JPH0854277A - 製品区分け用秤 - Google Patents

製品区分け用秤

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JPH0854277A
JPH0854277A JP20913794A JP20913794A JPH0854277A JP H0854277 A JPH0854277 A JP H0854277A JP 20913794 A JP20913794 A JP 20913794A JP 20913794 A JP20913794 A JP 20913794A JP H0854277 A JPH0854277 A JP H0854277A
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JP20913794A
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Yasuhiro Yokosaki
安弘 横崎
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MARINO GIKEN KK
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MARINO GIKEN KK
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 被計量物(3)を収納したコンテナー(4)
を載置する載せ台(1)、載せ台上の被計量物の重量を
計測する演算部(10)、演算部の信号に基き無線信号
を発信する発信部(19)および発信部からの信号を受
信する受信部(20)からなり、演算部は載せ台の被計
量物の重量を記憶するメモリ(12、13)と、載せ台
上の被計量物の重量がメモリに記憶されている重量から
変化した場合にその重量差を計算するとともに載せ台上
の被計量物の新重量によりメモリを書換える演算器(1
5)、予め設定された基準値を与えるカード(6)、演
算器により算出した重量差と基準値を与える手段による
基準値とを比較する比較器(17)からなり、比較器の
比較結果に応じて発信部(19)から無線信号が発信さ
れ、受信部(20)のヘッドフォン、イヤーホーン等に
より作業者の耳元に区分が音声表示され、各区分に振分
けられた被計量物がアキュムレータ(30L、30M、
30S)に積算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、海老、タコ、魚の切身
などの生鮮水産食品や、苺、完熟トマト、西瓜、南瓜な
どの果実や野菜を重量によって簡単に区分けできる秤に
関し、特に魚などの水産物の計量区分けに適する秤に関
する。
【0002】
【従来の技術】魚などの水産物は漁場からコンテナーで
水揚げし、それを選別場に持って来て、コンテナーから
1つずつ取り出して、その大きさまたは重量に従って区
分けし出荷している。同様に苺やトマトや西瓜や南瓜な
どは、農家が畑からこれらのものを集荷し、プラスチッ
クなどで出来たコンテナーに集めて、それを選別場に持
って来て、コンテナーから1つずつ取り出して、その大
きさまたは重量に従って区分けし出荷している。
【0003】このような区分けにおいて大まかな区分は
目でも行えるが、区分けをしているうちに主観的基準が
変動したりするため、このような変動をなくすためには
1つずつ秤に載せて重さを計り、その重さに従って区分
けすることが従来行われている。
【0004】しかしながら、このようにいちいち秤に載
せて計り、そして更に区分けの入れ物に入れるような作
業をした場合には、コンテナーから秤に載せる際と、秤
から区分け用の容器に入れる際と、2度に亘って人手に
触られるために被計量物が損傷されることがある。
【0005】また、秤によって示された重量を基準と比
較するため、作業する人はいちいち基準値との比較を
し、区分けすべきランク付けの判断をするという余計な
作業が必要となり作業能率が悪く、また非常に疲れる作
業となる。
【0006】このような点に鑑みて、最近、果実入りコ
ンテナー全体を秤に載せ、そこから1つずつ果実を取出
すごとに減った重量を数字で秤の表示盤に示すととも
に、その減った重量に応じて果実の大きさをL、M、S
などの区分で表示盤に文字表示するようにすることが提
案されている(特公平3−33391号公報)。
【0007】上述の特公平3−33391号公報に示さ
れた選別方法およびそのための装置によれば、コンテナ
ーから果実を取り出し、その際に秤に示される表示に従
って出荷用の容器に入れていけばよい。このため、人手
は一度触るだけであり、人手が何回も触ることにより果
実が損傷されることが防止される。また、秤の表示盤に
大きさ区分が文字表示されるために、作業者が区分につ
いて考える手間がなく作業がし易くなる。
【0008】しかしながら、作業者はいちいち文字表示
された区分を目で確認しなければならず、実際の選別お
よび出荷作業において常時文字盤を目で見て確認する作
業が必須となるため目が疲れる。特に、最近、農業従事
者が高齢化しており、このような表示盤を目で見たり読
んだりすることに苦痛を憶える人が多い。また、表示盤
は見易い位置に置くことになり、作業者は表示盤を見易
い角度から覗く必要があるので、作業の自由度がなく、
重量選別しつつ選別対象物の外観を目視して形状の良否
や、彩りの良否や、傷の有無等を調べるなどという他の
作業を併せて行うようなこともできず、必ずしも効率が
よくなかった。
【0009】上述した特公平3−33391号公報に記
載された方法および装置の欠点を解消して、選別作業時
において選別結果を作業者が耳で聞き、選別を行うこと
ができるようにし、いちいち目で見ることをしないで済
むようにして目の疲労をなくし、また選別作業に併せて
他の作業も並行して行うことができるようにした装置を
提供することを目的として、本願出願人は先に次の装置
を提案した。
【0010】すなわち、被計量物を載置する載せ台、該
載せ台上の被計量物の重量を計測する演算部および演算
部の信号に基き表示する表示部からなり、該演算部は載
せ台の被計量物の重量を記憶するメモリと、載せ台上の
被計量物の重量がメモリに記憶されている重量から変化
した場合にその重量差を計算するとともに載せ台上の被
計量物の新重量によりメモリを書換える演算器、予め設
定された基準値を与える手段、および該演算器により算
出した前記重量差と前記基準値を与える手段の基準値と
を比較する比較器からなり、該比較器の比較結果に応じ
て前記表示部から音声表示するようにしたことを特徴と
する製品区分け用秤である。
【0011】この装置においては、前述した特公平3−
33391号公報においては表示盤に文字表示されてい
た重量区分を、その区分に応じて直接音声により、例え
ば、「L」、「M」、「S」という音声で、または、
「大」、「中」、「小」という音声で作業者に知らせる
ようにしている。
【0012】従って、作業者はいちいち文字表示盤を見
ることなく、コンテナーから被計量物を取出すと、それ
に応じて機械から出される音声による区分(「L」とか
「M」とか)に応じて区分け容器にその持ち上げた被計
量物を選別していけばよい。このように作業者はいちい
ち表示盤を見る必要もなく、秤と離れている場合でも作
業でき、表示盤に対して文字表示が見易い位置にいる必
要もなく作業は非常に容易となる。また、ボリュームに
より音声の大きさを変えられるようにすることによっ
て、高齢者や耳の不自由な人にも使い易い装置となる。
【0013】しかしながら、魚等の水産物の仕分け場は
通常外気を受け寒いため、作業者は防寒具を着用して作
業することが多い。このため上述した装置を魚等の水産
物の仕分けに用いる場合には、ボリュームを上げても、
音声表示が聞きとれないことがある。特に音声を機械的
に合成している場合には、ボリュームを過度に上げると
音声が歪み聞きとれなくなる。同様の問題は、騒音の大
きい作業環境下で仕分け作業する場合にも生じる。
【0014】この対策として、表示部としてヘッドフォ
ンまたはイヤホーンを用い、演算部と表示部とをコード
で連結して作業者の耳元で音声を発するようにすること
を試みた。しかしながら、ヘッドフォンまたはイヤホー
ンを採用し、コードで演算部と表示部とが連結されてい
ると、コードの長さにより作業者の作業範囲が限られ、
作業が極めて行い難いという問題があった。
【0015】本発明者は更に上述した問題点を解消し
て、水産加工場などの作業環境が余り良くない場所にお
いても、作業者がよく音声を聞きとれ、作業性を損ねる
ことのない装置を提供することを目的として次の装置を
提案した。
【0016】すなわち、被計量物を載置する載せ台、該
載せ台上の被計量物の重量を計測する演算部、演算部の
信号に基き発信する発信部および該発信部からの信号を
受信する受信部からなり、該演算部は載せ台の被計量物
の重量を記憶するメモリと、載せ台上の被計量物の重量
がメモリに記憶されている重量から変化した場合にその
重量差を計算するとともに載せ台上の被計量物の新重量
によりメモリを書換える演算器、予め設定された基準値
を与える手段、および該演算器により算出した前記重量
差と前記基準値を与える手段の基準値とを比較する比較
器からなり、該比較器の比較結果に応じて前記発信部か
ら無線信号を発信し、受信部において音声表示するよう
にしたことを特徴とする製品区分け用秤である。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】上述した本出願人の提
案に係る製品区分け用秤は、被計量物をその重量に応じ
て所定のランク、例えばその大きさに応じて大、中、小
(L、M、S)に区分けするのに非常に有用であり、こ
のようにして区分けされた被計量物はそれぞれそのラン
クに応じて同一のトレーまたは箱等に収納されて出荷さ
れる。この場合に商品の販売の方法として、1つのトレ
ーまたは箱などの包装単位の全重量を保障する方法、例
えばサケの切身においては全重量が5.3kgであり、大
きい切身についてはこの中に80切れ入っており、一
方、小さい切身については100切れ入っていて、それ
ぞれ80入、100入として販売されている。また同様
にタコにおいては全重量5.3kgに対し1箱に入ってい
る個数20尾、25尾、30尾、35尾というように、
その大きさに応じて入っている個数が違っている。ま
た、海老においては1ポンド入りとしてLは21尾から
25尾、Mとして25尾から30尾、Sとして30尾か
ら40尾包装するようなことが行われている。同様なこ
とが農産物においても行われている。上述した製品区分
け用秤において、これらトレーの区分けは非常に迅速に
行えるが、これらトレー、箱に収納された被計量物の数
または重量は目で見てまたは秤で総重量を計って所定の
量になった場合に、例えばコンベアに搬出して出荷にま
わすことになる。このようにトレーまたは箱の全重量ま
たは全個数に対しいちいち注意を払うことは選別作業を
している者にとってやはり負担となる作業である。
【0018】
【発明の目的】本発明は上述した目的に鑑みて、本出願
人の先に提案してた製品区分け用秤により区分けされた
被計量物の、各ランクにおける重量または数量を所定の
範囲とすることが極めて容易にできる装置を提案するこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】本発明においては、被計
量物を載置する載せ台、および該載せ台上の被計量物の
重量を計測する演算部からなり、該演算部は載せ台の被
計量物の重量を記憶するメモリ、載せ台上の被計量物の
重量がメモリに記憶されている重量から変化した場合に
その重量差を計算するとともに載せ台上の被計量物の新
重量によりメモリを書換える演算器、予め設定された基
準値を与える手段、および該演算器により算出した前記
重量差と前記基準値を与える手段の基準値とを比較する
比較器からなり、該比較器の比較結果に応じて被計量物
を複数のランクに区分けするとともに、該区分けに応じ
て複数のランクの各々につき被計量物のランクデータを
集計するアキュムレータが各ランクに設けられ、該アキ
ュムレータにカウントアップ基準値を与える手段が接続
されていることを特徴とする製品区分け用秤により上記
目的を達成する。
【0020】本発明において上述したアキュムレータは
複数のランクに区分けされた被計量物の各ランクの個数
を集計し、または各ランクの計量重量を集計するように
することが好ましい。
【0021】
【実施例】以下添付図面を参照して本発明の実施例を詳
細に説明する。図1は本発明装置の概略斜視図を示すも
のであり、載せ台1が秤本体2の上に設けられ、例えば
魚、海老等の多数の計量物3を収納したコンテナー4が
載せ台1の上に載置される。
【0022】この載せ台1は、従来の一般的に使われて
いる秤と同じように、機械的な秤機構またはロードセル
などの電気的秤機構等の秤量装置11(図2)に連結さ
れており、その上に載せられた物体(本実施例ではコン
テナー4)の重量を検知するようになっている。
【0023】検知された重量は、後述のようにして、秤
本体から屹立した表示パネル5にその全重量を表示する
ようにしてもよく、またコンテナー4から被計量物3を
取り出したときにその差の絶対値を表示するようにして
もよい。また、その差に応じて基準値と比較し、それに
応じて等級を表示するようにしてもよい。なお、上記全
重量の表示や差重量の表示は適宜省略して装置を簡便と
し、安価としてもよい。
【0024】しかしながら、本発明における特徴は、こ
の区分した等級に応じて音声によりその表示を作業者に
知らせるようになっている点である。この構造を次に図
2を参照して説明する。
【0025】載せ台1上のコンテナー4に収納された被
計量物3の重量は前述のようにして機械的な秤機構また
はロードセル等の電気的な秤機構等からなる秤量装置1
1によって計測される。計測された信号は演算部10の
電気的なメモリ12に記憶される。
【0026】次に載せ台1上のコンテナー4から被計量
物3が例えば1つ取り出されると、その取出された後の
コンテナー4の重量が別の第2のメモリ13に記憶され
る。実際には、最初のメモリ12と第2のメモリ13と
の記憶値の比較を比較器14で行っており、実質的に違
いが検知されると、その差が演算器15により演算され
る。
【0027】このようにして差が計算されると第1のメ
モリ12の内容は第2のメモリ13の値により書替えら
れ、また、その差が表示パネル5の上に表示されるとと
もに、差の重量は予め設定された基準値と比較される。
【0028】この実施例においては、予め設定された基
準値はICを組み込み表示パネル5の挿入口に装着され
たカード6から与えられるようになっている。カード6
には予め複数の基準値が書込まれており、基準値からの
信号をカード6を差込んだ部分で読取り、その読取った
基準値を基準値メモリ16に記憶しておき、前述のよう
にして演算した差の数字と基準値メモリ16に記憶した
基準値とを比較器17により比較をする。
【0029】本実施例の海老について説明すれば、1つ
の箱に1ポンド入として通常販売されている。この場合
にサイズがLのものについては1箱に21尾ないし25
尾入っている。従ってLのサイズのものについては平均
の重さは20gであり、その範囲は22gないし18g
の範囲である。
【0030】また、Mについては25尾ないし30尾入
っており、平均の重さが16gであり18gないし15
gのものがここに区分けされる。
【0031】同様にSのものについては15gないし1
1gのものが区分けされ30尾ないし40尾、平均重量
13gで区分けされる。また区分するときにLの範囲よ
りも大きいものについては目で見て極端に大きいものは
除外でき、またSよりも小さい極端に小さいものも同様
に除外できる。
【0032】従って、L、M、Sの境界の25尾、30
尾の数量の与える18gおよび15gを基準値として3
つのランクに分ける。
【0033】すなわち、基準値を18g、15gとし、
海老の重さを上述したようにして計った場合に、例えば
16gであるとすれば、これはサイズからすればMにも
区分けされるものであるが、最初の基準値20gと16
gとを比較し、第1の基準値18gより小さいことが確
認され、次に差16gと第2の基準値15gを比較し、
差16gが第2の基準値15gよりも大きいことを確認
する。その結果、その差16gは第1の基準値18gと
第2の基準値15gの間にあることが確認され、このよ
うにして第1、第2の基準値の間にあることから取出し
た物(重量が16g)は大きさが「M」に区分けされる
べきものであることが分かる。
【0034】このようにして得られた結果は、スピーカ
7から音声として発せられるようになっているが、切り
替えスイッチ18を切替えると、発信器19から無線信
号として発信され、作業者が衣服のポケットなどに入れ
て所持している受信器20に受信され、受信器20によ
り作業者が耳に装着しているイヤホーンまたはヘッドフ
ォンから作業者の耳元に音声として伝えられる。この音
声は、識別された範囲に応じて、例えば「M」または
「中」との音声である。この音声表示に従い、作業者は
コンテンナー4から取出した被計量物3をそれぞれの容
器8L、8M、8S(図1)の何れかに収納する。この
選別作業に際して、作業者は耳で音を聞くだけで視覚が
自由になるので、コンテナー4から取出した被計量物3
をそれぞれの容器8L、8M、8Sに入れる間に、作業
者は被計量物の外観を見て、その形状の良否、彩りの良
否、傷の有無等のチェック作業も行える。
【0035】上述の発信器19および受信器20の組合
せは、携帯用テープレコーダや携帯用CD装置のワイヤ
レスレシーバー装置として広く知られている方式と同様
とすることができる。
【0036】音声は演算部に予め組み込まれたLSIな
どによって音声を合成し発生するようにすればよい。更
に、表示パネル5(図1)または受信部に設けたボリュ
ーム9により、音声の大きさを調節するようにしてもよ
く、これにより、例えば選別作業を屋外で行う場合と室
内で行う場合とで音声の大きさを変えることもでき、ま
た、使用者が高齢者や耳の遠い人の場合、更に比較的離
れた場所で作業する場合に葉音声を大きくすることによ
り、確実に音声表示を聞き取ることができる。
【0037】次に計量する被計量物が変わった場合に
は、カード6を抜き取って被計量物に応じて別の基準値
が書込まれた別のカードを挿入して基準値を変え、前述
と同様にして作業することにより音声により区分が分か
り、作業者が極めて容易に作業をすることができる。
【0038】上述のようにして被計量物がサイズMに区
分けされるものであることが分かると、この実施例にお
いては、それぞれL、M、Sの各ランクに対してアキュ
ムレータ30L、30M、30Sが設けられており、3
0Mのアキュムレータにその計量した重量16gが加え
られる。以下、同様にして次の被計量物3を計量し、そ
の所定のランクに被計量物3を振分けるとともに、その
ランクのアキュムレータ30L、30M、30Sにその
重量を加算していく。このようにして順次外観の検査を
しつつ区分けをし、各ランクのトレー8L、8M、8S
上に被計量物を載せていく。
【0039】更に、前述したカード6から、トレー8
L、8M、8Sに収納する総重量が基準値として入力さ
れる(基準値入力32)。本実施例ではトレー重量の基
準値として1ポンド(454g)が入力されている。な
お、例えば、Lランクは大きく、順次Sランクに向かっ
て小さくなるなど、各ランク毎に基準値入力32の設定
値を変えてもよい。
【0040】アキュムレータ30L、30Mまたは30
Sは、比較器33L、33M、33Sにより、そのアキ
ュムレータ30L、30Mまたは30Sの計量値が基準
値(本実施例では1ポンド、すなわち454g)を越え
た時点に信号を発信する。この信号を受けると選別者は
そのトレー8L、8Mまたは8Sを次の荷造り工程へ送
り出す。すなわち、選別作業者は信号を受けるとトレー
8L、8Mまたは8Sをコンベア31に送り出して荷造
り工程に送ってもよい。または、上記の信号により自動
的にコンベア31が移動して、そのトレー8L、8Mま
たは8Sを次の荷造り工程に配置するようにしてもよ
い。
【0041】なお、上述した実施例においてはアキュム
レータ30L、30M、30Sに、被計量物3の重量を
加算していたが、基準値としてトレーに収納する個数を
入力してもよく、この場合には、ランク毎に基準値が異
なることになる。そして、アキュムレータにそこに区分
けされた被計量物3の個数を加算して、その個数が所定
の個数(基準値)になったら排出するようにしてもよ
い。この場合には、排出されたトレーの重量を別途計測
してもよい。それは販売慣行に従い行われる。
【0042】
【発明の効果】本発明によれば、受け台上に載せられた
コンテナーから被計量物を取出す際に、その取り出した
被計量物を重量に応じて、その等級を音声により表示す
るために、作業者はコンテナーから取り出し直ぐに区分
け用の容器に被計量物を区分けすることができ、被計量
物に手が触る機会が減少するために、手に触ることによ
る被計量物の損傷が大幅に減じられる。また、本発明に
よれば音声によりその区分が示されるために作業者は被
計量物の重量をいちいち考慮し、その区分を考える手間
がなく、また表示も文字などを見て判断するのではな
く、音声によるため作業をする時どちらの方向を向いて
いても作業が容易にでき、また陽射しの強いところなど
において表示が見にくいなどという問題もなく極めて容
易に選別作業が行える。また、選別作業の際に他の作業
をしていても、音声により区分が示されるために作業が
中断されることもなく極めて容易に選別作業が行える。
また、選別作業に際して、作業者は耳で音を聞くだけで
視覚が自由になるので、被計量物をそれぞれ区分けする
間に、作業者は被計量物の外観を見て、その形状の良
否、彩りの良否、傷の有無等のチェック作業も行える。
【0043】また本発明によれば、区分けした各ランク
の被計量物の重量のまたは個数を積算しており、それが
所定の数になると排出するようにしているので、包装し
たトレーまたは箱のトータルの重量または個数を決め
て、それにより販売するような場合の選別作業におい
て、選別者はそのトータル重量や個数をいちいち考慮す
ることなく選別作業に専念していて、所定の重量または
個数になった時に、自動的にその知らせを受け次工程に
トレーまたは箱を選別者が送り出し、または自動的に送
り出されるようにすることができ、作業性が一層向上す
る。また、これらの作業について選別者が特に気を使う
必要もなく作業が極めて容易となる。
【0044】更に、本発明において発信部から発信した
無線信号を受信部で受けて音声表示すると、受信部で作
業者の耳元に位置させることができ、特に水産加工場の
ように冷寒な作業環境または騒音のある環境下において
使用する場合にも、受信者は音声信号を容易に聞き取る
ことができる。このようにすると、受信部は載せ台や演
算部から離れていてもよく、コードなどの機械的な連結
部材もないので、作業者は自由に動くことができ、作業
性が一層損われない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る区分け用秤の斜視図である。
【図2】本発明の作用を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 載せ台 3 被計量物 4 コンテナー 5 表示パネル 6 カード 7 スピーカ 8L トレー 8M トレー 8S トレー 10 演算部 12 メモリ 13 メモリ 15 演算器 17 比較器 19 発信器 20 受信器 30L アキュムレータ 30M アキュムレータ 30S アキュムレータ 31 コンベア 32 基準値入力 33L 比較器 33M 比較器 33S 比較器

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被計量物を載置する載せ台、および該載
    せ台上の被計量物の重量を計測する演算部からなり、該
    演算部は載せ台の被計量物の重量を記憶するメモリ、載
    せ台上の被計量物の重量がメモリに記憶されている重量
    から変化した場合にその重量差を計算するとともに載せ
    台上の被計量物の新重量によりメモリを書換える演算
    器、予め設定された基準値を与える手段、および該演算
    器により算出した前記重量差と前記基準値を与える手段
    の基準値とを比較する比較器からなり、該比較器の比較
    結果に応じて被計量物を複数のランクに区分けするとと
    もに、該区分けに応じて複数のランクの各々につき被計
    量物のランクデータを集計するアキュムレータが各ラン
    クに設けられ、該アキュムレータにカウントアップ基準
    値を与える手段が接続されていることを特徴とする製品
    区分け用秤。
  2. 【請求項2】 前記アキュムレータが、複数のランクに
    区分けされた被計量物の各ランクの個数を集計すること
    を特徴とする製品区分け用秤。
  3. 【請求項3】 前記アキュムレータが、複数のランクに
    区分けされた被計量物の各ランクの計量重量を集計する
    ことを特徴とする製品区分け用秤。
  4. 【請求項4】 集計された被計量物が所定数量に到達し
    たことを前記アキュムレータにより検出し、該所定数量
    に到達したランクの被計量物を移送するコンベアを起動
    することを特徴とする請求項2または3に記載の製品区
    分け用秤。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100450336B1 (ko) * 2001-12-12 2004-09-30 주식회사 지테크인터내셔날 음성출력식 선과기 및 그 구동방법
JP2008012386A (ja) * 2006-07-03 2008-01-24 Yanmar Co Ltd 青果物選別装置
CN102700738A (zh) * 2012-01-09 2012-10-03 台衡精密测控(昆山)股份有限公司 带语音提示功能的记重分包秤
CN109060085A (zh) * 2018-08-27 2018-12-21 南京迈欧机械制造有限公司 一种多包裹动态称重方法及称量装置

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