JPH08506347A - 皮膚炎の治療のための3,4−ジアリールクロマン - Google Patents
皮膚炎の治療のための3,4−ジアリールクロマンInfo
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Abstract
(57)【要約】
皮膚炎の治療のための方法及び医薬組成物について開示する。3,4−ジアリールクロマン及びそれらの医薬として許容される塩を、経口及び表在局所的医薬物を含む医薬に配合し、これを皮膚炎を患う患者に投与する。本法及び組成物は、ケラチノサイトの過増殖を特徴とする症状、例えば、乾癬の治療において特に有用である。
Description
【発明の詳細な説明】
皮膚炎の治療のための3,4−ジアリールクロマン
発明の背景
皮膚炎は、うろこのような厚い斑(scaly,thickened plaques)に発展するこ
とができる赤っぽい皮膚病変を特徴とする多数の症状を包含する。これらの病変
は、アレルゲン、紫外線又は化学物質、全身的に投与された薬物、又は局所的外
傷(刺激)との接触を含む、いくつかの一次的原因の中のいずれかから生ずるこ
とができる。皮膚炎の特定の形態の原因は、知られていない。
湿疹性皮膚炎(Eczematous dermatitis)は、しばしば水泡(blisters)を含
む湿疹性分泌性(oozing)斑による初期段階を特徴とする症状の一群をいう。こ
れらの病変は、バクテリアに感染され易い。液は、その表皮内の細胞間空間に漏
れ、それにスポンジ状の外観を与える。時間にわたり、滲出は減少し、そしてそ
の病変は、その表皮が厚くなるようにうろこ状になる(表皮過形成)。
乾癬(psoriasis)と湿疹性皮膚炎の慣性段階を含む、皮膚炎の慣性形態に特
に関心がある。乾癬は、銀色の鱗屑により覆われた丸く、厚く、乾燥した、赤い
斑(patch)を特徴とする。乾癬は、局在化し、又は汎発することができ、そし
て後者の場合、致死的であることができる。乾癬病変は、顕著な表皮過形成及び
ケラチノサイトの過増殖を示す。乾癬の病変は、遺伝的及び自己免疫性成分を含
むと信じられている。湿疹性皮膚炎の慣性病変は、臨床的及び組織学的に乾癬に
類似している。
細胞増殖(例えば、ケラチノサイトの増殖)は、部分的に、細胞内カルシウム
・レベルにより調節される。細胞内カルシウム濃度に
おける変化は、タンパク質のリン酸化に影響を及ぼし、そうして、増殖及び他の
細胞過程に影響を与える。タンパク質のリン酸化に対する細胞内カルシウム・レ
ベルの効果を仲介する分子の中の1つは、カルモジュリン、すなわち、プロテイ
ン・キナーゼCについてのタンパク質補因子である。
乾癬は、コルチコステロイド、コール・タール軟膏、又はアントラリン(anth
ralin)の適用により治療される。これらの治療は、ほんの部分的に有効であり
、そしてその疾患をほとんど阻止せず、逆転させることができない。アントラリ
ンは、剌激を引き起こすことができ、そして子供及び妊婦におけるその安全性は
確立されていない。コルチコステロイドは、水腫(edema)及び鉱物不均衡を含
む、多数の不所望の副作用をもつ。非ステロイド抗炎症剤は、一般的に無効であ
る。
有効であり、かつ重度の副作用を欠く皮膚炎の治療のための必要性が本分野に
おいて存在する。本発明は、この必要性に関するものであり、そして他の関連の
利点を提供する。
発明の開示
広く言えば、本発明は、(乾癬を含む)皮膚炎であって、それらの症状の慣性
段階を含み、ケラチノサイトの過増殖を特徴とするものの治療方法に向けられて
いる。本発明は、
{式中、R1,R4及びR5は、独立して、水素、ヒドロキシ、ハロ、トリフ
ルオロメチル、低級アルキル、低級アルコキシ又は第三アミノ低級アルコキシで
あり;そしてR2及びR3は、独立して、水素又は低級アルキルである。}によ
り表される化合物及び医薬として許容されるそれらの塩を利用する。
1の態様においては、本発明は、湿疹性皮膚炎の治療方法であって、湿疹性皮
膚炎を患う患者に、式(I)の化合物又は医薬として許容されるその塩を医薬と
して許容される担体と共に含んで成る組成物の有効投与量を、投与することを含
んで成る方法を提供する。
関連態様においては、本発明は、乾癬の治療方法であって、患者に、式(I)
の化合物又は医薬として許容されるその塩を含んで成る組成物を先に記載したよ
うに投与することを含んで成る方法を提供する。
他の態様においては、本発明は、患者においてケラチノサイトの増殖を阻害す
る方法を提供する。簡単に言えば、医薬として許容される担体と共に式(I)の
化合物又は医薬として許容されるその塩を、ケラチノサイト増殖を阻害するのに
十分な量において患者に投与する。
本発明のさらに他の態様は、患者においてカルモジュリン活性を阻害する方法
であって、カルモジュリン活性を阻害するのに十分な量において、医薬として許
容される担体と共に式(I)の化合物又は医薬として許容されるその塩を患者に
投与することを含んで成る方法を提供する。
本発明の上記及び他の態様は、以下の詳細な説明を参照しながら明らかになる
であろう。
発明の詳細な説明
本発明に従って、3,4−ジアリールクロマン、例えば、セントクロマン(3
,4−トランス−2,2−ジメチル−3−フェニル−4−〔p−(ベータ−ピロ
リジノエトキシ)フェニル〕−7−メトキシ−クロマン)を、湿疹性皮膚炎及び
乾癬を含む皮膚炎の治療のために使用される。セントクロマンは非常に低い毒性
をもち、そして慣性的に投与されることができる。3,4−ジアリールクロマン
は、以下の構造:
により表される。
式(I)中、R1,R4及びR5は、独立して水素、ハロ、トリフルオロメチ
ル、低級アルキル、低級アルコキシ又は第3アミノ低級アルコキシであり;そし
てR2及びR3は、独立してH又は低級アルキルである。本明細書中で使用する
とき、用語“低級アルキル”は、1〜6炭素原子を含む直鎖及び分枝鎖アルキル
基、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、tert
−ブチル、n−アミル、sec−アミル、n−ヘキシル、2−エチルブチル、2,
3−ジメチルブチル、等を含む。用語“低級アルコキシ”は、1〜6炭素原子を
含む直鎖及び分枝鎖アルコキシ基、例えば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキ
シ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、tert−ブトキシ、n−アミルオキシ、sec
−アミルオキシ、n−ヘキシルオキシ、2−エチル−ブトキシ、2,3−ジメチ
ルブトキシ、等を含む。“ハロ”は、クロロ、フルオロ、ブロモ及
びヨードを含む。第3アミノ基はジアルキルアミン、例えば、ジメチル、ジエチ
ル、ジプロピル、ジブチル又はポリメチレンイミン、例えば、ピペリジン、ピロ
リジン、N−メチル・ピペラジン又はモルフォリンであることができる。好まし
い化合物は、R1が低級アルコキシであり;R2及びR3が低級アルキル、特に
メチルであり;R4がHであり;そしてR5がポリメチレンイミン型の第三アミ
ノ低級アルコキシであるようなものを含む。特に好ましい態様においては、R1
は、その7位にあり、そして低級アルコキシ、特にメトキシであり;R2とR3
のそれぞれがメチルであり、R4がHであり、そしてR5がその4位にあり、そ
してピロリジノエトキシのような第三アミノ低級アルコキシ基である。
そのトランス立体配置ある構造(I)の化合物を使用することが好ましい。こ
れらの化合物は、ラセミ混合物として使用されることができ、又は、単離された
d−又は1−エナンチオマーを使用することができる。
本発明における使用に特に好ましい化合物は、セントクロマン(II):
である。
たった1つのエナンチオマーを示すけれども、上記構造(II)が本明細書中、
その3−及び4−フェニル基のトランス立体配置を指すために使用され、そして
そのd−とl−エナンチオマーの両方、並びにそのラセミ混合物を含むと理解さ
れるであろう。
3,4−ジアリールクロマンは、公知の方法、例えば、Carney et al.への米
国特許第3,340,276号、Bolgerへの米国特許第3,822,287号、及びRay et al.,J .Med.Chem.19
:276-279,1976(これらを、引用により本明細書中に取り込む
。)中に開示されたものに従って調製される。有機金属塩基−触媒異性化による
そのcis異性体のそのtrans立体配置への変換は、米国特許第3,822,287号中に開
示されている。光学活性なd−及びl−エナンチオマーは、所望のエナンチオマ
ーを作り出すためにアルカリ加水分解に供される光学活性な酸塩を形成すること
により、米国特許第4,447,622号(引用により本明細書中に取り込む)中にSalma
n et al.により開示されたように調製されることができる。
本発明においては、3,4−ジアリールクロマンは、医薬として許容される塩
、特に有機酸及び鉱物酸の塩を含む酸−付加塩の形態で調製されることができる
。このような塩の例は、有機酸、例えば、ギ酸、酢酸、プロピオン酸、グリコー
ル酸、乳酸、ピルビン酸、シュウ酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸、クエン酸、
安息香酸、サリチル酸、等を含む。好適な無機酸−付加塩は、塩化水素酸、臭化
水素酸、硫酸及びリン酸、等の塩を含む。これらの酸付加塩は、化合物合成の直
接生産物として得られうる。あるいは、その遊離塩基を、適当な酸を含む好適な
溶媒中に溶解し、そしてその塩を、その溶媒を蒸発させ又はその他の方法でその
塩と溶媒とを分離することにより単離することができる。
本発明に従って、上記3,4−ジアリールクロマン及びそれらの
塩を、湿疹性皮膚炎及び乾癬の治療のためのヒト及び獣医医薬中に使用する。“
湿疹性皮膚炎(eczematous dermatitis)”は、アレルギー接触皮膚炎、アトピ
ー性皮膚炎、光湿疹性(photoeczematous)皮膚炎及び一次剌激性皮膚炎を含む
。本発明に係る方法は、それらの急性又は慣性段階においてこれらの症状を治療
するために使用されることができる。理論に束縛されることを欲しないが、3,
4−ジアリールクロマンの治療的効果は、少なくとも、部分的に、カルモジュリ
ンに対する拮抗効果を原因とし、これらの化合物を、湿疹性皮膚炎及び乾癬の慣
性の、過増殖段階において特に有効にする。
本発明における使用のために、3,4−ジアリールクロマン及びそれらの医薬
として許容される塩は、慣用の方法に従って、表在局所的又は経口投与のための
医薬物を提供するために医薬として許容される担体と配合される。配合物は、さ
らに、1以上の希釈剤、増量剤、乳化剤、保存剤、バッファー、賦形剤、等を含
むことができ、そして、液体、軟膏(ointments,salves)、ゲル、エマルジョ
ン等のような形態で提供されることができる。当業者は、適当なやり方で、そし
て許容される慣行、例えばRemington’s Pharmaceutical Sciences,18th ed.,
Gennaro,ed.,Mack Publishing Co.,Easton,PA,1990(これを全体として引
用により本明細書中に取り込む。)中に開示されているようなものに従って、こ
れらの化合物を配合することができる。
このような組成物は、さらに、1以上の補助的物質、例えば、水和剤、乳化剤
、安定剤、着色剤、透過強化剤等を含む。
好ましい態様においては、医薬組成物は、皮膚病変に表在局所的に適用される
。これに関して好適な組成物は、油−ベースの配合物、例えば、軟膏、水/油エ
マルジョン及び揮発性溶媒、例えば、エタノール/エーテル混合物中の活性剤の
溶液を含む。このタイプの
組成物は、1日1〜数回適用される。水−ベースの配合物は、湿った包帯として
適用されることができる。
本医薬組成物は、経口、好ましくは、錠剤又はカプセルとして投与されること
もできる。経口投与は、一般的に、日〜週の間隔で行われるであろう。このよう
な医薬組成物の“有効量”は、治療されるべき症状の徴候における臨床的に有意
な改良を提供する量である。特に、表皮過形成及び/又はケラチノサイト過増殖
における減少を達成することが望ましい。このような量の測定は、一般的には、
経験的に行われ、そして当業者の平均的な水準にある。この治療は、例えば、配
合物中の活性成分の濃度を変更し、又はその治療スケジュールを変更することに
より、所望の効果を得るために適宜調整されることができる。投与される現実の
量は、もちろん、部分的に、(その程度及び重度を含む)治療されるべき特定の
症状、年齢、体重、及びその患者の一般的健康状態、並びに当業者に自明である
他の要因に依存するであろう。例えば、表在局所的デリバリーのための典型的な
配合は、好適な媒質中0.01〜10重量%の3,4−ジアリールクロマン、より好ま
しくは、0.5〜5重量パーセントを含むであろう。配合物は、所望の改善が達成さ
れるまで、1日当り1〜7回患った皮膚に適用されるであろう。
治療養生法のための一般的なガイダンスは、着目の疾患の動物モデルにおいて
行われた実験から得られる。例えば、乾癬の動物モデルは、大人のマウスの尾の
表皮における組織学的変化の分析を含む(Hofbauer et al,Brit.J.Dermatol .118
:85-89,1988;Bladon et al.,Arch Dermatol.Res.277:121-125,19
85(引用により本明細書中に取り込む)。このモデルにおいては、抗−乾癬活性
は、その尾の表皮のヒンジ間の鱗屑領域内の顆粒層及び正常角化(orthokeratos
is)の誘導により示される。典型的には、表在局所
的軟膏は、連続して7日間毎日適用され、次に殺され、そして尾の皮膚が組織学
的に検査される。追加のモデルは、乾癬のヒト皮膚を先天性無胸腺症(ヌード)
マウスに移植することにより提供される(Krueger et al.,J.Invest.Dermato l.64
:307-312,1975,引用により本明細書中に取り込む)。このような移植は
、11週間までにわたりその特徴的な組織学を保持することが示された。このマウ
ス尾モデルにおけるように、本テスト組成物は、1〜7週間の期間にわたり所定
の間隔においてその皮膚に適用され、その時、それらの動物は殺され、そしてそ
の皮膚移植片が組織学的に検査される。第3のモデルは、Fretland et al.(In flammation 14
:727-739,1990;引用により本明細書中に取り込む)により開示
されている。簡単に言えば、炎症を、典型的には、典型的にアセトン中約2g/
mlにおいて、ホルボール・エステル(ホルボール−12−ミリステート−13−アセ
テート;PMA)を片方の耳に、そして媒質を対側性の耳に、表在局所的に適用す
ることによりモルモットの表皮に誘導する。テスト化合物は、PMAと同時に適用
され、又は経口的に与えられることができる。組織学的分析を、PMAの適用後96
時間目に行う。このモデルは、水腫、炎症細胞漏出及び浸潤、高LTB4レベル及び
表皮増殖を含む、ヒト乾癬の多くの徴候を繰り返す。
カルモジュリン活性は、便利には、カルモジュリン依存性酵素の活性を測定す
ることにより検定される。例えば、Blumenthal etal.,Biochem.Biophys.Res .Comm.156
:860-865,1988(引用により本明細書中に取り込む)を参照のこと
。カルモジュリン−依存性酵素は、ホスホリラーゼ・キナーゼ、脳多機能カルモ
ジュリン依存性タンパク質キナーゼ及びカルモジュリン依存性タンパク質ホスフ
ァターゼ(カルシニューリン)を含む。ホスホリラーゼ・キナーゼ活性は、ろ紙
検定を使用して、ホスホリラーゼb中への32Pの取
込み速度を測定することにより決定される(Roskoski,Methods Enzymol.99:3
-6,1983,引用により本明細書中に取り込む)。50mM酢酸マグネシウム、200μM
CaCl2,5mg/mlホスホリラーゼb、0.9μg/ml骨格筋ホスホリラーゼ・キナ
ーゼ、カルモジュリンを含む反応混合物と、本テスト化合物とを併合する。この
混合物を、30℃において5分間インキュベートし、そしてその反応を、〔γ−32
P〕ATPの添加により開始させる。ホスファターゼ活性を、ウシ心臓cAMP−依存
性タンパク質キナーゼ調節サブユニットの残基81−99に対応する合成ホスホペプ
チドからの32Pi放出の速度を測定することにより検定する。この反応混合物は、
50mM MOPS(4−モルフォリンプロパンスルホン酸)pH7.0,15mM 2−メルカプ
トエタノール、2mM酢酸マグネシウム、2mM MnCl2,0.3μg/mlウシ脳カルモ
ジュリン−依存性ホスファターゼ、カルモジュリン、及び本テスト化合物を含む
。この混合物を、30℃において5分間インキュベートし、そしてその反応を32P
−標識ペプチドの添加により開始する。タンパク質キナーゼ活性を、ろ紙法(Ro
skoski、前記)を使用して、50mM Tris,pH7.6,0.6mMジチオトレイトール、0.6
mg/mlウシ血清アルブミン(BSA),80mM NaCl,0.5mM CaCl2,1.0μg/mlキナ
ーゼ、カルモジュリン及びテスト化合物の反応混合物中、ニワトリ砂嚢(Chicke
n gizzard)筋ミオシン軽鎖中への32Pの取込み速度を測定することにより検定
することができる。この反応を、25℃における、Mg−〔γ−32P〕ATP及びミオ
シン軽鎖(40pM最終濃度)の添加により開始させる。カルモジュリン濃度は、
典型的には1nM〜1μMの間のレンジにある。
以下の実施例を、限定ではなく説明により提供する。実施例1
コロジオン溶媒を、10mlの溶媒当り100mgセントクロマンの最終濃度を提供す
るために純粋なセントクロマンに添加する。この溶媒は、3容量部のジエチル・
エーテルと1容量部のエタノールとの混合物である。得られた溶液を、滅菌滴瓶
内にアリコートする。使用のために、この配合物を、患った領域を覆うのに十分
な量において滴瓶を使用して患った皮膚に直接適用する。実施例2
柔らかい白パラフィンBPを、それが溶融する点である60℃に加熱する。セント
クロマンを、パラフィン1g当り10mgの濃度において直接添加し、そしてその混
合物を十分に撹拌する。冷却後、配合物を滅菌容器内に包装する。使用のために
、その配合物を、患った皮膚の上に直接的にこすることにより適用する。
これまで、本発明を、理解を明確にすることを目的として説明及び実施例によ
りいくぶん詳細に記載してきたけれども、特定の変更及び修正が添付クレームの
範囲内で行われることができることは自明であろう。
【手続補正書】
【提出日】1995年11月28日
【補正内容】
請求の範囲
1.皮膚炎を患らう患者において皮膚炎を治療するための、以下の式:
{式中、
R1,R4及びR5が独立して水素、ヒドロキシ、ハロ、トリフルオロメチル
、低級アルキル、低級アルコキシ又は第3アミノ低級アルコキシであり;そして
R2及びR3が独立して水素又は低級アルキルである。}により表される化合
物又は医薬として許容されるその塩の有効量を医薬として許容される担体と共に
含んで成る医薬組成物。
2.式中、R1が低級アルコキシであり、R2及びR3が低級アルキルであり
、R4が水素であり、そしてR5が第3アミノ低級アルコキシである、請求項1
に記載の医薬組成物。
3.式中、R1がメトキシである、請求項1に記載の医薬組成物。
4.式中、R2及びR3がメチルである請求項1に記載の医薬組成物。
5.式中、R4が水素である、請求項1に記載の医薬組成物。
6.式中、R5が
である、請求項1に記載の医薬組成物。
7.化合物が、
である、請求項1に記載の医薬組成物。
8.皮膚炎が、乾癬及び湿疹性皮膚炎から成る群から選ばれた症状である、請
求項1に記載の医薬組成物。
9.症状が、乾癬である、請求項8に記載の医薬組成物。
10.症状が、アトピー性皮膚炎、光湿疹性皮膚炎、一次刺激性皮膚炎又はアレ
ルギー接触皮膚炎である、請求項8に記載の医薬組成物。
11.組成物が、表在局所的投与に好適な形態にある、請求項1に記載の医薬組
成物。
12.患者におけるケラチノサイトの増殖阻害のための、
以下の式:
{式中、
R1,R4及びR5が独立して水素、ヒドロキシ、ハロ、トリフルオロメチル
、低級アルキル、低級アルコキシ又は第3アミノ低級アルコキシであり;そして
R2及びR3が独立して水素又は低級アルキルである。}により表される化合
物又は医薬として許容されるその塩を、ケラチノサイト増殖を阻害するのに十分
な量において、医薬として許容される担体と共に含んで成る医薬組成物。
13.式中、R1が低級アルコキシであり、R2及びR3が低級アルキルであり
、R4が水素であり、そしてR5が第3アミノ低級アルコキシである、請求項12
に記載の医薬組成物。
14.式中、R1がメトキシであり、R2及びR3がメチルであり、R4が水素
であり、そしてR5が
である、請求項12に記載の医薬組成物。
15.化合物が、
である、請求項12に記載の医薬組成物。
16.化合物が、表在局所的に適用される、請求項12に記載の医薬組成物。
17.患者においてカルモジュリン活性を阻害するための、
以下の式:
{式中、
R1,R4及びR5が独立して水素、ヒドロキシ、ハロ、トリフルオロメチル
、低級アルキル、低級アルコキシ又は第3アミノ低級アルコキシであり;そして
R2及びR3が独立して水素又は低級アルキルである。}により表される化合
物又は医薬として許容されるその塩を、カルモジュリン活性を阻害するのに十分
な量において、医薬として許容される担体と共に含んで成る医薬組成物。
18.式中、R1が低級アルコキシであり、R2及びR3が低級アルキルであり
、R4が水素であり、そしてR5が第3アミノ低級アルコキシである、請求項17
に記載の医薬組成物。
19.式中、R1がメトキシであり、R2及びR3がメチルであり、R4が水素
であり、そしてR5が
である、請求項17に記載の医薬組成物。
20.化合物が、
である、請求項17に記載の医薬組成物。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.患者において皮膚炎を治療する方法であって、皮膚炎を患らう患者に、以 下の式: {式中、 R1,R4及びR5が独立して水素、ヒドロキシ、ハロ、トリフルオロメチル 、低級アルキル、低級アルコキシ又は第3アミノ低級アルコキシであり;そして R2及びR3が独立して水素又は低級アルキルである。}により表される化合 物又は医薬として許容されるその塩を医薬として許容される担体と共に含んで成 る組成物の有効量を、投与することを含んで成る方法。 2.式中、R1が低級アルコキシであり、R2及びR3が低級アルキルであり 、R4が水素であり、そしてR5が第3アミノ低級アルコキシである、請求項1 に記載の方法。 3.式中、R1がメトキシである、請求項1に記載の方法。 4.式中、R2及びR3がメチルである請求項1に記載の方法。 5.式中、R4が水素である、請求項1に記載の方法。 6.式中、R5が である、請求項1に記載の方法。 7.化合物が、 である、請求項1に記載の方法。 8.皮膚炎が、乾癬及び湿疹性皮膚炎から成る群から選ばれた症状である、請 求項1に記載の方法。 9.症状が、乾癬である、請求項8に記載の方法。 10.症状が、アトピー性皮膚炎、光湿疹性皮膚炎、一次刺激性皮膚炎又はアレ ルギー接触皮膚炎である、請求項8に記載の方法。 11.組成物が、表在局所的投与に好適な形態にある、請求項1に記載の方法。 12.患者におけるケラチノサイトの増殖阻害方法であって、患者に、 以下の式: {式中、 R1,R4及びR5が独立して水素、ヒドロキシ、ハロ、トリフルオロメチル 、低級アルキル、低級アルコキシ又は第3アミノ低級アルコキシであり;そして R2及びR3が独立して水素又は低級アルキルである。}により表される化合 物又は医薬として許容されるその塩を、ケラチノサイト増殖を阻害するのに十分 な量において、医薬として許容される担体と共に投与することを含んで成る方法 。 13.式中、R1が低級アルコキシであり、R2及びR3が低級アルキルであり 、R4が水素であり、そしてR5が第3アミノ低級アルコキシである、請求項12 に記載の方法。 14.式中、R1がメトキシであり、R2及びR3がメチルであり、R4が水素 であり、そしてR5が である、請求項12に記載の方法。 15.化合物が、 である、請求項12に記載の方法。 16.化合物が、表在局所的に適用される、請求項12に記載の方法。 17.患者においてカルモジュリン活性を阻害するための方法であって、患者に 、 以下の式: {式中、 R1,R4及びR5が独立して水素、ヒドロキシ、ハロ、トリフルオロメチル 、低級アルキル、低級アルコキシ又は第3アミノ低級アルコキシであり;そして R2及びR3が独立して水素又は低級アルキルである。}により表される化合 物又は医薬として許容されるその塩を、カルモジュリン活性を阻害するのに十分 な量において、医薬として許容される担体と共に投与することを含んで成る方法 。 18.式中、R1が低級アルコキシであり、R2及びR3が低級アルキルであり 、R4が水素であり、そしてR5が第3アミノ低級アルコキシである、請求項17 に記載の方法。 19.式中、R1がメトキシであり、R2及びR3がメチルであり、R4が水素 であり、そしてR5が である、請求項17に記載の方法。 20.化合物が、 である、請求項17に記載の方法。 21.皮膚炎の治療のための医薬組成物の調製のための、 以下の式: {式中、 R1,R4及びR5が独立して水素、ヒドロキシ、ハロ、トリフルオロメチル 、低級アルキル、低級アルコキシ又は第3アミノ低級アルコキシであり;そして R2及びR3が独立して水素又は低級アルキルである。}により表される化合 物又は医薬として許容されるその塩の使用。
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