JPH0853715A - マッフル炉の伸縮継手のシール構造 - Google Patents

マッフル炉の伸縮継手のシール構造

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JPH0853715A
JPH0853715A JP18965894A JP18965894A JPH0853715A JP H0853715 A JPH0853715 A JP H0853715A JP 18965894 A JP18965894 A JP 18965894A JP 18965894 A JP18965894 A JP 18965894A JP H0853715 A JPH0853715 A JP H0853715A
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JP
Japan
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flange
packing
muffle
expansion joint
muffle body
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP18965894A
Other languages
English (en)
Inventor
Miharu Shigee
美治 重枝
Yoshikazu Ono
美和 小野
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Nippon Steel Nisshin Co Ltd
Original Assignee
Nisshin Steel Co Ltd
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Publication date
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  • Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
  • Furnace Details (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 マッフル本体の交換作業を容易にし、時間の
短縮を図り、フランジの熱影響による変形や劣化を防止
し、雰囲気ガスシールの信頼性を向上させる。 【構成】 金属帯21は、アップヒート方式によって、
加熱炉22から除冷室23側に通板される。マッフル本
体25と伸縮継手24との接続は、上端フランジ26と
下端フランジ27との間にパッキン35を介在させて、
ボルト33とナット34との締結によって行う。パッキ
ン35がマッフル本体25を加熱する熱で劣化しないよ
うに、水冷ジャケット32によって周方向の内方側寄り
で冷却している。パッキン35を用いるので、ボルト3
3とナット34とによる締付けであっても、上端フラン
ジ26と下端フランジ27との間での気密封止を確実に
行うことができ、金属帯21の熱処理を安定に継続して
行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、金属帯を雰囲気熱処理
するために用いられるマッフル炉の伸縮継手のシール構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、金属帯を連続的に通板しなが
ら焼鈍などの熱処理を行うため、横型や縦型の熱処理炉
が使用されている。金属帯としてステンレス鋼帯を光輝
熱処理する場合は、図6に示すようなアップヒート方式
の縦型マッフル炉が好ましい特性を備えており、多く使
用されている。このような縦型の光輝焼鈍用マッフル炉
の構成は、たとえば特開平5−295452号公報など
に開示されている。この先行技術では、ステンレス鋼帯
などの金属帯1が、入側のデフレクタロール2から鉛直
方向に上昇し、一対のデフレクタロール3,4をへて鉛
直方向に出側のデフレクタロール5まで下降する。鉛直
上方に上昇する金属帯1を外囲して、下から上へ、加熱
炉6、除冷室7および冷却室8が配置される。加熱炉6
と除冷室7との間は、伸縮継手9によって接続される。
【0003】加熱炉6は、炉殻10がマッフル本体11
を外囲して、炉殻10の内側でマッフル本体11の外側
に形成される燃焼室12をバーナ13などで加熱し、マ
ッフル本体11の内部に通板される金属帯1を間接的に
加熱する。マッフル本体11の内側には、たとえば水素
ガスと窒素ガスとの混合ガスなどの雰囲気ガスが供給さ
れる。この雰囲気ガスは、伸縮継手9、除冷室7、冷却
室8、および出側のデフレクタロール5付近まで金属帯
1を外囲するシュート14内に供給される。加熱炉6へ
の金属帯1の入口には入口シール15が設けられ、シュ
ート14からデフレクタロール5への金属帯1の出口に
は出口シール16が設けられる。入口シール15および
出口シール16は、金属帯1の通板を許容しながら大気
中の酸素が雰囲気ガス中に侵入することを防止してい
る。
【0004】図7は、図6に示すようなマッフル炉にお
ける加熱炉6と伸縮継手9との間の接続構造を示す。マ
ッフル本体11は、炉殻10などに設けられる図6に示
すバーナ13などの熱源によって高温に加熱され、金属
帯1を間接加熱する。マッフル本体11の上端には、上
端フランジ17が装着され、伸縮継手9の下端フランジ
18に対して、外周部が溶接されて接続されている。こ
の溶接部19は、伸縮継手9とマッフル本体11とを機
械的に接合するばかりでなく、内部の雰囲気ガス等と外
気とを遮断するように気密封止も行っている。マッフル
本体11は、たとえば1100℃以上に加熱され、上端
フランジ17もかなり高温になるので、上端フランジ1
7と下端フランジ18との間にガスシールド用のパッキ
ンなどを介在させることは、耐熱性の点で不可能であ
る。なおマッフル本体11の上部には、バッフル20が
設けられ、金属帯1の周囲を除いてマッフル本体11の
上部を塞いでいる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】マッフル炉において
は、マッフル本体11が高温にさらされ、インコネルな
どの耐熱性材料を使用しても、自重によるクリープ変形
などを生じやすい。このためマッフル本体11は、たと
えば1年に1回の割合で交換する必要がある。マッフル
本体11を交換する場合は、マッフル本体の上端フラン
ジ17と伸縮継手9の下端フランジ18との溶接部19
を溶断することが不可欠である。しかしながら、その溶
断や溶接時の熱影響によって、マッフル本体11の上端
フランジ17と伸縮継手9の下端フランジ18とが変形
するおそれがある。また何回もマッフル交換作業を繰返
して行って、溶接や溶断を繰返していると、その際の入
熱によってフランジ材質の劣化も進行し、いずれも使用
不可となることも考えられる。仮に溶接が可能であって
も、フランジの材質が劣化していると、溶接部19によ
るガスシールの信頼性が低下し、マッフル炉の操業中に
ガス漏れを生じる可能性もある。また溶接や溶断には長
い作業時間が必要であり、マッフル本体11の交換の際
の作業時間が長くなってしまう。
【0006】本発明の目的は、マッフル本体の交換時に
溶接や溶断作業を行う必要がなく、フランジの変形を防
止することができ、ガスシールの信頼性を向上させるこ
とができ、マッフル交換作業時間の短縮が可能なマッフ
ル炉の伸縮継手のシール構造を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、鉛直下方から
上方へ通板される金属帯を外囲し、雰囲気熱処理するマ
ッフル本体と、冷却する冷却筒とが下から上に順次配置
され、マッフル本体の上端と冷却筒の下端との間に伸縮
継手が設けられ、マッフル本体上端のフランジと伸縮継
手下端のフランジとの間を気密封止するマッフル炉の伸
縮継手のシール構造において、マッフル本体上端のフラ
ンジと伸縮継手下端のフランジとの間に介在され、雰囲
気ガスのシールを行うパッキンと、パッキンよりも内方
側で、フランジのうちの少なくとも一方に設けられる水
冷ジャケットと、水冷ジャケットよりも外方側で、フラ
ンジ間を締結するボルトとを含むことを特徴とするマッ
フル炉の伸縮継手のシール構造である。また本発明の前
記パッキンは、耐熱性を有するひも状のゴム材料から成
り、ボルトよりも外方側に配置されることを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本発明に従えば、マッフル本体上端のフランジ
と伸縮継手下端のフランジとの間を、ボルトの締結によ
って固定する。フランジ間にはパッキンが介在され、マ
ッフル本体内の雰囲気ガスに対するシールを行う。フラ
ンジのうちの少なくとも一方には水冷ジャケットが設け
られ、フランジを冷却するので、マッフル本体が高温に
加熱されてもフランジを冷却してその温度がパッキンの
耐熱温度以下となるように冷却することができ、雰囲気
ガスのシールを安定に行うことができる。伸縮継手とマ
ッフル本体との接続がボルト締結によって行われている
ので、溶接や溶断の必要がなく、それに伴う熱変形や劣
化を防止し、雰囲気ガスのシールの信頼性が向上し、マ
ッフル本体の交換作業時間も短縮することができる。
【0009】また本発明に従えば、パッキンは耐熱性を
有するひも状のゴム材料から成り、ボルトよりも外方側
に配置されるので、フランジ間をボルトで軽く接合した
状態で、パッキンを巻付けるようにして容易に装着する
ことができる。
【0010】
【実施例】図1は、本発明の一実施例による伸縮継手の
シール構造を示し、図2は図1の実施例でフランジ間の
シール構造を示し、図3は図1の実施例が適用されるマ
ッフル炉の全体構成を示し、図4は本発明の他の実施例
によるシール構造を示し、図5は本発明のさらに他の実
施例によるシール構造を示す。
【0011】図1に示すように、ステンレス鋼などの金
属帯21は、鉛直下方から上方へ通板され、アップヒー
ト方式で光輝焼鈍される。金属帯21を焼鈍するための
加熱炉22と、その上方の除冷室23との間は、伸縮継
手24によって伸縮可能にかつ気密に接続される。伸縮
継手24は、加熱炉22内で金属帯21を外囲するマッ
フル本体25の上端に設けられる上端フランジ26と、
伸縮継手24の下端に設けられる下端フランジ27との
間で接合される。マッフル本体25の上端に設けられる
上端フランジ26の外周部には、リブ28で補強された
拡大フランジ29が溶接部30で溶接されて接合され
る。伸縮継手24の下端フランジ27の外周側にも、拡
大フランジ31が接合される。拡大フランジ31の上面
には、水冷ジャケット32が取付けられ、拡大フランジ
31を水で冷却することができる。水冷ジャケット32
は、たとえばマッフル本体25の端面よりもやや外側に
環状に設けられ、その外側の複数本のボルト33とナッ
ト34とによって、上下の拡大フランジ29,31間を
締付ける。ボルト33よりも外方寄りには、耐熱性のあ
るシリコンゴムなどによるひも状のパッキン35が配置
され、フランジ間の隙間から光輝焼鈍用の雰囲気ガスが
漏れないように封止する。
【0012】図2は、フランジ間の接合部の構造を拡大
して示す。このようにボルト33よりもパッキン35を
外方寄りに配置すれば、ボルト33とナット34との締
結が多少緩い状態で、ひも状のパッキン35を巻付けて
パッキン35を所定位置に配置することができ、作業性
が良好である。ひも状のパッキンは、耐熱性のあるシリ
コンゴム製のものが好適に使用される。
【0013】図3は、図1の実施例によるシール構造が
適用されるマッフル炉の全体構成を示す。縦型のやぐら
36に、前述の加熱炉22が取付けられる。加熱炉22
の上方には、伸縮継手24を介して、除冷室23が配置
され、さらにその上方にはたとえば3つの冷却室37
a,37b,37cが配置される。金属帯21は、加熱
炉22の下方のデフレクタロール38aを経て上向きに
通板され、やぐら36の上部に設けられる一対のデフレ
クタロール38b,38cで下向きに方向が変えられ、
下方のデフレクタロール38dまでの間をシュート39
によって気密に封止される。マッフル本体25は、やぐ
ら36の途中で、マッフル台車40によって支えられ
る。マッフル台車40は、マッフル本体25の交換の際
に炉殻を分解してマッフル本体25を剥き出しにした状
態で、マッフル本体25を吊下げて移動することができ
る。本実施例によれば、フランジ間の接合と分離とを、
ボルトの締結と取外しとによって、極めて容易に行うこ
とができる。
【0014】図4は、本発明の他の実施例によるシール
構造を示す。本実施例において図1に示す実施例に対応
する部分には同一の参照符を付す。注目すべきは、マッ
フル本体側の拡大フランジ41と伸縮継手側の拡大フラ
ンジ42との間に2本のパッキン43,44を配置し、
それぞれのパッキンの位置を安定させるために、拡大フ
ランジ41,42には浅い溝41a,41b;42a,
42bをそれぞれ形成していることである。なお本実施
例では、ボルト33の頭部およびナット34と拡大フラ
ンジ41,42の表面との間にはワッシャ45,46を
設けている。
【0015】図5は、本発明のさらに他の実施例による
シール構造を示す。図1に示す実施例に対応する部分に
は同一の参照符を付す。注目すべきは、マッフル本体側
の拡大フランジ51と伸縮継手側の拡大フランジ52と
の間は、フランジ同士が直接接触して封止するようにし
ており、溝51a,52a間に配置されるパッキン53
は、拡大フランジ51,52の接触面間から漏れた雰囲
気ガスをシールするために配置されていることである。
【0016】以上の各実施例では、ボルト33はパッキ
ンの内方側に設けられているけれども、パッキンよりも
外方側でもよい。ボルトがパッキンよりも外方側にあ
る、すなわちパッキンがボルトよりも内方寄りにあれ
ば、パッキンの使用量を減少させることができる。各実
施例のようにボルトよりもパッキンが外側にあれば、パ
ッキンを装着する作業を、ボルトがある程度締結された
状態で巻付けるようにして行うことができ、作業が容易
となる。
【0017】また各実施例では、ボルト33とナット3
4とによってフランジ間の接合を行っているけれども、
たとえば水冷ジャケット32が取付けられる側のフラン
ジには、ボルト33のねじ部と螺合する内ねじを形成し
ておいて、他方のフランジの表面から挿入されるボルト
33と直接螺合させるようにして締結することもでき
る。また、水冷ジャケットは伸縮継手24の下端フラン
ジ27の外周側に設けているけれども、マッフル本体2
5の上端フランジ26の外周側に設けるようにしてもよ
く、あるいは両方に設けるようにしてもよい。またマッ
フル本体25の上端フランジ26と、伸縮継手24の下
端フランジ27とのそれぞれ外周部に、拡大フランジ2
9,41,51および拡大フランジ31,42,52を
それぞれ設けるようにしているけれども、これは従来の
溶接および溶断による組立分解方法に対応したフランジ
を元に本発明の実施を行っているためであり、拡大フラ
ンジを含めた一体のフランジとして上端フランジおよび
下端フランジを形成するようにしてもよい。
【0018】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、フランジ
の少なくとも一方を水冷ジャケットによって冷却し、パ
ッキンを用いて雰囲気ガスのシールを行うことができる
ので、伸縮継手下端のフランジとマッフル本体上端のフ
ランジとの間の接合はボルトの締結によって行うことが
できる。フランジ間の接合をボルトによって行うので、
接続と分解とが溶接と溶断との場合に比較して極めて容
易となり、マッフル本体の交換の作業に要する時間が短
縮される。また溶接や溶断によって熱を加えることがな
いので、フランジの変形や劣化を防止し、雰囲気ガスシ
ールの信頼性を確保することができる。
【0019】また本発明によれば、ひも状のパッキンを
巻付けることによって、フランジ間の雰囲気ガスに対す
るシールを行うことができるので、マッフル本体の交換
時などの作業時間が著しく短縮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるシール構造を示す部分
的な断面図である。
【図2】図1のシール構造をさらに詳しく示す拡大断面
図である。
【図3】図1のシール構造が適用されるマッフル炉の全
体構成を示す簡略化した正面図である。
【図4】本発明の他の実施例の構成を示す部分的な断面
図である。
【図5】本発明のさらに他の実施例の構成を示す部分的
な断面図である。
【図6】一般的なアップヒート方式のマッフル炉の構成
を示す簡略化した正面図である。
【図7】図6のマッフル炉におけるシール構造を示す部
分的な断面図である。
【符号の説明】
21 金属帯 22 加熱炉 23 除冷室 24 伸縮継手 25 マッフル本体 26 上端フランジ 27 下端フランジ 29,31,41,42,51,52 拡大フランジ 32 水冷ジャケット 33 ボルト 35,43,44 パッキン 37a,37b,37c 冷却室 39 シュート 41a,41b;42a,42b 溝

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉛直下方から上方へ通板される金属帯を
    外囲し、雰囲気熱処理するマッフル本体と、冷却する冷
    却筒とが下から上に順次配置され、マッフル本体の上端
    と冷却筒の下端との間に伸縮継手が設けられ、マッフル
    本体上端のフランジと伸縮継手下端のフランジとの間を
    気密封止するマッフル炉の伸縮継手のシール構造におい
    て、 マッフル本体上端のフランジと伸縮継手下端のフランジ
    との間に介在され、雰囲気ガスのシールを行うパッキン
    と、 パッキンよりも内方側で、フランジのうちの少なくとも
    一方に設けられる水冷ジャケットと、 水冷ジャケットよりも外方側で、フランジ間を締結する
    ボルトとを含むことを特徴とするマッフル炉の伸縮継手
    のシール構造。
  2. 【請求項2】 前記パッキンは、耐熱性を有するひも状
    のゴム材料から成り、ボルトよりも外方側に配置される
    ことを特徴とする請求項1記載のマッフル炉の伸縮継手
    のシール構造。
JP18965894A 1994-08-11 1994-08-11 マッフル炉の伸縮継手のシール構造 Withdrawn JPH0853715A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101845544A (zh) * 2010-05-22 2010-09-29 奉化市光亮热处理电炉有限公司 具有防止炉胆变形的退火炉
JP2019065372A (ja) * 2017-10-05 2019-04-25 中外炉工業株式会社 竪型マッフル式熱処理炉

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Effective date: 20011106