JPH0853007A - 車両のロール剛性制御装置及び同装置に用いるのに適した車両用絶対操舵角検出装置 - Google Patents
車両のロール剛性制御装置及び同装置に用いるのに適した車両用絶対操舵角検出装置Info
- Publication number
- JPH0853007A JPH0853007A JP18850394A JP18850394A JPH0853007A JP H0853007 A JPH0853007 A JP H0853007A JP 18850394 A JP18850394 A JP 18850394A JP 18850394 A JP18850394 A JP 18850394A JP H0853007 A JPH0853007 A JP H0853007A
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- steering
- vehicle
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- Steering Control In Accordance With Driving Conditions (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンドル操作時に車両のロール剛性を高める
ロール剛性制御装置において、直進中にハンドルが回動
された場合でも車両の乗り心地を良好に保ち、かつ旋回
中にハンドルが回動された場合でも車両の操安性を良好
に保つ。 【構成】 マイクロコンピュータ24は操舵角センサ2
1からの検出信号に基づいてハンドルの操舵速度を計算
して、同操舵速度が大きくなるとショックアブソーバ1
0A〜10Dをハード状態に切り換える。また、同コン
ピュータ24はハンドルの中立状態からの回転角を絶対
操舵角として検出して、同絶対操舵角が大きくなるした
がって前記減衰力制御の感度を高める。これにより、車
両の直進時にはハンドルの操作に対する減衰力の制御の
応答性が遅くなるとともに、車両の旋回時にはハンドル
の操作に対する減衰力の制御の応答性が速くなる。
ロール剛性制御装置において、直進中にハンドルが回動
された場合でも車両の乗り心地を良好に保ち、かつ旋回
中にハンドルが回動された場合でも車両の操安性を良好
に保つ。 【構成】 マイクロコンピュータ24は操舵角センサ2
1からの検出信号に基づいてハンドルの操舵速度を計算
して、同操舵速度が大きくなるとショックアブソーバ1
0A〜10Dをハード状態に切り換える。また、同コン
ピュータ24はハンドルの中立状態からの回転角を絶対
操舵角として検出して、同絶対操舵角が大きくなるした
がって前記減衰力制御の感度を高める。これにより、車
両の直進時にはハンドルの操作に対する減衰力の制御の
応答性が遅くなるとともに、車両の旋回時にはハンドル
の操作に対する減衰力の制御の応答性が速くなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ハンドルの操舵操作に
関係し車体のロールの原因となる操舵状態量が大きくな
ると、車輪と車体との間に設けられたロール剛性変更機
構を制御して車両のロール剛性を高く設定する車両のロ
ール剛性制御装置、及び同装置に用いるのに適した車両
用絶対操舵角検出装置に関する。
関係し車体のロールの原因となる操舵状態量が大きくな
ると、車輪と車体との間に設けられたロール剛性変更機
構を制御して車両のロール剛性を高く設定する車両のロ
ール剛性制御装置、及び同装置に用いるのに適した車両
用絶対操舵角検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装置は、例えば特公昭6
2−47723号公報に示されているように、前記操舵
状態量としてハンドルの操舵速度を検出し、同操舵速度
が大きくなると車両のロール剛性を高くして、旋回時に
おける車両のロールを抑制して車両の操安性を良好にす
るようにしていた。
2−47723号公報に示されているように、前記操舵
状態量としてハンドルの操舵速度を検出し、同操舵速度
が大きくなると車両のロール剛性を高くして、旋回時に
おける車両のロールを抑制して車両の操安性を良好にす
るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の装
置においては、ハンドルの回転位置とは無関係に、操舵
速度が所定速度よりも大きくなれば車両のロール剛性が
高く設定されるので、次のような問題がある。すなわ
ち、前記所定速度を直進走行中の車両を旋回し始めると
きのために適切な小さな値に定めると、旋回中の車両の
ハンドルがさらに回動された場合には、車体は既にロー
ルしているので、ロール剛性の切り換えの応答性に欠け
て車両の操安性が悪化する。一方、前記所定速度を旋回
中の車両のハンドルがさらに回動されるときのために適
切な大きな値に定めると、直進走行中の車両のハンドル
が回動され始めた場合には、ロール剛性の切り換えの応
答性が高過ぎるために、車両の乗り心地を悪化させるこ
ともある。本発明は上記問題に対処するためになされた
もので、その目的は、直進走行中の車両のハンドルが回
動され始めた場合でも車両の乗り心地を悪化させること
なく、かつ旋回中の車両のハンドルがさらに回動された
場合でも車両の操安性を良好に保つ車両のロール剛性制
御装置を提供することにある。
置においては、ハンドルの回転位置とは無関係に、操舵
速度が所定速度よりも大きくなれば車両のロール剛性が
高く設定されるので、次のような問題がある。すなわ
ち、前記所定速度を直進走行中の車両を旋回し始めると
きのために適切な小さな値に定めると、旋回中の車両の
ハンドルがさらに回動された場合には、車体は既にロー
ルしているので、ロール剛性の切り換えの応答性に欠け
て車両の操安性が悪化する。一方、前記所定速度を旋回
中の車両のハンドルがさらに回動されるときのために適
切な大きな値に定めると、直進走行中の車両のハンドル
が回動され始めた場合には、ロール剛性の切り換えの応
答性が高過ぎるために、車両の乗り心地を悪化させるこ
ともある。本発明は上記問題に対処するためになされた
もので、その目的は、直進走行中の車両のハンドルが回
動され始めた場合でも車両の乗り心地を悪化させること
なく、かつ旋回中の車両のハンドルがさらに回動された
場合でも車両の操安性を良好に保つ車両のロール剛性制
御装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の構成上の第1の特徴は、ハンドルの操舵操
作に関係し車体のロールの原因となる操舵状態量が大き
くなると車両のロール剛性を高めるロール剛性制御装置
において、車両の直進状態に対応したハンドルの中立状
態からの回転角を絶対操舵角として検出し、同絶対操舵
角が大きくなるにしたがってロール剛性の切り換えの制
御感度を高くするようにしたことにある。
に、本発明の構成上の第1の特徴は、ハンドルの操舵操
作に関係し車体のロールの原因となる操舵状態量が大き
くなると車両のロール剛性を高めるロール剛性制御装置
において、車両の直進状態に対応したハンドルの中立状
態からの回転角を絶対操舵角として検出し、同絶対操舵
角が大きくなるにしたがってロール剛性の切り換えの制
御感度を高くするようにしたことにある。
【0005】また、第2の特徴は、前記第1の特徴を備
えたロール剛性制御装置において、ハンドルの任意な回
転位置からの回転角を相対操舵角として検出する相対操
舵角検出手段、ハンドルの回転位置が中立位置にあると
き中立信号を発生する中立信号発生手段、及び左右輪の
各車輪速をそれぞれ検出する車輪速検出手段を設け、前
記中立信号が発生されているとき前記検出された各車輪
速の差がハンドルの前記中立状態から少なくとも360
度未満の回転角を示していることを条件に前記検出した
相対操舵角を零点補正値として決定して、前記検出した
相対操舵角と前記決定した零点補正値とにより前記絶対
操舵角を計算するようにしたことにある。
えたロール剛性制御装置において、ハンドルの任意な回
転位置からの回転角を相対操舵角として検出する相対操
舵角検出手段、ハンドルの回転位置が中立位置にあると
き中立信号を発生する中立信号発生手段、及び左右輪の
各車輪速をそれぞれ検出する車輪速検出手段を設け、前
記中立信号が発生されているとき前記検出された各車輪
速の差がハンドルの前記中立状態から少なくとも360
度未満の回転角を示していることを条件に前記検出した
相対操舵角を零点補正値として決定して、前記検出した
相対操舵角と前記決定した零点補正値とにより前記絶対
操舵角を計算するようにしたことにある。
【0006】また、第3の特徴は、前記第2の特徴の零
点補正値を決定することに代えて、前記中立信号が発生
されているとき前記検出された各車輪速の差がハンドル
の前記中立状態近辺を示していることを条件に前記検出
された相対操舵角を零点補正値として決定し、かつ前記
中立信号が発生されているとき前記各車輪速の差がハン
ドルの前記中立状態から360度回転した状態近辺を示
していることを条件に前記検出された相対操舵角に36
0度を加算又は減算した値を零点補正値として決定する
ようにしたことにある。
点補正値を決定することに代えて、前記中立信号が発生
されているとき前記検出された各車輪速の差がハンドル
の前記中立状態近辺を示していることを条件に前記検出
された相対操舵角を零点補正値として決定し、かつ前記
中立信号が発生されているとき前記各車輪速の差がハン
ドルの前記中立状態から360度回転した状態近辺を示
していることを条件に前記検出された相対操舵角に36
0度を加算又は減算した値を零点補正値として決定する
ようにしたことにある。
【0007】また、第4の特徴は、前記第2の特徴と同
様な相対操舵角検出手段及び車輪速検出手段を備え、前
記検出された各車輪速の差に基づいて絶対操舵角を推定
し、前記検出した相対操舵角と前記推定した絶対操舵角
とにより相対操舵角の零点補正値を計算して、前記検出
した相対操舵角と前記計算した零点補正値とにより前記
絶対操舵角を計算するようにしたことにある。
様な相対操舵角検出手段及び車輪速検出手段を備え、前
記検出された各車輪速の差に基づいて絶対操舵角を推定
し、前記検出した相対操舵角と前記推定した絶対操舵角
とにより相対操舵角の零点補正値を計算して、前記検出
した相対操舵角と前記計算した零点補正値とにより前記
絶対操舵角を計算するようにしたことにある。
【0008】また、第5の特徴は、前記第2の特徴と同
様な相対操舵角検出手段及び車輪速検出手段を備え、前
記検出された相対操舵角の変化が所定時間継続して小さ
くかつ前記検出された各車輪速の差が小さいとき前記検
出された相対操舵角を零点補正値として決定して、前記
検出した相対操舵角と前記決定した零点補正値とにより
絶対操舵角を計算するようにしたことにある。
様な相対操舵角検出手段及び車輪速検出手段を備え、前
記検出された相対操舵角の変化が所定時間継続して小さ
くかつ前記検出された各車輪速の差が小さいとき前記検
出された相対操舵角を零点補正値として決定して、前記
検出した相対操舵角と前記決定した零点補正値とにより
絶対操舵角を計算するようにしたことにある。
【0009】また、第6の特徴は、ハンドルの中立状態
からの絶対操舵角を検出する車両用絶対操舵角検出装置
を、ハンドルの微小角度ずつの回転に対応した回転信号
を発生するとともに、ハンドルが車両の直進状態に対応
した中立状態にあるとき中立信号を発生する操舵角セン
サと、操舵角センサからの回転信号に応じてハンドルの
任意な回転位置からの回転角を相対操舵角として検出す
る相対操舵角検出手段と、左右輪の各車輪速をそれぞれ
検出する車輪速検出手段とを備え、前記中立信号が発生
されているとき前記検出された各車輪速の差がハンドル
の前記中立状態から少なくとも360度未満の回転角よ
りほぼ小さいことを条件に前記検出された相対操舵角を
零点補正値として決定し、前記検出した相対操舵角と前
記決定した零点補正値とにより前記絶対操舵角を計算す
るようにしたことにある。
からの絶対操舵角を検出する車両用絶対操舵角検出装置
を、ハンドルの微小角度ずつの回転に対応した回転信号
を発生するとともに、ハンドルが車両の直進状態に対応
した中立状態にあるとき中立信号を発生する操舵角セン
サと、操舵角センサからの回転信号に応じてハンドルの
任意な回転位置からの回転角を相対操舵角として検出す
る相対操舵角検出手段と、左右輪の各車輪速をそれぞれ
検出する車輪速検出手段とを備え、前記中立信号が発生
されているとき前記検出された各車輪速の差がハンドル
の前記中立状態から少なくとも360度未満の回転角よ
りほぼ小さいことを条件に前記検出された相対操舵角を
零点補正値として決定し、前記検出した相対操舵角と前
記決定した零点補正値とにより前記絶対操舵角を計算す
るようにしたことにある。
【0010】さらに、第7の特徴は、操舵角センサをハ
ンドルの微小角度ずつの回転に対応した回転信号を発生
するとともにハンドルが車両の直進状態に対応した中立
状態にあるとき及び同中立状態から360度回転した位
置にあるとき中立信号を発生するように構成し、また前
記第6の特徴の零点補正値を決定することに代えて、前
記中立信号が発生されているとき前記検出された各車輪
速の差がハンドルの前記中立状態近辺を示していること
を条件に前記検出された相対操舵角を零点補正値として
決定し、かつ前記中立信号が発生されているとき前記各
車輪速の差がハンドルの前記中立状態から360度回転
した状態近辺を示していることを条件に前記検出された
相対操舵角に360度を加算又は減算した値を零点補正
値として決定するようにしたことにある。
ンドルの微小角度ずつの回転に対応した回転信号を発生
するとともにハンドルが車両の直進状態に対応した中立
状態にあるとき及び同中立状態から360度回転した位
置にあるとき中立信号を発生するように構成し、また前
記第6の特徴の零点補正値を決定することに代えて、前
記中立信号が発生されているとき前記検出された各車輪
速の差がハンドルの前記中立状態近辺を示していること
を条件に前記検出された相対操舵角を零点補正値として
決定し、かつ前記中立信号が発生されているとき前記各
車輪速の差がハンドルの前記中立状態から360度回転
した状態近辺を示していることを条件に前記検出された
相対操舵角に360度を加算又は減算した値を零点補正
値として決定するようにしたことにある。
【0011】
【発明の作用・効果】上記のように構成した本発明の第
1の特徴によれば、ハンドルの中立状態からの回転角と
しての絶対操舵角が大きくなるにしたがって車両のロー
ル剛性の切り換えの制御感度を高くするようにしたの
で、直進走行中の車両のハンドルが回動され始めた場合
には、車両のロール剛性の切り換えに対する応答性が不
必要に高くなることがなくなって車両の乗り心地が良好
に保たれる。また、旋回中の車両のハンドルがさらに回
動された場合には、車両のロール剛性の切り換えに対す
る応答性が高くなって車両の操安性が良好に保たれる。
1の特徴によれば、ハンドルの中立状態からの回転角と
しての絶対操舵角が大きくなるにしたがって車両のロー
ル剛性の切り換えの制御感度を高くするようにしたの
で、直進走行中の車両のハンドルが回動され始めた場合
には、車両のロール剛性の切り換えに対する応答性が不
必要に高くなることがなくなって車両の乗り心地が良好
に保たれる。また、旋回中の車両のハンドルがさらに回
動された場合には、車両のロール剛性の切り換えに対す
る応答性が高くなって車両の操安性が良好に保たれる。
【0012】また、第2の特徴によれば、ハンドルが車
両の直進状態に対応した中立状態にあることを表す中立
信号が発生されているとき、左右輪の各車輪速の差がハ
ンドルの中立状態から少なくとも360度未満の回転角
を示していることを条件に相対操舵角を零点補正値とし
て決定して、相対操舵角と零点補正値とにより絶対操舵
角を計算するようにしているので、ハンドルが一回転以
上していて中立信号が発生している状態を避けて、相対
操舵角が零点補正値として決定される。したがって、零
点補正値が精度よく決定されるとともに、同零点補正値
に基づいて計算される絶対操舵角の計算精度もよいもの
となり、ひいては前記第1の特徴によるロール剛性の制
御精度も向上する。
両の直進状態に対応した中立状態にあることを表す中立
信号が発生されているとき、左右輪の各車輪速の差がハ
ンドルの中立状態から少なくとも360度未満の回転角
を示していることを条件に相対操舵角を零点補正値とし
て決定して、相対操舵角と零点補正値とにより絶対操舵
角を計算するようにしているので、ハンドルが一回転以
上していて中立信号が発生している状態を避けて、相対
操舵角が零点補正値として決定される。したがって、零
点補正値が精度よく決定されるとともに、同零点補正値
に基づいて計算される絶対操舵角の計算精度もよいもの
となり、ひいては前記第1の特徴によるロール剛性の制
御精度も向上する。
【0013】また、第3の特徴によれば、ハンドルが前
記中立状態又は同中立状態から360度回転した状態に
あって、操舵角センサから中立信号が発生されていると
き、前記各車輪速の差がハンドルの中立状態近辺を示し
ていることを条件に相対操舵角を零点補正値として決定
し、かつ前記各車輪速の差がハンドルの前記中立状態か
ら360度回転した状態近辺を示していることを条件に
相対操舵角に360度を加算又は減算した値を零点補正
値として決定するので、ハンドルが中立状態から1回転
以上回動されていても零点補正値が決定される。したが
って、前記第2の特徴による効果に加えて、小さな半径
で旋回中などの車両の走行状況下でもひろくかつ速やか
に絶対操舵角が計算されるようになる。
記中立状態又は同中立状態から360度回転した状態に
あって、操舵角センサから中立信号が発生されていると
き、前記各車輪速の差がハンドルの中立状態近辺を示し
ていることを条件に相対操舵角を零点補正値として決定
し、かつ前記各車輪速の差がハンドルの前記中立状態か
ら360度回転した状態近辺を示していることを条件に
相対操舵角に360度を加算又は減算した値を零点補正
値として決定するので、ハンドルが中立状態から1回転
以上回動されていても零点補正値が決定される。したが
って、前記第2の特徴による効果に加えて、小さな半径
で旋回中などの車両の走行状況下でもひろくかつ速やか
に絶対操舵角が計算されるようになる。
【0014】また、第4の特徴によれば、左右輪の各車
輪速に基づいて絶対操舵角を推定するとともに、検出し
た相対操舵角と前記推定した絶対操舵角とにより相対操
舵角の零点補正値を計算して、検出した相対操舵角と前
記決定した零点補正値とにより絶対操舵角を計算するよ
うにしたので、中立信号を利用しなくても零点補正値を
計算でき、前記第1の特徴に必要な絶対操舵角を簡単な
構成で検出することができる。
輪速に基づいて絶対操舵角を推定するとともに、検出し
た相対操舵角と前記推定した絶対操舵角とにより相対操
舵角の零点補正値を計算して、検出した相対操舵角と前
記決定した零点補正値とにより絶対操舵角を計算するよ
うにしたので、中立信号を利用しなくても零点補正値を
計算でき、前記第1の特徴に必要な絶対操舵角を簡単な
構成で検出することができる。
【0015】また、第5の特徴によれば、左右輪の各車
輪速の差が小さいことは車両がほぼ直進状態にあること
を意味し、さらに相対操舵角の変化が所定時間継続して
小さいことは車両の直進状態が続行していること保証す
る。そして、零点補正値は車両が直進状態にあるときの
相対操舵角に決定されるので、左右の車輪速を検出する
のみで残りを演算により済ませて相対操舵角を絶対操舵
角に変換でき、前記第1の特徴に必要な絶対操舵角を簡
単な構成で検出することができる。
輪速の差が小さいことは車両がほぼ直進状態にあること
を意味し、さらに相対操舵角の変化が所定時間継続して
小さいことは車両の直進状態が続行していること保証す
る。そして、零点補正値は車両が直進状態にあるときの
相対操舵角に決定されるので、左右の車輪速を検出する
のみで残りを演算により済ませて相対操舵角を絶対操舵
角に変換でき、前記第1の特徴に必要な絶対操舵角を簡
単な構成で検出することができる。
【0016】また、第6の特徴によれば、前記第2の特
徴と同様な理由により、零点補正値及び絶対操舵角が精
度よく計算される。また、第7の特徴によれば、前記第
3の特徴と同様な理由により、車両旋回中であってもひ
ろく零点補正値及び絶対操舵角が計算される。そして、
このように計算した絶対操舵角は車両のロール剛性に利
用されるとともに、同ロール剛性以外の車両の挙動制御
などにも利用されて車両の走行状態が良好に修正され得
る。
徴と同様な理由により、零点補正値及び絶対操舵角が精
度よく計算される。また、第7の特徴によれば、前記第
3の特徴と同様な理由により、車両旋回中であってもひ
ろく零点補正値及び絶対操舵角が計算される。そして、
このように計算した絶対操舵角は車両のロール剛性に利
用されるとともに、同ロール剛性以外の車両の挙動制御
などにも利用されて車両の走行状態が良好に修正され得
る。
【0017】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
すると、図1は本発明に係る車両のロール剛性変更機構
としてショックアブソーバ10A〜10Dを概念的に示
すとともに、同アブソーバ10A〜10Dを制御するた
めの電気制御装置20をブロック図により示している。
すると、図1は本発明に係る車両のロール剛性変更機構
としてショックアブソーバ10A〜10Dを概念的に示
すとともに、同アブソーバ10A〜10Dを制御するた
めの電気制御装置20をブロック図により示している。
【0018】ショックアブソーバ10A〜10Dは、左
右前輪及び左右後輪の各輪詳しくは各輪に接続したロア
アーム(ばね下部材)と車体(ばね上部材)との間にそ
れぞれ配設されている。各ショックアブソーバ10A〜
10Dはピストン11a〜11dにより上下室に仕切ら
れた油圧シリンダ12a〜12dをそれぞれ備え、同シ
リンダ12a〜12dはロアアームにそれぞれ支持され
ている。ピストン11a〜11dにはピストンロッド1
3a〜13dが下端にてそれぞれ接続され、同ロッド1
3a〜13dは上端にて車体をそれぞれ支承している。
油圧シリンダ12a〜12dの各上下室は電磁バルブ1
4a〜14dを介して連通しており、同バルブ14a〜
14dの開度に応じてショックアブソーバ10A〜10
Dの減衰力をソフト又はハードに切り換え、すなわち車
両のロール剛性を高低に切り換えできるようになってい
る。油圧シリンダ12a〜12dの各下室には、ピスト
ンロッド13a〜13dの上下動に伴う上下室の体積変
化を吸収するためのガススプリングユニット15a〜1
5dがそれぞれ接続されている。
右前輪及び左右後輪の各輪詳しくは各輪に接続したロア
アーム(ばね下部材)と車体(ばね上部材)との間にそ
れぞれ配設されている。各ショックアブソーバ10A〜
10Dはピストン11a〜11dにより上下室に仕切ら
れた油圧シリンダ12a〜12dをそれぞれ備え、同シ
リンダ12a〜12dはロアアームにそれぞれ支持され
ている。ピストン11a〜11dにはピストンロッド1
3a〜13dが下端にてそれぞれ接続され、同ロッド1
3a〜13dは上端にて車体をそれぞれ支承している。
油圧シリンダ12a〜12dの各上下室は電磁バルブ1
4a〜14dを介して連通しており、同バルブ14a〜
14dの開度に応じてショックアブソーバ10A〜10
Dの減衰力をソフト又はハードに切り換え、すなわち車
両のロール剛性を高低に切り換えできるようになってい
る。油圧シリンダ12a〜12dの各下室には、ピスト
ンロッド13a〜13dの上下動に伴う上下室の体積変
化を吸収するためのガススプリングユニット15a〜1
5dがそれぞれ接続されている。
【0019】電気制御装置20は、操舵角センサ21及
び左右車輪速センサ22,23を備えている。操舵角セ
ンサ21は、図2に示すように、ハンドル30に接続し
た操舵軸31に固定した回転盤21a及び同軸31のケ
ースを構成する不動部材に固定された光デバイス21b
からなる。回転盤21aには、周方向に沿って短い一定
間隔で配置した多数のスリット21a1と、それらの内
側に1箇所のみ設けたスリット21a2とが設けられて
いる。光デバイス21bは、ハンドル30が車両の直進
状態に対応した中立状態及び同中立状態から360度回
転した位置にあるとき、スリット21a2に対向する位
置に組み付けられているもので、回転盤21aの裏面に
設けた発光素子(図示しない)、スリット21a1に対
向して同スリット21a1のピッチの4分の1間隔を有
する一対の受光素子21b1,21b2、及びそれらの
内側に配置された受光素子21b3を備えている。発光
素子21b1,21b2はハンドル30の回動に応じて
90度位相のずれた図3に示すような2相回転信号SS
1,SS2を出力するとともに、ハンドル30の1回転
毎にセンタ信号SSCを出力する。左右車輪速センサ2
2,23は左右前輪又は左右後輪(駆動スリップの影響
を受けない従動輪が好ましい)の各車輪速Vwl,Vwrを
それぞれ検出して、各車輪速Vwl,Vwrを表す検出信号
を出力する。
び左右車輪速センサ22,23を備えている。操舵角セ
ンサ21は、図2に示すように、ハンドル30に接続し
た操舵軸31に固定した回転盤21a及び同軸31のケ
ースを構成する不動部材に固定された光デバイス21b
からなる。回転盤21aには、周方向に沿って短い一定
間隔で配置した多数のスリット21a1と、それらの内
側に1箇所のみ設けたスリット21a2とが設けられて
いる。光デバイス21bは、ハンドル30が車両の直進
状態に対応した中立状態及び同中立状態から360度回
転した位置にあるとき、スリット21a2に対向する位
置に組み付けられているもので、回転盤21aの裏面に
設けた発光素子(図示しない)、スリット21a1に対
向して同スリット21a1のピッチの4分の1間隔を有
する一対の受光素子21b1,21b2、及びそれらの
内側に配置された受光素子21b3を備えている。発光
素子21b1,21b2はハンドル30の回動に応じて
90度位相のずれた図3に示すような2相回転信号SS
1,SS2を出力するとともに、ハンドル30の1回転
毎にセンタ信号SSCを出力する。左右車輪速センサ2
2,23は左右前輪又は左右後輪(駆動スリップの影響
を受けない従動輪が好ましい)の各車輪速Vwl,Vwrを
それぞれ検出して、各車輪速Vwl,Vwrを表す検出信号
を出力する。
【0020】これらの操舵角センサ21及び左右車輪速
センサ22,23は、それぞれマイクロコンピュータ2
4に接続されている。マイクロコンピュータ24は、図
4〜6に示すフローチャートに対応したプログラムを内
蔵のタイマ回路の制御の基に所定の短時間毎に繰り返し
実行する。また、マイクロコンピュータ24内には、図
7に示すような絶対操舵角θ*と操舵速度dθ*/dtとを2
軸としてショックアブソーバ10A〜10Dの減衰力の
制御領域を定める減衰力テーブルが用意されているとと
もに、左右輪の車輪速差Vw2の変化にしたがって変化す
る絶対操舵角θvを記憶した操舵角テーブルが用意され
ている。マイクロコンピュータ24には、各ショックア
ブソーバ10A〜10Dにそれぞれ対応した駆動回路2
5a〜25dが接続されており、各駆動回路25a〜2
5dはマイクロコンピュータ24からの制御信号に応答
して電磁バルブ14a〜14dの開度をそれぞれ切り換
えて同アブソーバ10A〜10Dをソフト状態又はハー
ド状態に切り換え制御する。
センサ22,23は、それぞれマイクロコンピュータ2
4に接続されている。マイクロコンピュータ24は、図
4〜6に示すフローチャートに対応したプログラムを内
蔵のタイマ回路の制御の基に所定の短時間毎に繰り返し
実行する。また、マイクロコンピュータ24内には、図
7に示すような絶対操舵角θ*と操舵速度dθ*/dtとを2
軸としてショックアブソーバ10A〜10Dの減衰力の
制御領域を定める減衰力テーブルが用意されているとと
もに、左右輪の車輪速差Vw2の変化にしたがって変化す
る絶対操舵角θvを記憶した操舵角テーブルが用意され
ている。マイクロコンピュータ24には、各ショックア
ブソーバ10A〜10Dにそれぞれ対応した駆動回路2
5a〜25dが接続されており、各駆動回路25a〜2
5dはマイクロコンピュータ24からの制御信号に応答
して電磁バルブ14a〜14dの開度をそれぞれ切り換
えて同アブソーバ10A〜10Dをソフト状態又はハー
ド状態に切り換え制御する。
【0021】次に、上記のように構成した実施例の動作
を説明する。イグニッションスイッチの投入により、マ
イクロコンピュータ24は図示しない初期設定処理を実
行した後、所定時間毎に図4のステップ100〜122
からなる減衰力制御プログラムを繰り返し実行する。前
記初期設定処理においては、初期状態フラグIF及び相対
操舵角θをそれぞれ”0”に設定するとともに、ショッ
クアブソーバ10A〜10Dのソフト状態を表す制御信
号を駆動回路25a〜25dに出力する。駆動回路25
a〜25dはこの供給された制御信号を記憶し、前記記
憶した制御信号に基づいて電磁バルブ14a〜14dの
開度を制御してショックアブソーバ10A〜10Dの減
衰力をソフト状態に設定する。図4のプログラムにおい
ては、ステップ102にて相対操舵角計算ルーチンを実
行するとともに、ステップ104にて零点補正値計算ル
ーチンを実行する。
を説明する。イグニッションスイッチの投入により、マ
イクロコンピュータ24は図示しない初期設定処理を実
行した後、所定時間毎に図4のステップ100〜122
からなる減衰力制御プログラムを繰り返し実行する。前
記初期設定処理においては、初期状態フラグIF及び相対
操舵角θをそれぞれ”0”に設定するとともに、ショッ
クアブソーバ10A〜10Dのソフト状態を表す制御信
号を駆動回路25a〜25dに出力する。駆動回路25
a〜25dはこの供給された制御信号を記憶し、前記記
憶した制御信号に基づいて電磁バルブ14a〜14dの
開度を制御してショックアブソーバ10A〜10Dの減
衰力をソフト状態に設定する。図4のプログラムにおい
ては、ステップ102にて相対操舵角計算ルーチンを実
行するとともに、ステップ104にて零点補正値計算ル
ーチンを実行する。
【0022】相対操舵角計算ルーチンの詳細は図5に示
されており、その実行がステップ200にて開始され、
ステップ202にて操舵角センサ21から2相回転信号
SS1,SS2を入力する。次に、ステップ204にて
前回2相データ(SS1,SS2) を今回2相データ(SS1,SS2)
に更新し、ステップ206にて今回2相データ(SS1,SS
2) を前記入力した2相回転信号SS1,SS2を表す
値に更新する。前回2相データ(SS1,SS2) は前回の相対
操舵角計算ルーチンの実行時における2相回転信号SS
1,SS2を表し、今回2相データ(SS1,SS2) は今回の
相対操舵角計算ルーチンの実行時における2相回転信号
SS1,SS2を表す。
されており、その実行がステップ200にて開始され、
ステップ202にて操舵角センサ21から2相回転信号
SS1,SS2を入力する。次に、ステップ204にて
前回2相データ(SS1,SS2) を今回2相データ(SS1,SS2)
に更新し、ステップ206にて今回2相データ(SS1,SS
2) を前記入力した2相回転信号SS1,SS2を表す
値に更新する。前回2相データ(SS1,SS2) は前回の相対
操舵角計算ルーチンの実行時における2相回転信号SS
1,SS2を表し、今回2相データ(SS1,SS2) は今回の
相対操舵角計算ルーチンの実行時における2相回転信号
SS1,SS2を表す。
【0023】前記した前回2相データ(SS1,SS2)及び今
回2相データ(SS1,SS2)の更新後、ステップ208〜2
16の処理により、ハンドル30及び回転盤21aの回
転位置が前回の相対操舵角計算ルーチンの実行時と同じ
であれば、ステップ218にてハンドル30の回転量θ
mを「0」に設定する。例えば、図3に示すように、前
回2相データ(SS1,SS2)が”00”であり、かつ今回2
相データ(SS1,SS2)も”00”であれば、ステップ20
8,210の処理により、プログラムをステップ218
に進めて同ステップ218の処理を実行する。また、ハ
ンドル30及び回転盤21aの回転位置が前回の相対操
舵角計算ルーチンの実行時から右方向に変化していれ
ば、ステップ220にてハンドル30の回転量θmをス
リット21a1の間隔に対応した正の回転角θaに設定
する。例えば、図3に示すように、前回2相データ(SS
1,SS2)が”01”であり、かつ今回2相データ(SS1,SS
2)が”00”であれば、ステップ208,212の処理
により、プログラムをステップ220に進めて同ステッ
プ220の処理を実行する。また、ハンドル30及び回
転盤21aの回転位置が前回の相対操舵角計算ルーチン
の実行時から左方向に変化していれば、ステップ222
にてハンドル30の回転量θmを負の回転角−θaに設定
する。例えば、図3に示すように、前回2相データ(SS
1,SS2)が”10”であり、かつ今回2相データ(SS1,SS
2)が”00”であれば、ステップ208,214の処理
により、プログラムをステップ222に進めて同ステッ
プ222の処理を実行する。
回2相データ(SS1,SS2)の更新後、ステップ208〜2
16の処理により、ハンドル30及び回転盤21aの回
転位置が前回の相対操舵角計算ルーチンの実行時と同じ
であれば、ステップ218にてハンドル30の回転量θ
mを「0」に設定する。例えば、図3に示すように、前
回2相データ(SS1,SS2)が”00”であり、かつ今回2
相データ(SS1,SS2)も”00”であれば、ステップ20
8,210の処理により、プログラムをステップ218
に進めて同ステップ218の処理を実行する。また、ハ
ンドル30及び回転盤21aの回転位置が前回の相対操
舵角計算ルーチンの実行時から右方向に変化していれ
ば、ステップ220にてハンドル30の回転量θmをス
リット21a1の間隔に対応した正の回転角θaに設定
する。例えば、図3に示すように、前回2相データ(SS
1,SS2)が”01”であり、かつ今回2相データ(SS1,SS
2)が”00”であれば、ステップ208,212の処理
により、プログラムをステップ220に進めて同ステッ
プ220の処理を実行する。また、ハンドル30及び回
転盤21aの回転位置が前回の相対操舵角計算ルーチン
の実行時から左方向に変化していれば、ステップ222
にてハンドル30の回転量θmを負の回転角−θaに設定
する。例えば、図3に示すように、前回2相データ(SS
1,SS2)が”10”であり、かつ今回2相データ(SS1,SS
2)が”00”であれば、ステップ208,214の処理
により、プログラムをステップ222に進めて同ステッ
プ222の処理を実行する。
【0024】さらに、ハンドル30及び回転盤21aの
回転方向が不明である場合にも、ステップ218にてハ
ンドル30の回転量θmを「0」に設定する。例えば、
図3に示すように、前回2相データ(SS1,SS2)が”1
1”であり、かつ今回2相データ(SS1,SS2)が”00”
であれば、ステップ208,216の処理により、プロ
グラムをステップ218に進めて同ステップ218の処
理を実行する。なお、ハンドル30の回転速度に対して
この相対操舵角計算ルーチンの実行頻度を高くすれば、
前記のような回転方向が不明の事態を避けることができ
る。次に、ステップ224にてハンドル30の相対操舵
角θに前記ステップ218〜222の処理によって設定
した回転量θm を加算して、ハンドル30の回転に応じ
て相対操舵角θを更新していく。
回転方向が不明である場合にも、ステップ218にてハ
ンドル30の回転量θmを「0」に設定する。例えば、
図3に示すように、前回2相データ(SS1,SS2)が”1
1”であり、かつ今回2相データ(SS1,SS2)が”00”
であれば、ステップ208,216の処理により、プロ
グラムをステップ218に進めて同ステップ218の処
理を実行する。なお、ハンドル30の回転速度に対して
この相対操舵角計算ルーチンの実行頻度を高くすれば、
前記のような回転方向が不明の事態を避けることができ
る。次に、ステップ224にてハンドル30の相対操舵
角θに前記ステップ218〜222の処理によって設定
した回転量θm を加算して、ハンドル30の回転に応じ
て相対操舵角θを更新していく。
【0025】零点補正値計算ルーチンの詳細は図6に示
されており、その実行がステップ300にて開始され、
ステップ302にて左右車輪速センサ22,23から左
右車輪速Vwl,Vwrをそれぞれ表す各検出信号を入力す
る。次に、ステップ304にて操舵角センサ21からセ
ンタ信号SSCが発生されているか否かを判定する。セ
ンタ信号SSCが発生していれば、同ステップ304に
て「YES」と判定してプログラムをステップ306に
進める。ステップ306においては左右車輪速Vwl,V
wrに基づいて左右車輪速差ΔVw1=|Vwl−Vwr|を
計算する。
されており、その実行がステップ300にて開始され、
ステップ302にて左右車輪速センサ22,23から左
右車輪速Vwl,Vwrをそれぞれ表す各検出信号を入力す
る。次に、ステップ304にて操舵角センサ21からセ
ンタ信号SSCが発生されているか否かを判定する。セ
ンタ信号SSCが発生していれば、同ステップ304に
て「YES」と判定してプログラムをステップ306に
進める。ステップ306においては左右車輪速Vwl,V
wrに基づいて左右車輪速差ΔVw1=|Vwl−Vwr|を
計算する。
【0026】次に、ステップ308にて前記計算した左
右車輪速差ΔVw1がハンドル30のほぼ半回転程度の
小さな回転角に対応した左右車輪速差を表す所定値Vth
(図3参照)以下であるかを判定し、同左右車輪速差Δ
Vw1が所定値Vth以下であれば、同ステップ308に
おける「YES」との判定の基にステップ310にて相
対操舵角θのための零点補正値θoを現在の相対操舵角
θに設定する。この場合、左右車輪速差ΔVw1が所定
値Vth以下であることはハンドル30の回転が左右に約
180度以内である(ハンドル30が中立状態近傍にあ
る)ことを意味し、かつ操舵角センサ21からセンタ信
号SSCが発生していることは回転盤21aの回転位置
が中立であることを意味するので(図3参照)、この状
態ではハンドル30が車両の直進状態に対応した中立状
態にあることになる。したがって、零点補正値θoは時
間的に変化する相対操舵角θの中立状態からのずれ量を
表すことになる。
右車輪速差ΔVw1がハンドル30のほぼ半回転程度の
小さな回転角に対応した左右車輪速差を表す所定値Vth
(図3参照)以下であるかを判定し、同左右車輪速差Δ
Vw1が所定値Vth以下であれば、同ステップ308に
おける「YES」との判定の基にステップ310にて相
対操舵角θのための零点補正値θoを現在の相対操舵角
θに設定する。この場合、左右車輪速差ΔVw1が所定
値Vth以下であることはハンドル30の回転が左右に約
180度以内である(ハンドル30が中立状態近傍にあ
る)ことを意味し、かつ操舵角センサ21からセンタ信
号SSCが発生していることは回転盤21aの回転位置
が中立であることを意味するので(図3参照)、この状
態ではハンドル30が車両の直進状態に対応した中立状
態にあることになる。したがって、零点補正値θoは時
間的に変化する相対操舵角θの中立状態からのずれ量を
表すことになる。
【0027】また、左右車輪速差ΔVw1が所定値Vth
より大きければ、ステップ308にて「NO」と判定し
てプログラムをステップ312に進める。ステップ31
2においては、左車輪速Vwlと右車輪速Vwrとを比較す
ることにより、車両が右旋回中か否かを判定する。右旋
回中であれば、ステップ312にて「YES」と判定し
て、ステップ314にて零点補正値θoを現在の相対操
舵角θから360度を減算した値に設定する。左旋回中
であれば、ステップ312にて「NO」と判定して、ス
テップ316にて零点補正値θoを現在の相対操舵角θ
に360度を加算した値に設定する。この場合、左右車
輪速差ΔVw1が所定値Vthより大きいことはハンドル
30が右又は左に180度以上回転している(ハンドル
30が中立状態から約360度回転した状態近傍にあ
る)ことを意味し、かつ操舵角センサ21からセンタ信
号SSCが発生していることは回転盤21aの回転位置
が中立であることを意味するので(図3参照)、ハンド
ル30が中立状態から右又は左に360度だけ回転して
いることになる。そして、車両が右旋回していれば左車
輪速Vwlは右車輪速Vwrより大きく、車両が左旋回して
いれば右車輪速Vwrは左車輪速Vwlより大きいので、零
点補正値θoは時間的に変化する相対操舵角θの中立状
態からのずれ量を表すことになる。なお、ハンドル30
は左右に2回転以上は回転しないものとする。
より大きければ、ステップ308にて「NO」と判定し
てプログラムをステップ312に進める。ステップ31
2においては、左車輪速Vwlと右車輪速Vwrとを比較す
ることにより、車両が右旋回中か否かを判定する。右旋
回中であれば、ステップ312にて「YES」と判定し
て、ステップ314にて零点補正値θoを現在の相対操
舵角θから360度を減算した値に設定する。左旋回中
であれば、ステップ312にて「NO」と判定して、ス
テップ316にて零点補正値θoを現在の相対操舵角θ
に360度を加算した値に設定する。この場合、左右車
輪速差ΔVw1が所定値Vthより大きいことはハンドル
30が右又は左に180度以上回転している(ハンドル
30が中立状態から約360度回転した状態近傍にあ
る)ことを意味し、かつ操舵角センサ21からセンタ信
号SSCが発生していることは回転盤21aの回転位置
が中立であることを意味するので(図3参照)、ハンド
ル30が中立状態から右又は左に360度だけ回転して
いることになる。そして、車両が右旋回していれば左車
輪速Vwlは右車輪速Vwrより大きく、車両が左旋回して
いれば右車輪速Vwrは左車輪速Vwlより大きいので、零
点補正値θoは時間的に変化する相対操舵角θの中立状
態からのずれ量を表すことになる。なお、ハンドル30
は左右に2回転以上は回転しないものとする。
【0028】一方、前記ステップ304の判定処理時に
操舵角センサ21からのセンタ信号SSCが発生してい
なければ、ステップ304にて「NO」と判定してプロ
グラムをステップ318に進める。ステップ318にお
いては初期設定処理により”0”に設定されている初期
状態フラグIFが”1”であるか否かを判定する。プログ
ラムの開始直後であって同フラグIFが”0”であれば、
ステップ318にて「NO」と判定してプログラムをス
テップ320〜324に進める。ステップ320におい
ては左右車輪速Vwl,Vwrに基づいて車輪速差ΔVw2
(=Vwr−Vwl)を計算する。ステップ320において
は図8の操舵角テーブルを参照して前記計算した車輪速
差ΔVw2に対応した補正操舵角θv を導出する。ステッ
プ324においては相対操舵角θに補正操舵角θv を加
算して、同加算結果を零点補正値θo とする。
操舵角センサ21からのセンタ信号SSCが発生してい
なければ、ステップ304にて「NO」と判定してプロ
グラムをステップ318に進める。ステップ318にお
いては初期設定処理により”0”に設定されている初期
状態フラグIFが”1”であるか否かを判定する。プログ
ラムの開始直後であって同フラグIFが”0”であれば、
ステップ318にて「NO」と判定してプログラムをス
テップ320〜324に進める。ステップ320におい
ては左右車輪速Vwl,Vwrに基づいて車輪速差ΔVw2
(=Vwr−Vwl)を計算する。ステップ320において
は図8の操舵角テーブルを参照して前記計算した車輪速
差ΔVw2に対応した補正操舵角θv を導出する。ステッ
プ324においては相対操舵角θに補正操舵角θv を加
算して、同加算結果を零点補正値θo とする。
【0029】これは、車輪速差ΔVw2がハンドル30の
中立状態からの絶対操舵角とほぼ一定の関係(比例関
係)にあることに基づいている。そして、右車輪速Vwr
から左車輪速Vwlを減算した値を車輪速差ΔVw2とし、
かつ補正操舵角θv を車輪速差ΔVw2にほぼ正比例させ
ているので、補正操舵角θv は車両の左旋回時の絶対的
な操舵角を正で表すとともに車両の右旋回時の絶対的な
操舵角を負で表している。一方、絶対的な中立状態は、
車両の左旋回時には相対操舵角θより前記絶対操舵角分
だけ右回転方向(正方向)にあり、かつ車両の右旋回時
には相対操舵角θより前記絶対的な操舵角分だけ左回転
方向(負方向)にある。したがって、前記ステップ32
4の加算演算により計算された零点補正値θo は、時間
的に変化する相対操舵角θの絶対的な中立位置からのず
れ量を表すことになる。
中立状態からの絶対操舵角とほぼ一定の関係(比例関
係)にあることに基づいている。そして、右車輪速Vwr
から左車輪速Vwlを減算した値を車輪速差ΔVw2とし、
かつ補正操舵角θv を車輪速差ΔVw2にほぼ正比例させ
ているので、補正操舵角θv は車両の左旋回時の絶対的
な操舵角を正で表すとともに車両の右旋回時の絶対的な
操舵角を負で表している。一方、絶対的な中立状態は、
車両の左旋回時には相対操舵角θより前記絶対操舵角分
だけ右回転方向(正方向)にあり、かつ車両の右旋回時
には相対操舵角θより前記絶対的な操舵角分だけ左回転
方向(負方向)にある。したがって、前記ステップ32
4の加算演算により計算された零点補正値θo は、時間
的に変化する相対操舵角θの絶対的な中立位置からのず
れ量を表すことになる。
【0030】前記ステップ314,316,324の処
理後、ステップ326にて初期状態フラグIFを”1”に
設定して、ステップ328にてこの零点補正値計算ルー
チンの実行を終了する。したがって、2回目以降の零点
補正値計算ルーチンにおいては、操舵角センサ21から
センタ信号SSCが存在すれば、ステップ304にて
「YES」と判定してステップ306〜316の処理に
より零点補正値θo が更新される。しかし、操舵角セン
サ21からセンタ信号SSCが存在しない場合には、ス
テップ304にて「NO」と判定するとともにステップ
318にて「NO」と判定して、ステップ320〜32
4の処理を実行しないでプログラムをステップ326に
進めるので、零点補正値θo は更新されない。
理後、ステップ326にて初期状態フラグIFを”1”に
設定して、ステップ328にてこの零点補正値計算ルー
チンの実行を終了する。したがって、2回目以降の零点
補正値計算ルーチンにおいては、操舵角センサ21から
センタ信号SSCが存在すれば、ステップ304にて
「YES」と判定してステップ306〜316の処理に
より零点補正値θo が更新される。しかし、操舵角セン
サ21からセンタ信号SSCが存在しない場合には、ス
テップ304にて「NO」と判定するとともにステップ
318にて「NO」と判定して、ステップ320〜32
4の処理を実行しないでプログラムをステップ326に
進めるので、零点補正値θo は更新されない。
【0031】このような相対操舵角計算ルーチン及び零
点補正値計算ルーチンの実行後、マイクロコンピュータ
24は図4のステップ106にて相対操舵角θから零点
補正値θo を減算してハンドル30の絶対操舵角θ* を
計算する。次に、ステップ108,110の処理によ
り、前回絶対操舵角θ*oldを今回絶対操舵角θ*newに更
新し、今回絶対操舵角θ*newを前記計算した絶対操舵角
θ* に更新する。前回絶対操舵角θ*oldは前回の減衰力
制御プログラムの実行時における絶対操舵角θ*を表
し、今回絶対操舵角θ*newは今回の減衰力制御プログラ
ムの実行時における絶対操舵角θ*を表す。前記前回絶
対操舵角θ*old及び今回絶対操舵角θ*new の更新後、
ステップ112にて今回絶対操舵角θ*newから前回絶対
操舵角θ*oldを減算した値をこの減衰力制御プログラム
の実行周期に対応した短時間を表す値Δtで除算して、
絶対操舵角θ* の変化速度(相対操舵角θの変化速度に
も等しい)すなわち操舵速度dθ*/dtを算出する。
点補正値計算ルーチンの実行後、マイクロコンピュータ
24は図4のステップ106にて相対操舵角θから零点
補正値θo を減算してハンドル30の絶対操舵角θ* を
計算する。次に、ステップ108,110の処理によ
り、前回絶対操舵角θ*oldを今回絶対操舵角θ*newに更
新し、今回絶対操舵角θ*newを前記計算した絶対操舵角
θ* に更新する。前回絶対操舵角θ*oldは前回の減衰力
制御プログラムの実行時における絶対操舵角θ*を表
し、今回絶対操舵角θ*newは今回の減衰力制御プログラ
ムの実行時における絶対操舵角θ*を表す。前記前回絶
対操舵角θ*old及び今回絶対操舵角θ*new の更新後、
ステップ112にて今回絶対操舵角θ*newから前回絶対
操舵角θ*oldを減算した値をこの減衰力制御プログラム
の実行周期に対応した短時間を表す値Δtで除算して、
絶対操舵角θ* の変化速度(相対操舵角θの変化速度に
も等しい)すなわち操舵速度dθ*/dtを算出する。
【0032】前記ステップ112の処理後、ステップ1
14にて減衰力テーブル(図7)を参照して、絶対操舵
角θ*及び操舵速度dθ*/dtの組合せで決まる状態が属す
る領域を判定する。前記状態がA領域に属しなければ、
マイクロコンピュータ24はステップ116にて「N
O」と判定し、ステップ118にて駆動回路25a〜2
5dにソフト状態を表す制御信号を出力する。したがっ
て、この場合には、ショックアブソーバ10A〜10D
の減衰力は低く設定され、車両の乗り心地が良好に維持
される。一方、前記状態がA領域に属すれば、マイクロ
コンピュータ24はステップ116にて「YES」と判
定し、ステップ120にて駆動回路25a〜25dにハ
ード状態を表す制御信号を出力する。したがって、この
場合には、ショックアブソーバ10A〜10Dの減衰力
は高く設定され、車体のロールが抑制されて車両の操安
性が良好に保たれる。
14にて減衰力テーブル(図7)を参照して、絶対操舵
角θ*及び操舵速度dθ*/dtの組合せで決まる状態が属す
る領域を判定する。前記状態がA領域に属しなければ、
マイクロコンピュータ24はステップ116にて「N
O」と判定し、ステップ118にて駆動回路25a〜2
5dにソフト状態を表す制御信号を出力する。したがっ
て、この場合には、ショックアブソーバ10A〜10D
の減衰力は低く設定され、車両の乗り心地が良好に維持
される。一方、前記状態がA領域に属すれば、マイクロ
コンピュータ24はステップ116にて「YES」と判
定し、ステップ120にて駆動回路25a〜25dにハ
ード状態を表す制御信号を出力する。したがって、この
場合には、ショックアブソーバ10A〜10Dの減衰力
は高く設定され、車体のロールが抑制されて車両の操安
性が良好に保たれる。
【0033】上記作動説明からも理解できるように、上
記実施例によれば、絶対操舵角θ*の絶対値|θ*|が大
きくなるにしたがって、絶対操舵角θ*及び操舵速度dθ
*/dtの組合せで決まる状態は操舵速度dθ*/dtが小さく
てもA領域に属するものとなる。このことは、絶対操舵
角θ* の大きさが大きくなるにしたがって、車体の減衰
力すなわちロール剛性を大きくする制御感度が高くなる
ことを意味する。したがって、直進走行中の車両のハン
ドルが回動された場合には、車両のロール剛性の切り換
えに対する応答性が不必要に速くなることがなくなり、
車両の乗り心地が良好に保たれる。また、旋回中の車両
のハンドルが回動された場合には、車両のロール剛性の
切り換えに対する応答性が速くなり、車両の操安性が良
好に保たれる。
記実施例によれば、絶対操舵角θ*の絶対値|θ*|が大
きくなるにしたがって、絶対操舵角θ*及び操舵速度dθ
*/dtの組合せで決まる状態は操舵速度dθ*/dtが小さく
てもA領域に属するものとなる。このことは、絶対操舵
角θ* の大きさが大きくなるにしたがって、車体の減衰
力すなわちロール剛性を大きくする制御感度が高くなる
ことを意味する。したがって、直進走行中の車両のハン
ドルが回動された場合には、車両のロール剛性の切り換
えに対する応答性が不必要に速くなることがなくなり、
車両の乗り心地が良好に保たれる。また、旋回中の車両
のハンドルが回動された場合には、車両のロール剛性の
切り換えに対する応答性が速くなり、車両の操安性が良
好に保たれる。
【0034】また、上記実施例によれば、図5の相対操
舵角計算ルーチンの実行によって操舵角センサ21から
2相回転信号SS1,SS2に基づいて相対操舵角θを
検出し、図6の零点補正値計算ルーチンの実行により同
相対操舵角θ、左右輪車速センサ22,23により検出
した左右車輪速Vwl,Vwr及び操舵角センサ21のセン
タ信号SSCに基づいて零点補正値θo を計算し、図4
のステップ106の処理により零点補正値θoと相対操
舵角θに基づいて絶対操舵角θ*を計算するようにし
た。そして、前記零点補正値計算ルーチンにおいては、
操舵角センサ21からのセンタ信号SSCが存在すれば
図6のステップ306〜316の処理により零点補正値
θoを計算し、またセンタ信号SSCが存在しなければ
図6のステップ320〜324の処理により零点補正値
θo を計算する。したがって、絶対操舵角θ* が遅滞な
く、簡単かつ精度よく検出される。
舵角計算ルーチンの実行によって操舵角センサ21から
2相回転信号SS1,SS2に基づいて相対操舵角θを
検出し、図6の零点補正値計算ルーチンの実行により同
相対操舵角θ、左右輪車速センサ22,23により検出
した左右車輪速Vwl,Vwr及び操舵角センサ21のセン
タ信号SSCに基づいて零点補正値θo を計算し、図4
のステップ106の処理により零点補正値θoと相対操
舵角θに基づいて絶対操舵角θ*を計算するようにし
た。そして、前記零点補正値計算ルーチンにおいては、
操舵角センサ21からのセンタ信号SSCが存在すれば
図6のステップ306〜316の処理により零点補正値
θoを計算し、またセンタ信号SSCが存在しなければ
図6のステップ320〜324の処理により零点補正値
θo を計算する。したがって、絶対操舵角θ* が遅滞な
く、簡単かつ精度よく検出される。
【0035】なお、上記実施例の図6の零点補正値計算
ルーチンにおいては、操舵角センサ21からのセンタ信
号SSCを用いたステップ304〜316の処理及びセ
ンタ信号SSCを用いないステップ320〜324の処
理の併用により零点補正値θo を計算するようにした
が、これらのステップ304〜316の処理とステップ
320〜324とを単独に用いて零点補正値θoを検出
するようにしてもよい。この場合、ステップ304〜3
16の単独処理により零点補正値θoを計算する場合に
は、センタ信号SSCが発生するまでは零点補正値θo
が計算できないが、この時間は通常わずかであるので、
この時間を無視して絶対操舵角θ*を計算しなかった
り、同絶対操舵角θ*を用いた制御を中断しておけばよ
い。また、ステップ320〜324の単独処理により零
点補正値θoを計算する場合には、センタ信号SSCを
用いないので、簡単に零点補正値θoを計算できるとと
もに、絶対操舵角θ*を計算できる。
ルーチンにおいては、操舵角センサ21からのセンタ信
号SSCを用いたステップ304〜316の処理及びセ
ンタ信号SSCを用いないステップ320〜324の処
理の併用により零点補正値θo を計算するようにした
が、これらのステップ304〜316の処理とステップ
320〜324とを単独に用いて零点補正値θoを検出
するようにしてもよい。この場合、ステップ304〜3
16の単独処理により零点補正値θoを計算する場合に
は、センタ信号SSCが発生するまでは零点補正値θo
が計算できないが、この時間は通常わずかであるので、
この時間を無視して絶対操舵角θ*を計算しなかった
り、同絶対操舵角θ*を用いた制御を中断しておけばよ
い。また、ステップ320〜324の単独処理により零
点補正値θoを計算する場合には、センタ信号SSCを
用いないので、簡単に零点補正値θoを計算できるとと
もに、絶対操舵角θ*を計算できる。
【0036】さらに、前記ステップ304〜316の処
理中のステップ304〜310の処理のみにより、すな
わちハンドル30が中立状態にあるときのみ、零点補正
値を検出するようにしてもよい。これによれば、ハンド
ル30が360度以上回転している場合は無視されるの
で、ステップ308の判定処理における所定値Vthは中
立状態から少なくとも360度未満のハンドル30の回
転角を表すものであればよい。
理中のステップ304〜310の処理のみにより、すな
わちハンドル30が中立状態にあるときのみ、零点補正
値を検出するようにしてもよい。これによれば、ハンド
ル30が360度以上回転している場合は無視されるの
で、ステップ308の判定処理における所定値Vthは中
立状態から少なくとも360度未満のハンドル30の回
転角を表すものであればよい。
【0037】次に、図4のステップ102にて実行され
る零点補正値計算ルーチン(詳細は図6)を変形した変
形例について説明すると、同変形例に係る零点補正値計
算ルーチンは図9に詳細に示されている。このルーチン
の実行はステップ350にて開始され、ステップ352
にて上記実施例と同様に左右車輪速Vwl,Vwrをそれぞ
れ表す各検出信号を入力し、ステップ354にて左右車
輪速Vwl,Vwrの差の絶対値|Vwl−Vwr|を計算して
同絶対値を車輪速差ΔVw として設定する。
る零点補正値計算ルーチン(詳細は図6)を変形した変
形例について説明すると、同変形例に係る零点補正値計
算ルーチンは図9に詳細に示されている。このルーチン
の実行はステップ350にて開始され、ステップ352
にて上記実施例と同様に左右車輪速Vwl,Vwrをそれぞ
れ表す各検出信号を入力し、ステップ354にて左右車
輪速Vwl,Vwrの差の絶対値|Vwl−Vwr|を計算して
同絶対値を車輪速差ΔVw として設定する。
【0038】次に、ステップ356にて前記計算した車
輪速差ΔVw と所定の小さな値Vthとを比較して、車輪
速差ΔVw が所定値Vth以下であるか否かを判定する。
この判定処理は車両がほぼ直進走行しているか否かの判
定のために行われる。車輪速差ΔVw が所定値Vth以下
であれば、ステップ356にて「YES」と判定してプ
ログラムをステップ358以降へ進める。一方、車輪速
差ΔVw が所定値Vthより大きければ、ステップ356
にて「NO」と判定して、ステップ372にてマイクロ
コンピュータ24に内蔵されたタイマ回路をクリアし、
ステップ374にてこの零点補正値計算ルーチンの実行
を終了する。
輪速差ΔVw と所定の小さな値Vthとを比較して、車輪
速差ΔVw が所定値Vth以下であるか否かを判定する。
この判定処理は車両がほぼ直進走行しているか否かの判
定のために行われる。車輪速差ΔVw が所定値Vth以下
であれば、ステップ356にて「YES」と判定してプ
ログラムをステップ358以降へ進める。一方、車輪速
差ΔVw が所定値Vthより大きければ、ステップ356
にて「NO」と判定して、ステップ372にてマイクロ
コンピュータ24に内蔵されたタイマ回路をクリアし、
ステップ374にてこの零点補正値計算ルーチンの実行
を終了する。
【0039】ステップ358においては前回相対操舵角
θN-1を今回相対操舵角θNに更新し、ステップ360に
おいては今回相対操舵角θNを図4のステップ102に
て計算した相対操舵角θに更新する。ここで、前回相対
操舵角θN-1は前回の減衰力制御プログラム(図4)の
実行時に計算した相対操舵角θを表し、今回相対操舵角
θNは今回の減衰力制御プログラムの実行時に計算した
相対操舵角θを表す。これらの前回相対操舵角θN-1及
び今回相対操舵角θNの更新後、ステップ362にて前
回相対操舵角θN-1と今回相対操舵角θNの差の絶対値|
θN−θN-1|を計算して、同計算結果を操舵角差ΔθN
として設定する。次に、ステップ364にて操舵角差Δ
θNと所定の小さな値θthとを比較して、操舵角差ΔθN
が所定値θth以下であるか否かを判定する。この判定処
理は相対操舵角θの変化が微小であること、すなわちハ
ンドル30の操舵操作が行われていないことを判定する
ものである。
θN-1を今回相対操舵角θNに更新し、ステップ360に
おいては今回相対操舵角θNを図4のステップ102に
て計算した相対操舵角θに更新する。ここで、前回相対
操舵角θN-1は前回の減衰力制御プログラム(図4)の
実行時に計算した相対操舵角θを表し、今回相対操舵角
θNは今回の減衰力制御プログラムの実行時に計算した
相対操舵角θを表す。これらの前回相対操舵角θN-1及
び今回相対操舵角θNの更新後、ステップ362にて前
回相対操舵角θN-1と今回相対操舵角θNの差の絶対値|
θN−θN-1|を計算して、同計算結果を操舵角差ΔθN
として設定する。次に、ステップ364にて操舵角差Δ
θNと所定の小さな値θthとを比較して、操舵角差ΔθN
が所定値θth以下であるか否かを判定する。この判定処
理は相対操舵角θの変化が微小であること、すなわちハ
ンドル30の操舵操作が行われていないことを判定する
ものである。
【0040】操舵角差ΔθNが所定値θth以下であれ
ば、ステップ364にて「YES」と判定して、ステッ
プ366にて前記タイマ回路のタイマ値をインクリメン
トし、プログラムをステップ368に進める。一方、操
舵角差ΔθNが所定値θthより大きければ、ステップ3
64にて「NO」と判定して、ステップ372にてタイ
マ回路をクリアして、ステップ374にてこの零点補正
値計算ルーチンの実行を終了する。ステップ368にお
いては、前記インクリメントされたタイマ回路のタイマ
値が所定値以上であるか否かを判定する。この場合、タ
イマ値が所定値に満たなければ、ステップ368にて
「NO」と判定して、ステップ374にてこの零点補正
値計算ルーチンの実行を終了する。一方、前記ステップ
366のインクリメントによるタイマ値が所定値以上に
なると、ステップ368にて「YES」と判定して、ス
テップ370にて零点補正値θo を現在の相対操舵角θ
に設定して、ステップ374にてこの零点補正値計算ル
ーチンの実行を終了する。
ば、ステップ364にて「YES」と判定して、ステッ
プ366にて前記タイマ回路のタイマ値をインクリメン
トし、プログラムをステップ368に進める。一方、操
舵角差ΔθNが所定値θthより大きければ、ステップ3
64にて「NO」と判定して、ステップ372にてタイ
マ回路をクリアして、ステップ374にてこの零点補正
値計算ルーチンの実行を終了する。ステップ368にお
いては、前記インクリメントされたタイマ回路のタイマ
値が所定値以上であるか否かを判定する。この場合、タ
イマ値が所定値に満たなければ、ステップ368にて
「NO」と判定して、ステップ374にてこの零点補正
値計算ルーチンの実行を終了する。一方、前記ステップ
366のインクリメントによるタイマ値が所定値以上に
なると、ステップ368にて「YES」と判定して、ス
テップ370にて零点補正値θo を現在の相対操舵角θ
に設定して、ステップ374にてこの零点補正値計算ル
ーチンの実行を終了する。
【0041】この変形例によれば、車輪速差ΔVw が小
さくて所定値Vth以下であることは車両がほぼ直進状態
にあることを意味し、また操舵角差ΔθNが所定時間以
上に渡って所定値θth以下であることはさらに車両の直
進状態が続行していることを保証する。そして、零点補
正値θoは直進状態にある相対操舵角θに決定されるの
で、左右車輪速Vwl,Vwr及び相対操舵角θを検出のみ
で残りを演算により済ませることができ、零点補正値θ
oを簡単な構成で検出できる。また、この零点補正値θo
を用いれば、上記実施例の図4のステップ106の処理
により絶対操舵角θ*を計算できるので、同操舵角θ*も
簡単に検出できる。
さくて所定値Vth以下であることは車両がほぼ直進状態
にあることを意味し、また操舵角差ΔθNが所定時間以
上に渡って所定値θth以下であることはさらに車両の直
進状態が続行していることを保証する。そして、零点補
正値θoは直進状態にある相対操舵角θに決定されるの
で、左右車輪速Vwl,Vwr及び相対操舵角θを検出のみ
で残りを演算により済ませることができ、零点補正値θ
oを簡単な構成で検出できる。また、この零点補正値θo
を用いれば、上記実施例の図4のステップ106の処理
により絶対操舵角θ*を計算できるので、同操舵角θ*も
簡単に検出できる。
【0042】また、上記実施例及び上記各種変形例に係
る絶対操舵角検出部分、すなわち操舵角センサ21、左
右車輪速センサ22,23、図5の相対操舵角計算ルー
チン、図6(又は図9)の零点補正値計算ルーチン及び
図4のステップ106の処理を単独の絶対操舵角検出装
置として分離すれば、同検出絶対操舵角をロール剛性制
御以外の各種車両の挙動制御にも利用できる。
る絶対操舵角検出部分、すなわち操舵角センサ21、左
右車輪速センサ22,23、図5の相対操舵角計算ルー
チン、図6(又は図9)の零点補正値計算ルーチン及び
図4のステップ106の処理を単独の絶対操舵角検出装
置として分離すれば、同検出絶対操舵角をロール剛性制
御以外の各種車両の挙動制御にも利用できる。
【0043】次に、上記実施例の図4のステップ114
にて決定される領域を車速をも考慮するようにした変形
例について説明する。この場合、マイクロコンピュータ
24は図4のステップ114の処理に代えて図10のス
テップ113,114aの処理を実行するとともに、図
7の減衰力テーブルに代えて図11に示すように車速V
の増加により境界線が原点Oに近づく特性の減衰力テー
ブルを備えている。
にて決定される領域を車速をも考慮するようにした変形
例について説明する。この場合、マイクロコンピュータ
24は図4のステップ114の処理に代えて図10のス
テップ113,114aの処理を実行するとともに、図
7の減衰力テーブルに代えて図11に示すように車速V
の増加により境界線が原点Oに近づく特性の減衰力テー
ブルを備えている。
【0044】このように構成した変形例においては、図
4のステップ102〜112の処理後の図10のステッ
プ113にて左右輪の各車輪速Vwl,Vwrの和の平均値
を車速Vとして計算し、ステップ114aにては絶対操
舵角θ*及び操舵速度dθ*/dtによって決まる状態が車速
Vに応じて変化するA領域に属するか否かを決定する。
このステップ114aの処理後の処理について上記実施
例と同じである。これによれば、A領域の境界線は車速
Vの増加にしたがって原点Oに近づくので、ショックア
ブソーバ10A〜10Dの減衰力はハード状態に切り換
えられ易くなって、高速走行時における操安性が良好と
なる。
4のステップ102〜112の処理後の図10のステッ
プ113にて左右輪の各車輪速Vwl,Vwrの和の平均値
を車速Vとして計算し、ステップ114aにては絶対操
舵角θ*及び操舵速度dθ*/dtによって決まる状態が車速
Vに応じて変化するA領域に属するか否かを決定する。
このステップ114aの処理後の処理について上記実施
例と同じである。これによれば、A領域の境界線は車速
Vの増加にしたがって原点Oに近づくので、ショックア
ブソーバ10A〜10Dの減衰力はハード状態に切り換
えられ易くなって、高速走行時における操安性が良好と
なる。
【0045】また、上記実施例においては、ショックア
ブソーバ10A〜10Dの減衰力をハード状態に切り換
えたり、ソフト状態に切り換えたりした場合、切り換え
状態を保持する保持時間を設けるようにしなかった。し
かし、前記減衰力の頻繁な切り換えを避けるために、同
減衰力をハード状態又はソフト状態に一旦切り換えた後
には、所定時間が経過するまで再度の切り換えを禁止す
るようにしてもよい。
ブソーバ10A〜10Dの減衰力をハード状態に切り換
えたり、ソフト状態に切り換えたりした場合、切り換え
状態を保持する保持時間を設けるようにしなかった。し
かし、前記減衰力の頻繁な切り換えを避けるために、同
減衰力をハード状態又はソフト状態に一旦切り換えた後
には、所定時間が経過するまで再度の切り換えを禁止す
るようにしてもよい。
【0046】また、上記実施例においては、ハンドル3
0の操舵操作に関係し車体のロールの原因となる操舵状
態量としてハンドル30の操舵速度dθ*/dtを採用した
が、この操舵速度dθ*/dtに代えて、絶対操舵角θ*の大
きさを前記操舵状態量として採用したり、操舵速度dθ*
/dt及び絶対操舵角θ*の両者を考慮した物理量、例えば
両者の重み付けした和を前記操舵状態量として採用する
ようにしてもよい。
0の操舵操作に関係し車体のロールの原因となる操舵状
態量としてハンドル30の操舵速度dθ*/dtを採用した
が、この操舵速度dθ*/dtに代えて、絶対操舵角θ*の大
きさを前記操舵状態量として採用したり、操舵速度dθ*
/dt及び絶対操舵角θ*の両者を考慮した物理量、例えば
両者の重み付けした和を前記操舵状態量として採用する
ようにしてもよい。
【0047】また、上記実施例においては、ショックア
ブソーバ10A〜10Dの減衰力をソフト状態及びハー
ド状態の2段階に切り換えるようにしたが、同アブソー
バ10A〜10Dの減衰力を3段階以上の複数段に切り
換えるようにしてもよい。この場合、図4のステップ1
20にて、操舵速度dθ*/dt又は絶対操舵角θ*が大きく
なるにしたがって、ショックアブソーバ10A〜10D
の減衰力をハード側に大きく切り換えるようにすればよ
い。
ブソーバ10A〜10Dの減衰力をソフト状態及びハー
ド状態の2段階に切り換えるようにしたが、同アブソー
バ10A〜10Dの減衰力を3段階以上の複数段に切り
換えるようにしてもよい。この場合、図4のステップ1
20にて、操舵速度dθ*/dt又は絶対操舵角θ*が大きく
なるにしたがって、ショックアブソーバ10A〜10D
の減衰力をハード側に大きく切り換えるようにすればよ
い。
【0048】さらに、上記実施例においては、ロール剛
性変更機構として減衰力可変式のショックアブソーバを
用い、ロール剛性の切り換えとしてその減衰力特性を切
り換えるものについて説明した。しかし、ロール剛性変
更機構は、ばね力可変式のスタビライザやコイルスプリ
ングの代わりに流体を封入して形成したばね力可変式流
体ばね等であってもよく、これらのばね定数を切り換え
ることにより、車両のロール剛性を切り換えてもよい。
また、流体圧式アクティブサスペンションの流体圧シリ
ンダに発生する減衰力を変更してロール剛性を切り換え
るように構成してもよい。
性変更機構として減衰力可変式のショックアブソーバを
用い、ロール剛性の切り換えとしてその減衰力特性を切
り換えるものについて説明した。しかし、ロール剛性変
更機構は、ばね力可変式のスタビライザやコイルスプリ
ングの代わりに流体を封入して形成したばね力可変式流
体ばね等であってもよく、これらのばね定数を切り換え
ることにより、車両のロール剛性を切り換えてもよい。
また、流体圧式アクティブサスペンションの流体圧シリ
ンダに発生する減衰力を変更してロール剛性を切り換え
るように構成してもよい。
【図1】 本発明の一実施例を示すショックアブソーバ
及び同アブソーバのための電気制御装置の概略ブロック
図である。
及び同アブソーバのための電気制御装置の概略ブロック
図である。
【図2】 図1の操舵角センサの組み付け状態を示す概
略図である。
略図である。
【図3】 同操舵角センサから出力される各種検出信号
と左右車輪速差の関係を示す図である。
と左右車輪速差の関係を示す図である。
【図4】 図1のマイクロコンピュータにて実行される
減衰力プログラムに対応したフローチャートである。
減衰力プログラムに対応したフローチャートである。
【図5】 図4の相対操舵角計算ルーチンの詳細フロー
チャートである。
チャートである。
【図6】 図4の零点補正値計算ルーチンの詳細フロー
チャートである。
チャートである。
【図7】 図1のマイクロコンピュータ内に設けた減衰
力テーブル内のデータの特性図である。
力テーブル内のデータの特性図である。
【図8】 図1のマイクロコンピュータ内に設けた操舵
角テーブル内のデータの特性図である。
角テーブル内のデータの特性図である。
【図9】 変形例に係る零点補正値計算ルーチンの詳細
フローチャートである。
フローチャートである。
【図10】 変形例に係る減衰力プログラムの一部を示
すフローチャートである。
すフローチャートである。
【図11】 変形例に係る減衰力テーブル内のデータの
特性図である。
特性図である。
10A〜10D…ショックアブソーバ、12a〜12d
…油圧シリンダ、14a〜14d…電磁バルブ、20…
電気制御装置、21…操舵角センサ、22,23…車輪
速センサ、24…マイクロコンピュータ。
…油圧シリンダ、14a〜14d…電磁バルブ、20…
電気制御装置、21…操舵角センサ、22,23…車輪
速センサ、24…マイクロコンピュータ。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B62D 113:00
Claims (7)
- 【請求項1】 車輪と車体との間に設けられ車両のロー
ル剛性を変更可能なロール剛性変更機構を制御するため
の制御装置であって、ハンドルの操舵操作に関係し車体
のロールの原因となる操舵状態量を検出する操舵状態量
検出手段と、前記検出した操舵状態量が大きくなると前
記ロール剛性変更機構を制御して車両のロール剛性を高
い側に切り換える切り換え制御手段とを備えた車両のロ
ール剛性制御装置において、 車両の直進状態に対応したハンドルの中立状態からの回
転角を絶対操舵角として検出する絶対操舵角検出手段
と、 前記検出した絶対操舵角が大きくなるにしたがって前記
切り換え制御手段によるロール剛性の切り換えの制御感
度を高くする感度制御手段とを設けたことを特徴とする
車両のロール剛性制御装置。 - 【請求項2】 前記請求項1に記載の絶対操舵角検出手
段を、 ハンドルの任意な回転位置からの回転角を相対操舵角と
して検出する相対操舵角検出手段と、 ハンドルの回転位置が中立位置にあるとき中立信号を発
生する中立信号発生手段と、 左右輪の各車輪速をそれぞれ検出する車輪速検出手段
と、 前記中立信号発生手段が中立信号を発生しているとき前
記車輪速検出手段によって検出された各車輪速の差がハ
ンドルの上記中立状態から少なくとも360度未満の回
転角よりほぼ小さいことを条件に前記相対操舵角検出手
段によって検出された相対操舵角を零点補正値として決
定する零点補正値決定手段と、 前記検出した相対操舵角と前記決定した零点補正値とに
より前記絶対操舵角を計算する絶対操舵角計算手段とで
構成した車両のロール剛性制御装置。 - 【請求項3】 前記請求項1に記載の絶対操舵角検出手
段を、 ハンドルの任意な回転位置からの回転角を相対操舵角と
して検出する相対操舵角検出手段と、 ハンドルの回転位置が中立位置にあるとき中立信号を発
生する中立信号発生手段と、 左右輪の各車輪速をそれぞれ検出する車輪速検出手段
と、 前記中立信号発生手段が中立信号を発生しているとき前
記車輪速検出手段によって検出された各車輪速の差がハ
ンドルの上記中立状態近辺を示していることを条件に前
記相対操舵角検出手段によって検出された相対操舵角を
零点補正値として決定し、かつ前記中立信号発生手段が
中立信号を発生しているとき前記各車輪速の差がハンド
ルの上記中立状態から360度回転した状態近辺を示し
ていることを条件に前記相対操舵角検出手段によって検
出された相対操舵角に360度を加算又は減算した値を
零点補正値として決定する零点補正値決定手段と、 前記検出した相対操舵角と前記決定した零点補正値とに
より前記絶対操舵角を計算する絶対操舵角計算手段とで
構成した車両のロール剛性制御装置。 - 【請求項4】 前記請求項1に記載の絶対操舵角検出手
段を、 ハンドルの任意な回転位置からの回転角を相対操舵角と
して検出する相対操舵角検出手段と、 左右輪の各車輪速をそれぞれ検出する車輪速検出手段
と、 前記検出された各車輪速の差に基づいて絶対操舵角を推
定する絶対操舵角推定手段と、 前記検出した相対操舵角と前記推定した絶対操舵角とに
より相対操舵角の零点補正値を計算する零点補正値計算
手段と、 前記検出した相対操舵角と前記計算した零点補正値とに
より前記絶対操舵角を計算する絶対操舵角計算手段とで
構成した車両のロール剛性制御装置。 - 【請求項5】 前記請求項1に記載の絶対操舵角検出手
段を、 ハンドルの任意な回転位置からの回転角を相対操舵角と
して検出する相対操舵角検出手段と、 左右輪の各車輪速をそれぞれ検出する車輪速検出手段
と、 前記相対操舵角検出手段によって検出された相対操舵角
の変化が所定時間継続して小さくかつ前記車輪速検出手
段によって検出された各車輪速の差が小さいとき前記相
対操舵角検出手段によって検出された相対操舵角を零点
補正値として決定する零点補正値決定手段と、 前記検出した相対操舵角と前記決定した零点補正値とに
より前記絶対操舵角を計算する絶対操舵角計算手段とで
構成した車両のロール剛性制御装置。 - 【請求項6】 ハンドルの中立状態からの絶対操舵角を
検出する車両用絶対操舵角検出装置であって、 ハンドルの微小角度ずつの回転に対応した回転信号を発
生するとともに、ハンドルが車両の直進状態に対応した
中立状態にあるとき中立信号を発生する操舵角センサ
と、 前記操舵角センサからの回転信号に応じてハンドルの任
意な回転位置からの回転角を相対操舵角として検出する
相対操舵角検出手段と、 左右輪の各車輪速をそれぞれ検出する車輪速検出手段
と、 前記操舵角センサが中立信号を発生しているとき前記車
輪速検出手段によって検出された各車輪速の差がハンド
ルの上記中立状態から少なくとも360度未満の回転角
を示していることを条件に前記相対操舵角検出手段によ
って検出された相対操舵角を零点補正値として決定する
零点補正値決定手段と、 前記検出した相対操舵角と前記決定した零点補正値とに
より前記絶対操舵角を計算する絶対操舵角計算手段とを
備えたことを特徴とする車両用絶対操舵角検出装置。 - 【請求項7】 ハンドルの中立状態からの絶対操舵角を
検出する車両用絶対操舵角検出装置であって、 ハンドルの微小角度ずつの回転に対応した回転信号を発
生するとともに、ハンドルが車両の直進状態に対応した
中立状態にあるとき及び同中立状態から360度回転し
た位置にあるとき中立信号を発生する操舵角センサと、 前記操舵角センサからの回転信号に応じてハンドルの任
意な回転位置からの回転角を相対操舵角として検出する
相対操舵角検出手段と、 左右輪の各車輪速をそれぞれ検出する車輪速検出手段
と、 前記操舵角センサが中立信号を発生しているとき前記車
輪速検出手段によって検出された各車輪速の差がハンド
ルの上記中立状態近辺を示していることを条件に前記相
対操舵角検出手段によって検出された相対操舵角を零点
補正値として決定し、かつ前記操舵角センサが中立信号
を発生しているとき前記各車輪速の差がハンドルの上記
中立状態から360度回転した状態近辺を示しているこ
とを条件に前記相対操舵角検出手段によって検出された
相対操舵角に360度を加算又は減算した値を零点補正
値として決定する零点補正値決定手段と、 前記検出した相対操舵角と前記決定した零点補正値とに
より前記絶対操舵角を計算する絶対操舵角計算手段とを
備えたことを特徴とする車両用絶対操舵角検出装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18850394A JPH0853007A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 車両のロール剛性制御装置及び同装置に用いるのに適した車両用絶対操舵角検出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP18850394A JPH0853007A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 車両のロール剛性制御装置及び同装置に用いるのに適した車両用絶対操舵角検出装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0853007A true JPH0853007A (ja) | 1996-02-27 |
Family
ID=16224871
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP18850394A Pending JPH0853007A (ja) | 1994-08-10 | 1994-08-10 | 車両のロール剛性制御装置及び同装置に用いるのに適した車両用絶対操舵角検出装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0853007A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100388382B1 (ko) * | 1997-12-30 | 2003-09-19 | 주식회사 만도 | 차량조향시스템의절대각감지센서 |
| JP2006008055A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Favess Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
| JP2007137383A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Jtekt Corp | 操舵装置 |
| JP2008174234A (ja) * | 2008-03-17 | 2008-07-31 | Toyota Motor Corp | 車輌の横転の虞れ判定装置 |
-
1994
- 1994-08-10 JP JP18850394A patent/JPH0853007A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100388382B1 (ko) * | 1997-12-30 | 2003-09-19 | 주식회사 만도 | 차량조향시스템의절대각감지센서 |
| JP2006008055A (ja) * | 2004-06-29 | 2006-01-12 | Favess Co Ltd | 電動パワーステアリング装置 |
| JP2007137383A (ja) * | 2005-11-22 | 2007-06-07 | Jtekt Corp | 操舵装置 |
| JP2008174234A (ja) * | 2008-03-17 | 2008-07-31 | Toyota Motor Corp | 車輌の横転の虞れ判定装置 |
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