JPH08501099A - 血小板凝集阻害剤 - Google Patents

血小板凝集阻害剤

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Abstract

(57)【要約】 この発明は、血小板凝集の阻害において有用な式(I)を有する化合物またはその医薬的に許容される塩、該化合物を含有する医薬組成物、ならびにこのような化合物および組成物を投与することによる哺乳動物における血小板凝集の阻害方法に関するものである。

Description

【発明の詳細な説明】 血小板凝集阻害剤発明の分野 本発明は、咄乳動物における血小板凝集を阻害する医薬および化合物に関する ものである。発明の背景 フィブリノーゲンは、血漿の正常成分として存在する糖蛋白質である。それは 、血液凝固機構において、血小板凝集およびフィブリン形成に寄与している。 血小板は、全血中に見い出される細胞性要素であり、これも血液凝固に寄与す る。血小板に結合するフィブリノーゲンは、血液凝固機構における正常な血小板 機能に対して重要である。血管が傷ついた場合に、フィブリノーゲンに結合する 血小板が凝集を開始し、血栓を形成する。フィブリノーゲンと血小板との相互作 用は、gpIIb/IIIaとして知られている膜糖蛋白質を介して起こり、これは 血小板機能の重要な特徴である。この相互作用の阻害剤は、血小板血栓形成の調 節において有用である。 また、フィブロネクチンと称される他の高分子量の糖蛋白質も知られており、 これは主要な細胞外担体蛋白質であって、フィブリノーゲンやフィブリン、なら びにアクチン、コラーゲンおよびプロテオグリカン等の他の構造分子と相互作用 する。フィブロネクチンの細胞結合領域内の種々の比較的大きいポリペプチド断 片は、細胞結合活性を有することが見い出されている。米国特許第4,517, 686;4,589,881および4,661,111号参照。同じ分子のある 種の比較的短いペプチド断片が、基質上に固定化された場合に細胞の基質への結 合を促進し、また可溶化もしくは懸濁された形態では結合を阻害することが見い 出された。米国特許第4,578,079および4,614,517号参照。 米国特許第4,683,291号には、血小板に結合するフィブリノーゲンの 高親和性拮抗剤として設計される合成ペプチドに関して、血小板機能の阻害が開 示されている。米国特許第4,857,5,8号は、血小板凝集の阻害剤として の有用性をもったテトラペプチドを開示している。 ヨーロッパ特許出願第445,796号は、ペプチド結合を含む血小板凝集阻 害剤、すなわちN−〔N−〔4−(p−アミジノベンヅアミド)ブチリル〕−L −α−アスパルチル〕バリン化合物を開示している。該化合物は、細胞−細胞接 着および接着蛋白質の血小板への結合を阻害する。 ヨーロッパ特許出願第372,486号は、細胞接着阻害剤として有用であり 、また特に血小板凝集の阻害に有用なN−アシルベータアミノ酸誘導体を開示し ている。 ヨーロッパ特許出願第381,033号は、レセプタ結合に対する蛋白質を阻 害し、また血栓症および心筋梗塞の治療に有用なアミジノまたはグアニジノアリ ール置換アルカン酸誘導体を開示している。発明の要約 本発明は、式: 式中、 Zは、H、ハロゲン、ヒドロキシ、1〜6個の炭素原子のアルコキシおよび1〜 6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; Aは、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニルおよび 2〜6個の炭素原子のアルキニルからなる群から選択され; R1は、H、1〜6個の炭素原子のアルキル、アラルキルおよびアルカノイルオ キシアルキルからなる群から選択され; R2は、H、1〜6個の炭素原子のアルキル、およびアリールが場合によりヒド ロキシまたはメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3は、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノ、アジド、ウレイド 、ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アル コキシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニ ル、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置 換される、アルキル、インドリル、ピリジル、ベンゾチオフェニル、フェニル、 ベンゾフラニルおよびフラニルからなる群から選択され; R4は、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択れ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5は、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 により表される化合物群、またはその医薬的に許容される塩に関するものである 。 本発明の他の目的は、式Iの化合物を含む医薬組成物を提供することである。 このような化合物および組成物は、血小板凝集の調節剤および/または阻害剤と しての有用性を有する。本発明は、治療を有する哺乳動物において血小板凝集を 治療的に阻害または調節する方法にも関するものである。発明の詳細な記述 本発明は、上述の式Iにより表される化合物群に関するものである。 本発明の好ましい実施態様は、 Zが、水素であり; Aが、1〜6個の炭素原子のアルキルであり; R1が、Hおよび1〜6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; R2が、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、およびアリールが場合によりヒ ドロキシまたはメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3が、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノ、アジド、ウレイド 、ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アル コキシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニ ル、 フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置換さ れるインドリルであり; R4が、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5が、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 を有する式Iの化合物である。 本発明の別の好ましい実施態様は、 Zが、水素であり; Aが、1〜6個の炭素原子のアルキルであり; R1が、水素および1〜6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; R2が、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、およびアリールが場合によりヒ ドロキシまたはメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3が、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノアジド、ウレイド、 ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アルコ キシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニル 、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置換 されるピリジルであり; R4が、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5が、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 を有する式Iの化合物である。 本発明の更に別の好ましい実施態様は、 Zが、水素であり; Aが、1〜6個の炭素原子のアルキルであり; R1が、水素および1〜6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; R2が、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、およびアリールが場合によりヒ ドロキシまたはメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3が、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノ、アジド、ウレイド 、ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アル コキシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニ ル、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置 換されるフェニルであり; R4が、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5が、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 を有する式Iの化合物である。 これらの実施態様を例示するものは、次の化合物である。 N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕アミノ 〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニルアラニン,ジエチルエ ステルN−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕 アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニルアラニンN−〔 N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕アミノ〕カル ボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−トリプトファン ここにおいて使用される“アルキル”なる用語は、1〜6個の炭素原子を有す る直鎖または分枝鎖の炭化水素基を指す。このような基の例は、メチル、エチル 、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、イソブチル、sec−ブチル、t −ブチル、ペンチル、ネオペンチル、ヘキシル、イソヘキシル等である。 ここにおいて使用される“アルコキシ”なる用語は、アルキルが上記の意味を 有する直鎖または分枝鎖の低級アルキルエーテル基を包含する。このような基の 例は、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、t −ブトキシ、sec−ブトキシ、イソプロポキシ等である。 ここにおいて使用される“ハロゲン”なる用語は、クロロ(Cl)、フルオロ (F)、ブロモ(Br)またはアイオド(I)をさす。 ここにおいて使用される“アルケニル”なる用語は、少なくとも1個の二重結 合および2〜6個の炭素原子を含む不飽和の非環状炭化水素を指す。このような 基の例は、エテニル、プロペニル、ブテニル、イソブテニル、ペンテニル、ヘキ セニル等である。 ここにおいて使用される“アルキニル”なる用語は、1個以上の三重結合およ び2〜6個の炭素原子を含む非環状炭化水素を指す。このような基の例は、エチ ニル、プロピニル、ブチニル、ペンチニル、ヘキシニル等である。 ここにおいて使用される“ヘテロ原子がNであるヘテロアリール”なる用語は 、1個の炭素原子が窒素により置換された少なくとも1個の不飽和環式基からな る基を指す。このような基の例は、ピリジル、キノリニル等である。 ここにおいて使用される“アラルキル”なる用語は、フェニル、ナフチルまた はピリジル等のアリール基が、上記に定義されるアルキル基に結合してなる基を 指す。このような基の例は、フェニルプロピル、ピリジルメチル等を含む。 ここにおいて使用される“アリール”なる用語は、フェニルがベンゼンから1 原子が除去されて形成されるように、芳香族性炭化水素から1原子が除去される ことによって誘導される有機基を指す。 ここにおいて使用される“カルボキシル誘導体”なる用語は、Rが水素または 上記に定義されるアルキル基である一般式 を有する基を指す。 ここにおいて使用される“アルコキシカルボニル”なる用語は、Rが上記に定 義されるアルキル基である一般式 を有する基を指す。 ここにおいて使用される“アルキルアミノ”は、Rが上記に定義されるアルキ ル基である式−NHRまたは−NRRを有する基を指す。 ここに式Iによって示される化合物は、種々の異性体形態で存在することがで き、そのような全ての異性体形態は、医薬的に許容される塩類および異性体と共 に包含されることを意図するものである。 ここにおける構造および式では、環の結合に交差して引かれる結合は、環上の いずれの利用可能な原子に対して結合するものであってもよい。 “医薬的に許容される塩”なる用語は、常法に従って調製される塩を指す。医 薬的に許容される塩の例は、塩酸塩、臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩、硫酸塩、 リン酸塩、酢酸塩、プロピオン酸塩、乳酸塩、マレイン酸塩、リンゴ酸塩、コハ ク酸塩、および酒石酸塩を含む(医薬的に許容される塩類の更なる例については 、BergeらのJ.Pharm.Sci.66(1),1−19(1977)を参照)。 この発明は、血小板凝集の阻害方法、特にはこのような阻害を達成するための 式Iの化合物の投与を含む治療方法にも関するものである。 本発明の血小板凝集阻害剤は、例えばフィブリン溶解治療後、血栓崩壊治療、 血管形成、および冠状動脈バイパス手術等の管再形成の後の、動脈の再閉塞の防 止において有用である。他の期待される用途は、再発性心筋梗塞、不安定狭心症 、末梢動脈疾患、大脳虚血症およびバイパス方法等の防止である。 血小板凝集阻害のために、本発明の化合物は、慣用の医薬的に許容される担体 、アジュバントおよびベヒクルを含む投与単位剤型において、経口的、非経口的 、または吸引スプレー、直腸内的または局所的に投与されてもよい。ここにおい て使用される非経口的なる用語は、例えば皮下的、脈管内的、筋肉内的、胸骨内 的、輸液技術または腹膜内的であるものを含む。 本発明の化合物は、適当な経路により、好ましくはそのような経路に適用され る医薬組成物の形態で、かつ所望の治療のために有効な投与量をもって投与され 得る。医学的症状の進行を防止または停止させるために要求される本発明の化合 物の治療的に有効な投与量は、当業者には容易に確認することができる。 従って、本発明は、本発明の化合物の1種以上を、1種以上の非毒性の医薬的 に許容される担体および/または希釈剤および/またはアジュバント(集合的に 担体物質と称する)ならびに所望により他の活性成分と共に含む新規な医薬組成 物を提供するものである。 本発明の化合物および/または組成物を用いた症状の治療のための投与療法は 、患者の病型、年齢、体重、性および病状、疾患の重篤度、投与経路、使用され る特定の化合物を含む種々の因子によって選択され、従って広範囲に変化しうる 。1日あたり、体重1キログラムあたり約0.01mg〜150mgの程度の投与量 が、上記の症状の治療のために有用である。この発明の薬理学的に活性な化合物 は、ヒトを含む咄乳動物等の患者に投与するための薬剤を調製するために、製剤 技術の慣用の方法に従って処理され得る。 経口投与のためには、医薬組成物は例えば錠剤、カプセル、懸濁液または液剤 等の形態であってよい。該医薬組成物は、好ましくは特定量の活性成分を含有す る投与単位形態で調製される。これらは、例えば約1〜250mg、好ましくは 約25〜150mgの活性成分を含んでよい。噛乳動物に対する好適な1日投与量 は患者の症状および他の因子に依存して広範囲に変化しうる。 活性成分は、例えば食塩水、デキストロースまたは水が好適な担体として使用 される組成物として注射によっても投与され得る。好適な1日投与量は、典型的 には、治療されるべき症状に依存して複数回投与される、1日あたり体重1キロ グラムあたり約0.01〜50mgである。 投与のために、この発明の化合物は、通常指示される投与経路に適切な1種以 上のアジュバントと組み合わされる。該化合物は、ラクトース、しょ糖、デンプ ン、アルカン酸のセルロースエステル、セルロースアルキルエステル、タルク、 ステアリン酸、ステアリン酸マグネシウム、酸化マグネシウム、リン酸および硫 酸のナトリウムおよびカルシウム塩、ゼラチン、アカシアガム、アルギン酸ナト リウム、ポリビニルピロリドン、および/またはポリビニルアルコールと予め混 合され、次いで慣用の投与のために錠剤化、またはカプセル化されてよい。別法 として、該化合物は、水、ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、エ タノール、コーン油、綿実油、落花生油、ゴマ油、ベンジルアルコール、塩化ナ トリウム、および/または種々の緩衝剤に溶解されてよい。他のアジュバントお よび投与態様は、医薬技術において広く周知である。 医薬組成物は、顆粒、粉末もしくは坐剤等の固体形態、または液体、懸濁液も しくは乳液等の液体形態で調製されてもよい。該医薬組成物は、滅菌等の慣用の 医薬的操作に付されてもよく、および/または保存剤、安定化剤、湿潤剤、乳化 剤、緩衝剤等の慣用の医薬的アジュバントを含んでもよい。 本発明の新規な血小板凝集阻害剤は、標準的な合成方法と組み合わせて、液相 ペプチド合成に類似の方法によって調製され得る〔The Peptides:Analysis,Syn thesis,Biology(E.GrossおよびJ.Meienhofer編集)Vol.1−5,Academic Pr ess,New York)参照〕。一般的合成順序は、スキームAに概略を示してある。 シアノ基は、ベンゾニトリルをエタノール中の無水塩酸で処理して形成されるイ ミデートを介して、アミジンに変換される。イミデートの塩化アンモニウムによ る処理は、塩(HCl)としてのアミジンを生じる。アミジンの存在下でのエス テルの選択的加水分解は、水性メタノール中にて水酸化リチウムを使用して行わ れ得る。生物学的試験のための最終化合物は、逆相高速液体クロマトグラフィー を用いた精製によって得られた〔High performance Liqid Chromatography,Pro tein and Peptide Chemistry,K.P.Hupe編)WalterDeGruyter,New York〕。 スキームAのベンゾニトリルウレア誘導体は、スキームBに概略が示されるCu rtius反転を使用して対応する酸誘導体から調製され得る。中間体イソシアネー トは、トリメチルシリルアジドを使用する3工程〔H.R.Krichldorf,Chem.Be r.,Vol.105,3958−3965(1972)〕、および引き続くアミンへ の加水分解により調製され得る。該アミンは、トリホスゲンを用いた処理により イソシアネートに変換され〔H.EckertおよびB.Forsten,Angew.Chem.Int.Ed .Engl.894−895(1987)〕、次いで模倣するジペプチドとの反応に よりスキームAのベンゾニトリルウレアが得られる。 別法として、ベンゾニトリルウレアは、ジフェニルホスホリルアジドによる処 理〔S.Yamada,K.NinomiyaおよびT.Shioiri,Tetrahedoron Lett.2343 (1973);P.A.S.Smith,Org.React.Vol.3,337(1946);J .H.Saunders,R.J.Slocombe,Chem.Rev.V.43,203(1948)〕お よび引き続くジペプチド模倣物による中間体イソシアネートの捕捉によって、 対応する酸から直接に得られる。 A=2〜4個の炭素原子を有するアルケニル、アルキニルまたはアルキルであ るスキームBのベンゾニトリル酸は、以下の方法(スキームC)により調製され 得る:ハロベンゾニトリル(Z=H)を、オメガアルキン酸(スキームC−方法 1)またはアルケン酸(スキームC−方法2)に、パラジウム(O)に基づくカ ップリング反応を使用してカップリングさせる〔“Heck Reaction”−Palladium Reagents in Organic Syntheses(Richard F.Heck),Academic Press,New York, 1985〕。 パラジウムカップリング反応に対する好ましい条件は、アルキン酸およびアル ケン酸カップリング成分について異なる。A=2〜4個の炭素原子を有するアル キニルの場合、パラジウムカップリング反応についての好ましい条件は、触媒と してテトラキス(トリフェニルホスフィン)−パラジウム(O)、および溶媒と してピペリジンを使用した〔スキームC−方法1、関連する条件については:H .A.DieckおよびF.R.Heck,J.Organometallic Chem.259−263(19 75)参照〕。A=2〜4個の炭素原子を有するアルケニルの場合、アルケン酸 カップリング成分についての好ましい条件は、JefferyおよびLarockの相移動条 件を使用した〔スキームC−方法2、T.Jeffery,J.Chem.Soc.Chem.Commum .1287−89(1984);R.C.Larock,Tetrahedron Lett.2603− 2606(1989)〕。これらの条件〔相移動試薬−テトラブチルアンモニウ ム塩、触媒−パラジウム(II)酢酸塩、塩基−酢酸カリウム、溶媒−ホルムアミ ド〕は、カップリングしたオレフィンの良好な収率を与える極めて緩和な条件で ある。A=アルキルである場合の化合物は、炭酸カルシウム上のパラジウムでの 触媒的還元による二重結合の選択的還元にて得られた。 所望のオメガアルケン酸は、商業的に入手可能であるか、あるいはオメガアル ケノールの酸化により合成されうる〔E.J.CoreyおよびG.Schmidt,Tetrahedr on Lett.399(1979)〕。所望のオメガアルキン酸は、商業的に入手可 能であるか、あるいはオメガハロアルカン酸およびリチウムアセチリドから合成 されうる〔W.J.DeJarlais,E.A.Emken,Synthetic Commun.653(198 0);J.Cossy,J.P.Pete,Tetrahedron Lett.573(1986)〕。 (シアノフェニル)アルケン酸単位(A=アルケニル)の調製のための別法は 、シアノベンズアルデヒドおよびオメガ置換(カルボキシアルキル)トリフェニ ルホスホニウムブロマイドを2つの反応成分とし、標準的Wittig反応〔B.E.Re itz,Chem.Rev.863−927(1989)〕を使用して採用されうる〔関連 する条件については:J.Am.Chem.Soc.397(1970);前出文献683 1および7185(1973)参照〕。 置換基、Z=ハロゲン、アルキル、ヒドロキシ、またはアルコキシは、ベンゾ ニトリルの段階のA=アルキルの場合に(例えばスキームFの化合物4)、環を ハロゲン化するための臭素、ヨウ素、または塩素を使用して(スキームD)導入 されうる。アルキル基は、低温度リチウムハロゲン交換および引き続く適当なア ルデヒドを用いるクェンチングにより導入されうる〔W.E.Parham,C.K.Brads her,Acct.Chem.Res.300(1982)〕。得られるアルコールは、スキー ムDに示されるように水素添加分解によりZ=アルキルに変換されうる〔Reduct ions in Organic Chemistry(M.Hudlicky編集)、John Wiley &Sons、New Yor k,1984〕。 置換基、Z=ヒドロキシまたはアルコキシは、低温度リチウムハロゲン交換お よび引き続く親電子性のビス(トリメチルシリル)パーオキシドを用いるクェン チングにより導入され〔(TMSO)2−スキームD、M.addeiおよびA.Ricci ,Synthesis 633−635(1986)〕、これはシリルエーテルを与える 。該シリルエーテルは、塩酸を用いた処理によってZ=OHに変換される〔M.T addeiおよびA.Ricciの前出文献〕。Z=ORは、Z=OHである誘導体を弱塩 基(K2CO3)および適当なハロゲン化アルキルにより処理して形成され得〔R 8−Hal、2当量:C.F.H.AllenおよびJ.W.Gates,Jr.Organic Synthes esColl.Vol.3,140(1955)参照〕、これはエステルも形成するであ ろう。該エステルは、該エーテルと1当量の水酸化ナトリウムの存在下で選択的 に分解されうる(スキームD)。R2=アルキル、フェニルまたはフェニルアル キルである化合物は、適当な第2アミンと購入可能であるかまたはMichael反応 により容易に合成されうるアスパラギン酸〔Advanced Organic Chemistry(J.Ma rch編)、John Wiley & Sons,New York,1985〕との縮合、第1アミンとt ert −ブチルアクリレートとの縮合または適当な第1アミンとアルデヒドを用いる還 元的アミノ化〔Reductions in Organic Chemistry(M.Hudlicky編)John Wiley & Sons,New York,1984〕により調製され得る。 R2、R3およびR4を含むアミノ酸は、商業的に入手可能であるか、あるいは スキームEに例示されるように入手可能なアルデヒドから容易に合成される。Wi ttig反応を使用するアルデヒドのホモロゲーション〔B.E.MarynoffおよびA.B .Reitz,Chem.Rev.863−927(1989)〕および引き続くStreckerの アミノ酸合成〔Principles of Organic Synthesis(R.0.C.Norman編)John W iley & Sons,New York,1978〕は、スキームEに例示されるようにアミノ 酸を与える。 R4=アルキルカルボキシルである化合物は、Arndt−Eistert反応を使用して 、商業的に入手可能なアミノ酸のホモロゲーションにより〔MeirおよびZeller, Angw.Chem.Int.Ed.Eng.32−43(1975);M.Rodriguezら、Tetrah edron Lett.5153(1990);W.J.Greenlee,J.Med.Chem.434( 1985)およびそれらの内の参考文献〕、またはホモロゲートアミノ酸の既知 の合成の使用により 〔例えば、フェニルアラニンは、マロン酸陰イオンのフェ ニルアラニンから得られる活性化アジリジンへの付加によりホモロゲートされる −Tseng,C.C.,Terashima,S.およびYamada,S.I.Chem.Pharm.Bull.29 −40(1977)〕、調製され得る。 抗血小板剤10N−〔N−〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕 ブチル〕アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニルアラニ ンの特定の合成は、スキームFに示される。スキームFに示される化合物番号は 、例1および2の化合物番号に対応する。例3は、示される特定の変更をもって 例1および2の方法を使用し、スキームAに記述される一般的方法にて調製され た。 上述される式の血小板疑集阻害剤、誘導体および中間体の考えられる均等物は 、種々のR基の1種以上が、ここに定義される置換基の単純な変更、例えばRが 示されるものよりも高級アルキル基である場合等、同様な一般的性質を有する化 合物を包含するものである。更に、置換基が水素であり得る場合に、全体として の活性および/または合成方法が影響されない限り、その位置には水素以外の置 換基、例えば炭化水素基またはハロゲン、ヒドロキシル、アミノ等が導入されう る。 上述した化学反応は、本発明の化合物の調製について、それらの最も広い応用 に関して一般的に開示されている。場合によっては、反応が開示される範囲内の 各化合物について記述されるようには適用されない場合もあり得る。このような ことが起こる化合物は、当業者には容易に認識されるであろう。そのような場合 の全てにおいて、いずれの反応も、例えば干渉する基の適切な保護により、また は別の慣用の試薬への変更により、または反応条件等の通常の修飾により、ある いはここに記述される別の反応もしくは他の慣用の反応により、当業者に周知の 慣用の修飾によって成功裏に達成されうる。 以下の例は、本発明の例示を提供するものであって、その範囲を限定すること を意図するものではない。当業者は、本発明の化合物の調製のために、下記の調 製方法の条件および工程の既知の変更が使用可能であることを容易に理解するで あろう。例1 N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕アミノ 〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニルアラニン,ジエチルエ ステルの調製 セクションA.5−(p−シアノフェニル)−4−ペンテン酸(3) テトラブチルアンモニウムクロライド(水和物、17.8g)を、ベンゼンと 共沸させることにより乾燥させた(Dean−Stark装置を備えた250mLの丸底フ ラスコ)。ベンゼンを減圧下で除去して無水テトラブチルアンモニウムクロライ ド(17.0g、61.2mmol)を得た。このフラスコにアルゴン下でトリフェ ニルホスフィン(820mg、3.13mmol)、酢酸パラジウム(703mg、3. 13mmol)、4−ブロモベンゾニトリル(16.9g、92.8mmol)および1 00mLの脱気した無水ジメチルホルムアミド(アルゴンを10分間バブリングし て脱気し、モレキュラーシーブにて乾燥させた)を加えた。次いで4−ペンテン 酸(6.27g、62.6mmol)および脱気した無水DMF(35mL)を、急 速に撹拌される反応混合物に23℃にて添加した。23℃にて21時間後、反応 混合物を炭酸ナトリウム溶液(3%、400mL)にゆっくり注入し、酢酸エチル (500mL)にて抽出した。水性層を脱色用炭素にて処理し、濾過した。次いで 水性層を10%HClにてpH2に酸性化し、これにより白色固体を得た(6.8 2g、54%):m.p.150−167℃。 上記の工程は、(3)をなんらの困難も伴わずに次の工程に乗せるために充分 な純度をもって与えた。分析用試料は、試料をフラッシュクロマトグラフィー( 酢酸エチル:メチレンクロライド:酢酸、1:4:0.05)および酢酸エチル からの再結晶(2回)による更なる精製にかけることにより得た:mp154−1 56℃ 元素分析、C1211NO2について理論値:C、71.63;H、5.51;N 、6.96、実験値:C、71.50:H、5.54;N、6.80。 セクションB5−(p−シアノフェニル)ペンタン酸(4) 90mLのメタノール中の1.47g(7.32mmol)の(3)の溶液を200 mgの5%Pd/CaCO3にて、5psiの水素下で1.2時間水素添加した。触媒 を濾過により除去し、溶媒を減圧下で留去した後、残渣をエーテル、および引き 続いてヘキサンにてトリチュレートし、白色固体を得た:mp101−102℃。 元素分析、C1213NO2について理論値:C、70.92;H、6.45:N 、6.89、実験値:C、70.71;H、6.56;N、6.87。 セクションC N−〔N−〔〔〔4−(4−シアノフェニル)ブチル〕アミノ〕カルボニル〕− L−α−アスパルチル(O−メチル)〕−L−フェニルアラニン 5−(4−シアノフェニル)ペンタン酸(1.01g、5mmol)をDMF(3 0ml)に溶解した。ジフェニルホスホリルアジド(1.4ml;6mmol)およびN ,N−ジイソプロピルエチルアミン(1.7ml;10mmol)を撹拌しつつゆっく り添加し、該溶液を90℃まで加熱した。1時間後、追加のジフェニルホスホリ ルアジド(0.25ml)およびN,N−ジイソプロピルエチルアミン(0.5ml )を添加し、反応をHPLC上で5−(4−シアノフェニル)ペンタン酸が消失 す るまで継続した。該溶液を冷却し、DMF(10ml)に溶解した。Asp−Ph e−OMe(1.76g;6mmol)を添加した。該混合物を室温にて更に3時間 撹拌し、ロータリーエバポレータにて乾燥させて粗製の7を得た。該油状残渣を 更に精製することなく使用した。(FAB−MS:MH+=495)。 セクションD N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕アミノ 〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニルアラニン,ジエチルエ ステル N−〔N−〔〔〔4−(4−シアノフェニル)ブチル〕アミノ〕カルボニル〕 −L−α−アスパルチル(O−メチル)〕−L−フェニルアラニンを、氷浴中に てHClガス/エタノール(100ml)で1時間処理した。次いで、該反応混合 物を室温にて一夜撹拌した。溶媒をエバポレータで除去し、残渣をエタノール( 50ml)に溶解した。塩化アンモニウム(0.5g)および水酸化アンモニウム (10mlのH2O中に3ml)を激しく撹拌しつつ添加した。該反応混合物を緩和 な条件で一夜還流させ、エバポレータで乾燥させた。残渣を上述したのと同様に HPLCカラムにて精製した。10−40%のアセトニトリル/水/0.5%T FAの線形勾配を30分間、および40−60%のアセトニトリル/水/0.5 %TFAの線形勾配を5分間使用した。所望のピークを回収し、凍結乾燥して1 00mgの9を白色固体として得た(FAB−MS;MH+=554)。 例2 N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕アミノ 〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニルアラニン N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕アミ ノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニルアラニン,ジエチル エステル9(100mg;1.8mmol)、メタノール(25ml)および1N L iOH(25m)を2時間撹拌した。次いでメタノールをロータリーエバポレー タにて除去した。残渣を20%酢酸に溶解し、HPLCにて精製した。10−4 0%アセトニトリル/水/0.05%TFAの勾配を30分間で使用した。所望 のピークを回収し、凍結乾燥して10を白色固体として得た(60mg)。 高速原子分解質量分光測定(MH+)498 元素分析C253156+CF3CO2HおよびH2Oについての理論値:C、5 1.51;H、5.40;N、11.12。実験値:C、51.40;H、4. 84;N、10.98。例3 N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕アミノ 〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−トリプトファン 標記の化合物を下記の置換をもって例1の方法にて調製した:セクションCに おいてL−α−アスパルチル−L−フェニルアラニンをL−α−アスパルチル− L−トリプトファンに置き換えた。高速原子分解質量分光測定(MH+)=53 7例4 4−(p−シアノフェニル)ブチルアミンの調製 オキサリルクロライド(43.0mL、0.492mol)を、100mLの1,2 −ジクロロエタン中の5−(p−シアノフェニル)ペンタン酸の懸濁物に、窒素 雰囲気下で23℃にて滴々添加した。5分後に、50mLのDMFを添加した。3 0分後に、該反応物を減圧下で濃縮した。残渣を窒素雰囲気下で無水THF(1 50mL)に溶解した。アジドトリメチルシラン(14.6mL、0.110mL)を 23℃にて滴々添加した。5分後に、該反応物を、1時間、還流を達成するまで 加温した。該反応物を10℃まで冷却し、濃HCl(20mL)を1分間で添加し た。冷却浴を取り除き、撹拌を15分間継続した。反応物を減圧下で濃縮し、残 渣を酢酸エチル(200mL)および水(200mL)の間で分配した。水性層を1 N NaOH(250mL)にて塩基性とし、酢酸エチル(2x200mL)にて抽 出した。有機層を水(100mL)、続いて食塩水(100mL)にて洗浄し、乾燥 させた(Na2SO4)。減圧下で濃縮後、残渣を酢酸エチル:メタノール(15 0mL:5mL)にて希釈し、ジオキサン中の無水HCl(6.9N)により0℃に て処理した。得られた沈殿を濾過し、酢酸エチル、次いでエーテルにて洗浄した 。固体を乾燥させ(大気圧;55℃)、14.3gを得た:mp155−160℃ 。 元素分析C11152Clについての理論値:C、62.70;H、7.18; N、13.30。実験値:C、62.76;H、7.35;N、13.34。例5 4−〔4−シアノフェニル〕ブチルイソシアネートの調製 アミン塩酸塩5(1.00g、4.74mmol)、トリホスゲン(0.469g 、1.58mmol)、トリエチルアミン(1.27g、12.6mmol)およびジオ キ サン(20mL)の溶液を、アルゴン雰囲気下で70℃に2時間加温した。23℃ に冷却後、反応混合物を酢酸エチル(80mL)にて希釈し、濾過し、フード内に て窒素気流で濃縮し、中間体イソシアネートを得た。例6 5−(p−シアノフェニル)−4−ペンチン酸 テトラキス(トリフェニルホスフィン)パラジウム(O)(240mg、0.2 mmol)の添加に先行して、4−ペンチン酸(2.l5g、22mmol)、4−ブロ モベンゾニトリル(3.64g、20mmol)およびピペリジン(40mL)の溶液 を、窒素を5分間バブリングすることにより脱気した。反応バイアルを封止し、 80℃にて1.5時間加熱した。23℃に冷却後、反応混合物を酢酸エチル(2 00mL)にて希釈し、濾過し、減圧下で濃縮した。残渣を酢酸エチル(300mL )にて希釈し、5%HCl(2x100mL)にて洗浄し、水(1x100mL)に て洗浄し、次いで3%炭酸ナトリウム(2x200mL)にて抽出した。該塩基性 水性層を脱色用炭素にて処理し、濾過し、pH=2に酸性化した。得られた固体を 濾過し、水にて洗浄し、乾燥させ、フラッシュクロマトグラフィー(勾配、酢酸 エチル:メチレンクロライド:酢酸、1:9:0.005)および分画再結晶( メチレンクロライド−エーテル)により精製し、5−(p−シアノフェニル)− 4−ペンチン酸を白色固体として得た:mp149−152℃。 元素分析C129NO2についての理論値:C、72.35;H、4.55;N、 7.03。実験値:C、72.05:H、4.57;N、6.94。例7 N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕−4−ブチニル 〕アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニルアラニンの 調製 標記の化合物を下記の置換をもって例1の方法にて調製した:例1のセクショ ンCにおいて5−(p−シアノフェニル)ペンタン酸を5−(p−シアノフェニ ル)−4−ペンチン酸に置き換えた。生成物を例1の条件を使用する逆相HPL Cにより精製して標記の化合物を得た。生成物は、C NMRおよび化学種イオ ン化質量分光測定によって証明された。例8 N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕−4−ブテニル 〕アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニルアラニンの調 標記の化合物を例1の方法に従い、但し還元工程(セクションB)を省略して 調製した。生成物を例1の条件を使用する逆相HPLCにより精製して標記の化 合物を得た。生成物は、C NMRおよび化学種イオン化質量分光測定によって 証明された。例9 3S β−〔〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕アミ ノ〕カルボニル〕アミノ〕−4−〔(2−カルボキシエチル)(2−メチルプロ ピル)アミノ〕−4−オキソ酪酸の調製 標記の化合物は、例1のセクションCにおいてアスパルテームを3S−A味の −4−〔(2−カルボキシエチル)(p−メチルプロピル)アミノ〕−4−オキ ソ酪酸に置き換えて例1の方法にて調製され得る。生成物を例1の条件を使用す る逆相HPLCにより精製して標記の化合物を得た。生成物は、C NMRおよ び化学種イオン化質量分光測定によって証明された。例10 N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕アミノ 〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−N−メチル−L−フェニルアラニン の調製 標記の化合物は、例1のセクションCにおいてアスパルテームをL−α−アス パルチルN−メチル−L−フェニルアラニンに置き換えて調製され得る。生成物 を例1の条件を使用する逆相HPLCにより精製して標記の化合物を得た。生成 物は、C NMRおよび化学種イオン化質量分光測定によって証明された。例11 の調製 標記の化合物は、例1のセクションCにおいてアスパルテームをR−3〔〔カ ルボキシル−1−オキソプロピル〕アミノ〕−5−フェニルペンタン酸に置き換 えて調製され得る。生成物を例1の条件を使用する逆相HPLCにより精製して 標記の化合物を得た。生成物は、C NMRおよび化学種イオン化質量分光測定 によって証明された。 本発明の化合物の血小板−結合阻害活性は、下記のアッセイによって示されう る。PRPでのインビトロ血小板凝集 健常な雄または雌のイヌを採血の8時間前から絶食させ、次いで30mlの全血を 蝶針および3mLの0.129M緩衝クエン酸ナトリウム(3.8%)を入れた3 0ccのプラスチックシリンジを用いて集めた。シリンジを注意深く回転させて血 液がクエン酸塩と混合するように引いた。血小板−富有血漿(PRP)は、97 5xgにて3.17分間、室温で遠心分離し、遠心機が制動することなしに停止 するまで、惰力で回転させておくことにより調製された。PRPをプラスチック ピペットにより血液から採りだし、室温に保たれたプラスチック栓付きの50ml コーニング円錐状滅菌遠心管に入れた。血小板−欠乏血漿(PPP)は、残った 血液を2000xgにて15分間、室温で遠心分離し、遠心機が制動することな しに停止するまで、惰力で回転させておくことにより調製された。PRPを、ml あたり2−3x108の血小板計数となるようにPPPを用いて調整した。40 0μlのPRP調製物および50μlの試験化合物または食塩水を、BioData凝 集測定装置(BioData、Horsham、PA)にて37℃で1分間プレインキュベート した。50μlのアデノシン5’−二リン酸(ADP)(50μmの最終濃度) をキュベットに加え、凝集を1分間監視した。いずれの化合物も2個1組で試験 した。結果は以下のように計算される: 対照の百分率=〔(化合物の場合の最大OD−初期OD)/(食塩対照の場合の 最大OD−初期OD)〕x100%阻害=100−(対照の百分率) 例2および3の化合物のアッセイ結果およびそれらの阻害濃度中央値(IC50 )を、表Iに記録してある。IC50は(化合物が50%阻害を示す場合には)、 投与応答曲線の線形回帰により計算された。
【手続補正書】特許法第184条の8 【提出日】1994年9月15日 【補正内容】 13.式: 式中、 Zは、H、ハロゲン、ヒドロキシ、1〜6個の炭素原子のアルコキシおよび1〜 6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; Aは、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニルおよび 2〜6個の炭素原子のアルキニルからなる群から選択され; R1は、H、1〜6個の炭素原子のアルキル、アラルキルおよびアルカノイルオ キシアルキルからなる群から選択され; R2は、H、1〜6個の炭素原子のアルキル、および場合によりヒドロキシまた はメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3は、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノ、アジド、ウレイド 、ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アル コキシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニ ル、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置 換される、アルキル、インドリル、ピリジル、ベンゾチオフェニル、フェニル、 ベンゾフラニルおよびフラニルからなる群から選択され; R4は、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5は、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 により表される化合物またはその医薬的に許容される塩の、血小板凝集阻害のた めの哺乳動物治療用医薬調製のための使用。 14.Zが、水素であり; Aが、1〜6個の炭素原子のアルキルであり; R1が、水素および1〜6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; R2が、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、および場合によりヒドロキシま たはメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3が、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノ、アジド、ウレイド 、ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アル コキシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニ ル、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置 換されるインドリルであり; R4が、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5が、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 を有する請求の範囲第13項に記載の使用。 15.該化合物が、N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェ ニル〕ブチル〕アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−トリプト ファンである請求の範囲第14項に記載の使用。 16.Zが、水素であり; Aが、1〜6個の炭素原子のアルキルであり; R1が、水素および1〜6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; R2が、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、および場合によりヒドロキシま たはメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3が、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノ、アジド、ウレイド 、 ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アルコ キシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニル 、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置換 されるフェニルであり; R4が、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5が、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 を有する請求の範囲第13項に記載の使用。 17.該化合物が、N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェ ニル〕ブチル〕アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニル アラニン,ジエチルエステルである請求の範囲第16項に記載の使用。 18.該化合物が、N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェ ニル〕ブチル〕アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニル アラニンである請求の範囲第16項に記載の使用。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C07C 275/18 9451−4H (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M C,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF,CG ,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE,SN, TD,TG),AT,AU,BB,BG,BR,BY, CA,CH,CZ,DE,DK,ES,FI,GB,H U,JP,KP,KR,KZ,LK,LU,MG,MN ,MW,NL,NO,NZ,PL,PT,RO,RU, SD,SE,SK,UA,US,VN (72)発明者 ツヨング,フォエ シオング アメリカ合衆国 63021 イリノイ州マン チェスター,シュガー ヒル ドライブ 875

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式: 式中、 Zは、H、ハロゲン、ヒドロキシ、1〜6個の炭素原子のアルコキシおよび1〜 6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; Aは、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニルおよび 2〜6個の炭素原子のアルキニルからなる群から選択され; R1は、H、1〜6個の炭素原子のアルキル、アラルキルおよびアルカノイルオ キシアルキルからなる群から選択され; R2は、H、1〜6個の炭素原子のアルキル、および場合によりヒドロキシまた はメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3は、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノアジド、ウレイド、 ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アルコ キシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニル 、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置換 される、アルキル、インドリル、ピリジル、ベンゾチオフェニル、フェニル、ベ ンゾフラニルおよびフラニルからなる群から選択され; R4は、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5は、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 により表される化合物群、またはその医薬的に許容される塩。 2.Zが、水素であり; Aが、1〜6個の炭素原子のアルキルであり; R1が、水素および1〜6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; R2が、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、および場合によりヒドロキシま たはメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3が、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノ、アジド、ウレイド 、ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アル コキシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニ ル、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置 換されるインドリルであり; R4、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5が、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 を有する請求の範囲第1項に記載の化合物。 3.N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕 アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−トリプトファンである請 求の範囲第2項に記載の化合物。 4.Zが、水素であり; Aが、1〜6個の炭素原子のアルキルであり; R1が、水素および1〜6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; R2が、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、および場合によりヒドロキシま たはメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3が、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノアジド、ウレイド、 ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アルコ キシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニル 、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置換 されるフェニルであり; R4が、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5が、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 を有する請求の範囲第1項に記載の化合物。 5.N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕 アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニルアラニン,ジエ チルエステルである請求の範囲第4項に記載の化合物。 6.N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニル〕ブチル〕 アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニルアラニンである 請求の範囲第4項に記載の化合物。 7.式: 式中、 Zは、H、ハロゲン、ヒドロキシ、1〜6個の炭素原子のアルコキシおよび1〜 6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; Aは、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニルおよび 2〜6個の炭素原子のアルキニルからなる群から選択され; R1は、H、1〜6個の炭素原子のアルキル、アラルキルおよびアルカノイルオ キシアルキルからなる群から選択され; R2は、H、1〜6個の炭素原子のアルキル、および場合によりヒドロキシまた はメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3は、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノ、アジド、ウレイド 、ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アル コキシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニ ル、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置 換される、アルキル、インドリル、ピリジル、ベンゾチオフェニル、フェニル、 ベンゾフラニルおよびフラニルからなる群から選択され; R4は、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5は、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 により表される化合物、および医薬的に許容される担体を含んでなる医薬組成物 。 8.Zが、水素であり; Aが、1〜6個の炭素原子のアルキルであり; R1が、水素および1〜6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; R2が、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、および場合によりヒドロキシま たはメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3が、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノ、アジド、ウレイド 、ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アル コキシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニ ル、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置 換されるインドリルであり; R4が、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5が、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 を有する請求の範囲第7項に記載の医薬組成物。 9.該化合物が、N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェニ ル〕ブチル〕アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−トリプトフ ァンである請求の範囲第8項に記載の医薬組成物。 10.Zが、水素であり; Aが、1〜6個の炭素原子のアルキルであり; R1が、水素および1〜6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; R2が、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、および場合によりヒドロキシま たはメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3が、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノアジド、ウレイド、 ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アルコ キシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニル 、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置換 されるフェニルであり; R4が、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5が、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 を有する請求の範囲第7項に記載の医薬組成物。 11.該化合物が、N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェ ニル〕ブチル〕アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニル アラニン,ジエチルエステルである請求の範囲第10項に記載の医薬組成物。 12.該化合物が、N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェ ニル〕ブチル〕アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニル アラニンである請求の範囲第10項に記載の医薬組成物。 13.治療的に有効量の、式: 式中、 Zは、H、ハロゲン、ヒドロキシ、1〜6個の炭素原子のアルコキシおよび1〜 6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; Aは、1〜6個の炭素原子のアルキル、2〜6個の炭素原子のアルケニルおよび 2〜6個の炭素原子のアルキニルからなる群から選択され; R1は、H、1〜6個の炭素原子のアルキル、アラルキルおよびアルカノイルオ キシアルキルからなる群から選択され; R2は、H、1〜6個の炭素原子のアルキル、および場合によりヒドロキシまた はメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3は、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノ、アジド、ウレイド 、ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アル コキシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニ ル、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置 換される、アルキル、インドリル、ピリジル、ベンゾチオフェニル、フェニル、 ベンゾフラニルおよびフラニルからなる群から選択され; R4は、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5は、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 により表される化合物、またはその医薬的に許容される塩を投与することを含ん でなる、血小板凝集阻害のための咄乳動物の治療方法。 14.Zが、水素であり; Aが、1〜6個の炭素原子のアルキルであり; R1が、水素および1〜6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; R2が、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、および場合によりヒドロキシま たはメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3が、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノ、アジド、ウレイド 、ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アル コキシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニ ル、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置 換されるインドリルであり; R4が、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5が、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 を有する請求の範囲第13項に記載の方法。 15.該化合物が、N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェ ニル〕ブチル〕アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−トリプト ファンである請求の範囲第14項に記載の方法。 16.Zが、水素であり; Aが、1〜6個の炭素原子のアルキルであり; R1が、水素および1〜6個の炭素原子のアルキルからなる群から選択され; R2が、水素、1〜6個の炭素原子のアルキル、および場合によりヒドロキシま たはメトキシにより置換されるアラルキルからなる群から選択され; R3が、場合により、ハロゲン、1〜6個の炭素原子のアルキル、1〜6個の炭 素原子のアルコキシ、カルボキシル誘導体、ニトロ、シアノ、アジド、ウレイド 、ウリレン、アルコキシカルボニルオキシ、ヒドロキシ、アルキルアミノ、アル コキシカルボニル、トリアルキルシリル、アルコキシイミノ、アルキルスルホニ ル、フェニルスルホニル、およびアミノからなる群から選択される基によって置 換されるフェニルであり; R4が、H、−COOR5および−(CH2mCOOR5からなる群から選択され ; ここにおいてmは、1〜6の整数であり;ならびに R5が、H、1〜6個の炭素原子のアルキルおよびアラルキルからなる群から選 択される、 を有する請求の範囲第13項に記載の方法。 17.該化合物が、N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェ ニル〕ブチル〕アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニル アラニン,ジエチルエステルである請求の範囲第16項に記載の方法。 18.該化合物が、N−〔N−〔〔〔4−〔4−(アミノイミノメチル)フェ ニル〕ブチル〕アミノ〕カルボニル〕−L−α−アスパルチル〕−L−フェニル アラニンである請求の範囲第16項に記載の方法。
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