JPH085412Y2 - ベルト変速機構室の水抜き装置 - Google Patents
ベルト変速機構室の水抜き装置Info
- Publication number
- JPH085412Y2 JPH085412Y2 JP1990063566U JP6356690U JPH085412Y2 JP H085412 Y2 JPH085412 Y2 JP H085412Y2 JP 1990063566 U JP1990063566 U JP 1990063566U JP 6356690 U JP6356690 U JP 6356690U JP H085412 Y2 JPH085412 Y2 JP H085412Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gasket
- case body
- cover
- belt
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- General Details Of Gearings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 自動2輪車のユニットスイング型エンジンなどのベル
ト変速機構室の水抜き装置に関する。
ト変速機構室の水抜き装置に関する。
(従来の技術) スクータ型自動2輪車では、ユニットスイング型エン
ジンが用いられる。これは、クランクケースの一側から
後方へスイングケースが連設され、その後部に後輪が軸
支されて、エンジンと後輪が一体化されたもので、前部
が上下揺動自在にフレームに軸支され、かつ後部が緩衝
ユニットで支持されることで、車体後部に緩衝懸架され
る。
ジンが用いられる。これは、クランクケースの一側から
後方へスイングケースが連設され、その後部に後輪が軸
支されて、エンジンと後輪が一体化されたもので、前部
が上下揺動自在にフレームに軸支され、かつ後部が緩衝
ユニットで支持されることで、車体後部に緩衝懸架され
る。
スイングケースは、ケース本体にカバーを被せて形成
され、クランクシャフトから後輪へ動力を伝える伝導機
構が収納される。その一次伝導には、Vベルト変速機構
が用いられるのが一般的で、Vベルト変速機構はオイル
分を嫌うので、スイングケース内の大部分が、乾式のベ
ルト変速機構室として区画される。ところが、このよう
な狭いスペース内では、苛酷な作用による発熱が蓄積さ
れて、ベルトおよびプーリが温度上昇し、これによりベ
ルトの寿命や変速機能が低下するなどの影響を受ける。
され、クランクシャフトから後輪へ動力を伝える伝導機
構が収納される。その一次伝導には、Vベルト変速機構
が用いられるのが一般的で、Vベルト変速機構はオイル
分を嫌うので、スイングケース内の大部分が、乾式のベ
ルト変速機構室として区画される。ところが、このよう
な狭いスペース内では、苛酷な作用による発熱が蓄積さ
れて、ベルトおよびプーリが温度上昇し、これによりベ
ルトの寿命や変速機能が低下するなどの影響を受ける。
そこで、この温度上昇を抑えるために、スイングケー
ス内に冷却空気を流通させる方法が採られる。冷却空気
は、シリンダ冷却用空気の一部をスイングケースの前部
から送り込んで、後部から排出させる。この冷却空気の
導入口および導出口は、製作上カバーの一部に一体に形
成される。
ス内に冷却空気を流通させる方法が採られる。冷却空気
は、シリンダ冷却用空気の一部をスイングケースの前部
から送り込んで、後部から排出させる。この冷却空気の
導入口および導出口は、製作上カバーの一部に一体に形
成される。
半面、このように冷却空気を導入すると、空気に混じ
って水がスイングケース内に侵入することがある。Vベ
ルト変速機構はオイル分同様に水分が存在することは好
ましくないので、多量に蓄積するのを防ぐ水抜き装置が
設けられる。
って水がスイングケース内に侵入することがある。Vベ
ルト変速機構はオイル分同様に水分が存在することは好
ましくないので、多量に蓄積するのを防ぐ水抜き装置が
設けられる。
水抜き装置は、第9図に示すように、スイングケース
の下底部において、ケース本体aとカバーbとの合わせ
面に介在するガスケットcの上縁が合わせ面より上方へ
突出し、カバーbの底に凹溝dが形成され、この凹溝d
を通じて、冷却空気の導入口から侵入した水が、最低部
に配置された水抜き部に導かれるようになっている。
の下底部において、ケース本体aとカバーbとの合わせ
面に介在するガスケットcの上縁が合わせ面より上方へ
突出し、カバーbの底に凹溝dが形成され、この凹溝d
を通じて、冷却空気の導入口から侵入した水が、最低部
に配置された水抜き部に導かれるようになっている。
水抜き部は、ケース本体aとカバーbとの合わせ面の
カバー側を縦方向に切り欠いた水抜き穴を中心に形成さ
れる。この水抜き穴の上方は、凹室と通孔を有するガス
ケットcで形成された膨張室が連続し、従って上記凹溝
dに導かれた水は、ガスケットcを乗り越えて一旦ケー
ス本体a側に出てから、ガスケットの通孔を抜けて水抜
き穴に導かれる必要があって、水抜きが不充分になる、
という問題がある。また、ガスケットcの突出部は倒れ
やすく、凹溝dの形が崩れて通水が不安定になる不具合
も存在するものであった。
カバー側を縦方向に切り欠いた水抜き穴を中心に形成さ
れる。この水抜き穴の上方は、凹室と通孔を有するガス
ケットcで形成された膨張室が連続し、従って上記凹溝
dに導かれた水は、ガスケットcを乗り越えて一旦ケー
ス本体a側に出てから、ガスケットの通孔を抜けて水抜
き穴に導かれる必要があって、水抜きが不充分になる、
という問題がある。また、ガスケットcの突出部は倒れ
やすく、凹溝dの形が崩れて通水が不安定になる不具合
も存在するものであった。
(考案が解決しようとする課題) この考案は、上記のような問題を解決するためになさ
れたもので、ガスケットの突出姿勢が安定して水の流通
凹溝が安定的に正しく維持され、かつ凹溝から排水口に
水がスムーズに流出できるようにしたベルト変速機構室
の水抜き装置を提供することを目的とする。
れたもので、ガスケットの突出姿勢が安定して水の流通
凹溝が安定的に正しく維持され、かつ凹溝から排水口に
水がスムーズに流出できるようにしたベルト変速機構室
の水抜き装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 上記の目的をもって、この考案のベルト変速機構室の
水抜き装置は、外側方を開放した略コ字状断面ケース本
体14aと、このケース本体14a内の前方に配置した駆動軸
17とその後方配置の被動軸19との間で動力伝達を行なう
Vベルト変速機構Aと、このVベルト変速機構Aを収容
したケース本体を外側開放面側から覆うカバー14bと、
前記ケース本体14aとカバー14bの合わせ面に介在された
ガスケット16と、上記ケース本体14aとカバー14bで形成
される密閉空間B内に外気を導入する外気導入口25と、
密閉空間B内の大気を外部に排出する排出口26と、上記
密閉空間B内の下部に溜まる水を外部に排出する排出口
37とをそれぞれ備え、前記ケース本体14aのガスケット1
6との合接面の肉厚T1をカバー14bのガスケット16との合
接面の肉厚T2より厚くするとともに、ガスケット16の幅
T3を前記ケース本体14aの肉厚T1よりさらに幅広とし、
前記カバー14bの底面とガスケット16との間に排水口37
に通じる水の流通凹溝28を形成した構成になるものであ
る。
水抜き装置は、外側方を開放した略コ字状断面ケース本
体14aと、このケース本体14a内の前方に配置した駆動軸
17とその後方配置の被動軸19との間で動力伝達を行なう
Vベルト変速機構Aと、このVベルト変速機構Aを収容
したケース本体を外側開放面側から覆うカバー14bと、
前記ケース本体14aとカバー14bの合わせ面に介在された
ガスケット16と、上記ケース本体14aとカバー14bで形成
される密閉空間B内に外気を導入する外気導入口25と、
密閉空間B内の大気を外部に排出する排出口26と、上記
密閉空間B内の下部に溜まる水を外部に排出する排出口
37とをそれぞれ備え、前記ケース本体14aのガスケット1
6との合接面の肉厚T1をカバー14bのガスケット16との合
接面の肉厚T2より厚くするとともに、ガスケット16の幅
T3を前記ケース本体14aの肉厚T1よりさらに幅広とし、
前記カバー14bの底面とガスケット16との間に排水口37
に通じる水の流通凹溝28を形成した構成になるものであ
る。
(作用) このように構成したものであって、ケース本体側の合
わせ面の肉厚がカバー側の肉厚より厚めになっているの
で、ガスケットを確実かつ安定的に支え、突出部の姿勢
が安定し、カバーとガスケットとの間の水の流通凹溝の
形成が崩れることなく、流水をスムーズにかつ円滑にガ
イドする。
わせ面の肉厚がカバー側の肉厚より厚めになっているの
で、ガスケットを確実かつ安定的に支え、突出部の姿勢
が安定し、カバーとガスケットとの間の水の流通凹溝の
形成が崩れることなく、流水をスムーズにかつ円滑にガ
イドする。
こうして、冷却空気と共にベルト変速機構室に侵入し
た水は、素早く排水され、ベルト変速機構は、温度上昇
抑制および水濡れ防止により、長くその機能性が保証さ
れる。
た水は、素早く排水され、ベルト変速機構は、温度上昇
抑制および水濡れ防止により、長くその機能性が保証さ
れる。
(実施例) 以下この考案の実施例になる図に就いて説明する。
第8図はスクータの一例を示すものである。
ハンドル3で操舵される前輪1とエンジン4で駆動さ
れる後輪2とが前後に配され、ハンドル3とシート5の
間が低く湾入してステップボード6が敷かれ、シート5
は収納ボックス7を兼ねたリアボディ8上に載置され、
このリアボディ8の下にエンジン4が配置される。
れる後輪2とが前後に配され、ハンドル3とシート5の
間が低く湾入してステップボード6が敷かれ、シート5
は収納ボックス7を兼ねたリアボディ8上に載置され、
このリアボディ8の下にエンジン4が配置される。
エンジン4は後輪2と一体化されたユニットスイング
型で、前下部の支持アーム9がフレーム10に上下揺動自
在に軸支され、後上部が緩衝ユニット11で支持されて、
緩衝懸架される。
型で、前下部の支持アーム9がフレーム10に上下揺動自
在に軸支され、後上部が緩衝ユニット11で支持されて、
緩衝懸架される。
ユニットスイング型エンジンは、第1図,第2図に示
すように、ほぼ水平に前傾するシリンダ12の後方にクラ
ンクケース13が連なり、そのクランクケース13の一側か
ら後方へスイングケース14が一体に連接されて、その後
部にリアアクスル15が設けられ、このリアアクスル15に
クランクケース13の直ぐ後方に位置する後輪2が軸支さ
れる。
すように、ほぼ水平に前傾するシリンダ12の後方にクラ
ンクケース13が連なり、そのクランクケース13の一側か
ら後方へスイングケース14が一体に連接されて、その後
部にリアアクスル15が設けられ、このリアアクスル15に
クランクケース13の直ぐ後方に位置する後輪2が軸支さ
れる。
スイングケース14は、縦割りの2分割可能に構成さ
れ、外側方に開放した略コ字状断面のケース本体14aと
ケース本体14aを外側方から覆うカバー14bとを合わせて
形成される。合わせ面にはガスケット16が介装される。
れ、外側方に開放した略コ字状断面のケース本体14aと
ケース本体14aを外側方から覆うカバー14bとを合わせて
形成される。合わせ面にはガスケット16が介装される。
スイングケース14内には、駆動軸として突出したクラ
ンクシャフト17にドライブVプーリ18が軸装され、被動
軸としての中間軸19に軸装されたドリブンVプーリ20と
の間にVベルト21が懸架されて、Vベルト変速機構Aが
一次伝導として装備される。22はドリブンVプーリ20と
中間軸19の間に介装された遠心シュー式の発進クラッチ
である。
ンクシャフト17にドライブVプーリ18が軸装され、被動
軸としての中間軸19に軸装されたドリブンVプーリ20と
の間にVベルト21が懸架されて、Vベルト変速機構Aが
一次伝導として装備される。22はドリブンVプーリ20と
中間軸19の間に介装された遠心シュー式の発進クラッチ
である。
中間軸19の他端は、独立したギア室23に突入し、前記
リアアクスル15との間に2次伝導としてギヤ変速機構24
が装備される。ギア室23はオイルを封入した湿式で、ス
イングケース14内は密閉されたベルト変速機構室Bとな
って、この密閉室Bは乾式に設定される。
リアアクスル15との間に2次伝導としてギヤ変速機構24
が装備される。ギア室23はオイルを封入した湿式で、ス
イングケース14内は密閉されたベルト変速機構室Bとな
って、この密閉室Bは乾式に設定される。
次に、前記スイングケース14のカバー14bには、その
前部に冷却空気の外気導入口25、後部に冷却空気の排出
口26が開設される。外気導入口25は、スイングケース14
のカバー14b側に形成され、クランクシャフト17の他端
に軸支されたシリンダ冷却用送風ファン27の送風の一部
を図示しないダクトを通して引き廻している。冷却空気
としての外気が外気導入口25からベルト変速機構室B内
に案内されるものであればよい。冷却空気はドライブプ
ーリ18に設けられたプーリファン18によっても吸い込ま
れる。
前部に冷却空気の外気導入口25、後部に冷却空気の排出
口26が開設される。外気導入口25は、スイングケース14
のカバー14b側に形成され、クランクシャフト17の他端
に軸支されたシリンダ冷却用送風ファン27の送風の一部
を図示しないダクトを通して引き廻している。冷却空気
としての外気が外気導入口25からベルト変速機構室B内
に案内されるものであればよい。冷却空気はドライブプ
ーリ18に設けられたプーリファン18によっても吸い込ま
れる。
導入された冷却空気は、スイングケース14内を通っ
て、導出口26から外部に放出される。その間にVベルト
21やドライブおよびドリブンVプーリ18,20の発熱を運
び出して温度上昇を抑え、Vベルト21などの劣化を防
ぎ、変速性能を安定させる。
て、導出口26から外部に放出される。その間にVベルト
21やドライブおよびドリブンVプーリ18,20の発熱を運
び出して温度上昇を抑え、Vベルト21などの劣化を防
ぎ、変速性能を安定させる。
一方、スイングケース14下底部のケース本体14aとカ
バー14bの合わせ面は、第5図に示すように、ケース本
体14a側の肉厚T1がカバー14b側の肉厚T2より厚く設定さ
れている。そして、この部分に介在するガスケット16の
巾T3は、ケース本体14a側合わせ面の肉厚T1よりさらに
巾広く設定される。すなわち、T2<T1<T3であり、ガス
ケット16の上縁が突出し、カバー14b底面とガスケット1
6との間に水の流通凹溝28が形成される。ケース本体14a
とカバー14bとの間に介在されるガスケット16はVベル
ト変速機構AのVベルト21のベルトラインより外側方に
位置される。
バー14bの合わせ面は、第5図に示すように、ケース本
体14a側の肉厚T1がカバー14b側の肉厚T2より厚く設定さ
れている。そして、この部分に介在するガスケット16の
巾T3は、ケース本体14a側合わせ面の肉厚T1よりさらに
巾広く設定される。すなわち、T2<T1<T3であり、ガス
ケット16の上縁が突出し、カバー14b底面とガスケット1
6との間に水の流通凹溝28が形成される。ケース本体14a
とカバー14bとの間に介在されるガスケット16はVベル
ト変速機構AのVベルト21のベルトラインより外側方に
位置される。
この場合、カバー14b底面とガスケット16の間に形成
される水の流通凹溝28は、ケース本体14a側の肉厚T1が
カバー14b側の肉厚T2より厚いので、ガスケット面と直
交する方向に弱いガスケット16の倒れを有効的に防止で
き、水の通路を安定的に、崩れることなく確保できる。
第9図のごとき使用形態では、ガスケット16が倒れる恐
れがあり、水の通路を安定的に確保できない恐れがあ
る。Vベルト変速機構Aは水に弱く、水が付くと変速機
能が損なわれるので、水を排水口37に導く水の流通凹溝
28をカバー14b側で安定的に確保することは重要なこと
である。
される水の流通凹溝28は、ケース本体14a側の肉厚T1が
カバー14b側の肉厚T2より厚いので、ガスケット面と直
交する方向に弱いガスケット16の倒れを有効的に防止で
き、水の通路を安定的に、崩れることなく確保できる。
第9図のごとき使用形態では、ガスケット16が倒れる恐
れがあり、水の通路を安定的に確保できない恐れがあ
る。Vベルト変速機構Aは水に弱く、水が付くと変速機
能が損なわれるので、水を排水口37に導く水の流通凹溝
28をカバー14b側で安定的に確保することは重要なこと
である。
スイングケース14の最低部には、第7図に示すよう
に、排水口37に通じる水抜き部29が配置される。まず水
抜き部29にはガスケット16とカバー14b側の合わせ面に
形成された縦方向の溝により水抜き穴30が設けられる。
水抜き穴30の上方には、凹室31と、通孔32のあいたガス
ケット延長部16aにより形成された膨張室33が連なる。
また、下方には、ケース本体14aおよびカバー14bのそれ
ぞれに形成された凹室34a,34bにより合成された膨張室3
5が連設される。膨張室35はガスケット16bで区画され、
そのガスケット16bに通孔36が開設されている。そして
ケース本体14a側の凹室34aの内側面に排水口37が開設さ
れる。
に、排水口37に通じる水抜き部29が配置される。まず水
抜き部29にはガスケット16とカバー14b側の合わせ面に
形成された縦方向の溝により水抜き穴30が設けられる。
水抜き穴30の上方には、凹室31と、通孔32のあいたガス
ケット延長部16aにより形成された膨張室33が連なる。
また、下方には、ケース本体14aおよびカバー14bのそれ
ぞれに形成された凹室34a,34bにより合成された膨張室3
5が連設される。膨張室35はガスケット16bで区画され、
そのガスケット16bに通孔36が開設されている。そして
ケース本体14a側の凹室34aの内側面に排水口37が開設さ
れる。
前記ケース本体14aとカバー14b合わせ面の肉厚の段差
は、この水抜き部29に近付くにつれて次第に消え、凹室
31前壁の前方では、同一面になるように設定される。ガ
スケット16の上縁も同じ高さになるように、切り欠き部
38が形成されている(第6図)。
は、この水抜き部29に近付くにつれて次第に消え、凹室
31前壁の前方では、同一面になるように設定される。ガ
スケット16の上縁も同じ高さになるように、切り欠き部
38が形成されている(第6図)。
こうして、外気導入口25から冷却空気とともに侵入し
た水は、直ぐ下に落ち、水の流通凹溝28に集められて後
方へ流れる。そして凹室31前壁により凹溝28が行き止ま
りになるので、切り欠き部38を通ってケース本体14a側
へ迂回し、通孔32を抜けて膨張室33に入り、続いて水抜
き穴30から膨張室35に落ち、通孔36,排水口37を通って
外部へ排出される。
た水は、直ぐ下に落ち、水の流通凹溝28に集められて後
方へ流れる。そして凹室31前壁により凹溝28が行き止ま
りになるので、切り欠き部38を通ってケース本体14a側
へ迂回し、通孔32を抜けて膨張室33に入り、続いて水抜
き穴30から膨張室35に落ち、通孔36,排水口37を通って
外部へ排出される。
この間、水は滞留することなくスムーズに流れ、水抜
き性能が高い。従ってVベルトが濡れてスリップし、減
速機能が低下するようなトラブルの発生が確実に防止さ
れる。
き性能が高い。従ってVベルトが濡れてスリップし、減
速機能が低下するようなトラブルの発生が確実に防止さ
れる。
水抜き部29は、いくつかの膨張室により迷路構造にな
っているので、後輪の跳ねた泥水などが、スイングケー
ス14内に侵入することを防止できる。
っているので、後輪の跳ねた泥水などが、スイングケー
ス14内に侵入することを防止できる。
また、ケース本体14aの合わせ面の肉厚が厚めに設定
されているので、ガスケットの保持力が高く、上縁の突
出姿勢が崩れにくく、凹溝28の形状が長期に維持され、
上記の水抜き作用が長く安定する。
されているので、ガスケットの保持力が高く、上縁の突
出姿勢が崩れにくく、凹溝28の形状が長期に維持され、
上記の水抜き作用が長く安定する。
以上の通り、この考案に係わるベルト変速機構室の水
抜き装置は、ケース本体14aのガスケット16との合接面
の肉厚T1をカバー14bのガスケット16との合接面の肉厚T
2より厚くするとともに、ガスケット16の幅T3を前記ケ
ース本体14aの肉厚T1よりさらに幅広とし、前記カバー1
4bの底面とガスケット16との間に排水口37に通じる水の
流通凹溝28を形成したので、ガスケットの倒れを防止し
て水の流通凹溝を安定的に確実に確保することができ、
ガスケットの突出姿勢が安定して排水を正しくガイド
し、かつ水の流通凹溝から排水口に水をスムーズに滞留
させることなく流出させることができて、冷却空気を流
通させたベルト変速機構のVベルトの水濡れを確実に防
ぐ効果がある。
抜き装置は、ケース本体14aのガスケット16との合接面
の肉厚T1をカバー14bのガスケット16との合接面の肉厚T
2より厚くするとともに、ガスケット16の幅T3を前記ケ
ース本体14aの肉厚T1よりさらに幅広とし、前記カバー1
4bの底面とガスケット16との間に排水口37に通じる水の
流通凹溝28を形成したので、ガスケットの倒れを防止し
て水の流通凹溝を安定的に確実に確保することができ、
ガスケットの突出姿勢が安定して排水を正しくガイド
し、かつ水の流通凹溝から排水口に水をスムーズに滞留
させることなく流出させることができて、冷却空気を流
通させたベルト変速機構のVベルトの水濡れを確実に防
ぐ効果がある。
第1図はこの考案の実施例を示す自動2輪車ユニットス
イング型エンジンのカバーを外したスイングケースの側
面図、第2図は第1図ユニットスイング型エンジンの横
断平面図、第3図は第2図A−A矢視によるカバー要部
の拡大した側面図、第4図は第1図水抜き部の合わせ面
を展開して示す展開図、第5図は第1図B−B矢視の拡
大断面図、第6図は第1図C−C矢視の拡大断面図、第
7図は第1図D−D矢視の拡大断面図、第8図はスクー
タ型自動2輪車の側面図、第9図は従来の水抜き装置の
要部を示す断面図である。 13……クランクケース、14……スイングケース、14a…
…ケース本体、14b……カバー、15……リアアクスル、1
6……ガスケット、17……クランクシャフト、18……ド
ライブVプーリ、20……ドリブンVプーリ、21……Vベ
ルト、A……Vベルト変速機構、B……Vベルト変速機
構室(密閉室)、25……外気導入口、26……排出口、28
……水の流通凹溝、29……水抜き部、30……水抜き穴、
33,35……膨張室、37……排水口、38……切り欠き部。
イング型エンジンのカバーを外したスイングケースの側
面図、第2図は第1図ユニットスイング型エンジンの横
断平面図、第3図は第2図A−A矢視によるカバー要部
の拡大した側面図、第4図は第1図水抜き部の合わせ面
を展開して示す展開図、第5図は第1図B−B矢視の拡
大断面図、第6図は第1図C−C矢視の拡大断面図、第
7図は第1図D−D矢視の拡大断面図、第8図はスクー
タ型自動2輪車の側面図、第9図は従来の水抜き装置の
要部を示す断面図である。 13……クランクケース、14……スイングケース、14a…
…ケース本体、14b……カバー、15……リアアクスル、1
6……ガスケット、17……クランクシャフト、18……ド
ライブVプーリ、20……ドリブンVプーリ、21……Vベ
ルト、A……Vベルト変速機構、B……Vベルト変速機
構室(密閉室)、25……外気導入口、26……排出口、28
……水の流通凹溝、29……水抜き部、30……水抜き穴、
33,35……膨張室、37……排水口、38……切り欠き部。
Claims (1)
- 【請求項1】外側方を開放した略コ字状断面ケース本体
14aと、このケース本体14a内の前方に配置した駆動軸17
とその後方配置の被動軸19との間で動力伝達を行なうV
ベルト変速機構Aと、このVベルト変速機構Aを収容し
たケース本体を外側開放面側から覆うカバー14bと、前
記ケース本体14aとカバー14bの合わせ面に介在されたガ
スケット16と、上記ケース本体14aとカバー14bで形成さ
れる密閉空間B内に外気を導入する外気導入口25と、密
閉空間B内の大気を外部に排出する排出口26と、上記密
閉空間B内の下部に溜まる水を外部に排出する排出口37
とをそれぞれ備え、前記ケース本体14aのガスケット16
との合接面の肉厚T1をカバー14bのガスケット16との合
接面の肉厚T2より厚くするとともに、ガスケット16の幅
T3を前記ケース本体14aの肉厚T1よりさらに幅広とし、
前記カバー14bの底面とガスケット16との間に排水口37
に通じる水の流通凹溝28を形成したことを特徴とするベ
ルト変速機構室の水抜き装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990063566U JPH085412Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | ベルト変速機構室の水抜き装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990063566U JPH085412Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | ベルト変速機構室の水抜き装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0422642U JPH0422642U (ja) | 1992-02-25 |
| JPH085412Y2 true JPH085412Y2 (ja) | 1996-02-14 |
Family
ID=31593734
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990063566U Expired - Fee Related JPH085412Y2 (ja) | 1990-06-18 | 1990-06-18 | ベルト変速機構室の水抜き装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH085412Y2 (ja) |
-
1990
- 1990-06-18 JP JP1990063566U patent/JPH085412Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0422642U (ja) | 1992-02-25 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US5195484A (en) | Air cleaner and snorkel assembly | |
| JPS6341354B2 (ja) | ||
| JP2010063691A (ja) | 空調ユニット | |
| JP2012245890A (ja) | スクータ型自動二輪車 | |
| JPH0581726B2 (ja) | ||
| BRPI1002925A2 (pt) | dispositivo de resfriamento para unidade de energia | |
| JP2001073739A (ja) | ブローバイガス還元装置 | |
| US6786290B2 (en) | Straddle-type four wheeled all terrain vehicle | |
| JP2022090454A (ja) | 空調機 | |
| JP2003042270A (ja) | ベルト変速機の冷却構造 | |
| JPH0444917Y2 (ja) | ||
| JPH0218851Y2 (ja) | ||
| JP2663343B2 (ja) | スクータ型自動二輪車 | |
| JP3102111B2 (ja) | 自動二輪車用エンジンのブリーザ装置 | |
| JPS6132197Y2 (ja) | ||
| JP3128214B2 (ja) | 4サイクルエンジンのオイル溜構造 | |
| JPS6317694Y2 (ja) | ||
| JPS6317695Y2 (ja) | ||
| JPS6216530Y2 (ja) | ||
| JPH10231723A (ja) | Vベルト冷却構造を備えたユニットスイング式エンジン | |
| JP2540094B2 (ja) | スク―タのエアクリ―ナ装置 | |
| JP3907054B2 (ja) | オイル汚れ防止構造を備える内燃機関 | |
| KR890000448B1 (ko) | 냉각장치를 구비한 벨트식 동력 전달장치 | |
| CN112594362B (zh) | 一种齿轮箱的通气结构及摩托车 | |
| JPS5913332Y2 (ja) | 内燃機関の吸気装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |