JPH0848619A - 皮膚化粧料 - Google Patents

皮膚化粧料

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JPH0848619A
JPH0848619A JP20427294A JP20427294A JPH0848619A JP H0848619 A JPH0848619 A JP H0848619A JP 20427294 A JP20427294 A JP 20427294A JP 20427294 A JP20427294 A JP 20427294A JP H0848619 A JPH0848619 A JP H0848619A
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JP
Japan
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skin
cosmetic
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test
pigmentation
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JP20427294A
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Takashi Abe
隆 安部
Hajime Kikuchi
源 菊池
Hiroshi Togiya
啓 研谷
Toshio Hikima
俊雄 引間
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Kanebo Ltd
Original Assignee
Kanebo Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】皮膚老化防止効果(荒れ肌改善効果、乾燥肌改
善効果等)に優れ、さらに使用感にも優れる有用なる皮
膚化粧料、ならびに紫外線による皮膚刺激の発症が無
く、紫外線によるメラニン色素の産生抑制効果に優れ、
さらに皮膚の色素沈着の速やかな淡色化効果に優れ、保
存安定性の高い、皮膚化粧料を提供する。 【構成】メチルメチオニンスルホニウムクロリドを含有
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、皮膚老化防止、ならび
に皮膚美白に優れた皮膚化粧料に関する。さらに詳しく
は、皮膚の老化に伴って生じる、荒れ肌および乾燥肌の
改善効果に優れ、さらに使用性にも優れた皮膚化粧料、
ならびに皮膚安全性に優れ、紫外線による皮膚の色素沈
着を改善する効果、色黒の皮膚を速やかに淡色化する効
果を有し、さらに保存安定性にも優れた皮膚化粧料に関
する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】老化
皮膚とは、乾燥して滑らかさのない荒れ肌で、角質細胞
剥離現象が認められる皮膚である。そして、老化皮膚
は、ターンオーバー速度が遅く、また皮膚に老化防止効
果が付与発現するとターンオーバー速度が速くなると言
われている。
【0003】従来より、種々の老化防止剤を配合した皮
膚老化防止化粧料が市場に多くみられる。しかし、これ
らの皮膚老化防止化粧料は、一般に、老化防止等の効果
は遅効性で、長期間の連用後に始めて効果が現れるとい
うように、十分満足し得るものではなく、改良の余地を
残しているのが実情であった。
【0004】本発明者らは、このような実情に鑑み、従
来技術の難点を改良せんとして鋭意研究を重ねた結果、
メチルメチオニンスルホニウムクロリドを含有すること
を特徴とする皮膚化粧料が、老化によって生じた、荒れ
た皮膚の構造を緻密化し、亢進させることによって、荒
れ肌を早期に改善させ、さらに使用感の点でも優れるこ
とを見いだし、本発明の完成に到った。
【0005】一方、紫外線により皮膚は炎症(紅斑)を
起こし種々の因子が放出されメラノサイトを刺激する。
これにより色調は変化し黒化する。この黒化は、メラノ
サイトにおいて産生され表皮細胞に受け渡されるメラニ
ンの過剰生産が原因である。
【0006】従来より、皮膚の黒化やしみ、そばかすを
防ぎ本来の白い肌を保つために、L−アスコルビン酸を
始めとする、種々の美白剤を配合した美白化粧料が市場
に多くみられる。
【0007】しかし、製剤中での保存安定性が不充分で
あったり、また紫外線による色素沈着改善効果および美
白効果が充分に認められないことが多い。この様に、色
素沈着改善効果、美白効果に優れ、かつ皮膚安全性が高
く、保存安定性に優れた美白化粧料を得ることは困難で
ある。
【0008】本発明者らは、このような実情に鑑み、従
来技術の難点を改良せんとして鋭意研究を重ねた結果、
メチルメチオニンスルホニウムクロリドを含有すること
を特徴とする皮膚化粧料が、色素沈着改善効果、美白効
果に優れ、かつ皮膚安全性が高く、保存安定性に優れる
ことを見いだし、本発明の完成に到った。
【0009】本発明の皮膚化粧料の有効成分として使用
するメチルメチオニンスルホニウムクロリドは、消化性
潰瘍治療剤あるいは肝疾患治療剤として、医薬の分野で
利用されている。しかし、本化合物に関する老化防止作
用ならびに美白作用は全く知られていなかった。本化合
物の化学式はC6 14ClNO2 Sで表され、分子量は
199.70である。その性状は、白色の結晶または結
晶性の粉末で、わずかに特異の臭いと弱い塩味がある。
吸湿性で、水に極めて溶けやすく、氷酢酸またはギ酸に
溶けやすく、エタノール、エーテルにほとんど溶けな
い。融点は約140℃である。また、pH は4.0〜
5.0(5%水溶液)である。
【0010】すなわち、本発明は、皮膚の老化に伴って
生じる、荒れ肌および乾燥肌の改善効果に優れ、さらに
使用性にも優れた皮膚化粧料を提供すること、ならびに
色素沈着改善効果、美白効果に優れ、かつ皮膚安全性が
高く、保存安定性に優れた皮膚化粧料を提供することを
目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の皮膚化粧料は、つぎのような構成をと
る。すなわち、構造式化2
【化2】 で表されるメチルメチオニンスルホニウムクロリドを含
有することを特徴とする皮膚化粧料である。
【0012】メチルメチオニンスルホニウムクロリドの
本発明の皮膚化粧料中への配合量は、総量を基準とし
て、好ましくは、0.05〜5.0重量%である。
【0013】本発明の皮膚化粧料は、常法に従って、ロ
ーション類、クリーム類、乳液類、パック類等の剤型に
することが可能である。
【0014】なお、本発明の皮膚化粧料には、タール系
色素、酸化鉄などの着色顔料、パラベンなどの防腐剤、
脂肪酸セッケン、セチル硫酸ナトリウム、N−ステアロ
イル−L−グルタミン酸ナトリウムなどの陰イオン界面
活性剤、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオ
キシエチレン脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン多価
アルコール脂肪酸エステル、ポリオキシエチレン硬化ヒ
マシ油、多価アルコール脂肪酸エステル、ポリグリセリ
ン脂肪酸エステルなどの非イオン界面活性剤、テトラア
ルキルアンモニウム塩などの陽イオン界面活性剤、ベタ
イン型、スルホベタイン型、スルホアミノ酸型、などの
両性界面活性剤、レシチン、リゾフォスファチジルコリ
ンなどの天然系界面活性剤、酸化チタンなどの顔料、ジ
ブチルヒドロキシトルエンなどの抗酸化剤、キレート
剤、各種ビタミン、各種アミノ酸、各種動植物抽出エキ
スなどを、本発明の目的を達成する範囲内で適宜配合す
ることができる。
【0015】
【実施例】以下、実施例および比較例に基づいて本発明
を詳細に説明する。なお、本発明はこれらに限定される
ものではない。また、実施例および比較例で用いる%と
は重量%を意味する。
【0016】また、本発明において使用した、(1)荒
れ肌実用試験、(2)官能試験(使用感)、(3)チロ
シナーゼ活性阻害試験、(4)皮膚色明度回復試験、
(5)美白実用試験、(6)光パッチ試験、(7)保存
安定性試験の各試験法は以下の通りである。
【0017】(1)荒れ肌実用試験 荒れ肌、乾燥肌を訴える女子パネラー(25〜50歳)
各群20名を対象にして、その顔面に実施例ないし比較
例を1日2回連続1ケ月塗布した。なお、評価は「荒れ
肌が改善された」と回答した人数で示した。
【0018】(2)官能試験(使用感) 各群パネラー20名が実施例と比較例とを10日間顔面
に連用した後の特性を評価した。評価は、親和性に関す
るアンケート項目に対し、「親和性が良い」と回答した
人数で示した。
【0019】(3)チロシナーゼ活性阻害試験 マックルベイン緩衝液(pH6.8)1mlに0.3mg/
ml濃度のチロシン溶液に各濃度の試料溶液を加え、37
℃にて10分間の予備保温を行った。これに1mg/ml濃
度のチロシナーゼ(シグマ社製)0.1mlを加え37℃
にて15分間加温した後、分光光度計を用いて、波長4
75nmにて吸光度(A)を測定した。一方、チロシナー
ゼの代わりに緩衝液0.1mlを加えたものの吸光度
(B)、試料溶液の代わりに緩衝液0.1ml加えたもの
の吸光度(C)、更に試料溶液とチロシナーゼの代わり
に緩衝液0.2ml加えたものの吸光度(D)をそれぞれ
測定して、下式に従い阻害率(%)を算出した。
【0020】 阻害率(%)=〔1−(A−B)/(C−D)〕×100
【0021】(4)皮膚色明度回復試験 被験者20名の左右上腕内側部皮膚にUVA、UVB領
域の紫外線の最小紅斑量を3日間連続照射した。照射終
了後、実施例塗布部と比較例塗布部皮膚の基準明度(V
0 値、V0 ’値)を測定した。引き続いて、実施例およ
び比較例を照射部位に1日3回ずつ4週間連続で塗布し
た。照射開始1、2、4週間後に実施例塗布部と比較例
塗布部皮膚の皮膚明度(Vn 値、Vn ’値)を測定し
て、表1の判定基準によって皮膚色の回復評価を行っ
た。
【0022】なお、皮膚の明度(マンセル表示系V値)
は、高速分光色彩計で測定して得られたX、Y、Z値よ
り算出した。また、評価は被験者20名の4週間後の評
価点の平均値で示した。
【0023】
【表1】
【0024】(5)美白実用試験 夏期の太陽光に3時間(1日1.5時間で2日間)曝さ
れた被験者20名の前腕屈側部皮膚を対象として、左右
前腕屈側部皮膚には太陽光に曝された日より実施例と比
較例とを朝夕1回ずつ8週連続塗布した。
【0025】なお、評価は、比較例塗布部より実施例塗
布部の皮膚淡色化効果が強いことが確認された被験者の
人数で示した。
【0026】(6)光パッチ試験 被験者25名の前腕屈側部皮膚に試料0.05g を塗布
した直径1.0cmのパッチテスト用絆創膏を用いて24
時間クローズドパッチを行った。パッチ除去後、夏期の
太陽光に1時間(1日の合計)曝露させた。
【0027】評価は無塗布部と比較し、皮膚反応(紅
斑、浮腫等)が強い場合を光パッチ試験陽性とした。判
定結果は陽性を示した人数で表した。
【0028】(7)保存安定性試験法 試料を45℃の恒温槽に入れて経日観察を行い、表2の
判定基準に従って評価した。なお、「異常」とは、変色
・変臭が生じる、化粧水で沈殿が生じる、乳化物で相分
離が生じる現象を意味する。
【0029】
【表2】
【0030】実施例1〜2、比較例1〔ローション〕 (処方)
【0031】
【表3】
【0032】(調製法)表3に記載のA成分およびB成
分を均一に溶解した後、A成分にB成分を均一に混合攪
拌分散し、製品とした。
【0033】実施例3〜4、比較例2〔スキンクリー
ム〕 (組成)
【0034】
【表4】
【0035】(調製法)表4に記載のA成分およびB成
分を均一に加熱溶解して温度を80℃にした。ついで、
A成分中に、B成分を注入乳化した後、攪拌しながら3
0℃まで冷却した。
【0036】実施例1〜4および比較例1〜2につい
て、前記荒れ肌試験および官能試験を実施した。その結
果を表5に示す。
【0037】
【表5】
【0038】表5に示した通り、各実施例は荒れ肌改善
効果および使用感に優れていることは、明らかである。
【0039】試験例1(チロシナーゼ活性阻害試験) 本法で測定したメチルメチオニンスルホニウムクロリド
のチロシナーゼ活性阻害率を、表6に示す。
【0040】
【表6】
【0041】表6より、メチルメチオニンスルホニウム
クロリドには、抗チロシナーゼ作用があることを見いだ
した。
【0042】実施例1〜4および比較例1〜2につい
て、前記皮膚明度回復試験、美白実用試験、光パッチ試
験および保存安定性試験を実施した。その結果を表7に
示す。
【0043】
【表7】
【0044】表7に示した通り、実施例1〜2のローシ
ョンは、諸試験の全てにおいて顕著な結果を示した。ま
た、実施例3〜4のスキンクリームも同様に、諸試験の
全てにおいて顕著な結果を示した。
【0045】
【発明の効果】以上記載の如く、本発明は、顕著な荒れ
肌改善効果を有し、使用感の優れた有用な皮膚化粧料を
提供し、さらに紫外線による皮膚のメラニン色素の産生
抑制効果、皮膚の色素沈着の速やかな淡色化効果を有
し、紫外線による皮膚刺激の発症も無く、保存安定性の
高い優れた皮膚化粧料を提供することは明らかである。
フロントページの続き (72)発明者 引間 俊雄 神奈川県小田原市寿町5丁目3番28号 鐘 紡株式会社化粧品研究所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記構造式 【化1】 で表されるメチルメチオニンスルホニウムクロリドを含
    有することを特徴とする皮膚化粧料。
JP20427294A 1994-08-05 1994-08-05 皮膚化粧料 Pending JPH0848619A (ja)

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