JPH084764A - リニアガイドおよびその製造方法 - Google Patents
リニアガイドおよびその製造方法Info
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Abstract
を節約することにより生産効率を向上させるとともに廉
価に製造することが可能なリニアガイドおよびその製造
方法を提供すること。 【構成】レールボデイ16を金属材料によって形成し、
一方、前記レールボデイ16とは異なる他の金属材料を
焼入れ処理して線状部材20a、20bを形成する。次
に、前記レールボデイ16に画成された凹部18a、1
8b内に、焼入れ処理が施された線状部材20a、20
bをかしめて固定する。最後に、前記線状部材20a、
20bを研摩および/または切削して仕上げ加工をす
る。従って、レールボデイ16には焼入れ処理が施され
ていないため、該レールボデイ16に曲がり、捩じれ等
が発生しない。
Description
レールボデイの係合部に固定され、摺動面を有する線状
部材とからなるリニアガイドおよびその製造方法に関す
る。
リニアガイドが用いられており、前記リニアガイドは、
アクチュエータ本体の上面に設けられたスライドテーブ
ルを長手方向に沿って円滑に変位させる機能を営んでい
る。
イドレールと、前記ガイドレールに画成された溝部に摺
接して転動するボールを介して該ガイドレールに沿って
変位するガイドブロックとから構成される。
焼入れが可能な金属材料または浸炭鋼によって形成さ
れ、前記溝部を含む全ての部分を同一の材料によって構
成し、その一部または全部を焼入れ等の熱処理を施すこ
とによって製造されている。
従来例に係るリニアガイドでは、ガイドレールに焼入れ
等の熱処理を施した際、該ガイドレールに曲がり、捩じ
れ等が発生するため、この曲がり、捩じれ等を矯正する
ために多くの時間と労力を費やさなければならないとい
う不都合がある。
なされたものであり、曲がり、捩じれ等を矯正するため
の時間と労力を節約することにより生産効率を向上させ
るとともに廉価に製造することが可能なリニアガイドお
よびその製造方法を提供することを目的とする。
めに、本発明は、レールボデイと、前記レールボデイの
係合部に固定され、摺動面を有する線状部材とからなる
リニアガイドの製造方法であって、前記レールボデイよ
りも硬度が高い材料によって線状部材を形成する工程
と、前記レールボデイに画成された係合部に線状部材を
位置決めしてかしめる工程と、前記線状部材を研摩およ
び/または切削して仕上げ加工する工程と、を有するこ
とを特徴とする。
状からなる係合部が画成されたレールボデイと、前記レ
ールボデイよりも硬度が高い材料からなり、前記レール
ボデイの係合部に位置決めしてかしめられ、摺動面を有
する線状部材と、から構成されることを特徴とする。
は、レールボデイよりも硬度が高い材料によって線状部
材を形成する。次に、前記レールボデイに画成された係
合部に、前記線状部材を係合部に位置決めした状態でか
しめて固定する。最後に、前記線状部材を研摩および/
または切削して仕上げ加工をする。
製造方法では、レールボデイに対し、焼入れ処理を施し
ていないため、該レールボデイに曲がり、捩じれ等が発
生しない。従って、前記曲がり、捩じれ等を矯正するた
めの時間と労力を節約することができ、生産効率を向上
させるとともに廉価に製造することができる。
状部材が連続する第1〜第4平面で形成され線状部材の
外周面の一部を囲繞する内壁面の定位置で安定した状態
でかしめられることから、線状部材はレールボデイの係
合部に強固に固定される。
の製造方法との関係において好適な実施例を挙げ、添付
の図面を参照しながら以下詳細に説明する。
ドレールに適用した斜視図、図2は、前記ガイドレール
の斜視図である。
ール12と、前記ガイドレール12に沿って変位自在に
設けられたガイドブロック14とから構成される。
形成された棒状のレールボデイ16と、前記レールボデ
イ16の両側面に設けられ、断面略円弧状の一対の凹部
18a、18b(係合部)内にかしめられた一対の線状
部材20a、20bとから構成される(図2参照)。こ
の場合、前記レールボデイ16は焼入れされておらず、
前記線状部材20a、20bは焼入れをすることが可能
な金属材料で形成される。前記レールボデイ16には、
所定間隔離間して該レールボデイ16を他の部材に固定
するための複数の固定用孔部22が画成されている。前
記線状部材20a、20bには断面が外方に向かって拡
開するとともに、長手方向に延在する溝部24a、24
bが画成され、前記溝部24a、24bにボール等の転
動部材50(図7参照)が摺動することによりガイドブ
ロック14を円滑に変位させることが可能となる。
面には、例えば、長手方向に沿って複数の略v字状の溝
26、…を画成し(図3参照)、または種々の形状から
なるローレット目28等を形成することにより(図4参
照)、前記凹部18a、18b内における線状部材20
a、20bの回り止めがなされる。
は、基本的には以上のように構成されるものであり、次
に、リニアガイド10の製造方法に基づいてその作用、
効果を説明する。
って溝部24a、24bを有する線状部材20a、20
bを形成する。なお、前記線状部材20a、20bに、
例えば、略v字状の溝26またはローレット目28等の
回り止め手段を前加工で形成しておくと、かしめられた
際の回り止めに好適である。
入れ工具を介して所定の焼入れ温度に加熱した後、急冷
して硬化させる焼入れ処理を施す。一方、両側面部に断
面略円弧状の凹部18a、18bが長手方向に沿って画
成されたレールボデイ16を、例えば、引抜き加工等に
よって形成する。この場合、図5Aに示されるように、
前記断面円弧状の凹部18a、18bの形状は、線状部
材20a、20bの直径よりも若干拡径して形成してお
く。
a、20bをレールボデイ16の凹部18a、18b内
に挿入した状態で、かしめ工具を用いてレールボデイ1
6の両側面部に対して矢印方向から力Fを付与し、断面
略円弧状の凹部18a、18b内に線状部材20a、2
0bをかしめて固定する(図5B参照)。この場合、レ
ールボデイ16は焼入れされていないため、焼入れの際
に生ずる懸念のある曲がり、捩じれ等が発生しない。ま
た、線状部材20a、20bは、レールボデイ16の長
手方向に沿って直線状に画成された断面略円弧状の凹部
18a、18bに沿ってかしめられるため、該線状部材
20a、20bに曲がり、捩じれ等が発生することがな
い。
線状部材20a(20b)の形状は、略円弧状に限定さ
れるものではなく、例えば、図5Cに示されるように、
下方側に向かって幅広な形状とし、また、図5Dに示さ
れるように、略楕円形状とすることも可能である。
れ等を矯正するための作業を要しないため、前記矯正作
業に費やされる時間と労力を節約することが可能とな
り、生産効率の向上を図ることができる。なお、前記か
しめに代替してプレスを用いてもよい。
処理が施されないため、前加工または後加工において、
前記レールボデイ16に画成される固定用孔部22、…
の位置精度を向上させることができる。
て摺動変位するガイドブロック14の基準面を切削加工
によって簡便に形成することができる利点がある。
18a、18b内に線状部材20a、20bをかしめた
後、線状部材20a、20bに対し研摩および/または
切削等の仕上げ加工を施すことにより、溝部24a、2
4bにおける直線精度を確保するとともに、レールボデ
イ16の両側面部に位置する一対の線状部材20a、2
0bの平行精度を確保することができる。
に一対の線状部材20a、20bをかしめる場合につい
て説明したが、図6に示すように、レールボデイ29の
片側にのみ線状部材20b(20a)をかしめて形成し
てもよい。
イド30を図7および図8に示す。なお、図1に示す第
1実施例と同一の構成要素には同一の参照符号を付し、
その詳細な説明を省略する。
ルボデイ32の両側面部に画成される所定形状の凹部3
4a、34b内に断面略円形状の一対の線状部材36
a、36bを夫々三点支持によってかしめた点で第1実
施例と異なる。なお、前記凹部34a、34bは夫々略
同一に形成されるため、一方の凹部34aのみを説明
し、他方の凹部34bの説明を省略する。
れるように、略中央部に形成された半円状の湾曲部38
と、前記湾曲部38の両側に隣接し、相互に対向して形
成された内壁面40a、40bと、前記内壁面40a、
40bからレールボデイ32の上面部に連続し内方に向
かって突出する突起部41a、41bとから構成され
る。前記凹部34a内には2本の線状部材36a、36
bが位置決めされた状態でかしめて固定され、各線状部
材36a、36bは内壁面40a、40bを夫々構成す
る第1〜第4平面42、44、46、48によってその
外周面の略半分が囲繞されている。前記線状部材36a
(36b)は、第1平面42、第3平面46および第4
平面48に夫々点接触して固定される。この場合、第1
平面42と第4平面48とによって作られる角度θは、
外方に向かって徐々に小さくなるように形成されること
により、突起部41a、41bにかしめ工具(図示せ
ず)を当接させて内壁面40a、40b内に線状部材3
6a、36bをかしめた際、該線状部材36a、36b
が内壁面40a、40bから外部に向かって飛び出すこ
とを阻止する機能を営む。
a、36bが夫々3点支持によってレールボデイ32の
凹部34a、34b内に固定されることにより、線状部
材36a、36bが前記凹部34a、34b内の定位置
で安定した状態でかしめられ、より強固に固定される。
0は、基本的には以上のように構成されるものであり、
次にその製造方法について説明する。なお、第1実施例
に係るリニアガイド10と略同一の製造工程については
その旨明記して詳細な説明を省略する。
の線状部材36a、36bを形成する。なお、前記線状
部材36a、36bには、略v字状の溝26またはロー
レット目28等の回り止め手段を前加工で形成しておく
点は第1実施例と同様である。
入れ工具を介して所定の焼入れ温度に加熱した後、急冷
して硬化させる焼入れ処理を施す。一方、湾曲部38お
よび相互に対向する内壁面40a、40bを有する凹部
34a、34bが長手方向に沿って画成されたレールボ
デイ32を、例えば、引抜き加工等によって形成する。
a、36bをレールボデイ32の凹部34a、34b内
に挿入した状態において、かしめ工具を用いてレールボ
デイ32の突起部41a、41bに対して矢印方向から
力Fを付与して凹部34a、34b内に線状部材36
a、36bをかしめる。この場合、レールボデイ32は
焼入れされていないため、曲がり、捩じれ等が発生する
ことがない。なお、前加工または後加工において、前記
レールボデイ32に画成される固定用孔部22、…の位
置精度を向上させることができる点は第1実施例と同様
である。
a(34b)を構成する第1平面42、第3平面46お
よび第4平面48に点接触した状態で位置決めされ、且
つ安定した状態でかしめられるため、該線状部材36
a、36bに曲がり、捩じれ等が発生しない。従って、
第1実施例と同様の作用効果を得ることができる。
34a、34b内に線状部材36a、36bをかしめた
後、線状部材36a、36bの外周面の一部52a、5
2bを転動部材50の形状に沿って研摩および/または
切削して仕上げ加工を施すことにより(破線部分参
照)、転動部材50を円滑に転動させることができる。
造方法によれば、以下の効果が得られる。
造方法では、レールボデイに対して焼入れ処理を施して
いないため、該レールボデイに曲がり、捩じれ等が発生
しない。従って、従来技術では、レールボデイを含んで
焼入れしていたため、曲がり、捩じれ等を矯正するため
の時間と労力を必要としていたが、本発明では前記時間
と労力を節約することができ、生産効率を向上させると
ともに廉価に製造することができる。
述したように、曲がり、捩じれ等のないレールボデイを
得ることができる。さらに、線状部材が連続する第1〜
第4平面で形成され線状部材の外周面の一部を囲繞する
内壁面に点接触し安定した状態でかしめられることか
ら、前記線状部材をレールボデイの係合部に強固に固定
することができる。
図である。
ルの斜視図である。
材の斜視図である。
斜視図である。
線状部材をかしめる状態を説明する図、図5Cおよび図
5Dは、線状部材がかしめられた他の形状を示す説明図
である。
設けた状態を示す図である。
図である。
ル 14…ガイドブロック 16、29、32
…レールボデイ 18a、18b、34a、34b…凹部 20a、20b、36a、36b…線状部材 22…固定用孔部 24a、24b…
溝部 40a、40b…内壁面 41a、41b…
突起部 42、44、46、48…平面
Claims (8)
- 【請求項1】レールボデイと、前記レールボデイの係合
部に固定され、摺動面を有する線状部材とからなるリニ
アガイドの製造方法であって、 前記レールボデイよりも硬度が高い材料によって線状部
材を形成する工程と、 前記レールボデイに画成された係合部に線状部材を位置
決めしてかしめる工程と、 前記線状部材を研摩および/または切削して仕上げ加工
する工程と、 を有することを特徴とするリニアガイドの製造方法。 - 【請求項2】請求項1記載の製造方法において、係合部
は凸部または凹部からなり、レールボデイの対向する両
側面または片側の一側面のみに画成されることを特徴と
するリニアガイドの製造方法。 - 【請求項3】請求項1または2記載の製造方法におい
て、係合部は、連続する第1〜第4平面で形成され線状
部材の外周面の一部を囲繞する内壁面を含み、前記係合
部に線状部材がかしめられた際、該線状部材は内壁面に
点接触して固定されることを特徴とするリニアガイドの
製造方法。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか1項に記載の製
造方法において、レール部材は金属材料で形成され、一
方、線状部材はレールボデイとは異なる他の金属材料で
形成されることを特徴とするリニアガイドの製造方法。 - 【請求項5】側面部に所定の断面形状からなる係合部が
画成されたレールボデイと、 前記レールボデイよりも硬度が高い材料からなり、前記
レールボデイの係合部に位置決めしてかしめられ、摺動
面を有する線状部材と、 から構成されることを特徴とするリニアガイド。 - 【請求項6】請求項5記載のリニアガイドにおいて、係
合部は、連続する第1〜第4平面で形成され線状部材の
外周面の一部を囲繞する内壁面を含み、前記線状部材は
内壁面に点接触した状態でかしめられていることを特徴
とするリニアガイド。 - 【請求項7】請求項5または6記載のリニアガイドにお
いて、線状部材の外周面には、レールボデイの係合部に
位置決めしてかしめられた際、該線状部材の変位を阻止
する回り止め手段が設けられていることを特徴とするリ
ニアガイド。 - 【請求項8】請求項5乃至7のいずれか1項に記載のリ
ニアガイドにおいて、レール部材は金属材料で形成さ
れ、一方、線状部材はレールボデイとは異なる他の金属
材料で形成されることを特徴とするリニアガイド。
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|---|---|---|---|
| JP14032594A JP3510669B2 (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | リニアガイドおよびその製造方法 |
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