JPH0848740A - ポリウレタン - Google Patents
ポリウレタンInfo
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- JPH0848740A JPH0848740A JP6200300A JP20030094A JPH0848740A JP H0848740 A JPH0848740 A JP H0848740A JP 6200300 A JP6200300 A JP 6200300A JP 20030094 A JP20030094 A JP 20030094A JP H0848740 A JPH0848740 A JP H0848740A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 耐変色性、透明性に優れたポリエーテル系ポ
リウレタンを提供すること。 【構成】 ポリオール成分、有機ジイソシアネート成分
及び鎖延長剤の反応により得られるポリウレタンであっ
て、ポリオール成分が、ポリエーテルジオールとポリオ
ール成分の重量に基いて15〜60%のポリエーテル変
性ポリカーボネートジオールからなるポリウレタン。
リウレタンを提供すること。 【構成】 ポリオール成分、有機ジイソシアネート成分
及び鎖延長剤の反応により得られるポリウレタンであっ
て、ポリオール成分が、ポリエーテルジオールとポリオ
ール成分の重量に基いて15〜60%のポリエーテル変
性ポリカーボネートジオールからなるポリウレタン。
Description
【0001】本発明は、新規なポリウレタン、特に耐変
色性及び透明性に優れたポリウレタンに関する。
色性及び透明性に優れたポリウレタンに関する。
【0002】従来、ポリオール成分として、ポリエステ
ルジオール、ポリエーテルジオール又はポリカーボネー
トジオールを使用し、これらを有機ジイソシアネート及
び鎖延長剤と反応させることによりポリウレタンを製造
することはよく知られている。しかしながら、ポリオー
ル成分としてポリエステルジオールを用いたポリウレタ
ンは耐水性、耐黴性に劣るという欠点があり、その上ア
ジペート系やラクトン系のポリエステルジオールを用い
たポリウレタンはガラス転移温度が高く低温回復性が悪
いという欠点がある。また、ポリオール成分としてポリ
エーテルジオールを用いたポリウレタンは一般に結晶性
が高く白濁しやすいという難点がある。さらに、ポリカ
ーボネートジオールをポリオール成分に用いたポリウレ
タンは、柔軟性が乏しく、伸度が小さく、しかもガラス
転移温度が高く低温回復性が悪いという欠点がある。
ルジオール、ポリエーテルジオール又はポリカーボネー
トジオールを使用し、これらを有機ジイソシアネート及
び鎖延長剤と反応させることによりポリウレタンを製造
することはよく知られている。しかしながら、ポリオー
ル成分としてポリエステルジオールを用いたポリウレタ
ンは耐水性、耐黴性に劣るという欠点があり、その上ア
ジペート系やラクトン系のポリエステルジオールを用い
たポリウレタンはガラス転移温度が高く低温回復性が悪
いという欠点がある。また、ポリオール成分としてポリ
エーテルジオールを用いたポリウレタンは一般に結晶性
が高く白濁しやすいという難点がある。さらに、ポリカ
ーボネートジオールをポリオール成分に用いたポリウレ
タンは、柔軟性が乏しく、伸度が小さく、しかもガラス
転移温度が高く低温回復性が悪いという欠点がある。
【0003】最近、ガラス転移温度が高いポリウレタン
を与えるポリカーボネートジオールの欠点を改良するた
め、アルキレンカーボネート、ジアリールカーボネー
ト、ジアルキルカーボネート等から選ばれる少なくとも
1種と、脂肪族ジオールとを反応させて得られるポリカ
ーボネートジオールであって、脂肪族ジオールが炭素数
20以下の多価アルコールと分子量300〜2000の
ポリエーテルポリオールの混合物であるポリエーテル変
性ポリカーボネートジオールをポリオール成分として用
いることが提案されている(特開平2−255822号
公報参照)。このポリエーテル変性ポリカーボネートジ
オールを用いたポリウレタンは、耐薬品性、耐変色性は
良好であるが、伸度が小さく実用性に欠けるという問題
がある。
を与えるポリカーボネートジオールの欠点を改良するた
め、アルキレンカーボネート、ジアリールカーボネー
ト、ジアルキルカーボネート等から選ばれる少なくとも
1種と、脂肪族ジオールとを反応させて得られるポリカ
ーボネートジオールであって、脂肪族ジオールが炭素数
20以下の多価アルコールと分子量300〜2000の
ポリエーテルポリオールの混合物であるポリエーテル変
性ポリカーボネートジオールをポリオール成分として用
いることが提案されている(特開平2−255822号
公報参照)。このポリエーテル変性ポリカーボネートジ
オールを用いたポリウレタンは、耐薬品性、耐変色性は
良好であるが、伸度が小さく実用性に欠けるという問題
がある。
【0004】そこで、本発明者らは、かかる問題を解消
すべく検討を行なった結果、今回、ポリオール成分とし
て、ポリエーテルジオールと特定量のポリエーテル変性
ポリカーボネートジオールとを併用すると、耐変色性及
び透明性に優れ、しかも伸度等の物性も良好な実用性に
富んだポリウレタンが得られることを見い出し本発明を
完成した。
すべく検討を行なった結果、今回、ポリオール成分とし
て、ポリエーテルジオールと特定量のポリエーテル変性
ポリカーボネートジオールとを併用すると、耐変色性及
び透明性に優れ、しかも伸度等の物性も良好な実用性に
富んだポリウレタンが得られることを見い出し本発明を
完成した。
【0005】かくして、本発明は、ポリオール成分、有
機ジイソシアネート成分及び鎖延長剤の反応により得ら
れるポリウレタンであって、ポリオール成分が、ポリエ
ーテルジオールとポリオール成分の重量に基いて15〜
60重量%のポリエーテル変性ポリカーボネートジオー
ルからなることを特徴とするポリウレタンを提供するも
のである。
機ジイソシアネート成分及び鎖延長剤の反応により得ら
れるポリウレタンであって、ポリオール成分が、ポリエ
ーテルジオールとポリオール成分の重量に基いて15〜
60重量%のポリエーテル変性ポリカーボネートジオー
ルからなることを特徴とするポリウレタンを提供するも
のである。
【0006】以下、本発明のポリウレタンについてさら
に詳細に説明する。
に詳細に説明する。
【0007】本発明においてポリオール成分として使用
されるポリエーテルジオールは、鎖中に複数のエーテル
結合(C−O−C)を含有する高分子ジオールであり、
例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
テトラヒドロフランなどの環状エーテルの開環重合によ
り得られるポリエーテルジオール;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタ
ンジオールなどのグリコールの重縮合により得られるポ
リエーテルジオール等が包含される。これらのポリエー
テルジオールは一般に1000〜5000、好ましくは
1500〜3000の範囲内の数平均分子量を有するこ
とができる。中でもポリテトラメチレングリコールが好
適である。
されるポリエーテルジオールは、鎖中に複数のエーテル
結合(C−O−C)を含有する高分子ジオールであり、
例えば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、
テトラヒドロフランなどの環状エーテルの開環重合によ
り得られるポリエーテルジオール;エチレングリコー
ル、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、
1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタ
ンジオールなどのグリコールの重縮合により得られるポ
リエーテルジオール等が包含される。これらのポリエー
テルジオールは一般に1000〜5000、好ましくは
1500〜3000の範囲内の数平均分子量を有するこ
とができる。中でもポリテトラメチレングリコールが好
適である。
【0008】また、上記ポリエーテルジオールと組合わ
せて使用されるポリエーテル変性ポリカーボネートジオ
ールは、例えば、ジメチルカーボネート、ジエチルカー
ボネートなどのジアキルカーボネート;エチレンカーボ
ネート、プロピレンカーボネートなどのアルキレンカー
ボネート;ジフェニルカーボネート、ジナフチルカーボ
ネートなどのジアリールカーボネート等から選ばれる少
なくとも1種の有機カーボネートと、脂肪族ジオールと
を反応させて得られるポリカーボネートジオールであっ
て、脂肪族ジオールが炭素数20以下のエチレングリコ
ール、プロピレンジオール、1,4−ブタンジオール、
1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタ
ンジオール等の低分子グリコールと前述の如きポリエー
テルジオールであって分子量が300〜2000のポリ
エーテルジオールとの混合物であって、重量比率が低分
子グリコール:ポリエーテルジオール=2:8〜8:
2、好ましくは4:6〜6:4でエステル交換すること
により得られる高分子ジオールであり、一般に1000
〜5000、好ましくは1500〜3000の範囲内の
数平均分子量を有することができる。そのようなポリエ
ーテル変性ポリカーボネートジオールは、例えば、特開
平2−255822号公報に記載されている方法によっ
て製造することができる。
せて使用されるポリエーテル変性ポリカーボネートジオ
ールは、例えば、ジメチルカーボネート、ジエチルカー
ボネートなどのジアキルカーボネート;エチレンカーボ
ネート、プロピレンカーボネートなどのアルキレンカー
ボネート;ジフェニルカーボネート、ジナフチルカーボ
ネートなどのジアリールカーボネート等から選ばれる少
なくとも1種の有機カーボネートと、脂肪族ジオールと
を反応させて得られるポリカーボネートジオールであっ
て、脂肪族ジオールが炭素数20以下のエチレングリコ
ール、プロピレンジオール、1,4−ブタンジオール、
1,5−ペンタンジオール、ネオペンチルグリコール、
1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタ
ンジオール等の低分子グリコールと前述の如きポリエー
テルジオールであって分子量が300〜2000のポリ
エーテルジオールとの混合物であって、重量比率が低分
子グリコール:ポリエーテルジオール=2:8〜8:
2、好ましくは4:6〜6:4でエステル交換すること
により得られる高分子ジオールであり、一般に1000
〜5000、好ましくは1500〜3000の範囲内の
数平均分子量を有することができる。そのようなポリエ
ーテル変性ポリカーボネートジオールは、例えば、特開
平2−255822号公報に記載されている方法によっ
て製造することができる。
【0009】本発明においては特に、使用するポリエー
テルジオールと同じポリエーテルジオールを用いて製造
される、同じエーテル単位を含むポリエーテル変性ポリ
カーボネートジオール、殊にエーテル成分がポリテトラ
メチレングリコールであるポリエーテル変性ポリカーボ
ネートジオールを併用することが望ましい。
テルジオールと同じポリエーテルジオールを用いて製造
される、同じエーテル単位を含むポリエーテル変性ポリ
カーボネートジオール、殊にエーテル成分がポリテトラ
メチレングリコールであるポリエーテル変性ポリカーボ
ネートジオールを併用することが望ましい。
【0010】上記のポリエーテル変性ポリカーボネート
ジオールは、ポリオール成分の重量に基いて15〜60
%、好ましくは20〜50%の範囲内で使用される。ポ
リエーテル変性ポリカーボネートジオールの使用量が1
5%よりも少ないと、ポリマーが白濁し、耐変色性に劣
る傾向があり、反対に60%を超えると、強度は高くな
り耐変色性は良好になるが、ポリマーの黄色味が増し伸
度が小さくなるため実用性に欠ける可能性がある。
ジオールは、ポリオール成分の重量に基いて15〜60
%、好ましくは20〜50%の範囲内で使用される。ポ
リエーテル変性ポリカーボネートジオールの使用量が1
5%よりも少ないと、ポリマーが白濁し、耐変色性に劣
る傾向があり、反対に60%を超えると、強度は高くな
り耐変色性は良好になるが、ポリマーの黄色味が増し伸
度が小さくなるため実用性に欠ける可能性がある。
【0011】また、有機ジイソシアネート成分として
は、ポリウレタンの製造に際して通常使用される脂肪族
系、脂環式系、芳香族系、芳香脂肪系等の任意の有機ジ
イソシアネートを使用することができ、例えば、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジ
イソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、
パラフェニレンジイソシアネート、4,4′−シクロヘ
キシルメタンジイソシアネート等が挙げられ、これらは
それぞれ単独で又は2種以上組合わせて使用することが
できる。
は、ポリウレタンの製造に際して通常使用される脂肪族
系、脂環式系、芳香族系、芳香脂肪系等の任意の有機ジ
イソシアネートを使用することができ、例えば、4,
4′−ジフェニルメタンジイソシアネート、トリレンジ
イソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネー
ト、キシリレンジイソシアネート、イソホロンジイソシ
アネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネート、
パラフェニレンジイソシアネート、4,4′−シクロヘ
キシルメタンジイソシアネート等が挙げられ、これらは
それぞれ単独で又は2種以上組合わせて使用することが
できる。
【0012】上記有機ジイソシアネートとしては、通
常、分子量が500以下のものが好ましく、中でも、
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートが好適で
ある。
常、分子量が500以下のものが好ましく、中でも、
4,4′−ジフェニルメタンジイソシアネートが好適で
ある。
【0013】さらに、鎖延長剤としては、イソシアネー
ト基と反応しうる2個の活性水素原子を有する、一般に
分子量が500以下の低分子化合物が使用され、具体的
には例えば、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオー
ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオールなどの脂肪
族ジオール類;パラキシリレングリコール、ジ−β−ヒ
ドロキシエトキシベンゼン、スピログリコール、シクロ
ヘキシルグリコールなどの芳香族又は脂環族ジオール類
等が使用できる。中でも好ましい鎖延長剤は1,4−ブ
タンジオールである。これらはそれぞれ単独で又は2種
以上組合わせて使用することができる。
ト基と反応しうる2個の活性水素原子を有する、一般に
分子量が500以下の低分子化合物が使用され、具体的
には例えば、エチレングリコール、プロピレングリコー
ル、1,4−ブタンジオール、1,5−ペンタンジオー
ル、ネオペンチルグリコール、1,6−ヘキサンジオー
ル、3−メチル−1,5−ペンタンジオールなどの脂肪
族ジオール類;パラキシリレングリコール、ジ−β−ヒ
ドロキシエトキシベンゼン、スピログリコール、シクロ
ヘキシルグリコールなどの芳香族又は脂環族ジオール類
等が使用できる。中でも好ましい鎖延長剤は1,4−ブ
タンジオールである。これらはそれぞれ単独で又は2種
以上組合わせて使用することができる。
【0014】以上に述べたポリオール成分、有機ジイソ
シアネート成分及び鎖延長剤からのポリウレタンの製造
は、それ自体既知の方法で行なうことができるが、通
常、ポリオール成分と有機ジイソシアネートとの反応に
よりイソシアネート末端プレポリマーを調製し、次いで
このプレポリマーを鎖延長剤と反応させるのが好適であ
る。その際、ポリオール成分としてのポリエーテルジオ
ールとポリエーテル変性ポリカーボネートジオールは予
め混合しておいてもよく、或いはプレポリマー調製時に
別々に添加してもよい。
シアネート成分及び鎖延長剤からのポリウレタンの製造
は、それ自体既知の方法で行なうことができるが、通
常、ポリオール成分と有機ジイソシアネートとの反応に
よりイソシアネート末端プレポリマーを調製し、次いで
このプレポリマーを鎖延長剤と反応させるのが好適であ
る。その際、ポリオール成分としてのポリエーテルジオ
ールとポリエーテル変性ポリカーボネートジオールは予
め混合しておいてもよく、或いはプレポリマー調製時に
別々に添加してもよい。
【0015】また、ポリオール成分、有機ジイソシアネ
ート成分及び鎖延長剤は、NCO基/OH基のモル比が
0.9〜1.2となるような割合で使用するのが物性及び
重合安定性等の点で好ましい。
ート成分及び鎖延長剤は、NCO基/OH基のモル比が
0.9〜1.2となるような割合で使用するのが物性及び
重合安定性等の点で好ましい。
【0016】さらに、上記ポリウレタンの製造に際し
て、必要に応じて、安定剤、着色剤、滑剤、触媒、難燃
剤、充填剤等の添加剤を配合してもよい。
て、必要に応じて、安定剤、着色剤、滑剤、触媒、難燃
剤、充填剤等の添加剤を配合してもよい。
【0017】以上述べた如くして製造される本発明のポ
リウレタンは、ポリマー構造中柔軟なエーテル結合が多
く含まれ、また、極性の高いカーボネート基の存在のた
め可撓性が高く高強度の物性を得ることができる。
リウレタンは、ポリマー構造中柔軟なエーテル結合が多
く含まれ、また、極性の高いカーボネート基の存在のた
め可撓性が高く高強度の物性を得ることができる。
【0018】しかも、透明性が高く耐変色性が高いポリ
マーとなるため、このポリマーを使用して繊維として使
用した場合、染色工程を経た製品の編地表面を綺麗に仕
上げることができる。
マーとなるため、このポリマーを使用して繊維として使
用した場合、染色工程を経た製品の編地表面を綺麗に仕
上げることができる。
【0019】このポリマーを繊維とする場合、それ自体
公知の方法により紡糸することができるが、工程の安全
性と原液の取扱いやすさの点で、溶融紡糸が好ましい。
溶融紡糸を行う際、ペレット化して押出機により紡糸し
てもよく、また押出機中で反応させて連続的に紡糸して
もよいが、特に、反応の安定性と操作性が良好で、ポリ
マーに与える熱履歴が少ない連続紡糸が好ましい。
公知の方法により紡糸することができるが、工程の安全
性と原液の取扱いやすさの点で、溶融紡糸が好ましい。
溶融紡糸を行う際、ペレット化して押出機により紡糸し
てもよく、また押出機中で反応させて連続的に紡糸して
もよいが、特に、反応の安定性と操作性が良好で、ポリ
マーに与える熱履歴が少ない連続紡糸が好ましい。
【0020】次に実施例により本発明をさらに具体的に
説明する。なお「部」は重量部である。
説明する。なお「部」は重量部である。
【0021】
実施例1 分子量2000のポリテトラメチレングリコール(PT
MG)80部分子量2000のポリエーテル変性ポリカ
ーボネートジオール(ECD)(脂肪族ジオールとし
て、1,6−ヘキサンジオールとポリテトラメチレング
リコールを使用:ダイセル(株)、PLACCEL C
D−221T)20部及びジフェニルメタンジイソシア
ナート(MDI)40部を窒素気流下に80℃で70分
間反応させてプレポリマーを得た。
MG)80部分子量2000のポリエーテル変性ポリカ
ーボネートジオール(ECD)(脂肪族ジオールとし
て、1,6−ヘキサンジオールとポリテトラメチレング
リコールを使用:ダイセル(株)、PLACCEL C
D−221T)20部及びジフェニルメタンジイソシア
ナート(MDI)40部を窒素気流下に80℃で70分
間反応させてプレポリマーを得た。
【0022】このプレポリマーを脱泡後、1,4−ブタ
ンジオール(BDO)と重量比100:6.4の割合で
反応機に連続的に供給し230℃で反応させた。
ンジオール(BDO)と重量比100:6.4の割合で
反応機に連続的に供給し230℃で反応させた。
【0023】このポリマーを連続的にヒーター付紡糸ノ
ズルへ供給し、紡速400m/minで巻取り、40デ
ニールのモノフィラメントとして物性測定に供した。ポ
リオール中のECD重量%はポリマー合成に使用した全
てのポリオールに対するECDの重量%で示す。本実施
例では20%である。
ズルへ供給し、紡速400m/minで巻取り、40デ
ニールのモノフィラメントとして物性測定に供した。ポ
リオール中のECD重量%はポリマー合成に使用した全
てのポリオールに対するECDの重量%で示す。本実施
例では20%である。
【0024】実施例2 実施例1のプレポリマーの調製において、分子量200
0のPTMG80部の代りに70部、及び分子量200
0のECD20部の代りに30部を使用する以外は実施
例1と同様に操作してモノフィラメントを製造し物性測
定に供した。ポリオール中のECD重量%は30%であ
る。
0のPTMG80部の代りに70部、及び分子量200
0のECD20部の代りに30部を使用する以外は実施
例1と同様に操作してモノフィラメントを製造し物性測
定に供した。ポリオール中のECD重量%は30%であ
る。
【0025】実施例3 実施例1のプレポリマーの調製において、分子量200
0のPTMG80部の代りに50部及び分子量2000
のECD20部の代りに50部を使用する以外は実施例
1と同様に操作してモノフィラメントを製造し物性測定
に供した。ポリオール中のECD重量%は50%であ
る。
0のPTMG80部の代りに50部及び分子量2000
のECD20部の代りに50部を使用する以外は実施例
1と同様に操作してモノフィラメントを製造し物性測定
に供した。ポリオール中のECD重量%は50%であ
る。
【0026】比較例1 実施例1のプレポリマーの調製において、ECDを使用
せず、その代りに分子量2000のPTMG80部を用
いる以外は実施例1と同様に操作してモノフィラメント
を製造し物性測定に供した。この糸は変色性が大きかっ
た。
せず、その代りに分子量2000のPTMG80部を用
いる以外は実施例1と同様に操作してモノフィラメント
を製造し物性測定に供した。この糸は変色性が大きかっ
た。
【0027】比較例2 実施例1のプレポリマーの調製において、分子量200
0のPTMG80部の代りに90部及び分子量2000
のECD20部の代りに10部を使用する以外は実施例
1と同様に操作してモノフィラメントを製造し物性測定
に供した。ポリマー中のECD重量%は10%である。
この糸は変色性が大きかった。
0のPTMG80部の代りに90部及び分子量2000
のECD20部の代りに10部を使用する以外は実施例
1と同様に操作してモノフィラメントを製造し物性測定
に供した。ポリマー中のECD重量%は10%である。
この糸は変色性が大きかった。
【0028】比較例3 実施例1のプレポリマーの調製において、PTMGを使
用せず分子量2000のECD100部を用いる以外は
実施例1と同様に操作してモノフィラメントを製造し物
性測定に供した。この糸は変色性は小さいが、紡出した
糸に黄色味があり伸度が小さく実用性に欠ける。
用せず分子量2000のECD100部を用いる以外は
実施例1と同様に操作してモノフィラメントを製造し物
性測定に供した。この糸は変色性は小さいが、紡出した
糸に黄色味があり伸度が小さく実用性に欠ける。
【0029】上記実施例及び比較例で得られたモノフィ
ラメントの物性測定は以下に述べる方法で行なった。
ラメントの物性測定は以下に述べる方法で行なった。
【0030】破断強度:引張試験機(オリエンテック
(株)製SS−207D−UAD)により温度20℃、
湿度65%の条件下で行った。なお、試料長2cm、引
張速度300mm/minで測定した。
(株)製SS−207D−UAD)により温度20℃、
湿度65%の条件下で行った。なお、試料長2cm、引
張速度300mm/minで測定した。
【0031】引出伸度:チーズから5m/minの速度
で糸を送りだし、捲取速度を10m/min上げ破断し
た時の捲取速度を前記し同様の温湿度の条件下で測定し
た。伸度は下記式に従って算出した。
で糸を送りだし、捲取速度を10m/min上げ破断し
た時の捲取速度を前記し同様の温湿度の条件下で測定し
た。伸度は下記式に従って算出した。
【0032】
【数1】
【0033】常温歪:破断強度測定と同様の装置で同様
の条件下で行った。測定条件は試料長4cm、引張速度
300mm/min、最大伸長率300%で伸長回復を
2回を行い、2回目の残留歪の値を測定した。
の条件下で行った。測定条件は試料長4cm、引張速度
300mm/min、最大伸長率300%で伸長回復を
2回を行い、2回目の残留歪の値を測定した。
【0034】紫外線処理:糸を塩化ビニル板に捲きつ
け、キセノンランプ(スガ試験機(株)製、低温サイク
ルウエザメーター)照射を40時間行った。その後、色
差計により色差(△YI)を測定した。
け、キセノンランプ(スガ試験機(株)製、低温サイク
ルウエザメーター)照射を40時間行った。その後、色
差計により色差(△YI)を測定した。
【0035】耐NOx処理:糸を塩化ビニル板に捲きつ
け、NOx発生装置によりNOx濃度650ppmに制御
し45分間処理を行った。その後、色差計により△YI
を測定した。
け、NOx発生装置によりNOx濃度650ppmに制御
し45分間処理を行った。その後、色差計により△YI
を測定した。
【0036】塩素処理:糸を塩化ビニル板に捲きつけ、
塩素濃度30ppmの水溶液中(室温)に5時間浸漬す
る。洗浄、乾燥した後、色差計により△YIを測定し
た。
塩素濃度30ppmの水溶液中(室温)に5時間浸漬す
る。洗浄、乾燥した後、色差計により△YIを測定し
た。
【0037】色差測定:日本電色工業(株)製ND−1
001DPを用いて測定した。
001DPを用いて測定した。
【0038】各試料につき上記処理を行い処理前と処理
後の色差(△YI)を測定した。各処理におけるPTM
G100%の試料(比較例1のフイラメント)の色差を
100とし、下記式により各試料の変色率を計算した。
表1に示すように、いずれの処理においても実施例のフ
イラメントの変色率は小さかった。
後の色差(△YI)を測定した。各処理におけるPTM
G100%の試料(比較例1のフイラメント)の色差を
100とし、下記式により各試料の変色率を計算した。
表1に示すように、いずれの処理においても実施例のフ
イラメントの変色率は小さかった。
【0039】
【数2】
【0040】X :ECD重量% (△YI)o:PTMG 100%試料(比較例1)の
色差 (△YI)x:各試料の色差 以上に述べた物性測定の結果を下記表1に示す。
色差 (△YI)x:各試料の色差 以上に述べた物性測定の結果を下記表1に示す。
【0041】
【表1】
【0042】以上の結果から明らかなように、本発明の
ポリウレタンは、(1)極性と化学安定性の高いカーボ
ネート基が存在するため、ポリマーの透明性が高く、変
色性が少ない、(2)ポリマー構造中に柔軟なエーテル
基を多く含有するため、可撓性が高い、(3)ポリオー
ル成分としてのポリエーテルジオールとポリエーテル変
性ポリカーボネートジオールは相溶性がよく取扱が容易
である、等の種々の優れた効果を有している。
ポリウレタンは、(1)極性と化学安定性の高いカーボ
ネート基が存在するため、ポリマーの透明性が高く、変
色性が少ない、(2)ポリマー構造中に柔軟なエーテル
基を多く含有するため、可撓性が高い、(3)ポリオー
ル成分としてのポリエーテルジオールとポリエーテル変
性ポリカーボネートジオールは相溶性がよく取扱が容易
である、等の種々の優れた効果を有している。
Claims (4)
- 【請求項1】 ポリオール成分、有機ジイソシアネート
成分及び鎖延長剤の反応により得られるポリウレタンで
あって、ポリオール成分が、ポリエーテルジオールと、
ポリオール成分の重量に基いて15〜60%のポリエー
テル変性ポリカーボネートジオールからなることを特徴
とするポリウレタン。 - 【請求項2】 ポリエーテルジオール及びポリエーテル
変性ポリカーボネートジオールが同じエーテル単位を含
むものである請求項1のポリウレタン。 - 【請求項3】 ポリエーテルジオール及びポリエーテル
変性ポリカーボネートジオールがそれぞれ1000〜5
000の範囲内の数平均分子量を有するものである請求
項1又は2のポリウレタン。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかのポリウレタン
よりなるポリウレタン弾性繊維。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6200300A JPH0848740A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | ポリウレタン |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6200300A JPH0848740A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | ポリウレタン |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0848740A true JPH0848740A (ja) | 1996-02-20 |
Family
ID=16422028
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6200300A Pending JPH0848740A (ja) | 1994-08-03 | 1994-08-03 | ポリウレタン |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0848740A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002234929A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-23 | Ube Ind Ltd | 熱可塑性ポリウレタン |
| JP2015081278A (ja) * | 2013-10-22 | 2015-04-27 | Dic株式会社 | ウレタン組成物及びウレタンエラストマー成形品 |
| WO2018046699A1 (en) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | Covestro Deutschland Ag | Melt spun multifilaments based on thermoplastic polyurethane, their production and use |
| JP2020128461A (ja) * | 2019-02-07 | 2020-08-27 | 三菱ケミカル株式会社 | ポリウレタンエラストマー及びその製造方法 |
-
1994
- 1994-08-03 JP JP6200300A patent/JPH0848740A/ja active Pending
Cited By (9)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2002234929A (ja) * | 2001-02-08 | 2002-08-23 | Ube Ind Ltd | 熱可塑性ポリウレタン |
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| WO2018046699A1 (en) * | 2016-09-09 | 2018-03-15 | Covestro Deutschland Ag | Melt spun multifilaments based on thermoplastic polyurethane, their production and use |
| CN109642348A (zh) * | 2016-09-09 | 2019-04-16 | 科思创德国股份有限公司 | 基于热塑性聚氨酯的熔纺复丝、其制备和用途 |
| TWI758322B (zh) * | 2016-09-09 | 2022-03-21 | 德商科思創德意志股份有限公司 | 以熱塑性聚胺甲酸酯為主之熔紡複絲、其製造及用途 |
| US11346021B2 (en) | 2016-09-09 | 2022-05-31 | Covestro Deutschland Ag | Melt spun multifilaments based on thermoplastic polyurethane, their production and use |
| CN109642348B (zh) * | 2016-09-09 | 2022-07-05 | 科思创德国股份有限公司 | 基于热塑性聚氨酯的熔纺复丝、其制备和用途 |
| JP2020128461A (ja) * | 2019-02-07 | 2020-08-27 | 三菱ケミカル株式会社 | ポリウレタンエラストマー及びその製造方法 |
| JP2022126799A (ja) * | 2019-02-07 | 2022-08-30 | 三菱ケミカル株式会社 | ポリウレタンエラストマー及びその製造方法 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040120 |