JPH0851539A - 記録素子の駆動回路及び記録ヘッド - Google Patents

記録素子の駆動回路及び記録ヘッド

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JPH0851539A
JPH0851539A JP18579794A JP18579794A JPH0851539A JP H0851539 A JPH0851539 A JP H0851539A JP 18579794 A JP18579794 A JP 18579794A JP 18579794 A JP18579794 A JP 18579794A JP H0851539 A JPH0851539 A JP H0851539A
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image data
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comparison data
energization
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JP18579794A
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English (en)
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Satoshi Kuwabara
聡史 桑原
Etsuji Shimizu
悦司 清水
Seiji Hibino
清司 日比野
Koji Mabuchi
宏司 馬▲渕▼
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、階調を有する画像データを
直接取り込み、記録素子個々の通電開始時間を異なるし
める機能を有した駆動回路及びそれを組み込んだ記録ヘ
ッドを提供することにある。 【構成】 本発明は、複数ビットで構成される階調を有
する画像データを前記複数の記録素子毎に取り込む複数
ビットの並列のシフトレジスタと、前記シフトレジスタ
と各々接続され前記画像データを保持するラッチ回路
と、前記ラッチ回路に保持される画像データとの比較対
象となる比較データを取り込む複数ビットの並列のシフ
トレジスタと、前記ラッチ回路の各々に保持される画像
データと該比較データとを比較するコンパレータとを備
え、前記比較データは比較データ用転送クロックに同期
して前記コンパレータへの取り込みとシフト動作を行
い、前記コンパレータで比較し、その比較結果に基づき
各々の記録素子の駆動を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッド等の複
数の記録素子に対してその記録動作の制御を行う記録素
子の駆動回路及び記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図9は半導体集積回路により構成された
従来の駆動回路(以下、単にドライバICと称する。)
にて、150dpi、A4サイズのライン型サーマルヘ
ッドを構成した場合の模式図である。
【0003】同図においてドライバIC1〜20の各々
の仕様は同じであり、各ICとも記録素子としての64
個の発熱抵抗体R1〜64を駆動することができ、合計
1280個の発熱抵抗体への通電を制御する。このドラ
イバICの動作をドライバIC1にて説明すると、SR
1〜64は図示しないヘッド制御回路からシリアル転送
される印字データが、データ入力端子Dに入力され、端
子CLKに入力される転送用クロックに同期してシフト
動作を行うシフトレジスタである。L1〜64は転送さ
れた印字データを、端子LATCHに入力されるラッチ
信号により保持するためのラッチ回路、DR1〜64は
このラッチ回路に保持された印字データとSTROBE
端子に入力されるストローブ信号とのNANDをとり、
対応するDO端子に接続されている発熱抵抗体R1〜6
4への通電を行う通電制御回路である。
【0004】サーマルヘッドは発熱抵抗体へ電流を供給
することによってジュール熱により発熱し記録を行う。
よって、1個の発熱抵抗体Rに流れる電流をIdとする
と、全抵抗体へ同時に通電を行う一括駆動の場合128
0×Id分の電流が流れる。これは大出力の電源装置が
必要となり大型でコストも高くなる。よって、連続する
複数の発熱抵抗体を1つの群(ブロック)とし、ライン
型サーマルヘッドを複数の群(この実施例では20群)
で構成し、各群の通電を時分割で行う分割駆動がしばし
ば使われる。分割駆動は消費電流を一括駆動に比べて1
/分割数に低減することが出来る。しかしながら、分割
した各ブロックの境界にて筋状の濃度ムラが発生する欠
点がある。
【0005】このような欠点を解決すべく、特公昭62
−50011号公報に開示された先行技術では図10に
示すように隣接するブロックの通電時間に重なりを持た
せることによりブロック間の濃度ムラを低減している。
同図において、ストローブ信号STB1は発熱抵抗体R
1〜64を、ストローブ信号STB2は発熱抵抗体R6
5〜128の通電を許可する信号であり、隣接するブロ
ックでの通電開始時間はストローブ信号の1/2時間ず
れている。また、特開平3−292163号公報に開示
された先行技術では図11に示すようにブロック毎での
制御ではなく、発熱抵抗体個々に通電開始時間を遅らす
駆動方法も公知である。同図において、Dr1〜4とは
発熱抵抗体Rnの印字データであり、Dr1〜4とスト
ローブ信号のANDされた信号波形が発熱抵抗体R1〜
4へ流れる電流となる。濃度ムラの低減については、ブ
ロック間あるいは発熱抵抗体間での通電開始時間の遅れ
は短い程効果がある。
【0006】しかしながら、図11に示すような発熱抵
抗体個々に通電開始時間を異ならしめる駆動方法を図9
の既存のドライバICで実現するには制御の複雑化、印
字データの転送量の増加に伴い転送時間が長くなるよう
な問題点がある。
【0007】図9のサーマルヘッドにて前記駆動方法を
行う場合のタイミングチャートを図12に示す。この例
では各発熱抵抗体への通電を256段階の時間制御によ
り256階調/ドットを得る場合である。同図において
Ir1〜1280とは発熱抵抗体へ流れる電流波形で、
印字データとストローブ信号とをANDされたものであ
る。印字データ群D1は発熱抵抗体R1の第1階調目の
データのみを有効にする必要があるが、印字データを受
信する回路は図9に示すようにシフトレジスタにて構成
されている為、発熱抵抗体R2〜1280用のデータと
してダミーデータ0を印字データとして転送しなければ
ならない。同様に、印字データ群D2では発熱抵抗体R
1の第2階調目のデータと抵抗体R2の第1階調目のデ
ータと抵抗体R3〜1280用にダミーデータ0を印字
データとして転送する。
【0008】1ライン目の印字終了時のタイミングは、
印字データ群D1534にて抵抗体R1280の第25
5階調目のデータと抵抗体R1〜1279用のダミーデ
ータ0を転送する。この時点までに印字データ群は15
34回転送する必要があり、転送クロックを4MHzと
すると、1データ群転送に320μs(1/4MHz×
1280bit)要し、1534回では490msも要
し現実的でない。実際には印字データの信号本数を増し
て転送時間を短時間にて終了させる方法が採られるが、
この方法でも印字データの信号本数を20本としたとし
ても25ms程要してしまう。すなわち、既存のドライ
バICを用いて発熱抵抗体個々の通電開始時間を異なる
しめるには、ヘッド制御回路からサーマルヘッドへ転送
するデータ量が膨大となり、転送時間の長時間化した
り、ヘッド制御回路の複雑化を招くことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の従来
例で示したように、消費電力の低減をしつつ分割濃度ム
ラを低減する記録素子個々の通電開始時間を異ならしめ
る駆動方法を、従来のドライバICにて実現しようとし
た際に生じる問題点、すなわち、データ転送量増大に伴
う転送時間の長時間化やヘッド制御回路の複雑化を鑑み
てなされたもので、階調を有する画像データを直接取り
込み、記録素子個々の通電開始時間を異なるしめる機能
を有した駆動回路及びそれを組み込んだ記録ヘッドを提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
駆動回路は、複数の記録素子に対して記録動作の制御を
行う駆動回路であって、複数ビットで構成される階調を
有する画像データを前記複数の記録素子毎に取り込む複
数ビットの並列のシフトレジスタと、前記シフトレジス
タと各々接続され前記画像データを保持するラッチ回路
と、前記ラッチ回路に保持される画像データとの比較対
象となる比較データを取り込む複数ビットの並列のシフ
トレジスタと、前記ラッチ回路の各々に保持される画像
データと該比較データとを比較するコンパレータとを備
え、前記比較データは比較データ用転送クロックに同期
して前記コンパレータへの取り込みとシフト動作を行
い、前記コンパレータで比較し、その比較結果に基づき
各々の記録素子の駆動を制御することを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項2に係る記録ヘッド
は、前記駆動回路と、前記駆動回路単位毎にブロック化
された複数の記録素子群とを備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】このような構成を備えることによって、階調を
有する画像データを直接駆動回路(ドライバIC)に転
送する事が可能である為、データ転送量が極端に減少
し、転送時間を短縮でき、回路構成を簡素化できる。さ
らに、この画像データと比較する比較データを比較デー
タ転送用クロックに同期して転送することにより、記録
素子個々の通電開始時間をこのクロック周期分づつ異な
らしめることができ、消費電力を低減しつつ分割濃度ム
ラのない高精細な画像を得ることが可能である。
【0013】
【実施例】図1は本発明駆動回路の一実施例を搭載した
サーマルヘッド(記録ヘッド)のブロック図である。図
2、図3は図1に示された駆動回路(ドライバIC)の
基本的な動作を説明するタイミングチャートである。以
下、図1〜図3を参照して、本発明駆動回路の一実施例
の動作を説明する。
【0014】図1において、破線で示した枠内が1個の
ドライバICに相当する。SR1〜SR64は8ビット
並列の画像データ用シフトレジスタ、L1〜64は8ビ
ット並列の画像データラッチ回路、CD1〜64は8ビ
ット並列の画像比較データ用シフトレジスタ、C1〜6
4は8ビット並列の画像データと8ビット並列の画像比
較データとの大小関係を判断するコンパレータである。
R1〜64はドライバICのデータ出力端子DO1〜6
4と接続された発熱抵抗体である。
【0015】図2を参照して、動作シーケンスを説明す
ると、まず、比較データセット信号、及び、リセット信
号をドライバICのSETcd端子、及び、RESET端
子に与えることにより、このIC内のCD1〜64の各
出力は全ビットとも”H”と なり255(FFH)を
示し、SR1〜64、L1〜64の各出力は全ビットと
も ”L” となり0を示す。次に、画像データを転送す
る。画像データ入力用端子P.DATAinは前述したよ
うに8ビットのバスを有しており、1個の発熱抵抗体に
対し8ビットの画像データを与えることが可能で、結果
的に256階調/画素の画像が得られる。この画像デー
タは端子CLKpdに与える画像データ用クロックに同期
させて入力することにより、SR1からSR2、SR2
からSR3、のように8ビット並列の画像データがシフ
トし、合計64回のクロック入力により、最初(第1番
目)に転送した画像データがSR64に、最後(第64
番目)に転送した画像データがSR1に与えられる。画
像データの転送終了後に、ラッチ信号を加えることによ
り、このシフトレジスタSR1〜64に出力されている
画像データは、各々対応するラッチ回路L1〜64に保
持される。このラッチ動作完了後は、次ラインの画像デ
ータの転送を受け付けることが可能である。このラッチ
動作により、8ビット並列の画像データはラッチ回路L
1〜64より出力され、コンパレータC1〜64の入力
端子Qに与えられる。
【0016】次に、外部のヘッド制御回路より、比較デ
ータを端子C.DATAinへ、端子CLKcdへ与える比
較データ用クロックに同期させて転送を行う。この比較
データは入力済みの画像データと比較するためのデータ
であり、256階調/画素を表現しようとするならば、
この比較データは0から255まで1刻みでインクリメ
ントされながら入力される。この比較データは比較デー
タ用8ビット並列シフトレジスタにて受信しているの
で、比較データの流れは、前述の画像データ用シフトレ
ジスタと同様に、CD1からCD2、CD2からCD
3、のように比較データ用クロックに同期してシフト動
作される。比較データの最初(第1番目)のデータ”
0”を例にとると、比較データ用クロックの1パルス目
によってシフトレジスタCD1の出力が”0”となり、
比較データ用クロックの2パルス目によってシフトレジ
スタCD2の出力が”0”となるようなシフト動作を行
う。
【0017】前記比較データ用シフトレジスタCD1〜
64の出力は、前記コンパレータC1〜64の入力端子
Pに与えられる。このコンパレータのもう一方の入力端
子Qには、前述したように画像データが与えられてお
り、当該コンパレータによってQ>Pの場合に対応する
データアウト端子DOnがアクティブとなる。
【0018】このように、比較データを8ビット並列シ
フトレジスタによりシフト動作させることによって、任
意の時間においてラッチ回路L1〜64の各々に保持さ
れた画像データと比較する比較データは必ずしも等しく
ない。よって、図2のDO1〜64(DO4〜DO62
は省略されている)に示すように、アウトプットイネー
ブル端子OEからのイネーブル信号とにより隣接する発
熱抵抗体の通電開始タイミングは、比較データ用クロッ
クの周期に相当する時間だけずらすことが可能である。
【0019】図3は1ライン分の通電終了時のタイミン
グチャートである。発熱抵抗体R3への通電時間を決定
するDO3出力を例にとれば、画像データの階調を25
3(FDH)とすると、CD3出力が253(FDH)
に変化した時点、すなわち、比較データ用クロックの2
56パルス目(3+253)に同期してこのDO3出力
はノンアクティブとなる。DO64の場合は画像データ
が最高濃度に当たる255(FFH)が加えられた場合
で、比較データ用クロックの319パルス目(64+2
55)に同期してノンアクティブとなり、1ライン分の
画像データの印字が終了する。比較データ用クロックの
319パルスが出力された時点において、CD1〜64
の出力は全て255(FFH)となり、次ラインの印字
に先立ち比較データセット信号を端子SETcdに与える
必要は無い。
【0020】次に、このドライバICをA4サイズ、1
50dpiのラインサーマルヘッドに搭載した例を示
す。図4はこのサーマルヘッドの模式図である。A4サ
イズの印字を行うには印字幅が210mm以上必要であ
るので、このドライバICを20個搭載し1280do
tの発熱抵抗体R1〜1280(印字幅は約216.7
mm)の各々の通電を制御する。図4においてこのドラ
イバICのSETcd端子とRESET端子の両端子は
ICの初期動作に使用する端子であるため、サーマルヘ
ッド内で結線しRESET端子として外部接続用端子と
している。
【0021】ここで、このサーマルヘッドを利用したサ
ーマルプリンタの仕様について説明する。任意の発熱抵
抗体(群)への通電を隣接する発熱抵抗体(群)の通電
が終了しないうちに開始する駆動方法は、一括発熱に比
べて最大消費電力を低減しつつ、分割駆動のような分割
濃度ムラが発生しない利点があることは前述した。本実
施例では各発熱抵抗体の通電時間を10msとし、最大
消費電力を一括発熱の62.5%とした。すなわち、発
熱抵抗体R1にて最高濃度を得た(10msの通電)直
後に発熱抵抗体R801の通電が開始するように設定す
ることにより、ベタ印写(全ドット最高濃度)の場合の
最大消費電力の低減は(800/1280)×100=
62.5%となる。また、比較データ用クロックに同期
して各発熱抵抗体の通電開始が遅れることより、比較デ
ータ用クロックの周期は10ms/800=12.5μ
s(80KHz)となり、最高濃度を得るには800ク
ロック分通電することになる。
【0022】図4のサーマルヘッドの動作を説明する前
に、昇華型プリンタにおける通電時間と印写濃度の関係
について言及する。図5は昇華型プリンタの通電時間と
印写濃度の関係を示したグラフである。同図から解るよ
うに通電時間と印写濃度の関係はリニアでなく、低濃度
及び高濃度域では傾きが鈍く、中濃度域では急峻であ
る。すなわち、印写出力においてリニアな階調性を得る
には階調毎に対応した通電時間を与える必要がある。よ
って、本実施例では図6に示すような階調数と通電パル
ス数のテーブルに従って制御を行う。1階調目の濃度を
印写するには画像比較データ用クロックの84クロック
分、2階調目は110クロック分、・・・のような通電
時間を与えることによりリニアな階調性が得られる。但
し、図5の通電時間と印写濃度のカーブはプリンタ機内
温度やサーマルヘッド基板の蓄熱状態、発熱抵抗体に供
給する電力やインクシート等の記録媒体によって変化す
ることは言うまでもない。
【0023】図7と図8は、図4に示された実施例の動
作を説明するタイミングチャートである。両図とも発熱
抵抗体R1,R2での階調が1レベル、発熱抵抗体R1
279が254レベル、発熱抵抗体R1280が最高濃
度に当たる255レベルの画像データを与えた場合の動
作であり、発熱抵抗体Rnに流れる電流波形をIrnで
示している。また、CDn出力(1≦n≦1280)の
信号波形はサーマルヘッドの発熱抵抗体Rnに対応する
ドライバIC内の比較データ用シフトレジスタの出力値
である。
【0024】図7において、第1ライン目の画像データ
の転送、並びに、発熱抵抗体への通電開始タイミングに
ついて説明する。第1ライン目の転送に先立ちリセット
信号を与える。この信号により、ドライバIC1〜20
内のシフトレジスタCD1〜1280の出力はセットさ
れ255(FFH)、シフトレジスタSR1〜128
0、及び、ラッチ回路L1〜1280の出力はリセット
され0となる。この信号は本サーマルヘッドの電源投入
時に一度与えれば良い。
【0025】次に、画像データを画像データ用クロック
信号に同期させて転送する。画像データは8ビットの階
調データを並列にて転送する為、本実施例では1280
ドット分、すなわち、1280バイトのデータを転送す
れば良く、転送クロックを4MHzとすると320μs
にて1ライン分の画像データの転送が終了する。画像デ
ータの転送終了後にラッチ信号を与えることにより、画
像データはラッチ回路L1〜1280に保持される。
【0026】次に、比較データを0とし比較データ用ク
ロック信号の第1パルスを与えることにより、CD1の
出力は255から0へと変化し、コンパレータC1はC
D1の出力0と、発熱抵抗体R1用の画像データを保持
しているラッチ回路L1との値を比較する。今、発熱抵
抗体R1用の画像データが階調1であるとすると、比較
結果は画像データの方が大きい為、発熱抵抗体R1への
通電を開始する。続いて、比較データ用クロックの第2
パルス目を与えることにより、CD2の出力が0とな
り、発熱抵抗体R2の通電が開始する。同様にして、各
発熱抵抗体への通電が比較データ用クロックの入力とと
もに1パルスづつ遅れて開始され、発熱抵抗体R127
9の通電が開始するのはこのクロックの1279パルス
目、発熱抵抗体R1280の通電開始はこのクロックの
1280パルス目となる。
【0027】また、比較データは図6の階調数と通電パ
ルス数との関係に示したように、第1階調目の濃度を得
るのに84クロック周期分の時間が必要である為、比較
データ用クロックが84パルス入力されるまでは0を転
送し続け、85パルス目以前に1へインクリメントす
る。これによって、このクロックの85パルス目によ
り、CD1の出力は0から1へ変化し、画像データと等
しくなり、コンパレータC1の出力は”L”となり、発
熱抵抗体R1への通電を停止する。このように、コンパ
レータC1の出力は画像データの値と等しくなるまでの
期間”H”を継続的に出力する。
【0028】図8は第1ライン目の印字終了時のタイミ
ングを示したもので、発熱抵抗体R1279の通電終了
は画像データが254(FEH)であるとすると、比較
データ用クロックの2072パルス目(1279(転送
による通電開始に必要なパルス数)+793(図6の階
調254に対応するパルス数))となる。また、発熱抵
抗体R1280の通電終了は画像データが最大階調25
5(FFH)まで通電可能とすべく、このクロックの2
080パルス目(1280+800)となる。
【0029】なお、本発明の駆動回路は、前記実施例で
は記録素子として発熱抵抗体を用いたが、これに限定さ
れず、階調のある画像データを通電時間の制御により記
録することのできる記録素子に適用可能である。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、画素当り複数ビットで
構成される階調のある画像データを保持し、外部より転
送される画像比較データをシフト動作させる機能を有し
ている為、画像データの転送時間を短く、記録素子を制
御する回路の負担を低減することが可能で、さらに、駆
動回路に接続される複数の記録素子の通電開始時間を個
々に遅らすことが出来ることによって、最大消費電力を
低減しつつ、分割濃度ムラのない画像を得ることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動回路の一実施例を搭載したサーマ
ルヘッドのブロック図である。
【図2】図1の駆動回路の1ライン分の通電開始時にお
ける動作を示すタイミングチャートである。
【図3】図1の駆動回路の1ライン分の通電終了時にお
ける動作を示すタイミングチャートである。
【図4】図1の駆動回路を本発明の記録ヘッドの一例で
あるサーマルヘッドへ搭載した際の模式図である。
【図5】昇華型プリンタにおける通電時間と印写濃度の
関係を示すグラフである。
【図6】昇華型プリンタにおける階調数と通電パルス数
との関係を示す表図である。
【図7】図4のサーマルヘッドの1ライン分の通電開始
時における動作を示すタイミングチャートである。
【図8】図4のサーマルヘッドの1ライン分の通電終了
時における動作を示すタイミングチャートである。
【図9】従来の駆動回路(ドライバIC)を搭載したサ
ーマルヘッドの模式図である。
【図10】従来のサーマルヘッド駆動方法を説明するた
めのタイミングチャートである。
【図11】同じく従来のサーマルヘッド駆動方法を説明
するためのタイミングチャートである。
【図12】従来の駆動回路(ドライバIC)を使用して
発熱抵抗体個々の通電開始時間を異ならしめる場合のタ
イミングチャートである。
【符号の説明】
C1〜64:コンパレータ CD1〜64:画像比較データ用シフトレジスタ L1〜64:画像データラッチ回路 R1〜1280:発熱抵抗体 SR1〜64:画像データ用シフトレジスタ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】図1において、破線で示した枠内が1個の
ドライバICに相当する。SR1〜SR64は8ビット
並列の画像データ用シフトレジスタ、L1〜64は8ビ
ット並列の画像データラッチ回路、CD1〜64は8ビ
ット並列の画像比較データ用シフトレジスタ、C1〜6
4は8ビット並列の画像データと8ビット並列の画像比
較データとの大小関係を判断するコンパレータである。
R1〜64はドライバICのデータ出力端子反転DO1
〜64と接続された発熱抵抗体である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】前記比較データ用シフトレジスタCD1〜
64の出力は、前記コンパレータC1〜64の入力端子
Pに与えられる。このコンパレータのもう一方の入力端
子Qには、前述したように画像データが与えられてお
り、当該コンパレータによってQ>Pの場合に対応する
データアウト端子反転DOnがアクティブとなる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】このように、比較データを8ビット並列シ
フトレジスタによりシフト動作させることによって、任
意の時間においてラッチ回路L1〜64の各々に保持さ
れた画像データと比較する比較データは必ずしも等しく
ない。よって、図2の反転DO1〜64(反転DO4〜
反転DO62は省略されている)に示すように、アウト
プットイネーブル端子OEからのイネーブル信号とによ
り隣接する発熱抵抗体の通電開始タイミングは、比較デ
ータ用クロックの周期に相当する時間だけずらすことが
可能である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】図3は1ライン分の通電終了時のタイミン
グチャートである。発熱抵抗体R3への通電時間を決定
する反転DO3出力を例にとれば、画像データの階調を
253(FDH)とすると、CD3出力が253(FD
H)に変化した時点、すなわち、比較データ用クロック
の256パルス目(3+253)に同期してこの反転D
O3出力はノンアクティブとなる。反転DO64の場合
は画像データが最高濃度に当たる255(FFH)が加
えられた場合で、比較データ用クロックの319パルス
目(64+255)に同期してノンアクティブとなり、
1ライン分の画像データの印字が終了する。比較データ
用クロックの319パルスが出力された時点において、
CD1〜64の出力は全て255(FFH)となり、次
ラインの印字に先立ち比較データセット信号を端子SE
Tcdに与える必要は無い。
フロントページの続き (72)発明者 馬▲渕▼ 宏司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録素子に対して記録動作の制御
    を行う駆動回路であって、 複数ビットで構成される階調を有する画像データを前記
    複数の記録素子毎に取り込む複数ビットの並列のシフト
    レジスタと、 前記シフトレジスタと各々接続され前記画像データを保
    持するラッチ回路と、 前記ラッチ回路に保持される画像データとの比較対象と
    なる比較データを取り込む複数ビットの並列のシフトレ
    ジスタと、 前記ラッチ回路の各々に保持される画像データと該比較
    データとを比較するコンパレータとを備え、 前記比較データは比較データ用転送クロックに同期して
    前記コンパレータへの取り込みとシフト動作を行い、前
    記コンパレータで比較し、その比較結果に基づき各々の
    記録素子の駆動を制御することを特徴とする記録素子の
    駆動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の駆動回路と、 前記駆動回路単位毎にブロック化された複数の記録素子
    群とを備える記録ヘッド。
JP18579794A 1994-08-08 1994-08-08 記録素子の駆動回路及び記録ヘッド Pending JPH0851539A (ja)

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