子のゲートとカソード間に所定の負バイアス電圧が印
    加されていることを検出する負バイアス検出回路と、前
    記一方のアームを構成する自己消弧素子を流れる電流が
    一定値以上であることを検出する第1の電流検出回路
    と、前記負バイアス検出回路の検出出力を反転回路で反
    転した出力と前記第1の電流検出回路の検出出力の論理
    和をとる第1の論理和回路とからなり、自己消弧素子の
    うち同一の交流母線が接続される一方のアームを構成す
    る自己消弧素子の一方が導通状態であることを検出する
    ものであり、 前記第2の検出手段は、前記自己消弧素子のうち同一の
    交流母線が接続される他方のアームに接続されたスナバ
    抵抗の電圧が一定値以上で、かつ前記他方のアームに接
    続されたスナバコンデンサの電流の向きが放電方向であ
    ることを検出するスナバ放電検出回路と、前記他方のア
    ームに接続されたスナバコンデンサに流れる電流が一定
    値以上であることを検出する第2の電流検出回路と、こ
    の第2の電流検出回路および前記スナバ放電検出回路の
    検出出力の論理和をとる第2の論理和回路とからなり、
    前記同一の交流母線が接続される他のアームを構成する
    自己消弧素子に接続された前記スナバコンデンサの放電
    を検出するものであり、 前記論理手段は前記第1および第2の検出手段の検出信
    号の論理積が成立したとき出力される出力信号を前記変
    換器の事故検出信号とすることを特徴とする電圧形自励
    式変換器の事故検出回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012080665A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Toshiba Corp 電力変換器用制御装置
KR20180017888A (ko) 2016-08-11 2018-02-21 연세대학교 산학협력단 멀티레벨 컨버터 hvdc 시스템에서 dc 사고 감지 장치 및 방법

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012080665A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Toshiba Corp 電力変換器用制御装置
KR20180017888A (ko) 2016-08-11 2018-02-21 연세대학교 산학협력단 멀티레벨 컨버터 hvdc 시스템에서 dc 사고 감지 장치 및 방법

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