【発明の詳細な説明】
置換された3−(アミノアルキルアミノ)−1,2−
ベンゾイソキサゾールおよび関連化合物
本特許出願は、係属中の1992年11月23日に出願された米国特許出願第980,021
号の部分継続出願である。
本発明は、式
の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し得る付加塩およびこれらの化合
物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ混合物に関するものである。
上記式において、
R1は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)
アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アリール(C1〜C6)アルコ
キシカルボニル、アミノカルボニル、(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルまた
はジ(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルであり;
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
アミノ、(C1〜C6)アルキルアミノ、ジ(C1〜C6)アルキルアミノ、アリール(
C1〜C6)アルキルアミノ、(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオ
キシ、(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルア
ミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシ、ア
リール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシカ
ルボニルオキシ、アリール(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり;
Yは、酸素(O)、硫黄(S)またはNR10(式中、R10は水素、(C1〜C6)ア
ルキル、アリールまたはアリール(C1〜C6)アルキルである)であり;
R2は、
であり;
または、R1およびR2は、これらが結合している窒素と一緒になって、環
を形成し;
R3は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)
アルキルカルボニル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C3〜C6)アルケニル
、(C3〜C6)アルキニル、アリール、アミノ
(C1〜C6)アルキル、モノ(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルまたは
ジ(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルであり;
R4は、水素または(C1〜C6)アルキルであり;
R5は、水素、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルコキシ、アミノ(C1〜C6)アルキル
、モノアリール(C1〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキル、ジアリール(C1
〜C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルカノイルオキシまた
はアリール(C1〜C6)アルキルであり;
R6は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール、アリール(C1〜C6)アルキル、
(C1〜C6)アルキルカルボニル、アリール(C1〜C6)アルキルカルボニルまたは
(C1〜C6)アルコキシカルボニルであり;
R7は、水素、(C1〜C6)アルキル、(C2〜C6)アルケニル、(C3〜C6)アルキ
ニル、フェニル、アリール(C1〜C6)アルキル、ピリジル、ピリミジル、ピリダ
ジニル、ピラジニルまたはキノリニルであり;
R8およびR9は、独立して、水素、(C1〜C6)アルキルまたはアリール(C1〜C6
)アルキルであり;
R11は、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン
、ニトロまたはトリフルオロメチルであり;
mは、2〜7の整数であり;
nは、0〜3の整数であり;
pは、1〜3の整数であり;
rは、0〜2の整数であり;そして
sは、0〜6の整数である。
これらの化合物は、アルツハイマー病のような減少したコリン作動機能により
特徴づけられる種々な記憶機能不全の治療に有用である。本発明の化合物は、ま
た、モノアミンオキシダーゼを阻害しそしてそれ故に抗うつ薬として有用である
。
特にことわらない限り、明細書および請求の範囲を通して次の定義が適用され
る。
(C1〜C6)アルキルまたは(C1〜C10)アルキルなる用語は、直鎖状または分
枝鎖状のアルキル基、例えばメチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n
−ブチル、イソブチル、第2ブチル、第3ブチルおよび直鎖状および分枝鎖状の
ペンチル、ヘキシル、ヘプチルおよびデシルを意味する。
ハロゲンなる用語は、弗素、塩素、臭素または沃素を意味する。
フェニル、ピリミジル、ピリダジニル、ピリジニルおよびキノリニルなる用語
は、独立して(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲ
ン、ニトロまたはトリフルオロメチルである0、1または2個の置換分により置
換されたそれぞれの基を意味する。
ピリジルなる用語は、独立して(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、
ヒドロキシ、ハロゲン、ニトロまたはトリフルオロメチルである0、1または2
個の置換分により置換された2−ピリジル、3−ピリジルまたは4−ピリジル基
を意味する。
明細書および請求の範囲を通じて、与えられた化学式または名称は、異性体が
存在する場合は、すべての立体的異性体、光学的異性体、エナンチオマー異性体
および互変異性体を含む。
本発明の化合物の一つのクラスは、
〔式中、X、R1、nおよびmは上述した通りでありそしてZは、
R3は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)
アルキルカルボニル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C3〜C6)アルケニル
、(C3〜C6)アルキニルまたはアリールであり、
R4は、水素または(C1〜C6)アルキルであり、
R5は、水素、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルカノイルオ
キシまたはアリール(C1〜C6)アルキルであり、
R6は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール、アリール(C1〜C6)アルキル、
(C1〜C6)アルキルカルボニル、アリール(C1〜C6)アルキルカルボニルまたは
(C1〜C6)アルコキシカルボニルであり、
R11は、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン
、ニトロまたはトリフルオロメチルであり、
mは、2〜7の整数であり、
nは、0〜3の整数であり、そして
rは、0〜2の整数である〕の化合物である。
このクラスの一つの好適な具体例は、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキ
ルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシ
カルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシまたはアリール
(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
R1は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)
アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アリール(C1〜C6)アルコ
キシカルボニル、アミノカルボニル、(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルまた
はジ(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルであり、
mは、2〜7の整数であり、
nは、0〜3の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの混合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
混合物である。
この具体例において、好ましくは、
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、
テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカル
ボニルオキシまたはアリール(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり
、
R1は、水素または(C1〜C6)アルキルであり、
nは、1または2であり、そして
mは、2、3または4である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、
6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシまたは6−テトラヒドロキノール−2−イルカルボニ
ルオキシであり、
R1は、水素またはメチルであり、そして
mは、2である。
本発明のこのクラスの他の好ましい具体例において、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキ
ルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシ
カルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシまたはアリール
(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
R1は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)
アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アリール(C1〜C6)アルコ
キシカルボニル、アミノカルボニル、(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルまた
はジ(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルであり、
mは、2〜7であり、そして
nは、0〜3の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
混合物である。
この具体例において、好ましくは、
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C6)アルコキシメチレンオキシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボ
ニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキ
ルアミノカルボニルオキシまたはアリール(C1〜C6)アルキルアミノカルボニル
オキシであり、
R1は、水素または(C1〜C6)アルキルであり、
nは、1または2であり、そして
mは、2、3または4である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、6−メトキシメトキシ、5−フェニルメチ
ルアミノカルボニルオキシ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノ
カルボニルオキシ、6−メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルア
ミノカルボニルオキシ、6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキ
シルアミノカルボニルオキシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テト
ラヒドロイソキノール−2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボ
ニルオキシ、6−ヘプチルアミノカルボニルオキシまたは6−テトラヒドロイソ
キノール−2−イルカルボニルオキシであり、
R1は、水素またはメチルであり、そして
mは、2である。
本発明のこのクラスの他の好ましい具体例において、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカ
ルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)
アルキルアミノカルボニルオキシ、アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボ
ニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリ
ルカルボニルオキシまたはアリール(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり
、
R1は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)
アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アリール(C1〜C6)アルコ
キシカルボニル、アミノカルボニル、(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルまた
はジ(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルであり、
R6は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール、アリール(C1〜C6)アルキル、
(C1〜C6)アルキルカルボニル、アリール(C1〜C6)アルキルカルボニルまたは
(C1〜C6)アルコキシカルボニルであり、
mは、2〜7の整数であり、そして
nは、0〜3の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
混合物である。
この具体例において、好ましくは、
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミ
ノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシまたはアリー
ル(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、
R1は、水素または(C1〜C6)アルキルであり、
R6は、(C1〜C6)アルキルまたはアリール(C1〜C6)アルキルで
あり、
nは、1または2であり、そして
mは、2、3または4である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5
−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−フェニルメチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシまたは6−テトラヒドロイソキノール−2−イルカル
ボニルオキシであり、
R1は、水素またはメチルであり、
R6は、フェニルメチルであり、そして
mは、2である。
本発明のこのクラスの他の好ましい具体例において、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1
〜C6)アルコキシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、
ヒドロキシ、(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキシ、(C1〜
C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミノカルボニ
ルオキシ、アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)
アルコキシカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシまた
はアリール(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
R1は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)
アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アリール(C1〜C6)アルコ
キシカルボニル、アミノカルボニル、(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルまた
はジ(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルであり、
R11は、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン
、ニトロまたはトリフルオロメチルであり、
mは、2〜7の整数であり、
nは、0〜3の整数であり、
rは、0〜2の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
混合物である。
この具体例において、好ましくは、
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシまたはアリー
ル(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、
R1は、水素または(C1〜C6)アルキルであり、
nは、1または2であり、そして
mは、2、3または4である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、
6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシまたは6−テトラヒドロイソキノール−2−イルカル
ボニルオキシであり、
R1は、水素またはメチルであり、そして
mは、2である。
本発明のこのクラスの他の具体例において、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、
ハロゲン、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキ
シ、(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミ
ノカルボニルオキシ、アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
(C1〜C6)アルコキシカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニル
オキシまたはアリール(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
R1は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)
アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アリール(C1〜C6)アルコ
キシカルボニル、アミノカルボニル、(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルまた
はジ(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルであり、
R6は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール、アリール(C1〜C6)アルキル、
(C1〜C6)アルキルカルボニル、アリール(C1〜C6)アルキルカルボニルまたは
(C1〜C6)アルコキシカルボニルであり、
mは、2〜7の整数であり、そして
nは、0〜3の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
混合物である。
この具体例において、好ましくは、
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシまたはアリー
ル(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、
R1は、水素または(C1〜C6)アルキルであり、
R6は、アリール(C1〜C6)アルキルであり、
nは、1または2であり、そして
mは、2、3または4である。
この具体例において、好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、
6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシまたは6−テトラヒドロイソキノール−2−イルカル
ボニルオキシであり、
R1は、水素またはメチルであり、
R6は、フェニルメチルであり、そしてmは2である。
本発明のこのクラスの他の具体例において、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、
ハロゲン、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキ
シ、(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミ
ノカルボニルオキシ、アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
(C1〜C6)アルコキシカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニル
オキシまたはアリール(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
R1は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)
アルコキシカルボニル、アリールオキシカルボニル、アリール(C1〜C6)アルコ
キシカルボニル、アミノカルボニル、(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルまた
はジ(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルであり、
R3は、水素、(C1〜C6)アルキル、アリール(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)
アルキルカルボニル、(C1〜C6)アルコキシカルボニル、(C3〜C6)アルケニル
、(C3〜C6)アルキノイル、アリール、アミノ(C1〜C6)アルキル、モノ(C1〜
C6)アルキルアミノ(C1〜C6)アルキルまたはジ(C1〜C6)アルキルアミノ(C1
〜C6)アルキルであり、
R4は、水素または(C1〜C6)アルキルであり、
mは、2〜7の整数であり、そして
nは、0〜3の整数である〕の化合物およびこれらの医薬的に医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
混合物である。
この具体例において、好ましくは、
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、
テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカル
ボニルオキシまたはアリール(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり
、
R1は、水素または(C1〜C6)アルキルであり、
R3は、(C1〜C6)アルキルであり、
R4は、水素であり、
nは、1または2であり、そして
mは、2、3または4である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、
6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシまたはテトラヒドロイソキノール−2−イルカルボニ
ルオキシであり、
R1は、水素またはメチルであり、
R3は、メチルであり、
R4は、水素であり、そして
mは、2である。
本発明の他のクラスの化合物は、式
〔式中、
Xは、上述した通りであり、
Uは、N-R7、(CH2)sアミノ(アミノ基は置換されていないかまたは1個また
は2個の(C1〜C6)アルキルまたはアリール(C1〜C6)アルキルにより置換され
ておりそしてsは1〜6の整数である)であり、そして
R7は、水素、(C1〜C6)アルキル、フェニル、フェニル(C1〜C6)アルキル、
(C2〜C6)アルケニル、(C3〜C6)アルキニル、ピリジル、ピリミジル、ピリダ
ジニル、ピラジニルまたはキノリニルである〕の化合物である。
このクラスの一つの好ましい具体例は、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキ
ルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシ
カルボニ
ルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシまたはアリール(C1〜C6
)アルキルカルボニルオキシであり、
nは、0〜3の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
混合物である。
この具体例において好ましくは
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシまたはアリー
ル(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、そして
nは、1または2である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、
6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシまたは6−テトラヒドロイソキノール−2−イルカル
ボニルオキシである。
本発明の更に他の具体例において、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキ
ルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシ
カルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシまたはアリール
(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
nは、0〜3の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
体である。
この具体例において、好ましくは
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、アリール(
C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、そして
nは、1または2である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノ
カルボニルオキシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルア
ミノカルボニルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカ
ルボニルオキシ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニル
オキシ、6−メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボ
ニルオキシ、6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノ
カルボニルオキシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイ
ソキノール−2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ
、6−ヘプチルアミノカルボニルオキシまたは6−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシである。
本発明のこのクラスの他の具体例において、式
(式中、XおよびR7は、上述した通りである)の化合物である。
本発明のこのクラスの好ましい具体例は、式
〔式中
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキ
ルアミノカルボニルオキシ、ジ
(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、アリール(C1〜C10)アルキルア
ミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシカルボニルオキシ、テトラヒドロ
イソキノリルカルボニルオキシまたはアリール(C1〜C6)アルキルカルボニルオ
キシであり、
nは、0〜3の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
混合物である。
この具体例において、好ましくは
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、アリール(
C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、そして
nは、1または2である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、
6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシ
または6−テトラヒドロイソキノール−2−イルカルボニルオキシである。
本発明のこのクラスの一つの好ましい具体例は、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキ
ルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシ
カルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシまたはアリール
(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
nは、0〜3の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
混合物である。
この具体例において、好ましくは、
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシまたはアリー
ル(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、そして
nは、1または2である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、
6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシまたは6−テトラヒドロイソキノール−2−イルカル
ボニルオキシである。
本発明の他の具体例は、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキ
ルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシ
カルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシまたはアリ
ール(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
nは、0〜3の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
体である。
この具体例において、好ましくは、
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシまたはアリー
ル(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、そして
nは、1または2である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、
6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシまたは6−テトラヒドロイソキノール−2−イルカル
ボニルオキシである。
本発明このクラスの一つの好ましい具体例は、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキ
ルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシ
カルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシまたはアリール
(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
R11は、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ヒドロキシ、ハロゲン
、ニトロまたはトリフルオロメチルであり、
nは、0〜3であり、そして
rは、0〜2の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の酸付加塩および
これらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ混合物である。
この具体例において、好ましくは
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシまたはアリー
ル(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、
R11は、(C1〜C6)アルキルまたはハロゲンであり、
nは、1または2でありそして
rは、0または1である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、
6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシまたはテトラヒドロイソキノール−2−イルカルボニ
ルオキシであり、
R11は、メチルであり、そして
rは、0または1である。
本発明のさらに他の具体例は、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカ
ルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)
アルキルアミノカルボニルオキシ、アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボ
ニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリ
ルカルボニルオキシまたはアリール(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり
、
R11は、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ヒドロキシ
、ニトロまたはトリフルオロメチルであり、
nは、0〜3の整数であり、そして
rは0〜2の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し得
る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ混
合物である。
この具体例において、好ましくは
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、アリール(
C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、
R11は、(C1〜C6)アルキルまたはハロゲンであり、
nは、1または2であり、そして
rは、0または1である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−
メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−メチルエチルアミノカルボ
ニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、6−フェニルメチルアミノ
カルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、5−ヘプチルアミノ
カルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−2−イルカルボニルオキシ
、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチルアミノカルボニルオキシ
または6−テトラヒドロイソキノール−2−イルカルボニルオキシであり、そし
て
R11が4−クロロである。
本発明のもう一つの具体例は、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキ
ルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシ
カルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシまたはアリール
(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
R11は、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ヒドロキシ
、ニトロまたはトリフルオロメチルであり、
nは、0〜3の整数であり、そして
rは、0〜2の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
混合物である。
この具体例において、好ましくは
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシまたはアリー
ル(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、
R11は、ハロゲンまたは(C1〜C6)アルキルであり、
nは、1または2であり、そして
rは、0または1である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、
6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシまたは6−テトラヒドロイソキノール−2−イルカル
ボニルオキシであり、そして
R11は、5−クロロである。
本発明のこのクラスの他の具体例は、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキ
ルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシ
カルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシまたはアリール
(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
R11は、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ヒドロキシ
、ニトロまたはトリフルオロメチルであり、
nは、0〜3の整数であり、そして
rは、0〜2の整数である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し
得る酸付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ
混合物である。
この具体例において、好ましくは
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシまたはアリー
ル(C1〜C6)アルキルアミ
ノカルボニルオキシであり、
R11は、ハロゲンまたは(C1〜C6)アルキルであり、
nは、1または2であり、そして
rは、0または1である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、
6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシまたは6−テトラヒドロイソキノール−2−イルカル
ボニルオキシであり、そして
R11は、5−クロロである。
本発明のもう一つの具体例は、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、
ハロゲン、ヒドロキシ、(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキ
シ、(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミ
ノカルボニルオキシ、アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
(C1〜C6)アルコキシカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニル
オキシまたはアリール(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
R11は、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、ヒドロキシ
、ニトロまたはトリフルオロメチルであり、
nは、0〜3であり、そして
rは、0〜2である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し得る酸
付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ混合物
である。
この具体例において、好ましくは
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシまたはアリー
ル(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、
nは、1または2であり、そして
rは、0または1である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−イソプロピルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−
メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−メチルエチルアミノカルボ
ニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、6−フェニルメチルアミノ
カルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、5−ヘプチルアミノ
カルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−2−イルカルボニルオキシ
、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチルアミノカルボニルオキシ
または6−テトラヒドロイソキノール−2−イルカルボニルオキシであり、
rは、0または1であり、そして
R11は、メチルである。
本発明のなお更にもう一つの具体例は、式
〔式中、
Xは、水素、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、(C1〜C6)アルコ
キシメチレンオキシ、アリール(C1〜C6)アルコキシ、ハロゲン、ヒドロキシ、
(C1〜C6)アルカノイルアミノ、アミノカルボニルオキシ、(C1〜C10)アルキ
ルアミノカルボニルオキシ、ジ(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、
アリール(C1〜C10)アルキルアミノカルボニルオキシ、(C1〜C6)アルコキシ
カルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリルカルボニルオキシまたはアリール
(C1〜C6)アルキルカルボニルオキシであり、
R11は、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコキシ、
ヒドロキシ、ニトロまたはトリフルオロメチルであり、
nは、0〜3でありそして
rは、0〜2である〕の化合物およびこれらの化合物の医薬的に許容し得る酸
付加塩およびこれらの化合物の光学的および幾何学的異性体またはラセミ混合物
である。
この具体例において、好ましくは
Xは、水素、ヒドロキシ、ハロゲン、(C1〜C6)アルキル、(C1〜C6)アルコ
キシ、(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシ、テトラヒドロイソキノリル
カルボニルオキシ、ジ(C1〜C8)アルキルアミノカルボニルオキシまたはアリー
ル(C1〜C6)アルキルアミノカルボニルオキシであり、
nは、1または2であり、
rは、0または1である。
もっとも好ましくは、
Xは、水素、5−ヒドロキシ、5−メトキシ、5−メチルアミノカルボニルオ
キシ、5−ジメチルアミノカルボニルオキシ、5−メチルエチルアミノカルボニ
ルオキシ、5−ブロモ、7−ブロモ、5−フェニルメチルアミノカルボニルオキ
シ、6−ヒドロキシ、6−メトキシ、6−メチルアミノカルボニルオキシ、6−
メチルエチルアミノカルボニルオキシ、6−ジメチルアミノカルボニルオキシ、
6−フェニルメチルアミノカルボニルオキシ、5−ヘキシルアミノカルボニルオ
キシ、5−ヘプチルアミノカルボニルオキシ、5−テトラヒドロイソキノール−
2−イルカルボニルオキシ、6−ヘキシルアミノカルボニルオキシ、6−ヘプチ
ルアミノカルボニルオキシまたは6−テトラヒドロイソキノール−2−イルカル
ボニルオキシ
であり、そして
R11は、水素、トリフルオロメチルまたは塩素である。
限定するものではないが、本発明の化合物の例は、次の化合物を包含する。
6−メトキシ−N−メチル−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−アミン;
3−〔〔2−(4−モルホリニル)−エチル〕メチルアミノ〕−1,2−ベンゾ
イソキサゾール−6−オール;
3−〔〔2−(4−モルホリニル)−エチル〕メチルアミノ〕−1,2−ベンゾ
イソキサゾール−6−イルメチルカルバメート;
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕メチルアミノ〕−1,2−ベンゾイ
ソキサゾール−6−イルフェニルメチルカルバメート;
3−〔〔2−(4−モルホリニル)−エチル〕メチルアミノ〕−1,2−ベンゾ
イソキサゾール−6−イル1−メチルエチル−カルバメート;
N−メチル−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソキ
サゾール−3−アミン;
N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−3
−アミン;
6−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール−3−アミン;
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕アミノ〕−1,2−ベンゾイソキサ
ゾール−6−オール;
3−〔〔2−(4−モルホリニル)−エチル〕メチルアミノ〕−1,2−ベンゾ
イソキサゾール−5−オール;
3−〔〔2−(4−モルホリニル)−エチル〕アミノ〕−1,2−ベンゾイソキ
サゾール−6−イルメチルカルバメート;
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕アミノ〕−1,2−ベンゾイソキサ
ゾール−5−イルメチルカルバメート;
6−クロロ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソキ
サゾール−3−アミン;
1−メチル−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−インダゾール
−3−アミン;
N−メチル−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソチ
アゾール−3−アミン;
5−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール−3−アミン;
7−ブロモ−6−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−アミン;
5−ブロモ−6−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−アミン;
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕アミノ〕−1,2−ベンゾイソキサ
ゾール−6−イルジメチルカルバメート;
3−〔〔(メチルアミノ)カルボニル〕〔2−(4−モルホリニル)エチル〕
アミノ〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−6−イルメチルカルバメート;
3−〔〔(メチルアミノ)カルボニル〕〔2−(4−モルホリニル)エチル〕
−アミノ〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−5−イルメチルカルバメート;
6−メトキシメトキシ−N−〔2−(4−チオモルホリニル)エ
チル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−3−アミン;
3−〔〔2−(4−チオモルホリニル)エチル〕アミノ〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール−6−オール;
6−メトキシ−N−メチル−N−〔2−(4−(1−フェニルメチル)ピペル
ジニル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−3−アミン;
7−ブロモ−3−〔N−メチル,N−2−(4−モルホリニル)エチル〕アミ
ノ−1,2−ベンゾイソキサゾール−6−オール;および
7−ブロモ−3−〔N−メチル,N−2−(4−モルホリニル)エチル〕アミ
ノ−1,2−ベンゾイソキサゾール−6−イルジメチルカルバメート。
本発明の化合物は、以下に記載した合成方法の1または2以上の方法により製
造される。
合成スキームの記載を通じて、記号X、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9
、R10、R11およびYは、とくにことわらない限りは、上述したそれぞれの意義を
有しそして他の記号は、上述したそれぞれの意義を有す。
さらにくわしくは、反応スキームAに示したように、式IIIのクロロ化合物を
、式IVのアミノ化合物と反応させて式Vの化合物を得る。この反応は、典型的に
は、密閉管中において約100℃〜約200℃、好ましくは約120℃〜約180℃、もっと
も好ましくは約130℃〜約150℃の温度で約1.0時間〜約100時間、好ましくは約12
時間〜約72時間、もっとも好ましくは約30時間〜約60時間正味で実施される。
Xがアルコキシである場合は、式Vの化合物を酸、例えば48%臭化水素酸で処
理して式VIの相当するヒドロキシ化合物を得ることが
できる。反応は、典型的には、約1時間〜約12時間、好ましくは約2時間〜約4
時間還流温度で実施される。
式VIのヒドロキシ化合物は、適当なイソシアネート、カルバモイルクロライド
またはカルボニルジイミダゾールおよびアミンで処理して式VII(式中、R7は、
(C1〜C10)アルキルまたはアリール(C1〜C10)アルキルである)の化合物を得
ることができる。反応は、場合によっては例えば塩化銅(I)のような触媒の存
在下において、例えば酢酸エチルのような不活性有機溶剤中で約0.5時間〜約24
時間実施される。
さらに、式VIのヒドロキシ化合物は、当業者に知られているように、塩基性の
条件下でアルキル、アリールまたはアルアルキルハロゲン化物、例えばハロゲン
化ベンジルで処理して式Vの相当するアルコキシ、アリールオキシまたはアリー
ルアルコキシ化合物を得ることができる。
反応スキームA
また、R1が水素である化合物は、反応スキームBに示したようにして合成され
る。式VIIIのアミノ化合物を式IXのハロ、好ましくはクロロ化合物と反応させて
式Xの化合物を得る。反応は、典型的には、極性の不活性溶剤、例えばジメチル
ホルムアミド(DMF)中で実施される。式VIIIのアミノ化合物を、はじめに、そ
の相当する塩に変換する、例えば周囲温度で1時間水素化ナトリウムと反応させ
ることによりナトリウム塩に変換する。次に、この塩を単離することなしに、約
周囲温度〜約150℃、好ましくは約100℃〜約130℃で約1時間ハロ化合物と反応
させる。
Xがアルコキシである場合、式Xの化合物を、実質的に式VIの化合物に対して
説明したようにして式XIの相当するヒドロキシ化合物に変換する。次に、イソシ
アネートで処理して式XIIのモノ置換された化合物および式XIIIのジ置換された
化合物を得る。式XIIおよび式XIIIの化合物の混合物は、当業者に知られている
方法、たとえばクロマトグラフィー的に分離することができる。
反応スキームB
R1およひR2が一緒になって環を形成する場合においては、反応スキームCに示
されるように、式III(式中、Xはアルコキシである)のクロロ化合物を、式XV
IまたはXVIIの環状アミノ化合物と反応させて、それぞれ式XVIIIまたはXVIX
の化合物を得る。反応は、典型的には、密閉管中において、約100℃〜約200℃、
好ましくは約120℃〜約180℃、もっとも好ましくは約130℃〜約150℃の温度で約
1.0時間〜約100時間、好ましくは約1時間〜約72時間、もっとも好ましくは約2
時間〜約48時間正味で実施される。
R7が水素である場合は、式XVIIIの化合物を、それから、場合によってはトリ
エチルアミンまたは重炭酸ナトリウムのような塩基の存在下において、適当なハ
ロ化合物と反応させてR7、R8およびR9が水素でない所望の化合物を得ることがで
きる。反応は、典型的には、例えば塩化メチレン、ジメチルホルムアミドまたは
エタノールのような有機溶剤中で実施される。また、R7、R8およびR9は、この反
応スキームに示した第一の工程において水素以外の基であってもよい。
それから、アルコキシ化合物を反応スキームAに示したように反応させる。
反応スキームC
Xがアミノまたは置換されたアミノである場合においては、これらの化合物は
、既知の方法による還元、例えば接触還元によって、相当するニトロ化合物から
製造される。次に、このアミノ化合物は、当業者に知られている方法によりアシ
ル化して本発明のアミド化合物を得ることができる。ニトロ化合物は、当業者に
知られている方法により式IIIまたはIVの化合物のニトロ化によって製造するこ
とが
できる。
式IIIの出発化合物は、当該技術において知られている手段、例えばYevich J.
P.等、J.Med.Chem.29,359-69(1986)に記載されている手段により製造され
る。
式VIIIの出発化合物は、反応スキームDに示されるように、相当するオルトフ
ルオロベンゾニトリルまたはオルトニトロベンゾニトリルから製造される。
特に、式XIV(Qは弗素またはニトロでありそしてXは上述した通りまたはニ
トロである)のベンゾニトリルを、例えばカリウム第3ブトキシドのような塩基
の存在下例えばDMFのような不活性の極性溶剤中でアセトヒドロキサム酸と反応
させて直接式VIIIのアミノ化合物を得る。または、式XIVのベンゾニトリルを、
例えば水素化ナトリウムのような塩基の存在下でアセトンオキシムと反応させて
式XVの相当するメチルエチリデンアミノオキシベンゾニトリルを得る。次に、
式XVの化合物を、例えば塩酸のような酸で処理することにより環化して式VIII
の相当するアミノ化合物を得る。
反応スキームD
式IIIまたはVIII(式中、Xはアルコキシである)の出発化合物は、当該技術
において知られている手段により臭素化して相当するブロム化合物を得ることが
できる。
さらにくわしくは、反応スキームEに示されるように、式IIIの化合物は、約
周囲温度で例えば酢酸のような酸中で臭素化するそして式XVIの化合物は、低温
度、好ましくは約−50℃で例えばメタノールのような溶剤中で臭素化する。
反応スキームE
本発明の化合物は、アルツハイマー病のような減少したコリン作動性機能によ
り特徴づけられる種々な記憶機能不全の治療に有用である。本発明の化合物は、
またモノアミンオキシダーゼを阻害しそしてそれ故に抗うつ薬として有用である
。コリンエステラーゼ阻害検査
コリンエステラーゼは、体全体、脳および血清において見出される。しかしな
がら、脳のアセチルコリンエステラーゼ(AChE)分布のみが、中枢コリン作動性
神経支配と相互関係がある。この同じ神経支配は、アルツハイマー患者において
弱化されることが示唆されている。本発明者等は、ラットの線条体におけるアセ
チルコリンエステラーゼ活性の試験管内阻害を測定した。ラットの線条体におけるアセチルコリンエステラーゼ活性の試験管内阻害
しばしば真性または特異的コリンエステラーゼと称されるアセチ
ルコリンエステラーゼ(AChE)は、神経細胞、骨格筋、平滑筋、種々な腺および
赤血細胞において見出される。AChEは、基質および阻害剤特異性によっておよび
局所分布によって他のコリンエステラーゼから区別することができる。脳におけ
るその分布は、概略的にコリン作動性神経支配と相互関係がありそしてサブフラ
クショネーション(subfractionation)は、神経終末においてもっとも高いレベ
ルを示す。
一般に、AChEの生理学的役割が、アセチルコリンの急速な加水分解および不活
性化であることは認められている。AChEの阻害剤は、コリン作動的−神経支配効
果器において顕著なコリン様作用を示しそして緑内障、重症筋無力症および麻痺
性イレウスの治療に治療的に使用されている。しかしながら、最近の研究は、AC
hE阻害剤は、また、アルツハイマー病の治療に有利であることを示唆している。
本発明において、コリンエステラーゼ活性を検査するために、以下に記載する
方法を使用した。この方法は、Ellman等、Biochem.Pharmacol.7,88(1961)
の方法の変形方法である。操作
:
A.試薬
1.0.05M燐酸塩緩衝液(pH7.2)
(a)NaH2PO4・H2O 6.85g/蒸留H2O 100ml
(b)Na2HPO4・7H2O 13.40g/蒸留H2O 100ml
(c)pHが7.2に達するまで(a)を(b)に加える
(d)希釈(1:10)する。
2.緩衝液中の基質
(a)198mgのアセチルチオコリンクロライド(10mM)
(b)0.05M燐酸塩緩衝液(pH7.2)(試薬1)で100mlにする。
3.緩衝液中のDTNB
(a)19.8mgの5,5−ジチオビスニトロ安息香酸(DTNB)(0.5mM)
(b)0.05M燐酸塩緩衝液(pH7.2)(試薬1)で100mlにする。
4.試験薬剤の2mM原液を適当な溶剤中で製造しそして0.5mM DTNB(試薬3)
で所定の容量にする。薬剤は、最終濃度(キュベット中の)が10-4Mであるよう
に連続的に希釈(1:10)しそして活性についてスクリーニングする。もし活性
である場合は、次の濃度の阻害活性からIC50値を測定する。
B.組織標本
雄のウィスターラットを断首し、脳を急速に取出し、体の線条体をばらばらに
切開し、計量しそしてPotter-Elvehjemホモゲナイザを使用して0.05M燐酸塩緩
衝液(pH7.2)19容量中で均質化する(約蛋白質7mg/ml)。この均質化液25ミ
クロリットルを1.0ミリリットルのベヒクルまたは種々な濃度の試験薬剤に加え
そして37℃で10分予備培養する。
C.検査
酵素活性をBeckman DU-50分光光度計を使用して測定する。この方法は、IC50
測定およびカイネチックコンスタント(kineticconstant)の測定に対して使用
することができる。装置設定
Kinetics Soft-Pac Module #598273(10)
プログラム #6 Kindata
ソース(Source)−Vis
波長−412nm
シッパー(Sipper)−なし
キュベット−オート 6−サンプラーを使用した2mlのキュベット
ブランク−それぞれの基質濃度に対して1
間隔時間−15秒(カイネチックスに対して15または30秒)
全時間−5分(カイネチックスに対して5または10分)
プロット(Plot)−イエス
スパン(Span)−オートスケール
スロープ−増加
結果−イエス(スロープを与える)
ファクター−1
試薬を、以下の通りブランクおよびサンプルキュベットに加える。
ブランク: 燐酸塩緩衝液/DTNB 0.8ml
緩衝液/基質 0.8ml
コントロール:燐酸塩緩衝液/DTNB/酵素 0.8ml
燐酸塩緩衝液/基質 0.8ml
薬剤: 燐酸塩緩衝液/DTNB/薬剤/酵素 0.8ml
燐酸塩緩衝液/基質 0.8ml
基質の非−酵素加水分解に対してコントロールするためにそれぞれの方法に対
してブランク値を測定しそしてこれらの値は、Kinetics Soft-Pac Moduleに対し
て利用できるKindataプログラムにより自動的に減じられる。このプログラムは
、またそれぞれのキュベットに対する吸収変化の割合を計算する。IC50測定
:
基質濃度は、10mMであって、検査において希釈(1:2)して、5mMの最終濃
度を与える。DTNB濃度は、0.5mMであって、0.25mMの最終濃度を与える。
IC50値は、log−プロビット分析から計算される。
本発明の若干の化合物およびフィソスチグミン(参照化合物)に対するこの検
査の結果は、表Iに示される通りである。
有用性は、さらに酵素モノアミンオキシダーゼを阻害し、生体アミンの脳レベ
ルを増加しそして抗うつ薬として作用するこれらの化合物の能力によって証明さ
れる。ラットの脳シナプトソームにおけるA型およびB型モノアミンオキシダーゼ活性 の阻害 目的
:2種の形態のモノアミンオキシダーゼ(MAO)の選択的阻害の測定序説
:
アミンの代謝的脱アミノ化は、100年にわたって知られているが、最近Johnsto
n(1)は、“A型”および“B型”と称する2種の形態のモノアミンオキシダー
ゼを報告している。この2種の形態の存在は、異なる基質および阻害特異性に基
づいている。セロトニン(5HT)およびノルエピネフリン(NE)は、A型MAOに
対する基質であり、β−フェネチルアミン(PEA)およびベンジルアミンは、B
型MAOに対する基質である。しかしながら、ドパミン(OA)およびチラミンは、
両方の型のMAOに対する基質である。クロルギリンは、A型酵素の選択的阻害剤
であり、デプレニルおよびパルギリンはB型酵素の選択的阻害剤でありそしてト
ラニルシプロミンおよびイプロニアジドは非選択的阻害剤である(2)。MAO阻害
剤は、抗うつ薬の性質を有しているということが認められている。
MAO活性を測定する種々の方法が利用され得るけれども、本明細書に記載した
方法は、〔3H〕−5HTまたは〔14C〕−β−フェネチルアミンの放射線標識した
脱アミノ化代謝産物の抽出からなる。この操作は、MAO-AおよびMAO-B活性を、同
時にまたは個々に測定することを可能にする(3)。操作
A.試薬
1.燐酸塩緩衝液(0.5M)(pH7.4):
NaH2PO4・7H2O 134.4gを蒸留H2O中で1lにする(A)。Na2HPO417.3gを蒸
留H2O中で250mlにする(B)。AのpHを、Bの徐々な添加によって、7.4に調節
する。
蒸留H2O中で希釈(1:10)する(0.05M PO4緩衝液、pH7.4)。
2.0.25Mスクロース(PO4緩衝化):
スクロース21.4gを、0.05M PO4緩衝液で250mlにする。
3.MAO-Aに対する基質:
(a)セロトニンクレアチニンSO4(5TH)は、Sigma ChemicalCompanyから
得た。5mM原液を0.01N HCl中で製造する。これを使用して〔3H〕−5HTの比放
射能をうすめる。
(b)〔3H〕−5−ヒドロキシトリプタミンクレアチニンSO4(20〜30Ci/ミ
リモル)は、New England Nuclearから得た。
(c)〔3H〕−5HT 12μlを5mM 5HT溶液2mlに加える(検査における最終
アミン濃度は200μMである:以下参照)。
4.MAO-Bに対する基質:
(a)β−フェネチルアミン(PEA)は、Sigma Chemical Companyから得た。
5mM原液を0.01N HCl中で製造する。これを使用して〔14C〕−PEAの比放射能を
うすめる。
(b)β−〔エチル−1−14C〕−フェネチルアミン塩酸塩(40〜50mCi/ミ
リモル)は、New England Nuclearから得た。
(c)〔14C〕−PEA 12μlを5mM PEA溶液2mlに加える(検査における最終
アミン濃度は、200μMである:以下参照)。
5.両方のMAO型を同時に試験するために、MAO-A(5HT)およびMAO-B(PEA)
基質の等量を合する、すなわち、2.5mM 5HTおよび2.5mM PEAの混合原液を得る
。この混合溶液40μlは、検査においてそれぞれのアミンの200μMの最終濃度を
与える。一方のMAO型のみを試験する場合は、40μlを培養混合物に加える前に、
同じ200μMの最終アミン濃度を与えるために、個々の5mM原液を希釈(1:1)
しなければならない。
B.組織標本
体重150〜250gの雄のウィスターラットを犠牲にしそして脳を急速に取り出す
。全脳−小脳を、Potter-Elvejhemホモゲナイザーを使用して、氷冷した燐酸塩
−緩衝化された0.25Mスクロース30容量中で均質化する。この均質化物を、1000
gで10分遠心分離しそして上澄液(S1)を傾潟分離しそして18,000gで20分再遠
心分離する。得られたペレット(P2)を、新鮮な0.25Mスクロース中で再懸濁し
そして糸粒体MAOに対する組織源として使用する。
C.検査
0.5M PO4緩衝液(pH7.4) 10μl
H2Oまたは適当な薬剤濃度 50μl
組織懸濁液 400μl
管を37℃で15分予備培養しそして合した基質(〔3H〕−5HTおよび〔14C〕−P
EA)40μlを15秒の間隔で加えることにより検査を開始する。この管を37℃で30
分培養しそして反応を2N HCl 0.3mlの添加により中止する。放射性基質前に酸
を添加することによって組織ブランク値を測定した。反応の酸化性生成物を、酢
酸エチル/トルエン(1:1)で抽出する。この混合物5mlを、管に加える。得
られ
た混合物を15秒旋回して脱アミノ化代謝産物を有機相中に抽出しそして後者の有
機相を水性相から分離する。管をアセトン/ドライアイス中において水性層を凍
結させる。この層が凍結したときに、頂部の有機相をシンチレーションバイアル
に注加する。リクイシント(Lquiscint)10mlを加えそして試料を、一つのチャ
ンネルにおける14Cおよび第二のチャンネルにおける3Hに対するウィンドウセッ
ティング(Window settings)を使用してカウントする。IC50値は、log−プロビ
ット分析によって測定する。文献
1.Johnston J.P.:脳組織におけるモノアミンオキシダーゼの新規な阻害剤に対
する若干の観察。Biochem.Pharmacol.17:1285〜1297(1968)。
2.Fowler C.J.およびRoss S.B.:モノアミンオキシダーゼAおよびBの選択的
阻害剤、生化学的、薬理学的および臨床学的性質。Med.Res.Rev.4:323〜32
8(1984)。
3.Kindt M.V.,Youngster S.K.,Sonsalla,P.K.,Duvoisin R.C.およびHeikki
le R.E:MPTP類似体、2′Me-MPTPの生物活性および黒質線条件ドパミン作動性神
経毒性におけるモノアミンオキシダーゼ−A(MOA-A)の増加。Eur.J.Pharmac
ol.46:313〜318(1988)。
本発明の代表的化合物に対するモノアミンオキシダーゼ阻害検査の結果は、表
IIに示される通りである。
生体外モノアミンオキシダーゼ阻害検査
酵素モノアミンオキシダーゼ(MAO)は、MAO-AおよびMAO-Bと称する触媒的に
区別できる形態で存在する。ラットにおいて生体外でMAOを阻害する本発明の化
合物の能力は、The Journal of Pharma-cology and Experimental Therapeutics
,Vol.248,No.1(1989)、400〜414頁に記載されている操作から改良した操
作を使用して測定した。操作
試験される化合物は、雄のウィスターラットに経口的に投与する。投与後特定
の時間において、ラットを斬首しそして小脳を含まない全脳を急速に切開しそし
てドライアイス上で凍結した。試料をMAO活性の測定まで−80℃で貯蔵した。解
凍後、組織をガラスホモゲナイザーを使用して、0.1モル/lの燐酸カリウム緩
衝液(pH7.4)5容量中で均質化した。MAO活性は、実質的にWurtmanおよびAxelr
od
〔Biochem.Pharmacol.12:1439〜1441(1963)〕により記載されているように
して測定する。
酵素反応は、MAO-A基質〔3H〕−5HT(0.96mCi/ミリモル、最終アミン濃度は
200μMである)またはMAO-B基質〔14C〕PEA(0.192mCi/ミリモル、最終アミン
濃度は200μMである)の80μlの添加により開始しそして培養を37℃で10分つづ
けた。それから、反応を2N HCl200μlの添加により中止しそしてジエチルエー
テル(5HT−抽出)またはn−ヘプタン(PEA−抽出)5mlと一緒に10分はげし
く振盪することにより、脱アミノ化代謝産物を抽出した。遠心分離(100×g;3
0秒)後、水相をドライアイス中で凍結しそして有機層をシンチレーションカク
テル5mlを含有するプラスチックバイアルに注加した。最後に、放射能を、シン
チレーションスペクトロメーター中で測定した。均質化物を欠いている以外は上
述した反応混合物をブランクとして使用した。
結果は、表IIIに示される通りである。
本発明の化合物の有効量は、種々な方法で、例えばカプセルまたは錠剤として
経口的に、滅菌された溶液または懸濁液の形態で非経口的におよびある場合にお
いては滅菌された溶液の形態で静脈内的に投与することができる。遊離塩基の最
終生成物は、それ自体で有効であるが、安定性、結晶化の便宜さ、増大した溶解
性などの目的のために、その医薬的に許容し得る酸付加塩の形態で処方しそして
投与することができる。
本発明の医薬的に許容し得る酸付加塩を製造するために有用な酸は、無機酸、
例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、硝酸、燐酸および過塩素酸、ならびに有機酸、
例えば酒石酸、クエン酸、酢酸、コハク
酸、マレイン酸、フマール酸、2−ナフタレンスルホン酸および蓚酸を包含する
。
本発明の活性化合物は、例えば不活性希釈剤または可食担体と一緒に投与する
ことができ、これらの化合物は、ゼラチンカプセルに封入することができまたは
これらの化合物は錠剤に圧縮することができる。経口的治療投与の目的に対して
は、本発明の活性化合物を賦形剤と混合しそして錠剤、トローチ、カプセル、エ
リキサー、懸濁液、シロップ、ウエハース、チューインガムなどの形態で使用す
ることができる。これらの製剤は、活性化合物少なくとも0.5%を含有しなけれ
ばならないけれども、特定の形態によって変化することができそして有利には単
位の重量の約4〜70%の間にある。このような組成物中の活性化合物の量は、適
当な投与量が得られるような量である。本発明による好ましい組成物および製剤
は、経口的投与単位形態が活性化合物1.0〜300mgを含有するように製造される。
錠剤、ピル、カプセル、トローチなどは、また、次の成分、すなわち、結合剤
、例えば微小結晶性セルロース、トラガントゴムまたはゼラチン;賦形剤例えば
澱粉またはラクトース;崩壊剤、例えばアルギン酸、プリモゲル、トウモロコシ
澱粉など;滑沢剤、例えばステアリン酸マグネシウムまたはステロテックス;滑
走剤、例えばコロイド二酸化珪素;および甘味剤、例えばスクロースまたはサッ
カリン;風味剤、例えばハッカ、サリチル酸メチルまたはオレンジ風味料を含有
することができる。投与単位形態がカプセルである場合は、それは、上記型の物
質のほかに、液状担体、例えば脂肪油を含有することができる。他の投与単位形
態は、投与単位の物理的形態を変性する他の種々の物質、例えば被膜を含有する
ことができる。
すなわち、錠剤またはピルは、糖、シェラックまたは他のエンテリック被覆剤で
被覆することができる。シロップは、活性化合物のほかに、甘味剤としてのスク
ロースおよびある防腐剤、染料、着色剤および風味料を含有することができる。
これらの種々な組成物の製造に使用される物質は、医薬的に純粋でありそして使
用される量において非毒性であらねばならない。
非経口的治療投与の目的に対しては、本発明の活性化合物を、溶液または懸濁
液に混合することができる。これらの製剤は、活性化合物少なくとも0.1%を含
有しなければならないけれども、製剤の重量の約0.5〜30%の間に変化すること
ができる。このような組成物中の活性化合物の量は、適当な投与量が得られるよ
うな量である。本発明による好ましい組成物および製剤は、非経口的投与単位が
活性化合物0.5〜100mgを含有するように製造される。
これらの溶液または懸濁液は、また次の成分、すなわち、滅菌した希釈剤、例
えば注射用の水、生理食塩溶液、不揮発性油、ポリエチレングリコール、グリセ
リン、プロピレングリコールまたは他の合成溶剤;抗菌剤、例えばベンジルアル
コールまたはメチルパラベン;抗酸化剤、例えばアスコルビン酸または酸性亜硫
酸ナトリウム、キレート剤、例えばエチレンジアミンテトラ酢酸;緩衝剤、例え
ば酢酸塩、クエン酸塩または燐酸塩および張度調節剤、例えば塩化ナトリウムま
たはデキストロースを含有することができる。非経口的製剤は、ガラスまたはプ
ラスチックから製造した使い捨て注射器または多数回使用バイアル中に封入する
ことができる。
以下の実施例は、さらに本発明を説明するために示すものであって、如何なる
点においても本発明を限定するものではない。表IVお
よびVにおいて、本発明の典型的な化合物を記載する。表Vの後に、本発明の化
合物の例示的製造を示す。
実施例1
6−メトキシ−N−メチル−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−
ベンゾイソキサゾール−3−アミン
密閉管に、3−クロロ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール(6.0g)
およびN−メチル−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕アミン(13.8g)
を加えた。反応混合物を48時間にわたり140℃に加熱しそしてそれから室温に冷
却した。残留物を酢酸エチル(EtOAc)と水との間に分配し、EtOAcで再び抽出し
そして有機相を硫酸マグネシウム(MgSO4)上で乾燥しそして真空濃縮した。溶
離剤として1%メタノール/ジクロロメタン(MeOH/DCM)を使用してフラッシ
ュカラムクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、生成物(4.7g)を得た。
融点43〜44℃
分析値(C15H21N3O3に対する)
計算値:C61.84% H7.26% N14.42%
実測値:C61.75% H6.98% N14.46%
実施例2
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕メチルアミノ〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール−6−オール
6−メトキシ−N−メチル−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−アミン(7.0g)を、48%臭化水素酸(130ml)に
溶解しそして窒素下で3時間加熱還流した。反応混合物を、室温に冷却し、飽和
炭酸ナトリウム(Na2CO3)で中和し、酢酸エチルで抽出し、MgSO4上で乾燥しそ
して真空濃縮した。溶離剤として2:1のヘプタン/アセトンを使用してフラッ
シュクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、生成物(6.0g)を得た。
融点91〜92℃
分析値(C14H19N3O3に対する)
計算値:C60.63% H6.91% N15.15%
実測値:C60.36% H6.94% N14.96%
実施例3
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕メチルアミノ〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール−6−イルメチルカルバメート
EtOAc(60ml)中の3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕メチルアミノ
〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−6−オール(2g)および塩化銅(I)(0.3
g)の撹拌溶液に、イソシアン酸メチル(0.5g)を加えた。3.5時間後に、薄層
クロマトグラフィー(TLC)(シリカゲル,10% MeOH/DCM)は、出発物質が存
在しないことを示した。反応混合物を、溶離剤としてEtOAc(2l)を使用して
、中性アルミナを通して濾過しそして濾液を真空濃縮して生成物1.2gを得た。
融点94〜95℃
分析値(C16H22N4O4に対する)
計算値:C57.47% H6.63% N16.76%
実測値:C57.61% H6.67% N16.60%
実施例4
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕メチルアミノ〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール−6−イルフェニルメチルカルバメート
EtOAc(80ml)中の3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕メチルアミノ
〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−6−オール(2.3g)および1,8−ジアザビシ
クロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン(0.2g)の撹拌溶液に、イソシアン酸フェニ
ルメチル(1.3g)を加えた。24時
間後に、さらに1当量のイソシアン酸フェニルメチルを加えた。TLC(シリカゲ
ル,10%MeOH/DCM)は、出発物質が存在しないことを示した。反応混合物を真
空濃縮した。溶離剤として1%MeOH/DCMを使用してフラッシュクロマトグラフ
ィー処理(シリカゲル)し、生成物(2.4g)を得た。融点106〜107℃
分析値(C22H26N4O4に対する)
計算値:C64.38% H6.38% N13.65%
実測値:C64.34% H6.34% N13.55%
実施例5
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕メチルアミノ〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール−6−イルメチルエチルカルバメート
EtOAc(50ml)中の3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕メチルアミノ
〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−6−オール(2.2g)および塩化同(I)(0.
1g)の撹拌溶液に、イソシアン酸1−メチルエチル(0.8g)を加えた。24時間
後に、TLC(シリカゲル,10%MeOH/DCM)は、出発物質が存在しないことを示し
た。反応混合物を、溶離剤としてEtOAc(3l)を使用して、中性アルミナを通
して濾過しそして濾液を真空中で濃縮した。白色の固体を、溶離剤として1%Me
OH/DCMを使用してシリカゲル上でフラッシュクロマトグラフィー処理し、生成
物1.2gを得た。融点99〜100℃
分析値(C18H26N4O4に対する)
計算値:C59.65% H7.23% N15.46%
実測値:C59.78% H6.98% N15.11%
実施例6
N−メチル−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベン
ゾイソキサゾール−3−アミン
密閉管に、3−クロロ−1,2−ベンゾイソキサゾール(3.0g)およびN−メチ
ル−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕アミン(12.7g)を加えた。反応
混合物を72時間にわたり140℃に加熱しそしてそれから室温に冷却した。残留物
をEtOAcと水との間に分配し、EtOAcで再び抽出しそして有機相をMgSO4上で乾燥
しそして真空中で濃縮した。溶離剤として1〜3%MeOH/DCMを使用してフラッ
シュカラムクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、油として生成物(1.2g
)を得た。
分析値(C14H19N3O2に対する)
計算値:C64.35% H7.33% N16.08%
実測値:C64.28% H7.03% N15.88%
実施例7
N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−3−
アミン
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(100ml)中の3−アミノ−1,2−ベンゾイ
ソキサゾール(3.5g)の溶液に窒素下で水素化ナトリウム(0.8g)を加えた。
反応混合物を、周囲温度で1時間撹拌した。DMF(50ml)中の4−(2−クロロ
エチル)モルホリン(4.0g)の溶液を加え、次いで120℃に1時間加熱した。TL
C(5%MeOH/DCM)分析は、出発物質の不存在を示した。反応を水で停止しそし
てEtOAcで抽出した。有機層を水で洗浄し、乾燥(MgSO4)しそして真空中で濃縮
した。溶離剤として1.5〜2.5%MeOH/DCMを使用してフラッシュカラムクロマト
グラフィー処理(シリカゲル)し、生成物(2.5g)を得た。融点79〜80℃
分析値(C13H17N3O2に対する)
計算値:C63.14% H6.93% N16.99%
実測値:C63.47% H6.87% N16.95%
実施例8
6−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリン)エチル〕−1,2−ベンゾイソキサ
ゾール−3−アミン
a.3−アミノ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール方法A
無水のN,N−ジメチルホルムアミド(400ml)中のアセトヒドロキサム酸(24.6
g)の撹拌溶液に、窒素下でカリウム第3ブトキシド(36.8g)を加えそして撹
拌を1時間つづけた。2−フルオロ−4−メトキシ−ベンゾニトリル(33g)を
反応混合物に加えそして撹拌を6時間つづけた。10%アセトン/クロロホルムを
使用したTLC(シリカゲル)は、出発物質が存在しないことを示す。反応混合物
を酢酸エチル(〜3l)でうすめそして吸引濾過した。濾液を集めそして食塩水
(4×1l)で洗浄し、乾燥(MgSO4)しそして真空中で濃縮した。得られた固
体をジクロロメタン/石油エーテルから再結晶して生成物20gを得た。
また、4−メトキシ−2−ニトローベンゾニトリルを、2−フルオロ−4−メ
トキシ−ベンゾニトリルの代りに使用して同じ生成物を得ることができる。方法B
DMF 20ml中にアセトンオキシム(0.74g)次いで水素化ナトリウム(0.30g)
を溶解した。この混合物を30分撹拌した後、4−メトキシ−2−ニトロ−ベンゾ
ニトリル(1.50g)を加えた。さらに30
分後に、反応混合物を水(500ml)に注加しそして濾過した。固体を集めそしてD
CM(250ml)に溶解し、乾燥(MgSO4)しそして真空中で濃縮した。得られた固体
をエタノールから再結晶して4−メトキシ−2−〔〔(1−メチルエチリデン)
アミノ〕オキシ〕ベンゾニトリル1.5gを得た。融点78〜79℃
分析値(C11H12N2O2に対する)
計算値:C64.69% H5.92% N13.72%
実測値:C64.51% H5.77% N13.49%
また2−フルオロ−4−メトキシ−ベンゾニトリルを4−メトキシ−2−ニト
ロベンゾニトリルの代りに使用することができる。
3−アミノ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾールは、4−メトキシ−
2−〔〔(1−メチルエチリデン)アミノ〕オキシ〕−ベンゾニトリルから出発
して実質的に実施例25aの方法により製造される。
4−メトキシ−2−〔〔(1−メチルエチリデン)アミノ〕ベンゾニトリル
乾燥したN,N−ジメチルホルムアミド20mlに、アセトンオキシム(0.74g)次
いで水素化ナトリウム(0.30g)を溶解した。この混合物を30分撹拌した後、4
−メトキシ−2−ニトロ−ベンゾニトリル(1.50g)を加えた。さらに30分後に
、反応混合物を水(500ml)に注加しそして濾過した。固体を集めそしてジクロ
ロメタン(250ml)に溶解し、乾燥し(MgSO4)しそして真空中で濃縮した。得ら
れた固体をエタノールから再結晶した。生成物(1.5g)を得た。融点141〜142
℃
分析値(C11H12N2O2に対する)
計算値:C64.69% H5.92% N13.72%
実測値:C64.51% H5.77% N13.49%
b.6−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール−3−アミン
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(100ml)中の3−アミノ−6−メトキシ
−1,2−ベンゾイソキサゾール(5.5g)の溶液に、窒素下で水素化ナトリウム(
1.2g)を加えた。反応混合物を、周囲温度で1時間撹拌した。DMF(50ml)中の
4−(2−クロロエチル)モルホリン(5.4g)の溶液を反応混合物に加えそし
て125℃に1時間加熱した。TLC(5%MeOH/DCM)は、出発物質の不存在を示す
。反応を水(1l)で停止しそしてEtOAc(2l)で抽出した。有機層を水で洗
浄し、乾燥(MgSO4)しそして真空中で濃縮した。溶離剤として3〜4%MeOH/D
CMを使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、生成
物(4.5g)を得た。融点85〜86℃
分析値(C14H19N3O3に対する)
計算値:C60.63% H6.91% N15.15%
実測値:C60.55% H6.97% N15.28%
実施例9
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕アミノ〕−1,2−ベンゾイソキサゾ
ール−6−オール
6−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール−3−アミン(2.9g)を、48%臭化水素酸(50ml)に溶解しそして
窒素下で3時間加熱還流した。反応混合物を室温に冷却し、飽和炭酸ナトリウム
(Na2CO3)溶液で中性となし、そしてEtOAcで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥
しそして真空中で
濃縮した。溶離剤として3:2のアセトン/ヘプタンを使用してフラッシュクロ
マトグラフィー処理(シリカゲル)しそして次にDCM/ヘプタンでタイトレーシ
ョンして生成物(1.0g)を得た。融点151〜152℃
分析値(C13H17N3O3に対する)
計算値:C59.30% H6.51% N15.96%
実測値:C58.97% H6.56% N15.95%
実施例10
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕メチルアミノ〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール−5−オール
5−メトキシ−N−メチル−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−アミン(2.6g)を、48%臭化水素酸(40ml)に
溶解しそして窒素で6時間加熱還流した。反応混合物を室温に冷却し、飽和Na2C
O3溶液で中和しそしてEtOAcで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥しそして真空中
で濃縮した。溶離剤として1:1:20のアセトン/MeOH/DCMを使用してフラッ
シュクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、純粋な生成物(2.1g)を得た
。融点153〜154℃
分析値(C13H17N3O3に対する)
計算値:C59.30% H6.51% N15.96%
実測値:C59.00% H6.50% N15.78%
実施例11
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕アミノ〕−1,2−ベンゾイソキサゾ
ール−6−イルメチルカルバメート
EtOAc(60ml)中の3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕ア
ミノ〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−6−オール(2g)および塩化銅(I)
(0.3g)の撹拌溶液に、イソシアン酸メチル(0.5g)を加えた。3.5時間後に
、TLC(シリカゲル,10%MeOH/DCM)は、出発物質が存在しないことを示した。
反応混合物を、溶離剤としてEtOAc(2l)を使用して、中性アルミナを通して
濾過しそして濾液を真空中で濃縮した。溶離剤として1:1:20のアセトン/Me
OH/DCMを使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し
、白色の固体を得、そしてこの固体をEtOAc/石油エーテルから再結晶して予期
された生成物0.7gを得た。融点127〜128℃
分析値(C15H20N4O4に対する)
計算値:C56.24% H6.29% N17.49%
実測値:C56.25% H6.32% N17.55%
実施例12
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕アミノ〕−1,2−ベンゾイソキサゾ
ール−5−イルメチルカルバメート
EtOAc(100ml)中の3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕アミノ〕−1,
2−ベンゾイソキサゾール−5−オール(1g)および接触量の塩化銅(I)(0
.05g)の撹拌溶液に、イソシアン酸メチル(0.26g)を加えた。24時間後に、T
LC(シリカゲル,1:1:20のアセトン/MeOH/DCM)は、出発物質が存在しな
いことを示す。反応混合物を、溶離剤としてEtOAc(1l)を使用して、中性ア
ルミナを通して濾過しそして濾液を真空濃縮した。さらに、残留物を、1:1:
20のアセトン/MeOH/DCMを使用してフラッシュクロマトグラフィー処理(シリ
カゲル)により精製して生成物0.4gを得た。融点135〜136℃
分析値(C15H20N4O4に対する)
計算値:C56.24% H6.29% N14.49%
実測値:C56.09% H6.25% N17.50%
実施例16
6−クロロ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソキサ
ゾール−3−アミン
a.4−クロロ−2−〔〔(1−メチルエチリデン)アミノ〕オキシ〕ベンゾニ
トリル
乾燥したN,N−ジメチルホルムアミド75mlに、アセトンオキシム(1.21g)次
いでカリウム第3ブトキシド(1.85g)を溶解しそして窒素下で撹拌した。30分
後に、4−クロロ−2−ニトロ−ベンゾニトリル(2.00g)を加えた。さらに30
分後に、反応混合物を水(500ml)に注加しそして濾過する。固体を集めそしてD
CM(250ml)に溶解し、乾燥(MgSO4)しそして真空中で濃縮した。得られた固体
をエタノールから再結晶して生成物1.5gを得た。融点83〜84℃
分析値(C10H9N2OClに対する)
計算値:C57.57% H4.35% N13.43%
実測値:C57.52% H3.95% N13.33%
b.3−アミノ−6−クロロ−1,2−ベンゾイソキサゾール
3−アミノ−6−クロロ−1,2−ベンゾイソキサゾールは、実質的に実施例25
aの操作によって実施例16aの生成物から製造される。
また、同じ生成物は、4−クロロ−2−ニトロベンゾニトリルまた2−フルオ
ロ−4−クロロベンゾニトリルから得られる。
c.6−クロロ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−
ベンゾイソキサゾール−3−アミン
6−クロロ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソキ
サゾール−3−アミンは、実質的に実施例8aの操作によって実施例16bの生成
物から製造される。
実施例18
3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕アミノ〕−1,2−ベンゾイソキサゾ
ール−6−イルジメチルカルバメート
1,2−ジクロロエタン(40ml)中の3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル
〕アミノ〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−6−オール(実施例9)(1.5g)お
よび1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン(0.13g)の撹拌溶液に
、塩化ジメチルカルバミル(0.65g)を加えた。混合物をN2下で24時間還流した
。TLC(シリカゲル,10%MeOH/DCM)は、出発物質が存在しないことを示す。反
応混合物を濾過しそして濾液を真空中で濃縮した。溶離剤として5%アセトン/
5%MeOH/CH2Cl2を使用してフラッシュクロマトグラフィー処理(シリカゲル)
し、そして残留物を結晶化して生成物0.5gを得た。融点150℃
分析値(C16H22N4O4に対する)
計算値:C57.47% H6.63% N16.76%
実測値:C56.97% H6.36% N16.67%
実施例22
6−メトキシメトキシ−N−〔2−(4−チオモルホリニル)エチル〕−1,2−
ベンゾイソキサゾール−3−アミン
a.3−アミノ−6−(メトキシメトキシ)−1,2−ベンゾイソキサゾール
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(120ml)中のアセトヒドロキサム酸(3.8
8g)の撹拌溶液に、N2下でカリウム第3ブトキシド(tBuOK)(5.80g)を加え
た。1時間の撹拌後に2−フルオロ−4−(メトキシメトキシ)−ベンゾニトリ
ル(6.0g)を加えた。撹拌を16時間つづけた。10%アセトン/CHCl3を使用した
TLC(シリカゲル)は、出発物質の存在を示す。さらにDMF(120ml)中の1当量
のアセトヒドロキサム酸およびtBuOKを加えた。1時間後に、反応混合物をEtOAc
(2l)でうすめ、濾過し、濾液を食塩水(4×1l)で洗浄し、乾燥(MgSO4
)し、そして真空中で濃縮した。溶離剤として2.5%アセトン/CH2Cl2溶液を使
用してフラッシュカラムクロマトグラフィー(シリカゲル)を遂行し、生成物8.
1gを得た。融点88〜89℃
分析値(C9H10N2O3に対する)
計算値:C55.67% H5.19% N14.32%
実測値:C55.73% H4.80% N14.29%
b.6−メトキシメトキシ−N−〔2−(4−チオモルホリニル)エチル〕−1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−アミン
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(50ml)中の3−アミノ−6−メトキシメ
トキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール(4.0g)の溶液に、窒素下で水素化ナトリ
ウム(0.74g)を加えた。反応混合物を周囲温度で1時間撹拌した。DMF(25ml
)中の4−(2−クロロエチル)チオモルホリン(3.6g)の溶液を反応混合物
に加えそして125℃に3時間加熱した。TLC(5%MeOH/CH2Cl2)は、出発物質の
不存在を示す。反応混合物をEtOAc(1l)でうすめ、食塩水(4×500ml)で洗
浄し、乾燥(MgSO4)しそして真空中で濃縮した。溶離剤として
5%アセトン/CH2Cl2を使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理(シ
リカゲル)し、生成物(2.0g)を得た。
分析値(C15H21N3O3Sに対する)
計算値:C55.71% H6.54% N12.99%
実測値:C55.21% H6.65% N12.58%
実施例25
5−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソキ
サゾール−3−アミン
a.5−メトキシ−2−〔〔(1−メチルエチリデン)アミノ〕オキシ〕ベンゾ
ニトリル
DMF 400ml中に、アセトンオキシム(34.5g)次いでカリウムt−ブトキシド
(51g)を溶解した。この混合物を30分撹拌した後、5−メトキシ−2−ニトロ
−ベンゾニトリル(70g)を加えた。一夜撹拌した後、反応混合物をエーテル(
〜4l)でうすめそして濾過した。この濾液を酢酸エチルで洗浄しそして合した
有機相を水(3×1.5l)で洗浄し、乾燥(MgSO4)しそして真空中で濃縮した。
溶離剤として4:1のヘプタン/EtOAcを使用して分取用液体クロマトグラフィ
ー(シリカゲル)にかけて、予期された生成物(10g)を得た。
b.3−アミノ−5−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール
乾燥したメタノール125mlに、5−メトキシ−2−〔〔(1−メチルエチリデ
ン)アミノ〕オキシ〕ベンゾニトリル(10g)を溶解し次いでエーテル性塩酸12
5mlを加えた。反応混合物を窒素下で一夜撹拌した。反応混合物を飽和炭酸ナト
リウム溶液で中和しそしてEtoAcで抽出した。有機層を乾燥しそして真空中で濃
縮した。残留
物をジクロロメタン/石油エーテルから再結晶して予期された生成物(6.8g)
を得た。
c.5−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール−3−アミン
5−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール−3−アミンは、実質的に実施例8bの操作によって、実施例25bの
生成物から製造される。
実施例26
3−〔〔(メチルアミノ)カルボニル〕〔2−(4−モルホリニル)エチル〕ア
ミノ〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−6−イルメチルカルバメート
EtOAc(150ml)中の3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕アミノ〕−1,
2−ベンゾイソキサゾール−6−オール(実施例9)(1.77g)および接触量の
塩化銅(I)(0.05g)の撹拌溶液に、イソシアン酸メチル(0.46g)を加えた
。24時間後に、TLC(シリカゲル,1:1:20のアセトン/MeOH/DCM)は、出発
物質が存在しないことを示す。反応混合物を、溶離剤として10%MeOH/EtOAc(
2l)を使用して中性アルミナを通して濾過しそして濾液を真空濃縮した。残留
物を溶離剤として1:1:20のアセトン/MeOH/DCMを使用してフラッシュクロ
マトグラフィー(シリカゲル)により精製した。得られた固体をEtOAc/石油エ
ーテルから再結晶して生成物0.5gを得た。融点138〜139℃
分析値(C17H23N5O5に対する)
計算値:C54.10% H6.14% N18.56%
実測値:C54.08% H6.34% N18.61%
実施例27
3−〔〔(メチルアミノ)カルボニル〕〔2−(4−モルホリニル)エチル〕ア
ミノ〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−5−イルメチルカルバメート
EtOAc(100ml)中の3−〔〔2−(4−モルホリニル)エチル〕アミノ〕−1,
2−ベンゾイソキサゾール−5−オール(実施例10)(1g)および接触量の塩
化銅(I)(0.05g)の撹拌溶液に、イソシアン酸メチル(0.26g)を加えた。
24時間後に、TLC(シリカゲル,1:1:20のアセトン/MeOH/DCM)は、出発物
質が存在しないことを示す。反応混合物を、溶離剤としてEtOAc(2l)を使用
して、中性アルミナを通して濾過しそして濾液を真空中で濃縮した。残留物を、
溶離剤として1:1:20のアセトン/MeOH/DCMを使用したフラッシュクロマト
グラフィー(シリカゲル)によって精製した。得られた固体をEtOAc/石油エー
テルから再結晶して生成物0.6gを得た。融点141〜142℃
分析値(C17H23N5O5に対する)
計算値:C54.10% H6.14% N18.56%
実測値:C54.31% H6.26% N18.66%
実施例28
7−ブロモ−6−メトキシ−N−メチル−N−〔2−(4−モルホリニル)エチ
ル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−3−アミン
a.7−ブロモ−3−クロロ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール
酢酸(200ml)中の3−クロロ−6−メトキシ−1,2-ベンゾイソキサゾール(2
5g)の撹拌溶液に、N2下周囲温度で酢酸(100ml)中
の臭素(32.6g)の溶液を滴加した。混合物を一夜撹拌した。TLC(シリカゲル
,5%アセトン/CCl4)は、出発物質の存在を示した。さらに、酢酸(50ml)中
の臭素(11g)を加えそして反応混合物を一夜撹拌した。反応混合物を濾過しそ
して水で洗浄した。沈殿を集めそしてメタノールから再結晶して所望の化合物を
得た。融点134〜135℃
分析値(C8H5NO2BrClに対する)
計算値:C36.61% H1.92% N5.34%
実測値:C36.49% H1.87% N5.40%
b.7−ブロモ−6−メトキシ−N−メチル−N−〔2−(4−モルホリニル)
エチル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−3−アミン
7−ブロモ−6−メトキシ−N−メチル−N−〔2−(4−モルホリニル)エ
チル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−3−アミンは、実質的に実施例1の操作
によって実施例28aの化合物から得られる。
実施例29
5−ブロモ−6−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2−
ベンゾイソキサゾール−3−アミン
a.3−アミノ−5−ブロモ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール
メタノール(1l)中の3−アミノ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾ
ール(14g)の撹拌溶液に、N2下−50℃で、臭素(13.6g)およびメタノール(
200ml)の溶液を滴加した。混合物を、添加完了後、室温に加温した。24時間後
に、さらに1/4当量の臭素を加
えた。24時間後に、TLC(10%アセトン/CHCl3)は、出発物質が存在しないこと
を示す。反応混合物を飽和K2CO3溶液で中和し、飽和Na2SO3溶液で処理し、水と
ともにすりつぶし、濾過しそして水で洗浄した。この粗製生成物を真空中で乾燥
して生成物14gを得た。融点226〜227℃
分析値(C8H7N2O2Brに対する)
計算値:C39.53% H2.90% N11.53%
実測値:C39.93% H2.59% N11.42%
b.5−ブロモ−6−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−アミン
5−ブロモ−6−メトキシ−N−〔2−(4−モルホリニル)エチル〕−1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−アミンは、実質的に8(b)で使用した操作によ
って、実施例29(a)の化合物から製造される。
実施例30
3−〔〔2−(4−チオモルホリニル)エチル〕アミノ〕−1,2−ベンゾイソキ
サゾール−6−オール
6−メトキシメトキシ−N−〔2−(4−チオモルホリニル)エチル〕−1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−アミン(実施例22,1.6g)を、メタノール性塩
酸(40ml)に溶解しそして窒素下で24時間撹拌した。反応混合物を飽和Na2CO3溶
液で中和しそしてEtOAcで抽出した。有機相をMgSO4上で乾燥しそして真空中で濃
縮した。得られた残留物を、溶離剤として5%MeOH/DCMを使用して、シリカゲ
ルを通して濾過し、真空中で濃縮しそして次にEtOAcでタイトレーションして生
成物(1.0g)を得た。
分析値(C13H17N3O2Sに対する)
計算値:C55.89% H6.13% N15.04%
実測値:C55.68% H5.89% N14.61%
実施例31
6−メトキシ−N−メチル−N−〔2−〔4−(1−フェニルメチル)ピペルジ
ニル〕エチル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−3−アミンセスキ塩酸塩
密閉管に、3−クロロ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール(1.0g)
および4−(2−メチルアミノエチル)−1−フェニルメチルピペルジン(5.0
g)を加えた。反応混合物を、140℃に72時間にわたって加熱しそしてそれから
室温に冷却した。残留物を、EtOAcと食塩水との間に分配し、食塩水(4×)で
洗浄しそして有機相をMgSO4上で乾燥しそして真空中で濃縮した。溶離剤として
5%アセトン/CH2Cl2を使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理(シ
リカゲル)し、蒸発して残留物(0.6g)を得、これをエーテルに溶解しそして
エーテル性塩酸で酸性にした。沈殿を真空中で乾燥して予期された生成物1.2g
を得た。
分析値(C23H29N3O2・3/2HClに対する)
計算値:C63.62% H7.08% N9.68%
実測値:C63.40% H6.84% N9.44%
実施例32
7−ブロモ−3−〔N−メチル,N−2−(4−モルホリニル)エチル〕アミノ
−1,2−ベンゾイソキサゾール−6−オール
N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)(100ml)中の7−ブロモ−6−メトキシ
−N−メチル−N−〔2−(モルホリニル)エチル〕−1,2
−ベンゾイソキサゾール−3−アミン(4.0g)および臭化リチウム(4.7g)の
撹拌溶液を、N2下で3時間加熱還流した。反応混合物をEtOAc(1l)でうすめ
、濾過し、食塩水(4×)で洗浄し、MgSO4上で乾燥しそして真空中で濃縮した
。溶離剤として1:1:40のアセトン/MeOH/CH2Cl2を使用してフラッシュカラ
ムクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し生成物1gを得た。融点は、186〜1
87℃であった。
実施例33
7−ブロモ−3−〔N−メチル,N−2−(4−モルホリニル)エチル〕アミノ
−1,2−ベンゾイソキサゾール−6−イルジメチルカルバメート
1,2−ジクロロエタン(30ml)中の7−ブロモ−3−〔N−メチル,N−2−
(4−モルホリニル)エチル〕アミノ−1,2−ベンゾイソキサゾール−6−オー
ル(0.7g)および1,8−ジアザビシクロ〔5.4.0〕ウンデカ−7−エン(0.09g
)の撹拌溶液に、塩化ジメチルカルバミル(0.25g)を加えた。混合物をN2下で
24時間還流した。TLC(シリカゲル,10%MeOH/DCM)は、若干の出発物質の存在
を示す。さらに塩化ジメチルカルバミル1/2当量を加えそして24時間以上還流し
た。反応混合物を濾過しそして濾液を真空中で濃縮した。溶離剤として5%アセ
トン/5%MeOH/CH2Cl2を使用してフラッシュクロマトグラフィー処理(シリカ
ゲル)し、残留物を結晶化させて予期された化合物0.5gを得た。
分析値(C17H23N4O4Brに対する)
計算値:C47.79% H5.43% N13.11%
実測値:C47.77% H5.42% N12.86%
実施例34
6−メトキシ−N−メチル−N−〔2−(2−ピリジル)エチル〕−1,2−ベン
ゾイソキサゾール−3−アミン塩酸半水和物
密閉管に、3−クロロ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール(2.5g)
および2−(2−メチルアミノエチル)ピリジン(11.0g)を加えた。反応混合
物を72時間にわたって140℃に加熱しそしてそれから室温に冷却した。残留物をE
tOAcと食塩水との間に分配し、食塩水(4×)で洗浄し、そして有機相をMgSO4
上で乾燥しそして真空中で濃縮した。溶離剤として5%アセトン/CH2Cl2を使用
して分取用液体クロマトグラフィー(シリカゲル)にかけ、蒸発によって残留物
(1.5g)を得、これをエーテルに溶解しそしてエーテル性塩酸で酸性にした。
沈殿を真空中で乾燥しそしてエタノールから再結晶して生成物0.9gを得た。融
点152〜153℃
分析値(C16H17N3O2・HCl・1/2H2Oに対する)
計算値:C61.84% H7.26% N14.42%
実測値:C61.75% H6.98% N14.46%
実施例35〜41の化合物は、実質的に実施例2〜5および18に記載した操作によ
って、実施例34の化合物をもって出発して製造される。
実施例42〜48の化合物は、実質的に実施例2〜5および18に記載した操作によ
って実施例31の化合物から製造される。
実施例49
6−メトキシ−N−メチル−N−〔2−〔1−(4−フェニルメチル)ピペラジ
ニル〕エチル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−3−アミンジフマール酸塩
密閉管に、3−クロロ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール(1.32g
)および1−(2−メチルアミノエチル)−4−フェニルメチルピペラジン(6.
7g)を加えた。反応混合物を、24時間にわたり140℃に加熱しそしてそれから室
温に冷却した。残留物をEtOAcと食塩水との間に分配し、食塩水(4×)で洗浄
しそして有機相をMgSO4上で乾燥しそして真空中で濃縮した。溶離剤として2.5%
MeOH/EtOAcを使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理(シリカゲル
)し、蒸発によって残留物(0.8g)を得、これをエーテルに溶解しそしてエー
テル性フマール酸で酸性にした。沈殿を真空中で乾燥して生成物1.0gを得た。
融点215〜216℃
分析値(C22H28N4O2・2C4H4O4に対する)
計算値:C58.82% H5.92% N9.15%
実測値:C59.26% H5.78% N9.43%
実施例50〜56の化合物は、実質的に実施例2〜5および18に記載した操作によ
って実施例49の化合物をもって出発して製造される。
実施例57
6−メトキシ−N−〔2−(メチルアミノ)エチル〕−1,2−ベンゾイソキサゾ
ール−3−アミン
密閉管に、3−クロロ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール(2.0g)
およびN−メチルエチレンジアミン(4.8g)を加えた。反応混合物を48時間に
わたって140℃に加熱しそしてそれから室温に冷却した。残留物をEtOAcと食塩水
との間に分配し、食塩水(4×)で洗浄しそして有機相をMgSO4上で乾燥しそし
て真空中で濃縮した。溶離剤として5%アセトン/CH2Cl2を使用してフラッシュ
クロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、蒸発により残留物
(0.4g)を得た。融点136〜137℃
分析値(C11H15N3O2に対する)
計算値:C59.71% H6.83% N18.99%
実測値:C59.52% H6.68% N18.54%
実施例58〜64の化合物は、実質的に実施例2〜5および18に記載した操作によ
って実施例57の化合物から出発して製造される。
実施例65
6−メトキシ−3−(1−ピペラジニル)−1,2−ベンゾイソキサゾール半水和
物
密閉管に、3−クロロ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール(3.0g)
およびピペラジン(6.0g)を加えた。反応混合物を4時間にわたり140℃に加熱
しそしてそれから室温に冷却した。残留物をMeOHに溶解しそしてさらにEtOAc(
1l)でうすめた。沈殿を濾過しそして濾液をMgSO4上で乾燥しそして真空中で
濃縮した。溶離剤として30%MeOH/EtOAcを使用してフラッシュクロマトグラフ
ィー処理(シリカゲル)し、蒸発により残留物(3.6g)を得た。融点79〜80℃
分析値(C12H15N3O2・1/2H2Oに対する)
計算値:C59.49% H6.65% N17.34%
実測値:C59.25% H6.28% N17.30%
実施例66〜72の化合物は、実質的に実施例2〜5および18に記載された操作に
よって実施例65の化合物から製造される。
実施例73
6−メトキシ−3−〔1−(4−アミノメチル)ピペリジル〕−1,2−ベンゾイ
ソキサゾール
密閉管に、3−クロロ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール(2.0g)
および4−アミノメチルピペリジン(6.2g)を加えた。反応混合物を24時間に
わたり140℃に加熱しそしてTLC(シリカゲル)(30%MeOH/EtOAc)によって監
視しそして反応を完了させた。反応混合物をMeOHでうすめそして真空中で濃縮し
た。得られた残留物を、溶離剤として30%MeOH/EtOAcを使用してフラッシュク
ロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、蒸発後白色の固体を得た。この固体を
15%MeOH/EtOAc/石油エーテルから再結晶して生成物1.0gを得た。融点89〜90
℃
分析値(C28H31N3O2に対する)
計算値(C64.35% H7.33% N16.08%
実測値:C64.26% H7.49% N16.20%
実施例74〜80の化合物は、実質的に実施例2〜5および18に記載された操作に
よって実施例73の化合物から出発して製造される。
実施例81
6−メトキシ−3−〔1−〔4−(N,N−ジフェニルメチル)アミノメチル〕ピ
ペリジル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール
CH2Cl2(30ml)中の6−メトキシ−3−〔1−(4−アミノメチル)ピペリジ
ル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール(1.0g)、トリエチルアミン(0.8g)の撹
拌溶液に、α−ブロモトルエン(1.3g)をN2下で加えた。反応をTLC(シリカゲ
ル)(10%MeOH/CH2Cl2)により監視しそして24時間後に反応が完了した。反応
混合物をCH2Cl2(30ml)でうすめ、水および食塩水で洗浄し、MgSO4上で乾燥し
そして真空中で濃縮した。溶離剤として5%MeOH/EtOAcを使用してフラッシュ
カラムクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、蒸発に
よって固体を得、これをCH2Cl2/石油エーテルから再結晶して生成物0.25gを得
た。融点107〜108℃
分析値(C28H31N3O2に対する)
計算値:C76.16% H7.08% N9.52%
実測値:C76.23% H7.40% N9.66%
実施例82〜88の化合物は、実施例81の化合物から出発しそして実質的に実施例
2〜5および18に記載された操作によって製造される。
実施例89
6−メトキシ−3−〔1−〔4−(2−プロピニル)〕ピペラジニル〕−1,2−
ベンゾイソキサゾール
CH2Cl2(75ml)中の6−メトキシ−3−(1−ピペラジニル)−1,2−ベンゾ
イソキサゾール(1.32g)、トリエチルアミン(0.63g)の撹拌溶液に、N2下で
3−ブロモプロピン(1.42g)を加えた。24時間後に、TLC(シリカゲル)(5
%MeOH/EtOAc)により監視された反応は完了した。反応混合物を食塩水および
水で洗浄し、MgSO4上で乾燥しそして真空中で濃縮した。得られた残留物を、溶
離剤として2.5%MeOH/EtOAcを使用してフラッシュクロマトグラフィー処理(シ
リカゲル)し、蒸発後白色の固体を得た。この固体をCH2Cl2/石油エーテルから
再結晶して生成物(0.4g)を得た。融点114〜115℃
分析値(C15H17N3O2に対する)
計算値:C66.40% H6.32% N15.49%
実測値:C66.03% H6.02% N15.45%
実施例90〜96の化合物は、実施例89の化合物から出発しそして実質的に実施例
2〜5および18に記載された操作によって製造される。
実施例97
6−メトキシ−3−〔1−(N−フェニル)ピペラジニル〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール
密閉管に、3−クロロ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール(0.75g
,4.1ミリモル)およびN−フェニルピペラジン(2.65g,16ミリモル)を入れ
そして一夜140℃に加熱した。反応混合物を室温に冷却し、メタノールでうすめ
そして真空中で濃縮した。この物質を、溶離剤として2:1のCH2Cl2/ヘプタン
を使用してフラッシュクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、白色の固体0.
40gを得た。融点=120〜121℃。白色の固体。
分析値(C18H19N3O2に対する)
計算値:C69.88% H6.19% N13.58%
実測値:C69.67% H6.15% N13.61%
実施例98〜104の化合物は、実施例97の化合物から出発しそして実質的に実施
例2〜5および18に記載された操作によって製造される。
実施例105
6−メトキシ−3−〔1−(4−ピリジル)ピペラジニル〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール
DMF(30ml)中の6−メトキシ−3−(1−ピペラジニル)−1,2−ベンゾイソ
キサゾール(1.0g)の撹拌溶液に、N2下120℃で4−クロロピリジン塩酸塩(0.
96g)を加えた。4時間後において、TLC
(シリカゲル)(30%MeOH/EtOAc)により監視された反応は完了した。反応混
合物を、真空中で濃縮した。得られた残留物を、溶離剤として10%MeOH/CH2Cl2
を使用してフラッシュクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、蒸発後白色の
固体を得た。この固体を15%MeOH/EtOAc/ヘプタンから再結晶して生成物0.3g
を得た。融点154〜155℃
分析値(C17H18N4O2に対する)
計算値:C65.79% H5.85% N18.05%
実測値:C65.84% H5.33% N17.95%
実施例106
3−〔1−(4−ピリジル)ピペラジニル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−6
−オール
DMF(30ml)中の6−メトキシ−3−〔1−(4−ピリジル)ピペラジニル〕
−1,2−ベンゾイソキサゾール(1.75g)およびナトリウムエチルチオレート(0
.79g)の撹拌溶液を、N2下105〜107℃で3時間加熱した。TLC(シリカゲル,30
%MeOH/CH2Cl2)は、出発物質が存在しないことを示す。氷酢酸(5ml)を加え
そして溶剤を真空中で除去した。残留物を、溶離剤として10%MeOH/CH2Cl2を使
用してフラッシュクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、物質1.1gを得た
。この物質を、さらにピリジンから再結晶により精製して生成物1.0gを得た。
融点>250℃
分析値(C16H16N4O2に対する)
計算値:C64.85% H5.44% N18.91%
実測値:C64.84% H5.42% N18.67%
実施例108
3−〔1−(4−ピリジル)ピペラジニル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール−6
−イルジメチルカルバメート
ピリジン(10ml)中の3−〔1−(4−ピリジル)ピペラジニル〕−1,2−ベ
ンゾイソキサゾール−6−オール(0.80g)の撹拌溶液に、N2下で塩化ジメチル
カルバミル(0.70g)を加えた。反応混合物を2時間85℃に加熱した。TLC(シ
リカゲル,30%MeOH/CH2Cl2)は、出発物質が存在しないことを示した。溶剤を
真空中で除去しそして残留物を、溶離剤として7%MeOH/CH2Cl2を使用してフラ
ッシュクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、物質0.80gを得た。この物質
を、さらにCH2Cl2/石油エーテルから再結晶することによって精製して生成物0.
70gを得た。融点171〜172℃
分析値(C19H21N5O3に対する)
計算値:C62.11% H5.76% N19.06%
実測値:C61.91% H5.83% N18.76%
実施例107および109〜112の化合物は、実施例106の化合物から出発しそして実
質的に実施例2〜5および18に記載された操作によって製造される。
実施例113
6−メトキシ−3−〔1−(2−ピリジル)ピペラジニル〕−1,2−ベンゾイソ
キサゾール
密閉管に、3−クロロ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール(0.25,1
.4ミリモル)および1−(2−ピリジル)ピペラジン(0.67g,4ミリモル)を
入れそして一夜140℃に加熱した。反応混合物を室温に冷却し、メタノールでう
すめそして真空中で濃縮した。この残留物を、溶離剤としてCH2Cl2を使用してフ
ラッシュクロマト
グラフィー処理(シリカゲル)した。この物質は、さらに1,2−ジクロロエタン
/石油エーテルからの再結晶により精製して生成物0.15gを得た。融点=123〜1
24℃
分析値(C17H18N4O2に対する)
計算値:C65.79% H5.85% N18.05%
実測値:C65.43% H5.56% N17.67%
実施例114〜120の化合物は、実施例113の化合物から出発しそして実質的に実
施例2〜5および18に記載された操作によって製造される。
実施例121
3−〔1−(4−(6−クロロピリミジル))ピペラジニル〕−6−メトキシ−
1,2−ベンゾイソキサゾール
無水のエタノール中の6−メトキシ−3−(1−ピペラジニル)−1,2−ベン
ゾイソキサゾール(1.0g)、4,6−ジクロロピリミジン(0.64g)および重炭酸
ナトリウム(1.08g)の撹拌溶液を、N2下で90分還流した。TLC(シリカゲル,2
/1のアセトン/ヘプタン)は、出発物質が存在しないことを示す。反応混合物を
、室温に冷却し、CH2Cl2と水との間に分配し、CH2Cl2で抽出し、MgSO4上で乾燥
しそして真空中で濃縮して物質1.44gを得た。この物質を、さらにCH2Cl2/石油
エーテルからの再結晶により精製して生成物1.1gを得た。融点203〜204℃
分析値(C16H16N5O2Clに対する)
計算値:C55.58% H4.66% N20.25%
実測値:C55.57% H4.66% N20.02%
実施例122〜128の化合物は、実施例121の化合物から出発しそし
て実質的に実施例2〜5および18に記載された操作によって製造される。
実施例129
3−〔1−(2−(6−クロロ)ピラジニル)ピペラジニル〕−6−メトキシ−
1,2−ベンゾイソキサゾール
DMF(10ml)中の6−メトキシ−3−(1−ピペラジニル)−1,2−ベンゾイソ
キサゾール(1.0g,4.3ミリモル)の撹拌溶液に、N2下で、2,6−ジクロロピラ
ジン(0.95g,6.4ミリモル)を加えた。反応混合物を4時間140℃に加熱しそし
て真空中で濃縮した。この物質を濾過し、CH2Cl2で洗浄し、洗液を集めそして真
空中で濃縮した。残留物を、溶離剤として5%アセトン/CH2Cl2を使用してフラ
ッシュクロマトグラフィー処理(シリカゲル)し、白色の固体0.50gを得た。融
点175〜176℃
分析値(C16H16N5O2Clに対する)
計算値:C55.58% H4.66% N20.25%
実測値:C55.41% H4.60% N20.18%
実施例130〜136の化合物は、実施例129の化合物から出発しそして実質的に実
施例2〜5および18に記載された操作によって製造される。
実施例137
3−〔1−(3−6−クロロ)ピリダジニル)ピペラジニル〕−6−メトキシ−
1,2−ベンゾイソキサゾール
DMF(10ml)中の6−メトキシ−3−(1−ピペラジニル)−1,2−ベンゾイソ
キサゾール(1.0g,4.3ミリモル)の撹拌溶液に、N2下で3,6−ジクロロピリダ
ジン(0.95g,6.4ミリモル)を加えた。
反応混合物を一夜140℃に加熱した。反応混合物を室温に冷却しそして真空中で
濃縮した。この物質を、エタノールから再結晶して生成物0.70gを得た。融点=
237〜238℃
分析値(C16H16N5O2Clに対する)
計算値:C55.58% H4.66% N20.25%
実測値:C55.72% H4.29% N20.17%
実施例138〜144の化合物は、実施例137の化合物から出発しそして実質的に実
施例2〜5および18に記載された操作によって製造される。
実施例145
6−メトキシ−3−〔1−(4−フェニルメチル)ピペラジニル〕−1,2−ベン
ゾイソキサゾール
密閉管に、3−クロロ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾール(2.0g)
およびN−フェニルメチルピペラジン(7.7g)を加えた。反応混合物を、24時
間140℃に加熱しそしてTLC(シリカゲル)(5%MeOH/EtOAc)により監視しそ
して反応を完了した。反応混合物をMeOHおよびEtOAc(1:4)でうすめ、食塩
水で洗浄し、MgSO4上で乾燥しそして真空中で濃縮した。得られた残留物を、溶
離剤として5%MeOH/CH2Cl2を使用して、フラッシュクロマトグラフィー処理(
シリカゲル)し、蒸発後白色の固体を得た。この固体をCH2Cl2/石油エーテルか
ら再結晶して生成物2.5gを得た。融点99〜100℃
分析値(C19H21N3O2に対する)
計算値:C70.57% H6.55% N12.99%
実測値:C70.41% H6.54% N13.04%
実施例146〜142の化合物は、実施例145の化合物から出発しそして実質的に実
施例2〜5および18に記載された操作によって製造される。
実施例153
6−メトキシ−3−〔1−〔4−(3−メチル)フェニルメチル〕ピペラジニル
〕−1,2−ベンゾイソキサゾール
密閉管に、CH2Cl2(100ml)中の6−メトキシ−3−(1−ピペラジニル)−1
,2−ベンゾイソキサゾール(1.04g)、トリエチルアミン(0.68g)を加えそし
てN2下でα−ブロモ−m−キシレン(0.91g)を加えた。24時間後に、TLC(シ
リカゲル)により監視された反応を完了した。反応混合物を、水および食塩水で
洗浄し、MgSO4上で乾燥しそして真空中で濃縮した。得られた残留物を、溶離剤
として10%アセトン/CH2Cl2を使用してフラッシュクロマトグラフィー処理(シ
リカゲル)し、蒸発後白色の固体を得た。この固体をCH2Cl2/石油エーテルから
再結晶して生成物0.3gを得た。融点106〜106℃
分析値(C20H23N3O2に対する)
計算値:C71.19% H6.87% N12.45%
実測値:C71.11% H6.75% N12.39%
実施例154〜160の化合物は、実施例153の化合物から出発しそして実質的に実
施例2〜5および18に記載された操作によって製造される。
実施例161
6−メトキシ−3−〔1−(4−キノリニル)ピペラジニル〕−1,2−ベンゾイ
ソキサゾール塩酸塩
DMF(10ml)中の6−メトキシ−3−(1−ピペラジニル)−1,2
−ベンゾイソキサゾール(1.0g)の撹拌溶液に、N2下で4−クロロキノリン(1
.05g)を加えた。反応混合物を2時間140℃に加熱しそして真空中で濃縮した。
この物質を濾過しそしてCH2Cl2で洗浄した。さらに、この物質をMeOHからの再結
晶により精製して生成物0.85gを得た。融点266〜267℃
分析値(C21H20N4O2・HClに対する)
計算値:C63.55% H5.33% N14.12%
実測値:C63.54% H5.17% N13.98%
実施例162〜168の化合物は、実施例161の化合物から出発しそして実質的に実
施例2〜5および18に記載された操作によって製造される。
実施例169
6−メトキシ−3−〔1−(4−(7−トリフルオロメチル)キノリニル)ピペ
ラジニル〕−1,2−ベンゾイソキサゾール塩酸塩半水和物
DMF(10ml)中の6−メトキシ−3−(1−ピペラジニル)−1,2−ベンゾイソ
キサゾール(0.50g,2.1ミリモル)の撹拌溶液に、N2下で、4−クロロ−7−
トリフルオロメチルキノリン(0.75g,3.2ミリモル)を加えた。反応混合物を
2時間140℃に加熱しそして真空中で濃縮した。この物質を濾過しそしてCH2Cl2
で洗浄した。この物質を、さらにMeOHからの再結晶によって精製して生成物0.40
gを得た。融点=>250℃
分析値(C22H19N4O2F3・HCl・1/2H2Oに対する)
計算値:C55.76% H4.46% N11.82%
実測値:C56.19% H4.00% N11.86%
実施例170〜176の化合物は、実施例169の化合物から出発しそして実質的に実
施例2〜5および18に記載された操作によって製造される。
実施例177
3−〔1−(4−(7−クロロ)キノリニル)ピペラジニル〕−6−メトキシ−
1,2−ベンゾイソキサゾール塩酸塩半水和物
DMF(10ml)中の6−メトキシ−3−(1−ピペラジニル)−1,2−ベンゾイソ
キサゾール(0.50g,2.1ミリモル)の撹拌溶液に、N2下で4,7−ジクロロキノリ
ン(0.64g,3.2ミリモル)を加えた。反応混合物を、2時間140℃に加熱しそし
て真空中で濃縮した。この物質を濾過しそしてCH2Cl2で洗浄した。さらに、この
物質をMeOHからの再結晶により精製して生成物0.40gを得た。融点=210〜211℃
分析値(C21H19N4O2Cl・HCl・1/2H2Oに対する)
計算値:C57.28% H4.81% N12.72%
実測値:C57.69% H4.65% N12.57%
実施例178〜184の化合物は、実施例177の化合物から出発しそして実質的に実
施例2〜5および18に記載された操作により製造される。
実施例185
7−ブロモ−6−メトキシ−3−(1−ピペラジニル)−1,2−ベンゾイソキサ
ゾール塩酸塩
密閉管に、7−ブロモ−3−クロロ−6−メトキシ−1,2−ベンゾイソキサゾ
ール(2.0g)およびピペラジン(2.6g)を加えた。反応混合物を30分140℃に
加熱しそしてそれから室温に冷却した。残留物をMeOHに溶解しそして真空中で濃
縮した。溶離剤として30%
MeOH/EtOAcを使用してフラッシュカラムクロマトグラフィー処理(シリカゲル
)し、蒸発によって残留物(1.0g)を得、これをMeOH/CH2Cl2/石油エーテル
から再結晶して生成物(1.0g)を得た。融点268〜269℃
分析値(C12H14N3O2Br・HClに対する)
計算値:C41.34% H4.34% N12.05%
実測値:C40.79% H4.23 N11.84%
実施例186
7−ブロモ−6−メトキシ−3−〔1−(4−ピリジル)ピペラジニル〕−1,2
−ベンゾイソキサゾール
DMF(30ml)中の7−ブロモ−6−メトキシ−3−ピペラジニル−1,2−ベンゾ
イソキサゾール塩酸塩(1.40g)および4−クロロピリジン塩酸塩(1.01g)の
撹拌溶液を、N2下120℃で4時間加熱した。TLC(シリカゲル,30%MeOH/CH2Cl2
)は、出発物質が存在しないことを示す。溶剤を真空中で除去しそして残留物を
、溶離剤として5%MeOH/CH2Cl2を使用して、フラッシュクロマトグラフィー処
理(シリカゲル)し生成物0.75g(43%)を得た。融点183〜184℃
分析値(C17H17N4O2Brに対する)
計算値:C52.46% H4.40% N14.39%
実測値:C52.35% H4.28% N14.37%
本明細書および実施例は、説明のために記載するものでありそして限定のため
に記載するものでなくそして請求の範囲により定義された本発明の精神および範
囲から離脱することなしに種々な変形および変化をなし得ることは理解されねば
ならない。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI
A61K 31/505 9454−4C
31/535 9454−4C
AAK 9454−4C
31/54 9454−4C
C07D 231/56 F 7019−4C
261/20 9283−4C
275/04 9283−4C
413/12 211 7602−4C
213 7602−4C
215 7602−4C
217 7602−4C
237 7602−4C
239 7602−4C
241 7602−4C
413/14 211 7602−4C
213 7602−4C
215 7602−4C
217 7602−4C
(81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE,
DK,ES,FR,GB,GR,IE,IT,LU,M
C,NL,PT,SE),AU,CA,FI,JP,K
R,NO,NZ
(72)発明者 オーマリー,ジエラード・ジエイ
アメリカ合衆国ペンシルベニア州 18940.
ニユータウン.イーストペンストリート
523