JPH0848422A - ワーク搬送装置 - Google Patents

ワーク搬送装置

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Publication number
JPH0848422A
JPH0848422A JP18369194A JP18369194A JPH0848422A JP H0848422 A JPH0848422 A JP H0848422A JP 18369194 A JP18369194 A JP 18369194A JP 18369194 A JP18369194 A JP 18369194A JP H0848422 A JPH0848422 A JP H0848422A
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JP
Japan
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work
transfer
pallet
claws
transfer device
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JP18369194A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Sawada
善信 沢田
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Nippei Toyama Corp
Original Assignee
Nippei Toyama Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 装置の搬送方向における外形を小さくするこ
とができるとともに、搬送中の打ち抜き片の落下や重な
りを防止できるワーク搬送装置を提供すること。 【構成】 移動体18をワーク搬出入ステーションと加
工ステーションとの間において移動可能に配設する。移
動体18上に吸着機構30を配設し、この吸着機構30
にはワーク6を上方から吸着して支持するための真空吸
着パッド31を備える。吸着機構30の下方に位置する
ように移動体18にはワーク6を両側下方より支持する
ための一対の搬送フォーク41を上下動可能に、かつ開
閉動作可能に備える。両搬送フォーク41には搬送方向
と直交する方向に延びる爪41aを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばレーザ加工機
を有する加工システムにおいて、平板状の未加工ワーク
を加工機に搬入し、加工済ワークを加工機から搬出する
際に使用されるワーク搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種のワーク搬送装置として
は、例えば特開平4−169418号公報に示すような
構成のものが知られている。この従来装置においては、
未加工ワークを載置するロードステーション、レーザ加
工機を有する加工ステーション、及び加工済ワークを載
置するアンロードステーションとが1ライン上に所定間
隔おきに並設され、それらの上方には移動体がレールに
沿って移動可能に配置されている。移動体の下部には未
加工ワークを上方から吸着して支持するための真空吸着
パッドを備えたローダと、加工済ワークを下方から掬い
上げるためのフォークを備えたアンローダとが、移動体
の移動方向に沿って並設されている。
【0003】そして、移動体がロードステーションと対
応する位置から加工ステーションと対応する位置に移動
されるとき、未加工ワークがローダの真空吸着パッドに
より吸着されて、ロードステーションから加工ステーシ
ョンに搬入される。また、移動体が加工ステーションと
対応する位置からアンロードステーションと対応する位
置に移動されるとき、加工済ワークがアンローダのフォ
ークにより掬い上げられて、加工ステーションからアン
ロードステーションに搬出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この従来の
ワーク搬送装置においては、ローダとアンローダとが移
動体の下部に、搬送方向に沿って横方向に並設されてい
る。このため、搬送装置の外形が搬送方向に長くなって
大型になるという問題があった。
【0005】しかも、この従来のワーク搬送装置におい
ては、アンローダのフォークの爪が搬送方向に延びると
ともに、前記のようにローダとアンローダとが搬送方向
に沿って配置されているため、ロードステーションとア
ンロードステーションとを搬送方向に沿って配置する必
要がある。このため、それらのステーションを配置する
ために大きなスペースを必要とした。
【0006】また、この従来のワーク搬送装置において
は、単一のフォークの爪により、ワークを片持ち式で支
持するようになっている。このため、大型のワークを搬
送する場合にはフォークの爪を長くする必要がある。こ
れは、爪の強度低下を招き、しかも、大重量のワークを
搬送するためには、爪を太くするなどの対策が必要であ
り、ワーク搬送装置の大重量化につながる。そして、爪
の強度を高くしたとしても、フォーク自身の重量やワー
クの重量によりフォークが傾いて、ワークがフォークか
ら落下するおそれがあるため、搬送できるワークの大き
さや重量に制限があった。
【0007】さらに、この従来の搬送装置においては、
加工済ワークをアンローダのフォークにより下方から支
持するのみで、加工ステーションからアンロードステー
ションへ搬出するようになっている。このため、ワーク
が搬出の途中で動いて、レーザ加工機により切り抜かれ
た部分がフォークの爪間から落下したり、ワークの他の
部分に乗り上げてしまったりして、その後に加工済ワー
クを積層状態で収容する場合等において、整然と収容で
きないという問題があった。
【0008】この発明は、このような従来の技術に存在
する問題点に着目してなされたものである。その目的
は、ワーク搬送装置の外形を小さくすることができると
ともに、各ステーションを極力小さなスペースに配置で
き、しかも軽量化が可能となるワーク搬送装置を提供す
ることにある。
【0009】また、この発明の目的は、大型あるいは大
重量のワークであっても、そのワークをフォークによっ
て両側下方から安定状態で支持することができるワーク
搬送装置を提供することにある。
【0010】さらに、この発明の目的は、ワークをフォ
ークにより支持して搬送する際に、ワークが動くおそれ
を防止することができ、切り抜かれた部分が落下したり
ワークの他の部分に乗り上げたりするようなことがな
く、ワークを整然と積層状態で収容することができるワ
ーク搬送装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明においては、平板状のワー
クを搬送するためのワーク搬送装置において、所定のワ
ーク搬送路に沿って移動される移動体と、その移動体に
上下動可能に支持され、それぞれ複数の爪を有する一対
の搬送フォークと、両搬送フォークは爪どうしが対向す
るように配置されるとともに、爪間が開閉可能であるこ
ととを含むものである。
【0012】請求項2に記載の発明においては、搬送フ
ォークはその爪が搬送方向と直交する方向に延びてい
る。請求項3に記載の発明においては、移動体にはワー
クの上面を吸着するための吸着機構を両搬送フォーク間
の上方位置に上下動可能に支持した。
【0013】請求項4に記載の発明においては、搬送フ
ォークはワークを爪上に押さえるための押え部材を有す
る。請求項5に記載の発明においては、平板状の未加工
ワークを載置するための未加工ワーク載置部と加工済ワ
ークを載置するための加工済ワーク載置部とを上下に配
置したワーク搬出入ステーションと、ワークに加工を施
すための加工ステーションと、前記両ステーション間の
ワーク搬送路に沿って移動される移動体と、その移動体
に上下動可能に支持され、それぞれ複数の爪を有する一
対の搬送フォークと、両搬送フォークはそれらの爪が搬
送方向と直交する方向に延びて爪どうしが対向するよう
に配置されるとともに、爪間が開閉可能であることと、
両搬送フォークの爪間の上方位置において前記移動体に
上下動可能に支持され、ワークの上面を吸着するための
吸着機構とよりなる。
【0014】請求項6に記載の発明においては、ワーク
搬出入ステーションには、未加工ワークをパレット上に
載置した状態で前記未加工ワーク載置部に対し搬出入す
る第1の搬送手段と、加工済ワークをパレット上に載置
した状態で前記加工済ワーク載置部から搬出する第2の
搬送手段とを上下2段に配置した。
【0015】
【作 用】請求項1及び5の発明においては、ワークは
一対の搬送フォークの閉鎖動作によりその両側から支持
される。搬送フォークの開放動作によりワークが搬送フ
ォーク上から各ステーション上に受け渡される。
【0016】請求項2及び5に記載の発明においては、
搬送フォークの搬送方向の前後両側を開放することがで
きる。このため、搬送フォークとワーク保持部等との干
渉が避けられる。
【0017】請求項3及び5に記載の発明においては、
吸着機構と搬送フォークとが上下方向にラップして配置
される。請求項4に記載の発明においては、ワークは搬
送フォーク上で動かないように保持される。
【0018】請求項5に記載の発明においては、ワーク
搬出入ステーションの専有スペースが小さくなる。請求
項6に記載の発明においては、ワーク搬出入ステーショ
ンに対するワークの搬出入が自動化される。
【0019】
【実施例】以下、この発明をレーザ加工システムにおけ
るワーク搬送装置に具体化した一実施例を、図面に基づ
いて詳細に説明する。
【0020】まず、加工システムについて述べると、図
4及び図5に示すように、それぞれ加工ステーションS
1を構成する複数台(本実施例では2台)のレーザ加工
機1は床面上に設置され、テーブル2,コラム3及びレ
ーザ加工ヘッド4をそれぞれ備えている。リフタ付パレ
ット5は各レーザ加工機1のテーブル2上の所定位置に
搬出入可能に位置決めされ、その上面には平板状のワー
ク6が載置される。
【0021】このリフタ付パレット5は、図9に示すよ
うにワーク6を支持するための多数の剣山状の支持ピン
7と、その支持ピン7上からワーク6を浮上させるため
のリフタ51とを備えている。また、パレット5はリフ
タ51または支持ピン7上に載置されたワーク6を所定
位置に規制するためのストッパ38を有している。
【0022】図4及び図5に示すように、各加工ステー
ションS1にそれぞれ対応して、ワーク搬出入ステーシ
ョンS2が配置されている。各ワーク搬出入ステーショ
ンS2には支持枠8が設置され、この支持枠8上には未
加工ワーク6を載置するための未加工ワーク載置部9が
設けられ、その下方には加工済ワーク6を載置するため
の加工済ワーク載置部10が設けられている。未加工ワ
ークパレット11は未加工ワーク載置部9に第1の搬送
手段としての上部コンベア12を介して載置され、図8
(a)に示すように、その上面外周にはワーク6を積層
状態に整列させるための複数の保持ピン13が突設され
ている。有底の加工済ワークパレット14は加工済ワー
ク載置部10に第2の搬送手段としての下部コンベア1
5を介して載置され、図8(b)に示すように、その上
面外周にはワーク6を積層状態に整列させるための複数
の保持ピン16が突設されている。未加工ワークパレッ
ト11及び加工済ワークパレット14は、それぞれコン
ベア12,15により未加工ワーク載置部9及び加工済
ワーク載置部10に搬入されて、その位置で保持され、
そこから搬出される。
【0023】図4及び図5に示すように、ワーク搬送装
置17は前記加工ステーションS1とワーク搬出入ステ
ーションS2との間に配設され、両ステーションS1,
S2間で移動される移動体18を備えている。そして、
移動体18がワーク搬出入ステーションS2から加工ス
テーションS1に移動されるとき、未加工のワーク6が
未加工ワーク載置部9の未加工ワークパレット11上か
らレーザ加工機1のリフタ付パレット5上に搬入され
る。また、移動体18が加工ステーションS1からワー
ク搬出入ステーションS2に移動されるとき、加工済の
ワーク6がレーザ加工機1のリフタ付パレット5上から
加工済ワーク載置部10の加工済ワークパレット14上
に搬出される。
【0024】尚、本実施例において、加工済ワーク載置
部10及び下部コンベア15は後続するコンベア15a
から切り離された状態で、パンタグラフ式のリフタ20
上に支持されている。このリフタ20上には、加工済ワ
ーク載置部10の下方に所定間隔をおいて予備載置部1
9が配置され、同載置部19は前記コンベア15aと接
続可能なコンベア19aを備えている。そして、リフタ
20の上下動によって、上段の前記コンベア15と下段
のコンベア19aとが選択的にコンベア15aの高さに
位置決めされる。
【0025】そして、例えばレーザ加工機1に対してパ
レットの搬出入を行う場合、この予備載置部19にパレ
ットを一旦保留しておくことにより、後述するスタッカ
クレーン25とレーザ加工機1との間におけるパレット
の搬送を効率良く行うことができる。ここで、レーザ加
工機1に対するパレットの搬出入とは、前記リフタ付パ
レット5の搬出入、或いは網付パレット等の他の種類の
パレットの搬出入、更にはワーク6を搭載した状態での
パレットの搬出入がある。尚、この場合に用いられる網
付パレットは、図9に示すリフタ付パレット5に、同図
に鎖線で示すように網状体52を支持ピン7の先端より
若干下方に配置したものである。
【0026】前記コンベア12,15aの端部は後述の
スタッカクレーン25の搬送路に対向配置され、スタッ
カクレーン25からパレット11,14を受渡し可能と
している。この場合、コンベア12,15,15a,1
9aを、例えばフリーローラで構成してもよく、或いは
回転駆動される駆動コンベアローラで構成してもよい。
フリーローラで構成した場合には、スタッカクレーン2
5による押し出しや引き出し動作により、パレット1
1,14をワーク搬出入ステーションS2に対し搬出入
させる。駆動コンベアローラで構成した場合には、それ
らの回転によりパレット11,14を搬出入方向へ移動
させる。
【0027】ワークストッカ21は床面上に設置され、
複数の格納棚22を備えている。そして、これらの格納
棚22には、未加工または加工済のワーク6が未加工ワ
ークパレット11または加工済ワークパレット14に積
層状態で搭載された状態で格納される。なお、特に厚板
ワーク6は1枚毎に網付パレットに搭載された状態で格
納棚22に格納される。ターンテーブル23はワークス
トッカ21に隣接して配置され、外部よりワークストッ
カ21に対して未加工ワーク6を搭載した未加工ワーク
パレット11を搬入したり、ワークストッカ21から加
工済ワーク6を搭載した加工済ワークパレット14を外
部へ搬出したりする際に、パレット11,14の搬入姿
勢と搬出姿勢とが違う場合には、ワーク6の向きを変換
できるようになっている。
【0028】レール24はワークストッカ21の延長方
向へ延びるように配設されている。スタッカクレーン2
5はレール24に移動可能に支持され、ワークストッカ
21の各格納棚22、ターンテーブル23、各ワーク搬
出入ステーションS2及び作業ステーションS3と対応
する位置へ択一的に移動される。作業ステーションS3
では、未加工ワーク6を未加工ワークパレット11上に
搭載したり、加工済ワークパレット14から加工済ワー
ク6を取り出したり、また厚板ワーク6の場合には網付
パレット上にワーク6を着脱する作業が行われる。
【0029】次に、前記ワーク搬送装置17の構成につ
いて詳述すると、図1〜図7に示すように、搬送方向に
沿って延びるレール28は加工ステーションS1とワー
ク搬出入ステーションS2との上部間に配設され、この
レール28には移動体18が複数のガイドローラ29を
介して支持されている。移動体18は駆動モータ(図示
しない)によって駆動される無端状のチェーン53に連
結されて、搬送方向に移動される。吸着機構30は移動
体18の下部に支持され、未加工ワーク6を上方から吸
着して支持する複数の真空吸着パッド31を備えてい
る。すなわち、取付枠32は一対のガイドロッド33を
介して移動体18に上下方向へ移動可能に支持されてい
る。取付枠32を上下動させるための上下動用シリンダ
34は移動体18上に配設され、そのピストンロッドが
取付枠32に連結されている。支持板35は取付枠32
の下面に一対のガイドレール36を介して、移動体18
の移動方向と直交する方向へ移動可能に支持され、その
下面には前記真空吸着パッド31が所定間隔おきに支持
されている。
【0030】そして、移動体18がワーク搬出入ステー
ションS2、または加工ステーションS1に移動された
状態で、上下動用シリンダ34により真空吸着パッド3
1が取付枠32及び支持板35と一体的に下方位置また
は上方位置に移動される。また、この真空吸着パッド3
1は下方位置に配置された状態で吸着または解放動作さ
れ、未加工のワーク6を未加工ワークパレット11上か
ら受け取ったり、そのワーク6をテーブル2のリフタ付
パレット5または網付パレット上に受け渡したりする。
【0031】位置決め用シリンダ37は前記支持板35
に支持され、そのピストンロッドが取付枠32に連結さ
れている。そして、例えば未加工の薄板または中板ワー
ク6が真空吸着パッド31に吸着された状態で、テーブ
ル2のリフタ付パレット5または網付パレット上に搬入
された後、このシリンダ37により支持板35が移動体
18の移動方向と直交する方向に移動される。これによ
り、ワーク6がリフタ付パレット5または網付パレット
上の複数のストッパ38に押し当てられて、ワーク6が
幅方向において位置決めされる。その後、移動体18の
移動により、ワーク6の長手方向の位置決めがなされ
る。そして、この位置決め状態において、吸着パッド3
1によるワーク6の吸着が解放され、リフタ51が下降
してワーク6が支持ピン7上に載置されるとともに、複
数のクランプ39によりワーク6がパレット5上にクラ
ンプされる。
【0032】一対の搬送フォーク41は前記吸着機構3
0の下方に位置するように移動体18の下部に上下動可
能に支持され、加工済のワーク6を移動体18の移動方
向と直交する両側の下部より掬い上げて支持する。
【0033】一対の取付枠42は2本のガイドロッド4
3を介して移動体18の両側に開閉移動可能に支持さ
れ、それらの下部には前記搬送フォーク41が2本のガ
イドロッド44を介して上下動可能に支持されている。
また、各搬送フォーク41は支持板41aと、その支持
板41aの下端から所定間隔おきで櫛歯状に突出する複
数の直線状の爪41bとを備えている。この爪41bの
配列間隔は、前記リフタ付パレット5の支持ピン7の配
列間隔と同一または支持ピン7と干渉しない配列間隔に
設定されている。各爪41bは搬送方向と直交する方向
に延び、それらの先端どうしが対向している。各爪41
bの上面には摩擦係数の少ない部材、例えば合成樹脂板
(図示しない)が貼着されている。
【0034】一対の移動用シリンダ45は前記移動体1
8上に配設され、それらのピストンロッドが各取付枠4
2に連結されている。そして、この移動用シリンダ45
により、取付枠42が内方または外方に移動されて、両
搬送フォーク41が図2に示すようにワーク6の下方に
位置してそれらの爪41bの先端間が閉鎖される閉鎖位
置と、図1に示すように両搬送フォーク41がワーク6
の側方に位置してそれらの爪41bの先端間が開放され
る開放位置とに配置される。
【0035】一対のリフト用シリンダ46は前記各取付
枠42内に配設され、それらのピストンロッドが搬送フ
ォーク41にそれぞれ連結されている。そして、このリ
フト用シリンダ46により、搬送フォーク41が図2に
示す上方位置と、図1に示す下方位置とに移動される。
しかも、両搬送フォーク41が下方位置において閉鎖位
置へ移動されることにより、搬送フォーク41の各爪4
1bがリフタ付パレット5の支持ピン7間に進入してワ
ーク6の下面に対向し、上昇によってそのワーク6を両
側下方より水平に掬い上げる。
【0036】一対の押え用シリンダ47は前記各フォー
ク41の支持板41a上に支持され、そのピストンロッ
ドには取付枠48が固定されている。押え部材としての
押え体49は複数のスプリング50を介して各取付枠4
8の下面に取り付けられ、合成樹脂板によって形成され
ている。そして、両フォーク41上にワーク6が支持さ
れた状態で、押え用シリンダ47により取付枠48が下
降されたとき、スプリング50の付勢力により押え体4
9がワーク6の上面を押さえ付けて、ワーク6がフォー
ク41と押え体49との間で挟持される。
【0037】次に、前記のように構成されたワーク搬送
装置について動作を説明する。さて、このレーザ加工シ
ステムにおいて、主に薄板のワーク6に加工を施す場合
には、多数枚の未加工ワーク6を積層保持した未加工ワ
ークパレット11がワークストッカ21の格納棚22内
からスタッカクレーン25及び上部コンベア12によ
り、ワーク搬出入ステーションS2の未加工ワーク載置
部9上に搬入される。そして、ワーク搬送装置17の移
動体18がワーク搬出入ステーションS2に移動される
とともに、吸着機構30の真空吸着パッド31が上下動
用シリンダ34により下方位置に移動される。この状態
で、真空吸着パッド31によりワーク6が吸着され、上
下動用シリンダ34にて真空吸着パッド31が上方位置
へ移動されることにより、1枚のワーク6が未加工ワー
クパレット11上から取り出される。このとき、搬送フ
ォーク41は開放状態で未加工ワーク載置部9より下方
に位置している。
【0038】その後、移動体18が前記ワーク搬出入ス
テーションS2から加工ステーションS1に移動され、
未加工ワーク6がレーザ加工機1上のリフタ付パレット
5の上方に位置する。この移動時において、搬送フォー
ク41をその爪41b間が閉鎖されるように閉鎖位置に
移動すれば、何らかの原因により万一、未加工ワーク6
が真空吸着パッド31から落下しても、両搬送フォーク
41の爪41bにより受け止められる。
【0039】次に、リフタ付パレット5の上方位置にお
いて真空吸着パッド31が上下動用シリンダ34により
下方位置に移動され、ワーク6がテーブル2のリフタ付
パレット5上に載置される。このときには、リフタ付パ
レット5のリフタ51により、ワーク6が支持ピン7上
から浮上された状態で載置される。その後、位置決め用
シリンダ37により真空吸着パッド31を介してワーク
6がストッパ38側に移動されて位置決めされるととも
に、移動体18の移動により搬送方向にも位置決めされ
る。ワーク6がリフタ付パレット5上の所定位置に位置
決めされると、真空吸着パッド31によるワーク6の吸
着が解放され、その真空吸着パッド31が上下動用シリ
ンダ34により上方位置に移動される。
【0040】この位置決め状態で、リフタ51が下方へ
退避して、ワーク6が支持ピン7上に載置されるととも
に、クランプ39によりワーク6がクランプされる。移
動体18は加工に影響のない位置に移動されて、待機さ
れる。そして、このワーク6のクランプ状態において、
テーブル2及びレーザ加工ヘッド4が相対移動されると
ともに、レーザ加工ヘッド4からワーク6上にレーザ光
が照射されて、ワーク6に対し所定の切り抜き加工が施
される。
【0041】このワーク6の加工が終了すると、搬送フ
ォーク41の爪41b間が開放された状態で、移動体1
8が加工ステーションS1へ移動される。このとき、両
フォーク41の各爪41bはリフタ付パレット5の支持
ピン7間にそれぞれ対応される。次に、両フォーク41
が移動用シリンダ45により、下方位置において爪41
a間を閉鎖する位置に移動される。これにより、図2及
び図7に示すように、両搬送フォーク41の各爪41b
がリフタ付パレット5の支持ピン7間に進入してワーク
6の下面に位置する。ワーク6がリフタ付パレット5か
らアンクランプされると、リフト用シリンダ46により
両フォーク41が上方へ移動され、ワーク6が両フォー
ク41の爪41bによって水平に持ち上げられる。
【0042】このとき、押え体49が押え用シリンダ4
7により下降されて、スプリング50の付勢力によりワ
ーク6の上面に押し付けられる。それにより、ワーク6
がフォーク41の爪41bと押え体49との間で挟持さ
れる。さらに、両フォーク41がリフト用シリンダ46
により上方位置に移動され、ワーク6がリフタ付パレッ
ト5から搬出高さに持ち上げられる。そして、移動体1
8が加工ステーションS1からワーク搬出入ステーショ
ンS2に移動されて、ワーク6が加工済ワーク載置部1
0の加工済ワークパレット14と対応する位置に搬出さ
れる。この状態で、両フォーク41がリフト用シリンダ
46により下降され、加工済ワーク6が加工済ワークパ
レット14の保持ピン16の内側に挿入されると、押え
体49が上昇復帰する。そして、両フォーク41が移動
用シリンダ45により爪41b間を開放する位置に移動
されてワーク6から引き抜かれると同時に、ワーク6が
加工済ワーク載置部10の加工済ワークパレット14上
に受け渡される。
【0043】なお、この時、加工済ワークパレット14
の保持ピン16は爪41a間に位置し、保持ピン16と
爪41aとが干渉することはない。また、この時、搬送
フォーク41の爪41aが搬送方向と直交する方向に延
びて、搬送フォーク41は搬送方向の前後両側が開放さ
れているため、加工済ワークパレット14に対する加工
済ワーク6の受け渡しに際しては、未加工ワーク載置部
9及び未加工ワークパレット11が爪41aと吸着機構
30との間に位置し、それらの干渉を避けることができ
る。従って、未加工ワーク載置部9と加工済ワーク載置
部10とを上下方向に並設しても、何等問題はない。
【0044】以上のように、この実施例のワーク搬送装
置17においては、複数の真空吸着パッド31を備えた
吸着機構30と、一対の搬送フォーク41とが、移動体
18に対して上下に並ぶように装設されている。このた
め、両者を水平面内において移動体の移動方向に沿って
並設した従来構成に比較して、搬送装置17の横方向の
外形を小さくすることができる。
【0045】また、この実施例のワーク搬送装置におい
ては、吸着機構30が搬送フォーク41の上方に位置し
ているため、未加工ワーク載置部9が搬送フォーク41
の爪41bと吸着機構30との間に位置するようにすれ
ば、未加工ワーク載置部9と加工済ワーク載置部10と
が上下に並設されていても、ワーク6の搬出入には支障
がない。従って、未加工ワーク載置部9と加工済ワーク
載置部10とを上下に並設して、ワーク搬出入ステーシ
ョンS2の専有スペースを小さくでき、工場内スペース
の有効利用を図ることができる。
【0046】しかも、この実施例のワーク搬送装置17
においては、一対の搬送フォーク41がワーク6の両側
からワーク6の下面を支持して搬送を行うため、ワーク
6が大型あるいは大重量のものであっても、搬送フォー
ク41は安定してワーク搬送を行うことができる。従っ
て、従来の構成と比較して、爪41aを短くできて、強
度対策が容易になり、軽量化が可能となる。
【0047】また、この実施例のワーク搬送装置17に
おいては、加工済ワーク6が搬送フォーク41により支
持されて搬出されるとき、そのワーク6が上方から押え
体49によって押し付け保持されている。このため、ワ
ーク6が搬出途中において動くことはなく、ワーク6の
切り抜き部分が爪41b間から落下したり、ワーク6の
他の部分に乗り上げたりすることを確実に防止すること
ができて、そのワーク6を加工済ワークパレット14上
に整然と積み重ねることができる。
【0048】なお、各爪41aの上面に合成樹脂材料が
貼着されるとともに、押え体49が合成樹脂板により構
成されているため、ワーク6に傷がつくのを防止できる
とともに、ワーク6が加工済ワークパレット14に受け
渡されるとき、爪41aがワーク6からスムーズに離脱
できる。
【0049】なお、この発明は前記実施例の構成に限定
されるものではなく、この発明の趣旨から逸脱しない範
囲で、次のように任意に変更して具体化することも可能
である。
【0050】(1) 前記実施例の真空吸着パッド31
に代えて、吸着機構30の吸着体として電磁石を設ける
こと。 (2) 押え体49を含む押え機構を、一方の搬送フォ
ーク41にのみ対応して設けること。
【0051】(3)吸着機構30と搬送フォーク41と
がそれぞれ単独で搬送方向に移動できるように構成する
こと。このように構成すれば、レーザ加工機1に対する
未加工ワーク6の搬入と、レーザ加工機1からの加工済
ワーク6の搬出とを同時に行うことが可能になる。
【0052】上記の実施例から把握できる請求項以外の
技術的思想について、以下にその効果とともに記載す
る。請求項1において、搬送フォーク41の爪41bの
上面に合成樹脂材料を設けるとともに、押え体49を合
成樹脂材料により構成したワーク搬送装置。
【0053】このように構成すれば、搬送フォーク41
の開閉にともなうワーク6の受け渡しをスムーズに行う
ことができるとともに、ワーク6の損傷を防止できる。
また、上記の実施例に示すレーザ加工システムを用いる
ことにより、以下の複数種のワーク加工形態を選択的に
実施することが可能となる。 (薄板ワーク加工)未加工ワークパレット11に複数枚
の未加工ワーク6を積層した状態で、同パレット11を
未加工ワーク載置部9に搬入し、ワーク搬送装置17の
吸着機構30によってワーク6を1枚ずつレーザ加工機
1のリフタ付パレット5上に搬入する。レーザ加工機1
による加工後、ワーク搬送装置17の搬送フォーク41
により、加工済ワーク6を加工済ワーク載置部10の加
工済ワークパレット14上に搬入する。このようにし
て、複数枚の加工済ワーク6が積層された状態で、加工
済ワークパレット14をスタッカクレーン25へ搬出す
る。 (中板ワーク加工)網付パレットを図5に鎖線で示すよ
うな中間コンベア54等を介して、加工済ワーク載置部
10からレーザ加工機1へ搬入する。未加工ワークパレ
ット11に複数枚の未加工ワーク6を積層した状態で、
同パレット11を未加工ワーク載置部9に搬入し、ワー
ク搬送装置17の吸着機構30によってワーク6を1枚
ずつレーザ加工機1の網付パレット上に搬入する。予備
載置部19には予め次の網付パレットを搬入しておく。
レーザ加工後、レーザ加工機1から1枚の加工済ワーク
6を網付パレットごと加工済ワーク載置部10へ搬出
し、すぐにリフタ20を上昇させて予備載置部19の網
付パレットをレーザ加工機1へ搬入する。未加工ワーク
載置部10から次の未加工ワーク6を同様にしてレーザ
加工機1へ搬入し、加工を開始する。この間に、加工済
ワーク載置部10の加工済ワーク6を載せた網付パレッ
トをスタッカクレーン25へ搬出するとともに、予備載
置部19へ次の網付パレットを搬入しておく。そして、
以上の動作を繰り返す。 (厚板ワーク加工)1枚の未加工ワーク6を載せた網付
パレットを加工済ワーク載置部10からレーザ加工機1
へ搬入する。レーザ加工中に、予備載置部19に予め次
の1枚の未加工ワーク6を載せた網付パレットを搬入し
ておく。レーザ加工後、レーザ加工機1から加工済ワー
ク6を網付パレットごと加工済ワーク載置部10へ搬出
し、すぐにリフタ20を上昇させて予備載置部19の未
加工ワーク6を載せた網付パレットをレーザ加工機1へ
搬入し、加工を開始する。この間に、加工済ワーク載置
部10の加工済ワーク6を載せた網付パレットをスタッ
カクレーン25へ搬出するとともに、予備載置部19へ
次の1枚の未加工ワーク6を載せた網付パレットを搬入
しておく。そして、以上の動作を繰り返す。
【0054】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているため、次のような効果を奏する。
【0055】請求項1及び5の発明においては、ワーク
の支持が一対の搬送フォークにより行われるため、大型
あるいは大重量のワークであっても、そのワークをフォ
ークによって両側下方から安定状態で支持することがで
きる。また、ワークが大型のものであっても爪を長くす
る必要がなく、強度上有利になって軽量化を達成でき
る。
【0056】請求項2及び5に記載の発明においては、
搬送フォークの搬送方向の前後両側を開放することがで
きて、搬送フォークとワーク載置部等との干渉が避けら
れる。このため、ワーク搬出入ステーションにおいて未
加工ワーク載置部と加工済ワーク載置部とを上下に並設
して、それらワーク載置部を配置するためのスペースを
小さくすることが可能となる。
【0057】請求項3及び5に記載の発明においては、
吸着機構と搬送フォークとが上下方向にラップして配置
されるので、搬送装置全体の小型化を達成できる。ま
た、各ステーションを極力小さなスペースに配置でき
る。
【0058】請求項4に記載の発明においては、加工済
のワークが搬送フォーク上で動かないように保持される
ので、切り抜き片の落下や重なりを防止できる。請求項
5に記載の発明においては、ワーク搬出入ステーション
の専有スペースが小さくなり、工場内スペースの有効利
用が可能になる。
【0059】請求項6に記載の発明においては、ワーク
搬出入ステーションに対するワークの搬出入を自動的に
効率良く行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明を具体化したワーク搬送装置の搬送
フォークの開放状態を示す正面図である。
【図2】 同じく閉鎖状態を示す正面図である。
【図3】 図2のA−A線における断面図である。
【図4】 この発明を具体化したワーク搬送装置を有す
るレーザ加工システムの平面図である。
【図5】 同じく側面図であって、特に搬送装置の一部
を断面にして示す側面図である。
【図6】 同じく平面図であって、特に要部を拡大して
示す平面図である。
【図7】 ワーク搬送装置の拡大側面図である。
【図8】 (a)は未加工ワークパレットの斜視図、
(b)は加工済ワークパレットの斜視図である。
【図9】 リフタ付パレットを示す拡大断面図である。
【符号の説明】 1…加工ステーションを構成するレーザ加工機、6…ワ
ーク、9…未加工ワーク載置部、10…加工済ワーク載
置部、17…ワーク搬送装置、18…移動体、28…レ
ール、30…吸着機構、31…真空吸着パッド、34…
上下動用シリンダ、41…搬送フォーク、41b…爪、
45…移動用シリンダ、47…押え用シリンダ、49…
押え部材としての押え体、S1…加工ステーション、S
2…ワーク搬出入ステーション。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平板状のワークを搬送するためのワーク
    搬送装置において、 所定のワーク搬送路に沿って移動される移動体と、 その移動体に上下動可能に支持され、それぞれ複数の爪
    を有する一対の搬送フォークと、 両搬送フォークは爪どうしが対向するように配置される
    とともに、爪間が開閉可能であることとを含むワーク搬
    送装置。
  2. 【請求項2】 搬送フォークはその爪が搬送方向と直交
    する方向に延びている請求項1に記載のワーク搬送装
    置。
  3. 【請求項3】 移動体にはワークの上面を吸着するため
    の吸着機構を両搬送フォーク間の上方位置に上下動可能
    に支持した請求項1または2に記載のワーク搬送装置。
  4. 【請求項4】 搬送フォークはワークを爪上に押さえる
    ための押え部材を有する請求項1〜4のいずれかに記載
    のワーク搬送装置。
  5. 【請求項5】 平板状の未加工ワークを載置するための
    未加工ワーク載置部と加工済ワークを載置するための加
    工済ワーク載置部とを上下に配置したワーク搬出入ステ
    ーションと、 ワークに加工を施すための加工ステーションと、 前記両ステーション間のワーク搬送路に沿って移動され
    る移動体と、 その移動体に上下動可能に支持され、それぞれ複数の爪
    を有する一対の搬送フォークと、 両搬送フォークはそれらの爪が搬送方向と直交する方向
    に延びて爪どうしが対向するように配置されるととも
    に、爪間が開閉可能であることと、 両搬送フォークの爪間の上方位置において前記移動体に
    上下動可能に支持され、ワークの上面を吸着するための
    吸着機構とよりなるワーク搬送装置。
  6. 【請求項6】 ワーク搬出入ステーションには、未加工
    ワークをパレット上に載置した状態で前記未加工ワーク
    載置部に対し搬出入する第1の搬送手段と、加工済ワー
    クをパレット上に載置した状態で前記加工済ワーク載置
    部から搬出する第2の搬送手段とを上下2段に配置した
    請求項5に記載のワーク搬送装置。
JP18369194A 1994-08-04 1994-08-04 ワーク搬送装置 Pending JPH0848422A (ja)

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