JPH08511167A - ケモカインの生物学的活性の強化法 - Google Patents

ケモカインの生物学的活性の強化法

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、KC、gro−α、gro−βおよびgro−γ蛋白質の生物学的活性の増加方法、完全長蛋白質よりも少なくとも1対する高い生物学的活性を有することを特徴とする切形修飾蛋白質、および該化合物を含有する医薬組成物を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】 ケモカインの生物学的活性の強化法発明の分野 本発明は、一般に、ある種の蛋白質およびある種の蛋白質、さらに詳細には、 ケモカインの生物学的活性の改良法に関する。発明の背景 インタークリンまたはケモカイン種のすべての構成員は、2つのジスルフィド 結合を形成する4個のシステイン残基を有する塩基性ヘパリン結合ポリペプチド である。機能的に特徴化されているこれらの蛋白質はすべて前炎症および/また は回復促進機能に関係すると考えられる。したがって、これらの分子は骨髄移植 および感染症、癌、骨髄造血機能不全、宿主対移植片疾患、および自己免疫病の 治療において治療上有効性を有することが期待される。 ケモカイン種はそのアミノ酸配列および染色体の位置により2つの亜種に分け ることができる。α亜種の構成員は、初めの2個のシステインがわずか1個のア ミノ酸により分離されているので、「C−X−C」亜種と命名する。この亜種の ヒト遺伝子はIL−8、GRO/MGSA、およびIP−10を包含し;ネズミ 対応物は、KCおよびマクロファージ炎症蛋白質2(MIP−2)を包含する。 ケモカインβ亜種において、最初の2個のシステインは隣接する位置にある(「 C−C」亜種)。この亜種は、ヒトMCAF、LD−78、ACT−2およびR ANTESを包含する。ネズミ対応物は、JE、TCA−3、MIP−1α、お よびMIP−1βである[ジェイ・ジェイ・オッペンハイム(J.J.Oppenheim) ら、アニュアル・レビュー・オブ・イムノロジー(Annu.Rev.Immunol.)、9: 617−648(1991)]。 ネズミKC遺伝子産物[オクエンド(Oquendo)ら、ジャーナル・オブ・バイ オロジカル・ケミストリー(J.Biol.Chem.)、264:4233(1989)] は血小板由来成長因子(PDGF)により誘発され、ヒトMGSA/groα遺 伝子のネズミ相同体(mMIP−2と63.0%アミノ酸相同)であると考えら れる。KCはCOS−1細胞において発現され、分泌された蛋白質をコードする ことが示されている[オクエンド、前掲]。 MIPの二種の形態がマウス由来のマクロファージ腫瘍細胞の培養物中に見つ かった:MIP−1およびMIP−2。ネズミMIP−2(mMIP−2)は、 そのcDNAがまたクローンされ、配列決定されている誘発可能な蛋白質である [国際特許出願公開第WO90/02762(1990年3月22日)]。ネズ ミMIP−2はヒト多形核球(PMN)に対して有効な走化活性を有し、リソチ ームのPMN脱顆粒を誘発するが、β−グルクロニダーゼのPMN脱顆粒を誘発 しないことが示されている[ウォルプ(Wolpe)ら、ジャーナル・オブ・エクス ペリメンタル・メジシン(J.Exp.Med.)、167:570(1987)]。さら に、mMIP−2はCFU−GMに対して骨髄造血促進活性を有することが示さ れている[ブロクスマイヤー(Broxmeyer)ら、ジャーナル・オブ・エクスペリ メンタル・メジシン(J.Exp.Med.)、170:1583(1989)]。この因 子のヒトの対応物は、2種類の、MIP−2αおよびMIP−2β(各々、gr o−βおよびgro−γとも称する)からなることが判明した。 ヒトgro−βのcDNAおよびアミノ酸配列は国際特許出願公開第WO92 /00327号(1992年1月9日)に示されており;ヒトgro−γのcD NAおよびアミノ酸配列は国際特許出願公開第WO92/00326号(199 2年1月9日)に示されている。これらの配列は、各々、73個のアミノ酸成熟 蛋白質をコードすると予想された。 MGSAまたはgro−α[リッチモンド(Richmondo)ら、EMBO J. 7:2025(1988)]はヒト黒色腫細胞により分泌される有効なマイトジ ェン活性を有する成長因子であり、ヒトgro遺伝子の産物である[アニソビッ チ(Anisowicz)ら、プロシーディングズ・オブ・ナショナル・アカデミー・オ ブ・サイエンシズ(Proc.Natl.Acad.Sci.)、84:7188(1987)]。 当該分野において治療または医薬製品としての有効な使用を可能にし、治療効 果を得るのに必要な蛋白質の量を最少にして、毒性を低くするためのこれらの成 熟蛋白質の生物学的活性の強化法が必要とされている。発明の要約 一態様において、本発明はKC蛋白質、ヒトgro−α、gro−β、および gro−γを包含する修飾ケモカインであって、成熟蛋白質のアミノ末端にある 約2ないし約8個のアミノ酸の間の切断および成熟蛋白質よりも少なくとも1対 数高い生物学的活性により特徴付けられる修飾蛋白質を提供する。 別の態様において、本発明は、成熟蛋白質のカルボキシ末端にある約2ないし 約10個のアミノ酸の間の切断および成熟蛋白質よりも少なくとも1対数高い生 物学的活性により特徴付けられる修飾ケモカインを提供する。 さらに別の態様において、本発明は2またはそれ以上の本発明の修飾蛋白質を 組み合わせてなる多量体蛋白質を提供する。これらの多量体は、好ましくは、同 じ修飾蛋白質の複数のコピー、例えば切断KC蛋白質の二量体を含む。しかし、 本発明の2またはそれ以上の異なる修飾蛋白質の多量体形態も本発明に含まれる ものである。本発明の修飾蛋白質の多量体形態および他の公知の成熟蛋白質も本 発明に含まれる。 さらに別の態様において、本発明は前記した蛋白質を修飾および/または切断 することによるケモカインの生物学的活性の強化法を提供する。 さらに別の態様において、本発明は本発明の修飾多量体蛋白質を含有する医薬 および診断用組成物、ならびに治療における該組成物の投与法を提供する。 さらに別の態様において、本発明は本発明の修飾ケモカインに選択的に結合す る能力を特徴とする抗体を提供する。 さらに別の態様において、本発明は本発明の抗体の使用を通してin vivoにお ける造血相乗因子(HSF)に対して選択された造血刺激剤の効果のモニター法 を提供する。 さらに別の態様において、本発明は(pGlu−Glu−Asp)2−Sub −(Lys)2[SEQ ID NO:5]を投与することによるin vivoでのH S F誘発法を提供する。 本発明の他の態様および利点を以下の好ましい具体例の詳細な記載においてさ らに記載する。図面の簡単な記載 図1は成熟した天然ネズミKC蛋白質の公開アミノ酸配列[SEQ ID N O:1]を示す。 図2は成熟したgro−アルファヒト蛋白質の公開アミノ酸配列[SEQ I D NO:2]を示す。 図3は成熟したヒトgro−β蛋白質の公開アミノ酸配列[SEQ ID N O:3]を示す。 図4は成熟したヒトgro−γ蛋白質の公開アミノ酸配列[SEQ ID N O:4]を示す。 図5は以下の実施例2において記載するプラスミドpeal−mkc38(− 4)のDNA地図である。 図6は以下の実施例6において記載するプラスミドpeal−hgroβ(− 4)のDNA地図である。 図7は実施例17において記載するin vivoでのHSF誘発の速度論を説明す る。 図8は実施例17において記載する(pGlu−Glu−Asp)2−Sub −(Lys)2[SEQ ID NO:5]の注射後の血清HSFレベルの用量 依存応答を説明する。 図9は実施例17において記載する(pGlu−Glu−Asp)2−Sub −(Lys)2[SEQ ID NO:5]の腹腔内(i.p.)vs.経口(p. o.)投与後6時間でのHSFの用量依存応答を説明する。発明の詳細な記載 本発明は、炎症性応答、造血および骨髄造血に付随する修飾蛋白質、特にケモ カインであって、対応する非修飾または非切断成熟天然蛋白質と比べて強化され た生物学的活性を有することを特徴とする修飾蛋白質を提供する。 本明細書において定義するように、「造血相乗因子」または「HSF」は天然 に存在するケモカインおよび本発明の修飾ケモカインを含む一連の蛋白質をいい 、これは他の造血因子、例えばコロニー剌激因子(実施例8参照)と共にin viv oおよびin vitro投与した場合、または天然に循環するCSFと結合した場合、 造血剌激において相乗活性を有することを特徴とする。「ケモカイン」なる語は 、「インタークリン」ともいい、とりわけ通常当該分野にてKC蛋白質、gro −β、gro−α、およびgro−γと称される蛋白質を包含し、これらはすべ て哺乳動物の起源である。前記の4個の成熟ケモカインのアミノ酸配列[SEQ ID NOS:1−4]を図1ないし図4に示す。成熟蛋白質の生物学的活性 を有するこれらの蛋白質の類似体または誘導体もこの定義に含まれる。 本明細書において定義するように、このような類似体および誘導体は、成熟蛋 白質の公知のアミノ配列においてなされる変更により特徴付けられる修飾蛋白質 、例えばSEQ ID NOS:1−4に示される蛋白質を包含する。このよう な類似体は、8個またはそれ以下のアミノ酸残基、好ましくは約5個またはそれ 以下のアミノ酸残基によって成熟蛋白質と異なるアミノ酸配列を有することを特 徴とする。蛋白質のアミノ酸配列の違いが保存的なアミノ酸置換のみであるのが 好ましい。保存的なアミノ酸置換はアミノ酸が置換されるアミノ酸と実質的に同 じ電荷を有し、置換が蛋白質の局所的構造配置またはその生物学的活性に著しい 影響を及ぼさない場合に起こる。また、蛋白質の安定性を変えるかまたは望まし い宿主細胞中に発現されるようにする配列中のアミノ酸の欠失または導入などの 変化が好ましい。 本明細書において用いる場合、「強化された生物学的活性」は、実施例8のH SF検定において完全長の成熟蛋白質において観察される活性よりも少なくとも 1対数高い、すなわち10倍高いことをいう。加えて、この語は成熟蛋白質に特 徴的でない生物学的活性、例えばKCに関しては完全長成熟蛋白質が不活性であ り、修飾蛋白質が著しい活性を有することを意味する。 本発明は修飾デスアミノケモカインを提供する。「デスアミノ」なる語は、約 2ないし約8、好ましくは約5ないし約8個の間のアミノ酸が成熟蛋白質のアミ ノ末端より除去されるように修飾されたケモカインまたは蛋白質をいうのに用い る。所望により、特に組み換え発現された場合、本発明のデスアミノケモカイン は所望により挿入されたN−末端Metを含んでもよい。宿主細胞による発現の 間に、この任意のMetは切断されるかもしれない。また、所望であるならば、 このアミノ酸を酵素消化法または他の公知手段により切断してもよい。 この態様の一具体例において、本発明は成熟KC蛋白質に比べて切断されたア ミノ(またはN)末端を有することを特徴とするデスアミノKC蛋白質を提供す る。修飾蛋白質は図1の成熟KC蛋白質[SEQ ID NO:1]の2から8 番目のアミノ酸残基間の位置で切断することができる。好ましくは、このデスア ミノKCはSEQ ID NO:1の成熟KC蛋白質の5〜72アミノ酸を含有 する。すなわち、図示したKC蛋白質のアミノ末端の最初の4個のアミノ酸残基 がこの蛋白質において欠失している。 驚くべきことに、本発明者らはこのデスアミノKCが造血相乗因子検定(実施 例8参照)において、不活性(〜0単位/mg)である非修飾完全長成熟KC[ SEQ ID NO:1]と異なり、少なくとも1014単位/mgの生物学的活 性を有することにより特徴付けられることを見いだした。精製した場合、この修 飾ケモカインはさらに高い生物学的活性を特徴とすると考えられる。デスアミノ KCの構造、合成および検定を以下の実施例に詳細に記載する。 本発明の別の修飾ケモカインはデスアミノgro−β(MIP−2αともいう )蛋白質である。この蛋白質は図3[SEQ ID NO:3]の2および8の 位置のアミノ酸の間にある切断された成熟gro−β蛋白質のアミノ酸配列から なる。好ましい具体例において、本発明のデスアミノ蛋白質は、SEQ ID NO:3の成熟gro−βのアミノ酸5ないし73に及ぶ蛋白質配列を有する。 本発明者らは、驚くべきことに、このデスアミノ−gro−βが非修飾完全長 ヒトgro−βよりも少なくとも約2対数高い生物学的活性を有することを特徴 とすることを見いだした。 本発明の別の具体例は、デスアミノgro−γ(MIP−2βともいう)蛋白 質である。この蛋白質は、SEQ ID NO:4の2および8の位置のアミノ 酸の間にあるN末端で切断された成熟gro−γ蛋白質のアミノ酸配列からなる 。好ましい具体例において、本発明の修飾蛋白質は、成熟gro−γ[SEQ ID NO:4]のアミノ酸5ないし73に及ぶ蛋白質配列を有する。本発明者 らはこのデスアミノgro−γが実施例8の検定において完全長成熟gro−γ よりも少なくとも2対数大きな生物学的活性を有することを見いだした。さらに 精製すると、さらに大きな生物学的活性が観察されると考えられる。 本発明の別の修飾蛋白質の例は、デスアミノgro−α蛋白質(MGSAとも いう)である。この蛋白質は、図2[SEQ ID NO:2]の2および8の 位置のアミノ酸の間にあるそのN末端で切断された成熟gro−αのアミノ酸配 列からなる。好ましい具体例において、本発明の修飾蛋白質はSEQ ID N O:2の成熟gro−αのアミノ酸5から73に及ぶ蛋白質配列を有する。修飾 後、これらの他のgro蛋白質に関して観察されるのと同様の活性における増加 がデスアミノgro−αに関しても期待される。 本発明はまた、修飾デスカルボキシケモカインまたは他の蛋白質を提供する。 このようなデスカルボキシケモカインは、そのカルボキシ末端から約2から約1 0アミノ酸が欠失した完全長成熟ケモカインからなる。所望により、発現の目的 で蛋白質中に挿入されてもよいN−末端メチオニンは、所望により、宿主細胞に よる蛋白質のプロセッシングの間に、または公知の技術を用いて合成的に切断し てもよい。 この具体例は、SEQ ID NO:1の約58および約70のアミノ酸の間 の位置でそのカルボキシ末端が切断された成熟KC蛋白質のアミノ酸配列を有す るKC蛋白質である。好ましい具体例において、デスカルボキシKC蛋白質は、 成熟KC蛋白質[SEQ ID NO:1]の1ないし68のアミノ酸残基から なり、成熟蛋白質のカルボキシ末端の4個のアミノ酸残基が欠如している。同様 のデスカルボキシ蛋白質はgroα、groβおよびgroγ蛋白質で構築する ことができる。 他のデスアミノおよびデスカルボキシケモカインもまた各々の非変更成熟ケモ カインと比べて強化された生物学的活性を示す。このようなケモカインの例は、 α亜種ケモカイン、例えばIL−8/NAP−1、PF−4およびIP−10、 β−亜種ケモカイン、例えばMCAF/MCP−1、LD−78、PAT464 、GOS10−1、ACT−2、PAT744/G26、RANTES、I−3 09、および前記の蛋白質を包含する。これらの蛋白質はすべて文献に記載され ており、当該分野における当業者にとって公知である。 さらに、以下により詳細に記載するように、本発明の修飾蛋白質は、修飾およ び/または切断蛋白質の多量体形態、例えば二量体、三量体、四量体および他の 凝集形態を包含する。このような多量体形態は合成または組み換え発現により調 製でき、以下に詳述するように合成および組み換え技術の組み合わせにより産生 されるケモカインを包含しうる。多量体は発現により自然に形成され、このよう な複数の形態を構築することができる。 本発明の修飾ケモカインの多量体形態は同じ修飾ケモカインの多量体を含んで もよいと考えられる。本発明の別の多量体は異なる修飾蛋白質の凝集により形成 される。さらに別の本発明の多量体は本発明の修飾ケモカインおよび公知の完全 長成熟ケモカインの凝集により形成される。 好ましくは、本発明の二量体または多量体は少なくとも1個の本発明のデスカ ルボキシまたはデスアミノケモカイン蛋白質および同型の生物学的活性を有する ことを特徴とする少なくとも1個の他のケモカインまたは他の蛋白質を含有する 。この他の蛋白質は、別のデスアミノまたはデスカルボキシケモカイン、または 他の公知の蛋白質である。 例えば、本発明の望ましい二量体は、2個の本発明のデスアミノKC蛋白質か らなる。他の望ましい本発明の二量体は、2個の本発明のデスカルボキシ−KC 蛋白質、本発明のデスアミノ−KCおよびデスカルボキシ−KC、または2個の 本発明のデスアミノgro−β蛋白質である。あるいは、本発明の他の二量体は 、非修飾成熟KC蛋白質と組み合わせた本発明のデスアミノKC蛋白質または本 発明のデスカルボキシ−KC蛋白質であってもよい。同様に、このような二量体 の 組み合わせは、デスカルボキシgro−α、gro−β、gro−γ、または他 の本発明のケモカインで形成されてもよい。例えば、本発明のデスアミノgro −β蛋白質は、本発明の非修飾成熟gro−β蛋白質と二量体を形成してもよい 。当業者は本発明の修飾ケモカインを用いて望ましい他の多量体を得ることがで きる。 多量体、並びに他の本発明の修飾蛋白質は公知の成熟蛋白質と異なり、強化さ れた生物学的活性を特徴とする。強化された生物学的活性は、治療的使用につい て明らかな利点、すなわち、所望の治療結果を得るのに投与される蛋白質が少な くてよいという利点を提供する。このような低用量は毒性の低下、およびコスト の低下をもたらす。 このように、本発明は選択されたケモカイン、例えば、KC、gro−α、g ro−β、およびgro−γの生物学的活性の強化法を提供する。この方法は本 明細書において記載するように自然にあるいは組み換え技法により産生された成 熟蛋白質を修飾することからなる。この方法は、また、その多量体凝集体の調製 からなっていてもよい。この方法の他の具体例に従って、修飾蛋白質または多量 体を以下のよにして合成してもよい。 有利には、この方法は本発明のデスアミノおよびデスカルボキシケモカインを 公知の技術に従って調製することからなる。例えば、これらのペプチドは、メリ フィールド(Merrifield)の固相技法(ジャーナル・オブ・アメリカン・ケミカ ル・ソサイエティ(J.Am.Chem.Soc.)、85:2149(1964))により調 製され、あるいは当該分野で公知の溶液法を採用してもよい。一般に、ジェイ・ エム・スチュワートおよびジェイ・ディー・ヤング(J.M.StewartおよびJ.D.You ng)、「固相ペプチド合成」(Solid Phase Peptide Synthesis)、ピアース・ ケミカル・カンパニー(Pierce Chemical Company)、ロックフォード、IL( 1984)またはエム・ボダンスキー、ワイ・エイ・クラウサーおよびエム・エ イ・オンデッティ(M.Bodansky、Y.A.KlauserおよびM.A.Ondetti)、「ペプチド 合成」(Pepetide Synthesis)、ジョン・ウィリー&サンズ・インコーポレイシ ョン(John Wiley & Sons,Inc.)、New York、NY(1976))に記載さ れているようなペプチド合成法を用い、本発明のペプチドを製造してもよい。 各アミノ酸またはペプチドを、適宜、ペプチド業界で公知のように保護する。 例えば、α−フルオロエニルメチルオキシカルボニル基(Fmoc)またはt− ブトキシカルボニル(t−Boc)基が、特にα−位にあるアミノ基の保護に好 ましい。適当に置換したカルボベンズオキシ基をリシンのε−アミノ基、および ベンジル基をAspおよびGluの各βおよびγカルボキシ基に用いてもよい。 カルボベンズオキシ保護基の適当な置換は、クロロ、ブロモ、ニトロまたはメチ ルに関してはオルトおよび/またはパラ置換であり、保護基の反応性を変更する のに用いる。t−Boc基を除いては、保護基は、もっとも好都合には、穏やか な酸処理によっては除去されないものである。これらの保護基は、当該分野にて 公知の接触水素添加、液体アンモニア中ナトリウムまたはHF処理などの方法に より除去される。 固相合成法を用いた場合、ペプチドはカルボキシ末端から始めて、ペプチドの アミノ末端へ向けて連続して構築される。固相合成は、保護アミノ酸のC末端を 適当な樹脂、例えばベンズヒドリルアミン樹脂(BHA)、米国特許第4244 946号に記載されているようなメチルベンズヒドリルアミン樹脂(MBHA) またはクロロメチル樹脂(CMR)またはフェニル酸アミノメチル樹脂(PAM )などに共有結合させることにより開始する。生成物ペプチドのカルボキシ末端 をカルボキシアミドにする場合、BHAまたはMBHA支持樹脂を用いる。生成 物ペプチドのカルボキシ末端をカルボキシ基にする場合、一般に、ACMRまた はPAM樹脂を用いるが、これを用いてカルボキシアミドまたはエステルを得る こともできる。 α−アミノ基上の保護基は穏やかな酸処理(すなわちトリフルオロ酢酸)によ り除去される。当該分野にて公知の適当な脱保護、中和およびカップリングサイ クルを用いて、所望のペプチドが形成されるまで中間体を単離せずに連続してア ミノ酸を添加する。ついで、完成したペプチドを支持樹脂からいずれかの順序で 脱遮断および/または分離する。 樹脂支持のペプチドをHFまたはHBr/酢酸で処理して樹脂からペプチドを 分離し、カルボン酸またはカルボキシアミドのカルボキシ末端アミノ酸を得る。 エステルが望ましい場合、CMRまたはPam樹脂を適当なアルコール、例え ばメチル、エチル、プロピル、ブチルまたはベンジルアルコールを用い、トリエ チルアミドの存在下で処理して、ペプチドを樹脂から切断し、直接エステルを得 る。 本発明のペプチドのエステルはまた常法によりカルボン酸前駆体から調製して もよい。典型的には、カルボン酸を酸触媒の存在下でアルコールで処理する。ま た、カルボン酸を活性化アシル中間体、例えば酸ハロゲン化物に変換し、アルコ ールで、好ましくは塩基の存在下に処理する。 ペプチドを支持樹脂から切断する好ましい方法は、樹脂支持のペプチドを適当 なカチオンスカベンジャー、例えばアニソールまたはジメトキシベンゼンの存在 下に無水HFで処理することである。この方法は同時に硫黄を保護するチオアル キル基以外のすべての保護基を除去し、ペプチドを樹脂から分離する。このよう にしてCMRおよびPam樹脂から加水分解されたペプチドはカルボン酸であり 、BHA樹脂から分離されたものはカルボキシアミドとして得られる。 ペプチドの末端アミノ基の修飾は、当該分野で周知の方法によるアルキル化ま たはアシル化により達成される。これらの修飾は、ペプチドに組み込まれる前の アミノ酸に関して、あるいは合成し、末端アミノ基が遊離した後であれば、保護 基が除去される前のペプチドに関して行われる。 典型的には、アシル化は対応するアルキルまたはアリール酸の、アシルハロゲ ン化物、無水物または活性化エステルを用いて遊離アミノ基に対して第三アミン の存在下で行う。モノアルキル化はシアノボロ水素化リチウムまたはナトリウム などの穏やかな還元剤の存在下、適当な脂肪性アルデヒドまたはケトンでアミノ 基を還元アルキル化に付すことにより最も好都合に行われる。ジアルキル化はア ミノ基を過剰のアルキルハライドで塩基の存在下で処理することにより行う。 ペプチドの溶液合成は、アミド結合に関して用いられる常法に従って行われる 。典型的には、遊離カルボキシル基を有する保護t−Bocアミノ酸を、遊離ア ミノ基を有する保護アミノ酸と、適当なカップリング剤、例えばN,N'−ジシク ロ ヘキシルカルボジイミド(DCC)を用いて、所望により1−ヒドロキシベンゾ トリアゾール(HOBT)またはジメチルアミノピリジン(DMAP)などの触 媒の存在下で結合させる。他の方法、例えば保護t−Boc−アミノ酸の遊離カ ルボキシルの活性化エステル、無水物または酸ハロゲン化物を形成させ、続いて 、所望により塩基の存在下、保護アミノ酸の遊離アミンと反応させることも適当 な方法である。例えば、保護Boc−アミノ酸またはペプチドを無水溶媒、例え ば塩化メチレンまたはテトラヒドロフラン(THF)中で、N−メチルモルホリ ン、DMAP(ジメチルアミノピリジン)またはトリアルキルアミンなどの塩基 の存在下でのクロロギ酸イソブチルで処理して「活性化無水物」を形成し、これ を続いて別の保護アミノ酸またはペプチドの遊離アミンと反応させる。これらの 方法により形成されたペプチドを通常の技術を用いてアミノまたはカルボキシ末 端で選択的に脱保護し、類似する技術を用いて他のペプチドまたはアミノ酸と結 合させる。ペプチドを完成させた後、保護基を前記のようにして、例えばパラジ ウムまたは白金触媒の存在下での水素添加、液体アンモニア中ナトリウム、フッ 化水素酸またはアルカリでの処理により除去する。 最終ペプチドが脱保護された後に該ペプチドが塩基性基を有する場合、酸付加 塩を調製してもよい。ペプチドの酸付加塩は適当な溶媒中標準的方法で親化合物 およびわずかに過剰の酸、例えば塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸、酢酸、マレ イン酸、コハク酸またはメタンスルホン酸から調製する。酢酸塩形態が特に有用 である。最終ペプチドが酸性基を含有する場合、カチオン塩を調製してもよい。 典型的には、親化合物を少し過剰のアルカリ試薬、例えば適当なカチオンを含有 する水酸化物、カルボネートまたはアルコキシドで処理する。Na+、K+、Ca++ およびNH4 +のようなカチオンは医薬上許容される塩中に存在するカチオンの例 である。Na+およびNH4 +が特に好ましい。 しかし、好ましい方法においては、完全長の成熟ケモカインを適当な酵素で消 化して本発明の修飾蛋白質を産生する。現在、好ましい酵素はDPP−IVであ り、これはエンザイム・プロダクツ・システム・インコーポレイション(Enzyme Products Systems,Inc.)より市販されている。 本発明のデスアミノおよびデスカルボキシケモカインはまた、当該分野で公知 の他の技術、例えば遺伝子工学技術により産生できる。例えば、サムブルック( Sambrook)ら、モレキュラー・クローニング、ア・ラボラトリー・マニュアル( Molecular Cloning,a Laboratory Manual)、第2版、コールド・スプリング ・ハーバー・ラボラトリー(Cold Spring Harbor Laboratory)、コールド・ス プリング・ハーバー、ニューヨーク(1989)参照のこと。例えば、イー・コ リ(E.coli)、バチルス(Bacillus)、ストレプトマイセス(Streptomyces)、 哺乳動物、昆虫および酵素細胞などを含む所望の微生物または細胞中の選択され た蛋白質のクローニングおよび発現のシステムは公知であり、私的および公的研 究所および寄託所によりおよび商業的販売社より入手可能である。 現在、本発明ニースカルボキシおよびデスアミノケモカインの最も好ましい産 生法は修飾ケモカインを直接的に組み換え発現させる方法である。例えば、デス カルボキシまたはデスアミノネズミKC蛋白質は、選択された宿主中、蛋白質の 複製および発現を指向しうる調節配列の制御の下、DNAコーディング配列を通 常のプラスミド発現ベクター中に挿入することにより組み換え発現することがで きる。例えば、以下の実施例2および3の記載を参照のこと。 デスアミノおよび/またはデスカルボキシgroα、groβ、およびgro γの組み換え発現は類似の技術を用いて得ることができる。これらのケモカイン に関する好ましい発現系のうちには、昆虫および酵母細胞を含む真核細胞もまた 含まれる。しかし、KCに関して最も好ましい発現系は細菌系である。これらの 蛋白質はグリコシル化されないので、細菌中での翻訳および発現に伴う構造の問 題はないと考えられる。 次に、細胞中に産生されるかまたは培地中に分泌される本発明の修飾ケモカイ ンは、細胞溶解操作およびゲルクロマトグラフィーなどの通常の技術を用いて精 製できる。 これらの本発明のデスアミノおよびデスカルボキシケモカインは、モノマー形 態にて合成して得られたものを含め、自然に、二量体、三量体、および他の凝集 体に合することが望ましい。例えば、本発明のモノマーデスカルボキシ−KC蛋 白質を、本発明の修飾ケモカインのコーディング配列を含有する1またはそれ以 上のベクターでトランスフェクションされた選択された宿主細胞中で共同発現さ せてもよい。また、本発明のモノマーデスカルボキシ−KC蛋白質の2またはそ れ以上のコピーは、単一のベクター上にあるか、または宿主細胞のクロモソーム 中に組み込まれていてもよい。好ましくは、宿主細胞は細菌また哺乳動物である 。 このように、本発明の他の具体例として、本発明の修飾ケモカインをコードす る核酸配列は通常通り得られるかまたはケモカインのアミノ酸配列の知識を有す る当業者により設計される。このような核酸配列は、選択された発現系、例えば 細菌、酵母などの好ましいコドンを有するように設計できる。同様に、発現プラ スミドをコードするヌクレオチド配列はプラスミドの発現およびその中に発現さ れる修飾ケモカイン蛋白質の選択に応じて通常通り得ることができる。これらの 蛋白質をコードするヌクレオチド配列もまた任意の開始Metコドンを含有して もよい。 他の態様において、本発明はさらに炎症、発熱、ウイルス性、真菌性、および 細菌性感染症、癌、骨髄造血不全、造血障害、および自己免疫病の治療において 有用な医薬組成物を提供する。これらの組成物は治療上有効量の本発明の修飾ケ モカインおよび許容できる医薬担体を含有する。本明細書にいて用いる場合、「 医薬」なる語は、獣医学的応用を包含するものである。 治療的用途としての本発明の修飾ケモカインは、デスアミノKC、デスカルボ キシ−KC、デスアミノgro−β、gro−α、またはgro−γ、あるいは デスカルボキシgro−β、gro−α、またはgro−γ、これらを含む多量 体、およびその組み合わせを包含するが、限定されない。 本発明の修飾ケモカインは、医薬組成物に処方でき、成熟蛋白質に関して記載 されたのと同様にして投与される[例えば、国際特許出願公開第WO90/02 762(1990年3月22日)参照]。本発明の医薬組成物の調製および用途 における違いは、成熟蛋白質を用いて同じ治療効果を得るのに、より少ない量の 蛋白質でその効果を得ることができることにある。「治療上有効量」なる語は、 モノマーまたは、好ましくは、多量体形態のいずれであっても、選択された症状 を緩和するのに有用な修飾ケモカインの量を意味する。 一般に、本発明のデスアミノまたはデスカルボキシケモカインは、約0.01 ng/kg(体重)ないし約1g/kgの間の量、好ましくは約0.01ng/ kgないし100μg/kg/用量の量で投与される。好ましくは、これらの医 薬組成物は注射によりヒトまたは他の哺乳動物に投与される。しかし、投与はい ずれか適当な内部経路により、必要ならば、例えば1日ないし約3週間の間、毎 日1ないし3回繰り返してもよい。 適当な医薬担体は当業者には公知であり、容易に選択される。現在、好ましい 担体はセイラインである。所望により、本発明の医薬検定は他の活性成分を含ん でもよいかまたは、他の治療薬と組み合わせて投与される。適当な任意の成分ま たは他の治療薬はこの性質の症状の治療に通常用いられるもの、例えば、とりわ け他の抗炎症薬、利尿剤、および免疫抑制剤を包含する。望ましくは、これらの 本発明の修飾ケモカインはコロニー刺激因子と組み合わせて投与するのに特に適 している。 このように、本発明はまた、炎症、自己免疫障害、および造血および/または 骨髄細胞の生産および/または分化が低いことを特徴とする症状の改良された治 療法を提供する。この方法では、選択された哺乳動物に本発明の医薬組成物を投 与することを包含する。この組成物はコロニー剌激因子と一緒に投与されるかま たはコロニー剌激因子を含有することが好ましい。適当なコロニー剌激因子源は 周知であり、例えば、天然、合成および組み換えGM−CSF、M−CSF、G −CSFおよびIL−3を包含する。他の好ましい具体例において、本発明のデ スカルボキシまたはデスアミノケモカインは、in vivoにて投与でき、選択され た患者に見られる天然のコロニー剌激因子と相乗的に作用する。 一の好ましい具体例において、本発明のデスカルボキシまたはデスアミノケモ カインは、前記したこのような症状の治療にて認証されているが、残念ながら非 常に毒性の高いGM−CSFと組み合わせた内部使用に特に適している。デスア ミノgro−βなどの本発明の修飾ケモカインをCSFと組み合わせて使用(こ の組み合わせは相乗性を有すことが観察されている)することにより、患者に投 与されるCSFの用量が低くなり、その結果GM−CSFの毒性が低くなる。 他の態様において、本発明は本発明の修飾ケモカインに対する抗体を提供する 。このような抗体は、本発明の修飾ケモカインに優先的に結合すること、すなわ ち、非修飾または完全長ケモカインに対して識別能を有することを特徴とする。 これらの抗体は、モノクローナル[ダブリュー・ディー・ヒューズ(W.D.Huse) ら、サイエンス(Science)、246:1275−1281(1989);コー ラーおよびミルシュタイン(KohlerおよびMilstein)]またはポリクローナル抗 体の産生に関する通常の技術を用いて得られる。本発明の抗体は哺乳動物の血流 中の造血相乗因子(HSF)のレベルを測定する診断薬として有用であると考え られる。 本発明はさらに哺乳動物におけるHSF誘発能により特徴付けられる選択され た試薬の循環レベルおよび/または効能のモニター法を提供する。このようなH SF−誘発剤は、共同出願番号第07/819024号(カナダ特許第2020 838号に対応)および米国特許第4987122号に開示されているような造 血誘発化合物を含むが、これに限定されない。 これらのペプチドは、式(I): [式中、 Y1およびY2は、独立して、CH2またはSであり; xは0、1、2、3、または4であり; mは0、1、または2であり; nは0、1、または2であり; Aはピログルタミン酸、プロリン、グルタミン、チロシン、グルタミン酸、2− チオフェンカルボン酸、ピコリン酸、シクロヘキサンカルボン酸、テトラヒドロ −2−フロ酸、テトラヒドロ−3−フロ酸、2−オキソ−4−チアゾリジン、シ クロペンタン、3−チオフェンカルボン酸、(S)−(+)−5−オキソ−2− テトラヒドロフラン−カルボン酸、およびピペコリン酸であり; Bはセリン、グルタミン酸、チロシンまたはアスパラギン酸であり; Cはグルタミン酸、チロシンまたはアスパラギン酸であり; Dはリシン、アルギニン、チロシン、N−メチルアルギニン、アスパラギン酸、 オルニチンまたはジアミノヘキシン酸;またはそのカルボキシアミドもしくはヒ ドロキシメチル誘導体であり; Eはグルタミン酸、アスパラギン酸、チロシンまたはペプチド結合であり; Fはチロシンまたはペプチド結合を意味する; ただし、 Y1およびY2がSである場合、xは2、3または4であり、mおよびnは1であ るか; Y1およびY2がCH2である場合、xは0、1または2であり、mおよびnは0 であるか; Y1がSであり、Y2がCH2である場合、xは0であり、nは1であるか;また は Y2がSであり、Y1がCH2である場合、xは0であり、mは1である) で示される化合物であるかまたはその医薬上許容される塩である。 本発明の化合物の医薬上許容される塩複合体もまた本発明に含まれる。式(I )において、Aはピログルタミン酸、プロリン、グルタミン、チロシンまたはグ ルタミン酸に対応するアミノ酸残基の末端アミノ基からなることに留意しなけれ ばならない。同様に、Dはリシン、アルギニン、チロシン、N−メチルアルギニ ン、ジアミノヘキシン酸またはそのカルボキシアミドまたはヒドロキシメチル誘 導体に対応するアミノ酸残基の末端カルボキシル基からなる。 当該分野で通常用いられる略号および記号を本明細書においてペプチドを記載 するのに用いる。アミノ酸はその通常の3文字表記により略記する。 pGlu= ピログルタミン酸 Pic = ピコリン酸 Ppc = ピペコリン酸 Ppg = プロパルギルグリシン Orn = オルニチン p−(NH2)Phe=パラ−アミノフェニルアラニン Hna = 2,6−ジアミノ−4−ヘキシン酸 Chc = シクロヘキサンカルボン酸 Tfc = テトラヒドロ−2−フロン酸 Otz = 2−オキソ−4−チアゾリジン Cpa = シクロペンタン Tpc = 3−チオフェンカルボン酸 S−Otf = (S)−(+)−5−オキソ−2−テトラヒドロフラン −カルボン酸 t−BOC = tert−ブチルオキシカルボニル Bz = ベンジル C1−Z = p−クロロカルボベンジルオキシカルボニル (Z=カルボベンジルオキシカルボニル) DCC = ジシクロヘキシルカルボジイミド DIEA = ジイソプロピルエチルアミン EDC = (N−エチル−N'−(3−ジメチルアミノプロピル)カル ボジイミド Hna = ジアミノヘキシン酸 HOBT = ヒドロキシベンゾトリアゾール NMP = N−メチル−2−ピロリジン N−MeArg = N−メチルアルギニン Prc = ビスBOC−S,S'−1,3−プロパンジイルシステイン Etc = ビスBOC−S,S'−1,2−エタンジイルシステイン Buc = ビスBOC−S,S'−1,4−ブタンジイルシステイン R−Otf = (R)−(−)−5−オキソ−2−テトラヒドロフラン −カルボン酸 通常の表記にしたがって、アミノ末端は左側に、カルボキシ末端は右側にする 。すべてのキラルアミノ酸はDまたはL絶対配置である。すべての光学異性体が 含まれる。 アミノ末端はアシル化により保護されていてもよい。このような保護基は、例 えば、t−ブトキシカルボニル(t−Boc)、CH3COおよびAr−CO( Ar=ベンジル、またはフェニル)である。 C−末端は、天然のアミノ酸のように、カルボキシであってもよく、またはカ ルボキシアミド−C(O)NH2またはヒドロキシメチル(−CH2−OH)である 。 好ましい化合物は: Aがピログルタミン酸、ピコリン酸、プロリン、チロシン、またはピペコリン 酸であり; Bがグルタミン酸、セリン、アスパラギン酸またはチロシンであり; Cがアスパラギン酸、グルタミン酸、チロシンまたはリシンであり; Dがリシン、またはそのカルボキシアミド誘導体、アルギニン、N−メチルア ルギニン、2,6−ジアミノ−4−ヘキシン酸、アスパラギン酸またはオルニチ ンであり; Eが結合であり; Y1およびY2がCH2であり; xが0または2であり; mおよびnが0である化合物である。 さらに好ましい化合物は: Aがピログルタミン酸、プロリンまたはピコリン酸であり; Bがグルタミン酸、アスパラギン酸またはセリンであり; Cがアスパラギン酸またはグルタミン酸であり; Dがリシン、またはそのカルボキシアミド誘導体であり; Eが結合であり; Y1およびY2がCH2であり; xが0または2であり; キラルアミノ酸がL絶対配置の化合物である。 特に好ましいのは以下のとおりである: (pGlu−Glu−Asp)2Sub(Lys)2 [SEQ ID NO:5] (pGlu−Glu−Asp)2Adp(Lys)2 [SEQ ID NO:6] (pGlu−Glu−Glu)2Sub(Lys)2 [SEQ ID NO:7] (pGlu−Asp−Asp)2Sub(Lys)2 [SEQ ID NO:8] (Pic−Glu−Asp)2Sub(Lys)2 [SEQ ID NO:9] (L−Ppc−Glu−Asp)2Sub(Lys)2 [SEQ ID NO:1 0] (pGlu−Ser−Asp)2Sub(Lys)2 [SEQ ID NO:11 ] (pGlu−Ser−Asp)2Adp(Lys)2 [SEQ ID NO:12 ] (pGlu−Ser−Asp)2Adp(Lys−NH2)2 [SEQ ID N O:13] (Pic−Ser−Asp)2Adp(Lys)2[SEQ ID NO:14] (Pic−Ser−Asp)2Adp(Lys−NH2)2 [SEQ ID NO :15] (pGlu−Glu−Asp)2Adp(Tyr−Lys)2 [SEQ ID N O :16] (Pic−Glu−Asp)2Adp(Lys)2 [SEQ ID NO:17] (p−Glu−Glu−Asp)2Sub(Lys−NH2)2 [SEQ ID NO:18] (Pic−Glu−Asp)2Adp(Lys−NH2)2 [SEQ ID NO :19] 前記ペプチドのうち、(pGlu−Glu−Asp)2−Sub−(Lys)2 [ SEQ ID NO:5]がもっとも好ましい。これらのペプチドは前記の固相 または溶液相技術により調製される。 本発明のこの方法は、予めHSF誘発剤を投与した哺乳動物由来の体液のサン プルを本発明の抗体と接触させることからなる。好ましい体液は、血液、血漿お よび血清である。しかし、他の適当なサンプルは容易に決定できる。抗体を用い てHSFのレベルを測定する。HSF誘発剤投与後の循環HSFレベルをベース ラインレベルまたはHSF誘発剤投与前の循環HSFレベルと比較する。誘発さ れたHSFレベルの測定結果より、選択された試薬の薬効を決定し、必要に応じ て処理をモニターし調節できる。 例えば、モノクローナルまたはポリクローナル抗−デスアミノ−gro−α抗 体を、例えば(pGlu−Glu−Asp)2−Sub−(Lys)2により誘発され たHSFのレベルを検出する検定において試薬として用いるのが望ましい。適当 な検定様式は当該分野で周知である。しかしながら、現在、好ましい様式は、酵 素結合免疫吸着検定(ELISA)である。 本発明の抗体は個々の標識と結合し、1個以上の抗体を診断法において用いる 場合、該標識は検出可能なシグナルを産生するように相互作用性であるのが望ま しい。最も望ましくは、標識は視覚的に、例えば比色により検出できるものであ る。本発明の診断法において有用な抗体への結合に関する検出可能な標識も診断 検定の分野における当業者により容易に選択できる。視覚的に検出可能な標識は 、シグナルの迅速性およびその解読の容易性により臨床的応用において好ましく 用いられる。比色検出については、種々の酵素系が当該分野において記載されて お り、適切に操作される。比色酵素系は、例えばホースラディッシュペルオキシダ ーゼ(HRP)またはアルカリホスファターゼ(AP)を包含する。他の関連す る酵素系は当業者に公知であり、グルコース−6−ホスフェートデヒドロゲナー ゼとの関連でヘキシオキナーゼが含まれる。また、生発光または化学発光は、そ れぞれ、ルシフェラーゼおよび基質NADHおよびFMNと一緒にNADオキシ ドリダクターゼおよびルミノールおよび基質ペルオキシドと一緒にペルオキシダ ーゼを用いて検出できる。用いることができる他の通常の標識系は蛍光化合物、 放射性化合物または元素、または免疫電極を包含する。これらおよび他の適切な 標識系およびこれらを抗体またはペプチドとカップリングさせる方法は当業者に は公知である。 本発明はまた血流中のHSFの循環レベルをモニターできるようにする診断キ ットを提供する。このようなキットは、十分な量の少なくとも1つの本発明の修 飾ケモカインまたは少なくとも1つの本発明の抗体を有し、このような成分は検 定の実施に必要である。かかる検定は一般的であり、必要な試薬およびこのよう なキットの他の成分は当業者には周知である。 本発明により、例えば(pGlu−Glu−Asp)2−Sub−(Lys)2 [ SEQ ID NO:5]を投与することによりin vivoでHSFを誘発させる 方法も提供される。一般に、本明細書において記載するこのまたは他の選択され たペプチドを、一日当たり体重70kgに付き0.5ngないし1mgの範囲、 好ましくは5〜500ngの範囲の用量で注射するか、または50ngないし5 mg、例えば0.01mgないし1mgの範囲の用量で経口投与する;注入また は類似の技術により投与する場合、用量は体重70kgにつき0.005ngな いし1mgの範囲、例えば約0.03ngを6日間にわたって投与する。ペプチ ド濃度が患者の細胞外液中約10-15Mないし10-5Mの濃度になるようにする のが望ましい。 有利には、ペプチドを医薬組成物中の活性成分または生理学的に相溶性のその 塩として投与する。ペプチドまたは塩を医薬担体または賦形剤と組合わせてもよ い。本発明の組成物は、例えば経口、経鼻、非経口または経直腸投与に適した形 態にて投与してもよい。適当な担体および賦形剤は周知であり、当業者により容 易に決定できる。ペプチドを含有する投与単位は、好ましくは0.1〜100m g、例えば1〜50mgの式(I)のペプチドまたはその塩を含有する。 以下の実施例で本発明の修飾および切断ケモカインの好ましい製法を説明する 。これらのケモカインの強化された生物活性をこれらが由来のケモカインと比較 した比較例も示す。実施例9ないし16は本発明の方法において用いるペプチド の合成法を説明する。これらの実施例において、すべての温度は摂氏である。ア ミノ酸分析は、ジオネックス・オートイオン100(Dionex Autoion 100)で行 った。ペプチド含量分析はアミノ酸分析に基づく。FAB質量分析は、高速原子 衝撃を用いるVG ZAB質量分析器で行った。これらの実施例は単なる例示で あって、本発明の範囲をなんら限定するものではない。実施例1−デスアミノKCの合成 修飾ネズミKC蛋白質、SEQ ID NO:1に示される成熟KC蛋白質の アミノ酸配列#5〜72の合成に用いる方法は、以下のとおりである。 KC蛋白質配列を全自動式蛋白質合成器(アプライド・バイオシステムズ・モ デル・430A(Applied Biosytems Model 430 A)に適合する固相法を用いて 合成した。Boc−Lys(Cl−Z)−PAM樹脂(0.75g、0.5ミリモ ル)を反応容器に装填し、製造業者の指示に従い、目的とする蛋白質を2ミリモ ルのNa−t−Bocアミノ酸を用いて合成した。カップリング反応を2回行い 、つづいて無水酢酸でN−キャップに付した。立体障害のある残基は3回目にカ ップリングされた。以下の側鎖保護基を用いた:ベンジル(Thr、Ser); 4−メチルベンジル(Cys);トルエンスルホニル(Arg);2−クロロベ ンジルオキシカルボニル(Lys);ジニトロフェニル(His);シクロヘキ シル(Asp、Glu)。ある種の困難な配列のカップリング収率をカイザーテ ストによりモニター観察した。合成完了後、蛋白質−樹脂をDCMで洗浄し、乾 燥した。 蛋白質−樹脂の一部(0.2g、0.017ミリモル)をDMF−BME−DI EA(75:20:5)で4×30分処理して、His残基を脱保護し、DMF およびDCMでよく洗浄した後、DCM中50%TFAで20分間処理すること によりNa−t−Boc基を除去した。蛋白質をさらに脱保護し、−5℃で1時 間、アニソール(0.5ml)、ジメチルスルフィド(0.5ml)およびp−チ オクレソール(0.1g)の存在下でHF(5ml)を用いて樹脂から切断した 。HFを蒸発させ、蛋白質−樹脂の混合物を5%β−メルカプトエタノール(B ME)含有のエーテルで洗浄した。6MグアニジンHCl/0.1M HOAc( 30ml)を用いて蛋白質を樹脂から抽出した。粗蛋白質の一部(1.75ml 、〜6.6mg)をまず分取用サイズ排除カラム(Beckman TSK 3000SW )上でリン酸緩衝セイライン(PBS)緩衝液を用いて、流速2ml/分で、次 にC−18Vydac分取用カラム上で、アセトニトリル−水(0.1%TFA )緩衝液系を用いて、流速5ml/分で精製した。0.36mgの精製蛋白質を 得た。アミノ酸分析および高速原子衝撃質量分析(FABS−MS)により構造 を確認した。 FAB−MS:[MH+] m/z:7457.4a.m.u.、MH+は正に荷電 した質量イオンを表わす:m/zは質量/電荷であり、a.m.u.は原子質量単 位である。 アミノ酸分析: 化学的に合成したおよび自然の精製完全長KCは共に相乗因子として不活性で ある。本発明に従って化学的に合成した調製デスアミノKCは有効な相乗因子で ある。実施例2−ネズミデスアミノKCの発現用のプラスミド構築物 完全長ネズミKCをコードする一部のcDNAクローンをアメリカン・タイプ ・カルチャー・コレクション(American Type Culture Collection)、ロックビ ル、メリーランド州(ATCC No.37591)から入手した。422bp のTfiI−HincIIフラグメント(bp125〜553)をこのcDNAク ローンから単離した。(すべての塩基対およびアミノ酸番号は、ジンバンク(登 録 bp74〜124からなるリンカーを、常套手段に従って、3’末端をTfi Iでオーバーハングし、5’末端をHindIIIでオーバーハングして合成した 。NdeI部位を5’末端に組み込んで、KC生成物でのフレームにあるMet コドンを生成した。 リンカーおよびKCフラグメントを、HindIIIおよびHincIIで切断し たpUC18[ATCC 15752−B1]と結紮して、pMKCを得た。p MKCはN末端Metを添加した完全成熟KC遺伝子生成物(aa25〜96) をコードする。 KCおよびその誘導体のすべてのイー・コリ発現を、プラスミドpEA191 kn[スミスクライン・ビーチャム(SmithKline Beecham)]を用いて行った。 pEA191knは (1)Amp耐性遺伝子の一部を除去し、これをカナマイシン耐性遺伝子と置 換し、 (2)λrexB遺伝子を挿入し、これを操作してPLプロモーターの上流に ある内因性NdeI部位を除去する ことにより得られるpSKF301[シャッツマン(Shatzman)ら、「エクスプ レッション・ユージング・ベクターズ・ウィズ・ファージ・ラムダ・レギュレイ トリー・シーケンシズ("Expression Using Vectors with Phage λ Reguratory Sequences"、カーレント・プロトコルズ・イン・モレキュラー・バイオロジー (Current Protocols in Molecular Biology)、エフ・エイ・アウスベル(F.A. Ausubel)ら編、pp16.3.1−16.3.11(1990)]の誘導体である 。 完全長成熟KC(N−末端Metを加えた)の発現については、N−末端Me tを加えたアミノ酸25−終止コドンをコードするNdeI−SspIフラグメ ントをpMKCから単離し、NdeIおよびHpaIで切断したpEA181k n中にサブクローンした。得られたクローンをpEA1/mkc19(wt)と 称した。 デスアミノ形のKCを得るために、322bPのPstI−SspIフラグメ ント(bp112〜434)をpMKC(前記)から単離した。bp86〜11 1からなるリンカーを、3’末端をPstIで融和的にオーバーハングし、5’ 末端をNcoIでオーバーハングして合成した。NdeI部位を5’末端に組み 込み、KC遺伝子生成物でのフレームにあるN−末端Metを得た。フラグメン トおよびリンカーをpEA181knに結紮し、NcoIおよびHpaIで切断 した。デスアミノKC遺伝子がNSI遺伝性生成物と融合して得られるクローン をpEA1−NS1/mkc21(−4)と称した。融合したNS1部分を除去 するために、pEA1−NS1/mkc21(−4)をNdeIで切断し、再び 結紮した。得られたクローンをpEA/mkc38(−4)と称した。 pEA/mkc18(wt)およびpEA/mkc39(−4)はナリジクス 酸で誘発されて、各々、完全長(N−末端Metを添加したアミノ酸25)およ びデスアミノ(N−末端Metを有するアミノ酸29)を発現した。誘発のため に、プラスミド構築物で形質転換したイー・コリAR120細胞[スミスクライ ン・ビーチャム(Smith Kline Beecham)]を、旋回式振盪器中、37℃で25 0〜300rpmでAD650=0.4〜0.6まで増殖させた。60mg/mLナ リジクス酸(1N NaOH中)の体積の1000分の1を添加して、最終濃度 を60μg/mLにした。培養物を4〜5時間増殖させ、収穫した。細胞を溶解 させ、粗溶解産物を以下の造血相乗因子(HSF)活性についての実施例8の記 載に従って試験した。実施例3−イー・コリにおけるネズミデスアミノKCの発現 ネズミ完全長およびデスアミノKCを前記実施例2の記載に従ってサブクロー ンしてpEA181knにし、これを誘発可能なPLプロモーターの制御下にバ クテリオファージλから発現させた。デスアミノ構築物、pEA1/mkc38 (−4)をナリジクス酸で誘発し、69アミノ酸蛋白質(アミノ末端にメチオニ ンを添加した成熟KCのアミノ酸29〜96)を産生させた。デスアミノKC生 成物は可溶性で、以下の実施例8に記載した造血相乗活性分析において粗細菌溶 解産物として分析した場合、相乗活性を示す。pEA1/mkc18(wt)の ナリジクス酸誘発により産生された73アミノ酸蛋白質もまた可溶性であるが、 DPP IVで消化して切形の蛋白質としなければ相乗活性を示さない。 GM−CSF(20U)と合したデスアミノ−KCは、約1014Uの活性に相 当する、約40〜50コロニーの細胞を生じさせた。実施例4−デスカルボキシ−KCの合成 天然完全長およびデスアミノKC形態をネズミ繊維芽細胞系、C6[スミスク ライン・ビーチャム]上清からヘパリン−アガロースアフィニティークロマトグ ラフィー、続いて逆相高性能液体クロマトグラフィー(HPLC)により精製し た。 デスカルボキシ−KCを調製するために、前記のように精製した天然完全長K CをカルボキシペプチダーゼYで消化して、理論的に完全長KC[SEQ ID NO:1]のアミノ酸1〜68であるデスカルボキシ−KCを形成させた。天然 完全長KCと対照的に、このデスカルボキシ−KCは相乗因子として活性である 。実施例5−デスアミノ−gro−βの調製 組み換え完全長gro−β(所望により、市販品から得られる)をDPP I V酵素[エンザイム・プロダクト・システムズ・インコーポレイション(Enzyme Product Systems,Inc.)]で消化して、完全長ヒトgro−β[SEQ ID NO:3]のアミノ酸5〜68に及ぶ、デスアミノgro−β蛋白質を形成さ せた。 完全長groβは造血相乗活性検定において相乗活性を示さない(0単位/ mg)。溶解産物をDPP IVで消化し、切形の蛋白質を産生することで、溶 解産物において著しいレベルの相乗活性が得られる;実施例8の試験において、 短期間だけ消化した場合、特にこの活性は約108単位である。消化の期間を長 くするとより高い活性が期待できる。実施例6−ヒトデスアミノgroβの発現用のプラスミド構築物 以下の記載において、ヒトgroβについてのすべてのアミノ酸および塩基対 番号は、ジンバンクにて得られる配列(受入番号M57731)をいう。完全長 の成熟ヒトgroβ蛋白質をコードする遺伝子(アミノ酸34〜106、bp1 72〜393、SEQ ID NO:3に対応するN−末端メチオニンを添加) を合成し、pCR2000[スミスクライン・ビーチャム]にサブクローンした 。得られたクローンをpHgroβと称した。5’NdeIおよび3’Hpal 部位が合成遺伝子中に含まれ、その後のサブクローニングを簡素化した。 イー・コリ発現について、完全な成熟蛋白質(N−末端Metを添加)をコー ドするNdeI−HpaIフラグメントを、NdeIおよびHpaIで切断され た、前記したpEA181Kn中にサブクローンした。得られたクローンをpE A1/hgroβ(wt)と称した。このクローンは、前記したようにナリジク ス酸で誘発され、完全長の成熟groβ蛋白質(N−末端Metを添加)に対応 する74アミノ酸生成物を産生することができる。 デスアミノ形のヒトgroβを以下のようにして構築した。176bpのPs tI−HpaIフラグメントをpHgroβから単離し、NdeI−PstIリ ンカー(N−末端メチオニンを添加した、アミノ酸39〜49をコードする)で NdeI/HpaI切断pEA181kn中に結紮した。得られたクローンをp EA1−Hgroβ(−4)と称する。図6はこのプラスミドのDNA地図であ る。 pEA1−hgroβ(−4)を前記のようにナリジクス酸で誘発し、活性蛋 白質のアミノ末端で4個のアミノ酸で切断される、70アミノ酸のgroβ蛋白 質を産生した(N−末端Metを添加したアミノ酸39〜106)。実施例7−イー・コリにおけるヒトデスアミノgro−βの発現 ヒトgroβ(MIP2α)遺伝子を合成し、実施例において前記した、イー ・コリ発現ベクターpEA181knzにサブクローンし、ここでこれを誘発可 能なバクテリオファージλ由来のPLプロモーターの制御下に発現させる。ナリ ジクス酸での誘発に付し、74アミノ酸蛋白質を得た(N−末端メチオニを添加 したアミノ酸35−終止コドン)。 この組み換えgroβ(SEQ ID NO:3のアミノ酸5〜73)は、実 施例8の検定において1014単位の活性を有することが判明した。実施例8−造血相乗因子活性検定 すべての修飾ケモカインを以下の従来の検定法にてスクリーンし、その修飾ケ モカインかコロニー刺激因子(CSF)に関する相乗活性により特徴付けられる かどうか、すなわち、ケモカインとコロニー刺激因子の組み合わせが2つの蛋白 質の相加効果を越えるかどうかを決定する。 ネズミ骨髄細胞を収穫し、10%ウシ胎児血清(FBS)を有するRPMI1 649に懸濁させた。骨髄細胞を最適下限濃度の組み換えネズミ顆粒球−マクロ ファージ(GM)−CSF(20U/ml)および試験化合物の希釈体と一緒に 標準的ネズミCFU−GM軟寒天検定にて培養する。所望により、別のCSF源 としてG−CSF、M−CSFおよびIL−3(低O2条件)を用いることがで きる。20単位のGM−CSFと一緒に培養した骨髄細胞は、約20〜30コロ ニーの細胞の増殖をもたらす(基底値)。通常どおり、1単位(U)は基底値よ り約1コロニー多いことに相当する。 例えば、GM−CSF(20U/ml)と結合したデスアミノ−KCは、約4 0〜50コロニーの細胞をもたらし、これを約1014U/mgの比活性に翻訳し た。合成groα(アミノ酸5〜73)もまた1014U/mgの比活性を有する ことを特徴とする。 不純物を含有している可能性のある市販のケモカインを用いた場合でも、本発 明の方法により活性が増加する。例えば、以下の結果は、短縮した消化期間で得 られた。 市販のgroβ 2×104U +DPPIV消化 1×106U 市販のgroγ 2×103U +DPPIV消化 5×105U 消化期間を長くし、合成的に生成されたケモカインで活性がより劇的に増加す ると考えられる。実施例9− (p−Glu−Glu−Asp)2−Pim−(Lys)2 [SEQ ID NO:20]の調製 0.5gのt−TOC−Lys(Cl−Z)−OCH2−Pam樹脂(0.63 ミリモル/g)をベックマン990B合成器の反応容器内に入れた。脱保護工程 で、t−Boc基を、塩化メチレン(CH2Cl2)中40%トリフルオロ酢酸( TFA)を用いて除去し、CH212でリンスした。トリフルオロ酢酸塩を10 %DIEA/CH212で中和した。2mM(780mg)のジ−Boc−2,6 −ジアミノピメリン酸を2mMのDCCおよびHOBTを用いてカップリングし た。カップリングを、15mlのCH2Cl2および10mlのDMFの混合液中 、室温で2時間行った。カイザー(Kaiser)試験を用いてカップリングをモニタ ーした。残存する遊離カルボキシル基を、CH2Cl2/DMF(25ml)(1 5/10)中、3mMのH−Lys(Z)−OBz・HCl(1.65g)、3 mMのDCCおよび3mMのHOBTを用いて2回アミド化した。 2時間カップリングした後、樹脂を15mlのCH2Cl2で2回、15mlの DMFで2回、15mlのMeOH/CH2Cl2(1:1)で2回、最後に15 mlのCH2Cl2で2回洗浄した。40%TFA/CH2Cl2を用いてt−Bo cを除去し、10%DIEA/CH2Cl2を用いて中和した後、2mM(0.6 46g)のBoc−Asp(Bzl)および2mMのDCCおよび2mMのHO BTを添加し、25mlのCH2Cl2/DMF(15/10)中にて2時間カッ プリングした。ついで、該樹脂をすでに記載したように洗浄工程に付した。2m M(0.646g)のBoc−Glu(Bzl)、2mMのDCCおよび2mM のHOBTを25mlのCH2Cl2/DMF(15/10)中でカップリングす る前に、脱保護工程および中和工程を繰り返した。洗浄、脱保護および中和工程 に付した後、樹脂を洗浄工程に付す前に、2mM(0.258g)のpGlu、 2mMのDCCおよび2mMのHOBTをCH2Cl2/DMF(15/10)( 25ml)中に2時間カップリングさせた。カップリングの完了をカイザー試験 によりモニターし、各工程では1回のカップリングのみが必要であった。合成完 了後、樹脂を乾燥させ、秤量した。収量:1.2g。 ペプチド樹脂(1.2g)を開裂装置中に入れ、10mlのフッ化水素酸(H F)および1mlのアニソールを用いて−15℃で2時間切断した。真空下でH Fを除去した後、樹脂およびペプチドの混合物をエーテルでよく洗浄し、ペプチ ドを氷酢酸(30ml)で抽出した。大部分の酸をローターバップ(rotavap) 上で抽出物から除去し、残渣を水中に希釈し、凍結乾燥した。酢酸抽出物は81 0gの粗ペプチドを有した。 酢酸抽出から得られた粗ペプチド(80mg)を分取用C−18カラムを用い てさらに精製した。これを予め平衡化した(0.1%TFA/H2O)カラムを通 した。ペプチドを、線状勾配の80%アセトニトリル、20%H2Oおよび0.1 %TFAを用いて溶出した。 3種の異性体が同時に溶出された(8.52分)。これらの異性体を、C−1 8カラム上、30%(CH3CN中0.1%TFA)および70%(H2O中0.1 %TFA)ないし80%(CH3CN中0.1%TFA)および20%(H2O中 0.1%TFA)を用い、35分間にわたって、流速1.5ml/分で分離した。 以下のフラクションが溶出された: フラクション1: 18.69分 フラクション2: 19.68分 フラクション3: 22.95分 アミノ酸分析により以下の結果が得られた: アミノ酸分析 測定値 Glu 1.99 Asp 1.0 Lys 1.05 ビスアミノピメリン酸 N.D. 質量分析=1157.5(M+H)+ 実施例10− (pGlu−Glu−Asp)2−Lan−(Lys)2 [SEQ ID NO:21]の調製 [Lan=ランチオニン(SCH2CH(NH2)COOH)] 0.5gのt−BOC−Lys(Cl−Z)−CH2−PAM(0.63ミリモ ル/g)をベックマン990B合成器の反応容器内に入れる。t−BOC基を、 塩化メチレン中40%TFAを用いて除去する。トリフルオロ酢酸塩を10%D IEA/CH2Cl2で中和する。2mMのビスBocランチオニンを、15ml のCH2Cl2および10mlのDMF中の4mMのDCCおよびHOBTを用い て室温でカップリングする。カイザー試験を用いてカップリングをモニターする 。残存する遊離カルボキシル基を、25mlのCH2Cl2/DMF(15/10 )中の3mMのH−Lys(Z)−OBz・HCl;および3mMのDCCおよ びHOBTを用いてアミド化する。カップリング樹脂をCH2Cl2、30%Me OH−CH2Cl2、およびCH2Cl2(25ml×3)でよく洗浄し、目的のペ プチド中に残存するアミノ酸(Asp、Glu、pGlu)について、脱保護、 中和およびカップリングのサイクルを繰り返す。4mMの各アミノ酸、DCCお よびHOBTを各カップリングに用いる。各カップリングをカイザー試験により モニターする。合成完了後、樹脂を乾燥し、秤量する。 ペプチド樹脂を開裂装置中に入れ、10mlのフッ化水素酸(HF)および1 mlのアニソールを用いて−15℃で2時間切断させる。HFを除去した後、樹 脂をエーテルでよく洗浄し、ペプチドを氷酢酸(30ml)で抽出する。酢酸の 大部分をローターバップで除去し、残渣を水中に希釈し、凍結乾燥する。HPL Cで精製後、ペプチドを得る。実施例11− (pGlu−Glu−Asp)2−Pim−(Arg−CONH2)2 [SEQ ID NO:22]の調製 0.5gのBOC−Tos Arg−BHA樹脂(0.5ミリモル/g)をベッ クマン990B合成器の反応容器内に入れる。BOC基を、塩化メチレン中40 %TFAを用いて除去する。トリフルオロ酢酸塩を10%DIEA/CH2Cl2 により中和する。1mMのビスBocピメリン酸を、15mlのCH2Cl2およ び10mlのDMF中の2mMのDCCおよびHOBTを用いて室温でカップリ ングする。カイザー試験を用いてカップリングをモニターする。残存する遊離カ ルボキシル基を、25mlのCH2Cl2/DMF(15/10)中の3mMのH −Lys(Z)−OBz・HCl;および3mMのDCCおよびHOBTを用い てアミド化する。カップリングした後、樹脂をCH2Cl2、30%MeOH−C H2Cl2、およびCH2Cl2(25ml×3)で洗浄する。脱保護、中和および カップリングのサイクルを、目的のペプチド中に残存するアミノ酸(Asp、G luおよびpGlu)について繰り返す。3mMのアミノ酸、DCCおよびHO BTを各カップリングに用いる。各カップリングをカイザー試験によりモニター する。合成完了後、樹脂を乾燥し、秤量する。 ペプチド樹脂を開裂装置中に入れ、10mlのフッ化水素酸(HF)および1 mlのアニソールを用いて−15℃で2時間切断する。HFを除去した後、樹脂 をエーテルでよく洗浄し、ペプチドを氷酢酸(30ml)で抽出する。酢酸の大 部分をローターバップ上で除去し、残渣を水中に希釈し、凍結乾燥する。HPL Cによる精製後、ペプチドを得る。実施例12− チロシン含有類似体の合成 (Tyr−Glu−Asp)2−Sub−(Lys)2 [SEQ ID NO:23]; (pGlu−Tyr−Glu−Asp)2−Sub−(Lys)2 [SEQ ID NO:24]; (pGlu−Glu−Tyr−Asp)2−Sub−(Lys)2 [SEQ ID NO:25]; (pGlu−Glu−Asp−Tyr)2−Sub−(Lys)2 [SEQ ID NO:26] 2gのBOC−Lys(Cl−Z)−O−樹脂(ペニンスラ・ラボ(Peninsul a Labs)、置換0.49mM/g)を手動式振盪容器内に入れた。脱保護および 中和段階後、2mM(808mg)のジ−BOCジアミノスベリン酸を25ml の50%N−メチル−2−ピロリジノン(NMP)およびジクロロメタン(DC M)中の4mM(824mg)のジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)お よび4mM(612mg)の1−ヒドロキシベンゾトリアゾール水和物(HOB T)を用いて樹脂にカップリングした。反応を一夜進行させ、続いて10mM( 4.06g)のH−Lys(Z)−OBz・HCl、10mM(1.29g)のジ イソプロピエチルアミン(DIEA)、10mM(2.06g)のDCCおよび 10mM(1.53g)のHOBTを添加した。2時間後、未反応アミノ基をN MP/DCM(1:1)中10%無水酢酸を用いてキャップした。得られたBO C−Sub−Lys−樹脂の約3分の一を別の反応容器に移した。樹脂の主要フ ラクションをフラクションIとし、副フラクションをフラクションIIと称する。 標準的脱保護、中和およびカップリングのサイクルを用いてBOC−Tyr(B r−Z)、BOC−Asp(OBz)、BOC−Blu(OBz)、およびp− GluをフラクションII中の樹脂にカップリングさせた。5mMのアミノ酸、D CCおよびHOBTを用いた。カップリングを25mlのNMP/DCM(1/ 1)中で行い、カイザー試験を用いて完了をモニターした。5mMのBOC−A sp(OBz)をフラクションI中の樹脂にカップリングした。得られたBO C−Asp−(OBz)Sub−Lyx(Cl−Z)樹脂の4分の1を別の容器 に移した(フラクションIII)。残存する樹脂をフラクションIVと称する。標 準的脱保護、中和およびカップリングのサイクルを用いて、BOC−Tyr(B r−Z)、BOC−Glu(OBz)、およびp−GluをフラクションIII中 の樹脂にカップリングさせた。5mMのアミノ酸、DCCおよびHOBTを用い た。カップリングを25mlのNMP/DCM(1/1)中で行い、カイザー試 験を用いて完了をモニターした。5mMのBOC−Glu(OBz)を主フラク ション(フラクションIV)中の樹脂にカップリングした。この樹脂の3分の1 を別の容器に移し、5mMのp−Gluをこのフラクション(フラクションVI )にカップリングし、pGlu−Glu−Asp−Sub−Lys−樹脂を合成 した。5mMのBOC−Try(Br−Z)を主フラクション(フラクションV )にカップリングし、樹脂をさらに半分に分けた。樹脂の2分の1をそのまま保 存し、樹脂(フラクションVII)の残りの半分に5mMのp−Gluをカップ リングしてp−Glu−Tyr−Glu−Asp−Sub−Lys−樹脂を合成 した。これらの樹脂ペプチドを脱保護し、HF/アニソールを用いて0℃で1時 間切断した。粗ペプチド(約100mg)をC−18 VYDAC2.5cm× 30cm分取用カラム上で、水/0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)、および アセトニトリル/0.01%TFAの緩衝液系を用いて精製した。実施例13− (pGlu−Glu−Asp)2Prc(Lys)2 [SEQ ID NO:27]の調製 a.ビスBOC−S,S'−1−3−プロパンジイルシステインの合成 3mlのメタノールを乾燥アンモニアで飽和させ、メタノール(0.5ml) 中のBOC−システイン(0.5g)を添加し、続いて1,3−ジブロモプロパン (0.35ml)を添加した。10分後、さらにメタノール(0.5ml)中のB OC−システイン(0.5g)を添加した。4.5時間後、溶媒を蒸発させ、油状 残渣を水中に溶かした。溶液のpHを9に調節し、該溶液をエーテルで抽出した 。水層をpH2の酸性にし、酢酸エチルで抽出した。有機層を乾燥し、蒸発さ せて1.12gのビスBOC−S,S−1,3−プロパンジイルシステインを得た 。アミノ酸をさらに精製せずに用いた。FAB/MS M+H=469。 b.(pGlu−Glu−Asp)2Prc(Lys)2 [SEQ ID NO:27]の調製 BOC−Lys樹脂(0.53g、置換0.63mM/g)を手動式振盪器中に 入れ、脱保護および中和のサイクルの後、ビスBOC−S,S'−1,3−プロパ ンジイルシステイン(290mg、0.6mM)をNMP/DCM(1/1)( 10ml)中の1mM(206mg)DCCおよび1mM(153mg)HOB Tを用いてカップリングした。2時間後、樹脂をNMPおよびDCMで洗浄し、 2mM(765mg)のH−Lys(Z)−OBz・HClを添加し、つづいて NMP/DCM(1/1)(4ml)中の1.5mM(390mg)のDCCお よび1.5mM(230mg)のHOBTを添加する。18時間後、樹脂をNM PおよびDCM(20ml)を用いて洗浄した。BOC−Asp(OBz)、B OC−Glu(OBz)およびp−Gluのカップリングのために標準的脱保護 、中和およびカップリングのサイクルを繰り返した。1mMのアミノ酸、DCC およびHOBTを用いた。カップリングを5mlのNMP/DCM(1/1)中 で行った。カップリングの完了をカイザー試験でモニターした。得られた樹脂ペ プチド(416mg)を脱保護し、0.5mlのアニソールおよび8mlのHF を用いて0℃で2時間切断する。HFを蒸発させ、ペプチド樹脂混合物をエーテ ルで洗浄し、氷酢酸で抽出した。凍結乾燥後、130mgの粗ペプチドを得た。 粗ペプチド(61.5mg)を、C18 VYDAC分取用カラム上、アセトニ トリル−水(0.1%TFA)緩衝液系を用いて精製した。16.5mgの純粋ペ プチドを得た。 FAB/MS: M+H 1249.3 アミノ酸分析 Asp 2.0(2) Glu 4.28(4) Dpc 1.14 Lys 1.96(2)実施例14− 以下の化合物の合成: ((d)−pGlu−Glu−Asp)2−Sub−(Lys)2 [SEQ ID NO:28]; (pGlu−Glu−Glu)2−Sub−(Lys)2 [SEQ ID NO:7]; (pGlu−(d)−Glu−Asp)2−Sub−(Lys)2 [SEQ ID NO:29]; (pGlu−Asp−Asp)2−Sub−(Lys)2 [SEQ ID NO:8]; 0.5gのt−BOC−Lys(Cl-Z)−OCH2−Pam樹脂(0.63ミ リモル/g)を手動式振盪容器内に入れた。脱保護の工程において、BOC基を 塩化メチレン(CH2Cl2)中40%トリフルオロ酢酸(TFA)を用いて除去 した。トリフルオロ酢酸塩を10%DIEA/CH2Cl2により中和した。脱保 護および中和工程の後、ジ−BOC−2,6−ジアミノスベリン酸(0.16mM 、66.2mg)を0.315mMのDCCおよびHOBTを用いてカップリング した。カップリングは、5mlのCH2Cl2および5mlのDMFの混合液中、 室温で4日間行った。カイザー試験をカップリングをモニターするのに用いた。 未反応アミノ基を10%無水酢酸/DMF溶液を用いてキャップした。ついで、 標準的脱保護、中和およびカップリングのサイクルを行い、目的とする配列を構 築した。3mMのアミノ酸、DCCおよびHOBTを用いた。カップリングの時 間は4時間であった。カップリングの完了をカイザー試験によりモニターし、各 工程では1回のカップリングのみを要した。ペプチド樹脂を開裂装置に入れ、1 0mlのフッ化水素酸(HF)および1mlのアニソールを用いて−15℃で2 時間切断した。真空下でHFを除去した後、樹脂およびペプチドの混合物をエー テルでよく洗浄し、ペプチドを0.1%TFAに抽出し、凍結乾燥した。精製お よび特性化: 粗ペプチドを分取用C−18カラムを用いて精製した。カラムを 9 9.9%水および0.1%TFA中で予め平衡化し、ペプチドを80%アセトニト リル、20%水および0.1%TFAの線状勾配を用いて溶出した。ペプチドを アミノ酸組成について分析した。分子量をFABMSを用いて測定した。FAB およびアミノ酸分析: FAB MS(M+H 1171.5) アミノ酸分析: Asp 1.98(2)、Glu 4.6(4)および Lys 2(2) HPLC純度 >95%実施例15− (Pic−Ser−Asp)2−Adp−(Lys)2 [SEQ ID NO:14]の調製 a.BOC−Lys(Cl−Z)−樹脂の合成 Boc−Lys(Cl−Z)[16.6g、40ミリモル]をMeOH中10 %H2O(150ml)中に溶解した。溶液を1M CsCO3溶液(40ml) を用いて中和した。中和した溶液をロータリーエバポレーターを用いて濃縮した 。得られたセシウム塩をDMFで希釈し、DMFをロータリーエバポレーターを 用いて除去した。この工程を2回以上繰り返した。塩を真空下で4時間乾燥した 。 Boc−Lys(Cl−Z)のセシウム塩をDMF(120ml)で希釈した 。これに、クロロメチル樹脂を添加した。反応混合物を40℃で48時間攪拌し た。 樹脂を室温まで冷却し、漏斗を通して濾過し、以下のように逐次洗浄した: 500ml DMF; 500ml DMF:H2O(1:1); 500ml DMF; 500ml MeOHおよび1000ml CH2Cl2。樹脂を真 空下で乾燥した。所望のBoc−Lys(Cl−Z)−樹脂を回収した。 b.Boc−Asp(OBz)2−Adp−[Lys(Cl−Z)]2樹脂の合成 Boc−Lys(Cl−Z)樹脂を反応容器中に入れ、CH2Cl2中に懸濁さ せた。 Boc−Lys(Cl−Z)樹脂のBoc保護を、該樹脂をCH2Cl2中50 %TFA(40ml)で5分間、続いて別の50%TFA洗浄液(40ml)で 3 0分間洗浄することにより除去した。ついで、該樹脂を40mlのCH2Cl2で 3回洗浄した。 得られたTFA塩を40mlのCH2Cl2中10%DIEAで1分間2回処理 し、40mlのCH2Cl2で1回、40mlのCH2Cl2中10%DIEAでも う一度洗浄した。樹脂をCH2Cl2でよく洗浄した(6×40ml)。 N,N'−ジ−Bocジアミノアジピン酸(Boc−Adp−OH)をNH2− Lys(Cl−Z)−樹脂にカップリングさせる場合、樹脂を手動式振盪容器中 100mlの塩化メチレン(CH2Cl2)中に懸濁させた。別の50mlフラス コ中、Boc−Adp−OHおよびHOBTを5mlのN−メチルピロリドン( NMP)および20mlのCH2Cl2中に溶解した。溶液を氷浴を用いて0℃に 冷却した。この溶液にDCCを添加し、反応混合物を0℃で15分間攪拌した。 得られたジシクロヘキシル尿素の沈殿を濾過により除去し、予め形成された活性 エステルをNH2−Lys(2−Cl−Z)−樹脂懸濁液に添加した。反応をカ イザー試験(ニンヒドリン)を用いてモニターした。96時間後、ジペプチド樹 脂をCH2Cl2(3×40ml)およびCH2Cl2(6×40ml)で洗浄した 。仕後処理後、ニンヒドリン試験により、負の対照と比べて淡青色溶液を得た。 ついで、該樹脂をCH2Cl2中10%無水酢酸(1回)で10分間、最後にCH2 Cl2(6×40ml)で洗浄した。 c.[Boc−Asp(OBz)]2−Adp−[Lys(Cl−Z)]2−樹脂の 合成 TFA脱保護および中和工程を繰り返して、Boc−Asp(OBz)カップ リングについてのジペプチド樹脂を調製した。このアミノ酸をカップリングする 場合、Boc−Asp(OBz)、およびHOBTを用いた。負のニンヒドリン 試験によりわかるように24時間後にカップリングは完了した。このトリペプチ ドを用いて異なるアミノ酸を位置2(B)に有する他のペプチドを調製した。 0.5gの[BOC−Asp(OBz)]2−Adp−[Lys(Cl−Z)]2− 樹脂を(Pic−Ser−Asp)2−Adp−(Lys)2[SEQ ID NO: 14]の合成に用いた。脱保護、中和およびカップリングのサイクルをBOC− Ser(Bz)−OHおよびピコニン酸について繰り返した。1.8mMのアミ ノ酸、 DCCおよびHOBTをカップリングにて用いた。カップリングを10mlのD MF/CH2Cl2中で行った。ペプチド樹脂を切断し、粗ペプチドを得た。粗ペ プチドをC−18VYDAC分取用カラム上で、アセトニトリル/水/TFA緩 衝液系を用いて精製した。13ミリグラムの純粋ペプチドを得た。 FAB/MS(M+H 1047.4) アミノ酸分析: ASP 2.00(2)、 Ser 1.62(2)、 Lys 1.81(2)(PicおよびAdpは分析せず )。 HPLC純度 >95%実施例16− (pGlu−Glu−Asp)2−Sub−(Lys)2 [SEQ ID NO:5]の調製 a.BOC−SUB−Lys−(ε−Z)−COOBzの合成 ビス−BOC(1,1)ジアミノスベリン酸(Sub)をアール・ナットの方 法[R.Nutt's method、ジャーナル・オブ・オーガニック・ケミストリー(J.Org .Chem.)、45:3078(1980)]を用いて合成した。 2mMのBoc−Sub(808mg)、4mMのLys−(ε−Z)−CO OBz・HCl(1.56g)および4mMのHOBT(0.613g)を塩化メ チレン(CH2Cl2)(10ml)中に溶解し、該溶液を氷/アセトン浴を用い て−15℃に冷却した。4mM(0.692ml)のジイソプロピエチルアミン (DIEA)を添加し、続いて0.772g(4mM)の水溶性カルボジイミド (EDC)を添加した。1時間攪拌した後、混合物を室温にまで加温した。3時 間後、塩化メチレンを蒸発させ、残渣を200mlの酢酸エチル中に溶かした。 溶液を最初1N HClで、次に1N NaOH、飽和NaCl溶液および水で 洗浄した。洗浄を3回繰り返し、各洗浄液は約100mlであった。有機層を硫 酸マグネシウム上で乾燥させ、蒸発させた。1.86gのBOC−Sub−(ε −Z)Lys−COOBz(収率79%)を得、さらに精製することなく用いた 。 b.BOC Asp−(β−OBz)Sub Lys−(ε−Z)−COOBzの 合成 BOC−Sub−Lys(ε−Z)−COOBz(1.8g)を4N HCl− ジオキサン中に半時間の間溶かし、ついで蒸発乾固させた。残渣をエーテルで洗 浄し、一夜乾燥させた。塩酸塩を30mlのCH2Cl2中に溶解し、BOCAs p−(β−OBz)(1.292g)を添加した。溶液を−15℃に冷却し、0. 613gのHOBT、0.554mlのDIEAおよび0.772gのEDCを添 加した。2時間攪拌した後、混合物を室温まで加温した。18時間(一夜)経過 後、反応混合物を後処理した。CH2Cl2を蒸発させ、残渣を200mlの酢酸 エチル中に溶解した。溶液を1N HCl、1N NaOH、飽和NaCl溶液 および水(洗浄を3回繰り返し、各洗浄液は約100mlである)で洗浄した。 有機層を硫酸マグネシウム上で乾燥し、蒸発させた。BOC−Asp−(β−O Bz)−Sub−Lys−(ε−Z)COOBz(1.9g、収率73%)を得た。 このペプチドをさらに精製することなく用いた。 c.BOC−Glu−(γ−OBz)Asp−(β−OBz)Sub−Lys−( ε−Z)COOBzの合成 BOC−(β−OBz)Asp−Sub−(ε−Z)Lys−COOBz(1.8 g)を15mlの4N HClジオキサン中に溶解した。15分後、溶媒を除去 し、残渣をエーテルで洗浄し、乾燥した。塩酸塩を15mlのN−メチルピロリ ドン(NMP)中に溶解した。溶液を−15℃に冷却し、4mM(1.338g )のBOC−Glu(γ−OBz)、0.204mlのDIEA、0.772gの EDCおよび0.612gのHOBTを添加した。混合物を一夜攪拌し、その間 、徐々に室温にまで加温した。反応混合物を1リットルの冷飽和NaCl溶液中 10%Na2CO3を入れたフラスコに添加した。沈殿物を濾過し、水で洗浄し、 真空乾 燥した。BOC−(γ−OBz)Glu−(β−OBz)Asp−Sub−(ε−Z) Lys−COOBz(1.3g)を得、さらに精製することなく用いた。 収率:68%。 d.pGlu−(γ−OBz)Glu−(β−OBz)Asp−Sub−(ε−Z) Lys−COOBzの合成 BOC−(γ−OBz)Glu−(β−OBz)Asp−Sub−(ε−Z)Lys −COOBz(1.2g)を15mlの4N HClジオキサン中に溶解した。 15分後、溶媒を除去し、残渣をエーテルで洗浄し、乾燥した。塩酸塩を15m lのNMP中に溶かした。溶液を−15℃に冷却し、4mM(0.516g)の pyro−Glu(p−Glu)、0.106mlのDIEA、0.772gのE DCおよび0.612gのHOBTを添加した。混合物を一夜攪拌し、その間、 徐々に室温まで加温した。反応混合物を1リットルの冷飽和NaCl溶液中10 %Na2CO3を入れたフラスコに添加した。沈殿を濾過し、水で洗浄し、真空乾 燥した。pGlu−(γ−OBz)Glu−(β−OBz)Asp−Sub−( ε−Z)Lys−COOBz(0.803g)を得、さらに精製することなく用 いた。 収率:69%。 e.pGlu−Glu−Asp−Sub−Lys−COOHの合成 pGlu−(γ−OBz)Glu−(β−OBz)Asp−Sub−(ε−Z)Ly s−COOBz(0.200g)を5mlのHF/1.5mlアニソールを用いて 0℃で脱保護した。HFを除去し、ペプチドをエーテルと0.1N酢酸の間に分 配する。水層を洗浄し、凍結乾燥する。pGlu−Glu−Asp−Sub−L ys−COOH(0.089g)を得る。20mgのこのペプチドをC18分取 用VYDACカラム上、イソクラティック条件(10%アセトニトリル、90% 水および0.1%トリフルオロ酢酸、流速5.6ml/分)を用いて精製する。F AB質量分析:M+H=1171.4。アミノ酸分析: Asp(1.0)、Gl u(2.19)、Lys(1.01)、Sub測定せず。HPLC: 保持時間 C18 VYDAC 0.23x25mm分析カラム7.01分[流速1.5ml勾 配0%から80%B、A=水中0.1%TFAおよびB=アセトニトリル中0. 1%TFA)。実施例17− (pGlu−Glu−Asp)2−Sub−(Lys)2 [SEQ ID NO:5] C57ブラック6[ジャクソン・ラボラトリース(Jackson Laboratories)] マウスを0.01、0.1、0.5、1、5、10または100ng/mLの一回 の腹腔内注射または経口用量のペプチド(pGlu−Glu−Asp)2−Sub −(Lys)2で処置した。リン酸緩衝セイライン(PBS)を対照に供した。約 6時間経過後、マウスから血清を収集し、PBS中1:2に希釈し、ついで30 K膜を通した。溶出液を30000分子量排除膜[アミコン(Amicon);30K −E]を通し、次に実施例8のHSF検定にて用いた。結果を図7、8および9 図に示す。図からわかるようにPBS処理(対照)マウスはいずれも血清中HS Fが検出可能なレベルではなかった。処理マウスにおいては、HSFレベルは用 量依存性であった。これらの「HSFレベル」は臨床試験において代用薬マーカ ーとして用いられるであろう。 HSF検定から得られる粗サンプルを精製し、配列決定した。分析を行い、生 物学的に活性なピークが本発明の切形KCであり、不活性ピークが完全長KCで あることがわかった。 本発明の多くの修正および変形は本願明細書に包含されるものであり、当業者 には明らかであると考えられる。本発明の組成物および方法に対するこのような 修正および変形も、後記請求の範囲内に包含されるものと考えられる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI C12N 1/21 9455−4C A61K 37/02 ABE 15/09 ZNA ABY G01N 33/53 ADS //(C12N 1/21 C12R 1:19) (72)発明者 バートネイガー,プラディップ・クーマー アメリカ合衆国ペンシルベニア州19341、 エクストン、サウス・ボールダーストン・ ドライブ300番 (72)発明者 キング,アンドリュー・ガリソン アメリカ合衆国ペンシルベニア州19422、 ブルー・ベル、シルバン・ドライブ1649番 (72)発明者 バルカレック,ジョアンナ・マリア アメリカ合衆国ペンシルベニア州19004、 バラ・シンウィド、ブリン・モール・アベ ニュー405番

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 成熟ケモカインのアミノ末端で約2ないし約8個の間のアミノ酸が切断 され、成熟ケモカインより少なくとも1対数高い生物学的活性であることを特徴 とする修飾ケモカイン。 2. 成熟ケモカインがKC、gro−β、gro−γおよびgro−αから なる群より選択され、哺乳動物起源である請求項1記載の蛋白質。 3. SEQ ID NO:1のアミノ酸残基#2ないし8の間の位置で切断 されたアミノ末端を有する成熟KC蛋白質のアミノ酸配列からなるケモカインで あって、該ケモカインが生物学的活性を有することを特徴とする請求項1記載の 修飾ケモカイン。 4. 本質的にSEQ ID NO:1のアミノ酸5〜72からなる請求項3 記載の修飾ケモカイン。 5. SEQ ID NO:3のアミノ酸位置2および8の間のN末端で切断 された成熟gro−β蛋白質のアミノ酸配列からなる請求項1記載の修飾ケモカ イン。 6. 本質的にSEQ ID NO:3のアミノ酸5ないし73からなる請求 項5記載の修飾ケモカイン。 7. SEQ ID NO:2のアミノ酸位置2および8の間のN末端で切断 された成熟gro−α蛋白質のアミノ酸配列からなる請求項1記載の修飾ケモカ イン。 8. 本質的にSEQ ID NO:2のアミノ酸5ないし73からなる請求 項7記載の修飾ケモカイン。 9. SEQ ID NO:4のアミノ酸位置2および8の間のN末端で切断 された成熟gro−γ蛋白質のアミノ酸配列からなる請求項1記載の修飾ケモカ イン。 10. 本質的にSEQ ID NO:4のアミノ酸5ないし73からなる請求 項9記載の修飾ケモカイン。 11. 成熟ケモカインのカルボキシ末端で約2ないし約8個の間のアミノ酸が 切断され、成熟ケモカインより少なくとも1対数高い生物学的活性であることを 特徴とする修飾ケモカイン。 12. SEQ ID NO:1のアミノ酸残基#58から70の間の位置で切 断されたカルボキシ末端を有する成熟KC蛋白質のアミノ酸配列からなるケモカ インであって、生物学的活性を有することを特徴とする請求項11記載の修飾ケ モカイン。 13. 本質的にSEQ ID NO:1のアミノ酸1ないし68からなる請求 項12記載の修飾ケモカイン。 14. (a)成熟ケモカインのアミノ末端で約2ないし約8個の間のアミノ酸が切断 され、成熟ケモカインよりも少なくとも1対数高い生物学的活性を有することを 特徴とする修飾ケモカイン;および (b)成熟ケモカインのカルボキシ末端で約2ないし約10個の間のアミノ酸 が切断され、成熟ケモカインよりも少なくとも1対数高い生物学的活性を有する ことを特徴とする修飾ケモカイン; からなる群より選択される1またはそれ以上の修飾ケモカインを組み合わせてな る多量体蛋白質。 15. 同じ修飾ケモカインの複数のコピーからなる請求項14記載の蛋白質。 16. 少なくとも2種の異なる修飾ケモカインからなる請求項14記載の蛋白 質。 17. 別のケモカインが成熟ケモカインからなる請求項14記載の蛋白質。 18. (a)成熟蛋白質のアミノ末端で約2ないし約8個の間のアミノ酸が切断され 、少なくとも成熟蛋白質の生物学的活性を有することにより特徴付けられる修飾 ケモカイン; (b)成熟ケモカインのカルボキシ末端で約2ないし約10個の間のアミノ酸 が切断され、少なくとも成熟蛋白質の生物学的活性を有することを特徴とする修 飾ケモカイン;および (c)少なくとも1種の(a)または(b)蛋白質からなり、所望により別の ケモカインが組み合わされていてもよい、多量体蛋白質; からなる群より選択される修飾ケモカインをコードする配列からなる核酸配列。 19. 宿主細胞中にて複製および発現の方向能を有する選択された調節配列の 制御下にある請求項18に記載の核酸配列からなるプラスミド。 20. 請求項19に記載のプラスミドでトランスフェクションされた宿主細胞 。 21. 請求項20に記載の宿主細胞を培養し、細胞または細胞培養物からケモ カインを単離することからなる修飾ケモカインの産生法。 22. (a)約2ないし約8個の成熟ケモカインアミノ酸残基を成熟蛋白質のアミノ 末端から除去すること;および (b)約2ないし約10個の成熟ケモカインアミノ酸残基を成熟蛋白質のカル ボキシ末端から除去すること; からなる工程の少なくとも1工程を行うことによるケモカインの生物学的活性の 強化法。 23. 適当な医薬担体中、 (a)成熟蛋白質のアミノ末端で約2ないし約8個の間のアミノ酸が切断され 、完全長成熟ケモカインよりも少なくとも1対数高い生物学的活性を有すること を特徴とする修飾ケモカイン; (b)成熟蛋白質のカルボキシ末端で約2ないし約10個の間のアミノ酸が切 断され、少なくとも完全長成熟ケモカインの生物学的活性を有することを特徴と する修飾ケモカイン;および (c)少なくとも1種のケモカイン(a)または(b)からなり、所望により 別のケモカインが組み合わされていてもよい多量体蛋白質; からなる群より選択される修飾ケモカインを配合してなるる医薬組成物。 24. 炎症性症状の治療法であって、該症状を特徴とする哺乳動物対象に有効 量の請求項23に記載の医薬組成物を投与することからなる方法。 25. 哺乳動物における骨髄細胞の増殖および/または分化の刺激方法であっ て、請求項1または11に記載の修飾ケモカインを該哺乳動物に投与することか らなる方法。 26. 哺乳動物における造血前駆体細胞の成熟を刺激する改良方法であって、 請求項1または11に記載の修飾ケモカインを該哺乳動物に投与することからな る改良方法。 27. 哺乳動物における骨髄細胞の増殖および/または分化を剌激する改良方 法であって、GM−CSFおよび請求項1または11に記載の修飾ケモカインを 該哺乳動物に投与することからなり、該混合物が相乗効果を有することを特徴と する改良方法。 28. 請求項1に記載の修飾ケモカインに対して選択的に結合しうる抗体。 29. 請求項11に記載の修飾ケモカインに対して選択的に結合しうる抗体。 30. 哺乳動物における造血相乗因子の誘発能を有することを特徴とする選択 された薬剤の循環レベルのモニター方法であって、 哺乳動物由来の血液試料を請求項28または29に記載の抗体と接触させ、 循環HSFレベルを測定し、 該薬剤投与後の循環HSFレベルを、該薬剤投与前の循環HSFレベルと比較 することからなる方法。 31. 抗体が所望により検出可能な標識と結合してもよい請求項30記載の方 法。 32. In vivoにおける造血相乗因子の誘発方法であって、次式: [式中、 Y1およびY2は、独立して、CH2またはSであり; xは0、1、2、3または4であり; mは0、1または2であり; nは0、1または2であり; Aはピログルタミン酸、プロリン、グルタミン、チロシン、グルタミン酸、2 −チオフェンカルボン酸、ピコリン酸、シクロヘキサンカルボン酸、テトラヒド ロ−2−フロ酸、テトラヒドロ−3−フロ酸、2−オキソ−4−チアゾリジン、 シクロペンタン、3−チオフェンカルボン酸、5−オキソ−2−テトラヒドロフ ランカルボン酸またはピペコリン酸であり; Bはセリン、グルタミン酸、チロシンまたはアスパラギン酸であり; Cはグルタミン酸、チロシンまたはアスパラギン酸であり; Dはリシン、アルギニン、チロシン、N−メチルアルギニン、アスパラギン酸 、オルニチンまたはジアミノヘキシン酸;またはそのカルボキシアミドもしくは ヒ ドロキシメチル誘導体であり; Eはグルタミン酸、アスパラギン酸、チロシンまたはペプチド結合であり; Fはチロシンまたはペプチド結合を意味する; ただし、 Y1およびY2がSである場合、xは2、3または4であって、mおよびnは1 であるか; Y1およびY2がCH2である場合、xは0、1または2であって、mおよびn は0であるか; Y1がSであり、Y2がCH2である場合、xは0であり、nは1であるか;ま たは Y2がSであり、Y1がCH2である場合、xは0であり、mは1である] で示される化合物またはその医薬上許容される塩を、選択される哺乳動物に投与 することからなる方法。 33. ペプチドが (pGlu−Glu−Asp)2Sub(Lys)2 SEQ ID NO.5 (pGlu−Glu−Asp)2Adp(Lys)2 SEQ ID NO:6 (pGlu−Glu−Glu)2Sub(Lys)2 SEQ ID NO:7 (pGlu−Asp−Asp)2Sub(Lys)2 SEQ ID NO:8 (Pic−Glu−Asp)2Sub(Lys)2 SEQ ID NO:9 (L−Ppc−Glu−Asp)2Sub(Lys)2 SEQ ID NO:10 (pGlu−Ser−Asp)2Sub(Lys)2 SEQ ID NO:11 (pGlu−Ser−Asp)2Adp(Lys)2 SEQ ID NO:12 (pGlu−Ser−Asp)2Adp(Lys−NH2)2 SEQ ID NO:13 (Pic-Ser-Asp)2Adp(Lys)2 SEQ ID NO:14 (Pic−Ser−Asp)2Adp(Lys−NH2)2 SEQ ID NO:15 (pGlu−Glu−Asp)2Adp(Tyr−Lys)2 SEQ ID NO:16 (Pic−Glu−Asp)2Adp(Lys)2 SEQ ID NO:17 (p−Glu−Glu−Asp)2Sub(Lys−NH2)2 SEQ ID NO:18 (Pic−Glu−Asp)2Adp(Lys−NH2)2 SEQ ID NO:19 からなる群より選択される請求項32記載の方法。 34. ペプチドを約0.01ng/kgないし1g/kgの間の量で投与する 請求項32に記載方法。 35. ペプチドが(pGlu−Glu−Asp)2Sub(Lys)2 SEQ ID NO :5である請求項33記載の方法。
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