JPH0858132A - 記録素子の駆動回路及び記録ヘッド - Google Patents

記録素子の駆動回路及び記録ヘッド

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JPH0858132A
JPH0858132A JP6202396A JP20239694A JPH0858132A JP H0858132 A JPH0858132 A JP H0858132A JP 6202396 A JP6202396 A JP 6202396A JP 20239694 A JP20239694 A JP 20239694A JP H0858132 A JPH0858132 A JP H0858132A
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JP
Japan
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image data
latch
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data
terminal
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JP6202396A
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Satoshi Kuwabara
聡史 桑原
Etsuji Shimizu
悦司 清水
Seiji Hibino
清司 日比野
Koji Mabuchi
宏司 馬▲渕▼
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 階調を有する画像データを直接取り込み、記
録素子個々の通電開始時間を異なるしめる機能を有した
駆動回路及びそれを組み込んだ記録ヘッド。 【構成】 複数ビットで構成される階調を有する画像デ
ータを取り込む複数ビットの並列のシフトレジスタと、
シフトレジスタの後段に画像データを保持する第1のラ
ッチ回路と、ラッチ回路の後段にもう一段のラッチ回路
の後段にもう一段の第2のラッチ回路と、第2のラッチ
回路に対してラッチ動作を指示する1ビットのシフトレ
ジスタと、第2のラッチ回路に保持される画像データと
の比較対象となる比較データを取り込む複数ビットの並
列のシフトレジスタと、第2のラッチ回路の各々に保持
される画像データと比較データとを比較するコンパレー
タとを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、サーマルヘッド等の複
数の記録素子に対してその記録動作の制御を行う記録素
子の駆動回路及び記録ヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】図6は半導体集積回路により構成された
従来の駆動回路(以下、単にドライバICと称する。)
にて、150dpi、A4サイズのライン型サーマルヘ
ッドを構成した場合の模式図である。
【0003】同図においてドライバIC1〜20の各々
の仕様は同じであり、各ICとも記録素子としての64
個の発熱抵抗体R1〜64を駆動することができ、合計
1280個の発熱抵抗体への通電を制御する。このドラ
イバICの動作をドライバIC1にて説明すると、SR
1〜64は図示しないヘッド制御回路からシリアル転送
される画像データが、データ入力端子Dに入力され、端
子CLKに入力される転送用クロックに同期してシフト
動作を行うシフトレジスタである。L1〜64は転送さ
れた画像データを、端子LATCHに入力されるラッチ
信号により保持するためのラッチ回路、DR1〜64は
このラッチ回路に保持された画像データとSTROBE
端子に入力されるストローブ信号とのNANDをとり、
対応する反転DO端子に接続されている発熱抵抗体R1
〜64への通電を行う通電制御回路である。
【0004】サーマルヘッドは発熱抵抗体へ電流を供給
することによってジュール熱により発熱し記録を行う。
よって、1個の発熱抵抗体Rに流れる電流をIdとする
と、全抵抗体へ同時に通電を行う一括駆動の場合128
0×Id分の電流が流れる。これは大出力の電源装置が
必要となり大型でコストも高くなる。よって、連続する
複数の発熱抵抗体を1つの群(ブロック)とし、ライン
型サーマルヘッドを複数の群(この実施例では20群)
で構成し、各群の通電を時分割で行う分割駆動がしばし
ば使われる。分割駆動は消費電流を一括駆動に比べて1
/分割数に低減することが出来る。しかしながら、分割
した各ブロックの境界にて筋状の濃度ムラが発生する欠
点がある。
【0005】このような欠点を解決すべく、特公昭62
−50011号公報に開示された先行技術では図7に示
すように隣接するブロックの通電時間に重なりを持たせ
ることによりブロック間の濃度ムラを低減している。同
図において、ストローブ信号STB1は発熱抵抗体R1
〜64を、ストローブ信号STB2は発熱抵抗体R65
〜128の通電を許可する信号であり、隣接するブロッ
クでの通電開始時間はストローブ信号の1/2時間ずれ
ている。また、特開平3−292163号公報に開示さ
れた先行技術では図8に示すようにブロック毎での制御
ではなく、発熱抵抗体個々に通電開始時間を遅らす駆動
方法も公知である。同図において、Dr1〜4とは発熱
抵抗体Rnの画像データであり、Dr1〜4とストロー
ブ信号のANDされた信号波形が発熱抵抗体R1〜4へ
流れる電流となる。濃度ムラの低減については、ブロッ
ク間あるいは発熱抵抗体間での通電開始時間の遅れは短
い程効果がある。
【0006】しかしながら、図8に示すような発熱抵抗
体個々に通電開始時間を異ならしめる駆動方法を図6の
既存のドライバICで実現するには制御の複雑化、画像
データの転送量の増加に伴い転送時間が長くなるような
問題点がある。
【0007】図6のサーマルヘッドにて前記駆動方法を
行う場合のタイミングチャートを図9に示す。この例で
は各発熱抵抗体への通電を256段階の時間制御により
256階調/ドットを得る場合である。同図においてI
r1〜1280とは発熱抵抗体へ流れる電流波形で、画
像データとストローブ信号とをANDされたものであ
る。画像データ群D1は発熱抵抗体R1の第1階調目の
データのみを有効にする必要があるが、画像データを受
信する回路は図9に示すようにシフトレジスタにて構成
されている為、発熱抵抗体R2〜1280用のデータと
してダミーデータ0を画像データとして転送しなければ
ならない。同様に、画像データ群D2では発熱抵抗体R
1の第2階調目のデータと抵抗体R2の第1階調目のデ
ータと抵抗体R3〜1280用にダミーデータ0を画像
データとして転送する。
【0008】1ライン目の印字終了時のタイミングは、
画像データ群D1534にて抵抗体R1280の第25
5階調目のデータと抵抗体R1〜1279用のダミーデ
ータ0を転送する。この時点までに画像データ群は15
34回転送する必要があり、転送クロックを4MHzと
すると、1データ群転送に320μs(1/4MHz×
1280bit)要し、1534回では490msも要
し現実的でない。実際には画像データの信号本数を増し
て転送時間を短時間にて終了させる方法が採られるが、
この方法でも画像データの信号本数を20本としたとし
ても25ms程要してしまう。すなわち、既存のドライ
バICを用いて発熱抵抗体個々の通電開始時間を異なる
しめるには、ヘッド制御回路からサーマルヘッドへ転送
するデータ量が膨大となり、転送時間の長時間化、及
び、ヘッド制御回路の複雑化を招くことになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前述の従来
例で示したように、消費電力の低減をしつつ分割濃度ム
ラを低減する記録素子個々の通電開始時間を異ならしめ
る駆動方法を、従来のドライバICにて実現しようとし
た際に生じる問題点、すなわち、データ転送量増大に伴
う転送時間の長時間化やヘッド制御回路の複雑化を鑑み
てなされたもので、階調を有する画像データを直接取り
込み、記録素子個々の通電開始時間を異なるしめる機能
を有した駆動回路及びそれを組み込んだ記録ヘッドを提
供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
駆動回路は、複数の記録素子に対して記録動作の制御を
行う駆動回路であって、複数ビットで構成される階調を
有する画像データを取り込む複数ビットの並列のシフト
レジスタと、該シフトレジスタの後段に該画像データを
保持する第1のラッチ回路と、該ラッチ回路の後段にも
う一段の該ラッチ回路の後段にもう一段の第2のラッチ
回路と、該第2のラッチ回路に対してラッチ動作を指示
する1ビットのシフトレジスタと、前記第2のラッチ回
路に保持される画像データとの比較対象となる比較デー
タを取り込む複数ビットの並列のシフトレジスタと、前
記第2のラッチ回路の各々に保持される画像データと該
比較データとを比較するコンパレータとを備え、前記比
較データの前記コンパレータへの取り込みとシフト動
作、及び第2のラッチ回路へのラッチ指示を比較データ
用転送クロックに同期して実行して、前記コンパレータ
で比較し、その比較結果に基づき各々の記録素子の駆動
を制御することを特徴とする。
【0011】また、本発明の請求項2に係る記録ヘッド
は、前記駆動回路と、前記駆動回路単位毎にブロック化
された複数の記録素子群とを備えることを特徴とする。
【0012】
【作用】このような構成を備えることによって、階調を
有する画像データを直接駆動回路(ドライバIC)に転
送する事が可能である為、データ転送量が極端に減少
し、転送時間を短縮でき、回路構成を簡素化できる。さ
らに、この画像データと比較する比較データを比較デー
タ転送用クロックに同期して転送することにより、記録
素子個々の通電開始時間をこのクロック周期分づつ異な
らしめることができ、消費電力を低減しつつ分割濃度ム
ラのない高精細な画像を得ることが可能である。
【0013】
【実施例】図1は本発明駆動回路の一実施例を搭載した
サーマルヘッド(記録ヘッド)のブロック図である。
【0014】図1において、破線で示した枠内が1個の
ドライバICに相当する。SR1〜SR64は8ビット
並列の画像データ用シフトレジスタ、L1A〜L64A
及びL1B〜L64Bは8ビット並列の第1・第2の画
像データラッチ回路、SL1〜SL64は該第2の画像
データラッチ回路L1B〜L64Bに対してラッチ指示
を与えるための1ビットのシフトレジスタ、CD1〜C
D64は8ビット並列の画像比較データ用シフトレジス
タ、C1〜C64は8ビット並列の画像データと8ビッ
ト並列の画像比較データとの大小関係を判断するコンパ
レータ、G1〜G64はゲート回路である。R1〜R6
4はドライバICのデータ出力端子反転DO1〜反転D
O64と接続された発熱抵抗体である。
【0015】RESET端子は画像データ用シフトレジ
スタSR1〜SR64、第1の画像データラッチ回路L
1A〜L64A、第2の画像データラッチ回路L1B〜
L64B及びシフトレジスタSL1〜SL64の出力Q
を”L”とする為の信号を入力するリセット端子、SE
Tcd端子は画像比較データ用シフトレジスタCD1〜C
D64の出力を”H”とする為の信号を入力するセット
端子、P.DATAin端子は階調を有する8ビット画像
データを並列に入力する画像入力データ端子で、前記画
像データはCLKpd端子に入力される画像データ用クロ
ックに同期して各画像データ用シフトレジスタSR1〜
SR64に入力される。
【0016】LATCH A端子は画像データ用シフト
レジスタSR1〜SR64に転送された画像データを第
1の画像データラッチ回路L1A〜L64Aにてラッチ
する指示を与える端子、C.DATAin端子は画像デー
タと大小関係を比較する比較対象となる比較データを入
力する比較データ入力端子で、前記比較データはCLK
cd端子に入力される比較データ用クロックに同期して画
像比較データ用シフトレジスタCD1〜CD64に入力
される。
【0017】LATCH Bin端子は第1の画像データ
ラッチ回路L1A〜L64Aに保持されている画像デー
タを第2の画像データラッチ回路L1B〜L64Bへラ
ッチする為の信号入力端子で、シフトレジスタSL1〜
SL64の入力端子Dと接続されている。シフトレジス
タSL1〜SL64のCLK端子は前記CLKcd端子と
接続されていることより、該シフトレジスタSL1〜S
L64は比較データ用クロックに同期して動作する。
C.DATAout端子、LATCH Bout端子及びP.
DATAout端子はそれぞれ最後尾の画像比較データ用
シフトレジスタCD64、シフトレジスタSL64、画
像データ用シフトレジスタSR64の出力端子Qと接続
されている。OE端子はゲート回路G1〜G64の一方
にイネーブル信号を与えるアウトイネーブル端子であ
る。
【0018】図2は、前記64ビットドライバICを2
0個使用(ドライバIC3〜19は図示されていない)
し、解像度150dpi、印字幅216.7mmのライ
ン型サーマルヘッドを構成した模式図である。同図にお
いて、前記ドライバICのSETcd端子とRESET
端子の両端子はICの初期動作に使用する端子であるた
め、サーマルヘッド内で結線しRESET端子として外
部接続用端子としている。また、ドライバIC1のC.
DATAout端子、LATCH Bout端子、P.DAT
Aout端子は、ドライバIC2のC.DATAin端子、
LATCH Bin端子、P.DAT Ain端子とそれぞ
れ結線し、ドライバIC2からドライバIC20に対し
ても同様に結線している。ドライバIC20の前記out
端子については、LATCH Bout端子のみを外部接
続用端子として設けている。
【0019】ここで、斯るサーマルヘッドを利用して昇
華型プリンタを構成する場合の仕様について説明する。
任意の発熱抵抗体への通電を隣接する発熱抵抗体の通電
が終了しないうちに開始する駆動方法は、一括発熱に比
べて最大消費電力を低減しつつ、分割駆動のような分割
ムラが発生しない利点があることは前述した。本実施例
では各発熱抵抗体の最大の通電時間を10msとし、最
大消費電力を一括発熱の62.5%とした。すなわち、
発熱抵抗体R1にて最高濃度を得た(10msの通電)
直後に発熱抵抗体R801の通電が開始するように設定
することにより、ベタ印写(全ドット最高濃度)の場合
の最大消費電力の低減は(800/1280)×100
=62.5%となる。また、後述するように、各発熱抵
抗体の通電開始時間の遅れは比較データ用クロックに同
期することにより、該比較データ用クロックの周期は1
0ms/800=12.5μs(80KHz)となり、
最高濃度を得るには800クロック分通電することにな
る。
【0020】図2のサーマルヘッドの動作を説明する前
に、昇華型プリンタにおける通電時間と印写濃度の関係
について言及する。昇華型プリンタの通電時間と印写濃
度の関係は、一般に、リニアでなく、低濃度及び高濃度
域では傾きが鈍く、中濃度域では急峻である。すなわ
ち、印写出力においてリニアな階調性を得るには階調毎
に対応した通電時間を与える必要がある。よって、本実
施例では図5に示すような階調数と通電パルス数のテー
ブルに従って制御を行う。すなわち、1階調目の濃度を
印写するには画像比較データ用クロックの84クロック
分、2階調目は110クロック分、・・・のような通電
時間を与えることによりリニアな階調性が得られる。但
し、図5の階調と通電パルス数の関係はプリンタ庫内温
度やサーマルヘッド基板の蓄熱状態、発熱抵抗体に供給
する電力やインクシート等の記録媒体によって変化する
ことは言うまでもない。
【0021】図3〜図4は本実施例の動作を説明するタ
イミングチャートである。これらの図において、CDn
_端子名、LnB_端子名とは発熱抵抗体Rn(1≦n
≦1280)に対応する画像比較データ用シフトレジス
タ素子CDn、第2の画像データラッチ回路LnBの端
子名で表される端子の信号波形を示し、Irnとは発熱
抵抗体Rnに流れる電流波形を示している。また、第1
ライン目の画像データは発熱抵抗体R1、R2での階調
が1レベル、発熱抵抗体R1279、R1280での階
調は最高濃度に当たる255レベルとし、第2ライン目
の画像データは発熱抵抗体R1、R2、R1279,R
1280とも10レベルの階調としている。
【0022】まず、第1ライン目の画像データの転送に
先立ちリセット信号をサーマルヘッドのRESET端子
に与えることにより、画像比較データ用シフトレジスタ
CD1〜CD1280の出力Qは全ビットとも”H”と
なり255(FFH)を示し、画像データ用シフトレジ
スタSR1〜SR1280、第1の画像データラッチ回
路L1A〜L1280A、第2の画像データラッチ回路
L1B〜L1280B、シフトレジスタSL1〜SL1
280の出力Qは全ビットとも”L”となり0を示す。
この信号は本サーマルヘッドの電源投入時に一度与えれ
ば良い。
【0023】次に、画像データを転送する。画像データ
入力用端子P.DATAinは前述したように8ビットの
バスを成しており、1個の発熱抵抗体に対し8ビットの
画像データを与えることが可能で、結果的に256階調
/画素の画像が得られる。この画像データは端子CLK
pdに与える画像データ用クロックに同期させて入力する
ことにより、画像データ用シフトレジスタSR1からS
R2、SR2からSR3、のように8ビット並列の画像
データがシフトし、合計1280回のクロック入力によ
り、最初(第1番目)に転送した画像データが画像デー
タ用シフトレジスタSR1280に、最後(第1280
番目)に転送した画像データが画像データ用シフトレジ
スタSR1に与えられる。1ライン分の画像データ転送
量は1280バイトで、同転送時間は前記クロックを4
MHzとすると320μsにて終了する。画像データの
転送終了後に、ラッチ信号Aを加えることにより、前記
シフトレジスタ画像データ用シフトレジスタSR1〜画
像データ用シフトレジスタSR1280に出力されてい
る画像データは、ラッチ回路第1の画像データラッチ回
路L1A〜L1280Aに保持される。このラッチ動作
完了後は、次ラインの画像データを画像データ用シフト
レジスタSR1〜画像データ用シフトレジスタSR12
80へ転送することが可能である。
【0024】次に、外部のヘッド制御回路より、比較デ
ータを端子C.DATAへ、端子CLKcdへ与える比較
データ用クロックに同期させて転送を行う。この比較デ
ータは入力済みの画像データと比較するためのデータで
あり、256階調/画素を表現しようとするならば、当
該比較データは0から255まで1刻みでインクリメン
トさせていく。この比較データは比較データ用8ビット
並列シフトレジスタにて受信しているので、比較データ
の流れは、前述の画像データ用シフトレジスタと同様
に、画像比較データ用シフトレジスタCD1からCD
2、CD2からCD3、のように比較データ用クロック
に同期してシフト動作を行う。
【0025】本動作を詳細に述べると、比較データを”
0”とし、比較データ用クロックの第1パルス目を与え
ることによって画像比較データ用シフトレジスタのCD
1_Qは”255”から”0”となり、比較データ用ク
ロックの第2パルス目によって画像比較データ用シフト
レジスタCD2_Qが”255”から”0”となるよう
なシフト動作を行う。よって、CD1279_QとCD
1280_Qが”255”から”0”に変化するのは、
それぞれ比較データ用クロックの第1279パルス目、
第1280パルス目となる。前記画像比較データ用シフ
トレジスタCD1〜64の出力Qは、コンパレータコン
パレータC1〜C1280の入力端子Pに与えられる。
【0026】次に、ラッチ信号Bについて説明すると、
図3に示すような第1ライン目の比較データ用クロック
の第1パルス時のみ”H”となるラッチ信号Bを、外部
ヘッド制御回路よりサーマルヘッドのLATCH Bin
端子に与えることにより、シフトレジスタSL1〜SL
1280の出力Qとそれぞれ接続されているラッチ回路
第2の画像データラッチ回路L1B〜L1280BのC
LK端子の信号は、同図に示すように比較データ用クロ
ックに同期してシフト動作を行う。すなわち、第2の画
像データラッチ回路L1B_CLKはこのクロックの第
1パルス目で、L2B_CLKはこのクロックの第2パ
ルス目で出力される。以後L1280CLKまでこのよ
うにして順次出力される。
【0027】前記第2の画像データラッチ回路L1B〜
L1280BのCLK信号はラッチ信号Aによって第1
の画像データラッチ回路L1A〜L1280Aに保持し
ている画像データを、第2の画像データラッチ回路L1
B〜L1280Bに保持させる信号である。第1ライン
目の終了時の動作を説明すると、比較データ用クロック
の第1280パルス目によってL1280Aの画像デー
タをL1280Bにて保持する。
【0028】本動作により、第1ライン目の画像データ
は全て第2の画像データラッチ回路L1B〜L1280
Bにて保持を完了したこととなり、画像データ用シフト
レジスタSR1〜画像データ用シフトレジスタSR12
80に転送済みの第2ライン目の画像データを、ラッチ
信号Aにより第1の画像データラッチ回路L1A〜L1
280Aに保持する。さらに、比較データはこの128
0パルス目のクロック後、”0”に変化させ、第1ライ
ン目と同様に”0”から”255”へのインクリメント
させていく。また、L1280Bのクロックはサーマル
ヘッドのLATCH Bout端子より出力されており、
本信号をLATCH Bin端子に与えることにより、第
2ライン目の比較データ用クロックの第1パルス目に同
期して、第2の画像データラッチ回路L1B_CLKを
アクティブとすることが可能である。
【0029】図4は発熱抵抗体への通電動作を説明する
タイミングチャートで、時間帯は図3と同様で第1ライ
ン目、及び、第2ライン目の始めの部分である。同図に
おいてL1B_Q〜L1280B_Qは、図3のL1B
_CLK〜L1280B_CLKによってラッチされた
画像データを表す。前記第2の画像データラッチ回路L
1B〜L1280Bの出力QはコンパレータC1〜C1
280の入力端子Qに接続されている。このコンパレー
タのもう一方の入力端子Qには、前述したように画像比
較データ用シフトレジスタCD1〜CD1280の出力
端子Qからの画像比較データが与えられており、当該コ
ンパレータはQ>Pの場合、すなわち、画像データが比
較データより大きい場合に出力端子Oが”H”となる。
この出力端子Oが”H”であり、且つ、ドライバICの
アウトプットイネーブル端子OEにも”H”が与えられ
ている時、対応する通電制御回路DRnがON状態とな
り、発熱抵抗体への通電が行われる。
【0030】発熱抵抗体R1を例にとれば、第1ライン
目の比較データ用クロックの第1パルス目により、比較
データはCD1の出力Qより”0”が、画像データは第
2の画像データラッチ回路L1Bの出力Qより”1”が
与えられ、画像データが比較データより大きいため、I
r1に示すように通電が開始する。また、比較データ用
クロックの第85パルス目により、比較データは”1”
となり、画像データと等しくなり発熱抵抗体R1への通
電が終了する。第2ライン目も同様に、比較データ用ク
ロックの第1パルス目により、比較データに”0”が、
画像データに”10”が与えられ、発熱抵抗体R1への
通電が開始される。
【0031】以上、説明したように本ドライバICを使
うことによって、ライン型サーマルヘッド上の並列に設
けられた複数の発熱抵抗体への通電開始時間を、端に位
置する抵抗体からもう一方の端に位置する抵抗体へと抵
抗体個々に通電開始時間を遅らすことが可能である。
【0032】なお、本発明の駆動回路は、前記実施例で
は記録素子として発熱抵抗体を用いたが、これに限定さ
れず、階調のある画像データを通電時間の制御により記
録することのできる記録素子に適用可能である。
【0033】
【発明の効果】本発明によれば、画素当り複数ビットで
構成される階調のある画像データを保持し、外部より転
送される画像比較データをシフト動作させる機能を有し
ている為、画像データの転送時間を短く、記録素子を制
御する回路の負担を低減することが可能で、さらに、駆
動回路に接続される複数の記録素子の通電開始時間を個
々に遅らすことが出来ることによって、最大消費電力を
低減しつつ、分割濃度ムラのない画像を得ることが可能
となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の駆動回路の一実施例を搭載したサーマ
ルヘッドのブロック図である。
【図2】図1の駆動回路を本発明の記録ヘッドの一例で
あるサーマルヘッドへ搭載した際の模式図である。
【図3】図1の駆動回路の1ライン分の通電開始時にお
ける動作を示すタイミングチャートである。
【図4】図1の駆動回路の1ライン分の通電終了時にお
ける動作を示すタイミングチャートである。
【図5】昇華型プリンタにおける階調数と通電パルス数
との関係を示す表図である。
【図6】従来の駆動回路(ドライバIC)を搭載したサ
ーマルヘッドの模式図である。
【図7】従来のサーマルヘッド駆動方法を説明するため
のタイミングチャートである。
【図8】同じく従来のサーマルヘッド駆動方法を説明す
るためのタイミングチャートである。
【図9】従来の駆動回路(ドライバIC)を使用して発
熱抵抗体個々の通電開始時間を異ならしめる場合のタイ
ミングチャートである。
【符号の説明】
C1〜64:コンパレータ CD1〜64:画像比較データ用シフトレジスタ L1A〜64A:第1の画像データラッチ回路 L1B〜64B:第2の画像データラッチ回路 R1〜1280:発熱抵抗体 SL1〜64:1ビットのシフトレジスタ SR1〜64:画像データ用シフトレジスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 馬▲渕▼ 宏司 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の記録素子に対して記録動作の制御
    を行う駆動回路であって、複数ビットで構成される階調
    を有する画像データを取り込む複数ビットの並列のシフ
    トレジスタと、該シフトレジスタの後段に該画像データ
    を保持する第1のラッチ回路と、該ラッチ回路の後段に
    もう一段の第2のラッチ回路と、該第2のラッチ回路に
    対してラッチ動作を指示する1ビットのシフトレジスタ
    と、 前記第2のラッチ回路に保持される画像データとの比較
    対象となる比較データを取り込む複数ビットの並列のシ
    フトレジスタと、 前記第2のラッチ回路の各々に保持される画像データと
    該比較データとを比較するコンパレータとを備え、 前記比較データの前記コンパレータへの取り込みとシフ
    ト動作、及び第2のラッチ回路へのラッチ指示を比較デ
    ータ用転送クロックに同期して実行して、前記コンパレ
    ータで比較し、その比較結果に基づき各々の記録素子の
    駆動を制御することを特徴とする記録素子の駆動回路。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の駆動回路と、 前記駆動回路単位毎にブロック化された複数の記録素子
    群とを備える記録ヘッド。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2024241134A1 (ja) * 2023-05-19 2024-11-28 株式会社半導体エネルギー研究所 駆動回路、表示装置及び電子機器

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WO2024241134A1 (ja) * 2023-05-19 2024-11-28 株式会社半導体エネルギー研究所 駆動回路、表示装置及び電子機器

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