JPH0856544A - 正特性サーミスタ装置 - Google Patents

正特性サーミスタ装置

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JPH0856544A
JPH0856544A JP20377394A JP20377394A JPH0856544A JP H0856544 A JPH0856544 A JP H0856544A JP 20377394 A JP20377394 A JP 20377394A JP 20377394 A JP20377394 A JP 20377394A JP H0856544 A JPH0856544 A JP H0856544A
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JP
Japan
Prior art keywords
heat
case
ptc element
heat collecting
temperature coefficient
Prior art date
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Pending
Application number
JP20377394A
Other languages
English (en)
Inventor
Norihiro Mochida
憲宏 持田
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Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Priority to SG1995000964A priority patent/SG41922A1/en
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 成形、焼成が容易で、反りが起こりにくいP
TC素子を用い、熱効率が良く、しかも、信頼性に優れ
た正特性サーミスタ装置を提供する。 【構成】 正特性サーミスタ装置1を構成するPTC素
子2は、一対の給電端子3に挟持されて中間材4に挿入
される。さらに、中間材4は、ヒートシンク7の一対の
集熱部7bに挟持されてケース5に収納される。このと
き、ケース5の対向する内壁5dと、集熱部7bとの間
に、支持材としてバネ端子9が挟み込まれ、バネ端子9
の押圧により、ヒートシンク7の集熱部7b、中間材
4、給電端子3、PTC素子2の各部材が押圧され、互
いに密着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、殺虫液を気化させるリ
キッド式蚊取器や芳香器等に用いられる正特性サーミス
タ(PTC)装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の正特性サーミスタ装置の構成を図
6、図7を用いて説明する。
【0003】同図において、41は正特性サーミスタ装
置であり、図面上の上方に開口したケース42の中央に
立設される筒部42aの外周全域にわたって形成された
溝部42b内に、環状のPTC素子43が、一対の給電
端子44で挟み込まれた状態で収納され、さらに、ケー
ス42の溝部42b内に樹脂45が充填される。ここ
で、PTC素子43および給電端子44の内径寸法は、
組立の際にケース42の筒部42aを挿通させ易くする
ために、筒部42aの外径寸法より大きいものであるこ
とから、PTC素子43および給電端子44と、筒部4
2aとの間には隙間ができる。そして、この隙間にも樹
脂45が充填されて、図7に示す樹脂層46が形成され
るものである。次に、蓋47が溝部42bを覆って筒部
42aに嵌合され、ケース42が密閉される。さらに、
蓋47およびケース42の筒部42aに、アルミニウム
等からなるハトメ48が挿通され、ハトメ48の両端が
蓋47およびケース42にかしめ固定され、蓋47およ
びケース42が一体に組み立てられるものである。ここ
で、ケース42の筒部42aの内径寸法は、組立の際に
ハトメ48を挿通させ易くするために、ハトメ48の外
径寸法より大きいものとなっており、しかも、ハトメ4
8は、かしめ固定する際に内側に湾曲するため、ケース
42の筒部42aとハトメ48との間に、空気層49が
形成されるものである。
【0004】このように構成される正特性サーミスタ装
置41をリキッド式蚊取器(図示せず)に用いる場合、
殺虫液を吸い上げる吸液芯をハトメ48に挿通させた状
態で、給電端子44を介してPTC素子43に通電させ
ることにより、PTC素子43から熱を発生させる。こ
うして発生した熱は、樹脂層46、ケース42の筒部4
2a、空気層49を介してハトメ48に伝導するととも
に、給電端子44、ケース42および蓋47、空気層4
9を介しても、ハトメ48に伝導する。さらにハトメ4
8から熱が放散されることにより、吸液芯が加熱され、
殺虫液が気化し、放散するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
正特性サーミスタ装置41においては、次のような問題
点があった。
【0006】すなわち、環状のPTC素子43を得るた
めの素子の成形、焼成が困難であり、また、PTC素子
43は環状であるために反りが起こり易く、ラップ等の
後加工が必要となり、作業の手間がかさんだ。
【0007】また、熱伝導経路が、PTC素子43−樹
脂層46−ケース42−空気層49−ハトメ48、また
は、PTC素子43−給電端子44−ケース42および
蓋47−空気層49−ハトメ48となり、PTC素子4
3からハトメ48までの経路が長く、しかも、ハトメ4
8に伝えるべき熱がケース42に逃げてしまうため、熱
効率が悪かった。それに加えて、熱伝導性に乏しい空気
層49を介するため、熱効率がさらに悪くなるものであ
った。
【0008】さらに、正特性サーミスタ装置41の大部
分を占めるケース42を介して熱伝導がなされるため、
伝導される熱量が大きくなるほど、ケース42の温度は
高くなり、信頼性が低下することとなった。
【0009】加えて、熱伝導経路となるケース42の温
度が高くなるため、ケース42に高い耐熱性が要求さ
れ、ケース42を構成する材料が限定されることとなっ
た。
【0010】そこで、本発明においては、成形、焼成が
容易で、反りが起こりにくいPTC素子を用い、熱効率
が良く、しかも、信頼性に優れた正特性サーミスタ装置
を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明にかかる正特性サーミスタ装置においては、
PTC素子と、該PTC素子を挟持する一対の給電端子
と、放熱部および該放熱部に連続して形成される一対の
集熱部を有するヒートシンクと、絶縁体からなる中間材
と、前記PTC素子を内部に収納してなるケースとを備
え、前記PTC素子および前記給電端子が、前記中間材
の内部に挿入され、該中間材が前記集熱部間に配置され
るとともに、前記集熱部と前記ケースの内壁との間に、
弾性を有する支持材が配置されたことを特徴とする。
【0012】また、前記支持材をバネ端子としたことを
特徴とする。
【0013】
【作用】本発明にかかる正特性サーミスタ装置によれ
ば、PTC素子に発生した熱は、給電端子、中間材を介
してヒートシンクに伝導する。また、ヒートシンクの集
熱部とケースの内壁との間に配置された弾性を有する支
持材により、PTC素子、給電端子、中間材、ヒートシ
ンクの各部材が押圧され、互いに密着することで、熱効
率が向上する。
【0014】
【実施例】本発明の一実施例にかかる正特性サーミスタ
装置の構成を、図1乃至図3を用いて説明する。
【0015】図1、図2において、1は正特性サーミス
タ装置であり、主面2aと側面2bとを有する円板状の
PTC素子2が、その主面2aの全面をステンレス等か
らなる略L字状の給電端子3の一方の端部3aに挟持さ
れて、中間材4に挿入される。ここで、中間材4は、絶
縁性を有するシリコン系、フッソ系等のゴム材料、カプ
トン等からなり、チューブ状をなすものである。なお、
中間材4として、シリコン系、フッソ系等の絶縁体から
なり、熱収縮性を有するチューブを用い、PTC素子2
を給電端子3で挟持したものを挿入し、熱収縮させ、P
TC素子2および給電端子3を固定しても良いものであ
る。さらに、シリコン系またはカプトン等の絶縁シート
を、PTC素子2を給電端子3で挟持したものに巻き付
けても良いものである。そして、PTC素子2および給
電端子3が内部に挿入された中間材4は、アルミニウム
等からなるヒートシンク7の、略円筒状をなす放熱部7
aに連続する一対の集熱部7bに挟み込まれて、開口部
5aを有するケース5に収納される。このとき、給電端
子3の他方の端部3bは、ケース5の側面5bに設けら
れる第一のスリット6から、ケース5の外部に突出する
ものである。また、ヒートシンク7の放熱部7aは、ケ
ース5の側面5cに設けられる第二のスリット8から、
ケース5の外部に突出するものである。そして、図3に
示すように、ケース5の対向する内壁5dと集熱部7b
との間に、ステンレス等からなり、弾性を有するバネ端
子9が支持材として挿入され、このバネ端子9の押圧に
より集熱部7bが中間材4を強固に挟持し、それによっ
て、中間材4、給電端子3、PTC素子2の各部材が押
圧され、互いに密着することとなる。このように各部材
を備えたケース5は、開口部5aに、ポリフェニレンサ
ルファイド(PPS)等からなる蓋10が嵌合され、密
閉される。
【0016】ここで、支持材としてバネ端子9を用いる
ことで、組立の際の、ケース5の内壁5dと集熱部7b
との間への挿入が容易になるとともに、各部材間に高い
密着強度が得られるものである。
【0017】なお、組立工程については、上述の実施例
に限定されることはなく、例えば、ケース5にPTC素
子2を内部に挿入した中間材4を収納した後に、ヒート
シンク7の集熱部7bをケース5に挿入しても良いもの
である。
【0018】また、図4に示すように、ケース5の対向
する内壁5dの一方に、ヒートシンク7の集熱部7bを
支持する突起11を設け、他方にバネ端子9を設けて、
正特性サーミスタ装置21を構成することもできる。こ
のように構成される正特性サーミスタ装置21において
は、突起11とバネ端子9との相互作用により集熱部7
b、中間材4、給電端子3、PTC素子2の各部材が押
圧され、互いに密着するものである。ここで、突起11
は、ヒートシンク7の集熱部7bに点接触または線接触
するため、集熱部7bからケース5への熱伝導が防止さ
れるものである。
【0019】次に、上述の正特性サーミスタ装置1およ
び21の動作を、リキッド式蚊取器に用いる場合を例に
とり、図5を用いて説明する。なお、正特性サーミスタ
装置1および21を構成する各部材については、図1、
図4に示す符号を用い、一部図示を省略する。
【0020】図5において、31はリキッド式蚊取器で
あり、ケース32に、殺虫液33が充填された薬液ビン
34が収納され、薬液ビン34には、毛細管現象により
液体を吸い上げる吸液芯35が、一端を殺虫液33に没
入させ、他端を薬液ビン34から突出させてなるもので
ある。さらに、正特性サーミスタ装置1(21)が、吸
液芯35をヒートシンク7の放熱部7aに挿通させた状
態で、ケース32に収納される。
【0021】このようにリキッド式蚊取器31に装着さ
れた正特性サーミスタ装置1(21)において、給電端
子3を介してPTC素子2に電圧を印加すると、PTC
素子2は定温発熱動作により発熱する。こうして発生し
た熱は、PTC素子2の主面2aから給電端子3、中間
材4を介して、ヒートシンク7の集熱部7bから放熱部
7aに伝導する。そして、放熱部7aからの熱の放散に
より、放熱部7aに挿通された吸液芯35が加熱され、
吸液芯35に浸透した殺虫液33が気化し、放散するも
のである。
【0022】以上のように、本発明にかかる正特性サー
ミスタ装置1、21によれば、PTC素子2の形状は環
状に限定されるものではなく、成形、焼成が容易で、反
りが起こりにくい形状、例えば板状のPTC素子2を用
いることができる。
【0023】また、熱伝導経路が、PTC素子2−給電
端子3−中間材4−ヒートシンク7と短く、バネ端子9
の押圧により各部材が密着するため、熱効率が良いもの
である。しかも、PTC素子2の主面2aを放熱箇所と
するため、PTC素子2に発生する熱を効率よく取り出
すことができるものである。
【0024】なお、本実施例においては、ヒートシンク
7の集熱部7bとケース5の内壁5dとの間に設ける支
持材として、バネ端子9を用いる場合について説明した
が、バネ端子9以外に、例えば、絶縁体からなり、弾性
を有する角形ブロックを支持材として用い、各部材を押
圧しても良いものである。
【0025】
【発明の効果】本発明にかかる正特性サーミスタ装置に
よれば、PTC素子の形状は環状に限定されるものでは
なく、成形、焼成が容易で、反りが起こりにくい形状の
PTC素子を用いることができ、自由度に富むものであ
る。
【0026】また、熱伝導経路が、PTC素子−給電端
子−中間材−ヒートシンクと短く、しかも、弾性を有す
る支持材の押圧により各部材が密着し、空気が介在しな
いため、熱効率が良いものである。また、熱伝導経路に
ケースは含まれておらず、ヒートシンクに伝えるべき熱
がケースに逃げることはない。加えて、PTC素子の主
面を放熱箇所とするため、PTC素子に発生する熱を効
率よく取り出すことができるものである。
【0027】さらに、正特性サーミスタ装置の大部分を
占めるケースが熱伝導経路に含まれないため、高温によ
る変形等の恐れが極めて少なく、信頼性に優れるもので
ある。
【0028】また、ケースを構成する材料が耐熱性に優
れたものに限定されることはなく、自由度に富むもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例にかかる正特性サーミスタ装
置の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例にかかる正特性サーミスタ装
置の組立分解図である。
【図3】本発明の一実施例にかかる正特性サーミスタ装
置の、蓋を外した状態の一部断面上面図である。
【図4】本発明の他の実施例にかかる正特性サーミスタ
装置の、蓋を外した状態の一部断面上面図である。
【図5】本発明の一実施例および他の実施例にかかる正
特性サーミスタ装置を装着したリキッド式蚊取器の断面
図である。
【図6】従来の正特性サーミスタ装置の組立分解図であ
る。
【図7】従来の正特性サーミスタ装置の断面図である。
【符号の説明】
1、21 正特性サーミスタ装置 2 PTC素子 3 給電端子 4 中間材 5 ケース 7 ヒートシンク 7a 放熱部 7b 集熱部 9 バネ端子(支持材)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 PTC素子と、該PTC素子を挟持する
    一対の給電端子と、放熱部および該放熱部に連続して形
    成される一対の集熱部を有するヒートシンクと、絶縁体
    からなる中間材と、前記PTC素子を内部に収納してな
    るケースとを備え、 前記PTC素子および前記給電端子が、前記中間材の内
    部に挿入され、該中間材が前記集熱部間に配置されると
    ともに、前記集熱部と前記ケースの内壁との間に、弾性
    を有する支持材が配置されたことを特徴とする正特性サ
    ーミスタ装置。
  2. 【請求項2】 前記支持材をバネ端子としたことを特徴
    とする請求項1に記載の正特性サーミスタ装置。
JP20377394A 1994-07-27 1994-08-29 正特性サーミスタ装置 Pending JPH0856544A (ja)

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JP20377394A JPH0856544A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 正特性サーミスタ装置
KR1019950022241A KR0143941B1 (ko) 1994-07-27 1995-07-26 정특성 서미스터 장치
CN95108468A CN1053287C (zh) 1994-07-27 1995-07-27 正温度系数热敏电阻器
SG1995000964A SG41922A1 (en) 1994-07-27 1995-07-27 Positive temperature coefficient thermistor

Applications Claiming Priority (1)

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JP20377394A JPH0856544A (ja) 1994-08-29 1994-08-29 正特性サーミスタ装置

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