JPH084824A - 液体封入式マウント - Google Patents

液体封入式マウント

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JPH084824A
JPH084824A JP15816794A JP15816794A JPH084824A JP H084824 A JPH084824 A JP H084824A JP 15816794 A JP15816794 A JP 15816794A JP 15816794 A JP15816794 A JP 15816794A JP H084824 A JPH084824 A JP H084824A
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JP
Japan
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liquid
liquid chamber
elastic support
main elastic
support portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP15816794A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuhiko Narita
信彦 成田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nok Megulastik Co Ltd
Original Assignee
Nok Megulastik Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH084824A publication Critical patent/JPH084824A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 簡素な構造で、異なる周波数特性による優れ
た防振性能を奏し得る液体封入式マウントを提供する。 【構成】 ボススリーブ10と外筒20との間に、主弾
性支持部31と軸方向両端のダイアフラム40,50と
によって互いに独立的に画成された第一及び第二の液封
入部1,2が、それぞれ弾性隔壁32,33によって主
弾性支持部側液室1A,2Aとダイアフラム側液室1
B,2Bとに画成され、主弾性支持部側液室1Aとダイ
アフラム側液室1B及び主弾性支持部側液室2Aとダイ
アフラム側液室2Bは、それぞれ互いに流通性の異なる
オリフィス61,71を介して連通され、好ましくは弾
性隔壁32,33は、略テーパ状に展開した原形からこ
の原形と同一径の略円盤状に変形されることによって予
圧縮されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば自動車において
防振支持装置として用いられる液体封入式マウントに関
する。
【0002】
【従来の技術】液体封入式マウントは、エラストマのみ
によるマウントでは実現できない良好な特性が得られる
もので、従来、例えば特開昭62−220729号公報
に開示されたようなものが知られている。この液体封入
式マウントは、振動入力時にオリフィスを介して二つの
液室間を反復して流通される作動液の流通量を、前記オ
リフィス内にあってコントローラからの信号で開閉され
る弁によって制御し、入力振動の周波数域に応じて周波
数特性(防振性能)を切り換えることができるようにな
っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の液体封入式
マウントは、異なる周波数特性を得るために、オリフィ
ス内の弁装置やこの弁装置を動作させるためのコントロ
ーラを必要としており、このため、マウントの大型化を
来すばかりか、機構が複雑であるため、高価格であると
いった問題が指摘される。
【0004】したがって、本発明が解決しようとする主
な技術的課題は、簡素な構造で異なる周波数特性による
優れた防振性能を奏し得る液体封入式マウントを提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した技術的課題は、
本発明によって有効に解決することができる。すなわち
本発明の液体封入式マウントは、ボススリーブとその外
周に配置された外筒との間に、軸方向略中央に介在され
た主弾性支持部と、軸方向両端にそれぞれ介在されたダ
イアフラムとによって互いに独立した第一及び第二の液
封入部が画成され、更にこの第一及び第二の液封入部は
それぞれ弾性隔壁によって主弾性支持部側液室とダイア
フラム側液室とに画成され、前記第一の液封入部の主弾
性支持部側液室とダイアフラム側液室及び前記第二の液
封入部の主弾性支持部側液室とダイアフラム側液室は、
それぞれ互いに流通性の異なるオリフィスを介して連通
されたものである。また、本発明の好ましい例において
は、前記弾性隔壁は、略テーパ状に展開した原形からこ
の原形と同一径の略円盤状に変形された状態でボススリ
ーブと外筒との間に介在される。
【0006】
【作用】この液体封入式マウントは、支持側と被支持側
の相対的な振動が主に軸方向に入力されるように、ボス
スリーブ及び外筒のうち一方が支持側、他方が被支持側
に連結される。このため、振動の入力によってボススリ
ーブと外筒の間の主弾性支持部及びダイアフラムが反復
変形されると、これに伴って、第一の液封入部及び第二
の液封入部でそれぞれ主弾性支持部側液室とダイアフラ
ム側液室の容積が交互に拡大・縮小されるので、これら
両液室の間をオリフィスを通じて封入液が反復移動し、
液柱共振を生じることによって伝達振動を絶縁すると共
に、フランジの両側を移動される封入液の流動抵抗によ
って振動減衰力を得るものである。このとき、第一の液
封入部と第二の液封入部は、流通性が互いに異なるオリ
フィスによって、液柱共振の周波数特性が互いに異なる
ので、有効に防振される周波数域が拡大される。
【0007】また、第一の液封入部及び第二の液封入部
において、それぞれ主弾性支持部側液室とダイアフラム
側液室との間を仕切っている弾性隔壁は、略テーパ状に
展開した原形からこの原形と同一径の略円盤状に変形さ
れているため、適度に予圧縮された状態になり、耐久性
が向上する。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る液体封入式マウントの好
適な一実施例を軸心において互いに90°に交差する平
面で切断した断面斜視図である。すなわちこの液体封入
式マウントは、軸方向中間部外周にフランジ11が一体
に突出形成され軸方向両端に小径の嵌合段差部12,1
3が形成されたボススリーブ10と、このボススリーブ
10の外周に配置された外筒20との間に、軸方向略中
央に介在された主弾性支持部31と、軸方向両端にそれ
ぞれ介在されたダイアフラム40,50とによって第一
の液封入部1及び第二の液封入部2が画成され、更にこ
の第一及び第二の液封入部1,2はそれぞれ弾性隔壁3
2,33によって主弾性支持部側液室1A,2Aと、ダ
イアフラム側液室1B,2Bとに画成されている。
【0009】主弾性支持部31及び弾性隔壁32,33
は、ボススリーブ10の外周面に加硫成形と同時に加硫
接着されたエラストマ部材30に形成されている。この
うち、主弾性支持部31は、ボススリーブ10のフラン
ジ11の外周に形成されると共に、外筒20の軸方向略
中央部内周面に密嵌された外周部が補強リング34で補
強されており、前記外周部には、軸方向両側へ突出した
各二個の突起部31a,31bが円周方向180°対称
位置に形成されている(図では一方の突起部31a,3
1bのみ示される)。また、弾性隔壁32,33の外周
部には、外筒20の内周面に密嵌された環状のオリフィ
スプレート60,70が一体に加硫接着されており、こ
のオリフィスプレート60,70には、外筒20の内周
面に沿って延びるオリフィス61,71がそれぞれ形成
されている。
【0010】第一の液封入部1側のオリフィスプレート
60に形成されたオリフィス61は、円周方向一部が主
弾性支持部側液室1Aに開口されると共に、円周方向の
他の一部がダイアフラム側液室1Bに開口されており、
同様に第二の液封入部2側のオリフィスプレート70に
形成されたオリフィス71は、円周方向一部が主弾性支
持部側液室2Aに開口されると共に、円周方向の他の一
部がダイアフラム側液室2Bに開口されている。また、
第一の液封入部1側のオリフィス61の流路断面積より
も、第二の液封入部2側のオリフィス71の流路断面積
の方が小さく形成されている。
【0011】ダイアフラム40,50は、ボススリーブ
10の両端の嵌合段差部12,13に嵌着された各嵌合
リング41,51の外周面に加硫成形と同時に加硫接着
されたエラストマからなるもので、外筒20の軸方向両
端部内周面に密嵌された外周部がそれぞれ補強リング4
2,52で補強されている。また、嵌合段差部12,1
3が嵌合リング41,51の嵌着位置を弾性隔壁32,
33から適宜離れた位置に規定することによって、ダイ
アフラム40,50と弾性隔壁32,33との間に所定
のダイアフラム側液室1B,2Bが形成される。
【0012】ボススリーブ10のフランジ11の外周に
形成された主弾性支持部31と、その軸方向両側にあっ
てボススリーブ10の外周に形成された弾性隔壁32,
33と、この弾性隔壁32,33の外周に接合されたオ
リフィスプレート60,70からなる一体成形品は、外
筒20内に組み込む前の状態では図2に示すような形状
を呈する。すなわち、弾性隔壁32,33の原形は、外
周側が主弾性支持部31から遠ざかるように展開したテ
ーパ状となっており、その外周のオリフィスプレート6
0,70が主弾性支持部31から離れている。そして、
前記一体成形品を外筒20へ圧入するに際して、オリフ
ィスプレート60,70を主弾性支持部31の突起部3
1a,31bに当接した状態となる位置まで圧入するこ
とによって、弾性隔壁32,33は、ボススリーブ10
とオリフィスプレート60,70との間で、前記テーパ
状の原形状態から図中破線で示すようにこの原形と同一
径の略円盤状に変形されるので、適度な予圧縮が与えら
れている。また、突起部31a,31bでオリフィスプ
レート60,70の圧入位置が規定されることによっ
て、所定の主弾性支持部側液室1A,2Aが形成され
る。
【0013】この実施例の液体封入式マウントは、振動
が主に軸方向に入力されるように、ボススリーブ10及
び外筒20のうちの一方が例えば自動車の車体フレーム
等支持体側、他方が自動車エンジン等の被支持体側に固
定されるもので、第一の液封入部1側のオリフィス61
の流路断面積よりも、第二の液封入部2側のオリフィス
71の流路断面積の方が小さく形成されていることか
ら、図3に示すように、低周波数域f1 の大振幅の入力
振動に対しては、第一の液封入部1に封入された低粘性
液に液柱共振が生じることによる優れた防振性能を発揮
し、それよりも高周波数域f2 の小振幅の入力振動に対
しては、第二の液封入部2に封入された低粘性液に液柱
共振が生じることによる優れた防振性能を発揮する。ま
た、第一の液封入部1と第二の液封入部2の間に介在し
ている主弾性支持部31は、その軸方向の肉厚が十分に
大きく形成され、しかもその内周はボススリーブ10か
ら張り出したフランジ11に接合されているので、第一
の液封入部1における主弾性支持部側液室1Aと第二の
液封入部2における主弾性支持部側液室2Aの圧力干渉
が有効に防止されるので、第一の液封入部1と第二の液
封入部2相互の周波数特性の独立性が保たれる。
【0014】また、第一の液封入部1及び第二の液封入
部2において、それぞれ主弾性支持部側液室1A,2A
とダイアフラム側液室1B,2Bとの間に介在された弾
性隔壁32,33は適度に予圧縮されると共に、その外
周がそれぞれオリフィスプレート60,70の内周に接
合されているので、封入液の圧力変化による撓みが少な
く、主弾性支持部側液室1Aとダイアフラム側液室1B
との間、及び主弾性支持部側液室1Aとダイアフラム側
液室1B相互の圧力干渉による液移動阻害が有効に防止
される。また、大きな振動変位の入力によって弾性隔壁
32,33が大きく反復変形されても、予圧縮されてい
るこの弾性隔壁32,33には引っ張り応力が生じにく
いので、オリフィスプレート60,70との接着剥れ等
が有効に防止され、耐久性が向上する。
【0015】
【発明の効果】本発明の液体封入式マウントによると、
振動入力による第一の液封入部での液柱共振と、第二の
液封入部での液柱共振が、互いに異なる周波数域で生じ
るようにしたため、周波数特性を切り換える複雑な装置
を必要としない簡素な構造により、広い周波数域で防振
効果を得ることができる。また、第一の液封入部及び第
二の液封入部をそれぞれ主弾性支持部側液室とダイアフ
ラム側液室に仕切っている弾性隔壁が予圧縮されること
によって、その耐久性が向上すると共に、前記主弾性支
持部側液室とダイアフラム側液室の間での圧力干渉によ
る液移動阻害が有効に防止され、優れた防振性能が実現
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る液体封入式マウントの好適な一実
施例をその軸心において互いに90°に交差する平面で
切断した断面斜視図である。
【図2】上記液体封入式マウントの外筒及びダイアフラ
ムを除去した加硫成形体を示す半断面図である。
【図3】上記液体封入式マウントによる周波数特性を示
す説明図である。
【符号の説明】
1 第一の液封入部 1A,2A 主弾性支持部側液室 1B,2B ダイアフラム側液室 2 第二の液封入部 3 加硫成形品 10 ボススリーブ 11 フランジ 12,13 嵌合段差部 20 外筒 30 エラストマ部材 31 主弾性支持部 31a,31b 突起部 32,33 弾性隔壁 34,42,52 補強リング 40,50 ダイアフラム 41,51 嵌合リング 60,70 オリフィスプレート 61,71 オリフィス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボススリーブ(10)とその外周に配置
    された外筒(20)との間に、軸方向略中央に介在され
    た主弾性支持部(31)と、軸方向両端にそれぞれ介在
    されたダイアフラム(40)(50)とによって互いに
    独立した第一及び第二の液封入部(1)(2)が画成さ
    れ、更にこの第一及び第二の液封入部(1)(2)はそ
    れぞれ弾性隔壁(32)(33)によって主弾性支持部
    側液室(1A)(2A)とダイアフラム側液室(1B)
    (2B)とに画成され、前記第一の液封入部(1)の主
    弾性支持部側液室(1A)とダイアフラム側液室(1
    B)及び前記第二の液封入部(2)の主弾性支持部側液
    室(2A)とダイアフラム側液室(2B)は、それぞれ
    互いに流通性の異なるオリフィス(61)(71)を介
    して連通されたことを特徴とする液体封入式マウント。
  2. 【請求項2】 請求項1の記載において、 弾性隔壁(32)(33)は、略テーパ状に展開した原
    形からこの原形と同一径の略円盤状に変形された状態で
    ボススリーブ(10)と外筒(20)との間に介在され
    たことを特徴とする液体封入式マウント。
JP15816794A 1994-06-17 1994-06-17 液体封入式マウント Pending JPH084824A (ja)

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JP15816794A JPH084824A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 液体封入式マウント

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JP15816794A Pending JPH084824A (ja) 1994-06-17 1994-06-17 液体封入式マウント

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1163085A (ja) * 1997-08-25 1999-03-05 Kinugawa Rubber Ind Co Ltd 液体封入式防振マウント及びその製造方法
JP2001280403A (ja) * 2000-03-31 2001-10-10 Tokai Rubber Ind Ltd 液体封入式防振装置
JP2018112249A (ja) * 2017-01-12 2018-07-19 株式会社ブリヂストン 防振装置

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030326